JPH1172768A - 液晶表示装置およびそのアドレス方法 - Google Patents
液晶表示装置およびそのアドレス方法Info
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- JPH1172768A JPH1172768A JP10173626A JP17362698A JPH1172768A JP H1172768 A JPH1172768 A JP H1172768A JP 10173626 A JP10173626 A JP 10173626A JP 17362698 A JP17362698 A JP 17362698A JP H1172768 A JPH1172768 A JP H1172768A
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- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09G—ARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
- G09G3/00—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
- G09G3/20—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
- G09G3/34—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
- G09G3/36—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source using liquid crystals
- G09G3/3611—Control of matrices with row and column drivers
- G09G3/3622—Control of matrices with row and column drivers using a passive matrix
- G09G3/3629—Control of matrices with row and column drivers using a passive matrix using liquid crystals having memory effects, e.g. ferroelectric liquid crystals
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- G09G2310/00—Command of the display device
- G09G2310/02—Addressing, scanning or driving the display screen or processing steps related thereto
- G09G2310/0202—Addressing of scan or signal lines
- G09G2310/0205—Simultaneous scanning of several lines in flat panels
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- G09G2310/06—Details of flat display driving waveforms
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- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 効率的な走査レートの増加および/または電
力の散逸とデバイスの発熱の低減が可能で、画素の光学
状態の全組み合わせをそれぞれ独立に実現可能で、さら
高いリフレッシュレートを有する強誘電性液晶表示装置
およびそのアドレス方法を提供する。 【解決手段】 本発明の強誘電性液晶ディスプレイは、
データおよびストローブ信号生成器に接続された、デー
タ電極およびストローブ電極を有する。ストローブ信号
生成器は、2個以上のストローブ電極からなるグループ
に順々にストローブ信号を与える。例えば、ストローブ
信号を各組のストローブ電極に同時に与えて、ストロー
ブ電極を組ごとにストローブできる。データ信号生成器
は複数の異なるデータ信号のうち任意の1つの信号を、
ストローブ信号と同期して、各データ電極に与える。画
素は、同じデータ電極に接続され、かつ同時にストロー
ブされる。データ信号は画素の光学状態の全組み合わせ
を実現するように与えられる。
力の散逸とデバイスの発熱の低減が可能で、画素の光学
状態の全組み合わせをそれぞれ独立に実現可能で、さら
高いリフレッシュレートを有する強誘電性液晶表示装置
およびそのアドレス方法を提供する。 【解決手段】 本発明の強誘電性液晶ディスプレイは、
データおよびストローブ信号生成器に接続された、デー
タ電極およびストローブ電極を有する。ストローブ信号
生成器は、2個以上のストローブ電極からなるグループ
に順々にストローブ信号を与える。例えば、ストローブ
信号を各組のストローブ電極に同時に与えて、ストロー
ブ電極を組ごとにストローブできる。データ信号生成器
は複数の異なるデータ信号のうち任意の1つの信号を、
ストローブ信号と同期して、各データ電極に与える。画
素は、同じデータ電極に接続され、かつ同時にストロー
ブされる。データ信号は画素の光学状態の全組み合わせ
を実現するように与えられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は強誘電性液晶表示パ
ネルのような、液晶表示装置に関し、またそのアドレス
方法に関する。
ネルのような、液晶表示装置に関し、またそのアドレス
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】強誘電性液晶ディスプレイ(FLCD)
は、ハイビジョンテレビ(HDTV)で用いられるよう
な、大画面大容量ディスプレイパネルの最適候補と考え
られている。FLCDはメモリ性、高速応答性および広
視野角特性のような特徴を有するため、そのような用途
に対して魅力的である。
は、ハイビジョンテレビ(HDTV)で用いられるよう
な、大画面大容量ディスプレイパネルの最適候補と考え
られている。FLCDはメモリ性、高速応答性および広
視野角特性のような特徴を有するため、そのような用途
に対して魅力的である。
【0003】HDTVディスプレイには、典型的におよ
そ1,000本の走査線が必要である。これらの走査線は全
て、短い1フレーム時間以内に順々に走査されるので、
1秒間に70フレームのオーダーのレートでフレームを繰
り返すことができる。FLCDは、従来のネマティック
液晶表示装置(LCD)よりも応答時間がかなり短い
が、強誘電性液晶(FLC)材料の応答は、必ずしも1
フレーム時間以内に1,000本の走査線を走査できるほど
高速ではない。さらに、FLCは黒色表示と白色表示に
対応する2つの安定状態しか持たない。HDTVに適用
するためには、中間調が必要であり、中間調を得るため
の技術は「時間的ディザリング」として知られている。
この技術に基づいて、ディスプレイデータの各フレーム
は標準のフレーム時間以内に数回繰り返され、各画素の
状態をフレーム間で切り換えることができる。その結
果、フレーム時間全体にわたって時間的に平均すると、
黒色状態と白色状態の間の中間調を表すことができる。
しかし、1フレーム時間以内に繰り返されるフレームの
数が増えるにつれて、このような時間的ディザリングに
より高速なFLC応答が要求される。
そ1,000本の走査線が必要である。これらの走査線は全
て、短い1フレーム時間以内に順々に走査されるので、
1秒間に70フレームのオーダーのレートでフレームを繰
り返すことができる。FLCDは、従来のネマティック
液晶表示装置(LCD)よりも応答時間がかなり短い
が、強誘電性液晶(FLC)材料の応答は、必ずしも1
フレーム時間以内に1,000本の走査線を走査できるほど
高速ではない。さらに、FLCは黒色表示と白色表示に
対応する2つの安定状態しか持たない。HDTVに適用
するためには、中間調が必要であり、中間調を得るため
の技術は「時間的ディザリング」として知られている。
この技術に基づいて、ディスプレイデータの各フレーム
は標準のフレーム時間以内に数回繰り返され、各画素の
状態をフレーム間で切り換えることができる。その結
果、フレーム時間全体にわたって時間的に平均すると、
黒色状態と白色状態の間の中間調を表すことができる。
しかし、1フレーム時間以内に繰り返されるフレームの
数が増えるにつれて、このような時間的ディザリングに
より高速なFLC応答が要求される。
【0004】FLCDに用いられるFLC層は、配向層
とアドレス電極との間に配置される。セルの厚さは典型
的に1〜2マイクロメーターのオーダーである。これに
よって、FLC層の両側の電極間に比較的大きい容量が
生じる。これらの電極は通常、FLC層の一方の面に平
行なデータ電極として、また他方の面に直交するストロ
ーブ電極として配置される。高いフレームレートを得る
ためには、比較的高い周波数のアドレス信号が必要であ
る。このような信号は、FLCD内に比較的高い電力を
散逸させ、それによりFLCDを発熱させる。
とアドレス電極との間に配置される。セルの厚さは典型
的に1〜2マイクロメーターのオーダーである。これに
よって、FLC層の両側の電極間に比較的大きい容量が
生じる。これらの電極は通常、FLC層の一方の面に平
行なデータ電極として、また他方の面に直交するストロ
ーブ電極として配置される。高いフレームレートを得る
ためには、比較的高い周波数のアドレス信号が必要であ
る。このような信号は、FLCD内に比較的高い電力を
散逸させ、それによりFLCDを発熱させる。
【0005】特開平3-189622号公報は、各ストローブ電
極または各走査電極を、抵抗を介して接続された複数の
サブ電極に分割する構成を開示している。このように、
サブ電極は、抵抗値の異なる抵抗を介してストローブま
たは走査信号を供給するドライバに接続される。各スト
ローブ電極のサブ電極は同じストローブ電圧によって同
時に走査される。抵抗が存在する結果、異なる電圧降下
および/または位相遅延をサブ電極間に生じる。よっ
て、サブ電極に対する効率的なストローブ電圧はそれぞ
れ異なる。
極または各走査電極を、抵抗を介して接続された複数の
サブ電極に分割する構成を開示している。このように、
サブ電極は、抵抗値の異なる抵抗を介してストローブま
たは走査信号を供給するドライバに接続される。各スト
ローブ電極のサブ電極は同じストローブ電圧によって同
時に走査される。抵抗が存在する結果、異なる電圧降下
および/または位相遅延をサブ電極間に生じる。よっ
て、サブ電極に対する効率的なストローブ電圧はそれぞ
れ異なる。
【0006】走査電極は通常比較的導電率の低い錫ドー
プ酸化インジウム(ITO)から作製される。それ故、
ストローブ信号は位相遅延を生じる。位相遅延は、ドラ
イバが接続されている走査電極の端部からの画素距離と
共に増加する。FLCDパネル全体にわたって均一な画
像を供給するために、より大きな抵抗を介して接続され
た走査電極のドライバに近い方の端部の画素は、より小
さい抵抗を介してドライバに接続された走査電極のドラ
イバに遠い方の端部の画素より、大きな位相遅延を生じ
ざるを得ない。より大きな抵抗を介して接続された電極
のドライバに遠い方の端部の画素は、それらよりもかな
り大きな位相遅延を生じる。その結果、電極の遠い方の
端部の画素を確実にスイッチングするために、より長い
ラインアドレス時間(LAT)が必要といえる。
プ酸化インジウム(ITO)から作製される。それ故、
ストローブ信号は位相遅延を生じる。位相遅延は、ドラ
イバが接続されている走査電極の端部からの画素距離と
共に増加する。FLCDパネル全体にわたって均一な画
像を供給するために、より大きな抵抗を介して接続され
た走査電極のドライバに近い方の端部の画素は、より小
さい抵抗を介してドライバに接続された走査電極のドラ
イバに遠い方の端部の画素より、大きな位相遅延を生じ
ざるを得ない。より大きな抵抗を介して接続された電極
のドライバに遠い方の端部の画素は、それらよりもかな
り大きな位相遅延を生じる。その結果、電極の遠い方の
端部の画素を確実にスイッチングするために、より長い
ラインアドレス時間(LAT)が必要といえる。
【0007】また、特開平3-189622号公報に開示された
構成では、サブ電極を完全に独立に制御することができ
ない。例えば、独立に制御されるn個のサブ電極があれ
ば、2n種類のスイッチング状態を得ることが可能であ
る。しかし、この日本の文献の構成では、(n+1)種
類のスイッチング状態しか得られない。例えば、各走査
電極が2つのサブ電極から構成される場合、完全に独立
に制御できれば、各画素の2つの1/2画素の状態の組
み合わせが4種類できる。すなわち、黒−黒、黒−白、
白−黒および白−白である。しかし、この公知の構成に
よれば、黒−黒、黒−白および白−白の状態しか得られ
ない。
構成では、サブ電極を完全に独立に制御することができ
ない。例えば、独立に制御されるn個のサブ電極があれ
ば、2n種類のスイッチング状態を得ることが可能であ
る。しかし、この日本の文献の構成では、(n+1)種
類のスイッチング状態しか得られない。例えば、各走査
電極が2つのサブ電極から構成される場合、完全に独立
に制御できれば、各画素の2つの1/2画素の状態の組
み合わせが4種類できる。すなわち、黒−黒、黒−白、
白−黒および白−白である。しかし、この公知の構成に
よれば、黒−黒、黒−白および白−白の状態しか得られ
ない。
【0008】特願平6-120324号は、複数の電極を同時に
駆動させる構成を開示している。しかし、これを動作さ
せるためには、大きさの異なるデータ電圧が必要であ
り、その結果、画素のFLCメモリ角が異なる。さら
に、同時に走査される複数の電極を独立して制御するこ
とはできない。特に、前述のように電極がn個ある場
合、理論的に可能な2n種類に対して、(n+1)種類
のスイッチング状態しか得られない。
駆動させる構成を開示している。しかし、これを動作さ
せるためには、大きさの異なるデータ電圧が必要であ
り、その結果、画素のFLCメモリ角が異なる。さら
に、同時に走査される複数の電極を独立して制御するこ
とはできない。特に、前述のように電極がn個ある場
合、理論的に可能な2n種類に対して、(n+1)種類
のスイッチング状態しか得られない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】例えば強誘電性液晶デ
バイスにおいて、効率的な走査レートを増大させ、およ
び/または電力の散逸およびデバイスの発熱を低減させ
るという課題がある。また、同じデータ電極に接続さ
れ、同時にストローブされる画素に対して、その画素の
光学状態の全組み合わせを実現するという課題がある。
さらに、高いリフレッシュレートを実現するために、デ
バイスを通して均一なメモリ角を有する構成が必要であ
る。
バイスにおいて、効率的な走査レートを増大させ、およ
び/または電力の散逸およびデバイスの発熱を低減させ
るという課題がある。また、同じデータ電極に接続さ
れ、同時にストローブされる画素に対して、その画素の
光学状態の全組み合わせを実現するという課題がある。
さらに、高いリフレッシュレートを実現するために、デ
バイスを通して均一なメモリ角を有する構成が必要であ
る。
【0010】本発明の目的は、上記課題を解決し、例え
ば大画面大容量ディスプレイパネルとして適用され得
る、液晶ディスプレイを提供することである。
ば大画面大容量ディスプレイパネルとして適用され得
る、液晶ディスプレイを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、複数のストローブ電極と、複数のデータ電極と、該
データ電極と該ストローブ電極の間の交点に形成された
複数の液晶画素と、N個のストローブ電極のグループに
連続的にN個のストローブ信号を与えるように構成され
たストローブ信号生成器とを備え、Nは1より大きい整
数であり、該N個のストローブ信号は各グループのスト
ローブ電極に同時に供給され、該データ信号生成器は、
複数の異なるデータ信号のうち選択された任意の1つの
信号を、該ストローブ電極と同期に各データ電極に与
え、該N個のストローブ信号のそれぞれはストローブパ
ルスおよび、ストローブ信号の電圧が最大値の1/2よ
り小さい、前パルス時間を含み、該N個のストローブ信
号の該前パルス時間が互いに異なっており、そのことに
より上記目的が達成される。
は、複数のストローブ電極と、複数のデータ電極と、該
データ電極と該ストローブ電極の間の交点に形成された
複数の液晶画素と、N個のストローブ電極のグループに
連続的にN個のストローブ信号を与えるように構成され
たストローブ信号生成器とを備え、Nは1より大きい整
数であり、該N個のストローブ信号は各グループのスト
ローブ電極に同時に供給され、該データ信号生成器は、
複数の異なるデータ信号のうち選択された任意の1つの
信号を、該ストローブ電極と同期に各データ電極に与
え、該N個のストローブ信号のそれぞれはストローブパ
ルスおよび、ストローブ信号の電圧が最大値の1/2よ
り小さい、前パルス時間を含み、該N個のストローブ信
号の該前パルス時間が互いに異なっており、そのことに
より上記目的が達成される。
【0012】複数の異なるデータ信号は2N個の異なる
データ信号を含み得る。
データ信号を含み得る。
【0013】Nは2であり得る。
【0014】N個のストローブ信号は異なる大きさの電
圧を有し得る。
圧を有し得る。
【0015】N個のストローブ信号は異なる波形を有し
得る。
得る。
【0016】データ電極とストローブ電極との間に、双
安定の液晶層を設置してもよい。その液晶は強誘電性液
晶であり得る。その液晶は、そのτ−V特性において極
小値を有し得る。
安定の液晶層を設置してもよい。その液晶は強誘電性液
晶であり得る。その液晶は、そのτ−V特性において極
小値を有し得る。
【0017】データ信号のそれぞれは正味の直流成分を
有さない信号であり得る。
有さない信号であり得る。
【0018】データ信号のそれぞれは同じRMS値を有
し得る。
し得る。
【0019】データ信号のそれぞれは同様の経時的な極
性の挙動を有し得る。
性の挙動を有し得る。
【0020】本発明の液晶表示装置のアドレス方法は、
複数のデータ電極と、複数のストローブ電極と、該デー
タ電極と該ストローブ電極の間の交点に形成された複数
の液晶画素とを備え、N個のストローブ電極のグループ
に連続的にN個のストローブ信号を与えるステップであ
って、Nは1より大きい整数であり、該N個のストロー
ブ信号は各グループのストローブ電極に同時に供給され
る、ステップと、複数の異なるデータ信号のうち選択さ
れた任意の1つの信号を、該ストローブ電極と同期に各
データ電極に与えるステップであって、該N個のストロ
ーブ信号のそれぞれはストローブパルスおよび、ストロ
ーブ信号の電圧が最大電圧の1/2より小さい、前パル
ス時間を含む、ステップとを包含し、そのことにより、
上記目的が達成される。
複数のデータ電極と、複数のストローブ電極と、該デー
タ電極と該ストローブ電極の間の交点に形成された複数
の液晶画素とを備え、N個のストローブ電極のグループ
に連続的にN個のストローブ信号を与えるステップであ
って、Nは1より大きい整数であり、該N個のストロー
ブ信号は各グループのストローブ電極に同時に供給され
る、ステップと、複数の異なるデータ信号のうち選択さ
れた任意の1つの信号を、該ストローブ電極と同期に各
データ電極に与えるステップであって、該N個のストロ
ーブ信号のそれぞれはストローブパルスおよび、ストロ
ーブ信号の電圧が最大電圧の1/2より小さい、前パル
ス時間を含む、ステップとを包含し、そのことにより、
上記目的が達成される。
【0021】以下に本発明の作用を説明する。本発明に
よれば、効率的な走査レートを増大、および/または電
力の散逸およびデバイスの発熱の低減が可能な、例えば
強誘電性液晶デバイスを提供できる。ストローブ信号
は、デバイスの2つ以上のストローブ電極からなるグル
ープに順々に与えられる。任意の複数の異なるデータ信
号が、それぞれのデバイスの複数のデータ信号に与えら
れる。従って、同じデータ電極に接続され、同時にスト
ローブされる画素に対して、その画素の光学状態の全組
み合わせが実現可能となる。
よれば、効率的な走査レートを増大、および/または電
力の散逸およびデバイスの発熱の低減が可能な、例えば
強誘電性液晶デバイスを提供できる。ストローブ信号
は、デバイスの2つ以上のストローブ電極からなるグル
ープに順々に与えられる。任意の複数の異なるデータ信
号が、それぞれのデバイスの複数のデータ信号に与えら
れる。従って、同じデータ電極に接続され、同時にスト
ローブされる画素に対して、その画素の光学状態の全組
み合わせが実現可能となる。
【0022】さらに、デバイスを通して均一なメモリ角
を有する構成を提供できる。その結果、均一な外観で、
高速なリフレッシュレートを有するディスプレイパネル
の作製が可能になる。そのようなディスプレイパネル
は、例えば大画面大容量ディスプレイパネルとして適用
され得る。中間調を得るための一時的なディザリング手
法が適用された場合でも、ハイビジョンテレビ(HDT
V)に適用可能な、高いフレームリフレッシュレートを
有するディスプレイパネルを提供できる。
を有する構成を提供できる。その結果、均一な外観で、
高速なリフレッシュレートを有するディスプレイパネル
の作製が可能になる。そのようなディスプレイパネル
は、例えば大画面大容量ディスプレイパネルとして適用
され得る。中間調を得るための一時的なディザリング手
法が適用された場合でも、ハイビジョンテレビ(HDT
V)に適用可能な、高いフレームリフレッシュレートを
有するディスプレイパネルを提供できる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1aおよび図1bは、4×4配
列の画素を有する強誘電性液晶ディスプレイを示す。実
際には、このようなディスプレイは、正方形または長方
形のマトリクスに配列されたもっと多くの画素を含む
が、説明を簡単にするために、4×4配列を図示した。
列の画素を有する強誘電性液晶ディスプレイを示す。実
際には、このようなディスプレイは、正方形または長方
形のマトリクスに配列されたもっと多くの画素を含む
が、説明を簡単にするために、4×4配列を図示した。
【0024】このディスプレイは4つの列またはデータ
電極1を有する。これらの電極は、データ信号Vd1〜V
d4を受け取るために、データ信号生成器2のそれぞれの
出力に接続されている。生成器2は、表示されるデータ
を受け取るためのデータ入力3を有する。生成器2は、
タイミング信号を受け取るための同期入力4を有するの
で、データ電極1に同時にデータ信号Vd1〜Vd4を供給
するタイミングを制御することができる。
電極1を有する。これらの電極は、データ信号Vd1〜V
d4を受け取るために、データ信号生成器2のそれぞれの
出力に接続されている。生成器2は、表示されるデータ
を受け取るためのデータ入力3を有する。生成器2は、
タイミング信号を受け取るための同期入力4を有するの
で、データ電極1に同時にデータ信号Vd1〜Vd4を供給
するタイミングを制御することができる。
【0025】このディスプレイはまた、4つの列または
ストローブ電極5を有する。これらの電極は、ストロー
ブ信号Vs1〜Vs4を受け取るために、ストローブ信号生
成器6のそれぞれの出力に接続されている。生成器6
は、タイミング信号を受け取るための同期入力を有す
る。これも、ストローブ電極5に同時にストローブ信号
Vs1〜Vs4を供給するタイミングを制御するために接続
されている。
ストローブ電極5を有する。これらの電極は、ストロー
ブ信号Vs1〜Vs4を受け取るために、ストローブ信号生
成器6のそれぞれの出力に接続されている。生成器6
は、タイミング信号を受け取るための同期入力を有す
る。これも、ストローブ電極5に同時にストローブ信号
Vs1〜Vs4を供給するタイミングを制御するために接続
されている。
【0026】ディスプレイ構造を、図1bにより詳細に
示す。データ電極1は、例えば錫ドープ酸化インジウム
(ITO)から作製され、ガラス基板7上に形成され
る。同様に、ストローブ電極5もITOから作製するこ
とができ、ガラス基板8に形成される。データ電極1は
配向層10を有するバリア層9で覆われている。同様
に、ストローブ電極5は配向層12を有するバリア層1
1で覆われている。基板7と8とを、それらに形成され
た層と共に、間隔を空けて離し、FLC材料層13を含
むセルを形成する。このセルを偏光板14と15の間に
設置する。これらの偏光板の偏光軸は平行であってもよ
いし、または直交していてもよい。配向層10および1
2は、ラビングされたポリイミドのように、強誘電性液
晶を配向させるために適するどのような形状であっても
よい。
示す。データ電極1は、例えば錫ドープ酸化インジウム
(ITO)から作製され、ガラス基板7上に形成され
る。同様に、ストローブ電極5もITOから作製するこ
とができ、ガラス基板8に形成される。データ電極1は
配向層10を有するバリア層9で覆われている。同様
に、ストローブ電極5は配向層12を有するバリア層1
1で覆われている。基板7と8とを、それらに形成され
た層と共に、間隔を空けて離し、FLC材料層13を含
むセルを形成する。このセルを偏光板14と15の間に
設置する。これらの偏光板の偏光軸は平行であってもよ
いし、または直交していてもよい。配向層10および1
2は、ラビングされたポリイミドのように、強誘電性液
晶を配向させるために適するどのような形状であっても
よい。
【0027】強誘電性液晶は、動作温度でカイラルスメ
クティックC層であり、τ−V特性で極小値を示し、ま
た低い自発分極(好ましくは20nC/cm2以下)を持つ。
動作温度におけるコーン角は10度と45度の間であ
り、好ましくは22.5度である。配向層10、12は
平行に配向され、均一な配向状態C2を得るために、例
えば6度より小さい表面チルト角を有する。一方向性の
誘電異方性は負またはゼロである。適当な材料の一例
は、以下のような相転位温度を有する。SmC−65℃
−SmA−86℃−N−98℃−Isoここで、SmCお
よびSmAはそれぞれスメクティックCおよびA相、N
はネマティック状態、Isoは等方性相である。50kHzの
交流バイアスを用いると、8Vで26度、9Vで29
度、10Vで31度のメモリ角が得られる。図13に示
すように、この材料は温度によって異なるτ−V特性を
有する。
クティックC層であり、τ−V特性で極小値を示し、ま
た低い自発分極(好ましくは20nC/cm2以下)を持つ。
動作温度におけるコーン角は10度と45度の間であ
り、好ましくは22.5度である。配向層10、12は
平行に配向され、均一な配向状態C2を得るために、例
えば6度より小さい表面チルト角を有する。一方向性の
誘電異方性は負またはゼロである。適当な材料の一例
は、以下のような相転位温度を有する。SmC−65℃
−SmA−86℃−N−98℃−Isoここで、SmCお
よびSmAはそれぞれスメクティックCおよびA相、N
はネマティック状態、Isoは等方性相である。50kHzの
交流バイアスを用いると、8Vで26度、9Vで29
度、10Vで31度のメモリ角が得られる。図13に示
すように、この材料は温度によって異なるτ−V特性を
有する。
【0028】データ電極1とストローブ電極5の交点
は、互いに独立してアドレス可能な個々の画素を規定す
る。
は、互いに独立してアドレス可能な個々の画素を規定す
る。
【0029】図2に、図1のディスプレイにおける、デ
ータおよびストローブ信号の相対的なタイミングを図示
する。N個のストローブ信号は、N個のストローブ電極
のグループに順々に供給される。ここで、Nは1より大
きい整数である。N個のストローブ信号は、各グループ
のN個のストローブ電極に同時に供給される。図2に示
す例では、Nは2である。このように、ストローブ信号
Vs1およびVs2は、t 0からt1までの第一のラインアド
レス時間(LAT)内に、対応するストローブ電極に同
時に供給される。そして、ストローブ信号Vs3およびV
s4は、t1からt2までの次のLAT内に、それぞれのス
トローブ電極に同時に供給される。データ信号Vd1〜V
d2は互いに同時に、またストローブ信号と同期して供給
される。図2では、各データ信号を図解するために、長
方形のボックスで表している。また、連続するデータ信
号間にギャップが示されているが、これは明確に図示す
るためであり、実際には連続するデータ信号はギャップ
なしに連続している。
ータおよびストローブ信号の相対的なタイミングを図示
する。N個のストローブ信号は、N個のストローブ電極
のグループに順々に供給される。ここで、Nは1より大
きい整数である。N個のストローブ信号は、各グループ
のN個のストローブ電極に同時に供給される。図2に示
す例では、Nは2である。このように、ストローブ信号
Vs1およびVs2は、t 0からt1までの第一のラインアド
レス時間(LAT)内に、対応するストローブ電極に同
時に供給される。そして、ストローブ信号Vs3およびV
s4は、t1からt2までの次のLAT内に、それぞれのス
トローブ電極に同時に供給される。データ信号Vd1〜V
d2は互いに同時に、またストローブ信号と同期して供給
される。図2では、各データ信号を図解するために、長
方形のボックスで表している。また、連続するデータ信
号間にギャップが示されているが、これは明確に図示す
るためであり、実際には連続するデータ信号はギャップ
なしに連続している。
【0030】画素に平均して正味の直流成分が印加され
ないように、直流のバランスをとるために、またその結
果として電気化学的効果によって生じる材料の劣化を避
けるために、ストローブおよびデータ信号は隔フレーム
で極性を反転させる。
ないように、直流のバランスをとるために、またその結
果として電気化学的効果によって生じる材料の劣化を避
けるために、ストローブおよびデータ信号は隔フレーム
で極性を反転させる。
【0031】ストローブ電極に属する全ての画素を黒色
状態または白色状態にリセットするためのブランキング
パルスを、ストローブ信号の前に与えてもよい。この場
合、ブランキングおよびストローブパルスは平衡な直流
であるので、これらのパルスの極性をフレームごとに反
転させる必要はない。
状態または白色状態にリセットするためのブランキング
パルスを、ストローブ信号の前に与えてもよい。この場
合、ブランキングおよびストローブパルスは平衡な直流
であるので、これらのパルスの極性をフレームごとに反
転させる必要はない。
【0032】第一のセットのデータおよびストローブ波
形を図3に示す。図2に示されるように、第一のLAT
のように、各LATはタイムスロットに再分割される。
例えばta、tbおよびtcで示したように、1つのLA
Tは4つのタイムスロットに分割される。各LATの間
にストローブ電極対に同時に印加される、ストローブA
およびストローブBとして言及される2つのストローブ
波形を図3に図示する。実際にデータ電極に供給される
データ信号は、各LATに駆動される2列の画素に表示
される画像データに依存する、図3に示すD−01から
D−04までの4種の信号から選択される。ストローブ
およびデータ信号の全ての組み合わせに対して、結果と
して画素に生じる波形を、図3に示す。
形を図3に示す。図2に示されるように、第一のLAT
のように、各LATはタイムスロットに再分割される。
例えばta、tbおよびtcで示したように、1つのLA
Tは4つのタイムスロットに分割される。各LATの間
にストローブ電極対に同時に印加される、ストローブA
およびストローブBとして言及される2つのストローブ
波形を図3に図示する。実際にデータ電極に供給される
データ信号は、各LATに駆動される2列の画素に表示
される画像データに依存する、図3に示すD−01から
D−04までの4種の信号から選択される。ストローブ
およびデータ信号の全ての組み合わせに対して、結果と
して画素に生じる波形を、図3に示す。
【0033】ストローブ信号、ストローブAおよびスト
ローブBは互いに異なり、各LATの間に繰り返され
る。各ストローブ信号はストローブパルスの前に前パル
ス時間を含む。前パルス時間は、ストローブ信号の電圧
の大きさが最大値の50%に達するまでの時間である。
ストローブ信号によって、前パルス時間は異なる。図3
に示すように、ストローブ信号ストローブAの前パルス
時間は、始めの2タイムスロットを含み、それに対して
ストローブ信号ストローブBの前パルス時間は始めの1
タイムスロットを含む。
ローブBは互いに異なり、各LATの間に繰り返され
る。各ストローブ信号はストローブパルスの前に前パル
ス時間を含む。前パルス時間は、ストローブ信号の電圧
の大きさが最大値の50%に達するまでの時間である。
ストローブ信号によって、前パルス時間は異なる。図3
に示すように、ストローブ信号ストローブAの前パルス
時間は、始めの2タイムスロットを含み、それに対して
ストローブ信号ストローブBの前パルス時間は始めの1
タイムスロットを含む。
【0034】データ信号D−01からD−04は互いに
異なるが、共通する特徴もある。例えば、各データ信号
は正味の直流成分を持たない。また、それらのデータ信
号は同じRMS電圧を有する。さらに、データ信号は経
時的に同様の極性挙動を示す。特に、各データ信号は正
のパルスの後に負のパルスを有する。図4及び5に、異
なるデータ信号を有する、ストローブ信号ストローブA
およびストローブBに対する画素のτ−V特性をそれぞ
れ図示する。典型的な1組の波形の場合、ストローブ信
号は4つの12.5マイクロ秒タイムスロットを占め
て、50マイクロ秒の1LATとなる。ストローブAは
電圧25Vであるのに対し、ストローブBの電圧は2
7.5Vである。各データ信号は正のパルスおよび負の
パルスを有し、各パルスの電圧Vaは、例えばデータ信
号全てに対して5.66VのRMS値を与える、8Vで
ある。
異なるが、共通する特徴もある。例えば、各データ信号
は正味の直流成分を持たない。また、それらのデータ信
号は同じRMS電圧を有する。さらに、データ信号は経
時的に同様の極性挙動を示す。特に、各データ信号は正
のパルスの後に負のパルスを有する。図4及び5に、異
なるデータ信号を有する、ストローブ信号ストローブA
およびストローブBに対する画素のτ−V特性をそれぞ
れ図示する。典型的な1組の波形の場合、ストローブ信
号は4つの12.5マイクロ秒タイムスロットを占め
て、50マイクロ秒の1LATとなる。ストローブAは
電圧25Vであるのに対し、ストローブBの電圧は2
7.5Vである。各データ信号は正のパルスおよび負の
パルスを有し、各パルスの電圧Vaは、例えばデータ信
号全てに対して5.66VのRMS値を与える、8Vで
ある。
【0035】一般的に、N個のストローブ電極を同時に
ストローブする場合、2N個の適切なデータ信号を与え
れば、N行の全ての画素を独立にアドレスすることがで
きる。始めの2タイムスロットの平均値が負となるよう
に画素に波形が生じると、画素の光学状態はスイッチン
グされない。始めの2タイムスロットの平均値がゼロま
たは正となるように画素に波形が生じると、画素の光学
状態はスイッチングされる。ただし、第1スロットの値
が負で、かつ第2スロットの値がストローブパルスの値
以上の場合は、画素の光学状態はスイッチングされな
い。
ストローブする場合、2N個の適切なデータ信号を与え
れば、N行の全ての画素を独立にアドレスすることがで
きる。始めの2タイムスロットの平均値が負となるよう
に画素に波形が生じると、画素の光学状態はスイッチン
グされない。始めの2タイムスロットの平均値がゼロま
たは正となるように画素に波形が生じると、画素の光学
状態はスイッチングされる。ただし、第1スロットの値
が負で、かつ第2スロットの値がストローブパルスの値
以上の場合は、画素の光学状態はスイッチングされな
い。
【0036】図3に示す、前述した特定な例において、
データ信号D−01はストローブAによってストローブ
された各画素をスイッチングさせる。一方、ストローブ
Bによってストローブされた各画素はスイッチングされ
ない。データ信号D−02が与えられると、どのストロ
ーブ信号が与えられたかにかかわらず、どの画素もスイ
ッチングされない。データ信号D−03が与えられる
と、ストローブAによってストローブされた画素はスイ
ッチングされず、ストローブBによってストローブされ
た画素はスイッチングされる。データ信号D−04が与
えられると、どのストローブ信号が与えられたかにかか
わらず、全ての画素がスイッチングされる。従って、各
列の2画素の全2N種類の状態を独立に駆動および制御
できる。この場合、前述したように、4種類の状態が存
在する。
データ信号D−01はストローブAによってストローブ
された各画素をスイッチングさせる。一方、ストローブ
Bによってストローブされた各画素はスイッチングされ
ない。データ信号D−02が与えられると、どのストロ
ーブ信号が与えられたかにかかわらず、どの画素もスイ
ッチングされない。データ信号D−03が与えられる
と、ストローブAによってストローブされた画素はスイ
ッチングされず、ストローブBによってストローブされ
た画素はスイッチングされる。データ信号D−04が与
えられると、どのストローブ信号が与えられたかにかか
わらず、全ての画素がスイッチングされる。従って、各
列の2画素の全2N種類の状態を独立に駆動および制御
できる。この場合、前述したように、4種類の状態が存
在する。
【0037】図4および5に示す、データ信号に対する
τ−V曲線は、さらに0%曲線と100%曲線とに分類
される。0%曲線は画素のスイッチング開始時のスロッ
ト幅を示し、100%曲線は画素のスイッチング完了時
のスロット幅を示す。従って、100%曲線より上の駆
動条件では画素はスイッチングされ、0%曲線より下の
駆動条件では画素はスイッチングされない。図4に示す
領域Aは、データ信号D−01およびD−04に対する
曲線より上、かつデータ信号D−02およびD−03に
対する曲線より下であり、ストローブAが効率的に動作
する領域である。同様に、図5の領域Bは、データ信号
D−03およびD−04に対する曲線より上、かつデー
タ信号D−01およびD−02に対する曲線より下であ
り、ストローブBが効率的に動作する領域である。従っ
て、ストローブAの場合、データ信号D−01およびD
−04はスイッチングさせ、データ信号D−02および
D−03はスイッチングさせない。ストローブBの場
合、データ信号D−03およびD−04はスイッチング
させ、データ信号D−01およびD−02はスイッチン
グさせない。領域AとBの間のオーバラップ領域が、本
発明のアドレス方法の動作領域である。オーバーラップ
領域内ではどのような条件であっても、図3に示す波形
を用いて同時にストローブされる、2本のラインに対す
る独立なスイッチングを実現できる。
τ−V曲線は、さらに0%曲線と100%曲線とに分類
される。0%曲線は画素のスイッチング開始時のスロッ
ト幅を示し、100%曲線は画素のスイッチング完了時
のスロット幅を示す。従って、100%曲線より上の駆
動条件では画素はスイッチングされ、0%曲線より下の
駆動条件では画素はスイッチングされない。図4に示す
領域Aは、データ信号D−01およびD−04に対する
曲線より上、かつデータ信号D−02およびD−03に
対する曲線より下であり、ストローブAが効率的に動作
する領域である。同様に、図5の領域Bは、データ信号
D−03およびD−04に対する曲線より上、かつデー
タ信号D−01およびD−02に対する曲線より下であ
り、ストローブBが効率的に動作する領域である。従っ
て、ストローブAの場合、データ信号D−01およびD
−04はスイッチングさせ、データ信号D−02および
D−03はスイッチングさせない。ストローブBの場
合、データ信号D−03およびD−04はスイッチング
させ、データ信号D−01およびD−02はスイッチン
グさせない。領域AとBの間のオーバラップ領域が、本
発明のアドレス方法の動作領域である。オーバーラップ
領域内ではどのような条件であっても、図3に示す波形
を用いて同時にストローブされる、2本のラインに対す
る独立なスイッチングを実現できる。
【0038】図1のFLCD駆動用の別の1組の信号を
図6に示す。ストローブ信号ストローブAおよびストロ
ーブBは1組のラインに同時に与えられ、マルビンスキ
ーム(Malvern scheme)に従って、LATを1タイムス
ロット超えて拡張される。これは、例えばJ.R.Hughesと
E.P.Raynesによる、Liquid Crystal 13,597,1993に開示
されている。データ信号D−01、D−02およびD−
04は図3に示されているが、データ信号D−03は異
なるデータ信号D−05と置き換えられている。全ての
データ信号は、Vaを8Vに保ち、5.66VのRMS
電圧を有する。VbおよびVcの大きさは、次式によっ
て与えられる。
図6に示す。ストローブ信号ストローブAおよびストロ
ーブBは1組のラインに同時に与えられ、マルビンスキ
ーム(Malvern scheme)に従って、LATを1タイムス
ロット超えて拡張される。これは、例えばJ.R.Hughesと
E.P.Raynesによる、Liquid Crystal 13,597,1993に開示
されている。データ信号D−01、D−02およびD−
04は図3に示されているが、データ信号D−03は異
なるデータ信号D−05と置き換えられている。全ての
データ信号は、Vaを8Vに保ち、5.66VのRMS
電圧を有する。VbおよびVcの大きさは、次式によっ
て与えられる。
【0039】
【数1】 ここでVdはデータ信号のRMS電圧である。
【0040】図7および8は、それぞれストローブAお
よびストローブBに対するτ−V曲線を示す。Aおよび
Bの斜線の領域は、動作領域を示す。スロット幅を5.
5マイクロ秒(このときLATは22マイクロ秒とな
る)とし、ストローブAおよびストローブBを32.5
Vおよび30Vとすると、データ信号D−01およびD
−04をストローブAと組み合わせた場合、およびデー
タ信号D−05およびD−04をストローブBと組み合
わせた場合に、画素にスイッチングが生じる。その他の
組み合わせでは、駆動された画素にスイッチングを生じ
ない。従って、図3に示す波形に関しては、同時にスト
ローブされる行の画素の各組は、データ信号のうちの共
通の1つによって制御され得る。その結果、光学状態の
4種類の可能な組み合わせのうちどれでも選択できる。
よびストローブBに対するτ−V曲線を示す。Aおよび
Bの斜線の領域は、動作領域を示す。スロット幅を5.
5マイクロ秒(このときLATは22マイクロ秒とな
る)とし、ストローブAおよびストローブBを32.5
Vおよび30Vとすると、データ信号D−01およびD
−04をストローブAと組み合わせた場合、およびデー
タ信号D−05およびD−04をストローブBと組み合
わせた場合に、画素にスイッチングが生じる。その他の
組み合わせでは、駆動された画素にスイッチングを生じ
ない。従って、図3に示す波形に関しては、同時にスト
ローブされる行の画素の各組は、データ信号のうちの共
通の1つによって制御され得る。その結果、光学状態の
4種類の可能な組み合わせのうちどれでも選択できる。
【0041】図9および10は、図6に示す波形を用い
た駆動ウインドウの温度依存性を示す。ただし、前述の
HughesとRaynesによる文献に開示されているような、多
様なマルビン拡張を伴っている。図9および10は、そ
れぞれストローブAおよびストローブBの温度依存性を
示す。参照符号M1、M1.5およびM2は、マルビン
拡張なし、1/2タイムスロットのマルビン拡張、およ
び1タイムスロットのマルビン拡張に言及する。各拡張
に対する上方のおよび下方の曲線は、明確なスイッチン
グを与える、最大および最小のスロット幅を示す。よっ
て、駆動条件はこれらの曲線の間に設定されるべきであ
る。
た駆動ウインドウの温度依存性を示す。ただし、前述の
HughesとRaynesによる文献に開示されているような、多
様なマルビン拡張を伴っている。図9および10は、そ
れぞれストローブAおよびストローブBの温度依存性を
示す。参照符号M1、M1.5およびM2は、マルビン
拡張なし、1/2タイムスロットのマルビン拡張、およ
び1タイムスロットのマルビン拡張に言及する。各拡張
に対する上方のおよび下方の曲線は、明確なスイッチン
グを与える、最大および最小のスロット幅を示す。よっ
て、駆動条件はこれらの曲線の間に設定されるべきであ
る。
【0042】図11はJOERS/ALVEY駆動スキーム方法と
して言及される、公知の駆動スキームの波形を示す。こ
れは、例えばP.W.H. SurguyらによってFerroelectrics,
122,63,1991に開示されている。図12は図9および1
0に対応し、図11の波形を用いた温度依存性を示す。
ただし、M1はマルビン拡張なし、M2は1タイムスロ
ットのマルビン拡張、およびM3は2タイムスロットの
マルビン拡張に言及する、多様なマルビン拡張を伴う。
ここでも、各拡張に対する上方のおよび下方の曲線は、
明確なスイッチングを与える、最大および最小のスロッ
ト幅を示す。
して言及される、公知の駆動スキームの波形を示す。こ
れは、例えばP.W.H. SurguyらによってFerroelectrics,
122,63,1991に開示されている。図12は図9および1
0に対応し、図11の波形を用いた温度依存性を示す。
ただし、M1はマルビン拡張なし、M2は1タイムスロ
ットのマルビン拡張、およびM3は2タイムスロットの
マルビン拡張に言及する、多様なマルビン拡張を伴う。
ここでも、各拡張に対する上方のおよび下方の曲線は、
明確なスイッチングを与える、最大および最小のスロッ
ト幅を示す。
【0043】図9、10および12では、垂直軸がスロ
ット幅を表す。スロット幅の値の2倍が1ラインのLA
Tに対応する。具体的には、図6に示す波形の場合は、
4タイムスロットで2ラインが走査される。図11に示
す公知の波形の場合は、2タイムスロットを用いて1ラ
インを走査する。従って、同じLATでは、図6に示す
波形を用いると、図11に示す公知の波形を用いた場合
より温度限界および駆動限界が大きい。
ット幅を表す。スロット幅の値の2倍が1ラインのLA
Tに対応する。具体的には、図6に示す波形の場合は、
4タイムスロットで2ラインが走査される。図11に示
す公知の波形の場合は、2タイムスロットを用いて1ラ
インを走査する。従って、同じLATでは、図6に示す
波形を用いると、図11に示す公知の波形を用いた場合
より温度限界および駆動限界が大きい。
【0044】
【発明の効果】上述したように、本発明によると、FL
CDのようなデバイスの効率的な走査レートを増加さ
せ、および/または電力の散逸とデバイスの発熱を減少
させることが可能な構成を提供できる。また、同じデー
タ電極に接続され、同時にストローブされる画素に対し
て、その画素の光学状態の全組み合わせを実現可能なデ
バイスを提供できる。さらに、デバイス全体にわたって
均一なメモリ角を有する構成を提供でき、例えば大画面
大容量のディスプレイパネルとして用いるための、均一
な状態であり、かつ高速なリフレッシュレートを有する
ディスプレイパネルを提供できる。中間調を得るために
時間的ディザリング手法を適用した場合でも、フレーム
リフレッシュレートは十分に高いため、このようなパネ
ルをHDTVに適用できる。
CDのようなデバイスの効率的な走査レートを増加さ
せ、および/または電力の散逸とデバイスの発熱を減少
させることが可能な構成を提供できる。また、同じデー
タ電極に接続され、同時にストローブされる画素に対し
て、その画素の光学状態の全組み合わせを実現可能なデ
バイスを提供できる。さらに、デバイス全体にわたって
均一なメモリ角を有する構成を提供でき、例えば大画面
大容量のディスプレイパネルとして用いるための、均一
な状態であり、かつ高速なリフレッシュレートを有する
ディスプレイパネルを提供できる。中間調を得るために
時間的ディザリング手法を適用した場合でも、フレーム
リフレッシュレートは十分に高いため、このようなパネ
ルをHDTVに適用できる。
【図1a】本発明の一実施例の構成を有するFLCDの
概略図である。
概略図である。
【図1b】本発明の一実施例の構成を有するFLCDの
横断面図である。
横断面図である。
【図2】タイミングダイアグラムであり、図1のディス
プレイのストローブおよびデータ信号のタイミングを図
示する。
プレイのストローブおよびデータ信号のタイミングを図
示する。
【図3】図1のディスプレイで用いられる、データ信号
と第一および第二のストローブ信号との第一の組を示す
図である。
と第一および第二のストローブ信号との第一の組を示す
図である。
【図4】ストローブ信号の大きさすなわち電圧(V)に
対するスロット幅τ(マイクロ秒)を表すグラフであっ
て、図3のデータ信号および第一のストローブ信号を用
いて得られたτ−V特性を図示する。
対するスロット幅τ(マイクロ秒)を表すグラフであっ
て、図3のデータ信号および第一のストローブ信号を用
いて得られたτ−V特性を図示する。
【図5】ストローブ信号の大きさすなわち電圧(V)に
対するスロット幅τ(マイクロ秒)を表すグラフであっ
て、図3のデータ信号および第二のストローブ信号を用
いて得られたτ−V特性を図示する。
対するスロット幅τ(マイクロ秒)を表すグラフであっ
て、図3のデータ信号および第二のストローブ信号を用
いて得られたτ−V特性を図示する。
【図6】図1のディスプレイに適用可能な、データ信号
と第一および第二のストローブ信号との別の組を示す図
である。
と第一および第二のストローブ信号との別の組を示す図
である。
【図7】図6のデータ信号および第一のストローブ信号
を用いて得られたτ−V特性を示す、図4に対応する図
である。
を用いて得られたτ−V特性を示す、図4に対応する図
である。
【図8】図6のデータ信号および第二のストローブ信号
を用いて得られたτ−V特性を示す、図5に対応する図
である。
を用いて得られたτ−V特性を示す、図5に対応する図
である。
【図9】温度(℃)に対するスロット幅(マイクロ秒)
を表すグラフであって、第一のストローブ信号に対する
マルビン拡張を伴う図3に示す波形を用いた、駆動ウイ
ンドウの温度依存性を図示する。
を表すグラフであって、第一のストローブ信号に対する
マルビン拡張を伴う図3に示す波形を用いた、駆動ウイ
ンドウの温度依存性を図示する。
【図10】温度(℃)に対するスロット幅(マイクロ
秒)を表すグラフであって、第二のストローブ信号にお
けるマルビン拡張を伴う図3に示す波形を用いた、駆動
ウインドウの温度依存性を図示する。
秒)を表すグラフであって、第二のストローブ信号にお
けるマルビン拡張を伴う図3に示す波形を用いた、駆動
ウインドウの温度依存性を図示する。
【図11】JOERS/ALVEYスキームとして言及される、公
知のスキームのストローブおよびデータ信号を示す図で
ある。
知のスキームのストローブおよびデータ信号を示す図で
ある。
【図12】図11の波形を用いた、駆動ウインドウの温
度依存性を図示する別の図である。
度依存性を図示する別の図である。
【図13】最適な強誘電性液晶におけるτ−V特性を示
す図である。
す図である。
1 データ電極 2 データ信号生成器 3 データ入力 4 同期入力 5 ストローブ電極 6 ストローブ信号生成器 7、8 ガラス基板 9、11 バリア層 10、12 配向層 13 FLC材料層 14、15 偏光板
Claims (12)
- 【請求項1】 複数のストローブ電極と、複数のデータ
電極と、該データ電極と該ストローブ電極の間の交点に
形成された複数の液晶画素と、N個のストローブ電極の
グループに連続的にN個のストローブ信号を与えるよう
に構成されたストローブ信号生成器とを備え、Nは1よ
り大きい整数であり、該N個のストローブ信号は各グル
ープのストローブ電極に同時に供給される、液晶表示装
置であって、該データ信号生成器は、複数の異なるデー
タ信号のうち選択された任意の1つの信号を、該ストロ
ーブ電極と同期に各データ電極に与え、該N個のストロ
ーブ信号のそれぞれはストローブパルスおよび、該スト
ローブ信号の電圧が該ストローブ信号の最大電圧の1/
2より小さい、前パルス時間を含み、該N個のストロー
ブ信号の該前パルス時間が互いに異なる液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記複数の異なるデータ信号が2N個の
異なるデータ信号を含む、請求項1に記載の液晶表示装
置。 - 【請求項3】 前記Nが2である、請求項1または2に
記載の液晶表示装置。 - 【請求項4】 前記N個のストローブ信号が異なる大き
さの電圧を有する、請求項1から3のいずれかに記載の
液晶表示装置。 - 【請求項5】 前記N個のストローブ信号が異なる波形
を有する、請求項1から4のいずれかに記載の液晶表示
装置。 - 【請求項6】 前記データ電極と前記ストローブ電極と
の間に設置された、双安定の液晶層を有する、請求項1
から5のいずれかに記載の液晶表示装置。 - 【請求項7】 前記液晶が強誘電性液晶である、請求項
6に記載の液晶表示装置。 - 【請求項8】 前記液晶が、該液晶のτ−V特性におい
て最小値を有する、請求項6または7に記載の液晶表示
装置。 - 【請求項9】 前記データ信号のそれぞれが正味の直流
成分を有しない、請求項1から8のいずれかに記載の液
晶表示装置。 - 【請求項10】 前記データ信号のそれぞれが同じRM
S値を有する、請求項1から9のいずれかに記載の液晶
表示装置。 - 【請求項11】 前記データ信号のそれぞれの経時的な
極性の挙動が同じである、請求項1から10のいずれか
に記載の液晶表示装置。 - 【請求項12】 複数のデータ電極と、複数のストロー
ブ電極と、該データ電極と該ストローブ電極の間の交点
に形成された複数の液晶画素とを備えた液晶表示装置の
アドレス方法であって、N個のストローブ電極のグルー
プに連続的にN個のストローブ信号を与えるステップで
あって、Nは1より大きい整数であり、該N個のストロ
ーブ信号は各グループのストローブ電極に同時に供給さ
れる、ステップと、複数の異なるデータ信号のうち選択
された任意の1つの信号を、該ストローブ電極と同期に
各データ電極に与えるステップであって、該N個のスト
ローブ信号のそれぞれはストローブパルスおよび、該ス
トローブ信号の電圧が該ストローブ信号の最大電圧の1
/2より小さい、前パルス時間を含む、ステップとを包
含する、方法。
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