JP3142740B2 - 強誘電性液晶表示パネルの駆動方法 - Google Patents

強誘電性液晶表示パネルの駆動方法

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JP3142740B2 JP07106356A JP10635695A JP3142740B2 JP 3142740 B2 JP3142740 B2 JP 3142740B2 JP 07106356 A JP07106356 A JP 07106356A JP 10635695 A JP10635695 A JP 10635695A JP 3142740 B2 JP3142740 B2 JP 3142740B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、強誘電性液晶表示パ
ネルの駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カイラルスメクチックC相液晶などの強
誘電性液晶は、メモリ性、高速応答性、広視野角などの
優れた特長を有しており、高精細大表示容量の液晶表示
素子への応用が盛んに研究されている。しかしながら、
大画面ディスプレイ等の実用化に際しては、最も大きな
問題の一つとして、駆動特性の温度依存性が挙げられ
る。すなわち、表示パネル内の各部の液晶動作温度は、
周囲温度の影響を受けて分布を生じ、そのディスプレイ
サイズに応じて温度差がより顕著になる。
【0003】その結果、温度依存性の大きな粘性や自発
分極等の材料物性に呼応して応答速度が変化し、駆動条
件を固定したままでは目的の表示状態へ制御ができなく
なり、表示品位を著しく低下させることとなった。
【0004】従来、この問題に対して、印加駆動波形の
パルス幅や、パルス振幅値を調整して温度補償する方法
が検討されてきた。例えば特開昭61−245140号
公報に記載されているように、パルス幅を温度変化に対
して調整する方法などが知られている。また、特開昭6
1−249024号公報に記載されているように、パル
ス振幅値を調整して温度補償を行う方法などが知られて
いる。
【0005】ところで、実用的な駆動電圧下で電圧−応
答速度(τ−V)特性に最小値を示すFLC材料があ
る。このτ−Vmin特性を利用した高速・広マージン
駆動法として、特開平1−24234号公報に記載のも
のなどが知られている。この駆動モードは、一般的に、
温度上昇により応答速度が速くなった場合、パルス幅を
短く、または駆動電圧を高くして、温度補償する。
【0006】右下がりのτ−Vカーブを有する従来の駆
動モードとは、温度上昇に対して駆動電圧を下げて補償
する点で逆の操作を行う。この理由は、図11に示すよ
うに、τ−Vminカーブが温度上昇につれて右下、す
なわち高電圧側にシフトすることにある。
【0007】例えば、室温付近で最適な駆動条件に設定
しても、パルス幅だけの温度補償では安定した駆動マー
ジンが得られず、パネル内均一制御が困難になる。特に
温度上昇するにつれて駆動マージンの減少が著しく、パ
ルス振幅値の増大による補償がなければ、安定駆動させ
ることは非常に困難であった。
【0008】従来駆動モードと異なる点としては、特開
平1−24234号公報に記載のように、選択期間内の
ストロボ波形における第1スロット部分の振幅値だけを
増減することで、補償を行う方法が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
の振幅変化による補償法にも、実用上大きな問題がある
ことがわかった。まず、複数の異なる電圧値を必要とす
るために駆動回路が複雑化し、コストアップにつながる
こと、また温度上昇時には電圧の増大に加えてパルス幅
の減少(駆動周波数の高周波化)の結果、消費電力が著
しく増大し、パネルからの発熱が問題化してくることが
わかった。本質的に高周波、高電圧駆動は回路への負担
も大きく、耐久性の面でも好ましくない。
【0010】以上のことに鑑み、本発明は、走査電極に
温度補償電圧を印加して、FLCパネル内の強誘電性液
晶材料の電圧−応答速度の特性を温度補償することによ
り、駆動条件の高電圧化、高周波数化を大きく低減し、
かつ比較的簡単な方法によって、安価に実現できる強誘
電性液晶表示パネルの駆動方法を提供することを目的と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、互いに交差
する方向に配列した走査電極と信号電極との各交差部
に、2つの安定状態を持った強誘電性のスメクチック液
晶を介在させて各画素を構成し、画像情報データに基づ
く信号電圧を信号電極へ印加し、これと同期して選択電
圧波形または非選択電圧波形からなる走査電圧を走査電
極へ印加する強誘電性液晶表示パネルの駆動方法であっ
て、走査電極への選択電圧の印加時期の前あるいは後
に、その印加時期に対しある時間を隔てて、その選択電
圧とは実効的に逆極性の波形の温度補償電圧を走査電極
に印加し、温度によって変動する液晶の応答性を補償す
ることを特徴とする強誘電性液晶表示パネルの駆動方法
である。
【0012】上記構成においては、選択電圧の印加時期
に対する温度補償電圧の時間の隔たりは、液晶の温度が
高いほど短く、低いほど長く設定されることが好まし
く、また印加する温度補償電圧の波形は、画素状態を変
化させるしきい値以下の振幅値であってもよく、画素状
態を一方の安定状態に書き換えるしきい値以上のパルス
幅と振幅値を有するものであってもよい。
【0013】具体的には、本発明は、選択電圧波形とは
逆極性の電圧波形を、温度変化に応じて調整されたm
(0以上の実数)倍のスロット時間(ts)の間隔をあ
けて走査電極に印加する強誘電性液晶表示パネルの駆動
方法である。
【0014】すなわち、選択期間内に印加される波形と
は実効的に逆極性のパルス波形を、手動または温度検出
器を備えた温度制御回路により調整された時間だけ選択
期間前後に印加する。
【0015】この場合、温度補償電圧の印加タイミング
mの値は、動作温度が高温では0に近く、低温では大き
くすることが好ましい。
【0016】また、この発明は、互いに交差する方向に
配列した走査電極と信号電極との各交差部に、2つの安
定状態を持った強誘電性のスメクチック液晶を介在させ
て各画素を構成し、画像情報データに基づく信号電圧を
信号電極へ印加し、これと同期して選択電圧波形または
非選択電圧波形からなる走査電圧を走査電極へ印加する
強誘電性液晶表示パネルの駆動方法であって、走査電極
に、選択期間が電圧ゼロの第1期間と、所定電圧の第2
期間からなる波形の電圧を印加するとともに、信号電極
に、少なくとも第1電圧とそれとは逆極性の第2電圧と
の2つの電圧を印加し、第1電圧と第2電圧との切り替
え時期を走査電圧の第1期間の終端と同期させ、この電
圧の切り替え時期を外部信号により変化させることを特
徴とする強誘電性液晶表示パネルの駆動方法である。
【0017】上記構成においては、電圧の印加に際し、
第1電圧と第2電圧との切り替え時期を、液晶の温度変
化に応じて調整することが好ましく、この場合、選択期
間開始から、第1電圧と第2電圧との切り替え時期まで
の時間を、液晶の温度が高いほど長く、低いほど短く調
整することがより好ましい。
【0018】具体的には、本発明は、走査電圧波形及び
信号電圧波形を形成する波形パターンデータをnビット
で記憶保持したメモリ回路から印加電圧信号を順次読み
出す駆動方法であって、走査電圧波形が、第1電圧を構
成するnより小さいビット数iが電圧ゼロであり、かつ
第2電圧を構成する(n−i)ビットが電圧|V1|で
あり、また、信号電圧波形が、第1電圧を構成するiビ
ットが電圧|V0|で、第2電圧を構成する(n/2)
ビットが第1電圧と逆極性の電圧|V0|で、第3電圧
を構成する(n/2−i)ビットが第1電圧と同極性の
電圧|V0|であって、iの値を温度制御信号等により
調整する強誘電性液晶表示パネルの駆動方法である。
【0019】この場合、印加波形パターンを決めるiの
値は、高温ではnに近く、低温では0に近づけることが
好ましい。また、従来のパルス幅や駆動電圧による補償
法と併用してもよい。
【0020】さらに、この発明は、上記2つの駆動方法
とを同時に用いて、強誘電性液晶表示パネルを駆動する
ことを特徴とする強誘電性液晶表示パネルの駆動方法で
ある。
【0021】
【作用】この発明によれば、温度補償電圧を印加した
り、走査電極と信号電極に印加する電圧波形の比率を変
化させることにより、高温領域において、駆動電圧の高
電圧化や駆動周波数の高周波化を抑えることができ、消
費電力の増大や発熱の問題を改善し、かつ表示品位及び
耐久性を向上させることができる。
【0022】本発明の駆動方法は、強誘電性液晶の分子
の位置を選択期間前後及び選択期間内で制御して、応答
速度が変化することを利用したものである。印加電圧と
応答速度との関係において応答速度が最小となる特定の
印加電圧Vminを有する(τ−Vmin特性)強誘電
性液晶は、誘電異方性が駆動特性に大きな影響を与えて
いることが知られている。
【0023】従来における温度補償駆動方法は、強誘電
性液晶のスイッチング機構において自発分極が最も支配
的であるために、パルス幅とパルス振幅値の2パラメー
タを調整し、それにより液晶材料のスイッチングしきい
値変動に追従させることが基本的方法となっていた。そ
のため、特に高温領域での駆動条件が高電圧、高周波数
になることを抑制する有効な方法がなかった。
【0024】本発明の第1の強誘電性液晶表示パネルの
駆動方法では、選択期間におけるスイッチング制御前に
あらかじめ逆極性の電界を印加し、局所的な電圧実効値
を制御することができる。誘電異方性が負の強誘電性液
晶の場合、電圧実効値が大きいとみかけのチルト角が大
きくなり、応答速度を抑制することができる。
【0025】さらに、選択期間に近いタイミングで温度
補償パルス電圧を印加した場合には、このパルス電圧に
応答して分子ダイレクタ位置が選択期間内のスイッチン
グ方向と逆の方向に移動し、電圧実効値に加えて応答速
度へ影響を与えることができる。
【0026】すなわち、高温動作領域では、局所的な電
圧実効値を大きくし、かつ自発分極により温度補償パル
ス電圧で選択電圧を印加する前の液晶分子の位置をスイ
ッチング方向とは逆方向に移動させておく。その結果、
パルス幅や振幅値の調整なしでも、温度補償パルス電圧
の印加タイミングの調整のみで、温度補償効果を得るこ
とができる。この他に、補償電圧の効果が現れる理由と
して、液晶層内のイオン挙動なども関っていると考えら
れるが詳細は分かっていない。
【0027】また、本発明の第2の強誘電性液晶表示パ
ネルの駆動方法では、選択期間内における波形パターン
を変化させている。τ−Vmin駆動法の大きな特徴
は、モノパルス駆動でも大きな駆動領域が得られる点で
ある。画素状態を書き換えたい時には第1電圧と第2電
圧を同極性にし、画素状態を保持したい時には第1電圧
と第2電圧を逆極性にすることで、両者の駆動電圧によ
る応答速度が大きく変わることが分かっている。
【0028】一方、液晶の温度変化に対して駆動電圧を
変えないと、材料特性のVminが変動するため、高温
部では駆動領域が狭まり、低温部では駆動領域が広がる
傾向がある。本発明では、液晶の温度変化に応じて選択
期間内のゼロ電圧部の割合を調整し、高温領域では大き
く、低温領域では小さくして、必要十分な駆動マージン
を確保するよう調整している。特に、低温部では選択期
間内の書き換えパルス面積を大きくできるため、応答速
度の低下を補償することができる。
【0029】
【実施例】以下、図面に示す実施例1〜4に基づいてこ
の発明を詳述する。なお、これによってこの発明が限定
されるものではない。
【0030】〔実施例1〕図1は本発明の駆動方法に使
用される強誘電性液晶表示パネル(以下「FLCパネ
ル」という)の概略的な構成を示す断面図である。
【0031】このFLCパネル1は、2枚のガラス基板
2a,2bが互いに対向して配置され、一方のガラス基
板2aの表面には、インジウム錫酸化物(以下「IT
O」と略称する)からなる透明な信号電極Sが複数本互
いに平行に配置され、その上は、SiO2からなる透明
な絶縁膜3aが形成されている。
【0032】信号電極Sと対向するもう一方のガラス基
板2bの表面には、ITOからなる透明な走査電極L
が、信号電極Sと直交する向きに複数本互いに平行に配
置されており、その上は、SiO2からなる透明な絶縁
膜3bで被覆されている。各絶縁膜3a,3b上には、
ラビング処理により一軸配向処理が施された配向膜4
a,4bが形成される。配向膜4a,4bとしては、ポ
リイミド膜、またはポリビニルアルコールの有機高分子
膜が用いられる。
【0033】この2枚のガラス基板2a,2bは、一部
に注入口を残して封止剤5で貼り合わされ、その注入口
から配向膜4a,4bで挟まれる空間内にスメクチック
液晶である強誘電性液晶6が注入され、その注入口は封
止剤5で封止される。このようにして貼り合わせた2枚
のガラス基板2a,2bは、互いに偏光軸が直交するよ
うに配置した2枚の偏光板7a,7bで挟まれている。
【0034】本実施例で用いた強誘電性液晶6の材料
は、メルク社製のFLC混合物SCE8にアキラル液晶
化合物1を10wt%添加したものであり、配向膜4
a,4bはチッソ社製のPSI−A−2101である。
このFLCパネルの電圧−応答速度の温度特性は図2に
示す通りである。
【0035】図3はFLCパネルの概略的な構成を示す
平面図である。この図において、走査電極Lの各々は符
号Lに添字i(i=0〜F)を付加して区別し、信号電
極Sの各々は符号Sに添字j(j=0〜F)を付加して
区別している。また、以降の説明では、任意の走査電極
Liと任意の信号電極Sjが交差する部分の画素を符号
Aijで表わすものとする。
【0036】この図に示すように、FLCパネル1の走
査電極Lには、走査側駆動回路8が接続され、信号電極
Sには、信号側駆動回路9が接続されている。
【0037】走査側駆動回路8は、走査電極Lに電圧を
印加するための回路であり、シフトレジスタ10aとラ
ッチ11aとアナログスイッチ12aから構成され、Y
0,Y1信号により、選択電圧VC1、非選択電圧VC
0、温度補償電圧VC2のいずれかの電圧を走査電極L
に印加する。
【0038】また、信号側駆動回路9は、信号電極Sに
電圧を印加するための回路であり、シフトレジスタ10
bとラッチ11bとアナログスイッチ12bから構成さ
れ、例えば黒を表示する場合には、黒書き換え電圧VS
1を印加し、白を表示する場合には白書き換え電圧VS
0を印加する。
【0039】図4は本発明の駆動方法でFLCパネルを
駆動するための温度検出回路を含むFLC表示装置の概
略的な構成を示すブロック図である。
【0040】この図において、1はFLCパネル、22
はFLCパネル1に設けられた温度センサ、23は温度
センサ22によって検出された温度に基づいて温度補償
電圧の印加タイミング信号を出力する温度補償回路、2
4は走査電圧波形及び信号電圧波形を形成するための波
形パターンデータを偶数のnビットで記憶保持したメモ
リ回路、25は温度補償回路23の信号とメモリ回路2
4からの信号に基づいてFLCパネル1に駆動電圧波形
を与える駆動電圧波形制御回路である。この駆動電圧波
形制御回路25は、上述の走査側駆動回路8と信号側駆
動回路9を含むものである。
【0041】本実施例の温度補償は、温度によって変化
するFLCパネル1内の液晶材料の電圧−応答速度の特
性を補償するものである。
【0042】このFLC表示装置では、選択電圧波形と
は逆極性の温度補償電圧波形を、温度変化に応じて調整
されたm(mは0以上の実数)倍のスロット時間(t
s)の間隔をあけて走査電極Lに印加する駆動方法で、
FLCパネル1を駆動し、温度補償を行うことが可能で
ある。以下、この駆動方法を補償電圧別途印加駆動方法
という。
【0043】また、走査電圧波形及び信号電圧波形を形
成する波形パターンデータを偶数のn(nは偶数の整
数)ビットで記憶保持したメモリ回路4から印加電圧信
号を順次読み出す駆動方法であって、走査電圧波形が、
第1電圧を構成するnより小さいビット数i(iはnよ
り小さい偶数の整数)が電圧ゼロであり、かつ第2電圧
を構成する(n−i)ビットが電圧|V1|であり、信
号電圧波形が、第1電圧を構成するiビットが電圧|V
0|で、第2電圧を構成する(n/2)ビットが第1電
圧と逆極性の電圧|V0|で、第3電圧を構成する(n
/2−i)ビットが第1電圧と同極性の電圧|V0|で
あって、iの値を温度制御信号等により調整する駆動方
法で、FLCパネル1を駆動し、温度補償を行うことが
可能である。以下、この駆動方法を補償電圧合成印加駆
動方法という。
【0044】さらに、上記補償電圧別途印加駆動方法と
補償電圧合成印加駆動方法との双方の駆動方法を組み合
わせて、FLCパネル1を駆動し、温度補償を行うこと
が可能である。以下、この駆動方法を補償電圧組み合わ
せ印加駆動方法という。
【0045】このFLC表示装置を用いて、補償電圧別
途印加駆動方法でFLCパネル1を駆動する場合には、
メモリ回路24は用いず、温度補償回路23と駆動電圧
波形制御回路25を用いる。
【0046】すなわち、FLCパネル1に備え付けた温
度センサ22からの信号を温度補償回路23へ伝送し、
ここであらかじめ設定された温度補償パラメータに変換
した後、駆動電圧波形制御回路25へ温度補償電圧の印
加タイミング信号を伝送し、これに基づいて、駆動電圧
波形制御回路25からFLCパネル1に駆動電圧波形を
与える。
【0047】また、このFLC表示装置を用いて、補償
電圧合成印加駆動方法でFLCパネル1を駆動する場合
には、温度補償回路23とメモリ回路24と駆動電圧波
形制御回路25を用いる。
【0048】すなわち、FLCパネル1に備え付けた温
度センサ22からの信号を温度補償回路23へ伝送し、
温度補償回路23により、メモリ回路24からの出力波
形をコントロールする。つまり、メモリ回路24には、
走査側駆動回路8と信号側駆動回路9のアナログスイッ
チ12a,12bへ供給される電圧VCおよび電圧VS
の波形パターンを保持しているので、この出力パターン
を温度補償回路23によりコントロールし、これに基づ
いて、駆動電圧波形制御回路25からFLCパネル1に
駆動電圧波形を与える。
【0049】さらに、このFLC表示装置を用いて、補
償電圧組み合わせ印加駆動方法でFLCパネル1を駆動
する場合には、温度補償回路23とメモリ回路24と駆
動電圧波形制御回路25を用い、駆動電圧波形制御回路
25からFLCパネル1に対し、補償電圧別途印加駆動
方法と補償電圧合成印加駆動方法とを組み合わせた駆動
電圧波形を与える。
【0050】図5及び図6は補償電圧別途印加駆動方法
でFLCパネルを駆動する場合の走査電極と信号電極と
画素に印加される電圧波形を示した波形図である。図5
は黒書き換え用の電圧波形を示し、図6は白書き換え用
の電圧波形を示している。
【0051】これらの図に示すように、黒書き換え時に
は、走査電極Lに対して、選択期間には図5の(1)の
選択電圧波形を、非選択期間には図5の(2)の非選択
電圧波形を、温度補償期間には図5の(3)の温度補償
電圧波形を印加する。
【0052】この図5の(3)の温度補償電圧波形を印
加するまでの期間を、図4に示した温度補償回路23に
より決定し、駆動電圧波形制御回路25によりコントロ
ールして、FLCパネル1に駆動電圧波形及び温度補償
電圧波形を与える。
【0053】また、白書き換え時には、走査電極Lに対
して、選択期間には図6の(1)の選択電圧波形を、非
選択期間には図6の(2)の非選択電圧波形を、温度補
償期間には図6の(3)の温度補償電圧波形を印加す
る。
【0054】そして、この図6の(3)の温度補償電圧
波形を印加するまでの期間を図4に示した温度補償回路
23により決定し、駆動電圧波形制御回路25によりコ
ントロールして、FLCパネル1に駆動電圧波形及び温
度補償電圧波形を与える。
【0055】このように、図5に示した電圧波形を黒書
き換えに使用し、図6に示した電圧波形を白書き換えに
使用することで、駆動特性の温度補償を行いながら、F
LCパネル1を目的の画素情報に書き換えることができ
る。
【0056】ここで、図5の(3)および図6の(3)
で示した温度補償電圧波形は、画素状態を変化させるし
きい値以下の電圧である。また、本実施例では、温度補
償電圧波形は、選択電圧波形の前に印加したが、温度補
償の状況に応じて、選択電圧波形の後に印加するように
してもよい。
【0057】本駆動電圧波形を用いて本FLC表示装置
を動作させた場合に、実際に画素Aijに印加される走
査信号側の駆動電圧波形を図7の(a)に示す。図7の
(a)の駆動電圧波形を用いて、温度が高くなった場合
には、温度補償電圧波形との間隔m×ts(ts:スロ
ットパルス幅、mは0以上の実数)を小さくし、温度が
低くなった場合には、温度補償電圧波形との間隔m×t
sを大きくして、本FLC表示装置を動作させた。
【0058】このようにして、本FLC表示装置を動作
させたところ、温度補償電圧のない通常の駆動方法と比
較して、高温側で5℃以上広い動作温度領域で駆動条件
を得ることができた。
【0059】〔実施例2〕本実施例で用いたFLC表示
装置は、実施例1と同じものである。実施例1の補償電
圧別途印加駆動方法は、温度補償電圧を除くと特開平1
−24234号公報に記載の方法と同じであるが、温度
補償電圧の効果はこの駆動方法に限定されるものではな
く、特開平5−249434号公報に記載のブランキン
グパルスを用いた駆動方法においても適用可能であっ
た。この駆動電圧波形を図7の(b)に示す。
【0060】ここで印加した温度補償電圧波形は、画素
状態を変化させるしきい値以下の電圧である。また、こ
の温度補償電圧波形は、温度補償の状況に応じて、選択
電圧波形の前又は後に印加する。
【0061】図7の(b)の駆動電圧波形を用いて、温
度が高くなった場合には、温度補償電圧波形との間隔m
×tsを小さくし、温度が低くなった場合には、温度補
償電圧波形との間隔m×tsを大きくして、本FLC表
示装置を動作させたところ、温度補償電圧を用いない通
常の駆動法と比べて、3℃以上広い駆動条件を得ること
ができた。
【0062】なお、選択期間後(選択電圧波形印加後)
に温度補償電圧を用いる必要がないFLC材料であれ
ば、ブランキングパルス自身を温度補償電圧とし、図4
に示した温度補償回路23によりブランキング間隔を調
整して、温度補償に用いることができる。
【0063】このように、ブランキングパルス自身を温
度補償電圧として用いる場合には、印加する温度補償電
圧波形は、画素全体を一方の安定状態に書き換えるしき
い値以上のパルス幅と振幅値を有したものである。
【0064】〔実施例3〕図8及び図9は補償電圧合成
印加駆動方法でFLCパネルを駆動する場合の走査電極
と信号電極と画素に印加される電圧波形を示した波形図
である。図8は信号電極に印加される信号側電圧波形が
書き換え用の電圧波形を示し、図9は非書き換え用の電
圧波形を示している。本実施例で用いたFLC表示装置
は、実施例1と同じものであるので、その説明は省略す
る。
【0065】この補償電圧合成印加駆動方法において
は、温度補償回路23により、走査側駆動回路8と信号
側駆動回路9のアナログスイッチ12a,12bへ供給
される電圧VCおよび電圧VSの波形パターンを保持し
ているメモリ回路24の出力パターンをコントロールす
る。
【0066】すなわち、この補償電圧合成印加駆動方法
では、走査電圧波形が、第1電圧を構成するnより小さ
いビット数iが電圧ゼロであり、かつ第2電圧を構成す
る(n−i)ビットが電圧|V1|であり、また信号電
圧波形が、第1電圧を構成するiビットが電圧|V0|
で、第2電圧を構成する(n/2)ビットが第1電圧と
逆極性の電圧|V0|で、第3電圧を構成する(n/2
−i)ビットが第1電圧と同極性の電圧|V0|であっ
て、印加波形パターンを決めるiの値は、高温ではnに
近く、低温では0に近づけるようにしている。
【0067】具体的には、図8および図9に示すよう
に、選択時間幅の波形パターンデータを24ビットに分
解して保持し、温度変化に応じて駆動電圧波形のパター
ンを波形パターン(a)〜波形パターン(e)に変えら
れるようにしている。
【0068】駆動温度が低い場合には、駆動電圧波形の
パターンを、波形パターン(a)に近づけ、駆動温度が
高い場合には、波形パターンデータをシフトおよびロー
テイトさせて、駆動電圧波形のパターンを、波形パター
ン(e)に近づけるようにした。
【0069】ただし、波形パターン(e)は、走査側電
極に波形が存在しないため駆動条件を得られず、実際に
使用されることはない。本実施例では、24ビット中4
ビット以上電圧V1がないと駆動できなかった。実際に
画素Aijに印加した駆動電圧波形を図10に示す。
【0070】図10を含めた温度補償駆動電圧波形を用
いることで、温度が変化しても、波形パターン(c)の
波形のみ使用する従来駆動方法と比較して、5℃以上動
作温度領域を広げることができた。
【0071】〔実施例4〕本実施例では、本FLC表示
装置を用いて、補償電圧組み合わせ印加駆動方法でFL
Cパネル1を駆動した。すなわち、実施例1で用いた補
償電圧別途印加駆動方法と、実施例3で用いた補償電圧
合成印加駆動方法とを同時に使用し、温度補償回路23
とメモリ回路24と駆動電圧波形制御回路25を用い
て、駆動電圧波形制御回路25からFLCパネル1に対
し、補償電圧別途印加駆動方法と補償電圧合成印加駆動
方法とを組み合わせた駆動電圧波形を与えた。
【0072】具体的には、図5および図6の印加電圧波
形(1)、印加電圧波形(4)、印加電圧波形(5)
を、それぞれ、図8および図9の印加電圧波形(1)、
印加電圧波形(2a)、印加電圧波形(2b)に置き換
えて、温度が高くなった場合には、温度補償電圧波形と
の間隔m×tsを小さくし、かつ印加電圧波形を波形パ
ターン(e)に近づけ、温度が低くなった場合には、温
度補償電圧波形との間隔m×tsを大きく、かつ印加電
圧波形を波形パターン(a)に近づけて、本FLC表示
装置を動作させたところ、温度補償のない従来駆動方法
と比較して、駆動電圧や駆動周波数を変えることなく、
10℃以上動作温度領域を広くすることができた。駆動
周波数の調整を併用した場合、本発明の温度補償法を用
いないものと比べて、高温部において2倍程度駆動周波
数を抑えることができ、消費電力や発熱問題を改善する
ことができた。
【0073】
【発明の効果】この発明によれば、高温領域において、
駆動電圧の高電圧化や駆動周波数の高周波化を抑えるこ
とができ、消費電力の増大や発熱の問題を改善し、かつ
表示品位及び耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駆動方法に使用されるFLCパネルの
概略的な構成を示す断面図である。
【図2】本発明の駆動方法に使用されるFLCパネルの
電圧−応答速度の温度特性を示すグラフ(τ−Vmin
カーブの温度依存性を示す特性図)である。
【図3】本発明の駆動方法に使用されるFLCパネルの
概略的な構成を示す平面図である。
【図4】本発明の駆動方法でFLCパネルを駆動するた
めの温度検出回路を含むFLC表示装置の概略的な構成
を示すブロック図である。
【図5】本発明の補償電圧別途印加駆動方法でFLCパ
ネルを駆動する場合の走査電極と信号電極と画素に印加
される電圧波形を示した波形図である。
【図6】本発明の補償電圧別途印加駆動方法でFLCパ
ネルを駆動する場合の走査電極と信号電極と画素に印加
される電圧波形を示した波形図である。
【図7】本発明の補償電圧別途印加駆動方法でFLC表
示装置を動作させた場合に実際に画素に印加される走査
信号側の駆動電圧波形を示す波形図である。
【図8】本発明の補償電圧合成印加駆動方法でFLCパ
ネルを駆動する場合の走査電極と信号電極と画素に印加
される電圧波形を示した波形図である。
【図9】本発明の補償電圧合成印加駆動方法でFLCパ
ネルを駆動する場合の走査電極と信号電極と画素に印加
される電圧波形を示した波形図である。
【図10】本発明の補償電圧合成印加駆動方法でFLC
表示装置を動作させた場合に実際に画素に印加される走
査信号側の駆動電圧波形を示す波形図である。
【図11】従来例におけるFLCパネルの電圧−応答速
度の温度特性を示すグラフ(τ−Vminカーブの温度
依存性を示す特性図)である。
【符号の説明】
1 FLCパネル 2a,2b ガラス基板 3a,3b 絶縁膜 4a,4b 配向膜 5 封止剤 6 強誘電性液晶 7a,7b 偏光板 8 走査側駆動回路 9 信号側駆動回路 10a,10b シフトレジスタ 11a,11b ラッチ 12a,12b アナログスイッチ 22 温度センサ 23 温度補償回路 24 メモリ回路 25 駆動電圧波形制御回路 L 走査電極 S 信号電極
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/133 560 G02F 1/133 580 G09G 3/36

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに交差する方向に配列した走査電極
    と信号電極との各交差部に、2つの安定状態を持った強
    誘電性のスメクチック液晶を介在させて各画素を構成
    し、画像情報データに基づく信号電圧を信号電極へ印加
    し、これと同期して選択電圧波形または非選択電圧波形
    からなる走査電圧を走査電極へ印加する強誘電性液晶表
    示パネルの駆動方法であって、 走査電極への選択電圧の印加時期の前あるいは後に、そ
    の印加時期に対しある時間を隔てて、その選択電圧とは
    実効的に逆極性の波形の温度補償電圧を走査電極に印加
    し、温度によって変動する液晶の応答性を補償すること
    を特徴とする強誘電性液晶表示パネルの駆動方法。
  2. 【請求項2】 選択電圧の印加時期に対する温度補償電
    圧の時間の隔たりが、液晶の温度が高いほど短く、低い
    ほど長く設定されることを特徴とする請求項1記載の強
    誘電性液晶表示パネルの駆動方法。
  3. 【請求項3】 温度補償電圧の波形が、画素状態を変化
    させるしきい値以下の振幅値である請求項1記載の強誘
    電性液晶表示パネルの駆動方法。
  4. 【請求項4】 温度補償電圧の波形が、画素状態を一方
    の安定状態に書き換えるしきい値以上のパルス幅と振幅
    値を有する請求項1記載の強誘電性液晶表示パネルの駆
    動方法。
  5. 【請求項5】 互いに交差する方向に配列した走査電極
    と信号電極との各交差部に、2つの安定状態を持った強
    誘電性のスメクチック液晶を介在させて各画素を構成
    し、画像情報データに基づく信号電圧を信号電極へ印加
    し、これと同期して選択電圧波形または非選択電圧波形
    からなる走査電圧を走査電極へ印加する強誘電性液晶表
    示パネルの駆動方法であって、 走査電極に、選択期間が電圧ゼロの第1期間と、所定電
    圧の第2期間からなる波形の電圧を印加するとともに、 信号電極に、少なくとも第1電圧とそれとは逆極性の第
    2電圧との2つの電圧を印加し、第1電圧と第2電圧と
    の切り替え時期を走査電圧の第1期間の終端と同期さ
    せ、この電圧の切り替え時期を外部信号により変化させ
    ることを特徴とする強誘電性液晶表示パネルの駆動方
    法。
  6. 【請求項6】 電圧の印加に際し、第1電圧と第2電圧
    との切り替え時期を、温度変化に応じて調整することを
    特徴とする請求項5記載の強誘電性液晶表示パネルの駆
    動方法。
  7. 【請求項7】 選択期間開始から、第1電圧と第2電圧
    との切り替え時期までの時間を、温度が高いほど長く、
    低いほど短く調整することを特徴とする請求項6記載の
    強誘電性液晶表示パネルの駆動方法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の強誘電性液晶表示パネル
    の駆動方法と請求項5記載の強誘電性液晶表示パネルの
    駆動方法とを同時に用いて、強誘電性液晶表示パネルを
    駆動することを特徴とする強誘電性液晶表示パネルの駆
    動方法。
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