JP2000193949A - プラズマアドレス型の液晶表示装置 - Google Patents

プラズマアドレス型の液晶表示装置

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JP2000193949A JP11003379A JP337999A JP2000193949A JP 2000193949 A JP2000193949 A JP 2000193949A JP 11003379 A JP11003379 A JP 11003379A JP 337999 A JP337999 A JP 337999A JP 2000193949 A JP2000193949 A JP 2000193949A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマアドレス型液晶素子において、高速
駆動、視野角特性向上を図る。 【解決手段】 ストライプ状の透明電極4とその上に配
向膜5を有する第1の透明基板3と、配向膜8を有する
誘電体シート9との間に自発分極を有する液晶7を挟持
して液晶セル1を形成し、ストライプ状のカソード電極
12とアノード電極13とを有する第2の透明基板10
を隔壁13を介して前記誘電体シート9に対向配置させ
てプラズマチャネル内にイオン化可能なガスを封入して
プラズマセル2を形成し、液晶素子とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマアドレス
型の液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、マトリクス型の液晶表示装置にお
いて、高解像度化、高コントラスト化を図る手段として
は、画素毎に薄膜トランジスタ(TFT)等のスイッチ
ング素子を設けたアクティブマトリクス型とするのが一
般的であった。しかしながら、この方式では大面積化し
た時に歩留が悪くなり、コスト上昇を招くという問題が
あった。
【0003】一方、アクティブマトリクス型のコストの
問題を改善する方法として、例えば特開平1−2173
96号公報、特開平5−72519号公報等において、
TFTの代わりに選択的なプラズマ放電に基づく、プラ
ズマアドレス方式が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記プ
ラズマアドレス方式の液晶表示装置においては、ネマチ
ック液晶を用いていることから、応答速度が遅い、視野
角特性が悪い等の問題が挙げられていた。
【0005】また、従来のプラズマアドレス方式の液晶
表示装置においては、プラズマセルの製造誤差により、
各プラズマチャンバ間での特性バラツキが生じ、プラズ
マ消滅時間τpに格差が生じる問題が起こる。
【0006】よって各プラズマチャンバでのプラズマ消
滅時間τpの格差を考慮することなく、各液晶セル内の
透明電極に印加されるデータ信号のパルス幅がプラズマ
消滅時間τpと同時に終了する駆動を行うと、複数のプ
ラズマセル内のうち、任意のプラズマチャンバに対応す
る画素において、データ信号による電荷蓄積が十分に行
えず、任意の液晶セル(画素に相当する)に所望の画像
情報を書き込めない問題が起こる。
【0007】つまり、複数のプラズマチャンバのうち、
プラズマセルの製造誤差により、データ信号のパルス幅
がプラズマ消滅時間τp前に終了してしまうプラズマチ
ャンバが発生してしまう。
【0008】本発明の目的は、上記問題点に鑑み、応答
速度が速く視野角特性に優れたプラズマアドレス型液晶
素子を提供することにあり、さらには、階調特性や視覚
特性等の表示特性及び耐衝撃性に優れたプラズマアドレ
ス型の液晶素子を提供することにある。
【0009】また、本発明では、プラズマセルの製造誤
差による各プラズマチャンバでのプラズマ消滅時間τp
の格差を考慮することなく、プラズマチャンバに対応す
る画素に所望の画像情報を書き込めるプラズマアドレス
液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、液晶層を有する液晶セルとプ
ラズマセルを備えたプラズマアドレス型の液晶表示装置
において、前記液晶は、自発分極を有する液晶である、
ことを特徴とする。
【0011】この場合、前記液晶は、カイラルスメクテ
ィック液晶が好ましく、双安定な強誘電性液晶であって
も、反強誘電性液晶のような単安定な液晶であっても良
い。
【0012】また、前記液晶セルを複数備え、該液晶セ
ルが、ストライプ状の透明電極と配向膜を有する第1の
透明基板と、配向膜を有する誘電体シートとを、該両配
向膜が内側になるように対向配置させた間に液晶を挟持
してなり、前記プラズマセルを複数備え、該プラズマセ
ルが、ストライプ状のカソード電極とアノード電極とを
交互に所定の間隔をおいて配置し、該カソード電極及び
アノード電極に沿ったストライプ状の隔壁を有する第2
の透明基板と該液晶セルの誘電体シートとを、該隔壁が
内側になり且つ該カソード電極及びアノード電極が該透
明電極に直交するように対向配置させた間にイオン化可
能なガスを封入してなり、該透明電極にデータ信号を印
加するデータ信号印加手段と、該アノード電極にアノー
ド電位を印加するアノード電位印加手段と、該カソード
電極にプラズマを発生させるためのカソード電位を印加
するカソード電位印加手段と、を有し、該データ信号印
加手段は、1水平走査期間内におけるデータ信号のパル
ス幅が平均的なプラズマの消滅時間後に終了するように
駆動される手段である、ようにしてもよい。
【0013】この場合、前記データ信号の電圧は、正又
はゼロ又は負をとり、前記液晶の光透過率を連続的に変
化させることにより、階調表示を行う信号である、よう
にすると良い。
【0014】更に、前記液晶セルの液晶層内に、前記透
明電極間隙に沿ったストライプ状のスペーサーを有し、
前記隔壁及び該スペーサーは、耐大気圧支持機能を有す
ると共に遮光機能も有する、ようにしてもよい。
【0015】また、前記スペーサーが接着性を有する、
ようにしてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明において用いられる液晶
は、電圧−透過率特性においてメモリー性を有していな
いカイラルスメクティック液晶であり、特に好ましく
は、単安定を示す無閾値反強誘電性液晶(以下、「TL
AFLC」と記す)である。TLAFLCは、以下の
(1)〜(3)の文献に示されているように、印加電圧
に対して光学的平均分子軸方向が基板面内において連続
的に変化し、従来の反強誘電性液晶(AFLC)が示し
ていたヒステリシスが消失した状態となっている。その
ため、TFT等の能動素子と組み合わせることにより、
広視野角で多階調表示が可能なディスプレイヘの応用が
期待できる。
【0017】(1)A full−color thr
esholdless Antiferroelect
ric LCD exhibiting wide v
iewing angle with fast re
sponse time,T.Yosidaら、SID
97(Society for Informati
on Display 97)DIGEST p84
1。
【0018】(2)Voltage−holding
properties of thresholdle
ss antiferroelectric liqu
idcrystals driven by acti
ve matrices,T.Saishuら、SID
96(Soeiety for Informati
on Display 96)DIGEST p70
3。
【0019】(3)「液晶における反強誘電相の発現機
構と無閾値反強誘電性相の可能性」、宮地等、応用物理
第65巻、第10号(1996)、P1029。
【0020】しかしながら、TFTを用いてTLAFL
Cのような自発分極を有する液晶を駆動する場合の問題
点として、スイッチングの際に自発分極による反転電流
が伴うため、TFTに過大な電流供給能力が要求される
点や、大きな補助容量が必要とされる点が挙げられ、T
LAFLCのように液晶の自発分極が大きいはど、これ
らの要求が強くなる。
【0021】また、一般的にスメクティック液晶は層構
造を持つため、液晶セルの変形や衝撃に弱く、TLAF
LCにおいても例外ではない。さらに、液晶ディスプレ
イのコントラスト向上の一般的な技術として、画素間を
遮光するためのブラックマトリクスを金属等により形成
する必要があり、製造工程が増え、コスト上昇の一因と
なっている。
【0022】本発明は、これらスメクティック液晶を用
いた場合の問題点についても全て解消するものである。
【0023】本発明は、第1に、プラズマアドレス型で
あるため、TFTのような供給電流の制限がなく、TL
AFLCのような自発分極の大きい液晶であっても、十
分駆動可能である。
【0024】第2に、本発明では、液晶セルにストライ
プ状のスペーサーを配置して液晶層厚(セル厚)を確保
し、さらに、スペーサーに接着性を持たせることによっ
て、液晶セルの基板(第1の透明基板)と誘電体シート
が接着され、衝撃やひずみに対する耐久性を格段に高め
ることができる。
【0025】さらに第3に、液晶セルのスペーサーを透
明電極間隙に形成することにより、該スペーサーと直交
するように配置されるプラズマセルの隔壁と組み合わさ
って、遮光機能を有するブラックマトリクスを兼ねるこ
とができる。即ち、金属製のブラックマトリクスを別途
設ける必要がなくなる。
【0026】尚、本発明においては、液晶として前記し
たようにTLAFLCが好ましく用いられるが、その他
に、カイラルスメクティックC相(SmC*)において
らせんピッチがセル厚よりも短く、メモリー性を示さな
い液晶(DHFモード,Deformed Helix
Ferroelectirc mode)も好ましく
用いることができる。
【0027】図1は、本発明の液晶素子の一実施形態の
構成を模式的に示す部分斜視図である。また、図2
(a)はその断面模式図、図2(b)は(a)とは直交
する方向の断面模式図である。
【0028】図1、2中、1は液晶セル、2はプラズマ
セルである。液晶セル1は、第1の透明基板1と誘電体
シート9との間に本発明にかかるスメクティック液晶7
を挟持してなり、それぞれ液晶7との界面には配向膜
5、8を備えている。4はストライプ状の透明電極であ
り、その間隙に沿って、液晶層内にストライプ状のスペ
ーサー6が形成され、液晶層の厚さが保持されている。
尚、スペーサー6の幅は透明電極4の間隙の幅と同一で
良いが、表示品位に影響を与えない範囲で広くしても、
逆に狭くしても構わない。
【0029】また、プラズマセル2は、ストライプ状の
アノード電極11とカソード電極12を所定の間隔をお
いて交互に配置した第2の透明基板10を、該電極が内
側になり、且つ、透明電極5に直交するように誘電体シ
ート9に対向配置させてなる。ここで、第2の透明基板
10と誘電体シート9との間隔は、好ましくはアノード
電極11上に形成されたストライプ状の隔壁13によっ
て保持される。隔壁13は、液晶セル1のスペーサー6
と直交することから、これらの組み合わせによって、画
素以外の部分が遮光される構成となり、ブラックマトリ
クスが不要となる。
【0030】本発明において、第1の透明基板3及び第
2の透明基板10は、いずれもガラス基板が好ましく用
いられるが、強度や透明性が満足されるものであれば、
プラスチック基板等も用いることができる。また、透明
電極5にはITO等透明導電材が用いられ、カソード電
極12及びアノード電極11としては金属材料が用いら
れ、配向膜5、8としては、ポリイミド等一般に液晶の
配向に用いられる素材をラビング処理して用いることが
できる。尚、ラビング方向は上下配向膜で平行、或いは
反平行になるようにしても良いが、5°程度クロスする
ことが均一な配向を得る上で好ましい。
【0031】さらに、スペーサー6としては、フォトレ
ジストや感光性ポリイミド、ポリビニルアルコールなど
が用いられるが、配向膜5及び8と同じポリイミドを用
いて配向膜5或いは8と同時に形成することができる。
隔壁13は、ガラスを主成分とする材料を用い、スクリ
ーン印刷等によって形成することができる。また、誘電
体シート9は、液晶セル1を効果的に駆動するためにで
きるだけ薄くする必要があり、例えば50μm程度厚の
薄板ガラスなどが用いられる。
【0032】プラズマセル2は周辺部に低融点ガラス等
を使用したフリットシール(図示しない)を配設するこ
とにより密閉され、プラズマチャンバ14が形成され
る。プラズマチャンバ14内には、イオン化可能なガ
ス、例えばヘリウム、ネオン、アルゴン及びこれらの混
合気体等が封入される。
【0033】前記構成においては、配向膜5と透明電極
4の間、及び、誘電体シート9と配向膜8の間のいずれ
か、或いは両方に、SiO2やTaOx等の無機膜を絶
縁膜として形成しても良い。また、第1の透明基板3と
透明電極4との間にカラーフィルタを配置することによ
り、フルカラー表示を行なうことも可能である。
【0034】以上の構成において、所定のプラズマチャ
ンバ14に対応するアノード電極11とカソード電極1
2との間に所定の電圧が印加されると、プラズマチャン
バ14内のガスが選択的にイオン化されて、プラズマ放
電が発生し、その内部は略アノード電位に維持される。
この状態で透明電極4に順次データ電圧が印加される
と、プラズマ放電が発生したプラズマチャンバ14に対
応した透明電極4上の画素の液晶層に、誘電体シート9
を介してデータ電圧が印加される。プラズマ放電が終了
すると、プラズマチャンバ14はフローティング電位と
なり、各画素の液晶層に書き込まれたデータは次の書き
込み期間まで保持される。書き込まれたデータは、第1
の透明基板3及び第2の透明基板10の外側に配置され
た一対の偏光板(図示しない)により光学的に識別され
る。
【0035】図3は、前記液晶素子の回路構成を、4×
5画素をモデルに示した図である。図中、31は液晶ド
ライバ(データ信号印加手段)、32は制御回路、34
はアノードドライバ(アノード電位印加手段)、35は
カソードドライバ(カソード電位印加手段)、36a〜
36dはカソード電極、37a〜37eはアノード電
極、38a〜38fは透明電極、39a〜39fはバッ
ファである。液晶ドライバ31にはビデオデータ(DA
TA)が入力され、各水平走査期間(1H)毎にデータ
電圧DS1〜DSmが同時に出力される。データ電圧は
それぞれバッファ39a〜39fを介して透明電極38
a〜38fに供給される。制御回路32には、ビデオデ
ータに対応した水平同期信号HD及び垂直同期信号VD
が同期基準信号として供給され、液晶ドライバ31及び
アノードドライバ34、カソードドライバ35の動作を
制御する。アノードドライバ34より共通に接続された
アノード電極37a〜37eには、基準電圧としてのア
ノード電圧が印加される。また、カソードドライバ35
より1H毎にカソード電極36a〜36dに順次アノー
ド電位と所定電位差のカソード電圧が印加され、行方向
に順次走査される。
【0036】図4に、カソード電極及び透明電極に印加
する電圧波形とプラズマチャンバ内の電荷量の変化のタ
イミングチャートを示す。図中、(a)〜(c)は連続
する3本のカソード電極36に印加される電圧波形、
(d)〜(f)は(a)〜(c)のカソード電極が位置
するプラズマチャンバ内の電荷量の変化、(g)及び
(h)は透明電極38に印加される電圧波形で、(g)
はnフレーム目、(h)はn+1フレーム目の波形であ
る。また、図中、Vaはアノード電位、Vcはカソード
電圧パルスの波高値、1Hは1水平走査期間、τpはプ
ラズマが発生して消滅するまでの期間を表わしている。
【0037】本発明では、画像情報(階調情報)に対応
して振幅(パルス高)が変調されたデータ電圧が、カソ
ード電極36に印加される電圧パルス(Vc)に同期し
て透明電極38に印加される。データ電圧は1Hまたは
1フレーム、或いはその両方毎に反転される。さらに、
1H内におけるデータ電圧の印加時間(パルス幅)は、
カソード電圧パルス(Vc)のパルス幅より長く、且
つ、プラズマ消滅時間τpより後に終了するように設定
される。この消滅時間τpは、各プラズマチャンバに対
する平均値を意味する。これによって、全液晶セルにお
いて、データ電圧が十分に保持され、所望の画像表示が
可能となる。
【0038】尚、本発明の液晶素子の各部材の素材、製
法については、前記実施形態に挙げた以外にも、本発明
の効果が得られる範囲で、従来のネマチック液晶を用い
たプラズマアドレス型液晶素子の構成を適用することが
可能である。
【0039】
【実施例】〈実施例1〉図1、2に示した構成の液晶素
子を作製した。その作製手順を以下に説明する。
【0040】1.1mm厚のガラス基板3上に、スパッ
タ法によりITOを厚さ約100nmに堆積し、パター
ニングして幅250μm、間隔50μmの透明電極4を
形成した。その上に、ポリイミドの前駆体であるポリア
ミック酸(東レ社製「LP−64」)と有機溶媒の混合
溶液をスピンコートし、約200℃で1時間加熱焼成す
ることにより、厚さ約10nmのポリイミド膜を形成し
た。また、同様にして、厚さ50nmの薄板ガラスから
なる誘電体シート9上にもポリイミド膜を形成し、それ
ぞれのポリイミド膜にラビング処理を施して配向膜5,
8とした。ラビング方向は透明電極4のストライプにほ
ぼ平行に行ない、ガラス基板3側と誘電体シート9側と
で約5°クロスするようにした。
【0041】前記ガラス基板3上の配向膜5上に、フォ
トレジスト溶液をスピンコートし、約90℃でプリベー
クし、透明電極4の間隙に位置するように露光して、幅
50μm、高さ約1.5μmのストライプ状にパターニ
ングした後、約140℃で1時間ポストベークし、スペ
ーサー6を形成した。該ガラス基板3に、前記誘電体シ
ート9を配向膜8が内側になるように配置してシール材
(図示せず)を用いて加圧・加熱し、スペーサー6の接
着作用を利用してガラス基板3と誘電体シート9を互い
に貼り合わせた。その後、反強誘電性液晶を注入して液
晶セルを形成した。なお、本実施例で用いた反強誘電性
液晶は、 * 自発分極Psが150nC/cm2 (30℃)で、 * チルト角Θが30°(30℃)で、 * 誘電率εが5(30℃)で、 * 前記液晶セルを挟み込むように、クロスニコルの関
係で、かつ、一方の偏光軸が無電界時の平均分子軸方向
に一致するように一対の偏光板を配置し、そのときの電
圧−透過率特性が図5に示すものとなる、 ようにした。
【0042】また、プラズマセルとして、1.9mm厚
のガラス基板10上に、金属ペーストを厚さ30μmに
堆積し、パターニングして幅100μmのカソード電極
12とアノード電極11を0.32mmピッチで形成し
た。次いで、ガラスを主成分とする材料を用いスクリー
ン印刷により、アノード電極上に、幅100μmで厚さ
が200μmの隔壁13を形成し、アノード電極11及
びカソード電極12が前記液晶セルの透明電極5に直交
するように配置して、周辺部をフリットシールにより封
止し、不活ガスを封入して約200μmの間隔のプラズ
マチャンバを形成した。
【0043】得られた液晶素子を、図4の駆動波形で駆
動した。本実施例の液晶素子は、320×240画素
で、プラズマ放電電圧(Vc−Va)=−350V、デ
ータ電圧=+6V〜−6V、1H=70μsとした。そ
の結果、コントラストは約80で、良好な画像が表示で
きた。ここで、データ電圧は、その値は上述のように階
調情報に応じて決めるものであり、透明電極(信号電
極)4に印加した。
【0044】なお、上述した液晶の代わりに、図11
(a) や(b) に示す電圧−透過率特性の液晶(単安定性を
示すカイラルスメクティック液晶)を用いても良い。こ
こで、図11(a) の液晶は、特願平10−177146
に開示されたものであって、 * 電圧が0〜V1 (V1 >0)の範囲では透過率Tが
0〜T1 までほぼ直線的に増加し、 * 電圧がV1 (V1 >0)以上の場合には透過率Tは
ほぼ一定となり、 * 電圧が負の場合には透過率Tはゼロとなる、特性を
有する。また、図11(b) の液晶は、特願平10−17
7145に開示されたものであって、 * 電圧が正の場合には同図(a) とほぼ同様の特性を示
すが、 * 電圧が負の場合には同図(a) と異なって若干の透過
率を有する。
【0045】〈実施例2〉図6は、本実施例に係る液晶
表示装置を示す概略断面図、図7はその斜視図である。
【0046】両図に示すように、この液晶表示装置10
0は、液晶セル101とプラズマセル110と、それら
の間に介在する誘電体シート103とを積層して構成さ
れている。
【0047】誘電体シート103は、液晶セル101を
効果的に駆動するためにできるだけ薄くする必要があ
り、例えば50μm程度厚の薄板ガラスなどで形成され
る。
【0048】液晶セル101は、1.1mm厚のガラス
基板(上基板)104により構成される。上基板104
の内表面には、ITO等の透明電極105が行方向にス
トライプ状に形成されている。上基板104は、直径約
1μmのスペーサ(不図示)を介して誘電体シート10
3に接合される。上基板104と誘電体シート103の
間隙には、例えば以下の特性をもつピリミジン系液晶組
成物である双安定な強誘電性液晶(以下、FLCとい
う)106が注入されている。FLC106の両面に
は、絶縁膜およびラビング処理されたポリイミド等の高
分子配向膜102a,102bがそれぞれ形成されてい
る。なお、上基板104と透明電極105の間にはカラ
ーフィルタおよび絶縁膜を配置することができる。
【0049】 相系列 Iso→ Ch→ SmA→ Sm*C→ Cryst 92℃ 85℃ 67℃ −17℃ 自発分極 Ps=6nC/cm2 (30℃) チルト角 Θ=15 deg (30℃) 誘電異方性 △ε=−0.2 (30℃) 一方、プラズマセル110は、1.9mm厚のガラス基
板(下基板)111により構成される。下基板111の
内表面には、列方向にストライプ状に複数のアノード電
極112およびカソード電極113が交互に所定の間隔
を保持して並列的に形成されている。
【0050】アノード電極112の各上面のほぼ中央部
には、それぞれ電極に沿って延在するように所定幅の隔
壁114が形成される。隔壁114はガラスを主成分と
する材料で構成され、アノード電極112上にスクリー
ン印刷等によりストライプ状に形成される。そして、隔
壁114は誘電体シート103の下面に当接され、また
周辺部は低融点ガラス等を使用したフリットシールを配
設することにより、約200μmの間隔のプラズマチャ
ンバ115が形成される。プラズマチャンバ115内に
はイオン化可能なガス、例えばヘリウム、ネオン、アル
ゴンおよびこれらの混合気体等が封入される。
【0051】次に、このように構成された画像表示装置
の表示動作について説明する。
【0052】所定の一対のプラズマチャンバ115に対
応するアノード電極112とカソード電極113との間
に所定電圧が印加されると、プラズマチャンバ115内
のガスが選択的にイオン化されてプラズマ放電が発生
し、その内部は略アノード電位に維持される。この状態
で、透明電極105に順次データ電圧が印加されると、
プラズマ放電が発生したプラズマチャンバ115に対応
した透明電極105上の画素のFLC106層に、誘電
体シート103を介してデータ電圧が印加される。
【0053】そして、プラズマ放電が終了すると、プラ
ズマチャンバ115はフローティング電位となり、各画
素のFLC106層に書き込まれたデータは次の書き込
み期間まで保持される。
【0054】書き込まれたデータは、液晶表示装置10
0の両側に配置された一対の偏光板(不図示)により光
学的に識別される。
【0055】本発明で用いられる表示モードは、本実施
例で用いた表面安定型モード(SSFLC)の他に、S
*c相での螺旋ピッチがセル厚より短く、メモリー性を
示さないDHFモード等も用いることができる。
【0056】図3は、上述した液晶表示装置100の回
路構成を示している。
【0057】この図に示すように、液晶ドライバ31に
はビデオデータ(DATA)が入力され、各水平走査期
間(1H)毎にデータ電圧DS1〜DSmが同時に出力
される。データ電圧DS1〜DSmは、それぞれバッフ
ァ39a,…を介して複数のデータ電極(行電極)38
a,…に供給される。
【0058】制御回路32は、ビデオデータ(DAT
A)に対応した水平同期信号HDおよび垂直同期信号V
Dが同期基準信号として供給され、液晶ドライバ31お
よびアノードドライバ34、カソードドライバ35の動
作を制御する。
【0059】アノードドライバ34から共通に接続され
た複数のアノード電極37a〜37eには、基準電圧と
してのアノード電圧VAが印加される。また、カソード
ドライバ35から1H毎に複数のカソード電極36a〜
36dに、順次アノード電位と所定電位差のカソード電
圧Vk1〜Vkn−1が印加され、行方向に順次走査さ
れる。
【0060】図8は、前記制御回路32による本発明の
液晶表示装置100の駆動波形を示した図であり、図8
(A)〜(C)は、連続するカソード電極36にそれぞ
れ印加されるカソード電圧Vka〜Vka+2を示してお
り、図8(E)は所定の透明電極105に印加されるデ
ータ電圧DSを示している。また、図8(D)はプラズ
マチャンバ115中の電荷の変化を示しており、τpは
プラズマが発生して消滅するまでの消滅時間を表してい
る。
【0061】すなわち、本発明では、前記データ電圧D
Sは、カソード電圧Vka〜Vka+2に同期して、画像
情報に対応した極性のパルスより成るデータ信号が透明
電極105に印加される。さらに本発明では、選択期間
(1H)内におけるデータ電圧DSの印加時間(パルス
幅)が、カソード電圧Vka〜Vka+2のパルス幅より
長く、かつ平均的な前記プラズマ消滅時間τpより後に
終了するようFLC106を駆動した。
【0062】これにより、複数のプラズマチャンバ11
5の製造誤差による各プラズマチャンバ115でのプラ
ズマ消滅時間τpの格差があっても、プラズマチャンバ
115に対応する液晶セル101の画素に所望の画像情
報を書き込める効果が得られる。
【0063】つまり、図8(E)の如く、予め、全ての
透明電極105に印加されるデータ信号DSのパルス幅
が平均的なプラズマの消滅時間τp後に終了するように
駆動したので(長さd分、データ信号DSのパルス幅が
長い)、データ信号DSのパルス幅がプラズマの消滅時
間τp前に終了してしまうプラズマチャンバ115が発
生するのを防止したため、全液晶セル101にデータ信
号DSによる電荷蓄積が正確に行え、全液晶セル101
に所望の画像情報を書き込める。ここで、dの範囲は、
0<d≦(1H−τp)で表され、パネルの大きさにも
依存するが、例えば、0.5(1H−τp)≦d≦(1
H−τp)の範囲が好ましい。
【0064】更に、詳述するならば、プラズマの消滅時
間τp(スイッチオン状態期間)以内にデータ信号DS
を画素に相当する液晶セル101に印加できるので、デ
ータ信号DSに基づく電荷が液晶層106に蓄積され、
液晶層106の所望のスイッチングが得られる。
【0065】しかし、データ信号DSのパルス幅がプラ
ズマの消滅時間τpと同時に終了する駆動を行うと、デ
ータ信号DSのパルス幅がプラズマの消滅時間τp前に
終了してしまうプラズマチャンバ115が発生してしま
うことが起こり得る。プラズマの消滅時間τp後(スイ
ッチオフ状態期間)にデータ信号DSのパルス幅が入り
込んでしまい、そのパルス幅部分は、液晶セル101の
液晶層106に電荷蓄積されない。
【0066】また、本実施例では前記データ電圧DS
は、図9に示したように、“白”および“黒”の画像情
報に対応した互いに逆極性のパルスより構成される。こ
のパルスの電圧波高値は全てほぼ等しく、いづれもFL
C106のSWしきい値を超える値に設定される。
【0067】具体例として、以下の駆動条件で、画素数
480×640の前記液晶表示装置100を駆動したと
ころ、視野角特性に優れた良好な画像が表示できた。な
お、コントラストは約80であった。
【0068】 プラズマ放電電圧(Vc−Va)=−350V データ電圧=±10V 1H=35μs フレーム周波数60Hz(1H=35μs) 平均的τp=20μs d=10μs 〈実施例3〉本実施例も、図6に示した実施例2と同様
の構成の液晶表示装置を使用した。ただし、本実施例で
は、実施例2のFLCの代わりに以下の物性を示す反強
誘電相をもつ液晶(AFLCという)を注入した(S*
CAは反強誘電相)。なお、このセル厚は約2μmで、
液晶表示装置の両側に配置した一対の偏光板のうち一方
の偏光板の偏光軸は、反強誘電状態の平均分子軸に実質
的に一致する構成となっている。
【0069】 相系列 Iso → SA → S*c → S*cA 101℃ 83℃ 82℃ 自発分極 Ps=80nC/cm2 (25℃) チルト角 Θ=27° (25℃) 本実施例では、AFLCの駆動方法は上述した実施例2
と同様であるが、データ電圧DSは図10に示すよう
に、アノード電位を基準として、画像情報に対応した、
ゼロと正または負のパルスより構成される。なお、パル
ス印加のタイミングは、図8と同様に行われ、さらに、
正または負のデータ電圧はフレーム毎に反転することが
できる。
【0070】このように、本実施例では、実施例2で得
られる効果以外に、表示の焼き付き等が生じることなく
安定した画像表示を行うことができる。
【0071】また、本実施例では、ヒステリシス特性を
持たない、無しきい値型のAFLCを用いることがで
き、この場合、図10で示したデータ電圧の電圧値を画
像情報に基づいて変調することによって階調表示が可能
となる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
選択期間内に透明電極に印加されるデータ信号のパルス
幅が、選択期間内にカソード電極に印加されるカソード
電位のパルス幅より長く、かつプラズマセルで発生され
るプラズマの消滅後に終了するようにしたことにより、
高速表示が可能で、視野角特性に優れた画像表示を行う
ことができる。
【0073】また、本発明によれば、高速表示が可能
で、コントラスト及び視野角特性に優れた画像表示を行
なうと同時に、耐衝撃性に優れたディスプレイが提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶素子の一実施形態の構成を模式的
に示す部分斜視図である。
【図2】図1の液晶素子の断面模式図である。
【図3】図1の液晶素子の回路構成図である。
【図4】本発明の液晶素子のカソード電極及び透明電極
に印加する電圧波形とプラズマチャンバ内の電荷量の変
化のタイミングチャートである。
【図5】本発明の実施例で用いた液晶の電圧−透過率特
性を示す図である。
【図6】本発明の実施例2に係る液晶表示装置の概略断
面図。
【図7】本発明の実施例2に係る液晶表示装置の概略斜
視図。
【図8】本発明の実施例2に係る液晶表示装置の駆動波
形を示す図であり、(A)〜(C)は、連続するカソー
ド電極にそれぞれ印加されるカソード電圧の波形を示す
図、(D)は、プラズマチャンバ中の電荷の変化を示す
波形を示す図、(E)は、透明電極に印加されるデータ
電圧の波形を示す図。
【図9】本発明の実施例2に係る液晶表示装置のデータ
電圧の波形を示す説明図。
【図10】本発明の実施例3に係る液晶表示装置のデー
タ電圧の波形を示す説明図。
【図11】本発明で用いられる液晶の電圧−透過率特性
を示す図。
【符号の説明】
1 液晶セル 2 プラズマセル 3 第1の透明基板 4 透明電極 5 配向膜 6 スペーサー 7 液晶 8 配向膜 9 誘電体シート 10 第2の透明基板 11 アノード電極 12 カソード電極 13 隔壁 14 プラズマチャンバ 31 液晶ドライバ 32 制御回路 34 アノードドライバ 35 カソードドライバ 36a〜36d カソード電極 37a〜37e アノード電極 38a〜38f 透明電極 39a〜39f バッファ 100 液晶表示装置 101 液晶セル 103 誘電体シート 104、111 ガラス基板 105 透明電極 106 FLC 110 プラズマセル 112 アノード電極 113 カソード電極 114 隔壁 115 プラズマチャンバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H089 HA36 LA11 MA03Y PA05 QA03 QA16 RA13 RA14 TA01 TA02 TA04 2H093 NA45 NB15 NC34 ND13 ND32 NE01 NE03 NE04 NF17 NF20 5C006 BA13 BB18 BF03 FA14 FA54 FA55

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶層を有する液晶セルとプラズマセル
    を備えたプラズマアドレス型の液晶表示装置において、 前記液晶は、自発分極を有する液晶である、 ことを特徴とするプラズマアドレス型の液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記液晶は、カイラルスメクティック液
    晶である、 請求項1に記載のプラズマアドレス型の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記液晶は、双安定な強誘電性液晶であ
    る、 請求項2に記載のプラズマアドレス型の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記液晶は、単安定な液晶である、 請求項2に記載のプラズマアドレス型の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記液晶は反強誘電性液晶である、 請求項4に記載のプラズマアドレス型の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記液晶セルを複数備え、該液晶セル
    が、ストライプ状の透明電極と配向膜を有する第1の透
    明基板と、配向膜を有する誘電体シートとを、該両配向
    膜が内側になるように対向配置させた間に液晶を挟持し
    てなり、 前記プラズマセルを複数備え、該プラズマセルが、スト
    ライプ状のカソード電極とアノード電極とを交互に所定
    の間隔をおいて配置し、該カソード電極及びアノード電
    極に沿ったストライプ状の隔壁を有する第2の透明基板
    と該液晶セルの誘電体シートとを、該隔壁が内側になり
    且つ該カソード電極及びアノード電極が該透明電極に直
    交するように対向配置させた間にイオン化可能なガスを
    封入してなり、 該透明電極にデータ信号を印加するデータ信号印加手段
    と、該アノード電極にアノード電位を印加するアノード
    電位印加手段と、該カソード電極にプラズマを発生させ
    るためのカソード電位を印加するカソード電位印加手段
    と、を有し、 該データ信号印加手段は、1水平走査期間内におけるデ
    ータ信号のパルス幅が平均的なプラズマの消滅時間後に
    終了するように駆動される手段である、 請求項1に記載のプラズマアドレス型の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 前記データ信号の電圧は、正又はゼロ又
    は負をとり、前記液晶の光透過率を連続的に変化させる
    ことにより、階調表示を行う信号である、 請求項6に記載のプラズマアドレス型の液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 更に、前記液晶セルの液晶層内に、前記
    透明電極間隙に沿ったストライプ状のスペーサーを有
    し、前記隔壁及び該スペーサーは、耐大気圧支持機能を
    有すると共に遮光機能も有する、 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のプラズマアドレ
    ス型の液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 前記スペーサーが接着性を有する、 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のプラズマアドレ
    ス型の液晶表示装置。
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