JP3559486B2 - 半導体記憶素子 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は半導体記憶素子に関する。さらに詳しくは、強誘電体キャパシタを使用した非破壊読み出しが可能な半導体記憶素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より提案されている強誘電体キャパシタを使用した半導体記憶素子としては大きく分けると、1つのセルに1つのトランジスタと1つのキャパシタを有するタイプ(以下、1Tr・1Capa/1cellタイプという)と金属膜・強誘電体膜・半導体層(以下、MFS という)構造がある。
【0003】
このうち1Tr・1Capa/1cellタイプのものは図12〜13に示されるように強誘電体キャパシタ1とMOSFETのソースまたはドレインとを接続したものである。なお、図12〜13において、2は強誘電体、3は下部電極、4は拡散層、5はゲート電極、6は第1層間絶縁膜、7は第2層間絶縁膜、8はAl配線層、9はフィールド酸化膜である。
【0004】
この方式のものは、図14に示される強誘電体のヒステリシスにおいて、AまたはBの状態を判定するために一度Cまで電界がかけられる。そして、そのとき流れる電流によりAまたはBを判定するものである。
【0005】
つぎにMFS 構造は、図15に示されるように、半導体基板12上に直接強誘電体膜11を形成し、該強誘電体膜11の分極反転電荷により下部の半導体に反転層を形成するというものである。なお図15において、10はゲート電極、13は不純物拡散領域でゲート領域とソース領域を構成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した強誘電体を使用した半導体記憶素子のうち1Tr・1 Capa/1cellタイプのものは、破壊読み出しであるうえに、AまたはBを判定するために必要とされる残留分極が比較的大きい(Capa面積が1μm2 のとき、約10μC/cm2 は必要とされている)という問題がある。
【0007】
一方、MFS 構造は、蓄積電荷量ではなく蓄積電荷密度を必要とするため、電極面積を広く取る必要がなく、したがって要求される残留分極も約1μC/cm2 以下と比較的小さい。
【0008】
しかしながら、半導体基板上に直接性質の異なる強誘電体膜を形成するのは困難であり、このためF/Sの界面に SiO2 などのバッファ層を設けることが提案されている(特開昭50−57345号公報参照)。
【0009】
しかし、バッファ層を設けると強誘電体とバッファ層の積層コンデンサ構造となり、強誘電体にかかる電圧が低下し、このため印加電圧を大きくしなければならなくなるという問題がある。
【0010】
また、この構造では、バッファ層の有無にかかわらず結晶性の良い強誘電体薄膜をうるのは困難である。
【0011】
本発明は、叙上の事情に鑑み、前記従来技術の有する欠点が解消された強誘電体使用の半導体記憶素子を提供することを目的とする。すなわち本発明の目的は、非破壊読み出しが可能であり、結晶性の良い強誘電体膜が形成された半導体記憶素子を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の半導体記憶素子は、第1導電型の半導体基板表面に間隔をおいて形成された2つの第2導電型の半導体領域のあいだの前記基板表面に誘電体薄膜が設けられており、該誘電体薄膜上部に導電膜が形成されゲート電極とした電界効果型トランジスタと、強誘電体を2つの導電体電極ではさんだ強誘電体キャパシタとを有するる半導体記憶素子であって、前記ゲート電極は、前記誘電体薄膜との整合性を有したシリコン系の導電体であり、前記強誘電体層をはさむ2つの導電体電極のうち一方の導電体電極は、その一部が延出されて前記ゲート電極の延出部と直接接続されるように形成され、該一方の導電体電極は、前記強誘電体との整合性を有した面心立方構造の金属層または結晶配向性をもつ金属層、および該導電体電極における前記強誘電体と反対側の層との接着性向上を目的とし、かつ、前記ゲート電極と連結し得る層の少なくとも2層の積層構造であることを特徴としている。
【0013】
前記ゲート電極の材料が不純物をドープしたポリシリコンまたはアモルファスシリコンであり、また、前記導電体電極の金属層が白金からなることが、それぞれ好ましい。また、前記強誘電体が、ペロブスカイト構造の酸化物、具体的にはPbZrTiO3 、PbLaZrTiO3 、またはPbTiO3 であったり、NaCl型結晶構造、具体的にはGeTeまたはPbxGe1−xTeであることが好ましい。
【0014】
【作用】
本発明によれば、ゲート電極およびそのゲート電極と電気的に接続される強誘電体キャパシタの一方の電極が、それぞれ誘電体薄膜や強誘電体材料と整合性をとれる材料に選定されている。そのため、誘電体薄膜に密着性よくゲート電極が形成され、かつ、一方の導電体電極と強誘電体とのあいだの接合性も向上すると共に、密着性がよく、結晶性の優れた強誘電体層がえられる。その結果、高特性の強誘電体キャパシタを用いた半導体記憶素子がえられる。
【0015】
【実施例】
以下、添付図面に基づき本発明の半導体記憶素子(以下、デバイスという)をさらに詳細に説明する。
【0016】
本発明のデバイスの基本構成は、図1に示されるように強誘電体キャパシタとMOSFETをそれぞれひとつずつ含むものである。ただ、従来の1Tr・1Capa/1 cell構造(図12〜13参照)のようにキャパシタとFET のソースまたはドレインとを接続する構造ではなく、キャパシタとゲート電極とを接続したものである。強誘電体キャパシタによる蓄積電荷をゲート電極に伝えることによりMOSFETの導通、非導通状態を切り替えられる。強誘電体の残留分極による電荷を利用すれば、MOSFETの導通、非導通状態を“1”、“0”とした不揮発性メモリの構成が可能である。
【0017】
この方式では記憶を読み出すのに、図1のソース15とドレイン16のあいだが導通か非導通かを読み取ることにより行うので、読み取りにより強誘電体キャパシタ1の分極状態を破壊することはない。また、この構造においてもMOSFETのゲート酸化膜の下部に発生する電荷密度を必要とするため、MFS 構造と同様に要求される残留分極は比較的小さくてよい。こうして、前述した1Tr・1Capa/1cellタイプに対する問題を解決することができる。
【0018】
また本発明の構造では、半導体基板や半導体基板上のバッファ層の上に強誘電体薄膜を直接成膜する必要がなく、下部電極の材質を選ぶことによって強誘電体薄膜と下地との整合性をうることができる。たとえば酸化物ペロブスカイト構造をもつPZT (PbZrTiO3 )、 PLZT (PbLaZrTiO3 )、 PbTiO3 などは、下地にPtを用いると結晶性の良い膜がえられる。
【0019】
また強誘電体キャパシタ1の一方の電極とMOSFETのゲート電極との接続部にビットライン17を設けることにより、ワードライン14とビットライン17とのあいだの電圧を変化させることができ、これにより強誘電体の分極反転を操作することができる。そのためMFIS構造のように、絶縁膜を挿入した分印加電圧を大きくするという必要がなくなり、低い電圧で記憶させることができる。こうして、前述したMFS 構造に対する問題を解決することができる。
【0020】
実施例1
図2〜7は本発明のデバイスの一実施例のプロセスフローをあらわす断面説明図である。なお、図7は図6を90°回転させた方向での断面説明図である。図2〜7において、18は半導体基板、19はFET のドレイン、ソース領域を形成するための不純物拡散領域、20は素子間分離のためのフィールド酸化膜、21は層間絶縁膜、22はゲート電極、23はゲート酸化膜、24は導電体電極(導電膜)、25は強誘電体、26は配線層、27はパッシベーション膜である。
【0021】
本実施例ではFET とキャパシタとが層間絶縁膜21a により分離されている。図2に示される工程は従来のMOSFET技術によるものである。
【0022】
すなわち、半導体基板表面に薄い酸化膜を熱酸化法により形成し、部分酸化法により素子分離用のフィールド酸化膜20を形成した。そののち、絶縁膜にポリシリコンを堆積してゲート電極22を形成すると共に、ソース、ドレイン領域を形成する場所にイオン打込みをし、熱処理をして不純物拡散層19を形成した。そののち、CVD 法などにより層間絶縁膜21a を形成したものである。
【0023】
つぎに、図3に示されるように層間絶縁膜21a の上にキャパシタの下部電極となる導電膜24a を形成、加工した。この導電膜の形成はたとえば、スパッタリング法で、100 〜600nm の膜厚のPt金属膜を形成し、エッチングにより必要な部分のみを残し、他を腐蝕除去する。この際、ゲート電極22と連結するように(図7参照)導電膜を延ばして形成した。このPt金属膜を形成するのは、ついで導電膜24a の上に強誘電体25が形成されるが、この強誘電体25に酸化物ペロブスカイト構造をもつPZT 系(PZT 、PLZT、 PbTiO3 など)を用いるばあい、導電膜の材料としてはF.C.C.構造すなわち面心立方格子構造をもつ金属、とくにPt(白金)を用いるのが好ましいからである。その理由は、F.C.C.金属は下地にかかわらず結晶配向性をもつ性質があり、その中でもPtはPZT 系の強誘電体との格子定数のミスマッチが比較的小さく、そのため強誘電体の結晶配向性が良くなるためである。
【0024】
ついで図4に示すように強誘電体材料のたとえば、PZT をスパッタリング法で0.1 〜0.3 μm 堆積し、引きつづき上部電極を下部電極と同様に積層して不要部分をエッチング除去して形成した。この強誘電体材料の形成はスパッタリング法以外のCVD 法、ゾル−ゲル法などでも形成できる。この強誘電体材料は酸化物ペロブスカイト構造をもつPZT 、PLZTなどが強誘電性も強いので理想的である。しかし成膜の難しさからみると、GeTeやPbx Ge1−x Teのように簡単な結晶構造( NaCl型)で結晶化温度の低い(250 ℃以下)、Ge元素を成分に有する強誘電体の方が、製造プロセス上優れている。
【0025】
なお、電極は2層以上の積層構造たとえば、不純物がドープされたポリシリコンやアモルファスシリコンとPt層の組み合わせにすると接着性向上の効果がある。また、電極および強誘電体の加工に関してはウェットエッチングでも良いが、微細化に適応しうる点よりイオンミリング、RIBE、RIE などのドライエッチングの方が好ましい。
【0026】
つぎの図5〜6に示されるステップは従来の半導体プロセス技術を用いたもので、強誘電体25および上部電極の導電膜24b の上にCVD 法などでPSG を約0.5 μm 堆積し、層間絶縁膜21b を再度形成した。そののち、電極コンタクトのため、層間絶縁膜21b を目抜き、スパッタリング法によりAl膜を成膜し、エッチングでAlの配線層26を形成した。その上にさらに、CVD 法などでPSG を1〜2μm 堆積し、パッシベーション膜27を形成して本発明の半導体記憶素子部分を形成した。
【0027】
実施例2
図8〜11は本発明のデバイスの他の実施例のプロセスフローをあらわす断面説明図である。なお、図11は図10を90°回転させた方向での断面説明図である。図8〜11において、18〜27は実施例1における同一参照符号と同等のものをあらわしている。
【0028】
本実施例ではFET のゲート電極と強誘電体キャパシタの下部電極とが共用となっている。図8に示されるステップでは、従来のMOSFET技術を用いて実施例1と同様に半導体基板18上にフィールド酸化膜20、ゲート酸化膜23を形成し、その上部にゲート電極兼強誘電体キャパシタの下部電極となるPtの導電膜22を形成し、その上部に強誘電体25、さらにその上部に上部電極となる導電膜24を形成した。ここで強誘電体25として酸化物ペロブスカイト構造をもつPZT 系を用いるばあいは、前述した理由により導電膜の材料としてPtを選択するのが好ましい。また導電膜22、24は2層以上の積層構造であってもよい。たとえば、下地との整合性を考え下部電極のPtの下にドープされたポリシリコンやドープされたアモルファスシリコンなどのシリコン系の導電体を形成すると一層密着性がよい。
【0029】
ついで図9に示されるように電極および強誘電体薄膜の不要部分を除去するため、エッチング加工し、不純物拡散領域19を形成した。加工の方法としては前述した理由によりドライエッチングを用いるのが好ましい。図10〜11は実施例1と同様に、従来のMOSFET技術を用いてAlの配線層26およびパッシベーション膜27を形成した工程をあらわしている。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明のデバイスによれば強誘電体キャパシタの一方の電極と電界効果型トランジスタのゲート電極とが接続されており、かつ、それぞれの電極が強誘電体と誘電体薄膜(ゲート酸化膜)と整合性のある材料により形成されているので、それぞれの密着性が向上すると共に、結晶性の良い強誘電体層を有するデバイスをうることができる。
【0031】
その結果、強誘電体のキャパシタに蓄えられた電荷量により情報を記憶する半導体記憶素子の特性並びに信頼性を大幅に向上でき利用範囲が増える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデバイスの一実施例の等価回路図である。
【図2】本発明のデバイスの一実施例のプロセスフローをあらわす断面説明図である。
【図3】本発明のデバイスの一実施例のプロセスフローをあらわす断面説明図である。
【図4】本発明のデバイスの一実施例のプロセスフローをあらわす断面説明図である。
【図5】本発明のデバイスの一実施例のプロセスフローをあらわす断面説明図である。
【図6】本発明のデバイスの一実施例のプロセスフローをあらわす断面説明図である。
【図7】図6を90°回転させた方向での断面説明図である。
【図8】本発明のデバイスの他の実施例のプロセスフローをあらわす断面説明図である。
【図9】本発明のデバイスの他の実施例のプロセスフローをあらわす断面説明図である。
【図10】本発明のデバイスの他の実施例のプロセスフローをあらわす断面説明図である。
【図11】図10を90°回転させた方向での断面説明図である。
【図12】従来の1Tr・1Capa/1cellタイプの強誘電体メモリの等価回路図である。
【図13】従来の1Tr・1Capa/1cellタイプの強誘電体メモリの断面説明図である。
【図14】強誘電体のヒステリシスをあらわす図である。
【図15】従来のMFS 構造の強誘電体メモリの断面説明図である。
【符号の説明】
1 強誘電体キャパシタ
14 ワードライン
15 ソース
16 ドレイン
17 ビットライン
18 半導体基板
19 不純物拡散領域
22 ゲート電極
24 導電体電極(導電膜)
25 強誘電体
【産業上の利用分野】
本発明は半導体記憶素子に関する。さらに詳しくは、強誘電体キャパシタを使用した非破壊読み出しが可能な半導体記憶素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より提案されている強誘電体キャパシタを使用した半導体記憶素子としては大きく分けると、1つのセルに1つのトランジスタと1つのキャパシタを有するタイプ(以下、1Tr・1Capa/1cellタイプという)と金属膜・強誘電体膜・半導体層(以下、MFS という)構造がある。
【0003】
このうち1Tr・1Capa/1cellタイプのものは図12〜13に示されるように強誘電体キャパシタ1とMOSFETのソースまたはドレインとを接続したものである。なお、図12〜13において、2は強誘電体、3は下部電極、4は拡散層、5はゲート電極、6は第1層間絶縁膜、7は第2層間絶縁膜、8はAl配線層、9はフィールド酸化膜である。
【0004】
この方式のものは、図14に示される強誘電体のヒステリシスにおいて、AまたはBの状態を判定するために一度Cまで電界がかけられる。そして、そのとき流れる電流によりAまたはBを判定するものである。
【0005】
つぎにMFS 構造は、図15に示されるように、半導体基板12上に直接強誘電体膜11を形成し、該強誘電体膜11の分極反転電荷により下部の半導体に反転層を形成するというものである。なお図15において、10はゲート電極、13は不純物拡散領域でゲート領域とソース領域を構成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した強誘電体を使用した半導体記憶素子のうち1Tr・1 Capa/1cellタイプのものは、破壊読み出しであるうえに、AまたはBを判定するために必要とされる残留分極が比較的大きい(Capa面積が1μm2 のとき、約10μC/cm2 は必要とされている)という問題がある。
【0007】
一方、MFS 構造は、蓄積電荷量ではなく蓄積電荷密度を必要とするため、電極面積を広く取る必要がなく、したがって要求される残留分極も約1μC/cm2 以下と比較的小さい。
【0008】
しかしながら、半導体基板上に直接性質の異なる強誘電体膜を形成するのは困難であり、このためF/Sの界面に SiO2 などのバッファ層を設けることが提案されている(特開昭50−57345号公報参照)。
【0009】
しかし、バッファ層を設けると強誘電体とバッファ層の積層コンデンサ構造となり、強誘電体にかかる電圧が低下し、このため印加電圧を大きくしなければならなくなるという問題がある。
【0010】
また、この構造では、バッファ層の有無にかかわらず結晶性の良い強誘電体薄膜をうるのは困難である。
【0011】
本発明は、叙上の事情に鑑み、前記従来技術の有する欠点が解消された強誘電体使用の半導体記憶素子を提供することを目的とする。すなわち本発明の目的は、非破壊読み出しが可能であり、結晶性の良い強誘電体膜が形成された半導体記憶素子を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の半導体記憶素子は、第1導電型の半導体基板表面に間隔をおいて形成された2つの第2導電型の半導体領域のあいだの前記基板表面に誘電体薄膜が設けられており、該誘電体薄膜上部に導電膜が形成されゲート電極とした電界効果型トランジスタと、強誘電体を2つの導電体電極ではさんだ強誘電体キャパシタとを有するる半導体記憶素子であって、前記ゲート電極は、前記誘電体薄膜との整合性を有したシリコン系の導電体であり、前記強誘電体層をはさむ2つの導電体電極のうち一方の導電体電極は、その一部が延出されて前記ゲート電極の延出部と直接接続されるように形成され、該一方の導電体電極は、前記強誘電体との整合性を有した面心立方構造の金属層または結晶配向性をもつ金属層、および該導電体電極における前記強誘電体と反対側の層との接着性向上を目的とし、かつ、前記ゲート電極と連結し得る層の少なくとも2層の積層構造であることを特徴としている。
【0013】
前記ゲート電極の材料が不純物をドープしたポリシリコンまたはアモルファスシリコンであり、また、前記導電体電極の金属層が白金からなることが、それぞれ好ましい。また、前記強誘電体が、ペロブスカイト構造の酸化物、具体的にはPbZrTiO3 、PbLaZrTiO3 、またはPbTiO3 であったり、NaCl型結晶構造、具体的にはGeTeまたはPbxGe1−xTeであることが好ましい。
【0014】
【作用】
本発明によれば、ゲート電極およびそのゲート電極と電気的に接続される強誘電体キャパシタの一方の電極が、それぞれ誘電体薄膜や強誘電体材料と整合性をとれる材料に選定されている。そのため、誘電体薄膜に密着性よくゲート電極が形成され、かつ、一方の導電体電極と強誘電体とのあいだの接合性も向上すると共に、密着性がよく、結晶性の優れた強誘電体層がえられる。その結果、高特性の強誘電体キャパシタを用いた半導体記憶素子がえられる。
【0015】
【実施例】
以下、添付図面に基づき本発明の半導体記憶素子(以下、デバイスという)をさらに詳細に説明する。
【0016】
本発明のデバイスの基本構成は、図1に示されるように強誘電体キャパシタとMOSFETをそれぞれひとつずつ含むものである。ただ、従来の1Tr・1Capa/1 cell構造(図12〜13参照)のようにキャパシタとFET のソースまたはドレインとを接続する構造ではなく、キャパシタとゲート電極とを接続したものである。強誘電体キャパシタによる蓄積電荷をゲート電極に伝えることによりMOSFETの導通、非導通状態を切り替えられる。強誘電体の残留分極による電荷を利用すれば、MOSFETの導通、非導通状態を“1”、“0”とした不揮発性メモリの構成が可能である。
【0017】
この方式では記憶を読み出すのに、図1のソース15とドレイン16のあいだが導通か非導通かを読み取ることにより行うので、読み取りにより強誘電体キャパシタ1の分極状態を破壊することはない。また、この構造においてもMOSFETのゲート酸化膜の下部に発生する電荷密度を必要とするため、MFS 構造と同様に要求される残留分極は比較的小さくてよい。こうして、前述した1Tr・1Capa/1cellタイプに対する問題を解決することができる。
【0018】
また本発明の構造では、半導体基板や半導体基板上のバッファ層の上に強誘電体薄膜を直接成膜する必要がなく、下部電極の材質を選ぶことによって強誘電体薄膜と下地との整合性をうることができる。たとえば酸化物ペロブスカイト構造をもつPZT (PbZrTiO3 )、 PLZT (PbLaZrTiO3 )、 PbTiO3 などは、下地にPtを用いると結晶性の良い膜がえられる。
【0019】
また強誘電体キャパシタ1の一方の電極とMOSFETのゲート電極との接続部にビットライン17を設けることにより、ワードライン14とビットライン17とのあいだの電圧を変化させることができ、これにより強誘電体の分極反転を操作することができる。そのためMFIS構造のように、絶縁膜を挿入した分印加電圧を大きくするという必要がなくなり、低い電圧で記憶させることができる。こうして、前述したMFS 構造に対する問題を解決することができる。
【0020】
実施例1
図2〜7は本発明のデバイスの一実施例のプロセスフローをあらわす断面説明図である。なお、図7は図6を90°回転させた方向での断面説明図である。図2〜7において、18は半導体基板、19はFET のドレイン、ソース領域を形成するための不純物拡散領域、20は素子間分離のためのフィールド酸化膜、21は層間絶縁膜、22はゲート電極、23はゲート酸化膜、24は導電体電極(導電膜)、25は強誘電体、26は配線層、27はパッシベーション膜である。
【0021】
本実施例ではFET とキャパシタとが層間絶縁膜21a により分離されている。図2に示される工程は従来のMOSFET技術によるものである。
【0022】
すなわち、半導体基板表面に薄い酸化膜を熱酸化法により形成し、部分酸化法により素子分離用のフィールド酸化膜20を形成した。そののち、絶縁膜にポリシリコンを堆積してゲート電極22を形成すると共に、ソース、ドレイン領域を形成する場所にイオン打込みをし、熱処理をして不純物拡散層19を形成した。そののち、CVD 法などにより層間絶縁膜21a を形成したものである。
【0023】
つぎに、図3に示されるように層間絶縁膜21a の上にキャパシタの下部電極となる導電膜24a を形成、加工した。この導電膜の形成はたとえば、スパッタリング法で、100 〜600nm の膜厚のPt金属膜を形成し、エッチングにより必要な部分のみを残し、他を腐蝕除去する。この際、ゲート電極22と連結するように(図7参照)導電膜を延ばして形成した。このPt金属膜を形成するのは、ついで導電膜24a の上に強誘電体25が形成されるが、この強誘電体25に酸化物ペロブスカイト構造をもつPZT 系(PZT 、PLZT、 PbTiO3 など)を用いるばあい、導電膜の材料としてはF.C.C.構造すなわち面心立方格子構造をもつ金属、とくにPt(白金)を用いるのが好ましいからである。その理由は、F.C.C.金属は下地にかかわらず結晶配向性をもつ性質があり、その中でもPtはPZT 系の強誘電体との格子定数のミスマッチが比較的小さく、そのため強誘電体の結晶配向性が良くなるためである。
【0024】
ついで図4に示すように強誘電体材料のたとえば、PZT をスパッタリング法で0.1 〜0.3 μm 堆積し、引きつづき上部電極を下部電極と同様に積層して不要部分をエッチング除去して形成した。この強誘電体材料の形成はスパッタリング法以外のCVD 法、ゾル−ゲル法などでも形成できる。この強誘電体材料は酸化物ペロブスカイト構造をもつPZT 、PLZTなどが強誘電性も強いので理想的である。しかし成膜の難しさからみると、GeTeやPbx Ge1−x Teのように簡単な結晶構造( NaCl型)で結晶化温度の低い(250 ℃以下)、Ge元素を成分に有する強誘電体の方が、製造プロセス上優れている。
【0025】
なお、電極は2層以上の積層構造たとえば、不純物がドープされたポリシリコンやアモルファスシリコンとPt層の組み合わせにすると接着性向上の効果がある。また、電極および強誘電体の加工に関してはウェットエッチングでも良いが、微細化に適応しうる点よりイオンミリング、RIBE、RIE などのドライエッチングの方が好ましい。
【0026】
つぎの図5〜6に示されるステップは従来の半導体プロセス技術を用いたもので、強誘電体25および上部電極の導電膜24b の上にCVD 法などでPSG を約0.5 μm 堆積し、層間絶縁膜21b を再度形成した。そののち、電極コンタクトのため、層間絶縁膜21b を目抜き、スパッタリング法によりAl膜を成膜し、エッチングでAlの配線層26を形成した。その上にさらに、CVD 法などでPSG を1〜2μm 堆積し、パッシベーション膜27を形成して本発明の半導体記憶素子部分を形成した。
【0027】
実施例2
図8〜11は本発明のデバイスの他の実施例のプロセスフローをあらわす断面説明図である。なお、図11は図10を90°回転させた方向での断面説明図である。図8〜11において、18〜27は実施例1における同一参照符号と同等のものをあらわしている。
【0028】
本実施例ではFET のゲート電極と強誘電体キャパシタの下部電極とが共用となっている。図8に示されるステップでは、従来のMOSFET技術を用いて実施例1と同様に半導体基板18上にフィールド酸化膜20、ゲート酸化膜23を形成し、その上部にゲート電極兼強誘電体キャパシタの下部電極となるPtの導電膜22を形成し、その上部に強誘電体25、さらにその上部に上部電極となる導電膜24を形成した。ここで強誘電体25として酸化物ペロブスカイト構造をもつPZT 系を用いるばあいは、前述した理由により導電膜の材料としてPtを選択するのが好ましい。また導電膜22、24は2層以上の積層構造であってもよい。たとえば、下地との整合性を考え下部電極のPtの下にドープされたポリシリコンやドープされたアモルファスシリコンなどのシリコン系の導電体を形成すると一層密着性がよい。
【0029】
ついで図9に示されるように電極および強誘電体薄膜の不要部分を除去するため、エッチング加工し、不純物拡散領域19を形成した。加工の方法としては前述した理由によりドライエッチングを用いるのが好ましい。図10〜11は実施例1と同様に、従来のMOSFET技術を用いてAlの配線層26およびパッシベーション膜27を形成した工程をあらわしている。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明のデバイスによれば強誘電体キャパシタの一方の電極と電界効果型トランジスタのゲート電極とが接続されており、かつ、それぞれの電極が強誘電体と誘電体薄膜(ゲート酸化膜)と整合性のある材料により形成されているので、それぞれの密着性が向上すると共に、結晶性の良い強誘電体層を有するデバイスをうることができる。
【0031】
その結果、強誘電体のキャパシタに蓄えられた電荷量により情報を記憶する半導体記憶素子の特性並びに信頼性を大幅に向上でき利用範囲が増える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデバイスの一実施例の等価回路図である。
【図2】本発明のデバイスの一実施例のプロセスフローをあらわす断面説明図である。
【図3】本発明のデバイスの一実施例のプロセスフローをあらわす断面説明図である。
【図4】本発明のデバイスの一実施例のプロセスフローをあらわす断面説明図である。
【図5】本発明のデバイスの一実施例のプロセスフローをあらわす断面説明図である。
【図6】本発明のデバイスの一実施例のプロセスフローをあらわす断面説明図である。
【図7】図6を90°回転させた方向での断面説明図である。
【図8】本発明のデバイスの他の実施例のプロセスフローをあらわす断面説明図である。
【図9】本発明のデバイスの他の実施例のプロセスフローをあらわす断面説明図である。
【図10】本発明のデバイスの他の実施例のプロセスフローをあらわす断面説明図である。
【図11】図10を90°回転させた方向での断面説明図である。
【図12】従来の1Tr・1Capa/1cellタイプの強誘電体メモリの等価回路図である。
【図13】従来の1Tr・1Capa/1cellタイプの強誘電体メモリの断面説明図である。
【図14】強誘電体のヒステリシスをあらわす図である。
【図15】従来のMFS 構造の強誘電体メモリの断面説明図である。
【符号の説明】
1 強誘電体キャパシタ
14 ワードライン
15 ソース
16 ドレイン
17 ビットライン
18 半導体基板
19 不純物拡散領域
22 ゲート電極
24 導電体電極(導電膜)
25 強誘電体
Claims (8)
- 第1導電型の半導体基板表面に間隔をおいて形成された2つの第2導電型の半導体領域のあいだの前記基板表面に誘電体薄膜が設けられており、該誘電体薄膜上部に導電膜が形成されゲート電極とした電界効果型トランジスタと、強誘電体を2つの導電体電極ではさんだ強誘電体キャパシタとを有する半導体記憶素子であって、
前記ゲート電極は、前記誘電体薄膜との整合性を有したシリコン系の導電体であり、前記強誘電体層をはさむ2つの導電体電極のうち一方の導電体電極は、その一部が延出されて前記ゲート電極の延出部と直接接続されるように形成され、該一方の導電体電極は、前記強誘電体との整合性を有した面心立方構造の金属層および該導電体電極における前記強誘電体と反対側の層との接着性向上を目的とし、かつ、前記ゲート電極と連結し得る層の少なくとも2層の積層構造であることを特徴とする半導体記憶素子。 - 第1導電型の半導体基板表面に間隔をおいて形成された2つの第2導電型の半導体領域のあいだの前記基板表面に誘電体薄膜が設けられており、該誘電体薄膜上部に導電膜が形成されゲート電極とした電界効果型トランジスタと、強誘電体を2つの導電体電極ではさんだ強誘電体キャパシタとを有する半導体記憶素子であって、
前記ゲート電極は、前記誘電体薄膜との整合性を有したシリコン系の導電体であり、前記強誘電体層をはさむ2つの導電体電極のうち一方の導電体電極は、その一部が延出されて前記ゲート電極の延出部と直接接続されるように形成され、該一方の導電体電極は、前記強誘電体との整合性を有した結晶配向性をもつ金属層および該導電体電極における前記強誘電体と反対側の層との接着性向上を目的とし、かつ、前記ゲート電極と連結し得る層の少なくとも2層の積層構造であることを特徴とする半導体記憶素子。 - 前記ゲート電極の材料が、不純物をドープしたポリシリコンまたはアモルファスシリコンであることを特徴とする請求項1または2記載の半導体記憶素子。
- 前記導電体電極の金属層が、白金からなり、前記接着性向上を目的とした層が、シリコン系の導電体からなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の半導体記憶素子。
- 前記強誘電体が、ペロブスカイト構造の酸化物であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の半導体記憶素子。
- 前記強誘電体がPbZrTiO3 、PbLaZrTiO3 、またはPbTiO3 であることを特徴とする請求項5記載の半導体記憶素子。
- 前記強誘電体が、NaCl型結晶構造であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の半導体記憶素子。
- 前記強誘電体が、GeTeまたはPbxGe1−xTeであることを特徴とする請求項7記載の半導体記憶素子。
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