JP3557986B2 - 電源トランス - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は各種電子機器のドロッパー電源に用いられる変圧器として使用する電源トランスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電源トランスにおいて、図9、図10、図11、図12を用いて説明する。図9は従来の電源トランスの斜視図、図10は磁心平面図であり、1はコイルボビンで2は絶縁ケースで3はI字状磁心で4はU字状磁心で5はI字状磁心とU字状磁心の接合部を示し、コイルボビン1に絶縁ケース2を上部から嵌合させ、コイルボビン1の中心部分にI字状磁心3を挿入し、I字状磁心3の両側からU字状磁心4を挿入して、I字状磁心3とU字状磁心4の接合部5を溶接し、ワニス含浸で固着し磁路を形成して電源トランスとしていた。
【0003】
そして図11は溶接作業を廃止するために改善された従来の電源トランスの斜視図、図12は磁心形状図であり、6は第1コイルボビン、7は第2コイルボビン、8はI字状磁心、9はU字状磁心を示し、第1コイルボビン6と第2コイルボビン7を上下に嵌合させ、コイルボビン6の中心部分にI字状磁心8を挿入して、I字状磁心8の両側からU字状磁心9を挿入して、I字状磁心8とU字状磁心9の接合部に凹凸部分を設け、I字状磁心8とU字状磁心9を機械的に固定し、ワニス含浸で固着し磁路を形成して電源トランスとしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の構成で図11の構造において、磁心接合部のズレにより電気特性が劣化するという課題を有していた。
【0005】
また、磁心の接合部分がズレないように金属部品により組立て工程における追加工程により作業性が悪化するという課題を有していた。
【0006】
本発明は以上のような従来の欠点を除去するものであり、製造工程による電気特性の劣化を低減し、製造バラツキでの変化しにくい特性と品質に優れた電源トランスを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の電源トランスは、磁心挿入方向の一端に鍔を有するコイルボビンと、そのコイルボビンに嵌合され、磁心挿入方向の他端に鍔を有する絶縁ケースと、前記絶縁ケースの中心部分に挿入したI字状磁心とそのI字状磁心の両側に位置するU字状磁心とを備え、前記U字状磁心と前記I字状磁心の先端接合部分に設けられた凹凸部分を1枚交互U字状磁心と1枚交互I字状磁心を組合わせた構成とするとともに、前記1枚交互U字状磁心と前記1枚交互I字状磁心の各凹凸部分にお互いを係合し合う係合部を設け、これらの凹凸部分が前記コイルボビンと前記絶縁ケースを組合わせた際に前記コイルボビンの鍔に設けた挟持部及び前記絶縁ケースの鍔に設けた挟持部の内部で結合される構成を有している。
また、本発明の電源トランスは、磁心挿入方向の一端に鍔を有する第1コイルボビンとそのコイルボビンに嵌合された磁心挿入方向の他端に鍔を有する第2コイルボビンと、前記第1、第2コイルボビンの中心部分に挿入したI字状磁心とそのI字状磁心の両側に位置するU字状磁心とを備え、前記U字状磁心と前記I字状磁心の先端接合部に設けられた凹凸部分を1枚交互U字状磁心と1枚交互I字状磁心を組合わせた構成とするとともに、前記1枚交互U字状磁心と前記1枚交互I字状磁心の各凹凸部分にお互いを係合し合う係合部を設け、これらの凹凸部分が前記第1コイルボビンと前記第2コイルボビンを組合わせた際に前記第1コイルボビンの鍔に設けた挟持部及び前記第2コイルボビンの鍔に設けた挟持部の内部で結合される構成を有している。
【0008】
この構成にすることにより、磁心接合部のズレを防止する追加工程の廃止に伴い製造工程の短縮化と不良品の低減を抑える事が出来る。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1および請求項2記載の発明は、凹凸部分をコイルボビン及び絶縁ケースの挟持部内部で結合させたことにより、磁心のズレがなくなり追加工程の排除及び製造工程の短縮化と不良品の低減が出来る。
【0010】
また、凹凸部分をU字状磁心とI字状磁心を1枚交互に組合わせた構成としたことにより、無負荷電流が低減され、電気特性が向上する。
【0013】
以下本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0014】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1について図1と図2を用いて説明する。図1は分解斜視図であり、図2は同要部の正面図で、10は磁心挿入方向の一端に鍔を有するコイルボビンで11は磁心挿入方向の他端に鍔を有する絶縁ケースで12はI字状磁心で13はU字状磁心を示し、コイルボビン10に上部からボビンを覆うように嵌合された絶縁ケース11があり、コイルボビン10の中心部分にI字状磁心12があり、I字状磁心12の両側に位置するU字状磁心13で構成され、I字状磁心12とU字状磁心13の先端接合部に設けられた凹凸部分をコイルボビン10の鍔に設けた挟持部18b及び絶縁ケース11の鍔に設けた挟持部18a内部で結合させる構成である。
【0015】
このような構成にすることにより、I字状磁心12とU字状磁心13の接合面がコイルボビン10と絶縁ケース11の挟持部18a,18bによりズレる事がなくなり、追加工程を廃止出来る。
【0016】
またI字状磁心12およびU字状磁心13は積層された電磁鋼板でもフェライトコアでも磁性材であれば特に限定しないが、積層された電磁鋼板を使用する時はI字状磁心12及びU字状磁心13が、それぞれカシメ等でブロック化されたものを使用する方が更に作業性を向上させる事が出来る。
【0017】
(実施の形態2)
次に本発明の実施の形態2について図3と図4を用いて説明する。図3は分解斜視図で、図4は正面図であり、14は磁心挿入方向の一端に鍔を有する第1コイルボビン、15は磁心挿入方向の他端に鍔を有する第2コイルボビンを示し、コイルボビン14とコイルボビン15が上下に嵌合され、コイルボビン14の中心部分にI字状磁心12があり、I字状磁心12の両側に位置するU字状磁心13で構成され、I字状磁心12とU字状磁心13の先端接合部に設けられた凹凸部分を第1コイルボビン14の鍔に設けた挟持部18c及び第2コイルボビン15の鍔に設けた挟持部18d内部で結合させる構成である。
【0018】
このような構成にすることにより、I字状磁心12とU字状磁心13の接合面がコイルボビン14の鍔に設けた挟持部18cとコイルボビン15の鍔に設けた挟持部18dによりズレる事がなくなり、追加工程を廃止出来る。
【0019】
(実施の形態3)
次に本発明の実施の形態3について図5〜図7を用いて説明する。
【0020】
図5は分解斜視図で図6は磁心の平面図で図7は磁心の側面図であり、16は1枚交互のI字状磁心で17は1枚交互のU字状磁心を示し、10は磁心挿入方向の一端に鍔を有するコイルボビンで11は磁心挿入方向の他端に鍔を有する絶縁ケースで、コイルボビン10に上部からボビンを覆うように嵌合された絶縁ケース11があり、コイルボビン10の中心部分にI字状磁心16があり、I字状磁心16の両側に位置するU字状磁心17で構成され、I字状磁心16とU字状磁心17の先端接合部に設けられた凹凸部分をコイルボビン10及び絶縁ケース11の挟持部18f,18e内部で結合させる構成である。
【0021】
このような構成にすることにより、I字状磁心16とU字状磁心17の接合面がコイルボビン10と絶縁ケース11の挟持部18f,18eによりズレる事がなくなり、追加工程を廃止出来る。
【0022】
またI字状磁心16とU字状磁心17が交互に接触している事により、漏れ磁束が打ち消し合い、漏れ磁束を低減させる事が出来る。
【0023】
またI字状磁心16及びU字状磁心17の交互枚数を増やす事により、作業効率が短縮出来る。
【0024】
またI字状磁心16及びU字状磁心17は積層された電磁鋼板でもフェライトコアでも磁性材であれば特に限定しないが、積層された電磁鋼板を使用する時はI字状磁心16及びU字状磁心17が、それぞれカシメ等でブロック化されたものを使用する方が更に作業性を向上させる事が出来る。
【0025】
(実施の形態4)
次に本発明の実施の形態4について図8を用いて説明する。図8は分解斜視図でコイルボビン14とコイルボビン15が上下に嵌合され、コイルボビン14の中心部分にI字状磁心16があり、I字状磁心16の両側に位置するU字状磁心17で構成され、I字状磁心16とU字状磁心17の先端接合部に設けられた凹凸部分を第1コイルボビン14及び第2コイルボビン15の挟持部18g,18h内部で結合させる構成である。
【0026】
このような構成にすることにより、I字状磁心16とU字状磁心17の接合面がコイルボビン14とコイルボビン15の挟持部18g,18hによりズレる事がなくなり、追加工程を廃止出来る。
【0027】
またI字状磁心16とU字状磁心17が交互に接触している事により、漏れ磁束が打ち消し合い、漏れ磁束を低減させる事が出来る。
【0028】
【発明の効果】
以上のように本発明は、製造工程による電気特性の劣化を低減し、特性と品質に優れたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における電源トランスの分解斜視図
【図2】同電源トランスの正面図
【図3】本発明の実施の形態2における電源トランスの分解斜視図
【図4】同電源トランスの正面図
【図5】同電源トランスの分解斜視図
【図6】同電源トランスの磁心の平面図
【図7】同電源トランスの磁心の側面図
【図8】本発明の実施の形態4における電源トランスの分解斜視図
【図9】従来の電源トランスの斜視図
【図10】同電源トランスの磁心の平面図
【図11】従来の他の電源トランスの斜視図
【図12】同電源トランスの磁心の平面図
【符号の説明】
10 コイルボビン
11 絶縁ケース
12 I字状磁心
13 U字状磁心
14 コイルボビン
15 コイルボビン
16 I字状磁心
17 U字状磁心
18a〜18h 挟持部

Claims (2)

  1. 磁心挿入方向の一端に鍔を有するコイルボビンと、そのコイルボビンに嵌合され、磁心挿入方向の他端に鍔を有する絶縁ケースと、前記絶縁ケースの中心部分に挿入したI字状磁心とそのI字状磁心の両側に位置するU字状磁心とを備え、前記U字状磁心と前記I字状磁心の先端接合部分に設けられた凹凸部分を1枚交互U字状磁心と1枚交互I字状磁心を組合わせた構成とするとともに、前記1枚交互U字状磁心と前記1枚交互I字状磁心の各凹凸部分にお互いを係合し合う係合部を設け、これらの凹凸部分が前記コイルボビンと前記絶縁ケースを組合わせた際に前記コイルボビンの鍔に設けた挟持部及び前記絶縁ケースの鍔に設けた挟持部の内部で結合されることを特徴とする電源トランス。
  2. 磁心挿入方向の一端に鍔を有する第1コイルボビンとそのコイルボビンに嵌合された磁心挿入方向の他端に鍔を有する第2コイルボビンと、前記第1、第2コイルボビンの中心部分に挿入したI字状磁心とそのI字状磁心の両側に位置するU字状磁心とを備え、前記U字状磁心と前記I字状磁心の先端接合部に設けられた凹凸部分を1枚交互U字状磁心と1枚交互I字状磁心を組合わせた構成とするとともに、前記1枚交互U字状磁心と前記1枚交互I字状磁心の各凹凸部分にお互いを係合し合う係合部を設け、これらの凹凸部分が前記第1コイルボビンと前記第2コイルボビンを組合わせた際に前記第1コイルボビンの鍔に設けた挟持部及び前記第2コイルボビンの鍔に設けた挟持部の内部で結合されることを特徴とする電源トランス。
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