JP3556870B2 - 煙草用包装機 - Google Patents
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- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B51/00—Devices for, or methods of, sealing or securing package folds or closures; Devices for gathering or twisting wrappers, or necks of bags
- B65B51/02—Applying adhesives or sealing liquids
- B65B51/023—Applying adhesives or sealing liquids using applicator nozzles
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、包装機、特に、少なくとも１つの接着ノズルを備えパックのブランクに接着剤を付与することを目的とする少なくとも１つの接着アセンブリーを有する、特に、煙草パックを製造するための包装機に関する。
【０００２】
【従来の技術】
接着剤は、折り曲げタブを接続する目的で包装技術のあらゆる分野に使用される。このことは特に、煙草パックの製造にも当て嵌まる。接着ノズルを備える接着アセンブリーは、接着剤（のスポット）を付与する目的で益々使用されつつある。ソフトカートンパックのブランクに接着剤が付与される１つの例は、ＥＰ８３５ ８１０号に開示される。しかしながら、接着剤ノズルを備えるそのような接着アセンブリーはまた、他の関連分野、例えば紙巻き煙草の製造にも使用される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
接着ノズルが、相対的に長期間に亘って正確に機能し続けるには問題点が多い。その原因は特に、比較的速く硬化する接着剤の性質にある。特に、作業が休止される場合は、接着ノズルの好ましからざる閉塞が起きる結果となる。
【０００４】
この発明の目的は、接着ノズルを備える接着アセンブリーの信頼できる作業を改善すること、すなわち、そのような接着アセンブリーの相対的に長い故障のない作業を保証することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
この目的を達するために、接着ノズルには、接着ノズルに対して移動することが可能な弾性を有する蓋兼清掃部材、特に、弾性材料で作られた回転可能なローラー、ディスク等が専用に配置される。
【０００６】
この蓋兼清掃部材は、二重の機能を行わなければならない。作業休止中は、一方において清掃運動、すなわち、特に回転によって接着ノズルを清掃する。他方においては、この部材はノズル口部用の密封閉鎖手段として作用するので、作業が再開されたとき接着ノズルが直ちに機能することができる。
【０００７】
この発明の別の特徴によれば、この蓋兼清掃部材には、接着剤の溶剤、特に水の供給が割り当てられ、蓋兼清掃部材は移動の結果この溶剤中に浸漬され、固化した接着剤を排除するために、溶剤を（定常的に）接着ノズルに供給する。
【０００８】
接着ノズルは、好ましくは、接着ノズルの作業位置から離間した保全または清掃位置において清掃され閉じられる。清掃アセンブリーは、対応してこの位置に配置されており接着ノズルまたは接着アセンブリーは可動な態様でマウントされる。
【０００９】
この発明の別の態様は、接着アセンブリーと清掃アセンブリーの構造および清掃アセンブリーの位置に関する。
【００１０】
この発明の別の細部と特徴は、添付図面に図示する模範具体例に関して以下に詳細に参照される。
【００１１】
【発明の実施の形態】
添付図面は、包装技術における接着アセンブリーの構造のための有利な適用例を示す。この発明は、ソフトカートンタイプの（煙草）パック１０の製造に関する。図１に概略的に示す包装機は、折り曲げタレット１１と下流側の乾燥タレット１２を備える。パック１０の内容物として煙草グループが折り曲げタレット１１にポケットチェーン１３によって供給される。包装機の構造と機能は、例えばＵＳ特許第５，７８４，８５５号から入手される。
【００１２】
包装機は、パック１０のブランクに対する接着剤を折り曲げタブに移動するために複数の接着アセンブリーを有する。接着アセンブリーは、それぞれ、接着ノズル１４、１５を備えており、これらによって接着剤の一部がパック１０またはその一部に移動される。
【００１３】
第1の接着アセンブリー１６は、折り曲げタレット１１の区域において、その外側周辺部に固定態様で配置される。接着アセンブリー１６は、接着剤をパック１０の底部側の折り曲げタブ、すなわち、パック１０の底部壁の重ねた場合に外側になる外側長手方向タブ１７の内側に付与するように機能する。接着剤を前記長手方向タブ１７に付与する手順は例えばＥＰ８３５ ８１０号から入手できる。同文書から、アセンブリー１６がいずれにせよ複数の接着ノズルを並べて配列しており同時に複数の接着剤スポットを移動することがわかる。
【００１４】
接着ノズル１４（または、次々に配列された複数のノズルを備えるノズルユニット）は、作業位置（図２）と保全または清掃または待機位置（図３、４）の間を移動する。この目的で、接着ノズル１４は、接着ノズル１４から離れた回転軸受け１９を中心に回動することができる弧状の回動アーム１８の面に、正確に言えば、適当な態様で駆動される横断方向に向く中心軸２０（図５参照）を介して、マウントされる。作業位置（図２）において、接着ノズル１４は、長手方向タブ１７に接着剤の一部を移動するための最適の供給方向を保証するために斜めに向けられる。
【００１５】
作業が一時的に中止される場合は、接着ノズル１４は、回動アーム１８の付勢によって作業位置から保全または清掃位置に引き戻される。この位置においては、接着ノズル１４は、保全アセンブリー２１の区域に配置される。この位置においては、先ず第一に接着ノズル１４が、現存する固化接着剤の残存物が清掃される。更に、接着ノズル１４は、それが再使用可能となるまで密封態様で閉鎖される。
【００１６】
この目的で、接着ノズル１４には、蓋および清掃部材が専用に設けられる。現模範具体例の場合は、蓋および清掃部材は、ゴム、プラスチックその他の類似物のような弾性材料から製造された（シリンダー状の）ローラー２２を有する。この（清掃および閉鎖用）ローラー２２は、好ましくは、弾性体フォーム、例えば、フォームラバーまたは発泡プラスチックで構成される。特別に適切な材料は、ローラー２２のシリンダー状横方向面に開放セルを備える微細セルのポリエステルフォームである。
【００１７】
このローラー２２は、二重の機能を備える。それは一方において、接着ノズル１４が弾性体ローラー２２の周面と向かい合って接することによって接着ノズル１４またはノズル口部を密封態様で閉じる。この場合は、接着ノズルまたはノズルヘッドが弾性的にローラー２２内へ押し込まれるように相対位置が選択される（図８参照）。
【００１８】
他方においては、ローラー２２は清掃部材でもある。固定接着ノズル１４に対して（一時的に）回動することによって、接着ノズル１４は、ノズル口部の区域において清掃される。
【００１９】
この場合は、ローラー２２が固化した接着剤の接着ノズル１４からの除去を改善するために溶剤、例えば、水を運搬する。この目的で、（回転駆動される）ローラー２２は、溶剤の供給源、例えば、水浴２３に浸漬されるローラー周辺部の副区域を備える。ローラー２２の構造、特に、フォーム形成部は、水が定常的に運ばれ接着ノズル１４に移動されることを意味する。
【００２０】
更には、保全アセンブリー２１は、接着ノズル１４が、その引き戻された位置で接着剤の一部を噴射することによって試行的に付勢されることを可能にする。接着剤のそのような試行噴射物は収集容器によって収集される。
【００２１】
現模範具体例においては、保全アセンブリー２１が、並んで配列され、互いに接続された２つの容器、すなわち、収集容器２４と、水槽２５とからなる１つのユニットを形成する。ローラー２２は、正確には傾斜した回転軸を備えるシリンダー状構造体として、水槽２５中にマウントされる。その相対位置は、清掃位置または閉鎖位置において、接着ノズル１４がローラー２２の横方向面に対して直角をなすように選択される。
【００２２】
ローラー２２を駆動回転させるために、保全アセンブリー２１には駆動用モーター２６が専用に設けられる。この駆動モーターは、マウント２７に接続されており、マウント２７はその一部が水槽２５に、すなわち、水槽２５の直立壁面に固定される。駆動モーター２６は、回動軸受け２８（図５参照）を介して前記マウント２７に接続されており、マウント２７に対して回動することができる。上方に向かう回動運動は、駆動モーター２６を作業位置から移動し、前記移動の過程でローラー２２は運ばれる。前記ローラーは次に、水槽２５の外側に配置され、消耗したり損傷を受けたりした場合は、交換される。２つのラッチ孔３０、３１を備えるセグメントがマウント２７に設けられる。手動で付勢されるラッチピン３２が前記のラッチ孔に進入し、作業位置（図５参照）と水槽２５の外側におけるローラー２２の位置を固定する。
【００２３】
保全アセンブリー２１のユニットは、（直線ユニット５６（図５））によって移動される。現模範具体例においては、接着ノズル１４は単一の清掃兼保全位置に移動することができる。保全アセンブリー２１は、順序においては、一方において接着ノズル１４の試行作業を行うために、他方において接着ノズルの清掃と閉鎖を確実に行うために、接着ノズル１４に対して移動される。この目的で、保全アセンブリーは、案内ロッド３４に取り付けられたスライド案内部材３３と接触する（図５）。接着ノズル１４は、保全アセンブリー２１の横断方向移動によって、収集容器２４の区域または水槽２５の区域、または、ローラー２２の区域に交替で配置される（図３、４）。保全アセンブリー２１全体は、機械のフレームに接続された基底部３５に接する。
【００２４】
図示しないが、接着剤をパックのブランクの側部タブに付与することを目的とする接着アセンブリー（ＥＰ８３５ ８１０号）は、保全アセンブリー２１を備える上記の接着アセンブリー１６と類似するように設計することができる。
【００２５】
煙草パックの場合は、接着剤付きの帯封３６（または収入印紙）を設けることが従来のしきたりである。ソフトカートンタイプのパック１０の場合は、前記帯封がパックの上端面を横断して延出する。帯封３６の横方向両脚部は、接着によってパックの面積の大きい前部壁と後部壁に接続される。
【００２６】
接着剤が、接着剤ノズル１５によって帯封３６に付与されることが知られている（ＥＰ ０ ４８２ ８５６号）。接着剤を供給するために、帯封３６は垂直面内を帯封コンベヤー３７（吸着ベルト）によって、下方に向かって運搬される（図６）。接着ノズル１５は、接着剤のスポット３８をを移動するために或る角度をなして、‐斜め下方を向いて‐設けられる（図６）。２列の接着剤のスポット３８を各帯封に付与するために、２つの接着ノズル１５が並んで配置される（図９参照）。
【００２７】
２つの接着ノズル１５は、乾燥タレット１２（図１）の区域における接着アセンブリー３９の一部である。接着アセンブリー３９は、乾燥タレット１２に隣接して固定された態様で設けられる。
【００２８】
（２つの）接着ノズル１５は、支持体４０の内部またはその面に並んで配置される（図９）。支持体４０は、１または２の凹部４１を有し、この中に接着ノズル１５が配列される。凹部４１は、その自由な側に向かって、金属シートなどから製造されたカバー部材４２を備えるので、接着ノズル１５は、カプセル状の室内に設けられる。
【００２９】
支持体４０は、偏心またはオフセットされた回動軸受け４３に保持される（図９）。接着ノズル１５を備える支持体４０は、前記回動軸受け４３を中心として、図６の作業位置から図７の接着ノズル１５が下方を向く図７の第１の保全位置および同ノズルが斜め下方を向く図８の清掃兼閉鎖位置に移動することができる。回動軸受け４３の区域においては、駆動アセンブリー４４が、回動軸受け４３の回動ジャーナルを回動する。横断方向に突出するアーム４５は、正確に言えばストッパー４６に当接することによって、図６に示す作業位置における接着ノズル１５の正確な位置を決定する。ストッパー４６は、偏心部材として設計することができるので、その回動によって停止位置を異ならせることができ、ノズル１５の作業位置を調整することが可能である。
【００３０】
保全アセンブリー４７は、図２の模範具体例とは無関係に設計される（図６）。収集容器４８と水槽４９は、互いに接続されてユニットを構成する。接着ノズル１５を備える接着区域３９または支持体４０は、２つの位置‐作業位置の外側に移動することができる（図６）。収集容器４８の上方である第１の位置において、接着剤の一部は試行ベースで射出され、収集容器４８によって集められる。図８の傾斜位置においては、接着ノズル１５が、弾性材料、特に、弾性フォーム製のローラー５０の横方向面と向き合って接する。このローラー５０は、水槽４９の外側または上方に位置する。別体の移送ローラー５１は水槽４９の水中に浸漬され、その回動によって水をローラー５０またはその横方向面に移送する。移送ローラー５１は、スピンドル端部５２を介して、互いに対向し直立する水槽４９内の上に向かって開放する凹部５３内にマウントされるので、上に向かって自由に取り外すことができる。
【００３１】
ローラー５０は、横断方向に配置された駆動モーター５４に接続される（図９参照）。駆動モーター５４は、水槽４９のの環状マウント５５または水槽に沿ってマウントされる。駆動モーター５４は、ローラー５０を交換するためにローラー５０と一緒にマウント５５から引き出すことができる。
【００３２】
別の特徴は、図６〜図１０の保全アセンブリー４７と、そのための供給、射出システムの設計である。
【００３３】
供給された水５７は収集容器４８内において定常的に維持される。前記容器４８は、図７の位置において射出された接着剤の一部を捕獲して、これらが収集容器の壁に粘着しないように維持する。これらの接着剤の一部は、この過程で一部が溶解するが、いずれにもせよ収集容器４８内の水によって運び去られる。
【００３４】
このために、水は定常的または間歇的に、すなわち、水導入管５８によって供給される。水の定常的循環を可能とするために収集容器４８は供給された水５７とほぼ同水位に配置された水導出管５９に接続される。収集容器４８は、その上部にカバー部材６０を備え（図８）、このカバー部材は、接着剤が通過することができる開口部を有する。
【００３５】
ローラー５０、５１を備える保全アセンブリー４７もまた、移送される溶剤または水とともに作用する。溶剤または水供給管６１が水槽４９に接続される。この供給管６１は、水平な方向をなして、特定して言えば、移送ローラー５１に直接隣り合うように水槽４９内に開口する。供給管６１は、規制部材すなわち一方向レストリクター６２を備える。このレストリクター６２は、水槽４９内に流入する液体の総量を逆流させることなく規制するために用いることができる。供給管６１もまた、一方向レストリクター６２の下にある管として形成することができる。
【００３６】
水槽４９の基底部側の下部区域は造形が施される。移送ローラー５１の区域においては、シリンダー状のベースパン６３が形成されており、前記パンは移送ローラーの形状と一致する。このベースパン６３は、水浴２３の移送ローラー５１に対し間隙部を形成する。
【００３７】
水槽４９内には、ベースパン６３に続いて凹部６４が存在する。この区域においては、水が水槽４９から排出される水を収集して、流出口６５によって運び去られる。
【００３８】
保全アセンブリー４７は、流れの媒体に関し‐特に、包装機の別の接着アセンブリーに関連して‐図１１に示す共通の循環システムに接続される。ここに図示する模範具体例は、水槽４９用の供給、排出システムに関する。
【００３９】
中央給水タンク６６は、包装機の複数のまたはすべての接着アセンブリーに給水を行うための充分な水量を有する。水は、ポンプ６７によって、吸引管６８を介して給水タンク６６から導入される。この水は、フィルター６９を通過して分配部材、すなわち、分配器７０に導かれる。この分配器に続いて、個別の接着アセンブリーまたはそれらのそれぞれの水槽４９に至る伝送管が設けられる。この伝送管７１は、供給管内に導入される。
【００４０】
水槽４９の流出口６５は、復流管７２に接続されており、これが給水タンク６６に導かれてその底部区域内に水を復流させる。復流管７２の第１の部分は、収集タンク７３に導かれ、前記収集タンク７３に、他の接着アセンブリーの復流管７２も接続される。復流管７２の共通部分は、ポンプ７４とフィルター７５を介して給水タンク６６に復帰する。状況に応じて、接着剤の少量の残留物が給水タンク６６の底部に集まるが、これは、もっと長い時間間隔で取り除かれる。
【図面の簡単な説明】
【図１】包装機の各アセンブリーの著しく単純化した側面図。
【図２】包装機すなわち接着アセンブリーの細部の拡大側面図。
【図３】接着アセンブリーの位置が変化した図２の細部。
【図４】接着アセンブリーの位置が再度変化した図２、図３の細部。
【図５】一部を断面で示す図２〜図４の接着アセンブリーの横断図。
【図６】一部を垂直断面で示す別の適用例のための接着アセンブリーの側面図。
【図７】異なる作業位置にある図６の接着アセンブリー。
【図８】清掃位置にある図６、７の接着アセンブリー。
【図９】正確に表現すれば清掃位置にある、一部を断面で示す図６〜図８の接着アセンブリーの横断図。
【図１０】接着ノズル用の保全アセンブリーの一部区域の拡大平面図または水平断面図。
【図１１】保全アセンブリーに水を供給するとともに保全アセンブリーから残余接着剤を廃棄するシステム。
【符号の説明】
１０…パック，１４，１５…接着ノズル，１６，３９…接着アセンブリー，２２，５０…ローラー，２１，４７…保全アセンブリー，２４…収集容器，２５…水槽，４８…収集容器，４９…水槽，６１…供給管，６５…流出口，６６…給水タンク，６８…吸引管，６９…フィルター，７２…復流管。
【発明の属する技術分野】
この発明は、包装機、特に、少なくとも１つの接着ノズルを備えパックのブランクに接着剤を付与することを目的とする少なくとも１つの接着アセンブリーを有する、特に、煙草パックを製造するための包装機に関する。
【０００２】
【従来の技術】
接着剤は、折り曲げタブを接続する目的で包装技術のあらゆる分野に使用される。このことは特に、煙草パックの製造にも当て嵌まる。接着ノズルを備える接着アセンブリーは、接着剤（のスポット）を付与する目的で益々使用されつつある。ソフトカートンパックのブランクに接着剤が付与される１つの例は、ＥＰ８３５ ８１０号に開示される。しかしながら、接着剤ノズルを備えるそのような接着アセンブリーはまた、他の関連分野、例えば紙巻き煙草の製造にも使用される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
接着ノズルが、相対的に長期間に亘って正確に機能し続けるには問題点が多い。その原因は特に、比較的速く硬化する接着剤の性質にある。特に、作業が休止される場合は、接着ノズルの好ましからざる閉塞が起きる結果となる。
【０００４】
この発明の目的は、接着ノズルを備える接着アセンブリーの信頼できる作業を改善すること、すなわち、そのような接着アセンブリーの相対的に長い故障のない作業を保証することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
この目的を達するために、接着ノズルには、接着ノズルに対して移動することが可能な弾性を有する蓋兼清掃部材、特に、弾性材料で作られた回転可能なローラー、ディスク等が専用に配置される。
【０００６】
この蓋兼清掃部材は、二重の機能を行わなければならない。作業休止中は、一方において清掃運動、すなわち、特に回転によって接着ノズルを清掃する。他方においては、この部材はノズル口部用の密封閉鎖手段として作用するので、作業が再開されたとき接着ノズルが直ちに機能することができる。
【０００７】
この発明の別の特徴によれば、この蓋兼清掃部材には、接着剤の溶剤、特に水の供給が割り当てられ、蓋兼清掃部材は移動の結果この溶剤中に浸漬され、固化した接着剤を排除するために、溶剤を（定常的に）接着ノズルに供給する。
【０００８】
接着ノズルは、好ましくは、接着ノズルの作業位置から離間した保全または清掃位置において清掃され閉じられる。清掃アセンブリーは、対応してこの位置に配置されており接着ノズルまたは接着アセンブリーは可動な態様でマウントされる。
【０００９】
この発明の別の態様は、接着アセンブリーと清掃アセンブリーの構造および清掃アセンブリーの位置に関する。
【００１０】
この発明の別の細部と特徴は、添付図面に図示する模範具体例に関して以下に詳細に参照される。
【００１１】
【発明の実施の形態】
添付図面は、包装技術における接着アセンブリーの構造のための有利な適用例を示す。この発明は、ソフトカートンタイプの（煙草）パック１０の製造に関する。図１に概略的に示す包装機は、折り曲げタレット１１と下流側の乾燥タレット１２を備える。パック１０の内容物として煙草グループが折り曲げタレット１１にポケットチェーン１３によって供給される。包装機の構造と機能は、例えばＵＳ特許第５，７８４，８５５号から入手される。
【００１２】
包装機は、パック１０のブランクに対する接着剤を折り曲げタブに移動するために複数の接着アセンブリーを有する。接着アセンブリーは、それぞれ、接着ノズル１４、１５を備えており、これらによって接着剤の一部がパック１０またはその一部に移動される。
【００１３】
第1の接着アセンブリー１６は、折り曲げタレット１１の区域において、その外側周辺部に固定態様で配置される。接着アセンブリー１６は、接着剤をパック１０の底部側の折り曲げタブ、すなわち、パック１０の底部壁の重ねた場合に外側になる外側長手方向タブ１７の内側に付与するように機能する。接着剤を前記長手方向タブ１７に付与する手順は例えばＥＰ８３５ ８１０号から入手できる。同文書から、アセンブリー１６がいずれにせよ複数の接着ノズルを並べて配列しており同時に複数の接着剤スポットを移動することがわかる。
【００１４】
接着ノズル１４（または、次々に配列された複数のノズルを備えるノズルユニット）は、作業位置（図２）と保全または清掃または待機位置（図３、４）の間を移動する。この目的で、接着ノズル１４は、接着ノズル１４から離れた回転軸受け１９を中心に回動することができる弧状の回動アーム１８の面に、正確に言えば、適当な態様で駆動される横断方向に向く中心軸２０（図５参照）を介して、マウントされる。作業位置（図２）において、接着ノズル１４は、長手方向タブ１７に接着剤の一部を移動するための最適の供給方向を保証するために斜めに向けられる。
【００１５】
作業が一時的に中止される場合は、接着ノズル１４は、回動アーム１８の付勢によって作業位置から保全または清掃位置に引き戻される。この位置においては、接着ノズル１４は、保全アセンブリー２１の区域に配置される。この位置においては、先ず第一に接着ノズル１４が、現存する固化接着剤の残存物が清掃される。更に、接着ノズル１４は、それが再使用可能となるまで密封態様で閉鎖される。
【００１６】
この目的で、接着ノズル１４には、蓋および清掃部材が専用に設けられる。現模範具体例の場合は、蓋および清掃部材は、ゴム、プラスチックその他の類似物のような弾性材料から製造された（シリンダー状の）ローラー２２を有する。この（清掃および閉鎖用）ローラー２２は、好ましくは、弾性体フォーム、例えば、フォームラバーまたは発泡プラスチックで構成される。特別に適切な材料は、ローラー２２のシリンダー状横方向面に開放セルを備える微細セルのポリエステルフォームである。
【００１７】
このローラー２２は、二重の機能を備える。それは一方において、接着ノズル１４が弾性体ローラー２２の周面と向かい合って接することによって接着ノズル１４またはノズル口部を密封態様で閉じる。この場合は、接着ノズルまたはノズルヘッドが弾性的にローラー２２内へ押し込まれるように相対位置が選択される（図８参照）。
【００１８】
他方においては、ローラー２２は清掃部材でもある。固定接着ノズル１４に対して（一時的に）回動することによって、接着ノズル１４は、ノズル口部の区域において清掃される。
【００１９】
この場合は、ローラー２２が固化した接着剤の接着ノズル１４からの除去を改善するために溶剤、例えば、水を運搬する。この目的で、（回転駆動される）ローラー２２は、溶剤の供給源、例えば、水浴２３に浸漬されるローラー周辺部の副区域を備える。ローラー２２の構造、特に、フォーム形成部は、水が定常的に運ばれ接着ノズル１４に移動されることを意味する。
【００２０】
更には、保全アセンブリー２１は、接着ノズル１４が、その引き戻された位置で接着剤の一部を噴射することによって試行的に付勢されることを可能にする。接着剤のそのような試行噴射物は収集容器によって収集される。
【００２１】
現模範具体例においては、保全アセンブリー２１が、並んで配列され、互いに接続された２つの容器、すなわち、収集容器２４と、水槽２５とからなる１つのユニットを形成する。ローラー２２は、正確には傾斜した回転軸を備えるシリンダー状構造体として、水槽２５中にマウントされる。その相対位置は、清掃位置または閉鎖位置において、接着ノズル１４がローラー２２の横方向面に対して直角をなすように選択される。
【００２２】
ローラー２２を駆動回転させるために、保全アセンブリー２１には駆動用モーター２６が専用に設けられる。この駆動モーターは、マウント２７に接続されており、マウント２７はその一部が水槽２５に、すなわち、水槽２５の直立壁面に固定される。駆動モーター２６は、回動軸受け２８（図５参照）を介して前記マウント２７に接続されており、マウント２７に対して回動することができる。上方に向かう回動運動は、駆動モーター２６を作業位置から移動し、前記移動の過程でローラー２２は運ばれる。前記ローラーは次に、水槽２５の外側に配置され、消耗したり損傷を受けたりした場合は、交換される。２つのラッチ孔３０、３１を備えるセグメントがマウント２７に設けられる。手動で付勢されるラッチピン３２が前記のラッチ孔に進入し、作業位置（図５参照）と水槽２５の外側におけるローラー２２の位置を固定する。
【００２３】
保全アセンブリー２１のユニットは、（直線ユニット５６（図５））によって移動される。現模範具体例においては、接着ノズル１４は単一の清掃兼保全位置に移動することができる。保全アセンブリー２１は、順序においては、一方において接着ノズル１４の試行作業を行うために、他方において接着ノズルの清掃と閉鎖を確実に行うために、接着ノズル１４に対して移動される。この目的で、保全アセンブリーは、案内ロッド３４に取り付けられたスライド案内部材３３と接触する（図５）。接着ノズル１４は、保全アセンブリー２１の横断方向移動によって、収集容器２４の区域または水槽２５の区域、または、ローラー２２の区域に交替で配置される（図３、４）。保全アセンブリー２１全体は、機械のフレームに接続された基底部３５に接する。
【００２４】
図示しないが、接着剤をパックのブランクの側部タブに付与することを目的とする接着アセンブリー（ＥＰ８３５ ８１０号）は、保全アセンブリー２１を備える上記の接着アセンブリー１６と類似するように設計することができる。
【００２５】
煙草パックの場合は、接着剤付きの帯封３６（または収入印紙）を設けることが従来のしきたりである。ソフトカートンタイプのパック１０の場合は、前記帯封がパックの上端面を横断して延出する。帯封３６の横方向両脚部は、接着によってパックの面積の大きい前部壁と後部壁に接続される。
【００２６】
接着剤が、接着剤ノズル１５によって帯封３６に付与されることが知られている（ＥＰ ０ ４８２ ８５６号）。接着剤を供給するために、帯封３６は垂直面内を帯封コンベヤー３７（吸着ベルト）によって、下方に向かって運搬される（図６）。接着ノズル１５は、接着剤のスポット３８をを移動するために或る角度をなして、‐斜め下方を向いて‐設けられる（図６）。２列の接着剤のスポット３８を各帯封に付与するために、２つの接着ノズル１５が並んで配置される（図９参照）。
【００２７】
２つの接着ノズル１５は、乾燥タレット１２（図１）の区域における接着アセンブリー３９の一部である。接着アセンブリー３９は、乾燥タレット１２に隣接して固定された態様で設けられる。
【００２８】
（２つの）接着ノズル１５は、支持体４０の内部またはその面に並んで配置される（図９）。支持体４０は、１または２の凹部４１を有し、この中に接着ノズル１５が配列される。凹部４１は、その自由な側に向かって、金属シートなどから製造されたカバー部材４２を備えるので、接着ノズル１５は、カプセル状の室内に設けられる。
【００２９】
支持体４０は、偏心またはオフセットされた回動軸受け４３に保持される（図９）。接着ノズル１５を備える支持体４０は、前記回動軸受け４３を中心として、図６の作業位置から図７の接着ノズル１５が下方を向く図７の第１の保全位置および同ノズルが斜め下方を向く図８の清掃兼閉鎖位置に移動することができる。回動軸受け４３の区域においては、駆動アセンブリー４４が、回動軸受け４３の回動ジャーナルを回動する。横断方向に突出するアーム４５は、正確に言えばストッパー４６に当接することによって、図６に示す作業位置における接着ノズル１５の正確な位置を決定する。ストッパー４６は、偏心部材として設計することができるので、その回動によって停止位置を異ならせることができ、ノズル１５の作業位置を調整することが可能である。
【００３０】
保全アセンブリー４７は、図２の模範具体例とは無関係に設計される（図６）。収集容器４８と水槽４９は、互いに接続されてユニットを構成する。接着ノズル１５を備える接着区域３９または支持体４０は、２つの位置‐作業位置の外側に移動することができる（図６）。収集容器４８の上方である第１の位置において、接着剤の一部は試行ベースで射出され、収集容器４８によって集められる。図８の傾斜位置においては、接着ノズル１５が、弾性材料、特に、弾性フォーム製のローラー５０の横方向面と向き合って接する。このローラー５０は、水槽４９の外側または上方に位置する。別体の移送ローラー５１は水槽４９の水中に浸漬され、その回動によって水をローラー５０またはその横方向面に移送する。移送ローラー５１は、スピンドル端部５２を介して、互いに対向し直立する水槽４９内の上に向かって開放する凹部５３内にマウントされるので、上に向かって自由に取り外すことができる。
【００３１】
ローラー５０は、横断方向に配置された駆動モーター５４に接続される（図９参照）。駆動モーター５４は、水槽４９のの環状マウント５５または水槽に沿ってマウントされる。駆動モーター５４は、ローラー５０を交換するためにローラー５０と一緒にマウント５５から引き出すことができる。
【００３２】
別の特徴は、図６〜図１０の保全アセンブリー４７と、そのための供給、射出システムの設計である。
【００３３】
供給された水５７は収集容器４８内において定常的に維持される。前記容器４８は、図７の位置において射出された接着剤の一部を捕獲して、これらが収集容器の壁に粘着しないように維持する。これらの接着剤の一部は、この過程で一部が溶解するが、いずれにもせよ収集容器４８内の水によって運び去られる。
【００３４】
このために、水は定常的または間歇的に、すなわち、水導入管５８によって供給される。水の定常的循環を可能とするために収集容器４８は供給された水５７とほぼ同水位に配置された水導出管５９に接続される。収集容器４８は、その上部にカバー部材６０を備え（図８）、このカバー部材は、接着剤が通過することができる開口部を有する。
【００３５】
ローラー５０、５１を備える保全アセンブリー４７もまた、移送される溶剤または水とともに作用する。溶剤または水供給管６１が水槽４９に接続される。この供給管６１は、水平な方向をなして、特定して言えば、移送ローラー５１に直接隣り合うように水槽４９内に開口する。供給管６１は、規制部材すなわち一方向レストリクター６２を備える。このレストリクター６２は、水槽４９内に流入する液体の総量を逆流させることなく規制するために用いることができる。供給管６１もまた、一方向レストリクター６２の下にある管として形成することができる。
【００３６】
水槽４９の基底部側の下部区域は造形が施される。移送ローラー５１の区域においては、シリンダー状のベースパン６３が形成されており、前記パンは移送ローラーの形状と一致する。このベースパン６３は、水浴２３の移送ローラー５１に対し間隙部を形成する。
【００３７】
水槽４９内には、ベースパン６３に続いて凹部６４が存在する。この区域においては、水が水槽４９から排出される水を収集して、流出口６５によって運び去られる。
【００３８】
保全アセンブリー４７は、流れの媒体に関し‐特に、包装機の別の接着アセンブリーに関連して‐図１１に示す共通の循環システムに接続される。ここに図示する模範具体例は、水槽４９用の供給、排出システムに関する。
【００３９】
中央給水タンク６６は、包装機の複数のまたはすべての接着アセンブリーに給水を行うための充分な水量を有する。水は、ポンプ６７によって、吸引管６８を介して給水タンク６６から導入される。この水は、フィルター６９を通過して分配部材、すなわち、分配器７０に導かれる。この分配器に続いて、個別の接着アセンブリーまたはそれらのそれぞれの水槽４９に至る伝送管が設けられる。この伝送管７１は、供給管内に導入される。
【００４０】
水槽４９の流出口６５は、復流管７２に接続されており、これが給水タンク６６に導かれてその底部区域内に水を復流させる。復流管７２の第１の部分は、収集タンク７３に導かれ、前記収集タンク７３に、他の接着アセンブリーの復流管７２も接続される。復流管７２の共通部分は、ポンプ７４とフィルター７５を介して給水タンク６６に復帰する。状況に応じて、接着剤の少量の残留物が給水タンク６６の底部に集まるが、これは、もっと長い時間間隔で取り除かれる。
【図面の簡単な説明】
【図１】包装機の各アセンブリーの著しく単純化した側面図。
【図２】包装機すなわち接着アセンブリーの細部の拡大側面図。
【図３】接着アセンブリーの位置が変化した図２の細部。
【図４】接着アセンブリーの位置が再度変化した図２、図３の細部。
【図５】一部を断面で示す図２〜図４の接着アセンブリーの横断図。
【図６】一部を垂直断面で示す別の適用例のための接着アセンブリーの側面図。
【図７】異なる作業位置にある図６の接着アセンブリー。
【図８】清掃位置にある図６、７の接着アセンブリー。
【図９】正確に表現すれば清掃位置にある、一部を断面で示す図６〜図８の接着アセンブリーの横断図。
【図１０】接着ノズル用の保全アセンブリーの一部区域の拡大平面図または水平断面図。
【図１１】保全アセンブリーに水を供給するとともに保全アセンブリーから残余接着剤を廃棄するシステム。
【符号の説明】
１０…パック，１４，１５…接着ノズル，１６，３９…接着アセンブリー，２２，５０…ローラー，２１，４７…保全アセンブリー，２４…収集容器，２５…水槽，４８…収集容器，４９…水槽，６１…供給管，６５…流出口，６６…給水タンク，６８…吸引管，６９…フィルター，７２…復流管。
Claims (6)
- パック(１０)のブランクを折り曲げるための回転折り曲げタレット(１１)と、パック(１０)のブランクに接着剤を付与するために、少なくとも１つの接着ノズル(１４，１５)を有する接着アセンブリー(１６，３９)とを備える包装機であって、接着アセンブリー(１６、３９)を折り曲げタレット(１１)に関連する１つの作業位置と、引っ込んだ保全および清掃位置との間で移動することができるとともに、下記の(ａ)〜(ｆ)を特徴とする包装機。
(ａ)接着アセンブリー(１６，３９)のための固定された保全アセンブリー(２１，４７)が、保全および清掃区画に配置される、
(ｂ)保全アセンブリー(２１，４７)は、接着剤の一部を捕捉するために、水槽(２５，４９)および収集容器(２４，４８)を有する、
(ｃ)弾性材料製の間歇回転ローラー(２２，５０)が、水槽(２５，４９)の上方にマウントされ、水槽(２５，４９)内部の接着剤の溶剤を含む水浴中に浸漬される、
(ｄ)保全および清掃位置において、接着アセンブリー(１６，３９)は、保全アセンブリー(２１，４７)の上方に配置される、
(ｅ)接着アセンブリー(１６，３９)の第１の位置において、接着アセンブリー(１６，３９)は、水槽(２５，４９)の上方に位置し、接着アセンブリー(１６，３９)のノズル(１４，１５)は、閉鎖兼清掃部材として機能する弾性材料製の間歇回転ローラー(２２，５０)と向き合って接する、
(ｆ)保全アセンブリー(２１，４７)区画における第２の位置においては、接着アセンブリー(１６，３９)が、その作業位置に復帰する前に、接着アセンブリー(１６，３９)によってテストの目的で発射される接着剤の一部を捕捉するために、水槽(２４，４８)の上方に配置される、 - 接着ノズル(１４，１５)を備える接着アセンブリー(１６，３９)は、回動アーム(１８)によって、その作業位置から水槽(２５，４９)または収集容器(２４，４８)の区域に移動され、次いで、その作業位置に復帰する点を特徴とする請求項１記載の包装機。
- 保全アセンブリー(２１)は、接着アセンブリー(１６)の保全位置において、接着アセンブリー(１６)を横断して移動することができ、この場合、ローラー(２２)を備える水槽(２５)または収集容器(２４)は、接着アセンブリー(１６)の接着ノズル(１４)の下方に配置される点を特徴とする請求項１記載の包装機。
- 下記の(ａ)〜(ｃ)を特徴とする請求項１記載の包装機。
(ａ)接着アセンブリー(１６)は、回動アーム(１８)にマウントされる。
(ｂ)接着アセンブリー(１６)は、その接着ノズル(１４)が折り曲げタレット(１１)の径方向を向いた状態でその作業位置に配置される、
(ｃ)接着アセンブリー(１６)は、回動アーム(１８)を付勢することによって、保全アセンブリー(２１)に向かって進出することができ、前記保全アセンブリー(２１)は、折り曲げタレット(１１)に隣り合って定位置に配置されており、必須要件として下方を向く接着ノズル(１４)を備える接着アセンブリー(１６)は、ローラー(２２)または収集容器(２４)の上方に配置される、 - 接着剤によってパック(１０)に取り付けられた帯封(３６)を備えるパックを製造するために下記の(ａ)〜(ｄ)を特徴とする請求項１〜４のいずれか1記載の包装機。
(ａ)帯封(３６)は、垂直面内において帯状コンベヤーによって移送される、
(ｂ)接着アセンブリー(３９)は、帯状コンベヤー(３７)に隣接して定位置にマウントされ、アーム(４５)によって回動される、
(ｃ)接着ノズル(１５)は、作業位置において、帯状コンベヤー(３７)に隣り合って配置され、鈍角をなして下方を向く、
(ｄ)接着ノズル(１５)は、保全および清掃位置においては、保全アセンブリー(２１，４７)の上方において回動することによって定位置に移動される、 - 接着剤によってパック(１０)に取り付けられる帯封(３６)を備えるパックを製造するための包装機であって、
接着アセンブリー(３９)は、帯封(３６)に接着剤を付与するための少なくとも１つの接着ノズル(１５)を有し、
接着アセンブリー(３９)は、帯封(３６)と対面する作業位置と、引っ込んだ保全および清掃位置との間を移動することができ、
ノズル(１５)は、保全および清掃位置において、１つの弾性閉鎖部材によって被覆されるとともに、下記の(ａ)〜(ｆ)を特徴とする包装機。
(ａ)帯封(３６)は、垂直面内において帯状コンベヤー(３７)によって移送される、
(ｂ)接着アセンブリー(３９)は、帯状コンベヤー(３７)に隣接して定位置にマウントされ、アーム(４５)によって回動される、
(ｃ)接着ノズル(１５)は、作業位置において、帯状コンベヤー(３７)に隣り合って配置され、鈍角をなして下方を向く、
(ｄ)接着ノズル(１５)は、保全および清掃位置においては、保全アセンブリー(２１，４７)の上方において回動することによって定位置に移動される、
(ｅ)保全アセンブリー(２１，４７)は、接着ノズル(１５)から接着剤の一部を収集するための収集容器(４８)と、接着剤の溶剤を備える水槽(４９)とを有し、弾性材料で製造された間歇回転ローラー(５０)が前記水槽(４９)内に浸漬される、
(ｆ)接着アセンブリー(３９)は、保全および清掃位置において、保全アセンブリーの上方を移動されることができ、この場合、接着ノズル(１５)は、収集容器(４８)に向かうか、または、水槽(４９)の上方においてローラー(５０)の周面と接する、
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