JP3555586B2 - ランプ装置 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、例えば電子写真複写機、レーザプリンタ、ファクシミリ等において、加熱定着装置の加熱ローラ内に配置されて、当該加熱ローラの熱源として用いられるランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば電子写真複写機などにおいて、記録材上に形成されたトナー像を加熱定着するための方式として、未定着トナーよりなるトナー像が形成された記録材を、加熱ローラと、これに対接配置された加圧ローラとの間に通過させることにより、未定着トナーを加圧下で加熱してトナー像を記録材に定着させる加熱ローラ方式が広く使用されている。この加熱ローラ方式に用いられる加熱ローラとしては、ローラ基体内に、熱源として棒状のランプ、例えば管型白熱電球が配置されてなるものが知られている。
【0003】
このような加熱ローラにおいては、サイズの異なる記録材に対してもその全面にわたって均一な温度で加熱するために、または記録材を十分に高い温度で加熱するために、フィラメントタイプが異なるまたは同一の複数の管型白熱電球が使用されており、具体的には、図12に示すようにローラ基体D内における管型白熱電球1の配置スペースの大きさに制約があること、複数の管型白熱電球を1本ごとに取り付ける作業が煩雑であることなどの観点から、互いに並行に配置された複数の管型白熱電球が連結されてなるランプ装置Cがローラ基体D内に配置されて使用されている。
【0004】
図13は、従来のランプ装置の一例における構成を示す説明図である。
このランプ装置Cにおいては、互いに並行に配置された2つのランプである管型白熱電球1が設けられ、これらの管型白熱電球1の両端に封止部11が形成されている。そして、それぞれの封止部11から外部リード棒12が伸び出しており、管型白熱電球1の一方側では、それぞれの外部リード棒12は、給電端子30に共通に接続され、他方側では、セラミックベース14にそれぞれの封止部11が固定され、このセラミックベース14内で、封止部11から伸び出した外部リード棒12が給電線15に接続されて、各管型白熱電球1が互いに並行になるように連結されている。
【0005】
給電端子30は、導電性を有するとともに各管型白熱電球1を連結するためのものあり、1枚の板状体を所定の形状に打ち抜き加工して作成されるもので、例えばSUSやニッケル製で厚み0.3mm程度のものを使用している。
【0006】
また、給電端子30は、切り欠き部16を有しており、この切り欠き部16の形成によって幅狭になった部分は、各外部リード棒12に流れる電流が合流する電流合流部30aとなっている。電流合流部30aは、便宜上、点点模様で示す部分である。
そして、給電端子30を加熱ローラの取り付け部に固定する時に、給電端子30に応力が加わり、外部リード棒12に応力が加わる場合がある。
【0007】
外部リード棒12に加わる応力とは、通常、このようなランプ装置の場合、管型白熱電球1の他端側のセラミックベース14は、加熱ローラの固定部に所定の位置関係を持って適宜の手段で固定され、図14(イ)に示すように給電端子30は、装置の取り付け部T上に載置され、その後、図14(ロ)に示すように給電端子30は、貫通孔30bにネジNを螺合させて装置の取り付け部Tに固定される。
【0008】
この時、セラミックベース14が固定された後、給電端子30と取り付け部Tの取り付け面T1が平行状態であれば、給電端子30を取り付け部Tに固定したとき、外部リード棒12に何ら応力が加わらないが、図14(イ)に示すように、製造上、往々にして、給電端子30と取り付け面T1が平行状態でなく捩じれた位置関係になる場合が多く、このように給電端子30と取り付け面T1が捩じれた位置関係にあるときに給電端子30を装置の取り付け部Tに固定すると、図14(ロ)に示すように給電端子30は硬いものであり給電端子30が十分に変形せず、外部リード棒12に矢印方向に応力が加わり、この応力が管型白熱電球1の封止部11に伝わり、封止部11が破損することになる。
このよに外部リード棒12に加わる応力を低減させるために、給電端子30には切り欠き部16を形成し、電流合流部30aを幅狭にしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、加熱ローラの立上がり速度を速めるために、内部に配置される管型白熱電球の入力電力を上げて大出力化する傾向にあるが、通常、入力電力が800Wを超えると、幅狭の電流合流部30aが発熱してしまう。
この結果、図15に示すように、ネジ等によって、この給電端子30が加熱ローラの取り付け部Tに取り付けられている場合、取り付け部Tが変形し焼けるなどの問題が発生する。
【0010】
このような問題を解決するために、図16で示すように電流合流部30aの面積を大きくして電流合流部30aの電気抵抗値を小さくし発熱を抑制することも考えられるが、この場合、図13で示す切り欠き部16がなくなり、給電端子30を取り付け部Tに取り付ける際に発生する外部リード棒12に加わる応力を十分に吸収することができなくなり、封止部11が破損するという問題が発生する。
【0011】
一方、図13示す切り欠き部16が存在する給電端子30の全体の厚みを厚くして電流合流部30aの断面積を大きくし、すなわち、この部分の電気抵抗値を小さくして、発熱を抑制することも考えられるが、幅狭になった電流合流部30の厚みが厚いぶんだけ硬性が増し、給電端子30を加熱ローラの取り付け部に固定した時に、給電端子30に応力が加わった場合、その応力を電流合流部30aで吸収することができず、外部リード棒12に直接応力が加わり、封止部11が破損するという問題が発生する。
【0012】
そこで本発明のランプ装置は、上記の問題に鑑みてなされたものであって、入力電力を上げて給電端子に流れる電流が大きくなっても、給電端子が発熱せず、しかも、本発明のランプ装置を加熱ローラ内に固定する際に発生し外部リード棒に加わろうとする応力を、給電端子自体で吸収することができるランプ装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載のランプ装置は、各々両端に封止部を有し当該封止部から外部リード棒が伸び出した複数のランプを、各ランプの外部リード棒を共通する給電端子に接続して複数のランプが互いに連結されたランプ装置において、前記給電端子は、外部リード棒と接続する部分が、応力を吸収するための応力吸収部となっており、この応力吸収部に続き各ランプに流れる電流が合流する電流合流部が形成されており、前記応力吸収部は、応力を吸収するために電流合流部に比べて厚みが小さくなっており、かつ、当該応力吸収部の外周辺の一部が前記電流合流部とは接続されていないことを特徴とする。
【0014】
請求項2に記載のランプ装置は、各々両端に封止部を有し当該封止部から外部リード棒が伸び出した複数のランプを、各ランプの外部リード棒を共通する給電端子に接続して複数のランプが互いに連結されたランプ装置において、前記給電端子は、外部リード棒と接続する接続部と、応力を吸収するための応力吸収部と、各ランプに流れる電流が合流すると共に装置に固定される電流合流部を有し、前記応力吸収部は、前記接続部と前記装置に固定される電流合流部をつなぐ位置に形成され、応力を吸収するために電流合流部に比べて厚みが小さくなっていることを特徴とする。
【0015】
請求項3に記載のランプ装置は、請求項2に記載のランプ装置であって、特に、前記接続部は、各ランプの外部リード棒と各々接続された接続部分が互いに独立していることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、図面に基づいて本発明の実施の形態を具体的に説明する。
図1は、本発明のランプの構成を示す断面図である。
【0017】
本発明のランプ装置は、図1に示すように、互いに並行に配置された2つのランプである管型白熱電球1が設けられ、これらの管型白熱電球1の両端に封止部11が形成されている。そして、それぞれの封止部11から外部リード棒12が伸び出しており、管型白熱電球1の一方側では、それぞれの外部リード棒12は、給電端子13に共通に接続され、他方側では、セラミックベース14にそれぞれの封止部11が固定され、このセラミックベース14内で、封止部11から伸び出した外部リード棒12が給電線15に接続されて、各管型白熱電球1が互いに並行になるように連結されている。
【0018】
給電端子13は、導電性を有するとともに各管型白熱電球1を連結するためのものであり、例えばニッケル製のものである。
【0019】
図2は、図1に示す給電端子13の組立説明図であり、1枚の板状体であるニッケル板を打ち抜き加工して作成された同一形状の給電端子構成片130をそれぞれ反対向きに当接させ、その後、両者を溶接等で接合して給電端子13とするものである。
【0020】
この場合、図1と図2で示すように、給電端子構成片130の一部である外部リード棒12と接続する部分が、給電端子13を装置である加熱ローラの取り付け部に固定する際に発生する応力を吸収するための応力吸収部131となり、この応力吸収部131は、相手方の給電端子構成片130が存在しないことになり、応力吸収部131の厚みを他の部分の厚みより小さくすることができる。
【0021】
また、応力吸収部131以外の他の部分は、相手方の給電端子構成片130が存在することになり、厚みが大きくなっており、この結果、必然的に便宜上点点模様で示す電流合流部132となる部分の厚みも大きくなり、電流合流部132の電気抵抗値を小さくでき、この部分の発熱を防止することができる。
なお、給電端子構成片130の厚みは、応力吸収部131が柔軟性を有すること、給電端子13に最大電流が流れても電流合流部132が発熱しないこと、という2つの条件を満たすように適宜厚みを設計するものである。
【0022】
そして、この応力吸収部131は、図1に示すように、便宜上点点模様示す各ランプに流れる電流が合流する電流合流部132と一辺のみ接続されており、他の辺131a、131b、131cは、電流合流部132とは接続されていない。
【0023】
そして、図1中A−A断面図である図3に示すように、電流合流部132は、全てのランプに電流が流れても発熱しない程度の厚みを有し、本実施例の場合0.5mmであり、応力吸収部131は、応力を吸収するために電流合流部132に比べて厚みが小さくなっており、本実施例の場合0.3mmである。
【0024】
つまり、応力吸収部131の厚みが小さく、しかも、電流供給部132とは一辺のみ接続され、他の辺131a、131b、131cは電流合流部132とは接続されていないので、応力吸収部131は軟性を有することができ、従来技術で説明したように、給電端子13を加熱ローラの取り付け部に固定するときに発生する応力を、この応力吸収部131で確実に吸収することができ外部リード棒12に何ら応力が加わらず、管型白熱ランプ1の封止部11が破損することがない。
【0025】
また、各管型白熱ランプ1に流れる電球が合流する電流合流部132は、その厚みが十分に厚く電気抵抗値が小さくなっているので、管型白熱電球1に大電流を流しても発熱することがない。
なお、応力吸収部131は、各管型白熱ランプ1に流れる電流分しか電流が流れないので、厚みが小さくても発熱することがない。
【0026】
図4〜図8は、他の実施例の給電端子と外部リード棒との関係を示す説明図であり、便宜上、応力吸収部131は斜線で示す部分である。
図4〜図8に共通する事項として、電流合流部132は、全てのランプに電流が流れても発熱しない程度の厚みを有しており、外部リード棒12と溶接によって接続されている応力吸収部131は、電流合流部132に比べて厚みが小さくなっている。
【0027】
図4に示す給電端子13では、応力吸収部131は、131dの一辺のみ電流合流部132と接続されており、他の3辺131a、131b、131cは電流合流部132とは接続されていない。
【0028】
図5に示す給電端子13では、応力吸収部131の2辺131cと131dが電流合流部132と接続されており、他の2辺131a、131bは電流合流部132とは接続されていない。
【0029】
図6、図7、図8に示す給電端子13では、応力吸収部131には応力吸収部131を分割するように切り溝Kが形成されている。この切り溝Kによって、それぞれの外部リード棒12との接続部分を隔離している。つまり、一方の応力吸収部131に応力が加わったとしても、この切り溝Kによって他方の応力吸収部131にはその応力を伝えない構造になっている。
【0030】
図6に示す給電端子13では、切り溝Kによって電流合流部132とは接続されていない応力吸収部131の1辺131cが形成され、この131cを含め131a、132bの3辺が電流合流部132とは接続されておらず、応力吸収部131dのみが電流合流部132と接続されている。
【0031】
図7に示す給電端子13では、切り溝Kによって電流合流部132とは接続されていない応力吸収部131x、131yの1辺131cが形成され、一方の応力吸収部131xは、3辺131a、131b、131cが電流合流部132と接続されておらず、131dのみ電流合流部132と接続されている。他方の応力吸収部131yは、2辺131a、131cが電流合流部132と接続されておらず、131bと131dが電流合流部132と接続されている。
【0032】
図8に示す給電端子13では、切り溝Kによって電流合流部132とは接続されていない応力吸収部131の1辺131cが形成され、この切り溝Kは、電流合流部132と接続されている応力吸収部131の一辺131dまで延在し、一辺131dは、その一部のみが電流合流部132と接続されており、他の3辺131a、131b、131cが電流合流部132とは接続されていない構造になっている。
【0033】
このように、図4〜図8に示す給電端子13は、応力吸収部131の外周辺の一部が電流合流部132と接続されていない構造であるので、応力吸収部131に柔軟性をもたせることができ、給電端子13を加熱ローラの取り付け部に固定したときに発生する応力を、この応力吸収部131で確実に吸収することができ外部リード棒12に何ら応力が加わらず、管型白熱ランプ1の封止部11が破損することがない。
【0034】
図9は、本発明のランプ装置の他の実施例を示す説明図である。
互いに並行に配置された2つのランプである管型白熱電球1が設けられ、これらの管型白熱電球1の両端に封止部11が形成されている。そして、それぞれの封止部11から外部リード棒12が伸び出しており、管型白熱電球1の一方側では、それぞれの外部リード棒12は、給電端子20に共通に接続され、他方側では、セラミックベース14にそれぞれの封止部11が固定され、このセラミックベース14内で、封止部11から伸び出した外部リード棒12が給電線15に接続されて、各管型白熱電球1が互いに並行になるように連結されている。
【0035】
給電端子20は、導電性を有するとともに各管型白熱電球1を連結するためのものあり、例えばニッケル製のものである。
この給電端子20は、外部リード棒12と接続する接続部21と、この給電端子20を装置である加熱ローラの取り付け部に固定する際に発生する応力を吸収するための応力吸収部22と、各ランプに流れる電流が合流する電流合流部23を有するものである。なお、応力吸収部22は、接続部21と電流合流部23をつなぐ位置に形成されている。
接続部21は、各管型白熱電球1の外部リード棒12と各々接続されており、それぞれの接続部分が互いに独立している。
【0036】
そして、図9中B−B断面図である図10に示すように、電流合流部23は、全てのランプに電流が流れても発熱しない程度の厚みを有し、本実施例の場合0.5mmであり、応力吸収部22は、応力を吸収するために電流合流部23に比べて厚みが小さくなっており、本実施例の場合0.3mmである。
【0037】
つまり、応力吸収部22の厚みが小さいので柔軟性をもたすことができ、しかも、それぞれの接続部21がお互いに干渉しないように独立しているので、従来技術で説明したように、給電端子20を加熱ローラの取り付け部に固定したときに発生する応力を、この応力吸収部22で確実に吸収することができ外部リード棒12に何ら応力が加わらず、管型白熱ランプ1の封止部11が破損することがない。
【0038】
また、各管型白熱ランプ1に流れる電球が合流する電流合流部23は、その厚みが十分に厚く電気抵抗値が小さくなっているので、管型白熱電球1に大電流を流しても発熱することがない。
なお、応力吸収部22は、各管型白熱ランプ1に流れる電流分しか電流が流れないので、厚みが小さくてもこの部分で発熱することがない。
【0039】
なお、給電端子20の接続部21は、それぞれの外部リード棒12と接続されている接続部分が互いに独立するように形成されているが、図11に示すように給電端子200の接続部21が分離せず、それぞれの外部リード棒12が共通する接続部21に接続されていても良い。図11中、C−C断面図は図10と同じである。
このような給電端子200においても、応力吸収部22の厚みが電流合流部23の厚みに比べ小さくなっているので、応力吸収部22で給電端子200を加熱ローラの取り付け部に固定したときに発生する応力を、吸収することができ外部リード棒12に何ら応力が加わらず、管型白熱ランプ1の封止部11が破損することがない。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載のランプ装置によれば、各ランプの外部リード棒に共通に接続され、複数のランプを互いに連結するための給電端子は、外部リード棒と接続する部分が、給電端子を装置である加熱ローラの取り付け部に固定する際に発生する応力を吸収するための応力吸収部となっており、この応力吸収部の外周辺の一部が各ランプに流れる電流が合流する電流合流部と接続されておらず、かつ、応力吸収部が電流合流部より厚みが小さいので、給電端子を加熱ローラの取り付け部に固定したときに発生する応力を、この応力吸収部で確実に吸収することができ外部リード棒に何ら応力が加わらず、管型白熱ランプの封止部が破損することがない。
【0041】
請求項2に記載のランプ装置によれば、各ランプの外部リード棒に共通に接続され、複数のランプを互いに連結するための給電端子は、外部リード棒と接続する接続部と、給電端子を装置である加熱ローラの取り付け部に固定する際に発生する応力を吸収するための応力吸収部と、各ランプに流れる電流が合流する電流合流部を有し、応力吸収部は接続部と電流合流部をつなぐ位置に形成されて、かつ、応力を吸収するために電流合流部に比べ厚みが小さくなっているので、給電端子を加熱ローラの取り付け部に固定したときに発生する応力を、この応力吸収部で吸収することができ外部リード棒に何ら応力が加わらず、管型白熱ランプの封止部が破損することがない。
【0042】
請求項3に記載のランプ装置によれば、請求項2に記載のランプ装置であって、特に、接続部が、各ランプの外部リード棒と接続された接続部分がそれぞれ干渉しないように独立しているので、給電端子を加熱ローラの取り付け部に固定したときに発生する応力を、この応力吸収部で確実に吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のランプ装置の説明図である。
【図2】図1に示す給電端子の組立説明図である。
【図3】図1中A−A断面図である。
【図4】本発明のランプ装置に用いられる給電端子の他の実施例の説明図である。
【図5】本発明のランプ装置に用いられる給電端子の他の実施例の説明図である。
【図6】本発明のランプ装置に用いられる給電端子の他の実施例の説明図である。
【図7】本発明のランプ装置に用いられる給電端子の他の実施例の説明図である。
【図8】本発明のランプ装置に用いられる給電端子の他の実施例の説明図である。
【図9】本発明のランプ装置の説明図である。
【図10】図9中B−B断面図である。
【図11】本発明のランプ装置に用いられる給電端子の他の実施例の説明図である。
【図12】従来のランプ装置を加熱ローラのローラ基体内に配置した説明図である。
【図13】従来のランプ装置の説明図である。
【図14】給電端子が取り付け部に取り付けられた時の工程説明図である。
【図15】給電端子が取り付け部に取り付けられた時の説明図である。
【図16】従来のランプ装置の他の給電端子の説明図である。
【符号の説明】
1 管型白熱電球
11 封止部
12 外部リード棒
13 給電端子
131 応力吸収部
132 電流合流部
14 セラミックベース
15 給電線
Claims (3)
- 各々両端に封止部を有し当該封止部から外部リード棒が伸び出した複数のランプを、各ランプの外部リード棒を共通する給電端子に接続して複数のランプが互いに連結されたランプ装置において、
前記給電端子は、外部リード棒と接続する部分が、応力を吸収するための応力吸収部となっており、この応力吸収部に続き各ランプに流れる電流が合流する電流合流部が形成されており、
前記応力吸収部は、応力を吸収するために電流合流部に比べて厚みが小さくなっており、かつ、当該応力吸収部の外周辺の一部が前記電流合流部とは接続されていないことを特徴とするランプ装置。 - 各々両端に封止部を有し当該封止部から外部リード棒が伸び出した複数のランプを、各ランプの外部リード棒を共通する給電端子に接続して複数のランプが互いに連結されたランプ装置において、
前記給電端子は、外部リード棒と接続する接続部と、応力を吸収するための応力吸収部と、各ランプに流れる電流が合流すると共に装置に固定される電流合流部を有し、
前記応力吸収部は、前記接続部と前記装置に固定される電流合流部をつなぐ位置に形成され、応力を吸収するために電流合流部に比べて厚みが小さくなっていることを特徴とするランプ装置。 - 前記接続部は、各ランプの外部リード棒と各々接続された接続部分が互いに独立していることを特徴とする請求項2に記載のランプ装置。
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