JP3555410B2 - 映像信号再生装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオテープレコーダ(以下VTRと略す)などの映像信号再生装置、特に再生映像信号の時間軸変動を補正する時間軸補正回路(以下、TBCと略す)を備えた映像信号再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、TBCを内蔵した従来のVTRについて図面を参照しながら説明する。
【0003】
図3はTBCを内蔵した従来のVTRの主要部を説明するためのブロック図である。同図において、1は回転ドラム13に搭載された磁気テープ(図示せず)に記録された映像信号を再生する磁気ヘッド、2は磁気ヘッド1で再生された映像信号をFM復調などの再生信号処理が行われる再生処理回路、3は再生処理回路2の出力信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するAD変換器、4はAD変換器3でデジタル変換された映像信号を記憶する記憶手段であるメモリ、5は再生処理回路2の出力映像信号から同期信号を分離する同期信号分離手段である第1の同期信号分離回路、6は同期信号分離回路5で分離された同期信号を基準として書き込みアドレスリセット信号など再生信号をメモリ4に書き込むために必要な制御信号を作成する書き込み制御手段である書き込み制御回路、7は基準クロックをカウントして読み出しアドレスリセット信号などメモリ4から信号を読み出すために必要な制御信号が作成される読み出し制御手段である読み出し制御回路、10は同期信号を発生する複合同期信号発生手段である複合同期信号発生回路、8はメモリ4から出力されるデジタル信号をアナログ信号に変換するDA変換器、9は複合同期信号発生回路10で発生した複合同期信号にすげ替える同期信号すげ替え手段である同期信号すげ替え回路、11は基準クロックをカウントしてメモリ4から出力される出力映像信号の垂直同期周期と同周期のサーボ基準信号を発生するサーボ基準信号発生回路、12はサーボ基準信号発生回路11で発生したサーボ基準信号により回転ドラム13の回転制御を行うサーボ手段であるサーボ回路、14は回転ドラム13からの回転位相信号(以下、PG信号と記す)を波形整形してサーボ回路12に帰還する波形整形器、15はDA変換器8の出力信号から同期信号を分離する第2の同期信号分離回路である。
【0004】
以上のように構成された従来の映像信号再生装置について、以下その動作について説明する。
【0005】
磁気ヘッド1から再生される信号は再生処理回路2でFM復調などの所定の再生処理が施された後、AD変換器3でデジタル信号に変換され、メモリ4に書き込まれる。第1の同期信号分離回路5では再生信号から同期信号を分離し、書き込み制御回路6では分離された同期信号を基準として書き込みアドレスリセット信号など再生信号をメモリ4に書き込むために必要な制御信号を作成する。読み出し制御回路7では基準クロックをカウントして読み出しアドレスリセット信号などメモリ4から信号を読み出すために必要な制御信号が作成される。メモリ4から読み出された再生信号はDA変換器8でアナログ信号に戻され、同期信号すげ替え回路9で同期信号がすげ替えられて出力される。すげ替えに用いる同期信号は複合同期信号発生回路10で作成される。すげ替え用の複合同期信号を作成する際のタイミング基準としては、垂直同期周期については第2の同期分離回路15で分離された垂直同期信号を基準とし、また水平同期周期についてはメモリの読み出しアドレスリセット信号などを基準にして作成される。
【0006】
以上のように再生映像信号から分離された同期信号を基準として映像信号をメモリ4に書き込み、これを標準の水平同期周期で読み出すことにより時間軸変動が補正された出力が得られる。しかしながらメモリ4の書き込み周期と読み出し周期が全く非同期であった場合、書き込みアドレスと読み出しアドレスとの間でアドレスの追い越しまたは追い越されが発生し、その際出力映像信号がTV画面上で縦方向に揺れてしまうという問題が発生する。このため以下のように回転ドラム13の回転位相を制御することにより再生映像信号とメモリ4から出力される出力映像信号を同期させることによりこの問題を防止している。すなわちサーボ基準信号発生回路11において基準クロックをカウントして、メモリ4から出力される出力映像信号の垂直同期周期と同周期のサーボ基準信号を発生し、このサーボ基準信号と回転ドラム13の回転位相を表すPG信号を波形整形器14で波形整形して得られる信号とをサーボ回路12で位相比較し、この位相差が小さくなるように回転ドラム13の回転位相を制御している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記した従来の映像信号再生装置においては、回転ドラム13の回転位相すなわちPG信号の位相と、磁気テープから再生される再生映像信号との位相とは通常一定の関係にはなく、VTRあるいは記録された磁気テープのばらつき等によってその位相差は様々である。このため上記の従来の構成では、メモリ4に入力される再生映像信号と、メモリ4から出力される出力映像信号とは同期した関係にはあるものの、その位相差はVTRやテープの種類によって一定ではない。このため少ない容量のメモリ(1〜2ライン程度を記憶できる容量のメモリ)ではメモリの書き込みアドレスと読み出しアドレスの差が小さくなり、時間軸の変動により両アドレス間でアドレスの追い越し追い越されが発生し、上述のように出力映像信号がTV画面上で縦方向に揺れてしまう場合が発生するという課題があった。
【0008】
また、上記した従来の構成では、すげ替え用の同期信号を発生する際に、メモリ4から出力された映像信号を再度同期分離してすげ替え用同期信号の垂直同期周期のタイミング基準を作っているため、回路規模が増加し構成も複雑になるという課題もあった。
【0009】
本発明は上記課題を鑑み、少ない容量のメモリでかつ簡単な構成で時間軸変動を補正する映像信号再生装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
これらの課題を解決するために本発明は、記憶手段に入力される再生映像信号から垂直同期信号と水平同期信号を分離する同期信号分離手段と、同期信号分離手段で分離された水平同期信号を基準にして記憶手段の書き込み制御信号を作成する記憶手段書き込み制御手段と、基準クロックをカウントして記憶手段の読み出し制御信号を作成する記憶手段読み出し制御手段と、記憶手段の書き込みアドレスリセット信号に同期したタイミング信号と記憶手段の読み出しアドレスリセット信号に同期したタイミング信号との位相を比較する位相比較手段と、磁気ヘッドが取り付けられた回転ドラムの回転位相を制御するサーボ手段と、基準クロックをカウントして複合同期信号を作成する複合同期信号発生手段とを有し、位相比較手段の比較結果によりサーボ手段の基準位相を制御するとともに位相比較手段に入力される2つのタイミング信号が所定の位相関係にある時に同期信号分離手段出力の垂直同期信号に同期したタイミングで複合同期信号の発生位相をリセットするように構成したものである。
【0011】
これにより記憶手段の書き込みアドレスのタイミングと読み出しアドレスのタイミングが逆転しない(両アドレス間でアドレスの追い越し追い越されが発生しない)ように回転ドラムの回転位相が制御され、少ない容量の記憶手段でも高精度の時間軸補正を行うことができる。また、すげ替え用の複合同期信号を作成する際に、記憶手段出力の映像信号から再度同期信号を分離する必要がなく構成も簡単化することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1及び2に記載の発明は、記憶手段に入力される再生映像信号から垂直同期信号と水平同期信号を分離する同期信号分離手段と、同期信号分離手段で分離された水平同期信号を基準にして記憶手段の書き込み制御信号を作成する記憶手段書き込み制御手段と、基準クロックをカウントして記憶手段の読み出し制御信号を作成する記憶手段読み出し制御手段と、記憶手段の書き込みアドレスリセット信号に同期したタイミング信号と記憶手段の読み出しアドレスリセット信号に同期したタイミング信号との位相を比較する位相比較手段と、磁気ヘッドが取り付けられた回転ドラムの回転位相を制御するサーボ手段と、基準クロックをカウントして複合同期信号を作成する複合同期信号発生手段とを有し、位相比較手段の比較結果によりサーボ手段の基準位相を制御するとともに位相比較手段に入力される2つのタイミング信号が所定の位相関係にある時に同期信号分離手段出力の垂直同期信号に同期したタイミングで複合同期信号の発生位相をリセットするように構成したものであり、これにより記憶手段の書き込みアドレスのタイミングと読み出しアドレスのタイミングが逆転しないように回転ドラムの回転位相が制御され、少ない容量の記憶手段でもTV画面上での縦方向の揺れを発生することなく時間軸補正が行え、またすげ替え用の複合同期信号を作成する際には、記憶手段から出力された映像信号から再度同期信号を分離する必要がないため構成も簡単化することができるという作用を有する。
【0013】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態の映像信号再生装置の主要部を説明するためのブロック図である。同図において、1は回転ドラム13に搭載された磁気テープ(図示せず)に記録された映像信号を再生する磁気ヘッド、2は磁気ヘッド1で再生された映像信号をFM復調などの再生信号処理が行われる再生処理回路、3は再生処理回路2の出力信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するAD変換器、4はAD変換器3でデジタル変換された映像信号を記憶する記憶手段であるメモリ、5は再生処理回路2の出力映像信号から同期信号を分離する同期信号分離手段である同期信号分離回路、6は同期信号分離回路5で分離された同期信号を基準として書き込みアドレスリセット信号など再生信号をメモリ4に書き込むために必要な制御信号を作成する書き込み制御手段である書き込み制御回路、7は基準クロックをカウントして読み出しアドレスリセット信号などメモリ4から信号を読み出すために必要な制御信号が作成される読み出し制御手段である読み出し制御回路、10は同期信号を発生する複合同期信号発生手段である複合同期信号発生回路で、本実施の形態では同期信号を発生する際の垂直同期周期の基準が従来技術とは異なる。8はメモリ4から出力されるデジタル信号をアナログ信号に変換するDA変換器、9は複合同期信号発生回路10で発生した複合同期信号にすげ替える同期信号すげ替え手段である同期信号すげ替え回路、11は基準クロックをカウントしてメモリ4から出力される出力映像信号の垂直同期周期と同周期のサーボ基準信号を発生するサーボ基準信号発生回路、12はサーボ基準信号発生回路11で発生したサーボ基準信号により回転ドラム13の回転制御を行うサーボ手段であるサーボ回路、14は回転ドラム13からの回転位相信号(以下、PG信号と記す)を波形整形してサーボ回路12に帰還する波形整形器である。16は位相比較手段である位相比較回路で、書き込み制御回路6で作成されたメモリ4の書き込み周期に同期したタイミング信号と読み出し制御回路7で作成されたメモリ4の読み出し周期に同期したタイミング信号とを比較する。17は位相比較回路16の比較結果によってサーボ基準信号発生器11で生成される基準信号の位相を変調してサーボ回路10に供給する位相変調器である。
【0014】
図2に位相比較回路16に供給される信号の具体的な波形図を示す。この図においては、ラインメモリの容量として2ライン(2H)分の信号を記憶できるメモリを使用した場合を示している。図2において、aはメモリ4に入力される再生映像信号、bはメモリ4の書き込みアドレスリセット信号、cはメモリ4の書き込みイネーブル信号(Lowの時書き込みイネーブル、Highの時書き込みディスエーブル状態)、dはメモリ4の読み出しアドレスリセット信号、eはメモリ4の読み出しイネーブル信号(Lowの時読み出しイネーブル状態、Highの時読み出しディスエーブル状態)、fはeの極性を反転した信号、gはメモリ4から出力される映像信号である。
【0015】
以上のように構成された本実施の形態の映像信号再生装置について、以下その動作について説明する。
【0016】
磁気ヘッド1から再生される信号は再生処理回路2でFM復調などの所定の再生処理が施された後、AD変換器3でデジタル信号に変換され、メモリ4に書き込まれる。同期信号分離回路5では再生信号から同期信号を分離し、書き込み制御回路6と複合同期信号発生回路10に入力している。書き込み制御回路6では分離された同期信号を基準として書き込みアドレスリセット信号など再生信号をメモリ4に書き込むために必要な制御信号を作成する。読み出し制御回路7では基準クロックをカウントして読み出しアドレスリセット信号などメモリ4から信号を読み出すために必要な制御信号が作成される。メモリ4から読み出された再生信号は、同期信号すげ替え回路9で同期信号がすげ替えられ、DA変換器8でアナログ信号に変換されて出力される。
【0017】
ここで、複合同期信号発生回路10において、すげ替え用の複合同期信号を発生する際の垂直同期周期の基準について説明する。すげ替え用の複合同期信号は基準クロックをカウントして作成する。この時、作成する複合同期信号のタイミングはメモリ4から読み出される信号のタイミングと一致させる必要がある。そのためには水平同期周期のパルスはメモリ4の読み出しアドレスリセット信号に同期するように生成すればよい。垂直同期周期のパルスについては従来技術のようにメモリ4から読み出された後の信号から垂直同期信号を分離し、これを基準として作成しても良いが、この場合はメモリ4の入力側と出力側の双方に同期分離回路が必要となる。本実施の形態では、出力側の同期分離回路を削減するため、以下のようにしてメモリ4の入力側の同期分離回路5で分離される垂直同期信号を用いる構成とした。
【0018】
すなわち、メモリ4に入力される前の映像信号とメモリ4から出力される映像信号との位相は再生信号の時間軸変動によって変化しているため、常に同期分離回路5から出力される垂直同期信号を基準に複合同期信号を作成するカウンタをリセットすると、位相差によってはすげ替え用複合同期信号とメモリ出力信号との位相がずれてTV画面上で縦方向の揺れを発生してしまう。このため、位相比較回路16の結果により、この揺れが発生しない位相差(±0.5H以内:1Hは1水平周期)の場合にのみ、垂直同期信号を基準としたリセットをかけ、それ以外の場合は、複合同期信号を作成するカウンタは標準の垂直同期周期で自走するようにしている。これによりメモリ4の出力側での同期分離回路を必要とせず、構成を簡単化することができる。
【0019】
位相比較回路16の比較結果によって、位相変調器17はサーボ基準信号発生器11で生成される基準信号の位相を変調してサーボ基準信号としてサーボ回路12に供給する。このサーボ基準信号と、回転ドラム13の回転位相を表すPG信号を波形整形器14で波形整形して得られる信号とを、サーボ回路12で位相比較し、この位相差が小さくなるように回転ドラム13の回転位相を制御している。
【0020】
メモリ4は1ライン分の映像信号を記憶できるラインメモリを2個用い、イネーブル信号を変化させてそれぞれ交互に書き込みおよび読み出しを行っている。メモリ4の書き込みアドレスと読み出しアドレスのタイミング位相は再生される映像信号の時間軸変動によって変化するが、アドレスの逆転が起こらない最も余裕のある状態は、書き込みイネーブル信号とと読み出しイネーブル信号の極性が逆の位相関係にある場合である。したがって位相比較回路13には書き込みイネーブル信号(図2(c))と読み出しイネーブル信号の反転信号(図2(f))を入力し、この2信号の位相差が小さくなるようサーボ基準信号の位相を変調している。
【0021】
以上のように本実施の形態によれば、メモリ4の書き込みアドレスと読み出しアドレスのタイミングが逆転しない(2個のラインメモリの内、同一ラインメモリ上で書き込みアドレスと読み出しアドレスのタイミングが逆転しない)よう回転ドラム13の回転位相(すなわち磁気ヘッド1から再生されメモリ4に入力される再生映像信号の位相)が制御され、小容量のメモリであってもTV画面上での縦方向の揺れが発生することなく時間軸の変動を補正しうることが可能となる。
【0022】
なお、ストップモードから再生モードに移行した直後は、位相比較回路16での位相比較結果がサーボ回路12にフィードバックされて位相が引き込むまでの期間、すげ替え用の複合同期信号の発生位相が垂直同期信号でリセットされず、すげ替え用複合同期信号とメモリ出力映像信号のタイミングがずれてしまう状態が発生しうる。このためストップモードから再生モードに移行した直後には、位相比較回路16に入力される2信号の位相に関係なく、一定期間(数フィールド期間)は複合同期信号の発生位相を垂直同期信号に同期したタイミングで常にリセットするようにしている。
【0023】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、1〜2ライン分を記憶できるだけの少ない容量のメモリを用いて簡単な構成で時間軸変動を高精度に補正できる映像信号再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における映像信号再生装置のブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における映像信号再生装置の動作を説明する波形図
【図3】従来の映像信号再生装置のブロック図
【符号の説明】
1 磁気ヘッド
2 再生処理回路
3 AD変換器
4 メモリ
5 同期信号分離回路
6 書き込み制御回路
7 読み出し制御回路
8 DA変換器
9 同期信号すげ替え回路
10 複合同期信号発生回路
11 サーボ基準信号発生器
12 サーボ回路
13 回転ドラム
14 波形整形器
16 位相比較回路
17 位相変調回路
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオテープレコーダ(以下VTRと略す)などの映像信号再生装置、特に再生映像信号の時間軸変動を補正する時間軸補正回路(以下、TBCと略す)を備えた映像信号再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、TBCを内蔵した従来のVTRについて図面を参照しながら説明する。
【0003】
図3はTBCを内蔵した従来のVTRの主要部を説明するためのブロック図である。同図において、1は回転ドラム13に搭載された磁気テープ(図示せず)に記録された映像信号を再生する磁気ヘッド、2は磁気ヘッド1で再生された映像信号をFM復調などの再生信号処理が行われる再生処理回路、3は再生処理回路2の出力信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するAD変換器、4はAD変換器3でデジタル変換された映像信号を記憶する記憶手段であるメモリ、5は再生処理回路2の出力映像信号から同期信号を分離する同期信号分離手段である第1の同期信号分離回路、6は同期信号分離回路5で分離された同期信号を基準として書き込みアドレスリセット信号など再生信号をメモリ4に書き込むために必要な制御信号を作成する書き込み制御手段である書き込み制御回路、7は基準クロックをカウントして読み出しアドレスリセット信号などメモリ4から信号を読み出すために必要な制御信号が作成される読み出し制御手段である読み出し制御回路、10は同期信号を発生する複合同期信号発生手段である複合同期信号発生回路、8はメモリ4から出力されるデジタル信号をアナログ信号に変換するDA変換器、9は複合同期信号発生回路10で発生した複合同期信号にすげ替える同期信号すげ替え手段である同期信号すげ替え回路、11は基準クロックをカウントしてメモリ4から出力される出力映像信号の垂直同期周期と同周期のサーボ基準信号を発生するサーボ基準信号発生回路、12はサーボ基準信号発生回路11で発生したサーボ基準信号により回転ドラム13の回転制御を行うサーボ手段であるサーボ回路、14は回転ドラム13からの回転位相信号(以下、PG信号と記す)を波形整形してサーボ回路12に帰還する波形整形器、15はDA変換器8の出力信号から同期信号を分離する第2の同期信号分離回路である。
【0004】
以上のように構成された従来の映像信号再生装置について、以下その動作について説明する。
【0005】
磁気ヘッド1から再生される信号は再生処理回路2でFM復調などの所定の再生処理が施された後、AD変換器3でデジタル信号に変換され、メモリ4に書き込まれる。第1の同期信号分離回路5では再生信号から同期信号を分離し、書き込み制御回路6では分離された同期信号を基準として書き込みアドレスリセット信号など再生信号をメモリ4に書き込むために必要な制御信号を作成する。読み出し制御回路7では基準クロックをカウントして読み出しアドレスリセット信号などメモリ4から信号を読み出すために必要な制御信号が作成される。メモリ4から読み出された再生信号はDA変換器8でアナログ信号に戻され、同期信号すげ替え回路9で同期信号がすげ替えられて出力される。すげ替えに用いる同期信号は複合同期信号発生回路10で作成される。すげ替え用の複合同期信号を作成する際のタイミング基準としては、垂直同期周期については第2の同期分離回路15で分離された垂直同期信号を基準とし、また水平同期周期についてはメモリの読み出しアドレスリセット信号などを基準にして作成される。
【0006】
以上のように再生映像信号から分離された同期信号を基準として映像信号をメモリ4に書き込み、これを標準の水平同期周期で読み出すことにより時間軸変動が補正された出力が得られる。しかしながらメモリ4の書き込み周期と読み出し周期が全く非同期であった場合、書き込みアドレスと読み出しアドレスとの間でアドレスの追い越しまたは追い越されが発生し、その際出力映像信号がTV画面上で縦方向に揺れてしまうという問題が発生する。このため以下のように回転ドラム13の回転位相を制御することにより再生映像信号とメモリ4から出力される出力映像信号を同期させることによりこの問題を防止している。すなわちサーボ基準信号発生回路11において基準クロックをカウントして、メモリ4から出力される出力映像信号の垂直同期周期と同周期のサーボ基準信号を発生し、このサーボ基準信号と回転ドラム13の回転位相を表すPG信号を波形整形器14で波形整形して得られる信号とをサーボ回路12で位相比較し、この位相差が小さくなるように回転ドラム13の回転位相を制御している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記した従来の映像信号再生装置においては、回転ドラム13の回転位相すなわちPG信号の位相と、磁気テープから再生される再生映像信号との位相とは通常一定の関係にはなく、VTRあるいは記録された磁気テープのばらつき等によってその位相差は様々である。このため上記の従来の構成では、メモリ4に入力される再生映像信号と、メモリ4から出力される出力映像信号とは同期した関係にはあるものの、その位相差はVTRやテープの種類によって一定ではない。このため少ない容量のメモリ(1〜2ライン程度を記憶できる容量のメモリ)ではメモリの書き込みアドレスと読み出しアドレスの差が小さくなり、時間軸の変動により両アドレス間でアドレスの追い越し追い越されが発生し、上述のように出力映像信号がTV画面上で縦方向に揺れてしまう場合が発生するという課題があった。
【0008】
また、上記した従来の構成では、すげ替え用の同期信号を発生する際に、メモリ4から出力された映像信号を再度同期分離してすげ替え用同期信号の垂直同期周期のタイミング基準を作っているため、回路規模が増加し構成も複雑になるという課題もあった。
【0009】
本発明は上記課題を鑑み、少ない容量のメモリでかつ簡単な構成で時間軸変動を補正する映像信号再生装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
これらの課題を解決するために本発明は、記憶手段に入力される再生映像信号から垂直同期信号と水平同期信号を分離する同期信号分離手段と、同期信号分離手段で分離された水平同期信号を基準にして記憶手段の書き込み制御信号を作成する記憶手段書き込み制御手段と、基準クロックをカウントして記憶手段の読み出し制御信号を作成する記憶手段読み出し制御手段と、記憶手段の書き込みアドレスリセット信号に同期したタイミング信号と記憶手段の読み出しアドレスリセット信号に同期したタイミング信号との位相を比較する位相比較手段と、磁気ヘッドが取り付けられた回転ドラムの回転位相を制御するサーボ手段と、基準クロックをカウントして複合同期信号を作成する複合同期信号発生手段とを有し、位相比較手段の比較結果によりサーボ手段の基準位相を制御するとともに位相比較手段に入力される2つのタイミング信号が所定の位相関係にある時に同期信号分離手段出力の垂直同期信号に同期したタイミングで複合同期信号の発生位相をリセットするように構成したものである。
【0011】
これにより記憶手段の書き込みアドレスのタイミングと読み出しアドレスのタイミングが逆転しない(両アドレス間でアドレスの追い越し追い越されが発生しない)ように回転ドラムの回転位相が制御され、少ない容量の記憶手段でも高精度の時間軸補正を行うことができる。また、すげ替え用の複合同期信号を作成する際に、記憶手段出力の映像信号から再度同期信号を分離する必要がなく構成も簡単化することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1及び2に記載の発明は、記憶手段に入力される再生映像信号から垂直同期信号と水平同期信号を分離する同期信号分離手段と、同期信号分離手段で分離された水平同期信号を基準にして記憶手段の書き込み制御信号を作成する記憶手段書き込み制御手段と、基準クロックをカウントして記憶手段の読み出し制御信号を作成する記憶手段読み出し制御手段と、記憶手段の書き込みアドレスリセット信号に同期したタイミング信号と記憶手段の読み出しアドレスリセット信号に同期したタイミング信号との位相を比較する位相比較手段と、磁気ヘッドが取り付けられた回転ドラムの回転位相を制御するサーボ手段と、基準クロックをカウントして複合同期信号を作成する複合同期信号発生手段とを有し、位相比較手段の比較結果によりサーボ手段の基準位相を制御するとともに位相比較手段に入力される2つのタイミング信号が所定の位相関係にある時に同期信号分離手段出力の垂直同期信号に同期したタイミングで複合同期信号の発生位相をリセットするように構成したものであり、これにより記憶手段の書き込みアドレスのタイミングと読み出しアドレスのタイミングが逆転しないように回転ドラムの回転位相が制御され、少ない容量の記憶手段でもTV画面上での縦方向の揺れを発生することなく時間軸補正が行え、またすげ替え用の複合同期信号を作成する際には、記憶手段から出力された映像信号から再度同期信号を分離する必要がないため構成も簡単化することができるという作用を有する。
【0013】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態の映像信号再生装置の主要部を説明するためのブロック図である。同図において、1は回転ドラム13に搭載された磁気テープ(図示せず)に記録された映像信号を再生する磁気ヘッド、2は磁気ヘッド1で再生された映像信号をFM復調などの再生信号処理が行われる再生処理回路、3は再生処理回路2の出力信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するAD変換器、4はAD変換器3でデジタル変換された映像信号を記憶する記憶手段であるメモリ、5は再生処理回路2の出力映像信号から同期信号を分離する同期信号分離手段である同期信号分離回路、6は同期信号分離回路5で分離された同期信号を基準として書き込みアドレスリセット信号など再生信号をメモリ4に書き込むために必要な制御信号を作成する書き込み制御手段である書き込み制御回路、7は基準クロックをカウントして読み出しアドレスリセット信号などメモリ4から信号を読み出すために必要な制御信号が作成される読み出し制御手段である読み出し制御回路、10は同期信号を発生する複合同期信号発生手段である複合同期信号発生回路で、本実施の形態では同期信号を発生する際の垂直同期周期の基準が従来技術とは異なる。8はメモリ4から出力されるデジタル信号をアナログ信号に変換するDA変換器、9は複合同期信号発生回路10で発生した複合同期信号にすげ替える同期信号すげ替え手段である同期信号すげ替え回路、11は基準クロックをカウントしてメモリ4から出力される出力映像信号の垂直同期周期と同周期のサーボ基準信号を発生するサーボ基準信号発生回路、12はサーボ基準信号発生回路11で発生したサーボ基準信号により回転ドラム13の回転制御を行うサーボ手段であるサーボ回路、14は回転ドラム13からの回転位相信号(以下、PG信号と記す)を波形整形してサーボ回路12に帰還する波形整形器である。16は位相比較手段である位相比較回路で、書き込み制御回路6で作成されたメモリ4の書き込み周期に同期したタイミング信号と読み出し制御回路7で作成されたメモリ4の読み出し周期に同期したタイミング信号とを比較する。17は位相比較回路16の比較結果によってサーボ基準信号発生器11で生成される基準信号の位相を変調してサーボ回路10に供給する位相変調器である。
【0014】
図2に位相比較回路16に供給される信号の具体的な波形図を示す。この図においては、ラインメモリの容量として2ライン(2H)分の信号を記憶できるメモリを使用した場合を示している。図2において、aはメモリ4に入力される再生映像信号、bはメモリ4の書き込みアドレスリセット信号、cはメモリ4の書き込みイネーブル信号(Lowの時書き込みイネーブル、Highの時書き込みディスエーブル状態)、dはメモリ4の読み出しアドレスリセット信号、eはメモリ4の読み出しイネーブル信号(Lowの時読み出しイネーブル状態、Highの時読み出しディスエーブル状態)、fはeの極性を反転した信号、gはメモリ4から出力される映像信号である。
【0015】
以上のように構成された本実施の形態の映像信号再生装置について、以下その動作について説明する。
【0016】
磁気ヘッド1から再生される信号は再生処理回路2でFM復調などの所定の再生処理が施された後、AD変換器3でデジタル信号に変換され、メモリ4に書き込まれる。同期信号分離回路5では再生信号から同期信号を分離し、書き込み制御回路6と複合同期信号発生回路10に入力している。書き込み制御回路6では分離された同期信号を基準として書き込みアドレスリセット信号など再生信号をメモリ4に書き込むために必要な制御信号を作成する。読み出し制御回路7では基準クロックをカウントして読み出しアドレスリセット信号などメモリ4から信号を読み出すために必要な制御信号が作成される。メモリ4から読み出された再生信号は、同期信号すげ替え回路9で同期信号がすげ替えられ、DA変換器8でアナログ信号に変換されて出力される。
【0017】
ここで、複合同期信号発生回路10において、すげ替え用の複合同期信号を発生する際の垂直同期周期の基準について説明する。すげ替え用の複合同期信号は基準クロックをカウントして作成する。この時、作成する複合同期信号のタイミングはメモリ4から読み出される信号のタイミングと一致させる必要がある。そのためには水平同期周期のパルスはメモリ4の読み出しアドレスリセット信号に同期するように生成すればよい。垂直同期周期のパルスについては従来技術のようにメモリ4から読み出された後の信号から垂直同期信号を分離し、これを基準として作成しても良いが、この場合はメモリ4の入力側と出力側の双方に同期分離回路が必要となる。本実施の形態では、出力側の同期分離回路を削減するため、以下のようにしてメモリ4の入力側の同期分離回路5で分離される垂直同期信号を用いる構成とした。
【0018】
すなわち、メモリ4に入力される前の映像信号とメモリ4から出力される映像信号との位相は再生信号の時間軸変動によって変化しているため、常に同期分離回路5から出力される垂直同期信号を基準に複合同期信号を作成するカウンタをリセットすると、位相差によってはすげ替え用複合同期信号とメモリ出力信号との位相がずれてTV画面上で縦方向の揺れを発生してしまう。このため、位相比較回路16の結果により、この揺れが発生しない位相差(±0.5H以内:1Hは1水平周期)の場合にのみ、垂直同期信号を基準としたリセットをかけ、それ以外の場合は、複合同期信号を作成するカウンタは標準の垂直同期周期で自走するようにしている。これによりメモリ4の出力側での同期分離回路を必要とせず、構成を簡単化することができる。
【0019】
位相比較回路16の比較結果によって、位相変調器17はサーボ基準信号発生器11で生成される基準信号の位相を変調してサーボ基準信号としてサーボ回路12に供給する。このサーボ基準信号と、回転ドラム13の回転位相を表すPG信号を波形整形器14で波形整形して得られる信号とを、サーボ回路12で位相比較し、この位相差が小さくなるように回転ドラム13の回転位相を制御している。
【0020】
メモリ4は1ライン分の映像信号を記憶できるラインメモリを2個用い、イネーブル信号を変化させてそれぞれ交互に書き込みおよび読み出しを行っている。メモリ4の書き込みアドレスと読み出しアドレスのタイミング位相は再生される映像信号の時間軸変動によって変化するが、アドレスの逆転が起こらない最も余裕のある状態は、書き込みイネーブル信号とと読み出しイネーブル信号の極性が逆の位相関係にある場合である。したがって位相比較回路13には書き込みイネーブル信号(図2(c))と読み出しイネーブル信号の反転信号(図2(f))を入力し、この2信号の位相差が小さくなるようサーボ基準信号の位相を変調している。
【0021】
以上のように本実施の形態によれば、メモリ4の書き込みアドレスと読み出しアドレスのタイミングが逆転しない(2個のラインメモリの内、同一ラインメモリ上で書き込みアドレスと読み出しアドレスのタイミングが逆転しない)よう回転ドラム13の回転位相(すなわち磁気ヘッド1から再生されメモリ4に入力される再生映像信号の位相)が制御され、小容量のメモリであってもTV画面上での縦方向の揺れが発生することなく時間軸の変動を補正しうることが可能となる。
【0022】
なお、ストップモードから再生モードに移行した直後は、位相比較回路16での位相比較結果がサーボ回路12にフィードバックされて位相が引き込むまでの期間、すげ替え用の複合同期信号の発生位相が垂直同期信号でリセットされず、すげ替え用複合同期信号とメモリ出力映像信号のタイミングがずれてしまう状態が発生しうる。このためストップモードから再生モードに移行した直後には、位相比較回路16に入力される2信号の位相に関係なく、一定期間(数フィールド期間)は複合同期信号の発生位相を垂直同期信号に同期したタイミングで常にリセットするようにしている。
【0023】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、1〜2ライン分を記憶できるだけの少ない容量のメモリを用いて簡単な構成で時間軸変動を高精度に補正できる映像信号再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における映像信号再生装置のブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における映像信号再生装置の動作を説明する波形図
【図3】従来の映像信号再生装置のブロック図
【符号の説明】
1 磁気ヘッド
2 再生処理回路
3 AD変換器
4 メモリ
5 同期信号分離回路
6 書き込み制御回路
7 読み出し制御回路
8 DA変換器
9 同期信号すげ替え回路
10 複合同期信号発生回路
11 サーボ基準信号発生器
12 サーボ回路
13 回転ドラム
14 波形整形器
16 位相比較回路
17 位相変調回路
Claims (2)
- 記憶手段を用いて再生映像信号の時間軸変動を補正して出力する映像信号再生装置であって、前記記憶手段に入力される再生映像信号から垂直及び水平同期信号を分離する同期信号分離手段と、前記同期信号分離手段で分離された水平同期信号を基準にして記憶手段の書き込み制御信号を作成する書き込み制御手段と、基準クロックをカウントして前記記憶手段の読み出し制御信号を作成する読み出し制御手段と、前記記憶手段の書き込みアドレスリセット信号に同期した第1のタイミング信号と前記記憶手段の読み出しアドレスリセット信号に同期した第2のタイミング信号との位相を比較する位相比較手段と、磁気ヘッドが取り付けられた回転ドラムの回転位相を制御するサーボ手段と、基準クロックをカウントして複合同期信号を作成する複合同期信号発生手段とを有し、前記位相比較手段の比較結果により前記サーボ手段の基準位相を制御するとともに、前記位相比較手段に入力される前記第1及び第2のタイミング信号が所定の位相関係にある時に前記同期信号分離手段出力の垂直同期信号に同期したタイミングで前記複合同期信号の発生位相をリセットすることを特徴とする映像信号再生装置。
- ストップモードから再生モードに移行した後の所定の期間は、位相比較手段に入力される第1及び第2のタイミング信号の位相関係に関係なく同期信号分離手段で分離された垂直同期信号に同期したタイミングで複合同期信号の発生位相をリセットすることを特徴とする請求項1記載の映像信号再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29386997A JP3555410B2 (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 映像信号再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29386997A JP3555410B2 (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 映像信号再生装置 |
Publications (2)
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JPH11136641A JPH11136641A (ja) | 1999-05-21 |
JP3555410B2 true JP3555410B2 (ja) | 2004-08-18 |
Family
ID=17800214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP29386997A Expired - Fee Related JP3555410B2 (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 映像信号再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3555410B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4506157B2 (ja) * | 2003-12-03 | 2010-07-21 | 日本電気株式会社 | 映像信号の位相調整回路 |
-
1997
- 1997-10-27 JP JP29386997A patent/JP3555410B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11136641A (ja) | 1999-05-21 |
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