JP3555248B2 - 水車調速機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は水車調速機に関するもので、特に落差の変動があっても安定な起動が可能な水車調速機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10に水車調速機のブロック図を示す。
図10において、1は水車調速機、2は速度検出器、3は発電機、4はガイドベーン、6は水車、5は垂下率設定器、11は上ダム、12は下ダム、21は速度設定器である。
この他に、実際の回路には弾性復元装置(ダンピング装置)、負荷制限装置等が入っているが、発明を説明しやすいように省略している。
【0003】
次に動作について説明する。上ダム11より流入した水は、ガイドベーン4を経て、水車6を回転させ主軸を通して、発電機3と速度検出器2を回転させ、下ダム12に落ちる。発電機3の回転速度は、水の流入量を制御するガイドベーン4の開閉により変化する。回転速度の設定は速度設定器21により行う。ガイドベーン開度指令は、速度設定器21の設定量と、速度検出器2の速度信号、ガイドベーン4のガイドベーンリターン、垂下率設定器5の設定量により決定される。(垂下率設定器の動作については説明を省略する。)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
発電機3を停止状態から、定格速度まで起動する間は、理想では図11の理想曲線103のようになる。
通常、水車調速機は、水車や発電機にダメージを与えるオーバシュート101、目標値までの時間を要するアンダーシュート102で起動しないように設定されているが、豊水期の落差(上ダム11と下ダム12の落差202)と、渇水期の落差(上ダム11と下ダム12の落差205)に変化があるため、水車に流入する水速が変化し、豊水期の起動にはオーバシュート101を起こすことがあり、また、渇水期の起動にはアンダーシュート102を起こすことがあった。
【0005】
例えば、上ダム11の水位は豊水期の水位201と渇水期の水位204では、30m近くの差がでることがあり、また、下ダム12の水位も豊水期の水位203と渇水期の水位206では、5m近くの差がでることから、豊水期と渇水期では落差に25mの変化を生じることになる。
このオーバシュート、アンダーシュートを防止するためには、速度設定器21の設定などを季節により変更するなどの労力を要していた。
【0006】
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、水位変化によるオーバーシュート及びアンダーシュートを低減する水車調速機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)この発明に係る水車調速機は、水車の速度を設定する速度設定器からの速度指令信号に対し、上記水車の回転速度を検出する速度検出器からの信号と、ガイドベーン開度を検出する開度検出器からの信号とをフィードバックして、その偏差に応じてガイドベーン開度信号を発生しガイドベーンを調整する水車調速機において、
上記水車の回転時の上記水車の上流側水位と下流側水位との落差(水位差)に応じて上記速度指令信号を補正する補正手段を設けたものである。
【0008】
(2)また、水車の速度を設定する速度設定器からの速度指令信号に対し、上記水車の回転速度を検出する速度検出器からの信号と、ガイドベーン開度を検出する開度検出器からの信号とをフィードバックして、その偏差に応じてガイドベーン開度信号を発生しガイドベーンを調整する水車調速機において、
上記水車の回転時の上記水車の上流側水位と、設定した仮想の上記水車の下流側水位との落差に応じて上記速度指令信号を補正する補正手段を設けたものである。
【0009】
(3)また、水車の速度を設定する速度設定器からの速度指令信号に対し、上記水車の回転速度を検出する速度検出器からの信号と、ガイドベーン開度を検出する開度検出器からの信号とをフィードバックして、その偏差に応じてガイドベーン開度信号を発生しガイドベーンを調整する水車調速機において、
上記水車の回転時の上記水車の上流側水位と、この上流側水位に応じて導出した下流側水位との落差に応じて上記速度指令信号を補正する補正手段を設けたものである。
【0010】
(4)また、上記(1)〜(3)のいずれか1項において、上記落差の変化度合いが所定の値を超えて変化すると上記補正手段が動作するよう切り替える切替手段を設けたものである。
【0011】
(5)また、上記(1)〜(3)のいずれか1項において、発電機並列運転前のみ、または、上記水車起動時のみ補正手段が動作するよう切り替える切替手段を設けたものである。
【0012】
(6)また、上記(1)〜(3)のいずれか1項において、発電機並列運転前のみ上記補正手段が動作し、発電機並列運転後は、並列運転直前の上記補正手段からの補正値を出力するよう切り替える切替手段を設けたものである。
【0013】
(7)また、上記(1)〜(3)のいずれか1項において、上記水車起動時のみ補正手段が動作し、起動後は起動終了直前の上記補正手段からの補正値を出力するよう切り替える切替手段を設けたものである。
【0014】
(8)また、上記(1)〜(3)のいずれか1項において、上記水車入り口近傍の水圧を検出する圧力検出器を設け、検出した圧力信号を落差信号または上流側水位信号の代わりとしたものである。
【0015】
【作用】
(1)この発明に係る水車調速機は、補正手段で水車の上流側水位と下流側水位との落差(水位差)に応じて速度指令信号を補正する。
【0016】
(2)また、補正手段で水車の上流側水位と、設定した仮想の下流側水位との落差に応じて速度指令信号を補正する。
【0017】
(3)また、補正手段は水車の上流側水位と、この上流側水位に応じて導出した下流側水位との落差に応じて速度指令信号を補正する。
【0018】
(4)また、切替手段は上記落差の変化度合いが所定の値を超えて変化するとオン動作するよう切り替える。
【0019】
(5)また、切替手段は発電機並列運転前のみ、または、水車起動時のみ補正手段が動作するよう切り替える。
【0020】
(6)また、切替手段は発電機並列運転前のみ補正手段が動作し、発電機並列運転後は、並列運転直前の補正手段の補正値を出力するするよう切り替える。
【0021】
(7)また、切替手段は水車起動時のみ補正手段が動作し、起動後は起動終了直前の補正手段の補正値を出力するよう切り替える。
【0022】
(8)また、上記(1)〜(3)のいずれか1項において、水車入り口近傍の水圧を検出する圧力検出器を設け、検出した圧力信号を落差信号または上流側水位信号の代わりとしたものである。
【0023】
【実施例】
実施例1.
図1にこの発明の実施例1のブロック図を示す。
図において、従来と同一符号は同一または相当のものを表し、説明を省略する。13は上ダム水位検出器、14は下ダム水位検出器、22は設定器で、入力値に対して所定の値(関数)を発生する。
【0024】
次に動作を説明する。上ダム11と下ダム12の落差を、上ダム水位検出器13と下ダム水位検出器14により水位を検出し、水車調速機1内の加算器で落差Dを検出する。この値を設定器22内で、図2に示す適当な倍率μを算出し、補正値として出力し、速度設定器21に入力する。速度設定器21は速度設定値に補正値を乗じて速度設定値を補正し出力する。
【0025】
例えば、豊水期に上ダム水位201、下ダム水位203の落差Dが225m、渇水期落差Dが200mとしたとき、設定器22の倍率μは豊水期では0.94、渇水期では1.06が設定器22より出力されるよう設定する。
【0026】
この結果、豊水期に落差が増し、水車の起動時の立ち上がり速度が速くなっても、目標値は、通常速度よりも低く設定されるので、他の機器が通常水量時の設定であっても、オーバシュートをおこすことがない。また、渇水期には落差が減り水車起動時の立ち上がり速度が遅くなっても、目標値は通常の速度よりも高く設定されるので、他の機器が通常水量時の設定であっても、アンダーシュートを防止できる。
【0027】
このようにして豊水期はオーバシュート気味であった起動と、渇水期はアンダーシュート気味であった起動を防止することができる。
【0028】
実施例2.
図3にこの発明の実施例2のブロック図を示す。
実施例1では、下ダム12の水位を検出したが、実際には、例えば上ダム水位は豊水期と渇水期で30m近くの変化があっても、下ダムでは、5m近くの変化しか発生しないことが多く、上ダム水位に比べ下ダム水位は落差に与える影響が少ない。
【0029】
そこで、下ダムの水位測定値に見合った、例えば、年間平均の水位に見合う下ダム水位検出器出力と同レベルの信号を出力する仮想下ダム水位設定器23を設け設定することにより、オーバシュートおよびアンダーシュートをほぼ防止できる。
これにより下ダム水位検出器14は不要となり、上ダム水位検出器13のみで安価にオーバシュート、アンダーシュートを防止できる。
【0030】
実施例3.
図4にこの発明の実施例3のブロック図を示す。
実施例2では、下ダム水位を設定値を所定の値に固定したが、水路の構造により異なるが、上ダム水位の変化と下ダム水位の変化が、ほぼ比例する発電所の場合、実施例2のように下ダム水位を設定値で固定するのではなく、図に示すように、上ダム水位の信号に定数器24の定数を乗じることにより、上ダム水位に応じた下ダム水位を導出する。
【0031】
このようにすると下ダム水位検出器14が無くても、より正確にオーバシュート、アンダーシュートを防止できる。
【0032】
実施例4.
図5にこの発明の実施例4のブロック図を示す。
実施例1〜実施例3では、起動時のみではなく、常時、速度設定器21の設定値を落差により変化させていた。しかし、速度設定が、落差が変化あるごとに変わることになり、運転は可能であるが、運転途中で落差が変化した場合、徐々に各設定値を調整する必要があり、運転上好ましくない。
【0033】
そこで、図5では落差が大きく変化した場合のみ速度設定器21を変更することにしたものである。
定数器25で設定した設定値に対し、落差Dが大きく変化したときのみ切替器25bをオンにして落差による速度設定値の補正を行う。
このことにより安定した運転ができる。
【0034】
図5では、実施例1の図1のブロック図に対し、落差が大きく変化した場合に速度設定値を補正するようにしたが、実施例2および実施例3に対してもこの実施例を適用するとこができる。
【0035】
なお、落差が大きく変化した場合の検出の別の手段として、落差信号Dを微分してその変化率を検出して切替器25bをオン/オフするようにしてもよい。
【0036】
実施例5.
図6、図7にこの発明の実施例5のブロック図を示す。
実施例4に示したように、落差により速度設定器の設定値を変えても、運転には影響を与えないが、実際には、オーバシュートやアンダーシュートが問題になるのは、起動時のみである。従って、回転数が安定した、発電機が並列運転したときの並列信号26により切り放せばよい。
【0037】
しかし、調速機1は現状の速度設定でバランスが取られているため、切り放しにより発電機のモータリング等の問題を引きおこすことも考えられる。
そこで図6のように、並列信号26でオフする切替器52Gにより、並列運転するまでは切替器52Gがオンして落差による速度設定値の補正をし、その補正値は常にアナログメモリ27に記憶しておく。
【0038】
そして並列運転に入ると並列信号26により切替器52Gはオフとなり、アナログメモリ27は切り放し直前の補正値を記憶しているので、この補正値を速度設定値に乗じることにより、安定した起動と、安定した運転をすることができる。
【0039】
並列信号の代わりに図7に示すような速度リレー28を入れ、起動時の規定回転数後に切り放してもよい。
【0040】
実施例6.
図8、図9にこの発明の実施例6のブロック図を示す。
この例では、水位検出器を使用せず、圧力センサを使用し、速度設定器21の速度設定値を補正するものである。
【0041】
運転開始前、ガイドベーン4は全閉されているので、水圧管出口(水車入り口)に設置された圧力検出器31には、流速に関係なく圧力検出器31から上ダム11水面までの水位にほぼ比例した圧力が加わるため、この出力を関数設定器22Pに入力し、図9のような特性で倍率を決定し、速度設定器21を補正すれば、安価にオーバシュート、アンダーシュートを防止できる。
【0042】
なお、この実施例は実施例3〜5と組み合わせてもよい。これは実施例3〜5の切替器を用いて補正信号をオン/オフする。
【0043】
また、この実施例の圧力信号に基づく補正信号の発生手段と、実施例1または実施2の落差信号に基づく補正信号の発生手段とを設け、選択的に使用するようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】
(1)以上のようにこの発明によれば、落差に応じて速度設定値を補正するようにしたので、豊水期でのオーバシュートの起動と、渇水期でのアンダーシュートの起動を防止することができる効果がある。
【0045】
(2)また、仮想の下流側水位を設定するようにしたので、下流側水位を検出する検出器が不要となり、上流側水位の検出器のみで安価にオーバシュート、アンダーシュートを防止できる効果がある。
【0046】
(3)また、上流側水位に応じた下流側水位としたので、下流側水位を検出する検出器がなくても、正確にオーバシュート、アンダーシュートを防止できる効果がある。
【0047】
(4)また、落差が大きく変化した場合のみ速度設定値を補正するようにしたので、安定した運転が可能となる。
【0048】
(5)また、発電機並列運転前のみまたは水車起動時のみ速度設定値を補正するようにしたので、発電機のモータリング等の問題を引きおこさず、安定した起動と、安定した運転をすることができる。
【0049】
(6)また、発電機並列運転前のみ補正手段を動作させて速度設定値を補正し、発電機並列運転後は、並列運転直前の速度指令信号で速度設定値を補正するようにしたので、より安定した起動と、安定した運転をすることができる。
【0050】
(7)また、水車起動時のみ補正手段を動作させて速度設定値を補正し、起動後は起動終了時点の速度指令信号を補正するようにしたので、より安定した起動と、安定した運転をすることができる。
【0051】
(8)また、圧力信号を落差信号または上流側水位の代わりとしたので、安価にオーバシュート、アンダーシュートを防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による水車調速機のブロック図である。
【図2】この発明の実施例1による動作を説明する特性図である。
【図3】この発明の実施例2による水車調速機のブロック図である。
【図4】この発明の実施例3による水車調速機のブロック図である。
【図5】この発明の実施例4による水車調速機のブロック図である。
【図6】この発明の実施例5による水車調速機のブロック図である。
【図7】この発明の実施例5による水車調速機のブロック図である。
【図8】この発明の実施例6による水車調速機のブロック図である。
【図9】この発明の実施例6による動作を説明する特性図である。
【図10】従来の水車調速機を示すブロック図である。
【図11】従来の水車調速機の起動特性を示す図である。
【符号の説明】
1 水車調速機、2 速度検出器、3 発電機、4 ガイドベーン、
5 下垂率設定器、6 水車、11 上ダム、12 下ダム、
13 上ダム水位検出器、14 下ダム水位検出器、21 速度設定器、
22 設定器、22P 関数設定器、23 仮想下ダム水位設定器、
24 定数器、26 並列信号、27 アナログメモリ、28b 速度リレー、
31 圧力検出器、101 オーバシュート、102 アンダーシュート、
201 上ダム水位、203 下ダム水位。

Claims (6)

  1. 水車の速度を設定する速度設定器からの速度指令信号に対し、上記水車の回転速度を検出する速度検出器からの信号と、ガイドベーン開度を検出する開度検出器からの信号とをフィードバックして、その偏差に応じてガイドベーン開度信号を発生しガイドベーンを調整する水車調速機において、
    上記水車の回転時の上記水車の上流側水位と下流側水位との落差(水位差)に応じて上記速度指令信号を補正する補正手段を設け
    発電機並列運転前のみ上記補正手段が動作し、発電機並列運転後は、並列運転直前の上記補正手段からの補正値を出力するよう切り替える切替手段を設けたことを特徴とする水車調速機。
  2. 水車の速度を設定する速度設定器からの速度指令信号に対し、上記水車の回転速度を検出する速度検出器からの信号と、ガイドベーン開度を検出する開度検出器からの信号とをフィードバックして、その偏差に応じてガイドベーン開度信号を発生しガイドベーンを調整する水車調速機において、
    上記水車の回転時の上記水車の上流側水位と、設定した仮想の上記水車の下流側水位との落差に応じて上記速度指令信号を補正する補正手段を設け
    発電機並列運転前のみ上記補正手段が動作し、発電機並列運転後は、並列運転直前の上記補正手段からの補正値を出力するよう切り替える切替手段を設けたことを特徴とする水車調速機。
  3. 水車の速度を設定する速度設定器からの速度指令信号に対し、上記水車の回転速度を検出する速度検出器からの信号と、ガイドベーン開度を検出する開度検出器からの信号とをフィードバックして、その偏差に応じてガイドベーン開度信号を発生しガイドベーンを調整する水車調速機において、
    上記水車の回転時の上記水車の上流側水位と、この上流側水位に応じて導出した下流側水位との落差に応じて上記速度指令信号を補正する補正手段を設け
    発電機並列運転前のみ上記補正手段が動作し、発電機並列運転後は、並列運転直前の上記補正手段からの補正値を出力するよう切り替える切替手段を設けたことを特徴とする水車調速機。
  4. 水車の速度を設定する速度設定器からの速度指令信号に対し、上記水車の回転速度を検出する速度検出器からの信号と、ガイドベーン開度を検出する開度検出器からの信号とをフィードバックして、その偏差に応じてガイドベーン開度信号を発生しガイドベーンを調整する水車調速機において、
    上記水車の回転時の上記水車の上流側水位と下流側水位との落差(水位差)に応じて上記速度指令信号を補正する補正手段を設け、
    上記水車起動時のみ補正手段が動作し、起動後は起動終了直前の上記補正手段からの補正値を出力するよう切り替える切替手段を設けたことを特徴とする水車調速機。
  5. 水車の速度を設定する速度設定器からの速度指令信号に対し、上記水車の回転速度を検出する速度検出器からの信号と、ガイドベーン開度を検出する開度検出器からの信号とをフィードバックして、その偏差に応じてガイドベーン開度信号を発生しガイドベーンを調整する水車調速機において、
    上記水車の回転時の上記水車の上流側水位と、設定した仮想の上記水車の下流側水位との落差に応じて上記速度指令信号を補正する補正手段を設け、
    上記水車起動時のみ補正手段が動作し、起動後は起動終了直前の上記補正手段からの補正値を出力するよう切り替える切替手段を設けたことを特徴とする水車調速機。
  6. 水車の速度を設定する速度設定器からの速度指令信号に対し、上記水車の回転速度を検出する速度検出器からの信号と、ガイドベーン開度を検出する開度検出器からの信号とをフィードバックして、その偏差に応じてガイドベーン開度信号を発生しガイドベーンを調整する水車調速機において、
    上記水車の回転時の上記水車の上流側水位と、この上流側水位に応じて導出した下流側水位との落差に応じて上記速度指令信号を補正する補正手段を設け、
    上記水車起動時のみ補正手段が動作し、起動後は起動終了直前の上記補正手段からの補正値を出力するよう切り替える切替手段を設けたことを特徴とする水車調速機。
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