JPH08338355A - 水車調速機 - Google Patents

水車調速機

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JPH08338355A
JPH08338355A JP7145802A JP14580295A JPH08338355A JP H08338355 A JPH08338355 A JP H08338355A JP 7145802 A JP7145802 A JP 7145802A JP 14580295 A JP14580295 A JP 14580295A JP H08338355 A JPH08338355 A JP H08338355A
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turbine
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water
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Junichi Inada
純一 稲田
Haruo Tsubota
治夫 坪田
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Mitsubishi Electric Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

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  • Control Of Water Turbines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 豊水期の落差と渇水期の落差の違いにより生
じる起動時の回転速度のオーバシュート、またばアンダ
ーシュートを無くして、オーバーシュートによる水車や
発電機へのダメージ、および、アンダーシュートによる
目標回転数までの時間が長引くのを防止する。 【構成】 上ダム水位検出器13と下ダム水位検出器1
4で検出し、その偏差、即ち落差(水位差)Dを求め、
設定器22で落差Dに応じた補正値μを出力し、速度設
定器21の速度設定値に補正値μを乗じて、落差応によ
る速度設定値を補正する。この補正により起動時のオー
バシュートおよびアンダーシュートを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は水車調速機に関するも
ので、特に落差の変動があっても安定な起動が可能な水
車調速機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10に水車調速機のブロック図を示
す。図10において、1は水車調速機、2は速度検出
器、3は発電機、4はガイドベーン、6は水車、5は垂
下率設定器、11は上ダム、12は下ダム、21は速度
設定器である。この他に、実際の回路には弾性復元装置
(ダンピング装置)、負荷制限装置等が入っているが、
発明を説明しやすいように省略している。
【0003】次に動作について説明する。上ダム11よ
り流入した水は、ガイドベーン4を経て、水車6を回転
させ主軸を通して、発電機3と速度検出器2を回転さ
せ、下ダム12に落ちる。発電機3の回転速度は、水の
流入量を制御するガイドベーン4の開閉により変化す
る。回転速度の設定は速度設定器21により行う。ガイ
ドベーン開度指令は、速度設定器21の設定量と、速度
検出器2の速度信号、ガイドベーン4のガイドベーンリ
ターン、垂下率設定器5の設定量により決定される。
(垂下率設定器の動作については説明を省略する。)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】発電機3を停止状態か
ら、定格速度まで起動する間は、理想では図11の理想
曲線103のようになる。通常、水車調速機は、水車や
発電機にダメージを与えるオーバシュート101、目標
値までの時間を要するアンダーシュート102で起動し
ないように設定されているが、豊水期の落差(上ダム1
1と下ダム12の落差202)と、渇水期の落差(上ダ
ム11と下ダム12の落差205)に変化があるため、
水車に流入する水速が変化し、豊水期の起動にはオーバ
シュート101を起こすことがあり、また、渇水期の起
動にはアンダーシュート102を起こすことがあった。
【0005】例えば、上ダム11の水位は豊水期の水位
201と渇水期の水位204では、30m近くの差がで
ることがあり、また、下ダム12の水位も豊水期の水位
203と渇水期の水位206では、5m近くの差がでる
ことから、豊水期と渇水期では落差に25mの変化を生
じることになる。このオーバシュート、アンダーシュー
トを防止するためには、速度設定器21の設定などを季
節により変更するなどの労力を要していた。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、水位変化によるオーバーシュー
ト及びアンダーシュートを低減する水車調速機を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)この発明に係る水車調速機は、水車の速度を設定
する速度設定器からの速度指令信号に対し、水車の回転
速度を検出する速度検出器からの信号と、ガイドベーン
開度を検出する開度検出器からの信号とをフィードバッ
クして、その偏差に応じてガイドベーン開度信号を発生
しガイドベーンを調整する水車調速機において、水車の
上流側水位と下流側水位との落差(水位差)に応じて上
記速度指令信号を補正する補正手段を設けたものであ
る。
【0008】(2)また、水車の速度を設定する速度設
定器からの速度指令信号に対し、水車の回転速度を検出
する速度検出器からの信号と、ガイドベーン開度を検出
する開度検出器からの信号とをフィードバックして、そ
の偏差に応じてガイドベーン開度信号を発生しガイドベ
ーンを調整する水車調速機において、水車の上流側水位
と、設定した仮想の下流側水位との落差に応じて上記速
度指令信号を補正する補正手段を設けたものである。
【0009】(3)また、水車の速度を設定する速度設
定器からの速度指令信号に対し、水車の回転速度を検出
する速度検出器からの信号と、ガイドベーン開度を検出
する開度検出器からの信号とをフィードバックして、そ
の偏差に応じてガイドベーン開度信号を発生しガイドベ
ーンを調整する水車調速機において、水車の上流側水位
と、この上流側水位に応じて導出した下流側水位との落
差に応じて上記速度指令信号を補正する補正手段を設け
たものである。
【0010】(4)また、上記(1)〜(3)のいずれ
か1項において、落差の変化に応じて補正手段の動作を
オン/オフする切替手段を設けたものである。
【0011】(5)また、上記(1)〜(3)のいずれ
か1項において、発電機並列運転前のみ、または、水車
起動時のみ補正手段が動作するよう切り替える切替手段
を設けたものである。
【0012】(6)また、上記(1)〜(3)のいずれ
か1項において、発電機並列運転前のみ補正手段が動作
し、、発電機並列運転後は、並列運転直前の上記補正手
段からの補正値を出力するするよう切り替える切替手段
を設けたものである。
【0013】(7)また、上記(1)〜(3)のいずれ
か1項において、水車起動時のみ補正手段が動作し、起
動後は起動終了直前の上記補正手段の補正値を出力する
よう切り替える切替手段を設けたものである。
【0014】(8)また、上記(1)〜(3)のいずれ
か1項において、水車入り口近傍の水圧を検出する圧力
検出器を設け、検出した圧力信号を落差信号または上流
側水位信号の代わりとしたものである。
【0015】
【作用】
(1)この発明に係る水車調速機は、補正手段で水車の
上流側水位と下流側水位との落差(水位差)に応じて速
度指令信号を補正する。
【0016】(2)また、補正手段で水車の上流側水位
と、設定した仮想の下流側水位との落差に応じて速度指
令信号を補正する。
【0017】(3)また、補正手段は水車の上流側水位
と、この上流側水位に応じて導出した下流側水位との落
差に応じて速度指令信号を補正する。
【0018】(4)また、切替手段は落差の変化に応じ
て補正手段の動作をオン/オフする。
【0019】(5)また、切替手段は発電機並列運転前
のみ、または、水車起動時のみ補正手段が動作するよう
切り替える。
【0020】(6)また、切替手段は発電機並列運転前
のみ補正手段が動作し、発電機並列運転後は、並列運転
直前の補正手段の補正値を出力するするよう切り替え
る。
【0021】(7)また、切替手段は水車起動時のみ補
正手段が動作し、起動後は起動終了直前の補正手段の補
正値を出力するよう切り替える。
【0022】(8)また、上記(1)〜(3)のいずれ
か1項において、水車入り口近傍の水圧を検出する圧力
検出器を設け、検出した圧力信号を落差信号または上流
側水位信号の代わりとしたものである。
【0023】
【実施例】
実施例1.図1にこの発明の実施例1のブロック図を示
す。図において、従来と同一符号は同一または相当のも
のを表し、説明を省略する。13は上ダム水位検出器、
14は下ダム水位検出器、22は設定器で、入力値に対
して所定の値(関数)を発生する。
【0024】次に動作を説明する。上ダム11と下ダム
12の落差を、上ダム水位検出器13と下ダム水位検出
器14により水位を検出し、水車調速機1内の加算器で
落差Dを検出する。この値を設定器22内で、図2に示
す適当な倍率μを算出し、補正値として出力し、速度設
定器21に入力する。速度設定器21は速度設定値に補
正値を乗じて速度設定値を補正し出力する。
【0025】例えば、豊水期に上ダム水位201、下ダ
ム水位203の落差DH が225m、渇水期落差DL
200mとしたとき、設定器22の倍率μは豊水期では
0.94、渇水期では1.06が設定器22より出力さ
れるよう設定する。
【0026】この結果、豊水期に落差が増し、水車の起
動時の立ち上がり速度が速くなっても、目標値は、通常
速度よりも低く設定されるので、他の機器が通常水量時
の設定であっても、オーバシュートをおこすことがな
い。また、渇水期には落差が減り水車起動時の立ち上が
り速度が遅くなっても、目標値は通常の速度よりも高く
設定されるので、他の機器が通常水量時の設定であって
も、アンダーシュートを防止できる。
【0027】このようにして豊水期はオーバシュート気
味であった起動と、渇水期はアンダーシュート気味であ
った起動を防止することができる。
【0028】実施例2.図3にこの発明の実施例2のブ
ロック図を示す。実施例1では、下ダム12の水位を検
出したが、実際には、例えば上ダム水位は豊水期と渇水
期で30m近くの変化があっても、下ダムでは、5m近
くの変化しか発生しないことが多く、上ダム水位に比べ
下ダム水位は落差に与える影響が少ない。
【0029】そこで、下ダムの水位測定値に見合った、
例えば、年間平均の水位に見合う下ダム水位検出器出力
と同レベルの信号を出力する仮想下ダム水位設定器23
を設け設定することにより、オーバシュートおよびアン
ダーシュートをほぼ防止できる。これにより下ダム水位
検出器14は不要となり、上ダム水位検出器13のみで
安価にオーバシュート、アンダーシュートを防止でき
る。
【0030】実施例3.図4にこの発明の実施例3のブ
ロック図を示す。実施例2では、下ダム水位を設定値を
所定の値に固定したが、水路の構造により異なるが、上
ダム水位の変化と下ダム水位の変化が、ほぼ比例する発
電所の場合、実施例2のように下ダム水位を設定値で固
定するのではなく、図に示すように、上ダム水位の信号
に定数器24の定数を乗じることにより、上ダム水位に
応じた下ダム水位を導出する。
【0031】このようにすると下ダム水位検出器14が
無くても、より正確にオーバシュート、アンダーシュー
トを防止できる。
【0032】実施例4.図5にこの発明の実施例4のブ
ロック図を示す。実施例1〜実施例3では、起動時のみ
ではなく、常時、速度設定器21の設定値を落差により
変化させていた。しかし、速度設定が、落差が変化ある
ごとに変わることになり、運転は可能であるが、運転途
中で落差が変化した場合、徐々に各設定値を調整する必
要があり、運転上好ましくない。
【0033】そこで、図5では落差が大きく変化した場
合のみ速度設定器21を変更することにしたものであ
る。定数器25で設定した設定値に対し、落差Dが大き
く変化したときのみ切替器25bをオンにして落差によ
る速度設定値の補正を行う。このことにより安定した運
転ができる。
【0034】図5では、実施例1の図1のブロック図に
対し、落差が大きく変化した場合に速度設定値を補正す
るようにしたが、実施例2および実施例3に対してもこ
の実施例を適用するとこができる。
【0035】なお、落差が大きく変化した場合の検出の
別の手段として、落差信号Dを微分してその変化率を検
出して切替器25bをオン/オフするようにしてもよ
い。
【0036】実施例5.図6、図7にこの発明の実施例
5のブロック図を示す。実施例4に示したように、落差
により速度設定器の設定値を変えても、運転には影響を
与えないが、実際には、オーバシュートやアンダーシュ
ートが問題になるのは、起動時のみである。従って、回
転数が安定した、発電機が並列運転したときの並列信号
26により切り放せばよい。
【0037】しかし、調速機1は現状の速度設定でバラ
ンスが取られているため、切り放しにより発電機のモー
タリング等の問題を引きおこすことも考えられる。そこ
で図6のように、並列信号26でオフする切替器52G
により、並列運転するまでは切替器52Gがオンして落
差による速度設定値の補正をし、その補正値は常にアナ
ログメモリ27に記憶しておく。
【0038】そして並列運転に入ると並列信号26によ
り切替器52Gはオフとなり、アナログメモリ27は切
り放し直前の補正値を記憶しているので、この補正値を
速度設定値に乗じることにより、安定した起動と、安定
した運転をすることができる。
【0039】並列信号の代わりに図7に示すような速度
リレー28を入れ、起動時の規定回転数後に切り放して
もよい。
【0040】実施例6.図8、図9にこの発明の実施例
6のブロック図を示す。この例では、水位検出器を使用
せず、圧力センサを使用し、速度設定器21の速度設定
値を補正するものである。
【0041】運転開始前、ガイドベーン4は全閉されて
いるので、水圧管出口(水車入り口)に設置された圧力
検出器31には、流速に関係なく圧力検出器31から上
ダム11水面までの水位にほぼ比例した圧力が加わるた
め、この出力を関数設定器22Pに入力し、図9のよう
な特性で倍率を決定し、速度設定器21を補正すれば、
安価にオーバシュート、アンダーシュートを防止でき
る。
【0042】なお、この実施例は実施例3〜5と組み合
わせてもよい。これは実施例3〜5の切替器を用いて補
正信号をオン/オフする。
【0043】また、この実施例の圧力信号に基づく補正
信号の発生手段と、実施例1または実施2の落差信号に
基づく補正信号の発生手段とを設け、選択的に使用する
ようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】
(1)以上のようにこの発明によれば、落差に応じて速
度設定値を補正するようにしたので、豊水期でのオーバ
シュートの起動と、渇水期でのアンダーシュートの起動
を防止することができる効果がある。
【0045】(2)また、仮想の下流側水位を設定する
ようにしたので、下流側水位を検出する検出器が不要と
なり、上流側水位の検出器のみで安価にオーバシュー
ト、アンダーシュートを防止できる効果がある。
【0046】(3)また、上流側水位に応じた下流側水
位としたので、下流側水位を検出する検出器がなくて
も、正確にオーバシュート、アンダーシュートを防止で
きる効果がある。
【0047】(4)また、落差が大きく変化した場合の
み速度設定値を補正するようにしたので、安定した運転
が可能となる。
【0048】(5)また、発電機並列運転前のみまたは
水車起動時のみ速度設定値を補正するようにしたので、
発電機のモータリング等の問題を引きおこさず、安定し
た起動と、安定した運転をすることができる。
【0049】(6)また、発電機並列運転前のみ補正手
段を動作させて速度設定値を補正し、発電機並列運転後
は、並列運転直前の速度指令信号で速度設定値を補正す
るようにしたので、より安定した起動と、安定した運転
をすることができる。
【0050】(7)また、水車起動時のみ補正手段を動
作させて速度設定値を補正し、起動後は起動終了時点の
速度指令信号を補正するようにしたので、より安定した
起動と、安定した運転をすることができる。
【0051】(8)また、圧力信号を落差信号または上
流側水位の代わりとしたので、安価にオーバシュート、
アンダーシュートを防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による水車調速機のブロ
ック図である。
【図2】 この発明の実施例1による動作を説明する特
性図である。
【図3】 この発明の実施例2による水車調速機のブロ
ック図である。
【図4】 この発明の実施例3による水車調速機のブロ
ック図である。
【図5】 この発明の実施例4による水車調速機のブロ
ック図である。
【図6】 この発明の実施例5による水車調速機のブロ
ック図である。
【図7】 この発明の実施例5による水車調速機のブロ
ック図である。
【図8】 この発明の実施例6による水車調速機のブロ
ック図である。
【図9】 この発明の実施例6による動作を説明する特
性図である。
【図10】 従来の水車調速機を示すブロック図であ
る。
【図11】 従来の水車調速機の起動特性を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 水車調速機、2 速度検出器、3 発電機、4 ガ
イドベーン、5 下垂率設定器、6 水車、11 上ダ
ム、12 下ダム、13 上ダム水位検出器、14 下
ダム水位検出器、21 速度設定器、22 設定器、2
2P 関数設定器、23 仮想下ダム水位設定器、24
定数器、26 並列信号、27 アナログメモリ、2
8b 速度リレー、31 圧力検出器、101 オーバ
シュート、102 アンダーシュート、201 上ダム
水位、203 下ダム水位。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水車の速度を設定する速度設定器からの
    速度指令信号に対し、水車の回転速度を検出する速度検
    出器からの信号と、ガイドベーン開度を検出する開度検
    出器からの信号とをフィードバックして、その偏差に応
    じてガイドベーン開度信号を発生しガイドベーンを調整
    する水車調速機において、水車の上流側水位と下流側水
    位との落差(水位差)に応じて上記速度指令信号を補正
    する補正手段を設けたことを特徴とする水車調速機。
  2. 【請求項2】 水車の速度を設定する速度設定器からの
    速度指令信号に対し、水車の回転速度を検出する速度検
    出器からの信号と、ガイドベーン開度を検出する開度検
    出器からの信号とをフィードバックして、その偏差に応
    じてガイドベーン開度信号を発生しガイドベーンを調整
    する水車調速機において、水車の上流側水位と、設定し
    た仮想の下流側水位との落差に応じて上記速度指令信号
    を補正する補正手段を設けたことを特徴とする水車調速
    機。
  3. 【請求項3】 水車の速度を設定する速度設定器からの
    速度指令信号に対し、水車の回転速度を検出する速度検
    出器からの信号と、ガイドベーン開度を検出する開度検
    出器からの信号とをフィードバックして、その偏差に応
    じてガイドベーン開度信号を発生しガイドベーンを調整
    する水車調速機において、水車の上流側水位と、この上
    流側水位に応じて導出した下流側水位との落差に応じて
    上記速度指令信号を補正する補正手段を設けたことを特
    徴とする水車調速機。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、
    落差の変化に応じて補正手段の動作をオン/オフする切
    替手段を設けたことを特徴とする水車調速機。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項において、
    発電機並列運転前のみ、または、水車起動時のみ補正手
    段が動作するよう切り替える切替手段を設けたことを特
    徴とする水車調速機。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれか1項において、
    発電機並列運転前のみ補正手段が動作し、発電機並列運
    転後は、並列運転直前の上記補正手段からの補正値を出
    力するよう切り替える切替手段を設けたことを特徴とす
    る水車調速機。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3のいずれか1項において、
    水車起動時のみ補正手段が動作し、起動後は起動終了直
    前の上記補正手段からのの補正値を出力するよう切り替
    える切替手段を設けたことを特徴とする水車調速機。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項において、
    水車入り口近傍の水圧を検出する圧力検出器を設け、検
    出した圧力信号を落差信号または上流側水位信号の代わ
    りとしたことを特徴とする水車調速機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021063499A (ja) * 2019-10-17 2021-04-22 ダイキン工業株式会社 水力発電システム
CN114856902A (zh) * 2022-05-12 2022-08-05 华能澜沧江水电股份有限公司 水轮机调速系统优化方法及系统、电子设备和存储介质

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CN114856902A (zh) * 2022-05-12 2022-08-05 华能澜沧江水电股份有限公司 水轮机调速系统优化方法及系统、电子设备和存储介质

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