JP3554457B2 - 金型鋳造製シリンダヘッドの冷却構造 - Google Patents

金型鋳造製シリンダヘッドの冷却構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アルミダイキャスト等の金型鋳造製シリンダヘッドの冷却構造に関し、特に、複数の燃焼室形成用凹部の上方で気筒配列方向に沿って延びる第1冷却媒体通路と、各燃焼室用凹部を囲んでシリンダヘッドの下面に開口する第2冷却媒体通路と、各気筒間で第1および第2冷却媒体通路間を結ぶ第3冷却媒体通路とがシリンダヘッドに設けられ、第1および第2冷却媒体通路が中子により形成され、第3冷却媒体通路が機械加工により形成されるようにした、金型鋳造製シリンダヘッドの冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかる冷却構造は、たとえば実公平1−188814号公報等により既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
第1および第2冷却媒体通路間を結ぶ第3冷却媒体通路を第2冷却媒体通路側からの機械加工により形成する際に、第3冷却媒体通路の第1冷却媒体通路側の端部にバリが生じることが避けられず、第1冷却媒体通路からバリを取除くことが必要であるが、上記従来のものでは、第1冷却媒体通路が滑らかな円形の横断面形状の外面を有する中子で形成されていることから、第3冷却媒体通路の第1冷却媒体通路側の開口端で環状に連なったバリが生じ易く、第1冷却媒体通路からのバリの除去が難しいものとなっていた。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、第3冷却媒体通路の機械加工による形成に伴って生じるバリの第1冷却媒体通路からの除去を容易とした上で、冷却効率の向上を図った金型鋳造製シリンダヘッドの冷却構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、シリンダヘッドに、該シリンダヘッドの下面に臨んで開口する複数の燃焼室形成用凹部の上方で気筒配列方向に沿って延びる第1冷却媒体通路と、前記各燃焼室用凹部を囲んでシリンダヘッドの下面に開口する第2冷却媒体通路と、各気筒間で第1および第2冷却媒体通路間を結ぶ第3冷却媒体通路とが設けられ、第1および第2冷却媒体通路がシリンダヘッドの鋳造成形時に中子により形成されるとともに第3冷却媒体通路が鋳造成形後に第2冷却媒体通路側からの機械加工により形成される、金型鋳造製シリンダヘッドの冷却構造において、下方に向かうにつれて幅を狭める略三角形の横断面形状を有するように形成される前記第1冷却媒体通路の両側内面が、第1冷却媒体通路の長手方向に沿って延びる円弧状の凸条と、第1冷却媒体通路の長手方向に沿って延びる円弧状の凹溝とが交互に連なるようにして波形に形成され、各気筒間に対応する部分で第2冷却媒体通路には、シリンダヘッドの下面からの高さを第2冷却媒体通路の他の部分よりも大とした凹部が設けられ、該凹部に下端を開口させた第3冷却媒体通路の上端が第1冷却媒体通路の両側内面に開口されることを特徴とする。
【0006】
このような構成によれば、第3冷却媒体通路の第1冷却媒体通路への開口端で波形の横断面形状を有するように第1冷却媒体通路の内面が形成されるので、第3冷却媒体通路の第1冷却媒体通路への開口端では、第3冷却媒体通路を形成するための穿孔工具の進行方向に直角な平面で前記開口端が周方向に不連続となり、穿孔工具による機械加工で生じるバリが、環状に連なることはなく、バラバラに分かれて比較的小さくなる。したがってバリを第1冷却媒体通路からだけでなく、第3冷却媒体通路を経て第2冷却媒体通路側からも除去することが可能となり、エアーブロー等により比較的小さくなったバリを容易に除去することが可能となる。しかも第1冷却媒体通路の両側内面が波形であることにより、第1冷却媒体通路を流通する冷却水等の冷却媒体とシリンダヘッドの接触面積を比較的大きくすることが可能であり、冷却効率の向上を図ることが可能となる。
【0007】
た各気筒間に対応する部分で第2冷却媒体通路には、シリンダヘッドの下面からの高さを第2冷却媒体通路の他の部分よりも大とした凹部が設けられ、第3冷却媒体通路の下端が前記凹部に開口されることにより、第1および第2冷却媒体通路間を結ぶ第3冷却媒体通路を比較的短くし、第3冷却媒体通路の機械加工に要する時間を短縮することが可能であり、しかもシリンダヘッドの下面に開口した第2冷却媒体通路は第3冷却媒体通路に対応した部分のみが深くなっているのであり、他の部分で第2冷却媒体通路の深さが比較的浅くなっていることによってシリンダヘッドおよびシリンダブロックの締付剛性の低下を防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0009】
図1ないし図7は本発明の一実施例を示すものであり、図1はシリンダヘッドの縦断面図であって図2の1−1線断面図、図2は図1の2矢視底面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図3の4−4線に沿うシリンダヘッドの横断面図、図5は図4の5−5線断面図、図6は図2の6矢視部拡大図、図7は図6の7−7線断面図である。
【0010】
先ず図1および図2において、このシリンダヘッド10は、たとえばアルミダイキャスト等の金型鋳造により4気筒内燃機関用として形成されるものであり、該シリンダヘッド10には、各気筒にそれぞれ対応した燃焼室を形成するための4つの燃焼室形成用凹部11…がシリンダヘッド10の下面に開口するようにして設けられる。またシリンダヘッド10には、各燃焼室形成用凹部11…にそれぞれ1つずつ対応する吸気ポート12…と、各燃焼室形成用凹部11…にそれぞれ1つずつ対応する排気ポート13…とが設けられており、各気筒の配列方向と直交する方向すなわちシリンダヘッド10の幅方向に沿う一方側の第1側面10aに各吸気ポート12…がそれぞれ開口され、前記幅方向に沿う他方側であるシリンダヘッド10の第2側面10bに各排気ポート13…がそれぞれ開口される。
【0011】
またシリンダヘッド10には、各吸気ポート12…と各燃焼室形成用凹部11…との間を結ぶ一対ずつの吸気路14…と、各排気ポート13…と各燃焼室形成用凹部11…との間を結ぶ一対ずつの排気路15…とが設けられ、各吸気路14…の燃焼室形成用凹部11…への開口端には吸気弁用弁座部材16…が、各排気路15…の燃焼室形成用凹部11…への開口端には排気弁用弁座部材17…がそれぞれ設けられる。
【0012】
さらにシリンダヘッド10には、各燃焼室形成用凹部11…に図示しない点火プラグの先端を突入せしめるべく該点火プラグを装着するための複数のプラグ装着孔18…と、各吸気弁用弁座部材16…に着座可能な吸気弁(図示せず)を案内するためのガイド筒19…を圧入せしめるべく各気筒毎に2つずつ配置される圧入孔20…と、各排気弁用弁座部材17…に着座可能な排気弁(図示せず)を案内するためのガイド筒21…を圧入せしめるべく各気筒毎に2つずつ配置される圧入孔22…とが設けられ、これらの孔18…,20…,22…は、シリンダヘッド10の金型鋳造後の機械加工により穿孔される。
【0013】
図3、図4および図5を併せて参照して、シリンダヘッド10には、冷却水等の冷却媒体を流通せしめるために、第1冷却媒体通路23と、シリンダヘッド10の下面に開口する第2冷却媒体通路24と、第1および第2冷却媒体通路23,24間を結ぶ複数の第3冷却媒体通路25…,25…とが設けられ、第1および第2冷却媒体通路23,24がシリンダヘッド10の鋳造成形時に中子により形成されるものであるのに対し、第3冷却媒体通路25…,25…は、シリンダヘッド10の鋳造成形後に第2冷却媒体通路24側からの機械加工により形成される。
【0014】
第1冷却媒体通路23は、シリンダヘッド10の幅方向中央部における各燃焼室形成用凹部11…の上方で各気筒の配列方向に沿って延びるように形成されるものであり、気筒配列方向に沿うシリンダヘッド10の一端側で第1冷却媒体通路23の一端は開放され、気筒配列方向に沿うシリンダヘッド10の他端側で第1冷却媒体通路23の他端は閉じられる。而してシリンダヘッド10には、第1冷却媒体通路23の一端を閉鎖する蓋部材(図示せず)が締結される。なお、第1冷却媒体通路23は、シリンダヘッド10の鋳造成形時に中子をシリンダヘッド10の気筒配列方向に沿う一端側に抜くことにより形成されるものであり、抜き勾配を有するように形成されている。
【0015】
第2冷却媒体通路24は、各燃焼室形成用凹部11…をそれぞれ囲むようにしてシリンダヘッド10の下面に無端状に形成されるものであり、各気筒間に対応する部分に一対ずつ配置される複数の凹部24a…が、シリンダヘッド10の下面からの高さを第2冷却媒体通路24の他の部分よりも大として、第2冷却媒体通路24に設けられる。また気筒配列方向に沿うシリンダヘッド10の一端側で第1および第2冷却媒体通路23,24間を結ぶ連通路26と、気筒配列方向に沿うシリンダヘッド10の他端側で第1および第2冷却媒体通路23,24間を結ぶ連通路27とが、上下方向に延びてシリンダヘッド10に設けられるものであり、第2冷却媒体通路24を形成する中子に、前記各連通路26,27を形成するピン状の部分が一体に設けられる。すなわち両連通路26,27も、シリンダヘッド10の鋳造成形時に中子により形成される。
【0016】
各気筒の中心を結ぶ中心線に関してシリンダヘッド10の第1側面10a側に配置されている凹部24a…に下端をそれぞれ開口させるとともに上端を第1冷却媒体通路23に開口させる第3冷却媒体通路25…が、上方に向うにつれて前記中心線側に近づくように傾斜してシリンダヘッド10に設けられ、また前記中心線に関してシリンダヘッド10の第2側面10b側に配置されている凹部24a…に下端をそれぞれ開口させるとともに上端を第1冷却媒体通路23に開口させる第3冷却媒体通路25…が、上方に向うにつれて前記中心線側に近づくように傾斜してシリンダヘッド10に設けられる。これらの第3冷却媒体通路25…,25…は、図6で示すように、シリンダヘッド10の鋳造成形後に穿孔工具30により穿孔される。
【0017】
図7を併せて参照して、第1冷却媒体通路23は、たとえば下方に向うにつれて幅を狭める略三角形の横断面形状を有するようにしてシリンダヘッド10に形成されるものであり、第1冷却媒体通路23の両側内面には、第1冷却媒体通路23の長手方向に沿って延びる円弧状の凸28…と、第1冷却媒体通路23の長手方向に沿って延びる円弧状の凹溝29…とが交互に連なるように形成される。而して第3冷却媒体通路251 …,252 …の上端は、第1冷却媒体通路23の両側内面に開口されるものであり、第3冷却媒体通路251 …,252 …の第1冷却媒体通路23への開口端では、第1冷却媒体通路23の内面が波形の横断面形状を有するように形成されることになる。
【0018】
次にこの実施例の作用について説明すると、第3冷却媒体通路251 …,252 …の第1冷却媒体通路23への開口端では波形の横断面形状を有するように第1冷却媒体通路23の内面が形成されていることにより、第3冷却媒体通路251 …,252 …の第1冷却媒体通路23への開口端では、第3冷却媒体通路251 …,252 …を穿孔するための穿孔工具30の進行方向に直角な平面で前記開口端が周方向に不連続となる。したがって穿孔工具30による第3冷却媒体通路251 …,252 …の穿孔加工時に生じるバリが、環状に連なることはなく、バラバラに分かれて比較的小さくなる。この結果、比較的小さくなったバリを第1冷却媒体通路23からだけでなく、第3冷却媒体通路25 1 …,25 2 を経て第2冷却媒体通路24側からも除去することが可能となり、エアーブロー等により前記バリを容易に除去することができる。
【0019】
しかも第1冷却媒体通路23が横断面形状を波形とした内面を少なくとも一部に有することにより、第1冷却媒体通路23を流通する冷却水等の冷却媒体とシリンダヘッド10の接触面積が比較的大きくなり、冷却媒体によるシリンダヘッド10の冷却効率を向上することができる。
【0020】
また各気筒間に対応する部分で第2冷却媒体通路24には、シリンダヘッド10の下面からの高さを第2冷却媒体通路24の他の部分よりも大とした凹部24a…が設けられており、第3冷却媒体通路25…,25…の下端が凹部24a…に開口されているので、第3冷却媒体通路25…,25…を比較的短くし、第3冷却媒体通路25…,25…の機械加工に要する時間を短縮することが可能である。しかもシリンダヘッド10の下面に第2冷却媒体通路24が開口した所謂オープンデッキ型のシリンダヘッド10にあっても、第2冷却媒体通路24は第3冷却媒体通路25…,25…に対応した部分のみが深くなっているのであり、他の部分では第2冷却媒体通路24の深さが比較的浅くなっていることによってシリンダヘッド10およびシリンダブロック(図示せず)の締付剛性の低下を防止することができる。
【0021】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行なうことが可能である。
【0022】
たとえば第1冷却媒体通路23の全内周面が波形の横断面形状を有するように形成されていてもよく、そうすれば冷却効率をより一層向上することができる。
【0023】
【発明の効果】
以上のように発明によれば、第3冷却媒体通路の第1冷却媒体通路への開口端で波形の横断面形状を有するように第1冷却媒体通路の内面が形成されることにより、穿孔工具による機械加工で生じるバリが比較的小さくなるようにして、バリを容易に除去することが可能となり、また第1冷却媒体通路を流通する冷却媒体とシリンダヘッドの接触面積を比較的大きくして冷却効率の向上を図ることが可能となる。
【0024】
た第3冷却媒体通路を比較的短くして第3冷却媒体通路の機械加工に要する時間を短縮することができ、またシリンダヘッドの下面に第2冷却媒体通路が開口しているにもかかわらずシリンダヘッドおよびシリンダブロックの締付剛性の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シリンダヘッドの縦断面図であって図2の1−1線断面図である。
【図2】図1の2矢視底面図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】図3の4−4線に沿うシリンダヘッドの横断面図である。
【図5】図4の5−5線断面図である。
【図6】図2の6矢視部拡大図である。
【図7】図6の7−7線断面図である。
【符号の説明】
10・・・シリンダヘッド
11・・・燃焼室形成用凹部
23・・・第1冷却媒体通路
24・・・第2冷却媒体通路
24a・・・凹部
251 ,252 ・・・第3冷却媒体通路
28・・・凸条
29・・・凹溝

Claims (1)

  1. シリンダヘッド(10)に、該シリンダヘッド(10)の下面に臨んで開口する複数の燃焼室形成用凹部(11)の上方で気筒配列方向に沿って延びる第1冷却媒体通路(23)と、前記各燃焼室用凹部(11)を囲んでシリンダヘッド(10)の下面に開口する第2冷却媒体通路(24)と、各気筒間で第1および第2冷却媒体通路(23,24)間を結ぶ第3冷却媒体通路(251 ,252 )とが設けられ、第1および第2冷却媒体通路(23,24)がシリンダヘッド(10)の鋳造成形時に中子により形成されるとともに第3冷却媒体通路(251 ,252 )が鋳造成形後に第2冷却媒体通路(24)側からの機械加工により形成される、金型鋳造製シリンダヘッドの冷却構造において、下方に向かうにつれて幅を狭める略三角形の横断面形状を有するように形成される前記第1冷却媒体通路(23)の両側内面が、第1冷却媒体通路(23)の長手方向に沿って延びる円弧状の凸条(28)と、第1冷却媒体通路(23)の長手方向に沿って延びる円弧状の凹溝(29)とが交互に連なるようにして波形に形成され、各気筒間に対応する部分で第2冷却媒体通路(24)には、シリンダヘッド(10)の下面からの高さを第2冷却媒体通路(24)の他の部分よりも大とした凹部(24a)が設けられ、該凹部(24a)に下端を開口させた第3冷却媒体通路(25 1 ,25 2 )の上端が第1冷却媒体通路(23)の両側内面に開口されることを特徴とする金属鋳造製シリンダヘッドの冷却構造。
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