JP3553914B2 - Hpsk拡散変調回路及び移動体通信端末装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スペクトル拡散通信方式の送信系に係り、特に第三世代移動体端末装置などに用いられるHPSK(Hybrid Phase Shift Keying)拡散変調回路及びこの拡散変調回路を用いた移動体通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、スペクトル拡散通信方式は広帯域信号を搬送波として、元の信号に比べて遥かに帯域の広い信号に変換する変調方式を採るため、干渉波や妨害波から通信を守り、通信中も雑音に紛れて通信の事実さえ秘匿できる。この特性に着目して、このスペクトラム拡散技術がCDMA(Code Division Multiple Access)方式の携帯電話などの移動体端末装置に用いられ、第三世代の移動体端末装置では、HPSK拡散変調回路を用いて送信データの拡散変調が行われ、これにより信号帯域幅が広帯域化されたデータがアンテナより送信される。
【0003】
図5は従来のHPSK拡散変調回路の構成例を示した回路図である。HPSK拡散変調回路は、チャネル拡散のデータコード(Cd)と制御コード(Cc)を生成するチャネライゼーションコード(Channelization code )発生器13、振幅量を決定するデータ用ゲインファクタ(βd)と制御用ゲインファクタ(βc)を生成するチャネルパワー間制御回路14、複素拡散の同相成分(C1)と直交成分(C2)コードを生成するスクランブリングコード(Scrambling code)発生器15、スクランブリングコード発生器15から出力された直交成分(C2)を1/2間引きする1/2間引き(desimation)回路16、チップレートでコードを発生するウオルシュコード(Walsh code)発生器17、個別データチャネル( Dedicated Phisical Data Channel(DPDCH))11の出力値(Dd)とチャネライゼーションコード発生器13の出力であるデータコード(Cd)を乗算する乗算器18a、チャネルパワー間制御回路14の出力であるデータ用ゲインファクタ(βd)と乗算器18aの乗算結果を乗算する乗算器18b、乗算器18bの乗算結果とウォルシュコード発生器17のコードW0を乗算する乗算器18c、乗算器18cの乗算結果から後述する乗算器18iの乗算結果を減算する減算器19a、減算器19aの減算結果とスクランブリングコード発生器15から出力される複素拡散の同相成分(C1)を乗算して出力値Iを算出する乗算器18d、個別制御チャネル( Dedicated Phisical Contorol Channel(DPCCH))12の出力値(Dc)とチャネライゼーションコード発生器13の出力であるデータコード(Cc)を乗算する乗算器18e、チャネルパワー間制御回路14の出力であるデータ用ゲインファクタ(βc)と乗算器18eの乗算結果を乗算する乗算器18f、乗算器18fの乗算結果とウオルシュコード発生器17から出力されるコードW0を乗算する乗算器18g,乗算器18gの乗算結果と後述する乗算器18jの乗算結果を加算する加算器19b、加算器19bの加算結果とスクランブリングコード発生器15から出力される複素拡散の同相成分(C1)を乗算して出力値Qを算出する乗算器18h、乗算器18bの乗算結果と後述する乗算器18kの乗算結果を乗算する乗算器18i、1/2間引き回路16から出力される直交成分(C2)とウオルシュコード発生器17から出力されるコードW1を乗算する乗算器18kより構成されている。
【0004】
次に上記HPSK拡散変調回路の動作について説明する。まず、出力値Iは以下のように算出される。DPDCH11の出力値(Dd)とチャネライゼーションコード発生器13のデータコード(Cd)を乗算器18aで乗算し、その乗算結果(Dd×Cd)とチャネルパワー間制御回路14のデータ用ゲインファクタ(βd)を乗算器18bで乗算した乗算結果(Dd×Cd×βd)が算出される。
【0005】
同時に、DPCCH12の出力値(Dc)とチャネライゼーションコード発生器13の制御コード(Cc)を乗算器18eで乗算し、その乗算結果(Dc×Cc)とチャネルパワー間制御回路14の制御用ゲインファクタ(βc)を乗算器18fで乗算した乗算結果(Dc×Cc×βc)が算出される。これら算出結果である(Dd×Cd×βd)と(Dc×Cc×βc)に対して、後述する複素乗算した結果の複素乗算結果の同相成分に、スクランブリングコード発生器16の同相成分(C1)を乗算器18dで乗算することにより、出力値Iが求まる。
【0006】
上記した複素乗算は、ウォルシュコード発生器17の{1−1}コード(W0)と上記DPDCH11系の乗算結果(Dd×Cd×βd)を乗算器18cで乗算した乗算結果(Dd×Cd×βd×W0)から、スクランブリングコード発生器16の直交成分(C2)を1/2間引き回路16で1/2間引きを行い、この1/2間引き結果(C2´)とウオルシュコード発生器17の{1−1}コード(W1)を乗算器18kで乗算し、その乗算結果(C2´×W1)と上記DPCCH12系の乗算結果(Dc×Cc×βc)を乗算器18iで乗算した乗算結果(Dc×Cc×βc×C2´×W0)を減算器19aで減算した結果から構成される。従って、出力値Iは、I=C1(βd×Cd×Dd×W0−βc×Cc×Dc×C2´×W1)で表現できる。
【0007】
出力値Qは以下に述べるように算出される。DPDCH11の出力値(Dd)とチャネライゼーションコード発生器13のデータコード(Cd)を乗算器18aで乗算し、その乗算結果(Dd×Cd)とチャネルパワー間制御回路14のデータ用ゲインファクタ(βd)を乗算器18bで乗算した乗算結果(Dd×Cd×βd)が算出される。
【0008】
同時に、DPCCH12の出力値(Dc)とチャネライゼーションコード発生器13の制御コード(Cc)を乗算器18eで乗算し、その乗算結果(Dc×Cc)とチャネルパワー間制御回路14の制御用ゲインファクタ(βc)を乗算器18fで乗算した乗算結果(Dc×Cc×βc)が算出される。これら算出結果である(Dd×Cd×βd)と(Dc×Cc×βc)に対して、後述する複素乗算した結果の同相成分に、スクランブリングコード発生器16の同相成分(C1)を乗算器18hで乗算することにより、出力値Qが求まる。
【0009】
上記した複素乗算は、ウオルシュコード発生器17の{1−1}コード(W0)と上記DPCCH12系の乗算結果(Dc×Cc×βc)を乗算器18gで乗算した乗算結果(Dc×Cc×βc×W0)と、スクランブリングコード発生器16の直交成分(C2)を1/2間引き回路16で1/2間引きを行い、1/2間引き結果(C2´)とウオルシュコード発生器17の{1−1}コード(W1)を乗算器18kで乗算し、その乗算結果(C2´×W1)と上記DPDCH11系の乗算結果(Dd×Cd×βd)を乗算器18jで乗算した乗算結果(Dd×Cd×βd×C2´×W0)を加算器19bで加算した結果により構成される。従って、出力値Qは、Q=C1(βd×Cd×Dd×C2´×W1+βc×Cc×Dc×W0)で表現できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成のHPSK拡散変調を実際の回路へ具現化すると、スクランブリングコード発生器15自体に自由度は出るが、1/2間引き回路16やウオルシュコード発生器17などの回路が独立のブロックとしてあるため、上記した複素乗算を行うための乗算器18が多数必要となる。それ故、HPSK拡散変調回路自体が複雑となって、HPSK拡散変調回路の回路規模が増大すると共に、乗算器が多いため、データ処理が遅くなり、且つ電力消費も大きくなるという問題がある。
【0011】
また、スクランブリングコード発生器15からテストに必要なデータや乗算結果、例えば入力データとスクランブリングコードとの複素乗算結果、入力データとチャネライゼーションコードとの乗算結果、入力データとゲインファクタ(β)との乗算結果が回路から出力されないため、複素演算、拡散、振幅確認などの各種テストを容易に行えないという問題がある。
【0012】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、回路規模が小さくでき、高速データ処理ができ、しかも低消費電力とすることができるHPSK拡散変調回路を提供し、その第2の目的は、回路の各種テストを容易に行うことができるHPSK拡散変調回路を提供し、その第3の目的は、小型軽量で低消費電力の移動体通信端末装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明のHPSK拡散変調回路は、入力データを、チャネル拡散コードを生成するチャネライゼーションコード、振幅量を決定するゲインファクタ、複素拡散用のスクランブリングコードを用いて演算することにより、前記入力データをHPSK拡散変調して出力I及び出力Qを算出するHPSK拡散変調回路であって、
複素拡散の直交成分、同相成分のコードを生成するスクランブリングコード発生回路と、
前記スクランブリングコード発生回路から発生される直交成分の1/2間引きを行う1/2間引き回路と、
チップレート単位で0/1を繰返して出力する繰返し回路と、
前記スクランブリングコード発生回路から発生される同相成分と前記繰返し回路から出力される0又は1の排他的論理和をとる第1の排他的論理和回路と、
前記繰返し回路から出力される1/2間引きされた直交成分と前記第1の排他的論理和回路の出力の排他的論理和をとる第2の排他的論理和回路とを1ブロックの回路内に有して成る新たなスクランブリングコード発生回路とを備え、
前記入力データと前記チャネライゼイションコードとの乗算結果を前記ゲインファクタに乗算し、この乗算結果と前記新たなスクランブリングコード発生回路から出力される新たなスクランブリングコードである前記同相成分と前記第2の排他的論理和回路の出力である新たな直交成分との複素乗算を行うことにより、前記出力I及び出力Qを算出することを特徴とする。
【0014】
本発明のHPSK拡散変調回路は、前記チャネライゼーションコードの出力を停止する出力停止手段を設け、この出力停止手段により前記チャネライゼイションコードの出力を停止して、前記入力データと前記チャネライゼイションコードの乗算をスルーすることにより、前記入力データと前記ゲインファクタを乗算し、この乗算結果と前記スクランブリングコードとの複素乗算を行って、前記入力データと前記スクランブリングコードとの複素乗算結果を出力することを特徴とする。
【0015】
本発明のHPSK拡散変調回路は、前記新たなスクランブリングコードの出力を停止する出力停止手段を設け、この出力停止手段により前記新たなスクランブリングコードの出力を停止して、このスクランブリングコードを用いる乗算をスルーすることにより、前記入力データと前記チャネライゼーションコードを乗算し、この乗算結果と前記ゲインファクタとの乗算を行って、前記入力データと前記チャネライゼーションコードとの乗算結果を出力することを特徴とする。
【0016】
本発明のHPSK拡散変調回路は、前記チャネライゼーションコード及び前記新たなスクランブリングコードの出力を停止する出力停止手段を設け、この出力停止手段によりチャネライゼーションコード及び前記新たなスクランブリングコードの出力を停止して、前記入力データと前記チャネライゼイションコードの乗算をスルーすると共に、前記スクランブリングコードを用いる乗算をスルーすることにより、前記入力データと前記ゲインファクタを乗算し、この乗算結果を出力することを特徴とする。
【0017】
本発明のHPSK拡散変調回路によれば、HPSK拡散変調を構成する回路において、複素拡散の直交成分及び同相成分のコードを生成するスクランブリングコード内に1/2間引きを行う1/2間引き回路とチップレート単位で0/1を繰返して出力する回路を持つことにより、チャネルの拡散コードを生成するチャネライゼーションコードと入力データの乗算、この乗算結果と振幅量を決定するゲインファクタ(β)との乗算、この乗算結果とスクランブリングコードとの複素乗算を構成することができ、余分な乗算回路を削除することができる。更に、チャネライゼーションコード、又はスクランブリングコードのいずれか一方又は両方をオフ(乗算をスルー)することで、各々のオフモード時に各種テストに必要な演算結果を回路外部に出力することができる。
【0018】
本発明の移動体通信端末装置は、前記入力データを拡散変調する請求項1乃至4のいずれかに記載のHPSK拡散変調回路と、
前記HPSK拡散変調回路から出力される拡散変調されたデータの帯域を制限する帯域制限フィルタ回路と、
前記帯域制限フィルタ回路から出力されるデータをアナログ信号に変換してアンテナより送信するデジタルアナログ変換回路と、
を備えたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0020】
[第1の実施形態]
図1は、本発明のHPSK拡散変調回路の第1の実施形態に係る構成を示した回路図である。但し、従来例と同様の部分には同一符号を付して説明する。本例のHPSK拡散変調回路は、チャネル拡散のデータコード(Cd)と制御コード(Cc)を生成するチャネライゼーションコード(Channelization code )発生器13、振幅量を決定するデータ用ゲインファクタ(βd)と制御用ゲインファクタ(βc)を生成するチャネルパワー間制御回路14、複素拡散の同相成分Siと直交成分Sqを出力するスクランブリングコード(Scrambling code)発生器25、個別データチャネル( Dedicated Phisical Data Channel(DPDCH))11の出力値(Dd)とチャネライゼーションコード発生器13の出力であるデータコード(Cd)を乗算する乗算器18a、チャネルパワー間制御回路14の出力であるデータ用ゲインファクタ(βd)と乗算器18aの乗算結果を乗算する乗算器18b、個別制御チャネル( Dedicated Phisical Contorol Channel(DPCCH))12の出力値(Dc)とチャネライゼーションコード発生器13の出力であるデータコード(Cd)を乗算する乗算器18e、チャネルパワー間制御回路14の出力であるデータ用ゲインファクタ(βd)と乗算器18eの乗算結果を乗算する乗算器18f、スクランブリングコード発生器25の出力(Si)と乗算器18bの乗算結果を乗算する乗算器181、スクランブリングコード(Scrambling code)発生器25の出力(Sq)と乗算器18fの乗算結果を乗算する乗算器182、スクランブリングコード発生器25の出力(Si)と乗算器18fの乗算結果を乗算する乗算器183、スクランブリングコード発生器25の出力(Sq)と乗算器18bの乗算結果を乗算する乗算器184、乗算器181の乗算結果から乗算器182の乗算結果を減算する減算器19a、乗算器183の乗算結果と乗算器184の乗算結果を加算する加算器19bより構成されている。
【0021】
図2は上記したスクランブリングコード発生器25の詳細構成例を示した回路図である。スクランブリングコード発生器25は、複素拡散の同相成分(C1)及び直交成分(C2)コードを生成するスクランブリングコード発生器15と、前記直交成分(C2)コードを1/2間引く1/2間引き回路16と、チップレート単位で0/1を繰り返し出力する0/1繰返し回路37と、複素拡散の同相成分(C1)と0/1繰返し回路37の出力との排他的論理和を取る排他的論理和回路30aと、排他的論理和回路30aの出力と1/2間引きされた前記直交成分(C2)コードとの排他的論理和を取り直交成分Sqを出力する排他的論理和回路30bを1ブロックの回路に持って構成されている。
【0022】
次に本実施形態の動作について説明する。出力値Iは以下に述べるように算出される。DPDCH11の出力値(Dd)とチャネライゼーションコード発生器13のデータコード(Cd)を乗算器18aで乗算し、その乗算結果(Dd×Cd)とチャネルパワー間制御回路14のデータ用ゲインファクタ(βd)を乗算器18bで乗算した乗算結果(Dd×Cd×βd)が算出される。同時に、DPCCH12の出力値(Dc)とチャネライゼーションコード発生器13の制御コード(Cc)を乗算器18eで乗算し、その乗算結果(Dc×Cc)とチャネルパワー間制御回路14の制御用ゲインファクタ(βc)を乗算器18fで乗算した乗算結果(Dc×Cc×βc)が算出される。これら乗算結果(Dd×Cd×βd)と(Dc×Cc×βc)に対して後述する複素乗算することにより出力値Iが算出される。
【0023】
ここで、図2で示したスクランブリングコード発生器25では、スクランブリングコード発生器15から発生された複素拡散の同相成分(C1)がそのまま同相成分Siとして出力される。また、スクランブリングコード発生器15から発生された複素拡散の直交成分(C2)は1/2間引き回路16により1/2間引かれる。排他的論理和回路30aは上記同相成分(C1)と0/1繰返し回路37から発生される0又は1との排他的論理和をとる。排他的論理和回路30bは排他的論理和回路30の出力と1/2間引かれた直交成分(C2)との排他的論理和をとり、その結果を直交成分(Sq)として出力する。
【0024】
上記した(Dd×Cd×βd)と(Dc×Cc×βc)に対する複素乗算は、スクランブリングコード発生器25の同相成分(Si)と乗算器18bから出力される上記DPDCH11系の乗算結果(Dd×Cd×βd)を乗算器181で乗算した乗算結果(Dd×Cd×βd×Si)から、スクランブリングコード発生器25から出力される直交成分(Sq)と上記DPCCH12系の乗算結果(Dc×Cc×βc)を乗算器182で乗算した乗算結果(Dc×Cc×βc×Sq)を減算器19aで減算した結果から構成される。従って、出力値Iは、I=βd×Cd×Dd×Si−βc×Cc×Dc×Sqで表現できる。
【0025】
出力値Qは以下に述べるように算出される。DPDCH11の出力値(Dd)とチャネライゼーションコード発生器13のデータコード(Cd)を乗算器18aで乗算し、その乗算結果(Dd×Cd)とチャネルパワー間制御回路14のデータ用ゲインファクタ(βd)を乗算器18bで乗算した乗算結果(Dd×Cd×βd)が算出される。同時に、DPCCH12の出力値(Dc)とチャネライゼーションコード発生器13の制御コード(Cc)を乗算器18eで乗算し、その乗算結果(Dc×Cc)とチャネルパワー間制御回路14の制御用ゲインファクタ(βc)を乗算器18fで乗算した乗算結果(Dc×Cc×βc)が算出される。これら乗算結果(Dd×Cd×βd)と(Dc×Cc×βc)に対して後述する複素乗算を行うことにより出力値Qが算出される。
【0026】
上記(Dd×Cd×βd)と(Dc×Cc×βc)に対する複素乗算は、スクランブリングコード発生器25の同相成分(Si)と乗算器18fから出力される上記DPCCH12系の乗算結果(Dc×Cc×βc)を乗算器183で乗算した乗算結果(Dc×Cc×βc×Si)と、スクランブリングコード発生器25から出力される直交成分(Sq)と上記DPDCH11系の乗算結果(Dd×Cd×βd)を乗算器184で乗算した乗算結果(Dd×Cd×βd×Sq)とを加算器19bで加算した結果から構成される。従って、出力値Qは、Q=βd×Cd×Dd×Sq+βc×Cc×Dc×Siで表現できる。
【0027】
本実施形態によれば、複素拡散の同相成分のコード(C1)、直交成分のコード(C2)を生成するスクランブリングコード発生器15と、1/2間引きを行う1/2間引き回路16と、チップレート単位で0/1を繰返して出力する繰返し回路37を一体として1ブロックの回路で新たなスクランブリングコード発生器25を構成することにより、チャネライゼーションコード発生器13のチャネルの拡散コード(C)と入力データの乗算、この乗算結果と振幅量を決定するチャネルパワー間制御回路14より出力するゲインファクタ(β)との乗算、この乗算結果とスクランブリングコード発生器25のスクランブリングコード(S)との複素乗算を構成できるため、乗算器18の数を従来例より減らすことができ、且つ1/2間引き回路やウオルシュコード発生器の独立ブロック回路を省略することができるため、HPSK拡散変調回路の回路規模を小さくすることができると共に、低消費電力とすることができる。しかも、乗算器が減った分、回路のデータ処理を高速化することができる。
【0028】
[第2の実施形態]
図3は、本発明のHPSK拡散変調回路の第2の実施形態に係る構成を示した回路図である。但し、図1に示した第1の実施形態と同様の部分には同一符号を用い、且つその説明を適宜省略する。本例のHPSK拡散変調回路は、乗算器18bの出力とDPDCH11の出力値(Dd)とのいずれかを選択して乗算器181、184及び後述するセレクタ40dに出力するセレクタ40aと、乗算器18fの出力とDPCCH12の出力値(Dc)とのいずれかを選択して乗算器182、183及びセレクタ40cに出力するセレクタ40bと、減算器19aの出力とセレクタ40bの出力のいずれかを選択して、外部に出力するセレクタ40c、加算器19bの出力とセレクタ40aの出力のいずれかを選択して、外部に出力するセレクタ40dが挿入されている。また、チャネライゼーションコード発生器13をオフする図示しない手段が設けられ、チャネライゼーションコード発生器13からのコード発生を停止することができる。これらの点が第1の実施形態の異なるところで、他の構成は同様である。
【0029】
次に本実施形態の特徴部分について説明する。チャネライゼーションコード発生器13をオフ(OFF)即ち、乗算器18a、18eの乗算をスルーする時の出力I以下のように算出される。セレクタ40aで、DPDCH11の出力値(Dd)と、チャネルパワー間制御回路14のデータ用ゲインファクタ(βd)を乗算器18bで乗算した乗算結果(Dd×βd)を選択する。同時、セレクタ40bで、DPCCH12の出力値(Dc)と、チャネルパワー間制御回路14の制御用ゲインファクタ(βc)を乗算器18fで乗算した乗算結果(Dc×βc)を選択する。これらの乗算結果(Dd×βd)と(Dc×βc)に対して後述する複素乗算することにより、出力Iが算出される。
【0030】
上記した複素乗算は、スクランブリングコード発生器25の同相成分(Si)と上記セレクタ40aから出力されるDPDCH11の乗算結果(Dd×βd)を乗算器181で乗算した乗算結果(Dd×βd×Si)から、スクランブリングコード発生器25の直交成分(Sq)と上記セレクタ40bから出力されるDPCCH12の出力値を乗算器181で乗算した乗算結果(Dc×βc×Sq)を減算器19aで減算した結果から構成される。即ち、出力値Iは、I=βd×Dd×Si−βc×Dc×Sqで表現できる。
【0031】
チャネライゼーションコード発生器13をオフ、即ち乗算器18a、18eの乗算をスルーする時の出力Qは以下に述べるように算出される。セレクタ40aでDPDCH11の出力値(Dd)と、チャネルパワー間制御回路14のデータ用ゲインファクタ(βd)を乗算器18bで乗算した乗算結果(Dd×βd)が選択される。セレクタ40bでDPCCH12の出力値(Dc)と、チャネルパワー間制御回路14の制御用ゲインファクタ(βc)を乗算器18fで乗算した乗算結果(Dc×βc)が選択される。これら乗算結果(Dd×βd)と(Dc×βc)に対して後述する複素乗算することにより、出力Qが算出される。
【0032】
上記した複素乗算は、スクランブリングコード発生器25の直交成分(Sq)と上記セレクタ40aから出力されるDPDCH11の乗算結果(Dd×βd)を乗算器184で乗算した乗算結果(Dd×βd×Sq)と、スクランブリングコード発生器25の同相成分(Si)と上記乗算器40bから出力されるDPCCH12の乗算結果(Dc×βc)を乗算器183で乗算した乗算結果(Dc×βc×Si)を加算器19bで加算した結果から構成される。従って、出力値Qは、Q=βd×Dd×Sq+βc×Dc×Siで表現できる。
【0033】
本実施形態によれば、チャネライゼーションコード(C)の出力をオフ、即ち乗算器18a、18eをスルーさせる手段を有することで、入力データと振幅量を決定するチャネルパワー間制御回路14より出力するゲインファクタ(β)の乗算、この乗算結果とスクランブリングコード(S)との複素乗算を構成でき、それ故、回路外部に入力データとスクランブリングコードとの複素乗算結果を回路外部に出力でき、複素乗算のテスト検証を容易に行ことができる。
【0034】
[第3の実施形態]
次に本発明のHPSK拡散変調回路の第3の実施形態に係る動作について説明する。但し、本例のHPSK拡散変調回路の構成は図3に示した第2の実施形態の構成と同一であるため、以降、図3を借用して説明する。本例のHPSK拡散変調回路は、図3で示すスクランブリングコード発生器25をオフしてそのコート出力を停止する図示されない手段が設けられている。即ち、乗算器181、182、183、184をスルーする構成である。
【0035】
次に本実施形態の動作について説明する。スクランブリングコード発生器15をオフする時の出力Iは、セレクタ40aで選択された、DPDCH11の出力値(Dd)とチャネライゼーションコード発生器13のデータコード(Cd)を乗算器18aで乗算し、その乗算結果(Dd×Cd)とチャネルパワー間制御回路14のデータ用ゲインファクタ(βd)を乗算器18bで乗算した乗算結果(Dd×Cd×βd)となる。従って、出力値Iは、I=βd×Cd×Ddで表現できる。
【0036】
スクランブリングコード発生器15をオフする時の出力Qは、セレクタ40dで選択された、DPCCH12の出力値(Dc)とチャネライゼーションコード発生器13の制御コード(Cc)を乗算器18eで乗算し、その乗算結果(Dc×Cc)とチャネルパワー間制御回路14の制御用ゲインファクタ(βc)を乗算器18fで乗算した乗算結果(Dc×Cc×βc)となる。従って、出力値Qは、Q=βc×Cc×Dcで表現できる。
【0037】
本実施形態によれば、スクランブリングコード(S)の出力をオフする手段を有することで、入力データとチャネライゼーションコード(C)との乗算、この乗算結果と振幅量を決定するゲインファクタ(β)の乗算を構成でき、それ故チャネライゼーションコードと入力データの乗算結果を回路外部に出力でき、拡散のテスト検証を容易に行うことができる。
【0038】
[第4の実施形態]
次に本発明のHPSK拡散変調回路の第4の実施形態に係る動作について説明する。但し、本例のHPSK拡散変調回路の構成は図3に示した第2の実施形態の構成と同一であるため、以降、図3を借用して説明する。本例のHPSK拡散変調回路は、チャネライゼーションコード発生器13をオフし、且つスクランブリングコード発生器25をオフする図示されない手段を有している。即ち、乗算器18a、18e、181、182、183、184をスルーする構成である。
【0039】
次に本実施形態の動作について説明する。チャネライゼーションコード発生器13をオフし、且つスクランブリングコード発生器15をオフする時の出力Iは、セレクタ40cで選択された、DPDCH11の出力値(Dd)とチャネルパワー間制御回路14のデータ用ゲインファクタ(βd)を乗算器18bで乗算した乗算結果(Dd×βd)となる。従って、出力値Iは、I=βd×Ddで表現できる。
【0040】
チャネライゼーションコード発生器13をオフし、且つスクランブリングコード発生器15をオフする時の出力Qは、セレクタ40dで選択された、DPCCH12の出力値(Dc)とチャネルパワー間制御回路14の制御用ゲインファクタ(βc)を乗算器18fで乗算した乗算結果(Dc×βc)となる。即ち出力値Qは、Q=βc×Dcで表現できる。
【0041】
本実施形態によれば、チャネライゼーションコード(C)の出力をオフする手段とスクランブリングコード(S)の出力をオフする手段を有することで、入力データとゲインファクタ(β)の乗算を構成でき、それ故、入力データとゲインファクタ(β)の乗算結果を回路外部に出力でき、振幅確認のテスト検証を容易に行えるができる。
【0042】
図4は、本発明の移動体通信端末装置の一実施形態に係る構成を示したブロック図である。本例の移動体通信端末装置は、上記した第1乃至第4の実施形態で示されたHPSK拡散変調回路のいずれかをHPSK拡散変調回路51として有し、HPSK拡散変調回路51による拡散変調結果の帯域を制限する帯域制限フィルタ回路52、帯域制限フィルタ回路52により出力されるデータをアナログ信号に変換するD/A変換回路(DAC)53、信号を送信するアンテナ54を有している。
【0043】
次に本実施形態の動作について説明する。CDMA無線通信で送信する送信データ100を、HPSK拡散変調回路51で拡散変調を行い、その乗算結果を帯域制限フィルタ回路52を通して振幅一定のデータとする。この振幅一定のデータはD/A変換回路53でアナログ信号に変換され、アンテナ54から送信される。
【0044】
本実施形態によれば、HPSK拡散変調回路51の回路規模が小さい分、移動体通信端末装置を小型軽量にすることができる。また、HPSK拡散変調回路51の電力消費が低い分、搭載する電池などの寿命を延ばし、連続待ち受け時間などを更に長くすることができる。
【0045】
尚、本発明は上記実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲において、具体的な構成、機能、作用、効果において、他の種々の形態によっても実施することができ、例えば本発明のHPSK拡散変調回路は、移動体端末装置に搭載されるだけでなく、あらゆる通信装置に搭載され、同様の効果を得ることができる。
【0046】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、複素拡散の同相成分のコード(C1)、直交成分のコード(C2)を生成するスクランブリングコード発生器と、1/2間引きを行う1/2間引き回路と、チップレート単位で0/1を繰返して出力する繰返し回路を1ブロックの回路で構成して新たなスクランブリングコード発生器とすることにより、余分な乗算回路を削除することができるため、回路規模を小さくでき、高速データ処理ができ、且つ低消費電力とすることができる。
また、チャネライゼーションコード発生器、或いはスクランブリングコード発生器のいずれか一方又は両方をオフすることにより、各種のテストに必要な演算結果を回路外部に出力することができるため、各種テストを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のHPSK拡散変調回路の第1の実施形態に係る構成を示した回路図である。
【図2】図1に示したスクランブリングコード発生器の詳細構成例を示した回路図である。
【図3】本発明のHPSK拡散変調回路の第2の実施形態に係る構成を示した回路図である。
【図4】本発明の移動体通信端末の一実施形態に係る構成を示したブロック図である。
【図5】従来のHPSK拡散変調回路の構成例を示した回路図である。
【符号の説明】
11 DPDCH
12 DPCCH
13 チャネライゼーションコード発生器
14 チャネルパワー間制御回路
15、25 スクランブリングコード発生器
16 1/2間引き回路
30a、30b 排他的論理和回路
37 0/1繰返し回路
40a〜40d セレクタ
51 HPSK拡散変調回路
52 帯域制限フィルタ回路
53 DAC変換回路
54 アンテナ
18a、18b、18e、18f、181〜184 乗算器
19a 減算器
19b 加算器
Claims (4)
- 入力データを、チャネル拡散コードを生成するチャネライゼーションコード、振幅量を決定するゲインファクタ、複素拡散用のスクランブリングコードを用いて演算することにより、前記入力データをHPSK拡散変調して出力I及び出力Qを算出するHPSK拡散変調回路であって、
複素拡散の直交成分、同相成分のコードを生成するスクランブリングコード発生回路と、
前記スクランブリングコード発生回路から発生される直交成分の1/2間引きを行う1/2間引き回路と、
チップレート単位で0/1を繰返して出力する繰返し回路と、
前記スクランブリングコード発生回路から発生される同相成分と前記繰返し回路から出力される0又は1の排他的論理和をとる第1の排他的論理和回路と、
前記1/2間引き回路から出力される1/2間引きされた直交成分と前記第1の排他的論理和回路の出力の排他的論理和をとる第2の排他的論理和回路とを1ブロックの回路内に有して成る新たなスクランブリングコード発生回路とを備え、
前記入力データと前記チャネライゼーションコードとの乗算結果を前記ゲインファクタに乗算し、この乗算結果と前記新たなスクランブリングコード発生回路から出力される新たなスクランブリングコードである前記同相成分と前記第2の排他的論理和回路の出力である新たな直交成分との複素乗算を行うことにより、前記出力I及び出力Qを算出するものであり、
前記チャネライゼーションコードの出力を停止する出力停止手段を設け、この出力停止手段により前記チャネライゼーションコードの出力を停止して、前記入力データと前記チャネライゼーションコードの乗算をスルーすることにより、前記入力データと前記ゲインファクタを乗算し、この乗算結果と前記スクランブリングコードとの複素乗算を行って、前記入力データと前記スクランブリングコードとの複素乗算結果を出力することを特徴とするHPSK拡散変調回路。 - 入力データを、チャネル拡散コードを生成するチャネライゼーションコード、振幅量を決定するゲインファクタ、複素拡散用のスクランブリングコードを用いて演算することにより、前記入力データをHPSK拡散変調して出力I及び出力Qを算出するHPSK拡散変調回路であって、
複素拡散の直交成分、同相成分のコードを生成するスクランブリングコード発生回路と、
前記スクランブリングコード発生回路から発生される直交成分の1/2間引きを行う1/2間引き回路と、
チップレート単位で0/1を繰返して出力する繰返し回路と、
前記スクランブリングコード発生回路から発生される同相成分と前記繰返し回路から出力される0又は1の排他的論理和をとる第1の排他的論理和回路と、
前記1/2間引き回路から出力される1/2間引きされた直交成分と前記第1の排他的論理和回路の出力の排他的論理和をとる第2の排他的論理和回路とを1ブロックの回路内に有して成る新たなスクランブリングコード発生回路とを備え、
前記入力データと前記チャネライゼーションコードとの乗算結果を前記ゲインファクタに乗算し、この乗算結果と前記新たなスクランブリングコード発生回路から出力される新たなスクランブリングコードである前記同相成分と前記第2の排他的論理和回路の出力である新たな直交成分との複素乗算を行うことにより、前記出力I及び出力Qを算出するものであり、
前記新たなスクランブリングコードの出力を停止する出力停止手段を設け、この出力停止手段により前記新たなスクランブリングコードの出力を停止して、このスクランブリングコードを用いる乗算をスルーすることにより、前記入力データと前記チャネライゼーションコードを乗算し、この乗算結果と前記ゲインファクタとの乗算を行って、前記入力データと前記チャネライゼーションコードとの乗算結果を出力することを特徴とするHPSK拡散変調回路。 - 入力データを、チャネル拡散コードを生成するチャネライゼーションコード、振幅量を決定するゲインファクタ、複素拡散用のスクランブリングコードを用いて演算することにより、前記入力データをHPSK拡散変調して出力I及び出力Qを算出するHPSK拡散変調回路であって、
複素拡散の直交成分、同相成分のコードを生成するスクランブリングコード発生回路と、
前記スクランブリングコード発生回路から発生される直交成分の1/2間引きを行う1/2間引き回路と、
チップレート単位で0/1を繰返して出力する繰返し回路と、
前記スクランブリングコード発生回路から発生される同相成分と前記繰返し回路から出力される0又は1の排他的論理和をとる第1の排他的論理和回路と、
前記1/2間引き回路から出力される1/2間引きされた直交成分と前記第1の排他的論理和回路の出力の排他的論理和をとる第2の排他的論理和回路とを1ブロックの回路内に有して成る新たなスクランブリングコード発生回路とを備え、
前記入力データと前記チャネライゼーションコードとの乗算結果を前記ゲインファクタに乗算し、この乗算結果と前記新たなスクランブリングコード発生回路から出力される新たなスクランブリングコードである前記同相成分と前記第2の排他的論理和回路の出力である新たな直交成分との複素乗算を行うことにより、前記出力I及び出力Qを算出するものであり、
前記チャネライゼーションコード及び前記新たなスクランブリングコードの出力を停止する出力停止手段を設け、この出力停止手段によりチャネライゼーションコード及び前記新たなスクランブリングコードの出力を停止して、前記入力データと前記チャネライゼーションコードの乗算をスルーすると共に、前記スクランブリングコードを用いる乗算をスルーすることにより、前記入力データと前記ゲインファクタを乗算し、この乗算結果を出力することを特徴とするHPSK拡散変調回路。 - 前記入力データを拡散変調する請求項1ないし3のいずれかに記載のHPSK拡散変調回路と、
前記HPSK拡散変調回路から出力される拡散変調されたデータの帯域を制限する帯域制限フィルタ回路と、
前記帯域制限フィルタ回路から出力されるデータをアナログ信号に変換してアンテナより送信するデジタルアナログ変換回路と、
を備えたことを特徴とする移動体通信端末装置。
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