JP3553498B2 - 保育器 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は改良された保育器に関する。
【0002】
保育器たるものは、未熟児または虚弱児の生存可能性を確保および向上させるためにある。この目的は、幼児を暖かで湿り気があり、かつ適度な酸素を含む雰囲気の中におくことにより達成される。未熟児は軽量なので、体温は周囲の温度に近い。このため、未熟児は温度変化により害があたえられやすい。従って、できるだけ温度を一定に保つ保育器を開発するために、今まで多大な努力が尽くされてきている。
【0003】
現在の市場で大多数を占める保育器は、未熟児に供給されるガスの温度と組成を調整するための下部ハウジング装置を有する。この下部には、透明材料から形成された上部が載せられる。この上部には、閉じることができる複数の小窓が形成されており、小窓によって上部全体を取り外さなくても、未熟児を世話できるようになっている。保育器の内部において、上部と下部との境界をなすマットレスの上に幼児は寝かせられる。保育器の内部のガスは、場合により酸素と湿度が追加された空気であり、一方の側では保育器とマットレスがなす壁の間を吹き上がり、保育器の他方の側では対応する開口の中へ向けて吸い込まれる。ガスの流れパターンを改善するため、保育器の上部には内壁が設けられて、保育器の上部における外壁とその内壁との間をガスが上および下に流れるようにされることがよくある。保育器の下部には、加熱、加湿および気流の循環手段が設けられている。このことは、加熱部とファンが未熟児のそばに配置されていることを意味している。加熱部とファンは電磁波の発生源となることがありえるので、現在では、電磁波の健康に及ぼす影響がいかなるものであるかについて、激しい議論が繰り広げられているところである。また、もっと重要なこととして、この種のファンは完全に騒音をなくすことができないので、可愛らしい患者に対して聴覚的な苦痛の源となる。
【0004】
さらにまた、上部の小窓が開放されると、循環気流は周囲の冷気を保育器の内部に引き込んでしまい、このために保育器内部の温度は、小窓を10分より長くあけておくと約2゜Cも低下してしまう。この種の温度低下は、一見さほど重要ではないように思われるかもしれないが、自らを暖めるエネルギーが少なく、小さな熱容量しか持たない、異常に虚弱な未熟児にとっては最も痛ましいことである。しかし、未熟児を世話したり診断したりするには扉をときどき開けないわけにはゆかない。さらにまた、他の幼児と同じように、未熟児といえども身体的な触れ合いが必要であるから、未熟児は環境から完全に遮断すべきではない。その触れ合いが愛情を持った手で触わることに過ぎないとしてもである。従って、小窓は10分より長く開けっ放しにされることがある。
【0005】
本発明の目的は、上記の課題を解決する保育器を提供することである。
本発明によれば、この目的は、以下の保育器によって達成される。
その保育器とは、未熟児または虚弱児のための保育器であり、保育器の内部に寝かせられる幼児と、ほぼ透明な材料から形成された保護上部(蓋)との支持部となる基部を備え、
基部と上部とで囲まれた寝室内への空気の循環を引き起こす手段と、空気の温度、組成および湿度を調整する手段と、寝室内に空気を供給するダクトと、寝室内から空気を取り出すダクトとを基部が有しており、
上部が外壁と内壁とからなり、
外壁および内壁は基部の上に載っており、
内壁の頂部は開放されており、
カバーが設けられた小窓が上部に設けられており、
保育器空気供給ダクトは、内壁の内側において、内壁の内側に対向するように、寝室内に開口し、
空気取り出しダクトは、内壁と外壁との間を延びている、保育器である。
【0006】
既に知られている保育器とは異なり、この保育器では、空気は内壁の内面に沿って流れるので、虚弱な新生児が寝かされた寝室内を空気が確実に循環し、酸素を豊富に含んだ一定の適切な量の空気を幼児に供給することが確実にできる。
保育器の内部にいたとしても、幼児の世話と検査をしょっちゅう行う必要があり、幼児には肉体的な接触が必要である。本発明の保育器によれば、入ってくる空気が冷たい外気を保育器の寝室内に引き込むという問題が軽減または防止される。
【0007】
添付図面を参照しながら、これから本発明を説明する。
図1ないし3は、保育器の二つの好ましい実施形態を示し、図4は従来の保育器の縦断面を示す。この従来の保育器は外壁aで囲まれており、内壁bが保育器に部分的に設けられている。下室gの内部のファンfは空気を循環させ、空気は一方の側では外壁と内壁の間を通りながら上昇し、他方の側では外壁と内壁の間を通りながら下降する。看護員および親は、カバーcで覆われた小窓を介して、保育器の内部の幼児に触れることができる。
【0008】
好適な実施形態のうち最も簡単な保育器は、図1および図2に示すように、上部1,2と、基部9,15を備える。上部1,2は、透明材料から形成された半球状の外壁1と、頂部が切断された半球状の内壁2とを有する。これらの壁の間には、空間が設けられている。外壁1および内壁2は、基部9,15に設けられた、それぞれのための座部5,6の上に載っている。上部1,2および基部9,15で囲まれた寝室23の中に幼児は寝かされる。好ましくは、それ自体柔軟であるか、上にマットレスが置かれる底ボード10の上に幼児は寝るようになっている。
【0009】
上部1,2に設けられた小窓20は、外壁1と内壁2を通して幼児の世話をすることを許容する。外壁1および内壁2に設けられた小窓20同士の間は、カラー21で連結されている。さらに、小窓20は通常はカバー22で閉じられている。カラー21は外壁1および内壁2のそれぞれに設けられた小窓20に隙間なくぴったり合う。
【0010】
寝室23には、空気供給パイプ11と、基部9,15に設けられたダクト8を通じて空気が供給される。空気は、基部9と底ボード10との間のダクト8から寝室23に流入する。この際には、空気は底ボード10の縁に沿って上昇し内壁2の内面に沿って流れる。これにより、最小限の空気流量であっても、保育器の中で寝ている幼児に新鮮な空気を一定かつ適切に流すことが可能である。さらに、底ボード10および、場合により設けられうるマットレスは、保育器の内部に流入する空気によって下から暖められる。
【0011】
保育器カバー22が閉じられている時には、空気は内壁2の内面に沿って流れて、上部1,2の頂部まで上昇する。そして、空気は、外壁1および内壁2の間の空間に再び吸い込まれ、出口ダクト7まで下降し、それから基部9,15の出口パイプ12に流入する。
【0012】
一つまたは複数のカバー22が開けられた時には、保育器はその周囲環境に開放され、小窓20を通じて空気が寝室23に入り込みうる。ここで注目したいのは、幼児に近接した気流、すなわち内壁2の内面に沿った空気が上昇しているという事実である。このことにより、幼児に近接した空気に、冷たくて、場合によっては汚染されているかもしれない空気が混じるのがほとんど防止されるのである。小窓20を流入する空気は上方に導かれ、幼児から離れてゆき、外壁1と内壁2の間に排出される。
【0013】
外壁1と内壁2との間を下方に流れる空気が小窓20を通じて寝室23に確実に流入しないようにするため、カラー21は好ましくは外壁1と内壁2を気密に連結するように設けられている。
【0014】
図に示すように、好ましくは、基部は支持部9と底部15と分けられている。底部15には、図示しない車輪を任意に取り付けることもできるようになっている。底部15は、気流を維持し、保育器の内部を望ましい環境に維持するのに必要な装置を内蔵する。図示の実施形態では、この装置は、空気の循環のためのファン13と、空気を暖め湿らせる手段14とを有する。新鮮で、場合によっては酸素が追加された空気を保育器に供給するための供給ダクト18が、底部15に連結するように設けられていると好ましい。供給ダクト18は、空気を供給し、保育器が完全には気密でないことにより入り込んで来た空気を入れ替え、かつ保育器内部の幼児により使われる酸素を入れ替える。
【0015】
図示の実施形態における供給ダクト18は、ファン13の上流側にある空気出口パイプ12に連結されている。供給ダクト18を通じて入る空気はこのようにして暖められ、湿気が空気に加えられて、寝室23に向けて供給されてゆく。供給ダクト18を通じて入る空気は、保育器に供給される前に、その組成が調整可能であることに加えて、濾過されると好ましい。
【0016】
供給ダクト18が空気出口パイプ12に連通する箇所には、弁19が取り付けられている。弁19は、三方弁として機能し、出口パイプ12を通る気流の許容と阻止ができ、かつ供給ダクト18の開閉ができるようにされている。
【0017】
一つまたは複数のカバー22が開かれる時には、弁19が出口パイプ12を閉じ、供給ダクト18を開くと好ましい。扉が閉じられた状態から再び扉が開かれる前に、看護員は弁19を所望の位置になるように操作してこの処理を手動で行うことができる。最も好ましいのは、一つまたは複数の扉が開かれるのに連動して、弁19が作動させられるようになっていることである。例えば、この作動は、扉22に取り付けられたマイクロスイッチにより行うことができる。また、この作動は、例えば寝室23の内部の圧力変化を検知して、弁19の作動のトリガーとなるセンサーの補助により行ってもよい。このようにして、保育器は、寝室23が周囲よりもわずかに気圧が高い、プレナム寝室となる。以上により、冷たくて、場合によっては汚染されているかもしれない空気が、開いた小窓20を通じて保育器の内部に引き込まれるのが防止される。
【0018】
空気の循環、組成の調整および保育器寝室へ循環される空気の加温のための手段を内蔵する底部15は、好ましくは、床の上またはその付近に配置されて、幼児が寝かされるべき寝室23からは離されているのが好ましい。底部15は、ファン13と気流循環を暖めて加湿する手段14を内蔵しているが、上記のような配置により、寝室23における騒音および電磁波を大幅に低減しうる。空気の循環を引き起こすファン13は全く騒音なしにすることができないので、例えば、空気供給パイプ11の内部に音吸収体16が配置されていてもよい。これに代えてまたはこれと併せて、基部の均質化室17に音吸収体16を配置してもよい。均質化室17を設ける目的は、かかる音吸収体16を配置するということ以外には、循環気を混合し、できるだけ均質になるようにすることにある。
【0019】
底部15には車輪を取り付けて、簡単にこのユニットを移動できるようにしてあると好ましい。底部15および支持部9は、空気供給パイプ11と出口パイプ12に連結され、空気供給パイプ11と出口パイプ12は、それぞれ、支持部9の内部の供給ダクト8と出口ダクト7に連結されている。
【0020】
必要に応じて支持部9の床からの高さを調節可能とするために、空気供給パイプ11と出口パイプ12は伸縮自在式にしてもよい。パイプ11,12は、それ自体それぞれ単独で、底部15と支持部9との間の接続部であるから、必要な剛性が与えられている。ただし、必要な剛性と調整の融通性を持つ、図示しない一つの支柱で底部15と支持部9を連結してもよい。
【0021】
幼児が保育器の中にいる間、幼児は体の一部、例えば頭が他の部分よりも高くなるか低くなるように置かれるのが好ましい。従来の保育器では、このことは、マットレスの一端の下を高くすることによって実現されている。これによれば、このマットレスと保育器の壁との間に大きなスペースができ、物がマットレスの下に容易に紛失しかねない。
【0022】
しかし、本実施形態の保育器の場合には、この問題は、パイプ11,12および場合によっては上記の図示しない支柱に旋回装置を介在させることにより解決される。この旋回装置は、選択に応じていかなる角度でもロックすることができるようになっていなければならず、好ましくは、パイプ11,12および任意の支柱におけるできる限り高い位置に配置されて、支持部9にできる限り近くなるようになっている。例えば、旋回装置は、パイプ11,12と支持部9との連結部材と一体化されていてもよい。
【0023】
底ボード10は、支持部9に固定してもよい。しかし、絶対必要な小窓以外の小窓を開けたり、不必要に幼児を抱き上げたりしなくても、保育器の内部の幼児への世話と接触を容易にするために、底ボード10が回転可能であると好ましい。このように、底ボード10ひいては幼児を回転させる機能は、日常的な看護と世話の間に、可能な最良の接触を幼児に与えうるという点でとても大事である。通常、簡単な形態では、看護員が開口に手を差し込んで底ボード10をその手で回転させるによって、底ボード10は手動で回転させられるであろう。必要に応じて、意図しない時に底ボードが回転するのを防止するロック装置を保育器に設けてもよい。また、必要に応じて、保育器を開放しなくても底ボード10を回転させるためのモータなどを保育器に設けてもよい。
【0024】
図3は、保育器の他の実施形態を示す。この実施形態は、ある時間、ドーム状の外壁1なしでも使うのが望まれる場合に好ましい。基本的には、この保育器は、図1および図2に示すものと類似しており、閉じられた時(つまり外壁が取り付けられた時)には、機能の観点からみて、図1および図2に示すものと同一である。図1および図2に示す実施形態と図3に示す実施形態との相違は、内壁2の下端部が切断され、その代わりにリング24が設けられていることである。リング24は支持部9の上に配置され、幼児を横風から保護する。保育器が閉じられると、リング24は内壁2の下端縁に密着する。
【0025】
また、図3は、開放型の保育器での気流の流れパターンを示す。ある病院は、この種の開放型の保育器を使うことを好む。しかし、開放型の保育器には制約がある。これらの制約は、容易に閉鎖型保育器に転換できる開放型保育器という本実施形態の組み合わせにより克服される。
【0026】
本実施形態の保育器は、好適なドーム型の外壁1を有するものとして示されている。ドーム型の外壁1は、他の物体を置くことができるような平坦な表面を持たないことを意味する。平坦な頂部を有する保育器の上には、様々な種類の他の物体を置くことが避けられない。仮に説明書にそのようなことをしてはならないと書いてあったとしてもである。医者や看護人の持ち物である器具などの他の物体は、そこに置かれる時にも、その上に残されて振動する時にも、保育器内の幼児に対する騒音を発生するので、保育器の頂部に置いてはならない。外壁がドーム状である場合には、保育器の頂部を置き場所として使うのが困難または不可能になるであろう。
【0027】
保育器の内部に寝かされる幼児は、光に悩まされることがある。複数の保育器を有する新生児処置部門では、絶え間なく動きがあり、比較的明るいであろう。このことは幼児の眠りを妨げる。従って、本実施形態の保育器に、光の進入を規制することを可能とする材料で形成されたの外壁1を設けることもできる。このような材料はすでに知られており、特に、光の進入の調整機能を持つ窓および光の進入を電子的に調整できる溶接用ゴーグルではすでに使われている。
【0028】
各保育器ユニットに一つの底部15が設けられている保育器として本発明を説明してきた。しかし、それぞれが支持部9と底ボード10と上部1,2を有する二つ以上の保育器ユニットに、一つの底部15が連結されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】保育器の好ましい実施形態を示す断面図である。
【図2】この保育器を示す同様の図であるが、一つの小窓が開放されている状態を示す。
【図3】保育器の他の実施形態を示す断面図である。
【図4】従来の保育器の縦断面図である。

Claims (6)

  1. 未熟児または虚弱児のための保育器であり、上記保育器の内部の幼児と、ほぼ透明な材料から形成された保護上部(1,2)との支持部となる基部(9,15)を備え、基部(9,15)と上部(1,2)とで囲まれた寝室(23)内への空気の循環を引き起こす手段(13)と、空気の温度、組成および湿度を調整する手段(14,17)と、上記寝室(23)内に空気を供給するダクト(8,11)と、上記寝室(23)内から空気を取り出すダクト(7,12)とを基部(9,15)が有しており、上記上部が外壁(1)と内壁(2)とからなり、上記外壁(1)および上記内壁(2)は上記基部(9,15)の上に載っており、上記内壁(2)の頂部は開放されており、好ましくはカバー(22)が設けられた小窓(20)が上記上部(1,2)に設けられており、空気が上記寝室(23)内の底部から上記内壁(2)の内面に沿って上記寝室(23)の頂部まで上昇する気流をつくるために、保育器へ空気を供給する上記ダクト(8)は、上記内壁(2)の内側において、上記内壁の内側に対向するように、上記寝室(23)内に開口し、空気を取り出す上記ダクト(7)は、上記内壁(2)と上記外壁(1)との間を延びていることを特徴とする保育器。
  2. 小窓(20)が上記外壁(1)および上記内壁(2)を貫通しており、上記外壁(1)および上記内壁(2)は上記小窓(20)において連結されていることを特徴とする請求項1に記載の保育器。
  3. 上記外壁(1)および上記内壁(2)のそれぞれに設けられた上記小窓(20)に隙間なくぴったり合うカラー(21)により、上記外壁(1)および上記内壁(2)は上記小窓(20)において連結されていることを特徴とする請求項2に記載の保育器。
  4. 上記空気出口ダクト(7,12)には、上記空気出口ダクト(7,12)を一時的に閉じると同時に、上記供給ダクト(18)から一時的に空気を流入させる手段(19)が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の保育器。
  5. 上記空気出口ダクト(7,12)を閉じ、上記供給ダクト(18)から空気を流入させる上記手段(19)は、一つまたは複数の上記カバー(22)が開かれる時に、上記空気出口ダクト(7,12)を閉じ、上記供給ダクト(18)から空気を流入させることを特徴とする請求項4に記載の保育器。
  6. 上記基部が、空気処理ユニット(15)と支持部(9)の二つに分けられ、上記空気処理ユニット(15)が空気の循環のための手段(13)と、空気の温度、組成および湿度を調整するための手段(14,17)とを内蔵しており、上記支持部(9)が上部カバー(1,2)の支持をなしており、上記空気処理ユニットと上記支持部(9)は管(11,12)により連結されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の保育器。
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