JP6026144B2 - 保育器 - Google Patents
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Description
そこで、特許文献1及び特許文献2に開示される保育器では、保育器内の流路から送風される循環空気を、収容室内の児の左右側に沿って設けられた吹出し口から噴出することによりエアーカーテンを形成し、このエアーカーテンによって保育器の内側と外側との空気の入れ替わりを抑制して、児のケア時においても児収容室内の温度が大幅に変化することを防止している。
また、上記のように流通路を形成することにより、供給空気が流れる方向を大きく変更することなく、供給空気の流れを段階的に変化させるようにしているので、供給空気の流れに対する抵抗を小さくすることができ、静音化を図ることができる。
中央通路内を流れる供給空気は、その下流側の分岐部に向けて流されて、一部が折返し流路に導出される。この際、中央通路の上流側と折返し流路は、閉鎖部によってほぼ閉鎖状態とされているので、中央通路内の供給空気が上流側で折返し流路に流れてしまうことを抑制し、中央通路から折返し流路を経由して偏平流路の入口開口部に向けて安定して送風することができる。
空間部を設けて分岐された供給空気の一部を中央通路の上流側に向けて案内することにより、供給空気の流れを偏平流路の入口開口部の長さ方向に沿って均一化させ易くなる。
供給空気の一部を早い段階で分岐することで、中央通路内の流れと逆方向の流れの中に中央通路の上流側で多くの供給空気を供給することができる。これにより、供給空気が到達しにくい偏平流路の中央通路上流側にも円滑に供給空気を供給でき、供給空気の流れを偏平流路の入口開口部の長さ方向に沿って均一化することができる。
前段分岐部により分岐された供給空気を受け入れ可能な位置に設けておくことで、早い段階で供給空気の流れを中央通路の上流側に向けて誘導させることができる。したがって、偏平流路の入口開口部に流れる供給空気の流れを、前方側開口部から後方側開口部にかけて均一化させ易くなる。
[保育器の全体構成]
保育器1は、図7〜図10に全体を示したように、キャスター2により移動自在な架台3と、この架台3の上に垂直に立設された支柱4と、この支柱4の上端に設けられたフレーム5と、このフレーム5の上に設置された基台6と、この基台6の上に設けられ児収容室7を囲むフード8と、フレーム5の一端部でフード8の側方位置に垂直に設けられた2本のガイド柱9,10と、これらガイド柱の一方(ガイド柱10)の上端に設けられた加熱器11とを備えており、ガイド柱の他方(ガイド柱9)の上端には、フード8の天井を構成するキャノピー(天蓋)12が取り付けられている。
支柱4は内部にフレーム5を上下移動する昇降機構を内蔵しており、架台3の側部に、昇降機構を操作するためのペダル13が設けられている。
また、図7〜図10ではキャノピー12を下降させてフード8を閉じた状態、図11はキャノピー12を上昇させて児収容室7の上方を開放した状態を示している。また、この図11においては、加熱器11も上昇させ、児収容室7を加熱した状態を示している。
このように、この保育器1は、図7〜図10に示す閉鎖型保育器、及び図11に示す開放型保育器の両方の形態の機能を有している。
そして、基台6上には、図2に示すように、臥床台15の回転軸51の両端部と嵌合するガイド溝が形成された一対の受け台52が、上方に向けて突出して設けられている。この受け台52は、基台6の上面を覆うように配置される床板16を貫通して設けられており、床板16は、臥床台15の下方に配置され、児収容室7の底面を形成している。これにより、臥床台15は、児収容室7内で揺動自在に支持されるようになっている。
図1及び図2は、基台6に設けられた空調機構60を示している。この空調機構60は、供給空気を、児収容室7の下方に設けられる基台6上の流通路61から、左右側処置扉17,18(本発明でいう、左右側壁)に沿って線状に開口する吹出し口62を経由させて、児収容室7内に供給するものである。なお、図1(a)は、図1(b)に示す床板16及びファンカバー67を取り外して流通路61の上方を開放した状態を示している。
なお、図6は、基台6の上面を覆う床板16の下面図を示しており、図中の符号63t,64t,68t,95tは、それぞれ流通路61を形成する通路上側の面を示している。図中の符号63tは中央通路63の上側面、符号64tは分岐部64の上側面、符号68tは偏平流路68の上側面を示し、符号95tは後述する空間部95の上側面を示す。
また、中央通路63の周囲には、中央通路63より浅い棚部85が中央通路63を囲むように形成されている。基台6上に床板16が覆い被さると、中央通路63の上流側(後述する前段分岐部64Aより上流側)の上部は、床板16に形成された上側面63tにより上方がほぼ塞がれるとともに、後述する閉鎖部93によって折返し流路65との間が閉鎖された状態となり、中央通路63の下流側が、棚部85と床板16の下面との間に形成される折返し流路65に連通した状態とされる。そして、供給空気の流れは、中央通路63に沿って流される間に、中央通路63の下流側で、その一部が折返し流路65に導出されながら分岐部64に向けて流されるようになっている。
また、供給空気は、外気取入口(図示略)から流入口66を経由して保育器1の内部に取り込まれた外気(図に示す破線矢印)、及び児収容室7内からの循環空気(図に示す実線矢印)が混合されて、床板16の開口部71hから中央通路63内に取り込まれ、児収容室7内に供給されるようになっている。
なお、図6に示すハッチング領域Eは、閉鎖部93より低いが、他の部分より高く突出しており、基台6の上面に覆い被さった状態では、折返し流路65の一部の高さ(断面積)を小さくして、供給空気を後方側開口部82に導くガイドとなる。
また、分岐部64で分岐された供給空気は、中央通路63の流れに沿って下流側に流され易くなっているが、中央通路63の下流側に配置される偏平流路68の前方側開口部83を、後方側開口部82よりも狭く設定することで、分岐後の供給空気を中央通路63内の流れとは逆方向に流れ易くすることができる。したがって、偏平流路68の入口開口部81に流れ込む供給空気の流れを、前方側開口部83から後方側開口部82にかけて均一化することができる。
前段分岐部64Aによって供給空気の一部を早い段階で分岐するとともに、空間部95により早い段階で供給空気の流れを中央通路63の上流側に向けて誘導することで、中央通路63内の流れと逆方向の流れの中に、中央通路63の上流側で多くの供給空気を供給することができ、供給空気が到達しにくい偏平流路68の後方側開口部82(中央通路63の上流側)にも円滑に供給空気を供給でき、供給空気の流れを偏平流路68の入口開口部81の長さ方向に沿って均一化することができる。
また、上記のように流通路61を形成することにより、供給空気が流れる方向を大きく変更することなく、供給空気の流れを段階的に変化させるようにしているので、供給空気の流れに対する抵抗を小さくすることができ、静音化を図ることができる。
2 キャスター
3 架台
4 支柱
5 フレーム
6 基台
7 児収容室
8 フード
9,10 ガイド柱
11 加熱器
12 キャノピー
13 ペダル
15 臥床台
16 床板
17 左側処置扉
18 右側処置扉
19 足側処置扉
20 頭側処置扉
25,26 手入れ窓ユニット
27 手入れ窓
28,29 手入れ扉
30 グロメット部材
31 昇降機構
32 ロッド
33 軸
41 ヒータ機構
51 回転軸
52 受け台
60 空調機構
61 流通路
62 吹出し口
63 中央通路
64 分岐部
64A 前段分岐部
64B 後段分岐部
65 折返し流路
66 外気流入口
67 ファンカバー
68 偏平流路
69 流通制御手段
71 送風機構
81 入口開口部
82 後方側開口部
83 前方側開口部
85 棚部
91 凸条部
93 閉鎖部
95 空間部
Claims (5)
- 児を収容するための児収容室内へ供給される供給空気を、前記児収容室の床板の下面と該床板の下方に設けられる基台との間に形成される流通路から、前記児収容室の左右側壁に沿って線状に開口する吹出し口を経由させて、前記児収容室内に提供する空調機構を備える保育器であって、前記基台の上面における左右方向の中央付近に凹溝状の中央通路が形成されるとともに、該中央通路の周囲に、前記中央通路より浅い棚部が前記中央通路の側面に繋がるように形成されており、
前記流通路は、前記中央通路と、前記供給空気を前記中央通路の下流で該中央通路の左右側に分岐して前記棚部の上方に向ける分岐部と、前記棚部の上面と前記床板の下面との間に前記中央通路の両側部に沿って該中央通路と並列に形成され、前記分岐部から分岐され前記中央通路の流れに沿って下流側に流れる供給空気の一部を前記中央通路の流れと逆方向に向けて誘導する折返し流路と、前記基台の上面と前記床板の下面との間の隙間により形成され、前記分岐部から分岐され前記棚部上を前記中央通路の流れに沿って下流側に流された供給空気及び前記折返し流路で折り返された供給空気を、前記分岐部及び前記折返し流路の下流側でそれぞれ流入する入口開口部を有し、該入口開口部から流入した供給空気を前記吹出し口まで案内する偏平流路と、該偏平流路内の流れを前記吹出し口の長さ方向に沿って均一化する流通制御手段とを備え、
前記流通制御手段は、前記偏平流路の前記入口開口部において前記中央通路の下流側に配置される前方側開口部に、前記入口開口部において前記中央通路の上流側に配置される後方側開口部に比べて前記前方側開口部を狭く設定する凸条部を有していることを特徴とする保育器。 - 前記流通制御手段は、前記中央通路の上流側と前記折返し流路との間をほぼ閉鎖状態とする閉鎖部を有していることを特徴とする請求項1記載の保育器。
- 前記流通制御手段は、前記折返し流路において前記偏平流路の前記入口開口部までの間の少なくとも一部の流路断面積を大きくする空間部を有しており、該空間部により前記折返し流路内の前記供給空気を前記偏平流路の前記後方側開口部に多く案内することを特徴とする請求項2記載の保育器。
- 前記分岐部は、前記中央通路内を流れる供給空気の一部を前記中央通路の左右方向に分岐しつつ前記折返し流路に向ける前段分岐部と、該前段分岐部より下流位置で供給空気を左右方向に分岐する後段分岐部との二段構成とされていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の保育器。
- 前記空間部は、前記前段分岐部により分岐され前記折返し流路に向けられた供給空気を受け入れ可能な位置に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の保育器。
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