JPH09140506A - 通風敷板型ベット - Google Patents
通風敷板型ベットInfo
- Publication number
- JPH09140506A JPH09140506A JP7329594A JP32959495A JPH09140506A JP H09140506 A JPH09140506 A JP H09140506A JP 7329594 A JP7329594 A JP 7329594A JP 32959495 A JP32959495 A JP 32959495A JP H09140506 A JPH09140506 A JP H09140506A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ventilation
- bed
- bottom board
- air
- plate
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- Pending
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- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 温度、湿度等が最適に調節された空気を寝具
に直接送り込むことができ、また身体が不自由な老人や
介護を要する病人等でも快適に生活ができ且つ経済的に
も優れたベットを提供する。 【構成】 ベットの寝具載置枠２上にその枠２内全面を
覆うサイズの表裏連通孔４を密間隔に形成した複層段ボ
−ル板製の通風敷板３を載置し、その通風敷板３の上部
表面側には通風シ−ト６を重ね、また敷板３の下部裏面
側には前記寝具載置枠２の周側全面に囲い面５を設けて
囲い空間Ｓを形成し、前記囲い面５の一部に通風口７を
開設してその通風口７に前記囲い空間Ｓ内に空気を送込
む送風機８を連設し、その送風機８による空気の送風路
Ｒに温度調節器９と湿度調節器１０とを備えた敷板面送
風型ベット１である。
に直接送り込むことができ、また身体が不自由な老人や
介護を要する病人等でも快適に生活ができ且つ経済的に
も優れたベットを提供する。 【構成】 ベットの寝具載置枠２上にその枠２内全面を
覆うサイズの表裏連通孔４を密間隔に形成した複層段ボ
−ル板製の通風敷板３を載置し、その通風敷板３の上部
表面側には通風シ−ト６を重ね、また敷板３の下部裏面
側には前記寝具載置枠２の周側全面に囲い面５を設けて
囲い空間Ｓを形成し、前記囲い面５の一部に通風口７を
開設してその通風口７に前記囲い空間Ｓ内に空気を送込
む送風機８を連設し、その送風機８による空気の送風路
Ｒに温度調節器９と湿度調節器１０とを備えた敷板面送
風型ベット１である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般就眠用或いは介護
用のベットに関する。
用のベットに関する。
【０００２】
【従来の技術】これまで、ベット枠に金網を張り、その
金網の上に多数のスプリング配してその上にマットレス
を載せるものや、ベット枠上に木製の板やフレ−ムを細
かく敷いてこの上にマットレスを載せるものが提供され
ている。日本の夏は大変暑く、そして冬は大変寒い。そ
の温度変化に対しては通常はク−ラ−や暖房機によって
室内全体の気温を調節することで適度な温度調節をして
いる。それでもベット就眠中に断熱効果を有するマット
レスでは涼感は容易には得られず、木製の板等ではベッ
ト下面部から体温が放熱されて温感が容易には得られな
い。まして、夜間就眠場所のみの快適であればよいの
に、大きい室内では室内全体の温度調節を行なわなけれ
ばならずその分不必要に多くのエネルギ−が費やされて
しまい、毎年家計簿の中でその費用の割合は大変なもの
となっている。
金網の上に多数のスプリング配してその上にマットレス
を載せるものや、ベット枠上に木製の板やフレ−ムを細
かく敷いてこの上にマットレスを載せるものが提供され
ている。日本の夏は大変暑く、そして冬は大変寒い。そ
の温度変化に対しては通常はク−ラ−や暖房機によって
室内全体の気温を調節することで適度な温度調節をして
いる。それでもベット就眠中に断熱効果を有するマット
レスでは涼感は容易には得られず、木製の板等ではベッ
ト下面部から体温が放熱されて温感が容易には得られな
い。まして、夜間就眠場所のみの快適であればよいの
に、大きい室内では室内全体の温度調節を行なわなけれ
ばならずその分不必要に多くのエネルギ−が費やされて
しまい、毎年家計簿の中でその費用の割合は大変なもの
となっている。
【０００３】また、日本では高齢化が急激に進む中で、
身体が不自由となって介護を必要とする老人が急増して
いる。その人達においてはベット上の介護が圧倒的に多
く、特に寝たきり老人にとってはベット上がその人の生
活の殆どとなっている。そして、身体が動けなくなる
と、汗等による皮膚炎や皮膚感染、さらに「床ずれ」等
が発生とやすくなる。一旦発生すると細胞活力や免疫機
能が低下しているので容易に治癒されず、その不快感か
らは逃れられずに毎日暮らさなければならない。また、
身体が不自由であると寝具やベッドまでもの汚れる機会
も多く、多くの老人達から快適に過せるベットが希求さ
れている。
身体が不自由となって介護を必要とする老人が急増して
いる。その人達においてはベット上の介護が圧倒的に多
く、特に寝たきり老人にとってはベット上がその人の生
活の殆どとなっている。そして、身体が動けなくなる
と、汗等による皮膚炎や皮膚感染、さらに「床ずれ」等
が発生とやすくなる。一旦発生すると細胞活力や免疫機
能が低下しているので容易に治癒されず、その不快感か
らは逃れられずに毎日暮らさなければならない。また、
身体が不自由であると寝具やベッドまでもの汚れる機会
も多く、多くの老人達から快適に過せるベットが希求さ
れている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる実情に
鑑みてなされたもので、温度、湿度等が最適に調節され
た空気を寝具に直接送り込むことができ、また身体が不
自由な老人や介護を要する病人等でも快適に生活ができ
且つ経済的にも優れたベットを提供するものである。
鑑みてなされたもので、温度、湿度等が最適に調節され
た空気を寝具に直接送り込むことができ、また身体が不
自由な老人や介護を要する病人等でも快適に生活ができ
且つ経済的にも優れたベットを提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、ベットの寝具載置枠２上にその枠２内全面
を覆うサイズの表裏連通孔４を密間隔に形成した通風敷
板３を載置する。その通風敷板３の上部表面側には通風
シ−ト６を重ねる。また通風敷板３の下部裏面側には前
記寝具載置枠２の周側全面に囲い面５を設けて囲い空間
Ｓを形成し、前記囲い面５の一部に通風口７を開設して
その通風口７に前記囲い空間Ｓ内に空気を送込む送風機
８を連設して構成される通風敷板型ベット１である。
するために、ベットの寝具載置枠２上にその枠２内全面
を覆うサイズの表裏連通孔４を密間隔に形成した通風敷
板３を載置する。その通風敷板３の上部表面側には通風
シ−ト６を重ねる。また通風敷板３の下部裏面側には前
記寝具載置枠２の周側全面に囲い面５を設けて囲い空間
Ｓを形成し、前記囲い面５の一部に通風口７を開設して
その通風口７に前記囲い空間Ｓ内に空気を送込む送風機
８を連設して構成される通風敷板型ベット１である。
【０００６】また、前記通風敷板３を、断面構造を板面
に露出した複層段ボ−ル板とするものである。さらに、
前記送風機８による空気の送風路Ｒに温度調節器９を備
えたものである。さらにまた、前記送風機８による空気
の送風路Ｒに湿度調節器１０を備えたものである。
に露出した複層段ボ−ル板とするものである。さらに、
前記送風機８による空気の送風路Ｒに温度調節器９を備
えたものである。さらにまた、前記送風機８による空気
の送風路Ｒに湿度調節器１０を備えたものである。
【０００７】
【発明の作用並びに効果】本発明は上記のようで、寝具
載置枠２の周側全面に囲い面５を設けて通風敷板３と床
面と囲い面５とによって囲い空間Ｓが形成され、複層段
ボ−ル板等の通風敷板３の表裏連通孔４から送風機８に
よって囲い空間Ｓ内に送風された空気がその通風敷板３
の上に置かれた寝具内に通風シ−ト６を介して放出され
る。その際、送風路Ｒに温度調節器９と湿度調節器１０
とを備えれば、空気の温度と湿度を最適に調節して、夏
には冷気を、冬には暖気を送り込むことが可能となる。
そうすれば、効率良く夜間就眠場所のみは快適となり、
室内全体の温度調節による不必要なエネルギ−消費を削
減することができる。また、単に通風敷板３から室内空
気をそのまま送風することによっても寝具に含まれる湿
度を減らし、皮膚炎や皮膚感染を防止することができ
る。
載置枠２の周側全面に囲い面５を設けて通風敷板３と床
面と囲い面５とによって囲い空間Ｓが形成され、複層段
ボ−ル板等の通風敷板３の表裏連通孔４から送風機８に
よって囲い空間Ｓ内に送風された空気がその通風敷板３
の上に置かれた寝具内に通風シ−ト６を介して放出され
る。その際、送風路Ｒに温度調節器９と湿度調節器１０
とを備えれば、空気の温度と湿度を最適に調節して、夏
には冷気を、冬には暖気を送り込むことが可能となる。
そうすれば、効率良く夜間就眠場所のみは快適となり、
室内全体の温度調節による不必要なエネルギ−消費を削
減することができる。また、単に通風敷板３から室内空
気をそのまま送風することによっても寝具に含まれる湿
度を減らし、皮膚炎や皮膚感染を防止することができ
る。
【０００８】
【実施例】以下本発明の実施例を図で説明をすると、図
１及び図２に示すように、本発明の通風敷板型ベット１
は、ベットの寝具載置枠２上にその枠２内全面を覆うサ
イズの表裏連通孔４を密間隔に形成した通風敷板３を載
置する。その通風敷板３の上部表面側には通風シ−ト６
を重ねる。また通風敷板３の下部裏面側には前記寝具載
置枠２の周側全面に囲い面５を設けて囲い空間Ｓを形成
し、前記囲い面５の一部に通風口７を開設してその通風
口７に前記囲い空間Ｓ内に空気を送込む送風機８を連設
する。
１及び図２に示すように、本発明の通風敷板型ベット１
は、ベットの寝具載置枠２上にその枠２内全面を覆うサ
イズの表裏連通孔４を密間隔に形成した通風敷板３を載
置する。その通風敷板３の上部表面側には通風シ−ト６
を重ねる。また通風敷板３の下部裏面側には前記寝具載
置枠２の周側全面に囲い面５を設けて囲い空間Ｓを形成
し、前記囲い面５の一部に通風口７を開設してその通風
口７に前記囲い空間Ｓ内に空気を送込む送風機８を連設
する。
【０００９】前記通風敷板３は、厚さ８ｃｍで寝具載置
枠２に納るサイズの断面構造を板面に露出した複層段ボ
−ル板を用いる。
枠２に納るサイズの断面構造を板面に露出した複層段ボ
−ル板を用いる。
【００１０】前記通風敷板３の素材は、上記実施例では
紙製の複層段ボ−ルを示したが、この他に、金属、合成
樹脂及び紙などのシ−トや板状物から形成したものが使
用できる。例えば、（イ）断面構造を板面に露出した合
成樹脂製複層段シ−ト、（ロ）合成樹脂板、紙板及び金
属板を組んで断面構造を板面に露出成形したハニカム
構造板や格子構造板、（ハ）独立気泡ではなく、表裏連
通性気泡の発泡樹脂製の海面構造板、など各種の表裏連
通孔４を備えた通風板の使用が可能である。
紙製の複層段ボ−ルを示したが、この他に、金属、合成
樹脂及び紙などのシ−トや板状物から形成したものが使
用できる。例えば、（イ）断面構造を板面に露出した合
成樹脂製複層段シ−ト、（ロ）合成樹脂板、紙板及び金
属板を組んで断面構造を板面に露出成形したハニカム
構造板や格子構造板、（ハ）独立気泡ではなく、表裏連
通性気泡の発泡樹脂製の海面構造板、など各種の表裏連
通孔４を備えた通風板の使用が可能である。
【００１１】また、通風敷板３を等間隔に二乃至四枚程
度に横に分割切断しておけば、部分的に通風敷板３が汚
れたり破損した場合は全部を取替えずに、その汚れた一
枚のみを交換することができるので経済的である。その
場合、その小サイズの通風敷板３を多めに用意して、押
入などにコンパクトに収納しておき、必要に応じて破損
交換用して使用することができる。
度に横に分割切断しておけば、部分的に通風敷板３が汚
れたり破損した場合は全部を取替えずに、その汚れた一
枚のみを交換することができるので経済的である。その
場合、その小サイズの通風敷板３を多めに用意して、押
入などにコンパクトに収納しておき、必要に応じて破損
交換用して使用することができる。
【００１２】そして、前記送風機８には送風ファン８
ａ，８ｂを前後に備え、それらの回転によって空気を強
力に送り込む。そして前記送風ファン８ａ，８ｂ間の送
風路Ｒにク−ラ−及びヒ−タ−を内蔵させた温度調節器
９と除湿機及び加湿機を内蔵させた湿度調節器１０を備
える。これらのコントロ−ルは、マイコン制御による自
動設定にすることもでき、また手元操作盤１１を設けて
任意に操作できるようにすることもできる。なお図中の
符号１２は電気コ−ド、１３は電源用の差込みプラグで
ある。また、図２中のハッチング矢印は送風機８による
空気の流れを示すものである。
ａ，８ｂを前後に備え、それらの回転によって空気を強
力に送り込む。そして前記送風ファン８ａ，８ｂ間の送
風路Ｒにク−ラ−及びヒ−タ−を内蔵させた温度調節器
９と除湿機及び加湿機を内蔵させた湿度調節器１０を備
える。これらのコントロ−ルは、マイコン制御による自
動設定にすることもでき、また手元操作盤１１を設けて
任意に操作できるようにすることもできる。なお図中の
符号１２は電気コ−ド、１３は電源用の差込みプラグで
ある。また、図２中のハッチング矢印は送風機８による
空気の流れを示すものである。
【図１】本発明の一部切欠した状態を示す斜視図。
【図２】図１の縦断側面図。
１ ベット ２ 寝具載置枠 ３ 通風敷板 ４ 表裏連通孔 ５ 囲い面 ６ 通風シ−ト ７ 通風口 ８ 送風機 ９ 温度調節器 １０ 湿度調節器 １１ 手元操作盤 １２ コ−ド １３ 電源プラグ Ｓ 囲い空間
Claims (4)
- 【請求項１】 ベットの寝具載置枠（２）上にその枠
（２）内全面を覆うサイズの表裏連通孔（４）を密間隔
に形成した通風敷板（３）を載置し、その通風敷板
（３）の上部表面側には通風シ−ト（６）を重ね、また
通風敷板（３）の下部裏面側には前記寝具載置枠（２）
の周側全面に囲い面（５）を設けて囲い空間Ｓを形成
し、前記囲い面（５）の一部に通風口（７）を開設して
その通風口（７）に前記囲い空間Ｓ内に空気を送込む送
風機（８）を連設して成る通風敷板型ベット（１）。 - 【請求項２】 通風敷板（３）が、断面構造を板面に露
出した複層段ボ−ル板である請求項１の通風敷板型ベッ
ト（１）。 - 【請求項３】 送風機（８）による空気の送風路Ｒに温
度調節器（９）を備えた請求項１又は２の通風敷板型ベ
ット（１）。 - 【請求項４】 送風機（８）による空気の送風路Ｒに湿
度調節器（１０）を備えた請求項１乃至３のうちいずれ
か一項記載の通風敷板型ベット（１）。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7329594A JPH09140506A (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 通風敷板型ベット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7329594A JPH09140506A (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 通風敷板型ベット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09140506A true JPH09140506A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=18223100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7329594A Pending JPH09140506A (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 通風敷板型ベット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09140506A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001221471A (ja) * | 2000-02-07 | 2001-08-17 | Denso Corp | 加湿装置 |
| WO2005120295A1 (en) | 2004-06-11 | 2005-12-22 | John Statham | Environmentally conditioned furniture |
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| CN104676865A (zh) * | 2015-03-10 | 2015-06-03 | 江门市康之源医疗设备科技有限公司 | 多功能洁净层流隔离床风量均衡器 |
| US9125497B2 (en) | 2007-10-15 | 2015-09-08 | Gentherm Incorporated | Climate controlled bed assembly with intermediate layer |
| CN108578097A (zh) * | 2018-04-17 | 2018-09-28 | 刘同军 | 一种多功能智能监护床 |
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-
1995
- 1995-11-24 JP JP7329594A patent/JPH09140506A/ja active Pending
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