JP3553416B2 - 時計のスイッチ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば、目覚し時計等の時計に具備された鳴り止めスイッチ等のスイッチの状態を操作する時計のスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の目覚時計の鳴り止めスイッチとして、たとえば、図17に示すものが知られている。
図17において、図示しない目覚し時計本体に内蔵された時計ムーブメントのケース1は、スイッチ体2が所定の方向に移動自在に保持されている。
すなわち、スイッチ体2は、スイッチ体2の4か所に形成された案内面部24がケース1の4か所に突設された案内突起4の側部に形成された図示しない凹部に係合して矢印B1およびB2方向に移動自在に案内されている。
スイッチ体2には、矢印B1およびB2方向に延びるレバー腕部26が設けられており、このレバー腕部26がスイッチ体2の移動に応じて時計ムーブメント内に設けられた目覚し時計の状態を操作するための目安スイッチと係合して、当該スイッチの接続状態を操作する。
また、スイッチ体2の下端部にはばね受け部17が設けられ、ケース1にはばね受け部17に対向する位置に収納枠11が設けられ、ばね受け部17と収納枠11との間に圧縮ばね7が設けられている。圧縮ばね7の基部8は、収納枠11の側壁の中途部に形成された段壁部13に係合しており、圧縮ばね7の先端部はスイッチ体2のばね受け部17に係合しており、スイッチ体2は圧縮ばねによって矢印B1方向に付勢されている。
また、スイッチ体2には矢印B1およびB2方向に延びるストッパ片21が形成され、ケース1にはストッパ用突部20が形成されており、スイッチ体2の往復移動時に、ストッパ片21の先端がストッパ用突部20に当接し、スイッチ体2の移動を規制する。
【0003】
ケース1の所定の位置には、ハート形カム3が形成されており、スイッチ体2には、ハート形カム3に係合して従動する係合部6aが先端部に設けられた弾性アーム6が一体に設けられている。
このハート形カム3は、スイッチ体2がケース1に対して矢印B1、B2方向に移動した際に、弾性アーム6の係合部6aと係合し、弾性アーム6を弾性変形させながら弾性アーム6の係合部6aをスイッチ体2の操作状態に応じた位置に係止させる。
【0004】
ここで、上記したハート形カム3の具体的構造を図18に示す。
図18に示すように、ハート形カム3は、周囲にハート形に形成された周壁部5に囲まれた領域には、案内凸部9が設けられており、案内凸部9と周壁部5との間には弾性アーム6の係合部6aが摺動するカム面3a〜3hが形成されている。
図19は上記のカム面3a〜3hの高低を示す図であり、図19に示すように、カム面3aは水平面であり、カム面3bはカム面3aに連続する傾斜面であり、カム面3cはカム面3bの頂部に連続する水平面である。
カム面3dはカム面3cとの間に段差を有する水平面であり、カム面3eはカム面3dとの間に段差を有する水平面であり、カム面3fはカム面3eとの間に段差を有する水平面であり、カム面3gはカム面3fと連続する傾斜面であり、カム面3hはカム面3gの頂部と連続する水平面である。また、カム面3aとカム面3fとは同じ高さの水平面である。
【0005】
上記のように構成されるハート形カム3において、スイッチ体2の弾性アーム6の係合部6aは、ハート形カム3の周壁部5の内周側面、案内凸部9の外周側面のいずれかに係合し、カム面3a〜3hを摺動しながらスイッチ体2の移動に応じてハート形カム3内を移動する。
たとえば、スイッチ体2がオン状態の位置、すなわち、スイッチ体2が目覚し時計本体から突出した状態では、弾性アーム6の係合部6aは、ハート形カム3の周壁部5の内周側面の係止位置K1に位置しており、弾性アーム6は撓んだ状態にない。
【0006】
この状態から、スイッチ体2を図17の矢印Aの方向に押圧してスイッチをオフ状態すると、係合部6aは、案内凸部9の側面の案内面9aに案内されながら傾斜面であるカム面3bを上り、カム面3cを通ってカム面3dに落ち、周壁部5の内周側面の係止位置K2に係止し、上記したレバー腕部26がスイッチをオフする。
弾性アーム6の係合部6aが係止位置K1からK2に移動すると、係合部6aは図中右方向に位置し、また、カム面3aとカム面3dの高さが異なるので、弾性アーム6は撓む。この撓みは、カム面3a〜3hに沿った方向と垂直な方向のいずれの方向にも発生する。
【0007】
この状態から、スイッチ体2に作用する押圧力を除去すると、スイッチ体2は圧縮バネ7の付勢力によって図17の矢印B1の向きに移動する。このとき、係合部6aは、案内凸部9の側面の案内面9bに案内されながらカム面3d上を摺動し、カム面3e上に落ち、案内凸部9の側面の係止位置K3に係止する。
弾性アーム6の係合部6aが係止位置K3に移動することにより、係合部6aはハート形カム3の略中央に位置するので、撓んだ状態にあった弾性アーム6のカム面3a〜3hに沿った方向の撓みは略なくなるが、カム面3a〜3hに垂直な方向では、カム面3eと3aとの高さが異なるので撓んだ状態にある。
【0008】
再度、スイッチをオンするときには、スイッチ体2に再度押圧力を加える。スイッチ体2は、目覚し時計本体に対して押し込まれ、弾性アーム6の係合部6aは、周壁部5の内周側面に案内されながら、カム面3fに落ち、周壁部5の内周側面の係止位置K4に係止する。
この状態では、弾性アーム6のカム面3a〜3hに沿った方向において係合部6aは図中左側に位置し、上記とは逆の撓みが発生し、カム面3a〜3hに垂直な方向では、カム面3fと3aとの高さが同じであるので撓んでいない。
スイッチ体2への押圧力を除去すると、スイッチ体2は圧縮バネ7の付勢力によって図17の矢印B1の向きに移動し、弾性アーム6の係合部6aは、カム面3fを摺動し、周壁部5の内周側面に案内されながらカム面3gを上り、カム面3hを通過して、再度カム面3aに落ち、係止位置K1に再度復帰し、スイッチはオンする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
たとえば、上述した鳴り止めスイッチを備えた目覚し時計を出荷時に箱詰包装した状態では、スイッチ体2が目覚し時計本体に対して押し込まれた状態になる可能性がある。
スイッチ体2が目覚し時計本体に対して押し込まれた状態にあると、弾性アーム6の係合部6aが、上記の係止位置K2、K3、K4のいずれかに位置することになり、弾性アーム6は、カム面3a〜3hに沿った方向あるいはカム面3a〜3hに垂直な方向に撓んだ状態となってしまう。
弾性アーム6が撓んだ状態が長時間保持されたり、高温状態で保存されたりすると、弾性アーム6が一体に形成されたスイッチ体2は、たとえば、合成樹脂材料で形成されているため、弾性アーム6が変形してしまう可能性があった。
たとえば、弾性アーム6が係止位置K2で変形すると、係合部6aがカム面3dと3fとの間の段差で落ちにくくなったり、カム面3eと3fとの間の段差で落ちにくくなったりし、係合部6aがカム面を逆行してスイッチ体2の操作が適切に行えなくなることがあった。
このため、従来においては、弾性アーム6が一体に形成されたスイッチ体2の形成材料に耐熱性が高い高価な材料を用いたり、弾性アーム6を別部材にし、ばねを引っ張りばねにする等の対策を採っていたが、コストアップになり、また、自動組み立てがやりにくいという不利益が存在した。
【0010】
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであって、たとえば、目覚し時計に内蔵された鳴り止めスイッチ等の時計のスイッチ装置において、スイッチ装置のスイッチ体の具備する弾性アームの変形に起因するスイッチ操作の不具合を解消することができる時計のスイッチ装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、時計の筐体内に所定の範囲で移動自在に案内され、押圧操作に応じて前記時計に内蔵されたスイッチの状態を操作するスイッチ体と、
前記押圧操作に抗する向きに前記スイッチ体を付勢する弾性手段と、
解放位置にある前記スイッチ体への押圧操作によって移動する当該スイッチ体を第1の押し込み停止位置で停止させ、前記第1の押し込み停止位置にある押圧が解放され前記弾性手段の付勢力によって移動するスイッチ体を押し込み位置に停止させ、当該押し込み位置にあるスイッチ体への押圧操作によって移動する当該スイッチ体を第2の押し込み停止位置に停止させ、前記第2の押し込み停止位置にあり押圧が解放され前記付勢力によって移動するスイッチ体を前記解放位置で停止させる、前記スイッチ体の有する可撓性の弾性アームの係合部と係合するカム部と、を具備する目覚し時計の鳴り止めスイッチ装置において、
前記カム部は、前記弾性アームの係合部と係合し、かつ、前記弾性アームの配置方向上に略位置する、前記スイッチ体を前記解放位置に停止させる解放位置用係止部および前記押し込み位置に停止させる押し込み位置用係止部と、
前記弾性アームの係合部と係合し、かつ、前記弾性アームの両側に位置する前記スイッチ体を前記第1および第2の押し込み停止位置に停止させる第1および第2の押し込み停止位置用係止部と、
前記弾性アームの係合部を前記解放位置用係止部、第1の押し込み停止位置用係止部、押し込み位置用係止部および第2の押し込み停止位置用係止部の順に案内する案内手段と、
前記各係止部に移動する前記弾性アームの係合部が摺動する摺動面と、
前記摺動面上に形成され当該係合部が摺動する、前記係合部の進行方向に向けて登る複数の傾斜面を有し、前記傾斜面の頂部と前記摺動面との間に形成される壁面によって前記弾性アームの係合部の逆行を防ぐ逆行防止手段と、を具備し、 隣り合う前記各傾斜面間に存在する摺動面のうち、少なくとも前記各係止部に停止した状態の係合部が位置する摺動面が同一面上にある。
【0012】
また、本発明は、時計の筐体内に所定の範囲で移動自在に案内され、押圧操作に応じて前記時計に内蔵されたスイッチの状態を操作するスイッチ体と、
前記押圧操作に抗する向きに前記スイッチ体を付勢する弾性手段と、
解放位置にある前記スイッチ体への押圧操作によって移動する当該スイッチ体を第1の押し込み停止位置で停止させ、前記第1の押し込み停止位置にある押圧が解放され前記弾性手段の付勢力によって移動するスイッチ体を押し込み位置に停止させ、当該押し込み位置にあるスイッチ体への押圧操作によって移動する当該スイッチ体を第2の押し込み停止位置に停止させ、前記第2の押し込み停止位置にあり押圧が解放され前記付勢力によって移動するスイッチ体を前記解放位置で停止させる、前記スイッチ体の有する可撓性の弾性アームの係合部と係合するカム部と、を具備する目覚し時計の鳴り止めスイッチ装置において、
前記カム部は、前記弾性アームの係合部と係合し、かつ、前記弾性アームの配置方向上に略位置する、前記スイッチ体を前記解放位置に停止させる解放位置用係止部および前記押し込み位置に停止させる押し込み位置用係止部と、
前記弾性アームの係合部と係合し、かつ、前記弾性アームの両側に位置する前記スイッチ体を前記第1および第2の押し込み停止位置に停止させる第1および第2の押し込み停止位置用係止部と、
前記弾性アームの係合部を前記解放位置用係止部、第1の押し込み停止位置用係止部、押し込み位置用係止部および第2の押し込み停止位置用係止部の順に案内する案内手段と、
前記各係止部に移動する前記弾性アームの係合部が摺動する摺動面と、
前記摺動面上に形成され当該係合部が摺動する、前記係合部の進行方向に向けて登る複数の傾斜面を有し、前記傾斜面の頂部と前記摺動面との間に形成される壁面によって前記弾性アームの係合部の逆行を防ぐ逆行防止手段と、を具備し、 前記弾性アームの係合部は、少なくとも前記第1の押し込み停止位置用係止部部に位置する状態で前記傾斜面と対向し、かつ、前記弾性アームの前記摺動面に沿った方向の撓み量を減少させる向きに傾斜した傾斜面部を有する。
【0013】
本発明では、解放位置にあるスイッチ体が押圧されると、弾性アームの係合部は、カム部において解放位置用係止部から案内されて第1の押し込み停止位置用係止部に係止する。このとき、弾性アームは、係合部の移動する面に沿った方向に撓んだ状態になるが、第1の押し込み停止位置用係止部にある平面は他の係止部に位置する平面と同一面上にあるため、係合部の移動する面に垂直な向きには撓みが発生しない。
同様に、スイッチ体への押圧を解放して弾性アームの係合部が押し込み位置用係合部に係止した状態および再度スイッチ体への押圧によって弾性アームの係合部が第2の押し込み停止位置用係止部に係止した状態でも係合部の移動する面に垂直な向きには撓みが発生しない。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明が適用される鳴り止めスイッチ装置の一例を示す図であって、ケースからスイッチ体を取り外した状態を示す平面図である。図2は、図1のスイッチ体をケースに装着した状態を示す図である。図3は、図2のケースに形成されたカム部およびスイッチ体の弾性アームの近傍の側面図である。
なお、図1〜図3に示す各構成要素のうち、図17において説明した鳴り止めスイッチ装置と同一の構成要素については同一の符号で示している。
【0015】
図1において、たとえば、目覚し時計本体に内蔵される時計ムーブメントのケース1は、ハート形カム部30と、4か所に設けられ、スイッチ体2を上下方向に移動自在に案内保持する案内突起4と、ストッパ用突起20と、圧縮ばね7を挿入保持する収納枠11とを具備している。
【0016】
スイッチ体2は、上記の各案内突起4に係合する案内面部24と、ストッパ用突起20に係合するストッパ突片21と、スイッチ体2に一体に形成され先端に係合部52を備える弾性アーム51と、レバー腕部26と、下端部に設けられたばね受け部17とを有する。
【0017】
図2に示すように、スイッチ体2はケース1に対して矢印Aの向きから装着され、各案内面部24が対応する案内突起4に係合し案内保持される。
レバー腕部26は、スイッチ体2を矢印B1の向きに押圧操作することにより、スイッチ体2が移動して時計ムーブメント内に設けられた目覚し時計の目覚まし音の出力をオン、オフするための目安スイッチと係合して、当該スイッチの接続状態を操作する。
ばね受け部17は、上記の圧縮ばね7の先端部を保持する挿入穴を有しており、圧縮バネ7が挿入され、圧縮バネ7からの付勢力を受ける。
ストッパ突片21は、スイッチ体2がケース1に対して先端がストッパ用突部20に当接し、スイッチ体2の矢印B1方向への移動を規制する。
【0018】
また、弾性アーム51は、先端に設けられた係合部52がハート形カム部30と係合し、スイッチ体2の矢印B1およびB2方向への移動に応じて、図2に示す矢印F1およびF2の向きに撓む。
図3は、図2のケース1に形成されたカム部30およびスイッチ体2の弾性アーム51の近傍の側面図である。
図3に示すように、弾性アーム51は、スイッチ体2の矢印B1およびB2方向への移動に応じて、矢印E1およびE2の向きにも撓む。
【0019】
図4は、上記のカム部30の構成の一例を示す平面図である。
図4に示すように、カム部30は、周囲にハート形に形成された周壁部32を具備し、周壁部32に囲まれた領域には、案内凸部31が設けられている。また、周壁部32の内周側には周壁部32に隣接して段差高部33が設けられている。
案内凸部31と周壁部5および段差高部33との間には弾性アーム51の係合部52が摺動するカム面30a〜30oが形成されている。
【0020】
図5は、上記のカム面30a〜30oの高低を示す図であり、図6は図4のA−A方向から見たときのカム部の各カム面の高さ関係を示す図であり、図7は図4のB−B方向から見たときのカム部の各カム面の高さ関係を示す図である。
図5に示すように、カム面30aは水平面であり、カム面30bはカム面30aに底部が連続する傾斜面であり、カム面30cはカム面30bの頂部に連続する水平面である。
カム面30dはカム面30cとの間に段差を有する水平面であり、カム面30eはカム面30dと底部が連続する傾斜面であり、カム面30fはカム面30eの頂部が連続する水平面である。
カム面30gは、カム面30fとの間に段差を有する水平面であり、カム面3hは底部がカム面30gと連続する傾斜面であり、カム面30iはカム面3hの頂部と連続する傾斜面である。
カム面30jは、カム面30iとの間で段差を有する水平面であり、カム面30kは底部がカム面30jと連続する傾斜面であり、カム面30lは、カム面30kの頂部と連続する水平面である。
カム面30mは、カム面30lとの間に段差を有する水平面であり、カム面30nは底部がカム面30mと連続する傾斜面であり、カム面30oは、カム面30nの頂部と連続しかつカム面30aとの間に段差を有する水平面である。
また、カム面30a、30d、30g、30j、30mは同一の面上に位置している。
【0021】
図6に示すように、段差高部33の上面33eは、周壁部32の上面32aよりも低い位置にあるが、上記の各カム面30a〜30oよりも高い位置にある。図7に示すように、案内突部31の上面31aは周壁部32の上面32aと同じ高さにある。
【0022】
また、図4に示すように、周壁部32の内壁面32bは、弾性アーム51の係合部52の係止部P1を形成している。係止部P1は、弾性アーム51の係合部52を係止させることにより、スイッチ体2を目覚まし時計本体に対して解放位置に位置させる。
段差高部33の側壁面である案内面33aおよび停止面33bは、係合部52の係止部P2を形成しており、段差高部33の側壁面33aおよび33cは傾斜面となっている。係止部P2は、弾性アーム51の係合部52を係止させることにより、スイッチ体2を押圧した際にスイッチ体2の押し込みを停止させる第1の押し込み停止位置に位置させる。
案内突部31の側壁面31cおよび31dは、係合部52の係止部P3を形成している。係止部P3は、弾性アーム51の係合部52を係止させることにより、スイッチ体2を目覚まし時計本体に対して押し込んだ状態の押し込み位置に位置させる。
また、段差高部33の側壁面33dと周壁部32の内壁面32bとによって係合部52の係止部P4を形成している。係止部P4は、弾性アーム51の係合部52を係止させることにより、スイッチ体2を押圧した際にスイッチ体2の押し込みを停止させ、第2の押し込み停止位置に位置させる。
なお、第1および第2の押し込み停止位置は、押し込み位置よりさらにスイッチ体2が押し込まれた位置にあり、また、第1および第2の押し込み停止位置は異なる位置であっても、同一の位置であっても良いが、通常は同一の位置である。
【0023】
図8は弾性アーム51の係合部52の形状の一例を示す平面図であり、図9は図8に示す弾性アーム51の係合部52のC−C線方向の断面図であり、図10は図8に示す弾性アーム51の係合部52の下面図であり、図11は図8に示す弾性アームを矢印D方向から見た側面図である。
図8〜図11に示すように、弾性アーム51の係合部52は、弾性アーム51の長手方向に沿った平行面52a、52bを有し、先端面52eが平面となっている。この先端面52eに一方側に隣接して傾斜面52cを有し、他方側には段差部を構成する面52dおよび52fを有している。
【0024】
次に、鳴り止めスイッチ装置の動作の一例を図12〜図16を参照して説明する。
たとえば、スイッチ体2がオン状態の位置、すなわち、スイッチ体2が目覚し時計本体から突出した状態では、弾性アーム51の係合部52は、カム部30の周壁部32の内周側面32bの係止部P1に係止しており、弾性アーム51は撓んだ状態にない。
【0025】
この状態から、図12に示すように、スイッチ体2を押圧してスイッチをオフ状態にしようとすると、弾性アーム51の係合部52は、カム部30の案内凸部31の側面の案内面31bに案内されながら傾斜面であるカム面30bを上り、カム面30cを通ってカム面30dに落ちる。
このとき、弾性アーム51には、係合部52がカム面30cを通過するまではカム面が形成された面に沿った方向の撓みおよびこれに垂直な方向の撓みの両方が生じるが、係合部52がカム面30dに落ちるとカム面が形成された面に垂直な方向の撓みはなくなる。
【0026】
カム面30dに移動した係合部52は、段差高部の側壁面である傾斜した案内面33aに案内されて傾斜面であるカム面30eおよび30fを移動し、カム面30gに落ち、係合部52の平行面52aが段差高部33の側壁面である停止面33bに当接して停止し、係合部52は係止部P2に位置する。
このとき、弾性アーム51の係合部52の傾斜面52cは、図13に示すように、傾斜面であるカム面30hに対向した状態となり、傾斜面52cはカム面30hを逃げるかたちとなる。なお、弾性アーム51の係合部52が係止部P2に位置すると、確実にスイッチはオフ状態となる。
【0027】
この状態からスイッチ体2の押圧をやめると、図14に示すように、スイッチ体2は圧縮ばね7の付勢力によって、押し上げられ、案内突部31の傾斜面31cに向かって移動し、これに当接する。続いて、案内突部31の傾斜面31cによって案内されながら、カム面30h、30iを通過し、係合部52はカム面30jに落ち、案内突部31の側壁面である停止面31dに当接して停止し、係合部52が係止部P3に位置する。
この状態では、弾性アーム51は、いずれの方向にも弾性変形していない。
【0028】
上記の状態から、再度スイッチをオンする場合には、再度スイッチ体2を押圧する。
スイッチ体2を押圧すると、図15に示すように、弾性アーム51の係合部52は、段差高部33の側壁面である傾斜面33cに向かって移動し、傾斜面33cに当接し、傾斜面33cによって案内されてカム面30k、30lを通過してカム面30mに落ちる。
弾性アーム51の係合部52がカム面30mに落ちた状態では、図16に示すように、係合部52の面52dと52fによって形成された段差部がカム面30lとカム面30mとの間にある段差に嵌合する。
弾性アーム51の係合部52はさらに進んで、カム部30の周壁部32の内周側面32bに当接し、かつ、段差高部33の側壁面33dに当接した状態となり、係止部P4に位置する。
【0029】
この状態では、弾性アーム51のカム面に沿った方向には上記とは逆の撓みが発生し、カム面に垂直な方向では撓みは発生していない。
スイッチ体2への押圧力を除去すると、スイッチ体2は圧縮バネ7の付勢力によってカム面30m上を移動し、再び係止部P1に復帰し、スイッチはオン状態となる。
【0030】
本実施形態によれば、カム面30a、30d、30g、30jおよび30mは同一面上に位置するため、弾性アーム51の係合部52がカム面30a、30d、30g、30jに位置するときには、カム面に垂直な方向の撓みが発生しない。このため、弾性アーム51の係合部52が、係止部P2、P3、P4に位置した状態で長時間保持されたり、高温下に置かれても、弾性アーム51の変形を防止できる。
また、弾性アーム51の係合部52は傾斜面52cを有しているため、たとえば、弾性アーム51の係合部52が係止部P2に位置している場合に、弾性アーム51のカム面に沿った方向の撓み量を低減することができ、上記のような状態におかれても弾性アーム51の変形を最小限に抑えることができる。
さらに、弾性アーム51の係合部52は、段差部を形成する面52dおよび52fを有するため、係合部52がカム面30mに落ちた際に、段差部がカム面30lとカム面30mとの間にある段差に嵌合することで、係止部P4に位置する係合部52の弾性アーム51に発生する撓み量を抑制することが可能となる。
また、弾性アーム51にカム面に沿った方向の変形があっても、弾性アーム51の係合部52は、段差高部33の側壁面33a、33b、33cを強制的に滑り、各カム面30g、30j、30mに落ちたとき、係合部52の有する面52dが傾斜するカム面と水平面からなるカム面との間に形成される壁面に係合して停止するため、弾性アーム51の係合部52を強制的に適切な位置に移動させることができる。
【0031】
以上のように、本実施形態によれば、弾性アーム51にカム面に垂直な方向の変形を抑制できるとともに、カム面に沿った方向の変形があっても強制的に係合部52を所望の位置に確実に移動させることができるので、弾性アーム51の変形によるスイッチ操作の不具合に対する安全性を向上させることができる。
この結果、弾性アーム51に高価な樹脂材料を用いたり、弾性アーム51を別部品とする必要がなくなる。
【0032】
なお、上述した実施形態では、カム部30の係止部P1、係止部P2およびP4は、弾性アーム51の係合部52を係止させてスイッチ体2を解放位置、第1および第2の押し込み停止位置に位置させる構成としたが、本発明はこれに限定されない。たとえば、図2に示したケース1のストッパ用突部20とスイッチ体2のストッパ片21とを当接させることによって、スイッチ体2を解放位置に停止させ、案内突起4とスイッチ体2の当接面部25とを当接させることによって、スイッチ体2を同じ位置である第1および第2の押し込み停止位置に停止させる構成としてもよい。この場合には、係止部P1、係止部P2およびP4において、弾性アーム51の係合部52と周壁部32の内壁面32bとの間に多少のクリアランスを持たせる。
また、上述した実施形態では、本発明のスイッチ装置を鳴り止めスイッチ装置に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるわけではなく、たとえば、スイッチ体2の押圧操作によって目覚まし音の種類を順次変更するスイッチ等に適用することも可能である。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、各係止部に弾性アームの係合部が位置した状態での係合部が摺動する摺動面に垂直な向きの弾性アームの撓みを抑制し、かつ係合部が第1の係止部に停止した状態での弾性アームの摺動面に沿った方向の撓み量を抑制でき、この結果、弾性アームの変形を極力抑制することができ、スイッチ操作の不具合を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される鳴り止めスイッチ装置の一例を示す図であって、ケースからスイッチ体を取り外した状態を示す平面図である。
【図2】図1のスイッチ体をケースに装着した状態を示す図である。
【図3】図2のケースに形成されたカム部およびスイッチ体の弾性アームの近傍の側面図である。
【図4】本発明に係るカム部の構成の一例を示す平面図である。
【図5】図4に示すカム部の各カム面の高さ関係を示す図である。
【図6】図4のA−A方向から見たときのカム部の各カム面の高さ関係を示す図である。
【図7】図4のB−B方向から見たときのカム部の各カム面の高さ関係を示す図である。
【図8】本発明に係る弾性アームの係合部の形状の一例を示す平面図である。
【図9】図8に示す弾性アームの係合部のC−C線方向の断面図である。
【図10】図8に示す弾性アームの係合部の下面図である。
【図11】図8に示す弾性アームを矢印D方向から見た側面図である。
【図12】本発明に係る鳴り止めスイッチ装置の動作状態の一例を示す平面図である。
【図13】図12に示す状態における係合部とカム面との位置関係を示す図である。
【図14】本発明に係る鳴り止めスイッチ装置の図12に続く動作状態を示す平面図である。
【図15】本発明に係る鳴り止めスイッチ装置の図14に続く動作状態を示す平面図である。
【図16】図15に示す状態における係合部とカム面との位置関係を示す図である。
【図17】従来の鳴り止めスイッチ装置の構造を示す平面図である。
【図18】図17に示す鳴り止めスイッチ装置のカム部の構成の一例を示す平面図である。
【図19】図18に示すカム部のカム面の高さ関係を示す図である。
【符号の説明】
1…ケース
2…スイッチ体
30…カム部
51…弾性アーム
52…係合部
30a〜30o…カム面(摺動面)
31…案内突部(案内手段)
32…周壁部
32b…内壁面32b(案内手段)
33…段差高部
P1〜P4…係止部

Claims (2)

  1. 時計の筐体内に所定の範囲で移動自在に案内され、押圧操作に応じて前記時計に内蔵されたスイッチの状態を操作するスイッチ体と、
    前記押圧操作に抗する向きに前記スイッチ体を付勢する弾性手段と、
    解放位置にある前記スイッチ体への押圧操作によって移動する当該スイッチ体を第1の押し込み停止位置で停止させ、前記第1の押し込み停止位置にある押圧が解放され前記弾性手段の付勢力によって移動するスイッチ体を押し込み位置に停止させ、当該押し込み位置にあるスイッチ体への押圧操作によって移動する当該スイッチ体を第2の押し込み停止位置に停止させ、前記第2の押し込み停止位置にあり押圧が解放され前記付勢力によって移動するスイッチ体を前記解放位置で停止させる、前記スイッチ体の有する可撓性の弾性アームの係合部と係合するカム部と、を具備する目覚し時計の鳴り止めスイッチ装置において、
    前記カム部は、前記弾性アームの係合部と係合し、かつ、前記弾性アームの配置方向上に略位置する、前記スイッチ体を前記解放位置に停止させる解放位置用係止部および前記押し込み位置に停止させる押し込み位置用係止部と、
    前記弾性アームの係合部と係合し、かつ、前記弾性アームの両側に位置する前記スイッチ体を前記第1および第2の押し込み停止位置に停止させる第1および第2の押し込み停止位置用係止部と、
    前記弾性アームの係合部を前記解放位置用係止部、第1の押し込み停止位置用係止部、押し込み位置用係止部および第2の押し込み停止位置用係止部の順に案内する案内手段と、
    前記各係止部に移動する前記弾性アームの係合部が摺動する摺動面と、
    前記摺動面上に形成され当該係合部が摺動する、前記係合部の進行方向に向けて登る複数の傾斜面を有し、前記傾斜面の頂部と前記摺動面との間に形成される壁面によって前記弾性アームの係合部の逆行を防ぐ逆行防止手段と、を具備し、 隣り合う前記各傾斜面間に存在する摺動面のうち、少なくとも前記各係止部に停止した状態の係合部が位置する摺動面が同一面上にある
    時計のスイッチ装置。
  2. 時計の筐体内に所定の範囲で移動自在に案内され、押圧操作に応じて前記時計に内蔵されたスイッチの状態を操作するスイッチ体と、
    前記押圧操作に抗する向きに前記スイッチ体を付勢する弾性手段と、
    解放位置にある前記スイッチ体への押圧操作によって移動する当該スイッチ体を第1の押し込み停止位置で停止させ、前記第1の押し込み停止位置にある押圧が解放され前記弾性手段の付勢力によって移動するスイッチ体を押し込み位置に停止させ、当該押し込み位置にあるスイッチ体への押圧操作によって移動する当該スイッチ体を第2の押し込み停止位置に停止させ、前記第2の押し込み停止位置にあり押圧が解放され前記付勢力によって移動するスイッチ体を前記解放位置で停止させる、前記スイッチ体の有する可撓性の弾性アームの係合部と係合するカム部と、を具備する目覚し時計の鳴り止めスイッチ装置において、
    前記カム部は、前記弾性アームの係合部と係合し、かつ、前記弾性アームの配置方向上に略位置する、前記スイッチ体を前記解放位置に停止させる解放位置用係止部および前記押し込み位置に停止させる押し込み位置用係止部と、
    前記弾性アームの係合部と係合し、かつ、前記弾性アームの両側に位置する前記スイッチ体を前記第1および第2の押し込み停止位置に停止させる第1および第2の押し込み停止位置用係止部と、
    前記弾性アームの係合部を前記解放位置用係止部、第1の押し込み停止位置用係止部、押し込み位置用係止部および第2の押し込み停止位置用係止部の順に案内する案内手段と、
    前記各係止部に移動する前記弾性アームの係合部が摺動する摺動面と、
    前記摺動面上に形成され当該係合部が摺動する、前記係合部の進行方向に向けて登る複数の傾斜面を有し、前記傾斜面の頂部と前記摺動面との間に形成される壁面によって前記弾性アームの係合部の逆行を防ぐ逆行防止手段と、を具備し、 前記弾性アームの係合部は、少なくとも前記第1の押し込み停止位置用係止部部に位置する状態で前記傾斜面と対向し、かつ、前記弾性アームの前記摺動面に沿った方向の撓み量を減少させる向きに傾斜した傾斜面部を有する
    時計のスイッチ装置。
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