JP2564115Y2 - 時計バンドの構造 - Google Patents

時計バンドの構造

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JP2564115Y2
JP2564115Y2 JP3236991U JP3236991U JP2564115Y2 JP 2564115 Y2 JP2564115 Y2 JP 2564115Y2 JP 3236991 U JP3236991 U JP 3236991U JP 3236991 U JP3236991 U JP 3236991U JP 2564115 Y2 JP2564115 Y2 JP 2564115Y2
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watch band
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watch
locking
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俊二 南
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、時計バンドの構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、腕時計の時計バンドは腕時計本体
に夫々取り付けられる第1及び第2の時計バンドからな
り、第1の時計バンドは、腕時計本体の一方の側に一端
を固定され、自由端側には外枠及びツク棒が設けられて
おり、第2の時計バンドは時計本体の他方の側に一端を
固定され、自由端側にはツク棒の嵌合孔が長手方向に沿
って所定ピッチで形成されている。また、第1の時計バ
ンドには遊環が移動自在に取り付けられており、ツク棒
を嵌合孔に嵌合させ、第1の時計バンドの上側に重ねら
れた第2の時計バンドの自由端側が挿入されることによ
り第2の時計バンドを第1の時計バンド上に固定し、ツ
ク棒が嵌合孔からはずれないようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかして、上述した従
来の時計バンドの構造では、遊環部材は第2の時計バン
ドの自由端側を摩擦力で第1の時計バンド上に保持して
いるだけであるため、第2の時計バンドの自由端側が外
れ易い。第2の時計バンドの自由端側が外れると、自由
端側は外側に飛び出した状態となり、着衣等に触れたり
すると、ツク棒も嵌合孔から抜け易くなり、時計全体を
落してしまうと言う問題がある。また、第2の時計バン
ドの自由端が遊環部材から外れないように、遊環部材を
きつくすると、第2の時計バンドの自由端を遊環部材
と、第2の時計バンドとの間に挿入しずらくなる。ま
た、遊環部材を緩くすると、遊環部材自身が動き、前述
した問題以外に手首の皮膚を痛めたり、傷つけてしまう
恐れもある。この考案は上述した事情に鑑みなされたも
ので、その目的とするところは、第2の時計バンドの自
由端側が遊環部材から抜けださないようにした時計バン
ドの構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案においては、上
述した目的を達成するために、時計本体側に一端を固定
され自由端側に外枠及びツク棒が設けられた第1の時計
バンドと、一端を時計本体側に固定され自由端側には長
手方向に沿って所定ピッチで前記ツク棒の嵌合孔が複数
個形成された第2の時計バンドと、前記第1の時計バン
ドに移動自在に設けられ、前記嵌合孔にツク棒が嵌合さ
れ、前記第1の時計バンド上に重ねられた前記第2の時
計バンドの自由端側が挿入される遊環部材とからなる時
計バンドを構成するに際し、第1の時計バンドの下面に
長手方向に沿って所定ピッチで係止孔部あるいは係止突
部が複数個形成し、遊環部材の第1の時計バンドの下面
と対向する面には第1の時計バンドの係止孔部あるいは
係止突部と相補的に嵌合する係止突部あるいは係止孔部
を形成したことを要点とする。
【0005】
【作用】時計を手首等に装着するには第1及び第2の時
計バンドを手首に回し、第2の時計バンドの自由端を第
1の時計バンドの外枠に通し、手首の太さに合わせた嵌
合孔を選び、その嵌合孔内にツク棒を嵌合させる。この
動作と前後して、第2の時計バンドの自由端を保持した
い位置に遊環部材を移動させ、遊環部材の係止突部ある
いは係止孔部を第1の時計バンドの下面の係止孔部ある
いは係止突部と嵌合させる。この状態で遊環部材は移動
することができなくなり、第2の時計バンドの自由端を
遊環部材と第1の時計バンドの上面との間に挿入すれ
ば、第2の時計バンドの自由端側は確実に保持される。
【0006】
【実施例】図1〜図6は、この考案の第1の実施例を説
明するもので、各図中同一部分には同一符号が付してあ
る。腕時計本体1の一方の側には第1の時計バンド2の
一端が固定もしくは一体成形されており、その自由端側
には四辺形状の外枠3と、この外枠3に囲まれた状態で
ツク棒4が設けられている。この第1の時計バンド2に
は長手方向に沿って後述する係止孔部の一例として示す
貫通孔5が所定ピッチで形成されている。また、第1の
時計バンド2には四辺形の枠体状の固定用の遊環部材6
と、補助用の遊環部材7とが移動自在に取り付けられて
いる。遊環部材6、7は外枠3よりも小さいため、第1
の時計バンド2から外れることはない。固定用の遊環部
材6の第1の時計バンド2の下面と対向する面には図4
〜図6に示すように係止突部の一例として示す短円柱状
の突起8が突設されている。突起8の直径は貫通孔5の
内径とほぼ同一で、高さは第1の時計バンド2の肉厚よ
りわずかに小さい。補助用の遊環部材7には突起等は全
く設けられていない。腕時計本体1の他方の側には第2
の時計バンド9の一端が固定もしくは一体成形されてい
る。第2の時計バンドの自由端側には長手方向に沿って
ツク棒4が嵌合される嵌合孔10が所定ピッチで複数個
形成されている。
【0007】つぎに、上述した実施例に示す時計バンド
の腕への装着方法について説明する。まず、遊環部材
6、7を第2の時計バンド9の自由端を保持したい位置
に移動させる。この実施例では遊環部材6が外枠3に近
い位置にあり、遊環部材7が外枠3から遠い位置にあ
る。この状態では、遊環部材6、7は図4に示すように
(遊環部材7は図示省略)重力により、下降しており、
突起8は貫通孔5内には嵌合されていない。続いて、時
計本体1を手首に当て、第1、第2の時計バンド2、9
を手首に回すと、遊環部材6、7は手首の表面11に当
たって押し上げられ、突起8は図5に示すように第1の
時計バンドの貫通孔5内に嵌合され、遊環部材6の位置
ずれが生じないように固定される。
【0008】この結果、第1の時計バンド2と遊環部材
6の上側との間には、第2の時計バンド9の厚みとほぼ
等しい隙間dができる。この状態で、第2の時計バンド
9の自由端側を外枠3に通し、嵌合孔10の内の最適の
ものを選んでツク棒4を嵌合させ、第2の時計バンド9
の自由端側を遊環部材6、7に通す。このときには、図
6に示すように遊環部材6に通された第2の時計バンド
9の自由端の肉厚により、遊環部材6は下降できず、遊
環部材6の移動は全く生じず、第2の時計バンドの自由
端は確実に保持される。また、このときには補助用の遊
環部材7は第2の時計バンドの自由端の先端側を保持
し、先端が外側に向かって飛び出さないようにしてい
る。
【0009】図7はこの考案の第2の実施例を説明する
もので、この実施例にあっては第1の時計バンド2の係
止孔部を貫通孔としないで、凹部12とし、この凹部1
2内に嵌合される突起8の高さを低くしてある。このよ
うな構造を採用しても、第1の実施例と同様な効果があ
る外に、例えばデザイン上第1の時計バンド2に貫通孔
5を形成したくない場合等に適した構造である。
【0010】図8はこの考案の第3の実施例を説明する
もので、この実施例においては、第1の時計バンド2の
下面に係止突部の一例として突起13を長手方向に沿っ
て所定ピッチで複数個突設し、遊環部材6側に突起13
が嵌合する凹部14が形成されている。このような構造
を採用しても前述した第1の実施例と同様な効果が得ら
れる。
【0011】なお、上述した実施例では遊環部材6は1
個しか設けず、補助用の遊環部材7を設けていたが、遊
環部材6を2個設けたり、係止孔部である貫通孔5や凹
部12を2個以上併設したり、係止突部である突起8を
これらに合わせて2個以上設ければ、第2の時計バンド
の自由端をより確実に保持することができる。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、時計本体側に一端を固定され自由端側に外枠及びツ
ク棒が設けられた第1の時計バンドと、一端を時計本体
側に固定され自由端側には長手方向に沿って所定ピッチ
で前記ツク棒の嵌合孔が複数個形成された第2の時計バ
ンドと、前記第1の時計バンドに移動自在に設けられ、
前記嵌合孔にツク棒が嵌合され、前記第1の時計バンド
上に重ねられた前記第2の時計バンドの自由端側が挿入
される遊環部材とからなる時計バンドを構成するに際
し、第1の時計バンドの下面に長手方向に沿って所定ピ
ッチで係止孔部あるいは係止突部が複数個形成し、遊環
部材の第1の時計バンドの下面と対向する面には第1の
時計バンドの係止孔部あるいは係止突部と相補的に嵌合
する係止突部あるいは係止孔部を形成してあるため、第
2の時計バンドの自由端が遊環部材から外れることがな
く、時計を落す等の不都合は生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施例における、腕時計本体
に時計バンドを取り付けた状態の斜視図。
【図2】この考案の第1の実施例における時計バンドの
使用状態の斜視図。
【図3】この考案の第1の実施例における時計バンドの
使用状態の断面図。
【図3】〜
【図6】この考案の第1の実施例における遊環部材の動
作を説明する要部の断面図。
【図7】この考案の第2の実施例における要部の断面
図。
【図8】この考案の第3の実施例における要部の断面
図。
【符号の説明】
1 腕時計本体 2 第1の時計バンド 3 外枠 4 ツク棒 5 貫通孔 6 遊環部材 8、13 突起 9 第2の時計バンド 10 嵌合孔 12、13 凹部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計本体側に一端を固定され自由端側に
    外枠及びツク棒が設けられた第1の時計バンドと、一端
    を時計本体側に固定され自由端側には長手方向に沿って
    所定ピッチで前記ツク棒の嵌合孔が複数個形成された第
    2の時計バンドと、前記第1の時計バンドに移動自在に
    設けられ前記第1の時計バンド上に重ねられた前記第2
    の時計バンドの自由端側が挿入される遊環部材とからな
    り、前記第1の時計バンドの下面には長手方向に沿って
    所定ピッチで係止孔部あるいは係止突部を複数個形成
    し、前記遊環部材の前記第1の時計バンドの下面と対向
    する面には前記第1の時計バンドの係止孔部あるいは係
    止突部と相補的に嵌合する係止突部あるいは係止孔部を
    形成したことを特徴とする時計バンドの構造。
JP3236991U 1991-04-11 1991-04-11 時計バンドの構造 Expired - Lifetime JP2564115Y2 (ja)

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JPH04120608U JPH04120608U (ja) 1992-10-28
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