JP3550020B2 - コンテナ搬送車の箱型荷台に備わる左右開閉扉に設けた連動式複数段プラットフォーム防護壁 - Google Patents

コンテナ搬送車の箱型荷台に備わる左右開閉扉に設けた連動式複数段プラットフォーム防護壁 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車台上に昇降自在に担持されるコンテナ搬送車の箱型荷台から車両の前方向に延在するプラットフォーム防護壁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両の前方向に伸縮自在なプラットフォームを有する箱型荷台を備えるコンテナ搬送車としては、例えば、高所にある航空機のドアから機内に食料や荷物を搭載するために使用される図15に示すようなコンテナ搬送車が既知である。
【0003】
コンテナ搬送車は、箱型荷台4が、車台1のフレーム2上に載置されたサブフレーム3に対して回動自在に支持された鋏状リンク機構6(8,9)により荷台フレーム5を回動自在に支持される。鋏状リンク機構6には、油圧シリンダ7が取り付けられ、油圧シリンダ7の伸縮によって、箱型荷台4を路面と平行な状態を維持しつつ昇降させることができる。また、車台フレーム3の左右前後4箇所には、箱型荷台4が上昇するときの風圧に対しての安定度を確保するために、安定用油圧ジャッキ12を備えている。
【0004】
箱型荷台4の前面には、航空機に食料や荷物を搭載するために車両の前方向に伸縮自在なプラットフォーム10を備え、このプラットフォーム10は、折り畳み式のプラットフォーム防護枠19を有し、サブフレーム3に固定された架台13で支持される。但し、プラットフォーム10は、車両走行時には、車台1に備えた運転台18の所定の上部位置に載置される。
【0005】
また箱型荷台4の前面には、プラットフォーム10と係合する誘導レール14が一体に設けられている。この誘導レール14は箱型荷台4が上昇し始める際には、プラットフォーム10と相対的に移動するため、プラットフォーム10を所定の前記上部位置に維持したまま箱型荷台4を上昇させるが、箱型荷台4の床面高さがプラットフォーム10の床面高さと一致した時点で、プラットフォーム10が誘導レール14の下端部に接触するため、箱型荷台4はプラットフォーム10と一体に上昇する。
【0006】
ここで、従来コンテナ搬送車が食料または荷物を航空機に搭載する場合を説明する。
【0007】
まず食料または荷物を箱型荷台4に搭載する際には、箱型荷台4の後面に備わる扉(図示せず)を開いて食料または荷物を積んだカートを搭載する。積み込みを終了したコンテナ搬送車は、航空機に接近し航空機ドア(図示せず)の下方に停車する。
【0008】
箱型荷台4を上昇させる場合は、安定用油圧ジャッキ12を接地させ、箱型荷台4の側面に備えた出入口(図示せず)から箱型荷台4に乗り込み、該荷台4内に設けた操作スイッチを使用して箱型荷台4を昇降させる。箱型荷台4が油圧シリンダ7を取り付けた鋏状リンク機構6によって上昇し始める際、箱型荷台4と一体の誘導レール14はプラットフォーム10と相対的に移動するから、箱型荷台4は所定の前記上部位置にプラットフォーム10を載置したまま上昇する。しかして、箱型荷台4の床面高さがプラットフォーム10の床面高さと一致すると、プラットフォーム10が誘導レール14の下端部と接触するから、箱型荷台4はプラットフォーム10と一体に上昇する。
【0009】
箱型荷台4の上昇は、箱型荷台4およびプラットフォーム10の床面高さが航空機ドアの床面と一致した時点で停止する。プラットフォーム10は、前記操作スイッチを使用して動作させる油圧シリンダなどの駆動機構(図示せず)によって航空機の機体80に向かって伸長し、箱型荷台4と航空機ドアとの間に通路を形成する。
【0010】
次いで箱型荷台4の前面に設けたシャッタ式扉Sを開き、作業者は箱型荷台4に備わる扉(図示せず)を開けてプラットフォーム10上に折り畳まれたプラットフォーム防護枠19を垂直に起こしてロックピンでロックし、さらに、該プラットフォーム防護枠19を機体80との間に隙間が空かない位置まで伸長してロックする。これによって、防護枠19を備えたプラットフォーム10が箱型荷台4から航空機ドアまでの間に完成する。但し、この場合、作業者は、箱型荷台4に設けたフック73(図12参照)に転落防止用の命綱を繋いで作業する。
【0011】
食料または荷物を航空機に搭載する際には、箱型荷台4からプラットフォーム10を経て食料または荷物を積んだカートを航空機に搭載する。カートを航空機から降ろす場合は、この逆の工程を行う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかして、従来のプラットフォーム防護枠19は、プラットフォーム10上に折り畳まれる構造であるため、例えば、防護枠19の高さが低く、プラットフォーム10上でカートが強風により煽られることにより、搬送中の作業性が低下するという問題があった。また、プラットフォーム防護枠19を起こしたまま走行すると、車高が高くなる分、運転中の操作性が悪化するため、車両を移動させる際には、その都度、プラットフォーム防護枠19を折り畳まなければならないという不都合が生じる。
【0013】
加えて、プラットフォーム防護枠19の組立および収納は、複数のプラットフォーム防護枠をプラットフォーム10に沿って移動させなければならないため、例えば、個々のプラットフォーム防護枠をプラットフォームに対して位置決めしようとするとその作業が複雑である。
【0014】
本発明は、上述した事実に鑑みてなされたものであって、プラットフォーム防護枠がプラットフォーム上に折り畳まれる構造であるために生じる不都合を解消すると共に、複数のプラットフォーム防護枠をプラットフォームに対して容易に位置決めできるようにすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するため、本発明の第1発明であるコンテナ搬送車の箱型荷台に備わる左右開閉扉に設けた連動式複数段プラットフォーム防護壁は、車両の前方向に伸縮自在なプラットフォームを有し車台上に昇降自在に担持されるコンテナ搬送車の箱型荷台に備わる開閉扉において、前記箱型荷台の開閉扉を左右に開くプラットフォーム防護壁とし、該左右開閉扉それぞれに複数のプラットフォーム防護壁を設けて複数段プラットフォーム防護壁を形成すると共に、各プラットフォーム防護壁の相互間に、該プラットフォーム防護壁それぞれに設けられ前記プラットフォームに沿って延在する案内レールと、これらプラットフォーム防護壁の相互間に介在し前記案内レールに係合するローラを備える補助部材とで構成される誘導機構を上下2段に設け、前記複数段プラットフォーム防護壁は、前記左右開閉扉を開いて前記プラットフォーム防護壁のいずれか一つを車両前方向に移動させる際には、前記プラットフォーム防護壁それぞれが連動して前記プラットフォームに沿って伸長し、前記プラットフォーム防護壁のいずれか一つを車両後方向に移動させる際には、前記プラットフォーム防護壁それぞれが連動して前記左右開閉扉に重ね合わせに収納されることを特徴とするものである。
【0016】
上述したように、第1発明防護壁は、箱型荷台の開閉扉が左右に開くプラットフォーム防護壁であって、該左右開閉扉に板状のプラットフォーム防護壁が重ね合わせに収納されるためにプラットフォーム防護壁それぞれの高さを大きく確保することができる。この場合、プラットフォーム防護壁の風除け効果が大きくプラットフォーム上での安全性も高まるため、プラットフォーム上での作業性が向上する。
【0017】
また複数段プラットフォーム防護壁は、複数のプラットフォーム防護壁のいずれか一つを車両前方向に移動させると、前記プラットフォーム防護壁それぞれが連動して前記プラットフォームに沿って移動するから、複数のプラットフォーム防護壁をプラットフォームに対して容易に位置決めすることができる。
【0018】
さらに、前記複数段プラットフォーム防護壁は、一つのプラットフォーム防護壁を車両後方向に移動させると、前記プラットフォーム防護壁それぞれが連動して前記左右開閉扉に収納されるから、複数段プラットフォーム防護壁を収納するために、プラットフォーム上に折り畳む必要がない。このため、複数段プラットフォーム防護壁の収納を容易に行うことができる。
【0019】
加えて、第1発明である連動式複数段プラットフォーム防護壁は、各プラットフォーム防護壁の相互間に、該プラットフォーム防護壁それぞれに設けられ前記プラットフォームに沿って延在する案内レールと、これらプラットフォーム防護壁の相互間に介在し前記案内レールに係合するローラを備える補助部材とで構成される誘導機構を設けている。
【0020】
かかる構成によれば、プラットフォーム防護壁はそれぞれ、該プラットフォーム防護壁に設けた案内レールが前記補助部材のローラに係合することによって支持される。この場合、前記プラットフォーム防護壁間の剛性は、前記誘導機構によって確保されるから、プラットフォーム防護壁間に歪みやズレを生じにくい。
【0021】
発明である連動式複数段プラットフォーム防護壁は、第発明において、前記補助部材が、該補助部材の左右両側に前記ローラを備えることを特徴とするものである。
【0022】
発明防護壁によれば、前記補助部材が、該補助部材の左右両側に前記ローラを備えるから、該補助部材は、プラットフォーム防護壁の間に介在し、前記案内レールはプラットフォーム防護壁の内面に直接設けられる。この場合、前記案内レールが前記プラットフォーム防護壁に対して補強材の役目をするから、組立が完了した複数段プラットフォーム防護壁の剛性を高めることができる。
【0023】
発明である連動式複数段プラットフォーム防護壁は、第発明において、前記補助部材が、該補助部材の左右いずれか一側のみに前記ローラを備えることを特徴とするものである。
【0024】
発明防護壁によれば、前記補助部材が、該補助部材の左右いずれか一側のみに前記ローラを備えるから、前記複数段プラットフォーム防護壁を前記左右開閉扉に収納する際の厚みを薄くすることができる。このため、前記複数段プラットフォーム防護壁を収納するためのスペースが小さく済んで省スペース化が図れる。
【0025】
第4発明である連動式複数段プラットフォーム防護壁は、第1乃至第4発明のいずれか一発明において、各プラットフォーム防護壁を、同一プラットフォーム防護壁に設けた2つの支持輪と、これら支持輪に巻き掛けた動索の一方を前記同一プラットフォーム防護壁の一側面と向かい合うプラットフォーム防護壁に固定する固定具と、前記動索の他方を前記同一プラットフォーム防護壁の他側面と向かい合うプラットフォーム防護壁に固定する固定具とを備える索動機構によって連結するため、複数のプラットフォーム防護壁のいずれか一つを車両前方向に移動させると、前記プラットフォーム防護壁それぞれが常に一定の移動量を以って連動して前記プラットフォームに沿って移動するから、複数のプラットフォーム防護壁をプラットフォームに対して容易に位置決めすることができる。
【0026】
同様に、前記複数段プラットフォーム防護壁は、一つのプラットフォーム防護壁を車両後方向に移動させると、前記プラットフォーム防護壁それぞれが常に一定の移動量を以って連動して前記左右開閉扉に収納されるから、複数段プラットフォーム防護壁を収納するために、プラットフォーム上に折り畳む必要がない。このため、複数段プラットフォーム防護壁の収納を容易に行うことができる。
【0027】
第5発明である連動式複数段プラットフォーム防護壁は、第4発明において、前記複数段プラットフォーム防護壁が、前記左右開閉扉該左右開閉扉に連結する第2のプラットフォーム防護壁との相互間に設けたアクチュエータにより連動することを特徴とするものである。
【0028】
第5発明防護壁によれば、前記複数段プラットフォーム防護壁が、前記左右開閉扉と該左右開閉扉に連結する第2のプラットフォーム防護壁との相互間に設けたアクチュエータにより連動するから、アクチュエータの伸縮によって、複数のプラットフォーム防護壁をプラットフォームに沿って自動的に移動させることができる。しかも、前記アクチュエータの伸縮をロックすれば、複数段プラットフォーム防護壁全体を同時に固定することができる。またアクチュエータによる遠隔制御ができる。
【0029】
従って、前記左右開閉扉と該左右開閉扉に連結する第2のプラットフォーム防護壁との間にアクチュエータを設ければ、複数段プラットフォーム防護壁の組立または収納が容易になる。
【0030】
他方、本発明の第発明であるコンテナ搬送車の箱型荷台に備わる左右開閉扉に設けた連動式複数段プラットフォーム防護壁は、車両の前方向に伸縮自在なプラットフォームを有し車台上に昇降自在に担持されるコンテナ搬送車の箱型荷台に備わる開閉扉において、前記箱型荷台の開閉扉を左右に開くプラットフォーム防護壁とし、該左右開閉扉それぞれに複数のプラットフォーム防護壁を設けて複数段プラットフォーム防護壁を形成すると共に、各プラットフォーム防護壁を、同一プラットフォーム防護壁に設けた2つの支持輪と、これら支持輪に巻き掛けた動索の一方を前記同一プラットフォーム防護壁の一側面と向かい合うプラットフォーム防護壁に固定する固定具と、前記動索の他方を前記同一プラットフォーム防護壁の他側面と向かい合うプラットフォーム防護壁に固定する固定具とを備える索動機構によって連結し、前記複数段プラットフォーム防護壁は、前記左右開閉扉を開いて前記プラットフォーム防護壁のいずれか一つを車両前方向に移動させる際には、前記プラットフォーム防護壁それぞれが連動して前記プラットフォームに沿って伸長し、前記プラットフォーム防護壁のいずれか一つを車両後方向に移動させる際には、前記プラットフォーム防護壁それぞれが連動して前記左右開閉扉に重ね合わせに収納されることを特徴とするものである。
【0031】
上述したように、第発明防護壁も、第1発明と同様、箱型荷台の開閉扉が左右に開くプラットフォーム防護壁であって、該左右開閉扉に板状のプラットフォーム防護壁が重ね合わせに収納されるためにプラットフォーム防護壁それぞれの高さを大きく確保することができる。この場合、プラットフォーム防護壁の風除け効果が大きくプラットフォーム上での安全性も高まるため、プラットフォーム上での作業性が向上する。
【0032】
また複数段プラットフォーム防護壁は、各プラットフォーム防護壁を、同一プラットフォーム防護壁に設けた2つの支持輪と、これら支持輪に巻き掛けた動索の一方を前記同一プラットフォーム防護壁の一側面と向かい合うプラットフォーム防護壁に固定する固定具と、前記動索の他方を前記同一プラットフォーム防護壁の他側面と向かい合うプラットフォーム防護壁に固定する固定具とを備える索動機構によって連結するため、複数のプラットフォーム防護壁のいずれか一つを車両前方向に移動させると、前記プラットフォーム防護壁それぞれが常に一定の移動量を以って連動して前記プラットフォームに沿って移動するから、複数のプラットフォーム防護壁をプラットフォームに対して容易に位置決めすることができる。
【0033】
同様に、前記複数段プラットフォーム防護壁は、一つのプラットフォーム防護壁を車両後方向に移動させると、前記プラットフォーム防護壁それぞれが常に一定の移動量を以って連動して前記左右開閉扉に収納されるから、複数段プラットフォーム防護壁を収納するために、プラットフォーム上に折り畳む必要がない。このため、複数段プラットフォーム防護壁の収納を容易に行うことができる。
【0034】
発明である連動式複数段プラットフォーム防護壁は、第6発明において、前記複数段プラットフォーム防護壁が、前記左右開閉扉該左右開閉扉に連結する第2のプラットフォーム防護壁との相互間に設けたアクチュエータにより連動することを特徴とするものである。
【0035】
発明防護壁によれば、前記複数段プラットフォーム防護壁が、前記左右開閉扉該左右開閉扉に連結する第2のプラットフォーム防護壁との相互間に設けたアクチュエータにより連動するから、第5発明と同様、アクチュエータの伸縮によって、複数のプラットフォーム防護壁をプラットフォームに沿って自動的に移動させることができると共に、前記アクチュエータの伸縮をロックすれば、複数段プラットフォーム防護壁全体を同時に固定することができまたアクチュエータによる遠隔制御できる。
【0036】
従って、前記左右開閉扉と該左右開閉扉に連結する第2のプラットフォーム防護壁との間にアクチュエータを設ければ、複数段プラットフォーム防護壁の組立または収納が容易になる。
【0037】
また、第発明である連動式複数段プラットフォーム防護壁は、第6又は第7発明において、各プラットフォーム防護壁の相互間に、該プラットフォーム防護壁それぞれに設けられ前記プラットフォームに沿って延在する案内レールと、これらプラットフォーム防護壁の相互間に介在し前記案内レールに係合するローラを備える補助部材とで構成される誘導機構を設けたことを特徴とするものである。
【0038】
発明防護壁によれば、第1発明と同様、プラットフォーム防護壁はそれぞれ、該プラットフォーム防護壁に設けた案内レールが前記補助部材のローラに係合することによって支持される。この場合、前記プラットフォーム防護壁間の剛性は、前記誘導機構によって確保されるから、プラットフォーム防護壁間に歪みやズレを生じにくい。
【0039】
発明である連動式複数段プラットフォーム防護壁は、第発明において、前記補助部材が、該補助部材の左右両側に前記ローラを備えることを特徴とするものである。
【0040】
発明防護壁によれば、第2発明と同様、前記補助部材が、該補助部材の左右両側に前記ローラを備えるから、該補助部材は、プラットフォーム防護壁の間に介在し、前記案内レールはプラットフォーム防護壁の内面に直接設けられる。この場合、前記案内レールが前記プラットフォーム防護壁に対して補強材の役目をするから、組立が完了した複数段プラットフォーム防護壁の剛性を高めることができる。
【0041】
10発明である連動式複数段プラットフォーム防護壁は、第発明において、前記補助部材が、該補助部材の左右いずれか一側のみに前記ローラを備えることを特徴とするものである。
【0042】
10発明防護壁によれば、第3発明と同様、前記補助部材が、該補助部材の左右いずれか一側のみに前記ローラを備えるから、前記複数段プラットフォーム防護壁を前記左右開閉扉に収納する際の厚みを薄くすることができる。このため、前記複数段プラットフォーム防護壁を収納するためのスペースが小さく済んで省スペース化が図れる。
【0043】
11発明である連動式複数段プラットフォーム防護壁は、第1乃至第10発明のいずれか一発明において、前記箱型荷台の天井面と前記左右開閉扉との間に、該左右開閉扉を開閉するためのアクチュエータを設けることを特徴とするものである。
【0044】
11発明防護壁によれば、前記アクチュエータを伸縮させることによって、作業者が手動操作を行うことなく、前記左右開閉扉を容易に開閉させることができる。また、作業者は、前記左右開閉扉を開閉する際に箱型荷台の外で作業する必要がないため、転落防止用の命綱を繋ぐなどの余分な作業を行う必要がない。なお、アクチュエータは遠隔制御することができる。
【0045】
従って、前記箱型荷台の天井面と前記左右開閉扉との間にアクチュエータを設ければ、該左右開閉扉の開閉が容易になる。
【0046】
12発明である連動式複数段プラットフォーム防護壁は、第1乃至第11発明のいずれか一発明において、複数の前記プラットフォーム防護壁間のうちの少なくともいずれか一個所に、該プラットフォーム防護壁間を固定する手段を設けるから、前記複数段プラットフォーム防護壁を組み立てる際に、前記プラットフォーム防護壁間を容易に固定することができる。
【0047】
13発明である連動式複数段プラットフォーム防護壁は、第12発明において、前記固定手段が差込ピンであって、一方のプラットフォーム防護壁に複数の差込穴を設けるから、前記固定手段を安価に達成することができる。
【0048】
14発明である連動式複数段プラットフォーム防護壁は、第1乃至第13発明のいずれか一発明において、前記左右開閉扉に、該左右開閉扉と前記プラットフォームとを固定する手段を設けるから、組立が完了した複数段プラットフォーム防護壁を前記プラットフォームに容易に固定することができる。
【0049】
15発明である連動式複数段プラットフォーム防護壁は、第1乃至第14発明のいずれか一発明において、プラットフォーム防護壁に取っ手を設け、該取っ手が、前記プラットフォーム防護壁を前記左右開閉扉に重ね合わせに収納する際、該プラットフォーム防護壁に形成された切欠き部分に収容されるから、前記複数段プラットフォーム防護壁を手動操作によって組み立てまたは収納することができる。また、前記複数段プラットフォーム防護壁を前記左右開閉扉に収納する際、前記取っ手をプラットフォーム防護壁に形成した切欠き部分に収容できるから、取っ手部分が邪魔になることがない。
【0050】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、添付した図面に基づき詳細に説明する。
図1は、空港などで使用され、航空機への機内食を搭載するために昇降自在な箱型荷台を有するコンテナ搬送車を示した側面図、図2は、本発明による連動式複数段プラットフォーム防護壁を示した上面図、また図3は、連動式複数段プラットフォーム防護壁を収納した状態で閉じられた左右開閉扉の一方を示した上面図である。
【0051】
コンテナ搬送車は、箱型荷台4が車台1のフレーム2上に載置されたサブフレーム3に対して回動自在に支持された鋏状リンク機構6により荷台フレーム5を回動自在に支持される。鋏状リンク機構6は、左右2条のアウトサイドリング8および左右2条のインサイドリング9と、これらサイドリング8,9間に取り付けられた油圧式リフトシリンダ7とで構成されている。鋏状リンク機構6は、油圧式リフトシリンダ7の伸縮によって開閉動作を行い、箱型荷台4および荷台フレーム5を路面と平行な状態に維持しつつ昇降させることができる。また、車台フレーム2の前後左右4箇所には、箱型荷台4が上昇するときの風圧に対しての安定度を確保するために、安定用油圧ジャッキ12を備えている。
【0052】
箱型荷台4の前方には、航空機に食料や荷物を搭載するために車両の前方向に伸縮自在なプラットフォーム10を有し、このプラットフォーム10は通常、サブフレーム3に固定された架台13に接触した状態で支持される。また、プラットフォーム10の先端部分10aは、車両の前後方向に伸縮されると共に左右に回動自在に支持され、この部分10aの端部には緩衝部材11が設けられている。なお、プラットフォーム10は、車両走行時には、車台1に備えた運転台15の所定の上部位置に載置される。
【0053】
箱型荷台4の前面には、プラットフォーム10と係合する誘導レール14が一体に設けられている。この誘導レール14は箱型荷台4が上昇し始める際には、プラットフォーム10と相対的に移動するため、プラットフォーム10を所定の前記上部位置に維持したまま箱型荷台4を上昇させるが、箱型荷台4の床面高さがプラットフォーム10の床面高さと一致した時点で、プラットフォーム10が誘導レール14の下端部に接触するため、箱型荷台4はプラットフォーム10と一体に上昇する。
【0054】
箱型荷台4の前面に備わる開閉扉21は、左右2枚の扉を有する観音開き構造の左右開閉扉であって、これら扉21はそれぞれ、ヒンジ24を介して箱型荷台4の内壁に回動自在に取り付けられている。開閉扉21は、箱型荷台4の床面高さがプラットフォーム10の床面高さと一致したのち、外側にあるプラットフォーム10に向かって開かれて、第1のプラットフォーム防護壁を構成する。
【0055】
なお、開閉扉21を閉じる際には、箱型荷台4の前方上部および左右枠に設けたパッキン25と、荷台4の床面と接触するように扉21の下部に設けた板状の弾性体でなるパッキン26(図4,6参照)とによって、箱型荷台4内の気密性が保持される。
【0056】
開閉扉21の外側には、外側に向かって順々に、第2のプラットフォーム防護壁22と、第3のプラットフォーム防護壁23とを設けて、連動式複数段プラットフォーム防護壁20を形成する。なお、これら防護壁22,23はそれぞれ、アルミ板などのプレス材で形成されている。第2および第3防護壁22,23をプレス材で形成した場合、構造に融通性があり、後述の誘導機構30,40を設けたときに薄くできる。
【0057】
箱型荷台4の前方屋根には、走行時に該屋根に収納され所要時に取り出される雨よけ用のキャノピ16を有し、このキャノピ16は、図示せぬ油圧シリンダによって起伏および伸長する。
【0058】
図4は、組立が完了した複数段プラットフォーム防護壁20を示した図であって、同図(a)は、プラットフォーム10から示した側面図、同図(b)は、同図(a)を矢印Aの方向から示した端面図である。また図5は、開閉扉21および第2防護壁22の間に介在する第1補助部材31と、第2防護壁22および第3防護壁23の間に介在する第2補助部材41とを矢印Aの方向から拡大して示した端面図である。
【0059】
第2防護壁22は、開閉扉21との間に設けられた第1誘導機構30に沿って、車両の前後方向にスライドする。第1誘導機構30は、開閉扉21に設けられプラットフォーム10に沿って延在するチャネル状の第1案内レール34と、第2防護壁22に設けられプラットフォーム10に沿って延在するチャネル状の第2案内レール35と、これらレール34,35間に介在する第1補助部材31とで構成される。
【0060】
第1補助部材31は、該部材31に対して回転自在に支持された第1および第2ローラ32,33を前後に各2つ左右両側に備える。第1ローラ32および第2ローラ33は、車両の前後方向に変位して配し、第1ローラ32は、第1レール34に対して回転自在に係合し、第2ローラ33は、第2レール35に対して回転自在に係合する。つまり、第1補助部材31は、第1ローラ32が第1レール34上を回転することによって、開閉扉21に対して第1レール34に沿って移動し、第2ローラ33が第2レール35上を回転することによって、第2防護壁22に対して第2レール35に沿って移動する。
【0061】
従って、第2防護壁22は、開閉扉21に対して、第1誘導機構30を介して車両の前後方向にスライドし、開閉扉21および第2防護壁22はそれぞれ、これら開閉扉21および第2防護壁22に設けた案内レール34,35が第1補助部材31のローラ32,33に係合することによって支持される。この場合、開閉扉21および第2防護壁22間の剛性は、第1誘導機構30によって確保されるから、開閉扉21および第2防護壁22間に歪みやズレを生じにくい。
【0062】
なお、第1レール34の前後端部には、ストッパボルト51,52がそれぞれ該レール34を貫通して設けられ、これらストッパボルト51,52がローラ32の脱落を防止する。また、第2レール35の前後端部にも、ストッパボルト53,54がそれぞれ該レール35を貫通して設けられ、これらストッパボルト53,54がローラ33の脱落を防止する。
【0063】
第3防護壁23は、第2防護壁22との間に設けられた第2誘導機構40に沿って、車両の前後方向にスライドする。第2誘導機構40は、第2防護壁22に設けられプラットフォーム10に沿って延在するチャネル状の第3案内レール44と、第3防護壁23に設けられプラットフォーム10に沿って延在するチャネル状の第4案内レール45と、これらレール44,45間に介在する第2補助部材41とで構成される。
【0064】
第2補助部材41は、該部材41に対して回転自在に支持された第3および第4ローラ42,43を前後に各2つ左右両側に備える。第3ローラ42および第4ローラ43は、車両の前後方向に変位して配し、第3ローラ42は、第3レール44に対して回転自在に係合し、第4ローラ43は、第4レール45に対して回転自在に係合する。つまり、第2補助部材41は、第3ローラ42が第3レール44上を回転することによって、第2防護壁22に対して第3レール44に沿って移動し、第4ローラ43が第4レール45上を回転することによって、第3防護壁23に対して第4レール45に沿って移動する。
【0065】
従って、第3防護壁23は、第2防護壁22に対して、第2誘導機構40を介して車両の前後方向にスライドし、第2および第3防護壁22,23はそれぞれ、これら第2および第3防護壁22,23に設けた案内レール44,45が第2補助部材41のローラ42,43に係合することによって支持される。この場合、第2および第3防護壁22,23間の剛性は、第2誘導機構40によって確保されるから、第2および第3防護壁22,23間に歪みやズレを生じにくい。
【0066】
なお、第3レール44の前後端部には、ストッパボルト55,56がそれぞれ該レール44を貫通して設けられ、これらストッパボルト55,56がローラ42の脱落を防止する。また、第4レール45の前後端部にも、ストッパボルト57,58がそれぞれ該レール45を貫通して設けられ、これらストッパボルト57,58がローラ43の脱落を防止する。
【0067】
第2防護壁22がプレス材で形成されているため、第2レール35および第3レール44は補強材を兼ねている。第3防護壁23がプレス材で形成されているため、第4レール45は補強材を兼ねている。
【0068】
第3防護壁23の下部フランジ面には複数個のロック穴(差込穴)91が形成され、第2防護壁22の前方に設けたロックピン(差込ピン)92と共にロック手段90を構成する。ロック手段90は、第3防護壁23の伸長量に応じたロック穴91にロックピン92を差し込むことによって固定される。なお、ロックピン92の差し込みまたは取り外しは、ノブ92nを上下方向に移動させることによって行う。この場合、固定手段を安価に達成することができる。
【0069】
開閉扉21の内側には、ロックピン93が設けられ、このピン93は、ハンドル93hを回転させることにより上下に移動する。ロックピン93は、開閉扉21を閉じたときには箱型荷台4の床板と鴨居に設けられたロック穴(図示せず)に差し込まれ、開閉扉21を開いたときにはプラットフォーム10の床面に設けられたロック穴(図示せず)に差し込まれる固定手段を構成する。こうした固定手段によれば、組立が完了した複数段プラットフォーム防護壁20をプラットフォーム10に容易に固定することができる。
【0070】
符号21w,22w,23wはそれぞれ、開閉扉21、第2防護壁22、第3防護壁23に設けられた点検窓であって、ガラス材またはアクリル材などの透明な材料で形成され、開閉扉21に第2防護壁22および第3防護壁23を収納したとき、それぞれの点検窓が重合し、箱型荷台4内から外部にあるプラットフォーム10および航空機の機体80を点検することができる。
【0071】
図7は、複数のプラットフォーム防護壁を連結する索動機構の一例であるチェーン機構60であって、同図(a)は、複数段プラットフォーム防護壁20を開閉扉21に収納した状態を示した上面図、同図(b)は、複数段プラットフォーム防護壁20をスライドした状態を示した上面図である。図8は、第2防護壁22の前後端部それぞれに設けたチェーンホイールを側面から示した拡大図、図9は、図8のチェーンホイールを矢印Aの方向から示した端面図である。図10は、チェーンを防護壁に対して固定するための固定手段を例示し、同図(a)は上面図、同図(b)は側面図である。
【0072】
第2防護壁22の前後端部にはそれぞれ、第1チェーンホイール61と第2チェーンホイール62とが設けられ、これらチェーンホイール61,62間に、一端を開閉扉21の前方部64に固定金具63を介して固定すると共に他端を第3防護壁23の後方部65に固定金具63を介して固定した第1チェーン66および第2チェーン67を巻き掛ける。固定金具63はそれぞれ、開閉扉21および第3防護壁23にボルト結合される。
【0073】
このため、第3防護壁23を車両の前方向に移動させると、第2防護壁22は、第3防護壁23に連動し該防護壁23が移動する量の1/2だけ移動する。但し、第1チェーン66および第2チェーン67は、輪状のチェーンであってもよく、索動機構はチェーン以外にワイヤでもよい。
【0074】
ここで、本実施形態のコンテナ搬送車が食料または荷物を航空機に搭載する場合を説明する。
【0075】
まず食料または荷物を箱型荷台4に搭載する際には、箱型荷台4の後面に備わる扉17を開いて食料または荷物を積んだカートを搭載する。積み込みを終了したコンテナ搬送車は、航空機の機体80に接近し航空機ドア(図示せず)の下方に停車する。
【0076】
箱型荷台4を上昇させる場合は、安定用油圧ジャッキ12を接地させ、箱型荷台4の側面に備えた出入口(図示せず)から箱型荷台4に乗り込み、該荷台4内に設けた操作スイッチを使用して箱型荷台4を昇降させる。箱型荷台4が油圧シリンダ7を取り付けた鋏状リンク機構6によって上昇し始める際、箱型荷台4と一体の誘導レール14はプラットフォーム10と相対的に移動するから、箱型荷台4は所定の前記上部位置にプラットフォーム10を載置したまま上昇する。しかして、箱型荷台4の床面高さがプラットフォーム10の床面高さと一致すると、プラットフォーム10が誘導レール14の下端部と接触するから、箱型荷台4はプラットフォーム10と一体に上昇する。
【0077】
箱型荷台4の上昇は、該荷台4およびプラットフォーム10の床面高さが航空機ドアの床面と一致した時点で停止する。プラットフォーム10は、前記操作スイッチを使用して動作させる油圧シリンダなどの駆動機構(図示せず)によって航空機に向かって伸長し、箱型荷台4と航空機ドアとの間に通路を形成する。
【0078】
複数段プラットフォーム防護壁20は、開閉扉21を開いてロックピン93をプラットフォーム10の床板に形成した前記ロック穴に差し込んで、プラットフォーム10に対して開閉扉21を固定し、開閉扉21からプラットフォーム防護壁22,23のいずれか一つを車両の前方向に移動させる。このとき、プラットフォーム防護壁22,23それぞれがチェーン機構60によって連動してプラットフォーム10に沿って伸長する。位置決めした複数段プラットフォーム防護壁20の固定は、第3防護壁23の伸長量に応じたロック穴91にロックピン92を差し込むことによって行われる。
【0079】
つまり、第2防護壁22と第3防護壁23とは連動して開閉扉21からプラットフォーム10に沿って伸長するから、第2防護壁22と第3防護壁23とを固定することによって、複数段プラットフォーム防護壁20全体を同時に固定することができる。これによって、複数段プラットフォーム防護壁20を備えたプラットフォーム10が箱型荷台4から航空機ドアまでの間に完成する。
【0080】
食料または荷物を航空機に搭載する際には、箱型荷台4からプラットフォーム10を経て食料または荷物を積んだカートを航空機に搭載する。
【0081】
カートを航空機から降ろす場合は、この逆の工程を行うが、複数段プラットフォーム防護壁20は、第3防護壁23のロック穴91からロックピン92を取り外すことによって、複数段プラットフォーム防護壁20全体を同時に開放し、プラットフォーム防護壁22,23のいずれか一つを車両の後方向に移動させることによって、プラットフォーム防護壁22,23それぞれがチェーン機構60によって連動して開閉扉21に重ね合わせに収納される。なお、開閉扉21を閉じる際には、プラットフォーム10のロック穴からロックピン93を取り外す。
【0082】
図11,12はそれぞれ、開閉扉21の内側と第2防護壁22の内側との間に設けたアクチュエータを例示する説明図であって、図11は、第2防護壁22を開閉扉21に収納した状態を示した側面図、図12は、第2防護壁22を開閉扉21からプラットフォーム10に沿って伸長した状態を示した側面図である。
【0083】
これは、第2実施形態であって、開閉扉21と第2防護壁22との間に、エンジンを駆動源とする油圧ポンプまたはバッテリを電源とする電動油圧ポンプ(共に図示せず)を圧力源として伸縮する油圧式シリンダ70が設けられている。
【0084】
油圧式シリンダ70の伸縮は、例えば、箱型荷台4内に設けた操作盤(図示せず)の操作スイッチなどによって遠隔制御される。この場合、油圧式シリンダ70の伸縮によって、プラットフォーム防護壁22,23をプラットフォーム10に沿って自動的に移動させることができる。しかも、油圧式シリンダ70の伸縮をロックすれば、前記ロック手段90を用いることなく、複数段プラットフォーム防護壁20全体を同時に固定することができる。従って、開閉扉21と第2防護壁22との間に油圧式シリンダ70を設ければ、複数段プラットフォーム防護壁20の組立または収納が容易になる。
【0085】
なお、開閉扉21と第2防護壁22との間に設けるアクチュエータは、油圧式シリンダ70だけでなく、例えば、電動モータによるスクリュー回転で伸縮する直動機構を備えた装置であってもよい。
【0086】
また、第3実施形態として、図2に示す如く、荷台天井の前方と左右開閉扉21との間に、第2実施形態で説明したと同様の油圧シリンダ71をアクチュエータとして設けてもよい。
【0087】
この実施形態では、油圧式シリンダ71の伸縮は、例えば、箱型荷台4内に設けた操作盤(図示せず)の操作スイッチなどによって遠隔制御される。この場合、作業者が手動操作を行うことなく、油圧式シリンダ71を伸縮させることによって、開閉扉21を容易に開閉させることができる。また、作業者は、左右開閉扉21を開閉する際に箱型荷台4の外で作業する必要がないため、転落防止用の命綱を繋ぐなどの余分な作業を行う必要がない。
【0088】
なお、荷台の天井面と開閉扉21との間に設けるアクチュエータも、油圧式シリンダ71だけでなく、例えば、電動モータによるスクリュー回転で伸縮する直動機構を備えた装置であってもよい。
【0089】
図13,14は、第3防護壁23に設けた取っ手を例示する説明図であって、図13は、第3防護壁23を第2防護壁22に収納した状態を示した側面図、図14は、第3防護壁23を第2防護壁22からプラットフォーム10に沿って伸長させた状態を示した側面図である。
【0090】
複数段プラットフォーム防護壁20の組立または収納は、アクチュエータに限らず、第3防護壁23に設けた取っ手28を用いた作業者による手動操作でもよい。これは、アクチュエータが故障した際のフェールセーフとして有効である。また、第2防護壁22に設けられた取っ手28は、プラットフォーム防護壁22,23を開閉扉21に重ね合わせに収納する際、開閉扉21および第2防護壁22に形成された切欠き部分29に収容されるから、取っ手28の部分が邪魔になることがない。
【0091】
図6は、開閉扉21および第2防護壁22間に設けられた第1補助部材31、第2防護壁22および第3防護壁23間に設けられた第2補助部材41の他の実施形態であって、複数段プラットフォーム防護壁20を示した端面図である。
【0092】
第1補助部材31は、該部材31に対して回転自在に支持された第1および第2ローラ32,33を前後に各2つ図面左側(プラットフォーム側)に備える。第1ローラ32および第2ローラ33は、車両の前後方向に変位して配し、第1ローラ32は、第1レール34に対して回転自在に係合し、第2ローラ33は、第2レール35に対して回転自在に係合する。つまり、第1補助部材31は、第1ローラ32が第1レール34上を回転することによって、開閉扉21に対して第1レール34に沿って移動し、第2ローラ33が第2レール35上を回転することによって、第2防護壁22に対して第2レール35に沿って移動する。
【0093】
従って、第2防護壁22は、開閉扉21に対して、第1補助部材31を介して車両の前後方向をスライドし、開閉扉21および第2防護壁22はそれぞれ、これら開閉扉21および第2防護壁22に設けた案内レール34,35が第1補助部材31のローラ32,33に係合することによって支持される。この場合、第2防護壁22を開閉扉21に収納する際の厚みを薄くすることができる。このため、複数段プラットフォーム防護壁20を収納するためのスペースが小さく済んで省スペース化が図れる。
【0094】
また、第1補助部材31の左右方向に重量モーメントが作用せずに開閉扉21に対して第2防護壁22がローラ32,33によって支持されるので、所謂、吊り扉の構造となって、第1補助部材31を介した開閉扉21および第2防護壁22の相対移動をスムーズに行うことができる。
【0095】
第2補助部材41は、該部材41に対して回転自在に支持された第3および第4ローラ42,43を前後に各2つ図面左側(プラットフォーム側)に備える。第3および第4ローラ42,43は、車両の前後方向に変位して配し、第3ローラ42は、第3レール44に対して回転自在に係合し、第4ローラ43は、第4レール45に対して回転自在に係合する。つまり、第2補助部材41は、第3ローラ42が第3レール43上を回転することによって、第2防護壁22に対して第3レール44に沿って移動し、第4ローラ43が第4レール45上を回転することによって、第3防護壁23に対して第4レール45に沿って移動する。
【0096】
従って、第3防護壁23は、第2防護壁22に対して、第2補助部材41を介して車両の前後方向をスライドし、第2防護壁22および第3防護壁23はそれぞれ、これら第2および第3防護壁22,23に設けた案内レール44,45が第2補助部材41のローラ42,43に係合することによって支持される。この場合、第3防護壁23を開閉扉21または第2防護壁22に収納する際の厚みを薄くすることができる。このため、複数段プラットフォーム防護壁20を収納するためのスペースが小さく済んで省スペース化が図れる。
【0097】
また、第2補助部材41の左右方向に重量モーメントが作用せずに第2防護壁22に対して第3防護壁23がローラ42,43によって支持されるので、所謂、吊り扉の構造となって、第2補助部材41を介した第2防護壁22および第3防護壁23の相対移動をスムーズに行うことができる。
【0098】
上述したように、本発明によるコンテナ搬送車の箱型荷台に備わる左右開閉扉に設けた連動式複数段プラットフォーム防護壁は、箱型荷台の開閉扉が左右に開くプラットフォーム防護壁であって、該左右開閉扉に板状のプラットフォーム防護壁が重ね合わせに収納されるためにプラットフォーム防護壁それぞれの高さを大きく確保することができる。この場合、プラットフォーム防護壁の風除け効果が大きくプラットフォーム上での安全性も高まるため、プラットフォーム上での作業性が向上する。
【0099】
また複数段プラットフォーム防護壁は、複数のプラットフォーム防護壁のいずれか一つを車両前方向に移動させると、前記プラットフォーム防護壁それぞれが連動して前記プラットフォームに沿って移動するから、複数のプラットフォーム防護壁をプラットフォームに対して容易に位置決めすることができる。
【0100】
さらに、前記複数段プラットフォーム防護壁は、一つのプラットフォーム防護壁を車両後方向に移動させると、前記プラットフォーム防護壁それぞれが連動して前記左右開閉扉に収納されるから、複数段プラットフォーム防護壁を収納するために、プラットフォーム上に折り畳む必要がない。このため、複数段プラットフォーム防護壁の収納を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態である箱型荷台を有するコンテナ搬送車を示した側面図である。
【図2】本発明による連動式複数段プラットフォーム防護壁を示した上面図である。
【図3】本発明による連動式複数段プラットフォーム防護壁を収納した状態で閉じられた左右開閉扉を示した上面図である。
【図4】(a)は、組立が完了した複数段プラットフォーム防護壁をプラットフォームから示した側面図である。
(b)は、同図(a)を矢印Aの方向から示した端面図である。
【図5】左右開閉扉および第2防護壁の間に介在する第1補助部材と、第2補助部材および第3補助部材の間に介在する第2第1補助部材とを矢印Aの方向から拡大して示した端面図である。
【図6】左右開閉扉および第2防護壁の間に介在する第1補助部材と、第2補助部材および第3補助部材の間に介在する第2第1補助部材との他の実施形態を矢印Aの方向から拡大して示した端面図である。
【図7】(a)は、複数のプラットフォーム防護壁を連結するチェーン機構であって、プラットフォーム防護壁を開閉扉に収納した状態を示した上面図である。
(b)は、複数のプラットフォーム防護壁を連結するチェーン機構であって、プラットフォーム防護壁をスライドした状態を示した上面図である。
【図8】第2防護壁の前後端部それぞれに設けたチェーンホイールを側面から示した拡大図である。
【図9】図8のチェーンホイールを矢印Aの方向から示した端面図である。
【図10】(a)は、チェーンをプラットフォーム防護壁に対して固定するための固定手段の上面図である。
(b)は、チェーンをプラットフォーム防護壁に対して固定するための固定手段の側面図である。
【図11】開閉扉と第2防護壁との間に設けたアクチュエータであって、第2防護壁を開閉扉に収納した状態を示した側面図である。
【図12】開閉扉と第2防護壁との間に設けたアクチュエータであって、第2防護壁を開閉扉からプラットフォームに沿って伸長させた状態を示した側面図である。
【図13】第3防護壁に設けた取っ手であって、第3防護壁を第2防護壁に収納した状態を示した側面図である。
【図14】
第3防護壁に設けた取っ手であって、第3防護壁を第2防護壁からプラットフォームに沿って伸長させた状態を示した側面図である。
【図15】
従来の箱型荷台を有するコンテナ搬送車を示した側面図である。
【符号の説明】
1 車台
2 車台フレーム
3 サブフレーム
4 箱型荷台
5 荷台フレーム
6 鋏状リンク機構
7 油圧式リフトシリンダ
8 アウトサイドリンク
9 インサイドリンク
10 プラットフォーム
11 緩衝部材
12 安定用油圧ジャッキ
13 架台
14 誘導レール
15 運転台
16 キャノピ
17 扉
20 複数段プラットフォーム防護壁
21 左右開閉扉(第1防護壁)
22 第2防護壁
23 第3防護壁
24 ヒンジ
25 26 パッキン
27 ロックピン
28 取っ手
29 切り欠き部
30 第1誘導機構
31 第1補助部材
32 第1ローラ
33 第2ローラ
34 第1案内レール
35 第2案内レール
40 第2誘導機構
41 第2補助部材
42 第3ローラ
43 第4ローラ
44 第3案内レール
45 第4案内レール
50,51,52,53,54,55,56,57,58 ストッパボルト
60 チェーン機構
61 第1チェーンホイール
62 第2チェーンホイール
63 固定金具
64 開閉扉前方部
65 第3防護壁後方部
66 第1チェーン
67 第2チェーン
70,71 油圧式シリンダ
機体(航空機)
90 ロック手段
91 ロック穴
92 93 ロックピン

Claims (15)

  1. 車両の前方向に伸縮自在なプラットフォームを有し車台上に昇降自在に担持されるコンテナ搬送車の箱型荷台に備わる開閉扉において、
    前記箱型荷台の開閉扉を左右に開くプラットフォーム防護壁とし、該左右開閉扉それぞれに複数のプラットフォーム防護壁を設けて複数段プラットフォーム防護壁を形成すると共に、各プラットフォーム防護壁の相互間に、該プラットフォーム防護壁それぞれに設けられ前記プラットフォームに沿って延在する案内レールと、これらプラットフォーム防護壁の相互間に介在し前記案内レールに係合するローラを備える補助部材とで構成される誘導機構を上下2段に設け、前記複数段プラットフォーム防護壁は、前記左右開閉扉を開いて前記プラットフォーム防護壁のいずれか一つを車両前方向に移動させる際には、前記プラットフォーム防護壁それぞれが連動して前記プラットフォームに沿って伸長し、前記プラットフォーム防護壁のいずれか一つを車両後方向に移動させる際には、前記プラットフォーム防護壁それぞれが連動して前記左右開閉扉に重ね合わせに収納されることを特徴とするコンテナ搬送車の箱型荷台に備わる左右開閉扉に設けた連動式複数段プラットフォーム防護壁。
  2. 前記補助部材は、該補助部材の左右両側に前記ローラを備えることを特徴とする請求項に記載の連動式複数段プラットフォーム防護壁。
  3. 前記補助部材は、該補助部材の左右いずれか一側のみに前記ローラを備えることを特徴とする請求項に記載の連動式複数段プラットフォーム防護壁。
  4. 前記複数段プラットフォーム防護壁は、各プラットフォーム防護壁を、同一プラットフォーム防護壁に設けた2つの支持輪と、これら支持輪に巻き掛けた動索の一方を前記同一プラットフォーム防護壁の一側面と向かい合うプラットフォーム防護壁に固定する固定具と、前記動索の他方を前記同一プラットフォーム防護壁の他側面と向かい合うプラットフォーム防護壁に固定する固定具とを備える索動機構によって連結してなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の連動式複数段プラットフォーム。
  5. 前記複数段プラットフォームは、前記左右開閉扉該左右開閉扉に連結する第2のプラットフォーム防護壁との相互間に設けたアクチュエータにより連動することを特徴とする請求項に記載の連動式複数段プラットフォーム防護壁。
  6. 車両の前方向に伸縮自在なプラットフォームを有し車台上に昇降自在に担持されるコンテナ搬送車の箱型荷台に備わる開閉扉において、
    前記箱型荷台の開閉扉を左右に開くプラットフォーム防護壁とし、該左右開閉扉それぞれに複数のプラットフォーム防護壁を設けて複数段プラットフォーム防護壁を形成すると共に、各プラットフォーム防護壁を、同一プラットフォーム防護壁に設けた2つの支持輪と、これら支持輪に巻き掛けた動索の一方を前記同一プラットフォーム防護壁の一側面と向かい合うプラットフォーム防護壁に固定する固定具と、前記動索の他方を前記同一プラットフォーム防護壁の他側面と向かい合うプラットフォーム防護壁に固定する固定具とを備える索動機構によって連結し、前記複数段プラットフォーム防護壁は、前記左右開閉扉を開いて前記プラットフォーム防護壁のいずれか一つを車両前方向に移動させる際には、前記プラットフォーム防護壁それぞれが連動して前記プラットフォームに沿って伸長し、前記プラットフォーム防護壁のいずれか一つを車両後方向に移動させる際には、前記プラットフォーム防護壁それぞれが連動して前記左右開閉扉に重ね合わせに収納されることを特徴とするコンテナ搬送車の箱型荷台に備わる左右開閉扉に設けた連動式複数段プラットフォーム防護壁。
  7. 前記複数段プラットフォーム防護壁は、前記左右開閉扉該左右開閉扉に連結する第2のプラットフォーム防護壁との相互間に設けたアクチュエータにより連動することを特徴とする請求項に記載の連動式複数段プラットフォーム防護壁。
  8. 各プラットフォーム防護壁の相互間に、該プラットフォーム防護壁それぞ れに設けられ前記プラットフォームに沿って延在する案内レールと、これらプラットフォーム防護壁の相互間に介在し前記案内レールに係合するローラを備える補助部材とで構成される誘導機構を設けたことを特徴とする請求項6又は7に記載の連動式複数段プラットフォーム防護壁。
  9. 前記補助部材は、該補助部材の左右両側に前記ローラを備えることを特徴とする請求項に記載の連動式複数段プラットフォーム防護壁。
  10. 前記補助部材は、該補助部材の左右いずれか一側のみに前記ローラを備えることを特徴とする請求項に記載の連動式複数段プラットフォーム防護壁。
  11. 前記箱型荷台の天井面と前記左右開閉扉との間に、該左右開閉扉を開閉するためのアクチュエータを設けることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の連動式複数段プラットフォーム防護壁。
  12. 複数の前記プラットフォーム防護壁間のうちの少なくともいずれか一個所に、該プラットフォーム防護壁間を固定する手段を設けることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の連動式複数段プラットフォーム防護壁。
  13. 前記固定手段は差込ピンであって、一方のプラットフォーム防護壁に複数の差込穴を設けることを特徴とする請求項12に記載の連動式複数段プラットフォーム防護壁。
  14. 前記左右開閉扉に、該左右開閉扉と前記プラットフォームとを固定する手段を設けることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載の連動式複数段プラットフォーム防護壁。
  15. プラットフォーム防護壁に取っ手を設け、該取っ手が、前記プラットフォーム防護壁を前記左右開閉扉に重ね合わせに収納する際、該プラットフォーム防護壁に形成された切欠き部分に収容されることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか一項に記載の連動式複数段プラットフォーム防護壁。
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