JP3549418B2 - 緊急出動支援装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は設備機器の異常を検出した時に端末装置から発せられる異常発報に基づいて当該端末装置の位置情報を表示装置に表示させて設備機器の異常対応のため緊急出動する保守員を特定するための支援を行う緊急出動支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ビル内に設置されたエレベーター等の設備機器は例えば、特願平9−300750号明細書に開示されているように、最近はそれらの設備機器に付設され、検出器等により設備機器の動作を検出してそれを解析する端末装置が設備機器の動作異常を検知した時に、電話回線を介して監視センターに通報するようにした遠隔監視装置が一般に普及するようになった。かかる遠隔監視システムにおいては所定地域毎に管轄地域が分割され、各管轄地域毎に設けられた営業所に配属された保守員が該管轄地域内のビルの設備機器の保守管理に当たっている。
【0003】
各ビルの設備機器には定期点検が義務付けられている場合が多いので、監視センターでは各管轄地域内のビルを巡回してそれらの設備機器の保守点検を行う保守員の割り振りを管理していて、保守点検作業日の朝に、保守員が当該日に巡回して保守点検すべきビル名と設備機器の情報を各営業所に通知して、確実かつ円滑に保守点検を行えるようにしていた。
【0004】
ところで、あるビルに配設された端末装置から設備機器の動作異常を知らせる異常発報が発せられると、監視センターでは当該設備機器の異常内容の対処能力があり当該ビルに近い場所に巡回出張している保守員を割り出して、当該保守員に緊急出動させる指示を発しなければならない。上述のように、当該日に保守点検を行う保守員の巡回作業予定の指示を発しているため、監視センターでは異常発報を発した端末装置のあるビルが属する管轄地域内に巡回出張している保守員の凡その居場所は把握できるものの、正確な居場所を知ることができない。そこで、当該ビルに近い場所で巡回作業に当たっていると思われる保守員全員にポケベル呼出を掛けて呼び出して、それぞれの保守員の正確な居場所を把握した上で最適な保守員に緊急出動の指示を発していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、端末装置から異常発報が発せられると、監視センターの監視員は当該管轄地域内に出張して当該ビルに近い場所で巡回作業に当たっていると思われる保守員を調べて、当該保守員全員にポケベル呼出を掛けて呼び出すと共に保守員の正確な居場所を尋ねるための応対に当たらなければならず、暫くの間はそれらの作業に忙殺されてしまう。異常発報が重複発生した場合は監視員が多忙のあまり誤指示を発する虞もある。各保守員から正確な居場所を知らせる通報を受けると、監視センターの監視員は例えば、監視装置の表示装置に当該ビル近傍の地図情報を表示させ、その上に通報を受けた保守員の正確な居場所を重ね表示させる作業を繰り返して最適な保守員を割り出していたため、監視員がその作業に手間取っていると、その間、通報を発した保守員を待たせてしまい、通常の保守点検作業に支障を来すという問題点もあった。
【0006】
ところで、広い地域内を巡回する巡回員の位置を特定する方法としては、例えば、特開平9−172676号公報には複数の小地区に区切られた領域内にそれぞれ設けられた基地局を介して中央制御局が交信データを処理し、それぞれの領域内で簡易型携帯電話端末(PHS)を保有する移動者間で通話可能にした通話システムにおいて、中央制御局からの情報を得ることにより何の移動者が何の領域内にいるかを把握できるようにした位置認識方法の発明が開示されている。
【0007】
本発明は従来技術におけるかかる事情の下に為されたものであり、端末装置から異常発報を受信した時に、センター装置を監視する監視員が緊急出動させるのに適切な保守員を容易に認識できるようにした緊急出動支援装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、各保守員が異常対応に対処するために出動可能な時間帯を予め記憶する勤務時間帯記憶手段と、各保守員が携帯する簡易型携帯電話端末装置と、複数の領域毎に設けられ、該領域内にある簡易型携帯電話端末装置の交信をそれぞれ中継する複数の基地局と、該複数の基地局の交信を統括すると共に、各基地局との間で交信可能な簡易型携帯電話端末装置の現在位置を把握可能な中央制御局と、センター装置に設けられ、簡易型携帯電話端末装置の位置情報に基づいて異常発報した端末装置が設けられた設備機器に近い場所にいる保守員の現在位置を前記領域に従って特定した位置情報を中央制御局に要求する位置情報要求手段と、端末装置が異常発報した時に勤務時間帯記憶手段から当該時刻に出動可能な保守員を読み出すと共に、当該端末装置が設置されたビルに近い場所にいる保守員の現在位置情報の要求を位置情報要求手段に指令し、当該時刻に出動可能な保守員の中央制御局から伝送された現在位置情報に基づいて緊急出動する保守員の優先順位を決定して表示装置に表示させる制御手段とを有したものである。
【0009】
好ましくは、各保守員の異常対応に対処できる作業遂行資格を予め記憶する作業資格記憶手段を有して、制御手段は作業資格記憶手段から各保守員の作業遂行資格を読み出すと共に、作業遂行資格を有した保守員の現在位置情報に基づいて緊急出動する保守員の優先順位を決定して表示装置に表示させるようにしたり、中央制御局から伝送された保守員の現在位置情報に基づいて緊急出動する保守員の優先順位を決定して、保守員の作業遂行資格と共に表示装置に表示させるようにしたり、端末装置が異常発報した時に勤務時間帯記憶手段および作業資格記憶手段から当該時刻に出動可能な保守員と該保守員の作業遂行資格を読み出すと共に、当該端末装置が設置されたビルに近い場所にいる保守員の現在位置情報の要求を位置情報要求手段に指令し、当該端末装置が設置されたビルの位置情報と中央制御局から伝送された当該時刻に出動可能な保守員の現在位置情報と共に、該保守員の作業遂行資格を表示装置に表示させるようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明する。図1は本発明の実施例に係る緊急出動支援システムの全体構成を示すブロック図である。同図において、1は監視センターに設置されたセンター装置、2は領域Aを交信可能領域としてカバーする基地局、3,3はそれぞれPHS用および一般回線用電話回線の回線接続切替えを司る交換局、411,…41n,…4m1,…4mpは領域A内にある複数のビルB,…B内にそれぞれ設置されたエレベーター等の設備機器、5,…5は同じく、設備機器411,…41n,…4m1,…4mpの動作状況を監視してそれぞれ動作異常検出時に交換局3を介して異常発報を送信する端末装置、6は複数のPHS用交換局3および一般回線用交換局3を介してPHS用および一般回線用電話回線の交信データを処理する中央制御局、M,MはPHS内蔵携帯端末を所持して領域A内で巡回作業に当る保守員であり、これら保守員M,M、基地局2、交換局3,3、端末装置5,…5および中央制御局6で移動者位置特定システムを構成する。
【0011】
10〜16はセンター装置1の内部装置であって、10は端末装置5,…5との間のデータの送受信を司る受信装置、11は受信データや設備機器4ijの固有情報、異常の閾値等を記憶する記憶装置、12は保守員Mが勤務可能な稼働日時、作業遂行資格、経験年数等の保守員Mの固有情報を記憶する保守員情報記憶装置、13は異常を発報した端末装置5から受信したデータに基づいて異常の内容やその程度を解析したり、端末装置5の位置情報を読み出したり、異常発報を受信した日時に勤務中の保守員Mを調べてその技量を確認したり、中央制御局6から受信した情報に基づいて保守員Mの位置を特定する処理を行う情報処理装置、14は中央制御局6に対してPHS内蔵携帯端末(保守員M)の位置情報送信要求等を行う位置検索装置、15は情報処理装置13で抽出された異常発報を送信した端末装置5の所在地と、保守員Mの勤務可能な日時、資格、経験年数等の技量や位置検索装置14からの位置情報送信要求により特定されたPHS内蔵携帯端末の位置とから端末装置5があるビルBに緊急出動すべき保守員Mの優先順位を決定する編集装置、16は編集装置15で決定された保守員Mの優先順位の情報を表示する表示装置である。
【0012】
図1では領域Aをカバーする一つの基地局2のみを表示したが、実際には中央制御局6は複数の基地局2でそれぞれカバーされる複数の領域Aの交信データを処理している。移動者位置特定システムが構成されている場合は、中央制御局6は所定時間毎に全ての保守員Mが所持するPHS内蔵携帯端末に無音の呼出信号を発して、それらが何の基地局がカバーする領域内にあるかを把握するようになっている。領域A内のビルBの端末装置5から異常発報を受信すると、情報処理装置13は従来例と同様に異常情報を解析して異常の内容と端末装置5が設置されたビルBの名称と所在地等の情報を表示装置16に表示する。
【0013】
図2は中央制御局6が行う移動者位置特定処理の動作を示す流れ図である。同図を参照して移動者位置特定処理の動作を説明する。始めに、所定の時間毎に、中央制御局6は移動者が何の基地局がカバーする領域内にいるかを把握するために、移動者が所持する全てのPHS内蔵端末に無音の呼出信号を発する(S11)。そして、当該PHS内蔵端末から受信信号を受信して正常に交信できたか否かを判断する(S12)。その判断結果が然りならば、当該PHS内蔵端末と交信した基地局を検索し(S13)、当該PHS内蔵端末を所持する移動者が当該基地局がカバーする領域内にいることを認識する。手順S12の判断結果が否ならば、即ち、当該PHS内蔵端末との交信に失敗したならば、当該PHS内蔵端末を所持する移動者の位置は不明の侭となる。そして、これらの交信結果の情報を図示しないデータベースに記憶する(S14)。基地局からの交信電波がPHS内蔵端末に届く範囲は通常は半径が約100mの範囲内であり、当該PHS内蔵端末との交信を中継した基地局の所在地の特定情報は予め認識されているから、この基地局の所在地情報は移動者の位置を特定するための位置情報としては十分な精度を有したものである。
【0014】
図3は保守員優先順位表示処理の流れ図である。同図を参照して保守員優先順位表示処理の動作を説明する。例えば、領域A内のビルBに設置されている端末装置5が設備機器4ijの動作異常を検知して異常発報すると、異常信号は交換局3を介してセンター装置1に伝送され、受信装置10で受信される(S21)。情報処理装置13は受信装置10が受信した異常発報データに基づいて記憶装置11に記憶されている顧客データを検索し、異常発報した端末装置5が設置されているビルBの名称、郵便番号、所在地、電話番号、緯度・経度等の顧客情報を抽出すると共に異常内容と異常の程度を解析し(S22)、端末装置5近辺の位置情報を確定する(S23)。
【0015】
次に、記憶装置11から保守員Mの勤務予定を読み出して、当該日時に巡回保守作業中の保守員Mを検索すると共に(S24)、それらの者の作業遂行資格、経験年数等の技量情報を読み出す(S25)。一方、位置検索装置14は異常発報に基づいて中央制御局6を発呼して、領域A近辺で巡回保守作業に当たっていると思われる保守員M、例えば、保守員M,Mの位置情報を要求する(S26)。中央制御局6では前述の移動者位置特定処理を行った結果、データベースに記憶された保守員M,Mの位置情報を読み出して、交換局3を介して位置検索装置14に伝送する。編集装置15は中央制御局6から伝送された保守員M,Mの位置情報と、異常発報した端末装置5近辺の位置情報とから保守員M,Mと端末装置5との間の距離を算出する(S27)。そして、異常の程度、保守員M,Mの技量情報および保守員M,Mと端末装置5との間の距離等の条件に基づいて当該異常の対応に適切な保守員Mの優先順位を決定する(S28)。こうして決定された端末装置5が監視する設備機器4ijの異常対応に適切な保守員Mの優先順位を表示装置16に表示する(S29)。
【0016】
このように、動作異常を起こした設備機器4ijの異常対応に最適な保守員Mから順に適切な保守員Mがセンター装置1の表示装置16に表示されるから、監視センターで設備機器411〜4mpの監視に当たる監視員は保守員Mの技量を調べて異常対応可能か否かを判定したり、突発的な異常が発生した設備機器4が設置されたビルBの位置と保守員Mとの間の距離から異常対応に最適な保守員Mを選択する必要がなく、単に表示装置16を見るだけで直ちに異常を発報した端末装置5が監視する設備機器4ijの異常対応に最適な保守員Mおよび次に適切な保守員M′等々を認識することができる。
【0017】
図4は上述の保守員優先順位表示処理の手順S28の処理の中で行われる保守員順位決定処理の流れ図である。まず、手順S24の処理で得た、異常が発生した日時に巡回保守作業中の保守員Mのデータを参照する(S31)。そして、巡回保守作業中の保守員Mの技量が異常に対処できるだけのものか否かを判断し、異常対応可能な保守員Mだけを抽出する(S32)。次に、手順S27の処理で得た、異常が発生した設備機器4ijのあるビルBと抽出された保守員Mとの間の距離を比較し、その距離が短い順に保守員Mの優先順位を決定する(S33)。
【0018】
この実施例における上述の保守員順位決定処理では異常対応可能な保守員Mだけを抽出するようになっているので、昼間の時間帯のように、異常対応可能な保守員Mが多数出動可能な状態にあると思われる場合には効果的であるが、夜間のように、営業所に駐留する保守員Mの数が少ない場合は、異常対応可能な保守員Mがいないこともあり得る。そこで、このような場合に効果的な本実施例の変形例に係る保守員順位決定処理を説明する。図5は本実施例の変形例に係る保守員順位決定処理の流れ図である。手順S41の処理は本実施例の手順S31の内容と同様である。次の手順S42では本実施例の手順S33の内容と同様の処理を行う。即ち、異常が発生した設備機器4ijのあるビルBと巡回保守作業中の保守員Mとの間の距離を比較し、その距離が短い順に保守員Mの優先順位を決定する。そして、順位付けされた各保守員Mのデータには、それぞれの技量情報が付加される(S43)。
【0019】
この変形例では保守員Mの数が少なく、異常対応可能な保守員Mがいない場合であっても、監視センターの監視員が表示装置16に表示されたビルBに近い場所に居る保守員Mの技量を見て、総合的に判断して適切な保守員Mを選択することができるから、異常が発生した設備機器4ijの異常対応に当たる保守員Mを迅速に派遣することができる。また、本実施例では異常対応に適切な保守員Mの優先順位を決定して表示装置16に表示させるようにしたが、手順S26で得た保守員Mの位置情報によって、表示装置16に表示された異常が発生したビルBを中心とした地図上に保守員Mの現在位置を表示させて、監視センターの監視員が一目でビルBと保守員Mとの間の距離を判定できるようにしても良い。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、端末装置が異常発報した時に勤務時間帯記憶手段から当該時刻に出動可能な保守員を読み出すと共に、当該端末装置が設置されたビルに近い場所にいる保守員の現在位置情報の伝送を要求し、当該時刻に出動可能な保守員の現在位置情報に基づいて緊急出動する保守員の優先順位を決定して表示装置に表示させるようにしたので、監視センターで設備機器の監視に当たる監視員は保守員の技量を調べて異常対応可能か否かを判定したり、異常が発生した設備機器が設置されたビルの位置と保守員との間の距離から異常対応に最適な保守員を選択する必要がなく、単に表示装置を見るだけで直ちに異常が発生した設備機器の異常対応に最適な保守員を認識することができる。
請求項2記載の発明によれば、作業遂行資格を有した保守員の現在位置情報に基づいて緊急出動する保守員の優先順位を決定して表示装置に表示させるようにしたので、異常対応に派遣された保守員は確実に異常対応処理を遂行することができる。
【0021】
請求項3記載の発明によれば、中央制御局から伝送された保守員の現在位置情報に基づいて緊急出動する保守員の優先順位を決定して、保守員の作業遂行資格と共に表示装置に表示させるようにしたので、保守員の数が少なく、異常対応可能な技量を有した保守員がいない場合であっても、監視センターの監視員が表示装置に表示された保守員の技量を見て、総合的に判断して適切な保守員を選択することができるから、異常対応するための保守員を迅速に派遣することができる。
請求項4記載の発明によれば、異常を発報した端末装置が設置されたビルの位置情報と中央制御局から伝送された当該時刻に出動可能な保守員の現在位置情報と共に、該保守員の作業遂行資格を表示装置に表示させるようにしたので、監視センターの監視員が一目で異常が発生したビルと保守員との間の距離を判定して、異常対応可能で適切な保守員を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る緊急出動支援システムの全体構成を示すブロック図
【図2】移動者位置特定処理の動作を示す流れ図
【図3】保守員優先順位表示処理の流れ図
【図4】保守員順位決定処理の流れ図
【図5】本実施例の変形例に係る保守員順位決定処理の流れ図
【符号の説明】
1 センター装置
2 基地局
交換局
ij 設備機器
端末装置
6 中央制御局
11 記憶装置
12 保守員情報記憶装置
13 情報処理装置
14 位置検索装置
15 編集装置
16 表示装置
ビル
保守員

Claims (4)

  1. 設備機器の状態を監視して、その異常を検出した時、異常発報する端末装置と、該端末装置から受信した異常発報に基づいて当該端末装置の所在地を特定して当該端末装置の位置情報を表示装置に表示できるセンター装置とを有し、異常が発生した設備機器の異常対応のため緊急出動する保守員を特定するための支援を行う緊急出動支援装置において、各保守員が異常対応に対処するために出動可能な時間帯を予め記憶する勤務時間帯記憶手段と、各保守員が携帯する簡易型携帯電話端末装置と、複数の領域毎に設けられ、該領域内にある前記簡易型携帯電話端末装置の交信をそれぞれ中継する複数の基地局と、該複数の基地局の交信を統括すると共に、各基地局との間で交信可能な前記簡易型携帯電話端末装置の現在位置を把握可能な中央制御局と、前記センター装置に設けられ、前記簡易型携帯電話端末装置の位置情報に基づいて異常発報した前記端末装置が設けられた前記設備機器に近い場所にいる保守員の現在位置を前記領域に従って特定した位置情報を前記中央制御局に要求する位置情報要求手段と、前記端末装置が異常発報した時に前記勤務時間帯記憶手段から当該時刻に出動可能な保守員を読み出すと共に、当該端末装置が設置されたビルに近い場所にいる保守員の現在位置情報の要求を前記位置情報要求手段に指令し、当該時刻に出動可能な保守員の前記中央制御局から伝送された現在位置情報に基づいて緊急出動する保守員の優先順位を決定して前記表示装置に表示させる制御手段とを有したことを特徴とする緊急出動支援装置。
  2. 各保守員の異常対応に対処できる作業遂行資格を予め記憶する作業資格記憶手段を有し、制御手段は作業資格記憶手段から各保守員の作業遂行資格を読み出すと共に、作業遂行資格を有した保守員の中央制御局から伝送された現在位置情報に基づいて緊急出動する保守員の優先順位を決定して表示装置に表示させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の緊急出動支援装置。
  3. 各保守員の異常対応に対処できる作業遂行資格を予め記憶する作業資格記憶手段を有し、制御手段は作業資格記憶手段から保守員の作業遂行資格を読み出すと共に、中央制御局から伝送された保守員の現在位置情報に基づいて緊急出動する保守員の優先順位を決定して、保守員の作業遂行資格と共に表示装置に表示させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の緊急出動支援装置。
  4. 設備機器の状態を監視して、その異常を検出した時、異常発報する端末装置と、該端末装置から受信した異常発報に基づいて当該端末装置の所在地を特定して当該端末装置の位置情報を表示装置に表示できるセンター装置とを有し、異常が発生した設備機器の異常対応のため緊急出動する保守員を特定するための支援を行う緊急出動支援装置において、各保守員が異常対応に対処するために出動可能な時間帯を予め記憶する勤務時間帯記憶手段と、各保守員の異常対応に対処できる作業遂行資格を予め記憶する作業資格記憶手段と、各保守員が携帯する簡易型携帯電話端末装置と、複数の領域毎に設けられ、該領域内にある前記簡易型携帯電話端末装置の交信をそれぞれ中継する複数の基地局と、該複数の基地局の交信を統括すると共に、各基地局との間で交信可能な前記簡易型携帯電話端末装置の現在位置を把握可能な中央制御局と、前記センター装置に設けられ、前記簡易型携帯電話端末装置の存在情報に基づいて異常発報した前記端末装置が設けられた前記設備機器に近い場所にいる保守員の現在位置を前記領域に従って特定した位置情報を前記中央制御局に要求する位置情報要求手段と、前記端末装置が異常発報した時に前記勤務時間帯記憶手段および前記作業資格記憶手段から当該時刻に出動可能な保守員と該保守員の作業遂行資格を読み出すと共に、当該端末装置が設置されたビルに近い場所にいる保守員の現在位置情報の要求を前記位置情報要求手段に指令し、当該端末装置が設置されたビルの位置情報と前記中央制御局から伝送された当該時刻に出動可能な保守員の現在位置情報と共に、該保守員の作業遂行資格を前記表示装置に表示させる制御手段とを有したことを特徴とする緊急出動支援装置。
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