JP3549028B2 - Al系製品の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、Al−Si−Zn系合金をろう材として用いた熱交換器等の製品の製造方法に関するものである。
【0002】
【発明の背景】
芯材の表面にろう材が貼り合わされたブレージングシートを用いてフィン(あるいはチューブ)を作製し、このフィンとチューブとを組み合わし、ろう付けすることによって熱交換器が製造されている。
この熱交換器に要求されている特性の一つとして耐蝕性に富むことが挙げられる。すなわち、腐食環境下に置かれていると、徐々に腐食が進行する。この為、各種の耐蝕性技術が提案されている。しかし、更なる耐蝕性技術が求められている。
【0003】
【発明の開示】
前記の問題点に対する研究が本発明者によって鋭意押し進められた。
先ず、従来の製品についての検討が行われた。すなわちアルミニウム又はアルミニウム合金製(Al製)熱交換器において、ブレージングシートを用いて構成したフィンとチューブとを結合しているろう材(Al−Si−Zn系合金)が如何なる状態にあるかを検討した。ろう付けに際して溶融したAl−Si−Zn系合金は冷却する過程において、先ず、初晶α相が析出し、成長する。そして、共晶温度に至った時点で液相が凝固し、共晶相が形成され、そして室温まで冷却される。この時、理論的には、初晶α相のSi固溶度と共晶α相のSi固溶度とは同じである。しかし、凝固後の冷却過程で、共晶α相のSiは析出し易く、このため共晶α相のSi固溶度は初晶α相のSi固溶度より低くなっていることが判って来た。ところで、共晶α相のSi固溶度が初晶α相のSi固溶度より低いと言うことは、共晶α相は初晶α相よりも電気化学的に卑な状態にある。この為、腐食環境下にあると、共晶α相が優先的に溶解してしまい、残った初晶α相が脱落し、この脱落による減量が溶解減量よりも大きく寄与し、腐食速度が高くなると考えられた。この結果、フィンとチューブとが外れてしまい易くなる。
【0004】
又、前記のような腐食(粒界腐食)が進行して行くと、ブレージングシートの芯材が露出し、孔食が芯材にまで進み易く、貫通孔が形成され易い。これがチューブの場合には致命的なものとなる。そして、ろう材と芯材との関係を鑑みると、芯材内部との電位差が最も大きいのは共晶α相であるが、この共晶α相におけるSi固溶度は充分に小さいものではないから前記電位差が充分なものとは言えない。この為、ろう材に充分な犠牲陽極効果を期待することは出来ない。
【0005】
このようなことから、初晶α相のSi固溶度と共晶α相のSi固溶度とを同等にすることが大事であると考えられた。特に、初晶α相のSi固溶度と共晶α相のSi固溶度とを同等にし、かつ、Si固溶量を低くすることが好ましいことが判って来た。すなわち、斯の如くにしていると、ろう材のα相における電気化学的特性が等しくなり、初晶α相と共晶α相とは略同時に溶解し、全面溶解となって粒界腐食が起き難いものとなる。更には、α相は内部の芯材に対して大きな電位差を持つ卑なものとなり、犠牲陽極効果が発揮され、芯材の孔食が起き難いものとなる。
【0006】
このような状態を達成する為には、ろう付け作業後に熱処理を施せば良いことが判った。すなわち、ろう付け作業後に熱処理を施すと、初晶α相に固溶したSi量と共晶α相に固溶したSi量とが同等に、かつ、Si固溶量が低くなり、電気化学的特性は均等に、かつ、芯材に対して卑なものとなる。
このような知見を基にして本発明が達成されたものであり、耐蝕性に優れたAl系製品を提供することを目的とする。
【0007】
この本発明の目的は、芯材の表面に少なくともSi及びZnを含むAl−Si−Zn系合金ろう材が設けられたAl材料が用いられた製品の製造方法であって、前記ろう材によるろう付け作業の後、100〜400℃の温度で3分以上の熱処理を行うことを特徴とするAl系製品の製造方法によって達成される。
又、少なくともMnを含むAl合金からなる芯材の表面に少なくともSi及びZnを含むAl−Si−Zn系合金ろう材が設けられたAl材料が用いられた製品の製造方法であって、前記ろう材によるろう付け作業の後、100〜400℃の温度で3分以上の熱処理を行うことを特徴とするAl系製品の製造方法によって達成される。
【0008】
又、Cu,Si,Zr,Tiの群の中から選ばれる少なくとも一種、及びMnを含むAl合金からなる芯材の表面に少なくともSi及びZnを含むAl−Si−Zn系合金ろう材が設けられたAl材料が用いられた製品の製造方法であって、前記ろう材によるろう付け作業の後、100〜400℃の温度で3分以上の熱処理を行うことを特徴とするAl系製品の製造方法によって達成される。
【0009】
尚、上記Al材料は、芯材の表面(片面または両面)にろう材が貼り合わされた(クラッドされた)ブレージングシートであったり、芯材の表面にろう材粉末(粒子)を溶射若しくはバインダによって付けたシートが挙げられる。このようなシートを用いてフィンを成形したりチューブを成形する。
本発明におけるろう材はAl−Si−Zn系合金である。特に、Si含有量が3〜15wt%(より好ましくは3〜11wt%、もっと好ましくは5〜10wt%)、Zn含有量が0.1〜15wt%(より好ましくは0.1〜10wt%、もっと好ましくは1〜10wt%)、残部がAlと不可避不純物とからなる。又、更に、0.001〜0.1wt%のIn、0.01〜0.07wt%のBe、0.02〜0.20wt%のBi等を含んでいても良い。
【0010】
芯材としては純AlあるいはAl合金である。機械的強度が要求されない場合には純Alでも良い。しかしながら、機械的強度を要求されることが多く、このような場合にはAl合金が用いられる。特に、Mn含有量が0.1〜1.5wt%のAl合金が用いられる。又、0.05〜0.5wt%のCu、0.3〜1.2wt%のSi、0.01〜0.15wt%のZr、0.01〜0.2wt%のTiの中の一種または二種以上と0.1〜1.5wt%のMnとを少なくとも含有するAl合金が用いられる。このようなAl−Mn系合金あるいはAl−Mn−X系合金を用いることによって、芯材として必要な機械的強度が確保される。
【0011】
上記Al材料で作製されたシートを用いて構成した熱媒体の流路である管(チューブ、パテプ)とAl製フィンとを組み合わし、ろう付けした後、冷却する。この冷却後の製品を100〜400℃の温度で3分以上(好ましくは10分以上)熱処理する。熱処理温度が低い場合には、初晶α相のSiの固溶度と共晶α相のSiの固溶度との差をなくすことが出来なかったことより、100℃以上とした。逆に、高くなり過ぎると、冷却時の析出過程において同じような固溶度差が生じ、本発明の熱処理の意味がなくなることから、400℃以下とした。尚、好ましい熱処理温度は200〜300℃である。又、熱処理時間が短い場合には、初晶α相のSiの固溶度と共晶α相のSiの固溶度との差をなくすことが出来なかったことより、3分以上とした。熱処理時間は長くても差し支えなかったが、生産効率を考えると10時間以内である。好ましい熱処理時間は10分〜10時間である。
【0012】
以下、具体的な実施例を挙げて説明する。
【0013】
【実施例】
〔実施例1〕
不可避不純物しか含まない純Alからなる芯材の両面に、Siが8wt%、Znが3wt%で、残部がAlと不可避不純物からなるAl−8Si−3Zn合金ろう材をクラッド(クラッド率は片面10%)した0.4mm厚のブレージングシートを用意した。そして、このブレージングシートを用いてチューブを構成した。
【0014】
このチューブとAl製フィンとを組み合わせ、不活性雰囲気下においてフッ化物系のフラックスを用いたろう付け手段により600℃、3分間のろう付けを実施し、チューブとフィンとを結合した。
この熱交換器を表−1に示す条件で熱処理し、この後は空冷によって徐々に室温まで冷却し、耐蝕性テストを行ったので、その結果を表−1に示す。
【0015】
Figure 0003549028
*耐蝕性テストは、酸性塩水噴霧試験を1日間実施し、ろう材の腐食形態を調べると共に、同様の試験を30日間実施し、孔食深さを調べた。
【0016】
〔実施例2〕
実施例1において、芯材としてAl−1.2Mn−0.15Cu合金を用い、かつ、ろう材としてAl−8Si−1Zn合金を用いた他は同様に行い、耐蝕性テストを行ったので、その結果を表−2に示す。
Figure 0003549028
〔実施例3〕
実施例1において、芯材としてAl−1.2Mn−0.5Cu−0.6Si−0.1Zr合金を用い、かつ、ろう材としてAl−8Si−1Zn合金を用いた他は同様に行い、耐蝕性テストを行ったので、その結果を表−3に示す。
【0017】
Figure 0003549028
〔比較例〕
実施例1において、芯材としてAl−1.2Mn−0.15Cu合金を用い、かつ、ろう材としてAl−8Si合金を用いた他は同様に行い、耐蝕性テストを行ったので、その結果を表−4に示す。
【0018】
Figure 0003549028
【0019】
【効果】
本発明によれば、耐蝕性に優れたAl製熱交換器などの製品が得られる。

Claims (8)

  1. 芯材の表面に少なくともSi及びZnを含むAl−Si−Zn系合金ろう材が設けられたAl材料が用いられた製品の製造方法であって、前記ろう材によるろう付け作業の後、100〜400℃の温度で3分以上の熱処理を行うことを特徴とするAl系製品の製造方法。
  2. 少なくともMnを含むAl合金からなる芯材の表面に少なくともSi及びZnを含むAl−Si−Zn系合金ろう材が設けられたAl材料が用いられた製品の製造方法であって、前記ろう材によるろう付け作業の後、100〜400℃の温度で3分以上の熱処理を行うことを特徴とするAl系製品の製造方法。
  3. Cu,Si,Zr,Tiの群の中から選ばれる少なくとも一種、及びMnを含むAl合金からなる芯材の表面に少なくともSi及びZnを含むAl−Si−Zn系合金ろう材が設けられたAl材料が用いられた製品の製造方法であって、前記ろう材によるろう付け作業の後、100〜400℃の温度で3分以上の熱処理を行うことを特徴とするAl系製品の製造方法。
  4. Al材料は、芯材の表面にろう材が貼り合わされたものであることを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかのAl系製品の製造方法。
  5. Al材料は、芯材の表面にろう材粒子が設けられたものであることを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかのAl系製品の製造方法。
  6. ろう材は、Si含有量が3〜15wt%、Zn含有量が0.1〜15wt%、必要に応じてInを0.001〜0.1wt%、Beを0.01〜0.07wt%、及びBiを0.02〜0.20wt%、そして残部がAlと不可避不純物であることを特徴とする請求項1〜請求項5いずれかのAl系製品の製造方法。
  7. Al合金からなる芯材におけるMn含有量が0.1〜1.5wt%であることを特徴とする請求項2又は請求項3のAl系製品の製造方法。
  8. Al合金からなる芯材におけるCuを含有した場合のCu含有量は0.05〜0.5wt%、Siを含有した場合のSi含有量は0.3〜1.2wt%、Zrを含有した場合のZr含有量は0.01〜0.15wt%、Tiを含有した場合のTi含有量は0.01〜0.2wt%であることを特徴とする請求項3のAl系製品の製造方法。
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