JP3548925B2 - 計測装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は例えば入力パルスを計数するカウンタ等の計測装置、特にその計測値及び設定値の表示に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の例えばカウンタはその計数桁及び表示桁が固定されていた。例えば4桁カウンタの場合ついてみると、その計数値表示部及び設定値表示部はそれぞれ4桁に設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このため、カウンタの仕様よりも小さな桁数で使用する場合においても、ユーザにとって不要な桁の計測情報まで表示され、且つ不要な桁の設定も行えてしまい、煩雑であった。このため、自分の機械にマッチした桁数のカウンタの設置が望まれていた。このようなことから、メーカー側においては、そのような要望に応えるために、各桁数(1桁、2桁、3桁、4桁、6桁など)の専用カウンタを製品のバリエーションとして準備していたが、型番数が多くなるため、生産効率が悪く、在庫も余計に持たなくてはならならず、このことが、結果としてコストが高くなる原因の一つとなっていた。また、ユーザー側においても、保守品が多型番となる為、在庫が余計に必要になると、いう問題点があった。
【0004】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、桁数を任意に設定することができるようにした計測装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の一つの態様に係る計測装置は、複数桁の表示部を有する計測値表示部と、最大桁数が設定される第1の記憶手段と、最大桁数に対応した限界値が設定される第2の記憶手段と、被測定対象についての信号を入力して計測し、その計測値が限界値と一致するまではその計測値を計測値表示部にそのまま表示させ、その計測値が限界値を越えた場合にはその計測値を所定値に置き換えて、それを計測値表示部に表示させ、そして、計測表示部の内、設定された最大桁数を越えた桁の表示部分にはブランク表示させる演算手段とを有する。
本発明の他の態様に係る計測装置は、複数桁の表示部を有する計測値表示部と、複数桁の表示部を有する設定値表示部と、設定値を入力するキー部と、最大桁数が設定される第1の記憶手段と、最大桁数に対応した限界値が設定される第2の記憶手段と、被測定対象についての信号を入力して計測し、その計測が限界値と一致するまではその計測値を計測値表示部にそのまま表示させ、その計測値が前記限界値を越えた場合にはその計測値を所定値に置き換えて、それを計測値表示部に表示させ、また、キー部による入力の内、最大桁数の範囲において、その入力を設定値として取り込んで設定値表示部に表示させ、そして、計測値表示部及び設定値表示部の内、設定された最大桁数を越える表示部分にはブランク表示させる演算手段とを有する。
【0006】
本発明においては、最大桁数が設定され、その最大桁数に対応した限界値が設定されると、計測値表示部にはその最大桁数までが表示され、最大桁を越えた桁はブランク表示される。そして、計測値が限界値を越えると置き換えられて所定値になる。また、設定値表示部においてもその最大桁数までが表示され、最大桁を越えた桁はブランク表示される。従って、本発明においては、その計測装置の表示桁の桁数の範囲内において設定された桁数の表示装置を有するものとして扱うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態の一例に係るカウンタの構成を示すブロック図である。このカウンタは、図示のように、CPU10、ROM11、RAM12、I/Oポート13、桁数設定手段14、計数表示部15、設定表示部16及びキー部17から構成されている。CPU10、ROM11、RAM12及びI/Oポート13はカウンタの筐体内に内蔵され、桁数設定手段14はカウンタの筐体内に取り付けられた設定用スイッチ又はソフトウエアスイッチにより実現される。計数値表示部15、設定値表示部16及びキー部17はカウンタの筐体の正面に配置される。
【0008】
図2は計数値表示部15、設定値表示部16及びキー部17の配置例を示す説明図であり、同図(a)は桁数設定手段14により4桁に設定された状態、同図(b)は2桁に設定された状態を示す説明図である。
【0009】
次に、図1のカウンタの動作を図3〜図6を参照しながら説明する。
図3は電源投入時の初期設定の動作を示すフローチャートである。電源が投入されると、CPU10は桁数設定手段14により設定された内容を読み出して、それをRAM12の例えばSWメモリ12aに書き込む。そして、設定桁数別の限界値をRAM12にセットする。例えば4桁の場合には「9999」、3桁の場合には「999」、2桁の場合には「99」、1桁の場合には「9」となる。
【0010】
図4は計数割り込み時における処理を示すフローチャートである。I/Oポート13を介してパルス信号が入力されると、CPU10は現在の計数値+1としてそれを計数後の計数値としてRAM12に格納する。そして、その計数値が先に設定された限界値を越えているかどうかを判断し、越えている場合にはその計数値を所定値「0」にセットする。例えば4桁の場合には計数値が限界値「9999」を越えて「10000」となった場合にはそれを所定値「0」に書き換える。
【0011】
図5はキー部17の操作時における処理を示すフローチャートであり、この処理は所定の周期毎に行われる。まず、キー入力があるかどうかを判断し、キー入力があった場合にはそれが有効桁のキーであるかどうかを判断する。例えばSWメモリ12aに4桁として書き込まれていれば、キー部17の4桁のキーが有効となる。キー部17の1桁目から4桁目までのキーが押されると、その桁に応じてその設定値を更新する。例えば4桁目のキーが押されると「+1000」、3桁目のキーが押されると「+100」、2桁目のキーが押されると「+10」、1桁目のキーが押されると「+1」、という具合に各桁の設定値が更新される。
【0012】
図6は設定値表示部16の表示処理を示すフローチャートである。設定値表示部16においては設定桁数別に表示を更新する。設定値表示部16が4桁まで表示できる構成になっている場合には、その設定桁数に応じて次のように処理される。
4桁:1桁〜4桁の全てを表示する。
3桁:1桁〜3桁を表示し、4桁をブランク表示する。
2桁:1桁及び2桁を表示し、3桁及び4桁をブランク表示する。
1桁:1桁を表示し、2桁〜4桁をブランク表示する。
なお、上記の説明は設定値表示部16についての説明であるが、計数値表示部15においても同様にして処理されて表示する。
【0013】
なお、上記の実施の形態においては、計数値が増加する場合の動作について説明しているが、他の例として、計数値が減少するカウンタもある。このカウンタの場合には、例えば桁数が4桁に設定されているときに、限界値を「0」、所定値を「9999」に設定しておくと、計数値が、…4→3→2→1→0となり、減算パルスにより計数値割込が処理されると、計数値は一旦「−1」になるが、限界値「0」を超えているために所定値「9999」に設定される。この結果、計数値は図7(a)に示されるような表示を行なうようになる。
【0014】
更に他の例として、計数値が最大表示可能値を超えた後は最大表示可能値の表示を維持させることもできる(加算カウンタの場合)。例えば桁数が4桁に設定されている場合に、計数値が増加し、…9998→9999となったとき(「9999」は4桁の場合の最大表示可能値)には、その後に加算パルス信号が入力されても「9999」の表示を維持させることができる。この場合には、限界値を「9999」、所定値を「9999」としておくと図4にて計数値割込みが入り、今までの計数値「9999」が新計数値として「10000」となっても、限界値「9999」を越えるために新計数値には所定値「9999」が設定されるために、「9999」の表示が維持される。この結果、計数値は図7(b)に示されるような表示を行なうようになる。
【0015】
更にもう一つの例として、計数値を減算して、最小表示可能値を越えた後は最小表示可能値の表示を維持させることもできる(減算カウンタの場合)。この場合には、限界値を「−9999」、所定値を「−9999」としておくことにより、上記の例と同じように「−9999」の表示を維持させることができる。この結果、計数値は図7(c)に示されるような表示を行なうようになる。
【0016】
なお、上述の実施の形態においてはカウンタの例について説明したが、本発明はカウンタ以外のデバイス、例えばタイマ、回転計等の桁表示をするデバイスにも同様に適用することができる。
【0017】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、最大桁数が設定され、その最大桁数に対応した限界値が設定されると、計測値表示部にはその最大桁数までが表示され、最大桁を越えた桁はブランク表示され、計測値が限界値になると所定値になるようにし、また、設定値表示部においてもその最大桁数までが表示され、最大桁を越えた桁はブランク表示されるようにしたので、その計測装置の表示桁の桁数の範囲内において設定された桁数の表示装置を有するものとして扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実地の形態の一例に係るカウンタの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の計数表示部、設定表示部及びキー部の配置例を示す説明図である。
【図3】図1のカウンタの電源投入時の初期設定の動作を示すフローチャートである。
【図4】図1のカウンタの計数割り込み時における処理を示すフローチャートである。
【図5】図1のキー部の操作時における処理を示すフローチャートである。
【図6】図1の設定値表示部の表示処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実地の形態の他の例に係る表示例を示す説明図である。
Claims (2)
- 複数桁の表示部を有する計測値表示部と、
最大桁数が設定される第1の記憶手段と、
前記最大桁数に対応した限界値が設定される第2の記憶手段と、
被測定対象についての信号を入力して計測し、その計測値が前記限界値と一致するまではその計測値を前記計測値表示部にそのまま表示させ、その計測値が前記限界値を越えた場合にはその計測値を所定値に置き換えて、それを前記計測値表示部に表示させ、そして、前記計測表示部の内、設定された前記最大桁数を越えた桁の表示部分にはブランク表示させる演算手段と
を有することを特徴とする計測装置。 - 複数桁の表示部を有する計測値表示部と、
複数桁の表示部を有する設定値表示部と、
設定値を入力するキー部と、
最大桁数が設定される第1の記憶手段と、
前記最大桁数に対応した限界値が設定される第2の記憶手段と、
被測定対象についての信号を入力して計測し、その計測が前記限界値と一致するまではその計測値を前記計測値表示部にそのまま表示させ、その計測値が前記限界値を越えた場合にはその計測値を所定値に置き換えて、それを前記計測値表示部に表示させ、また、前記キー部による入力の内、前記最大桁数の範囲において、その入力を設定値として取り込んで前記設定値表示部に表示させ、そして、前記計測値表示部及び前記設定値表示部の内、設定された前記最大桁数を越える表示部分にはブランク表示させる演算手段と
を有することを特徴とする計測装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP16601296A JP3548925B2 (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 計測装置 |
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JPH1013215A JPH1013215A (ja) | 1998-01-16 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3548925B2 (ja) |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP16601296A patent/JP3548925B2/ja not_active Expired - Fee Related
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