JP3548067B2 - スポイラー取付具、スポイラー取付構造及びスポイラー取付方法 - Google Patents

スポイラー取付具、スポイラー取付構造及びスポイラー取付方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車の外装部品であるエアースポイラーを車体に取り付けるためのスポイラー取付構造およびそれに利用される取付具並びに取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のトランクリッドやルーフエンドに取り付け、空力性能や意匠性を向上させるためエアースポイラーを装着している。一方、ミニバンやRV(レクレーショナル・ビークル)などと呼ばれる、後部のトランク室をなくしてルーフエンドから後部の縦壁を形成するいわゆるハッチバックタイプの車形が、室内の広さ、搭乗者数や座席配置等の使い勝手の良さで賞用されている。
【0003】
このような自動車にあっては、ルーフおよび側部から後部に流れる空気流がリアハッチ外にて渦を生ずるため、空気抵抗の問題があるし、また雨天などでは泥の混じった水が前記空気流の渦の中に含まれて吹き当てられてリアガラスなどが汚れる問題もある。
【0004】
そこで渦の低減のためにルーフを流れてくる空気を偏向させる目的でエアースポイラー(エアデフレクタともいわれる)を装着する場合がある。
【0005】
ハッチバックタイプ車のルーフエンドにエアースポイラーを取り付ける構造としては、例えば実開昭63−57184号に記載のものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ハッチバックタイプ車のルーフエンドにはリアハッチドアのヒンジが設けられており、またシールなどが配置されているから、こゝにエアースポイラーを取り付けるのはスペースと作業性の問題から困難が伴う。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記問題点を解決することを目的とし、請求項1の発明に係るスポイラー取付具は、スポイラーの取付座面を支持するとともにリヤハッチドアパネルのスポイラー搭載面に空隙を挟んで対向するスポイラー支持部と、スポイラー支持部から前記リヤハッチドアパネルのガラス製周縁部を超えて、同ハッチドアパネルのスポイラー搭載面裏面側の枠部の側縁部まで延設される延設部と、この延設部に一体に形成され前記側縁部に固着するための固着座面を有して、スポイラーをリヤハッチドアに取り付けるのに使用されるスポイラー取付具であって、前記延設部は、前記スポイラー支持部から前記ガラス製周縁部の側方に延設されて該周縁部の外端面に空隙を挟んで対向し得る上側延設部と、この上側延設部の下端に他よりも変形しやすく形成された変形部を介して隣接し前記固着座面が下端に一体に形成された下側延設部とで構成され、前記変形部は所定の幅に亘って変形を分散する変形分散部を有し、前記下側延設部は、スポイラー取付前において前記スポイラー搭載面に前記スポイラー支持部を対向させた状態では、前記固着座面を前記枠部の側縁部から離間させた位置にあり、またスポイラー取付時には、前記下側延設部をスポイラーの外側方から車体の中心方向に向かって曲げるように前記変形部を変形させることで、前記固着座面を前記枠部の側縁部に当接させることを特徴とする。
【0008】
このような構成によって、スポイラーの取り付けは予め特定された形状のみによらず、取付作業において形状を変形させて車体により確実に且つ容易に取り付けることが可能になる。変形が分散され局所的な変形が防止され特定の弱部を形成することを防止できる。 請求項2の発明は、請求項1のスポイラー取付具において変形部はスリット構造を有して他よりも変形しやすくなされたものである。
【0009】
スリット構造により、容易に他よりも変形しやすく、かつ変形箇所を特定でき、よって所定の変形後の形状が容易に得られる。
【0010】
請求項3の発明は、前記いずれかの請求項のスポイラー取付具において、変形部を褶曲された隆起部としたものである。
【0011】
褶曲により変形部を形成したので、肉厚の増減によらず、より簡潔な形状によりスポイラー取付具を形成できる。すなわち、例えばシート状の素材を切り出し、曲げ加工を施すことにより、所望の特性が容易に得られるものである。
【0012】
請求項4の発明は、請求項3のスポイラー取付具であって、隆起部はスポイラー支持部側を固着座面側よりも強度を付与する補強構造を設けたことを特徴としている。スポイラー支持部およびスポイラー支持部側の変形部の変形を抑止し変形分散部を変形させるので、スポイラー取付具のリアハッチドアのスポイラー搭載面側の箇所に変形が出にくゝ、予めの寸法や形状によりリアハッチドアとの寸法関係を所定のものとすることができ、取付精度を向上できる。
【0013】
請求項5のスポイラー取付具は、金属材料からなり、被覆されているものである。
【0014】
このようなスポイラー取付具にあっては、変形分散部により局所的な変形でなく、より広い範囲で変形を分担するので、金属材料のスプリングバックを抑制し、作業時の変形の形状を容易に所望のものにすることができるとともに、被覆のための被覆材が局所的に引張または圧縮されることがなく、被覆が表面に連続して維持され、金属材料の酸化による劣化の問題を解決できる。
【0015】
請求項6の発明に係るスポイラー取付構造は、車幅方向に長尺状のスポイラーの左右端末に設けた一対の取付座面を支持するとともにリヤハッチドアパネルのスポイラー搭載面に空隙を挟んで対向するスポイラー支持部と、スポイラー支持部から前記リヤハッチドアパネルのガラス製周縁部を超えて、同ハッチドアパネルのスポイラー搭載面裏面側の枠部の側縁部まで延設される延設部と、この延設部に一体に形成され前記側縁部に固着するための固着座面を有するスポイラー取付具を介してスポイラーをリヤハッチドアに取り付けるスポイラー取付構造であって、前記延設部は、前記スポイラー支持部から前記ガラス製周縁部の側方に延設されて該周縁部の外端面に空隙を介して対向し得る上側延設部と、この上側延設部の下端に他よりも変形しやすく形成された変形部を挟んで隣接し前記固着座面が下端に一体に形成された下側延設部とで構成され、前記変形部は所定の幅に亘って変形を分散する変形分散部を有し、前記下側延設部は、スポイラー取付前において前記スポイラー搭載面に前記スポイラー支持部を対向させた状態では、前記固着座面を前記枠部の側縁部から離間させた位置にあり、またスポイラー取付時には、前記下側延設部をスポイラーの左右各端末から車体の中心方向に向かって曲げるように前記変形部を変形させることで、前記固着座面を前記枠部の側縁部に当接させることを特徴とする。
【0016】
このような構成によって、スポイラーの取付具は予め特定された形状のみによらず、取付作業において形状を変形させて車体により確実に且つ容易に取り付けることが可能になる。即ち、リアハッチドアに近接するように変形がなされて、変形後の一対のスポイラー取付具によってリアハッチドア(特にガラス製周縁部)を抱持するようにスポイラーを取り付けることができるので、限られたスペースであってもスポイラーの取り付けが可能となり、スポイラーの車体における固着点間ピッチがスポイラーの全長よりも狭い場合にも適用できる。また変形されたスポイラー取付具が車体パネルにより隠蔽可能となり取付外観が向上する。
【0017】
さらに請求項7の発明に係るスポイラー取付方法は、スポイラーの取付座面を支持するとともにリヤハッチドアパネルのスポイラー搭載面に対向するスポイラー支持部と、スポイラー支持部から前記リヤハッチドアパネルのガラス製周縁部を超えて、同ハッチドアパネルのスポイラー搭載面裏面側の枠部の側縁部まで延設される延設部と、この延設部に一体に形成され前記側縁部に固着するための固着座面とを有するスポイラー取付具であって、前記延設部が、前記スポイラー支持部から前記ガラス製周縁部の側方に延設される上側延設部と、この上側延設部の下端に他よりも変形しやすく形成された変形部を介して隣接し前記固着座面が下端に一体に形成された下側延設部とで構成されると共に、前記変形部が所定の幅に亘って変形を分散する変形分散部を有するものを使用して、スポイラーをリヤハッチドアに取り付けるに当たり、スポイラーの取付座面にスポイラー取付具の前記スポイラー支持部を固着した後、スポイラーを前記スポイラー搭載面上に仮固定して、前記スポイラー支持部を該スポイラー搭載面に空隙を挟んで対向させると共に前記上側延設部を前記ガラス製周縁部の外端面に空隙を挟んで対向させ、その状態で、前記取付座面より外方に延設されている前記下側延設部を車体の中心方向に向かって曲げるように前記変形部を変形させて、前記固着座面を前記枠部の側縁部に当接させ、しかる後に該固着座面を前記枠部の側縁部に固着することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明のスポイラー取付具および取付構造の好ましい形態について実施例に基づいて説明する。
【0019】
図1は典型的なミニバンである車両1の後部を示す斜視図、図2はその一部を拡大しエアースポイラー7の一部分を切り欠いて取付構造の詳細を説明した図、図3は図1のA−A断面図、図4は図2のB−B断面図である。
【0020】
ルーフパネル3はサイドウインドウ4の後端の位置よりやや前方までとし、リアハッチドア2は、水平ガラス5、略垂直な立ガラス6により、ガラス面がルーフの後部の一部をなすような外観形状としてある。リアハッチドア2はルーフパネル3の後端部3aにてヒンジを介して開閉可能に支持されている。
【0021】
リアハッチドアパネル21は図8を参照すると、水平ガラス5と立ガラス6の周縁部52(62)を粘着テープ99を介して接合する枠部21aを有し、水平ガラス5の後端縁51と立ガラス6の上縁61とをH字状の断面をなす黒色の樹脂シール8で連結し、ガラス5,6をスモーク色として、全体として1枚のガラスを思わせる一体的な外観を得ている。そしてエアースポイラー7はあたかも水平ガラス5の上に載置されるように取り付けられる。
【0022】
エアースポイラー7はABS樹脂をブロー成形し、さらに車体色に合わせた塗料をコートしたもので、面平滑度、色調、光沢はボディパネルに類似のものである。ウイングプレート部71はルーフパネル3の曲面に調和した曲面状をなし、左右の脚部72はウイングプレート部71から傾斜面73により左右端部にかけてわずかに立ち上げられてからさらに外方に曲面をなして傾斜する。
【0023】
脚部72は前方に延びる取り付けのための取付座面74を下面に有している。取付座面74は前端が水平ガラス5の前端5aに一致し、水平ガラス5の側縁に沿ってアーチ状に立ガラス6の上縁61から十数センチメートル下方まで延びている。そして取付座面74はその前部を水平ガラス5と、後部を立ガラスとそれぞれ両面粘着テープ95,96で貼付固定される。
【0024】
このアーチ状をなす取付座面74に対向する箇所がスポイラー搭載面31であり、エアースポイラー7を固定するブラケット11は取付座面74の前後方向のほぼ中央に位置する。
【0025】
次に、ブラケット11の詳細について、図5乃至図8に基づいて説明する。
【0026】
図5は、ブラケット11の単体斜視図、図6は図5におけるC−C部の断面図で、エアースポイラー7の取付座面74にブロー成形と同時に埋め込まれた埋込ナット75にボルト98でブラケット11のスポイラー支持部12を固定する。ブラケット11は例えば1.2mmの圧延鋼板をプレス加工し、さらに6ナイロンを浸漬付着させて全体をコーティングしたものである。コーティングはカニゼンメッキ、亜鉛メッキなどのメッキ処理、あるいはウレタン系塗料などを塗装することによってもよく、防錆作用がある。鋼板の他、ジュラルミン板、真鍮板などの金属材料が好ましい。あるいはポリプロピレン、66ナイロンなどの熱可塑性樹脂とガラスマットを複合化したFRP板などを熱プレスしてブラケット11とすることもできる。スポイラー支持部12には一段上方に立ち上げられた段部12aの通孔12bを用いてボルト98を貫通させて締着する。ボルト98の頭部98aは段部12aによってスポイラー支持部12の下面から下方に突出しないので、スポイラー搭載面31に干渉しない。
【0027】
延設部14はスポイラー支持部12の端縁から垂下延設され、4つのアーチ状の変形分散部である連結部15によって、言い換えれば3つのスリット16によって、上側延設部14aと下側延設部14bに別けられる。連結部15の上側延設部14aとの境界部には三角形状の膨出部15aがプレス成形時に一体に形成されている。下側延設部14bの下端から側方僅か斜め下に固着座面17が形成され、一対の通孔17aが穿設してある。
【0028】
このようにしてエアースポイラー7の左右の取付座面74に外方に固着座面17が延設された状態で、開かれたリアハッチドア2のガラス5,6の上面の所定の位置に前記両面粘着テープ95,96で貼り付け、仮固定する。次に下部延設部14bを図6または図7の矢印Cの方向に曲げる。この作業は手作業にて容易に実施できる。図7は曲げられた状態のブラケット11の単体斜視図、図8はリアハッチドアパネル21の側縁部21bに固着座面17が当接され、ナット21cにビス97で固定された状態を示す断面図である。
【0029】
このように、連結部15がアーチ状で所定の幅を持っているため、上下の各延設部14a,14bの形状が変形せずかつ曲げ点が連結部15の範囲で分散されるので、コートした被覆材、たとえば6ナイロンに局所的な割れが出ないので、雨水などが当っても錆びることがない。曲げ点が分散されて平均して連結部15が曲がるので、枠部21aのフランジ部21dと下側延設部14bとが干渉せず、枠部21aの塗膜を傷めることがなく、ナット21cと通孔17aの位置精度が良好で、取付作業を円滑に行うことができる。またエアースポイラー7の全長がリアハッチドア2の幅以上であっても、両側縁部を抱持するように左右の各ブラケット11を車両中心方向に曲げて取り付けるので、そのような長尺のエアースポイラー7であっても取り付けでき、また、ブラケット11の下側延設部14bおよび固着座面17が枠部21aの裏側に隠せるので、車体の外観が良好にできる。また、リアハッチドア2のヒンジ部に取り付ける構造を採らないので、車体の組立工程でなくても、例えば車両完成後において任意に取り付けが可能である。
【0030】
変形部は、以上説明におけるスリット構造による他、他の部分の肉厚よりも薄くして、変形しやすく形成することができる。また、ブラケットは鋼板などからプレス加工法により成形する他、ダイカスト成形法、鍛造法などによることもできる。
【0031】
【発明の効果】
本発明によると、請求項1の発明によれば、取付作業において変形させてスポイラーの取り付けができるので、確実で且つ容易に取り付けることができる。
【0032】
変形が分散され局所的な変形が防止され特定の弱部を形成することを防止できる。
【0033】
請求項2の発明によれば、上記請求項1の発明の効果に加えて、スリット構造により、容易に所定の変形後の形状を得ることができる。
【0034】
請求項3の発明によれば、前記いずれかの請求項の効果に加えて、褶曲による変形部によって、肉厚の増減によらず、より簡潔な形状によりスポイラー取付具を形成できる。
【0035】
請求項4の発明によれば、前記請求項3のスポイラー取付具の効果に加え、隆起部がスポイラー支持部およびスポイラー支持部側の変形部の変形を抑止して変形分散部を変形させるので、スポイラー取付具の車体パネルのスポイラー搭載面側の箇所の寸法関係を所定のものとすることができ、取付精度を向上することができる。
【0036】
請求項5の発明のスポイラー取付具にあっては、金属材料のスプリングバックを抑制し、作業時の変形の形状を容易に所望のものにすることができるとともに、被覆のための被覆材が局所的に引張または圧縮されることがなく、被覆が表面に連続して維持され、金属材料の酸化による劣化の問題を解決できる。
【0037】
請求項6の発明のスポイラー取付構造によれば、スポイラーの取り付けは予め特定された形状のみによらない、取付作業において変形された形状で車体により確実に且つ容易に取り付けることが可能になる。車体パネルに近接するように変形がなされて、変形後の一対のスポイラー取付具によって車体パネルを抱持するようにスポイラーを取り付けられ、限られたスペースであってもスポイラーの取り付けが可能となり、スポイラー車体における固着点間ピッチがスポイラーの全長よりも狭い場合にも適用できる。また変形されたスポイラー取付具が車体パネルにより隠蔽可能となり取付外観が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスポイラーをミニバンに取り付けた外観斜視図である。
【図2】図1の要部拡大外観斜視図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】図2のB−B断面図である。
【図5】ブラケットの単体斜視図である。
【図6】図5のC−C断面図である。
【図7】図5のブラケットを折り曲げた外観斜視図である。
【図8】図7のブラケットをリアハッチドアパネルに取り付けた断面図である。
【図9】図1のリアハッチドアを開けた状態の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 車両
2 リアハッチドア
3 ルーフパネル
4 サイドウインドウ
5 水平ガラス
6 略垂直な立ガラス
7 エアースポイラー
11 スポイラー固定用ブラケット(スポイラー取付具)
12 スポイラー支持部
12a スポイラー支持部の段部
12b スポイラー支持部の通孔
14 スポイラー固定用ブラケットの延設部
14a スポイラー固定用ブラケットの上側延設部
14b スポイラー固定用ブラケットの下側延設部
15 スポイラー固定用ブラケットの延設部の連結部
16 スポイラー固定用ブラケットの延設部のスリット
17 スポイラー固定用ブラケットの固着座面
17a 通孔
21 リアハッチドアパネル
21a リアハッチドアパネルの枠部
21b リアハッチドアパネルの側縁部
21c ナット
21d ナットのフランジ部
31 スポイラー搭載面
52 水平ガラスの周縁部
61 立ガラスの上縁
62 立ガラスの周縁部
71 ウイングプレート部
72 スポイラーの左右の脚部
73 スポイラーの傾斜面
74 スポイラーの脚部の取付座面
95,96 粘着テープ
97 ビス
98 ボルト

Claims (7)

  1. スポイラー(7)の取付座面(74)を支持するとともにリヤハッチドアパネル(21)のスポイラー搭載面(31)に空隙を挟んで対向するスポイラー支持部(12)と、スポイラー支持部(12)から前記リヤハッチドアパネル(21)のガラス製周縁部(52)を超えて、同ハッチドアパネル(21)のスポイラー搭載面(31)裏面側の枠部(21a)の側縁部(21b)まで延設される延設部(14)と、この延設部(14)に一体に形成され前記側縁部(21b)に固着するための固着座面(17)を有して、スポイラー(7)をリヤハッチドアパネル(21)に取り付けるのに使用されるスポイラー取付具であって、
    前記延設部(14)は、前記スポイラー支持部(12)から前記ガラス製周縁部(52)の側方に延設されて該周縁部(52)の外端面に空隙を挟んで対向し得る上側延設部(14a)と、この上側延設部(14a)の下端に他よりも変形しやすく形成された変形部を介して隣接し前記固着座面(17)が下端に一体に形成された下側延設部(14b)とで構成され、
    前記変形部は所定の幅に亘って変形を分散する変形分散部(15)を有し、
    前記下側延設部(14b)は、スポイラー取付前において前記スポイラー搭載面(31)に前記スポイラー支持部(12)を対向させた状態では、前記固着座面(17)を前記枠部(21a)の側縁部(21b)から離間させた位置にあり、またスポイラー取付時には、前記下側延設部(14b)をスポイラー(7)の外側方から車体の中心方向に向かって曲げるように前記変形部を変形させることで、前記固着座面(17)を前記枠部(21a)の側縁部(21b)に当接させることを特徴とする、スポイラー取付具。
  2. 前記変形部はスリット構造を有して他よりも変形しやすくなされたことを特徴とする、請求項1に記載のスポイラー取付具。
  3. 前記変形部は、褶曲された隆起部である、請求項1または2に記載のスポイラー取付具。
  4. 前記隆起部はスポイラー支持部(12)側を固着座面(17)側よりも強度を付与する補強構造を設けた、請求項3に記載のスポイラー取付具。
  5. 金属材料からなり、表面を被覆してなる、請求項1乃至4の何れかに記載のスポイラー取付具。
  6. 車幅方向に長尺状のスポイラー(7)の左右端末に設けた一対の取付座面(74)を支持するとともにリヤハッチドアパネル(21)のスポイラー搭載面(31)に空隙を挟んで対向するスポイラー支持部(12)と、スポイラー支持部(12)から前記リヤハッチドアパネル(21)のガラス製周縁部(52)を超えて、同ハッチドアパネル(21)のスポイラー搭載面(31)裏面側の枠部(21a)の側縁部(21b)まで延設される延設部(14)と、この延設部(14)に一体に形成され前記側縁部(21b)に固着するための固着座面(17)を有するスポイラー取付具(11)を介してスポイラー(7)をリヤハッチドアパネル(21)に取り付けるスポイラー取付構造であって、
    前記延設部(14)は、前記スポイラー支持部(12)から前記ガラス製周縁部(52)の側方に延設されて該周縁部(52)の外端面に空隙を介して対向し得る上側延設部(14a)と、この上側延設部(14a)の下端に他よりも変形しやすく形成された変形部を挟んで隣接し前記固着座面(17)が下端に一体に形成された下側延設部(14b)とで構成され、
    前記変形部は所定の幅に亘って変形を分散する変形分散部(15)を有し、
    前記下側延設部(14b)は、スポイラー取付前において前記スポイラー搭載面(31)に前記スポイラー支持部(12)を対向させた状態では、前記固着座面(17)を前記枠部(21a)の側縁部(21b)から離間させた位置にあり、またスポイラー取付時には、前記下側延設部(14b)をスポイラー(7)の左右各端末から車体の中心方向に向 かって曲げるように前記変形部を変形させることで、前記固着座面(17)を前記枠部(21a)の側縁部(21b)に当接させることを特徴とする、スポイラー取付構造。
  7. スポイラー(7)の取付座面(74)を支持するとともにリヤハッチドアパネル(21)のスポイラー搭載面(31)に対向するスポイラー支持部(12)と、スポイラー支持部(12)から前記リヤハッチドアパネル(21)のガラス製周縁部(52)を超えて、同ハッチドアパネル(21)のスポイラー搭載面(31)裏面側の枠部(21a)の側縁部(21b)まで延設される延設部(14)と、この延設部(14)に一体に形成され前記側縁部(21b)に固着するための固着座面(17)とを有するスポイラー取付具(11)であって、前記延設部(14)が、前記スポイラー支持部(12)から前記ガラス製周縁部(52)の側方に延設される上側延設部(14a)と、この上側延設部(14a)の下端に他よりも変形しやすく形成された変形部を介して隣接し前記固着座面(17)が下端に一体に形成された下側延設部(14b)とで構成されると共に、前記変形部が所定の幅に亘って変形を分散する変形分散部(15)を有するものを使用して、スポイラー(7)をリヤハッチドアパネル(21)に取り付けるに当たり、
    スポイラー(7)の取付座面(74)にスポイラー取付具(11)の前記スポイラー支持部(12)を固着した後、スポイラー(7)を前記スポイラー搭載面(31)上に仮固定して、前記スポイラー支持部(12)を該スポイラー搭載面(31)に空隙を挟んで対向させると共に前記上側延設部(14a)を前記ガラス製周縁部(52)の外端面に空隙を挟んで対向させ、その状態で、前記取付座面(74)より外方に延設されている前記下側延設部(14b)を車体の中心方向に向かって曲げるように前記変形部を変形させて、前記固着座面(17)を前記枠部(21a)の側縁部(21b)に当接させ、しかる後に該固着座面(17)を前記枠部(21a)の側縁部(21b)に固着することを特徴とする、スポイラーの取付方法。
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