JP3545656B2 - イルミネーション制御用データの入力装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、入力装置から入力された制御データに基づいて、電動ブラインドのスラット昇降動作及びスラット角度調節動作を自動制御する電動ブラインドの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、夜間に、ビル壁面の多数の窓面から室内光を放射するか否かを選択することにより、各窓を一つの画素として、当該ビル壁面に文字やその他の画像等のイルミネーションパターンを表示可能としたイルミネーション装置が実用化されている。
【0003】
このようなイルミネーション装置では、各窓にそれぞれ設置された電動ブラインドのブラインド開度を全開とするか、全閉とするかにより、窓面から室内光を放射するか否かが選択可能となっている。
【0004】
各窓に設置された電動ブラインドの動作は、パソコン等で構成されるメインコントローラの入力装置から入力された制御データと、メインコントローラにあらかじめ設定されたプログラムとに基づいて自動制御される。
【0005】
そして、昼間においては、採光量を適宜に調節するために、ブラインド開度及びスラット角度が制御され、夜間においては、上記のようなイルミネーション制御が行われる。
【0006】
このようなメインコントローラは、各ブラインドのスラット角度及びブラインド開度等の制御データを、あらかじめ格納されている制御データ入力用プログラムに基づいて入力可能となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のようなメインコントローラでイルミネーション制御を行うための入力データを入力するには、壁面に表示するパターン図をあらかじめ作成し、そのパターン図に基づいて各窓の電動ブラインドを開状態とするか閉状態とするかの動作命令を、入力装置の入力画面上において、各電動ブラインドにあらかじめ設定されたブラインド番号に基づいて一台ずつ入力していく必要があるため、その入力作業が煩雑であった。
【0008】
また、イルミネーション制御を行う際に、各電動ブラインドの動作命令はメインコントローラから各電動ブラインドに同時に転送することはできず、一台ずつの動作命令を各電動ブラインドに順次転送する必要がある。
【0009】
すると、全電動ブラインドの開閉動作を同時に行うことができないため、入力データに基づいてイルミネーションパターンを所定時間毎に変更するような場合に、そのパターンを一斉に変更することはできない。
【0010】
そこで、各電動ブラインドでは動作命令を受信しても直ちに動作を開始せず、メインコントローラから発信される一斉開始信号に基づいて一斉に動作を開始する構成とした制御装置も開示されている。
【0011】
しかし、このような制御装置では、イルミネーション制御を行うために、昼間におけるブラインドの開閉制御では必要としない一斉開始信号を発信する必要があるため、プログラムが複雑となるという問題点がある。
【0012】
この発明の目的は、イルミネーション制御を容易にかつ迅速に行い得る電動ブラインドの制御装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1では、複数の窓にそれぞれ設置されるブラインドの開閉状態によって文字若しくは図形をイルミネーションパターンとして表現するイルミネーション制御装置に対し、前記ブラインドの開閉状態を制御する制御データを入力する入力装置において、前記ブラインドを複数の小図形として、該ブラインドに対応した配列で表示する表示装置と、前記ブラインドの開閉状態を選択するために、前記各小図形の表示を選択操作する操作装置と、前記操作装置の選択操作に基づいて、前記各小図形の表示を変化させるとともに、該小図形の位置情報及び表示情報を、対応するブラインドの開閉状態を制御するための制御データとし、該制御データをファイルする制御部と、前記ファイルを格納する記憶装置とを備えた。
【0014】
請求項2では、前記制御部は、ブラインドの開閉状態を前記小図形の色彩で表示させる。
請求項3では、前記制御部は、前記小図形を表示する表示装置の画面を上下左右方向にスクロール可能とした。
【0015】
請求項4では、前記制御部は、前記ファイルにファイル名と該ファイル内に制御データの集合に基づいて表示される図形の図形名を付与可能とした。
請求項5では、前記制御部は、多数の小図形を一覧表示する全景画面と、前記全景画面のうちの一部の範囲を選択して表示する図形作成画面とのいずれか若しくは両方を選択して前記表示装置に表示可能とした。
【0016】
請求項6では、前記イルミネーション制御装置は、複数の窓にそれぞれ設置されるブラインドの開閉状態を、前記制御データに基づいて制御する制御部を備え、該制御部で前記ブラインドの開閉状態を制御することにより、文字若しくは図形をイルミネーションパターンとして表現するものであり、前記イルミネーション制御装置の制御部は、前記制御データに基づいて開状態とするブラインドと閉状態とするブラインドとにそれぞれグループ番号を設定し、当該グループ番号に基づいて、開状態とするブラインドの開放動作と、閉状態とするブラインドの閉鎖動作とを並行して一括制御する。
【0017】
請求項7では、前記イルミネーション制御装置の制御部は、あらかじめ設定された複数のイルミネーションパターンを、設定された時間間隔毎と指定時刻毎の少なくともいずれかで順次表示する。
【0018】
請求項8では、複数の窓にそれぞれ設置されるブラインドの開閉状態によって文字若しくは図形をイルミネーションパターンとして表現するイルミネーション制御装置に対し、前記ブラインドの開閉状態を制御する制御データを入力する入力装置において、あらかじめ作成されたイルミネーションパターンの原画を、変換プログラムに基づいてイルミネーションパターンの制御データに変換してファイルする制御部と、前記ファイルを格納する記憶装置と、前記制御部で変換された制御データに基づくイルミネーションパターンを表示するデータ表示部とを備えた。
【0019】
請求項9では、前記制御部は、それぞれブラインドに対応する多数のピクセルで構成された原画の各ピクセルの色情報に基づいて、各ピクセルに対応するブラインドを開状態とするか、閉状態とするかを設定可能とした。
【0020】
請求項10では、前記原画は、ビットマップデータで構成した。
【0021】
【発明の実施の形態】
(第一の実施の形態)
以下、この発明を具体化した第一の実施の形態を図面に従って説明する。図1に示すように、パソコンで構成されるメインコントローラ1には、信号線2を介して複数のフロアコントローラ3が接続され、各フロアコントローラ3には信号線2を介して多数のブラインドコントローラ4が接続される。
【0022】
そして、前記メインコントローラ1はその入力装置から入力された制御データと、メインコントローラ1にあらかじめ設定されたプログラムとに基づいて、フロアコントローラ3を介して各ブラインドコントローラ4を制御する。
【0023】
前記ブラインドコントローラ4は、各電動ブラインドのヘッドボックスに内蔵され、当該ブラインドのスラットの昇降動作及び角度調節動作を制御する。従って、各電動ブラインドのスラットの昇降動作及び角度調節動作は、メインコントローラ1に入力された制御データと、メインコントローラ1にあらかじめ設定されたプログラムとに基づいて制御される。
【0024】
前記各ブラインドコントローラ4には、各電動ブラインドの近傍に設けられた手元スイッチ5がそれぞれ接続される。そして、手元スイッチ5の操作に基づいて、各電動ブラインドのブラインドコントローラ4を介してスラットの昇降動作及び角度調節動作を制御可能となっている。
【0025】
前記メインコントローラ1の電気的構成を図2に示す。制御部6に接続されるプログラムメモリ7には、前記各電動ブラインドを自動制御するためのプログラム及び制御データを入力するための入力プログラムがあらかじめ格納され、制御部6はそのプログラムに基づいて動作する。
【0026】
前記制御部6に接続されたマウス8及びキーボード9は、制御データの入力操作及びその他の入力操作時に使用される。また、制御部6に接続された作業用メモリ10は、制御部6の動作に基づいて生成されたデータ、信号線2を介してメインコントローラ1に入力されたデータ等を一時的に格納する場合に使用される。
【0027】
前記制御部6に接続された入出力インターフェース11は、前記信号線2に接続され、制御部6から出力される制御データあるいはその他の信号を信号線2を介して前記フロアコントローラ3に出力するとともに、前記各ブラインドコントローラ4から出力される信号を受信して、制御部6に入力する。
【0028】
前記制御部6に接続された表示装置12は、CRTあるいは液晶表示装置で構成され、前記各プログラムに基づいて動作する制御部6により、各種入力画面あるいは設定画面等が表示される。
【0029】
図3は、イルミネーション制御を行うための制御データの入力作業を行う際に、前記メインコントローラ1の表示装置12に表示される図形作成画面13を示す。その図形作成画面13の中央部には、10×20個の小図形Pが小図形表示領域14内に表示され、その各小図形Pはビル壁面上の一つの窓に設置された電動ブラインドに対応する。そして、この小図形表示領域14には、ビル壁面のすべての窓のうちの一部の窓に対応する小図形Pが窓の配列に対応して表示される。
【0030】
そして、前記マウス8で各小図形Pを選択してクリックする度に、各小図形Pの色が例えば黄色と灰色とに交互に切り替わる。すなわち、黄色が選択された小図形Pに対応する電動ブラインドは開状態として設定され、灰色が選択された小図形Pに対応する電動ブラインドは閉状態として設定され、それらの設定データが作業用メモリ10に格納される。
【0031】
図3においては、黒塗り部分で黄色を示し、白抜き部分で灰色を示す。従って、この状態では小図形Pで「03」の文字を表わすパターンが小図形表示領域14で設定される。
【0032】
前記小図形表示領域14の上方には、ファイル名入力領域15が設けられ、前記マウス8及びキーボード9の操作により、小図形表示領域14で設定されたビル壁面上のパターンにファイル名を設定可能となっている。
【0033】
前記ファイル名入力領域15の側方には、図形名入力領域16が設けられ、前記マウス8及びキーボード9の操作により、小図形表示領域14で設定されたパターンに図形名を設定可能である。
【0034】
前記小図形表示領域14の下方には、呼出しボタン17が設けられ、前記マウス8の操作によりその呼出しボタン17をクリックすることにより、ファイル名入力領域15で指定されたファイルが前記作業用メモリ10から読み出されて小図形表示領域14に表示される。このとき、小図形表示領域14に表示されたパターンの図形名も前記図形名入力領域16に表示される。
【0035】
前記呼出しボタン17の側方には、保存ボタン18が設けられ、前記マウス8の操作によりその保存ボタン18をクリックすることにより、小図形表示領域14に表示されているパターンを含むファイル全体が、ファイル名入力領域15に設定されたファイル名と、図形名入力領域16に設定された図形名とともに作業用メモリ10に格納される。
【0036】
前記保存ボタン18の側方には、クリアボタン19が設けられ、前記マウス8の操作によりそのクリアボタン19をクリックすることにより、小図形表示領域14に表示されているファイルに含まれているすべての小図形Pがすべて灰色、すなわちブラインド閉状態に設定される。
【0037】
前記クリアボタン19の側方には、全景ボタン20が設けられ、前記マウス8の操作によりその全景ボタン20をクリックすることにより、表示装置12の画面上には図形作成画面13に代わって、図4に示すように、当該ファイルの全景画面21が表示される。
【0038】
また、全景ボタン20のクリックにより、図形作成画面13の小図形表示領域14と、全景画面21とを同一画面上に並べて表示するように設定することもできる。
【0039】
この全景画面21は、ビル壁面のすべての窓に設置される電動ブラインドの開閉状態を一覧表示するものであり、その全景画面21内に表示される小図形Pの色彩は、前記図形作成画面13上で設定された小図形Pの色彩が表示される。
【0040】
前記小図形表示領域14の下部及び側部には、横方向及び縦方向のスクロールバー22a,22bが設けられ、前記マウス8でそのスクロールバー22a,22bをドラッグすることにより、図形表示領域14内の表示部分を、前記全景画面21の範囲内において、横方向あるいは縦方向にスクロール可能となっている。
【0041】
また、ビル壁面上の窓の数がさらに多く、全景画面21においてもビル壁面上のすべての窓を表示できない場合には、前記全景画面21にもスクロールバーを設けて、横方向及び縦方向にスクロール可能とすることもできる。
【0042】
前記全景画面21には、戻りボタン23が設けられ、前記マウス8の操作によりその戻りボタン23をクリックすると、全景画面21が前記図形作成画面13に切り替わるようになっている。
【0043】
前記全景ボタン20の側方には、プログラムボタン24が設けられ、前記マウス8の操作によりそのプログラムボタン24をクリックすると、表示装置12には図形作成画面13に代えて、各ブラインドの開閉動作をタイムスケジュールに従って制御するプログラムを作成するための画面が表示される。
【0044】
前記プログラムボタン24の側方には、終了ボタン25が設けられ、前記マウス8の操作によりその終了ボタン25をクリックすると、図形作成画面13の表示が停止され、図形作成作業を終了するようになっている。
【0045】
次に、上記のように構成されたメインコントローラ1によるイルミネーション制御のパターン入力動作を図5〜図12に従って説明する。
メインコントローラ1の表示装置12に表示されるメニュー画面に基づいてパターン入力動作を選択すると、制御部6は図3に示す図形作成画面13を表示装置12に表示する。
【0046】
この状態では、制御部6は呼び出しボタン17、保存ボタン18、クリアボタン19、全景ボタン20、戻りボタン23、終了ボタン25及び小図形表示領域14内の各小図形Pのいずれかのクリック動作を待つ状態となる(ステップ1〜8)。
【0047】
呼出しボタン17がクリックされると(ステップ1)、制御部6は図6に示すステップ9に移行して、ファイル名入力領域15で設定されたファイル名を読込み、次いでそのファイル名に該当するファイルを作業用メモリ10内において検索する(ステップ10)。
【0048】
該当ファイルが存在すると(ステップ11)、制御部6はその時点で小図形表示領域14に表示されているファイルを作業用メモリ10の所定領域に一時退避させ(ステップ12)、ステップ10,11で検索したファイルを読込んで小図形表示領域14に表示し(ステップ13)、ステップ1に復帰する。
【0049】
ステップ1〜8において、小図形表示領域14に表示された小図形のいずれかがクリックされると(ステップ2)、制御部6は図7に示すステップ14に移行して、まずクリックされた小図形Pのアドレスを認識し、次いで当該小図形Pの現時点での色彩を判別する(ステップ15)。
【0050】
そして、現時点の色彩がブラインド全開状態の色、すなわち黄色であると(ステップ16)、制御部6は当該小図形Pをブラインド全閉状態の色、すなわち灰色とする(ステップ17)。
【0051】
一方、現時点の色彩がブラインド全閉状態の色、すなわち灰色であると(ステップ16)、制御部6は当該小図形Pをブラインド全開状態の色、すなわち黄色とする(ステップ18)。
【0052】
次いで、制御部6は当該小図形Pの色コードを作業用メモリの対応するアドレスに格納し(ステップ19)、ステップ1に復帰する。
ステップ1〜8において、全景ボタン20がクリックされると(ステップ3)、制御部6は図8に示すステップ20に移行し、図4に示す全景画面21を表示して、ステップ1に復帰する。この状態では、壁面全体のパターンが一覧可能となる。
【0053】
ステップ1〜8において、スクロールバー22a,22bがマウス8でドラッグされると(ステップ4)、制御部6は図9に示すステップ21に移行してスクロール方向を判別し、小図形表示領域14に新たに表示される各小図形Pの色コードを作業用メモリ10から読み出し(ステップ22)、その色コードに基づいた色彩の小図形Pを小図形表示領域14にそれぞれ表示して(ステップ23)、ステップ1に復帰する。
【0054】
ステップ1〜8において、クリアボタン19がクリックされると(ステップ5)、制御部6は図10に示すステップ24に移行して、小図形表示領域14に表示されているファイル内の全小図形の色を閉状態を示す灰色とし、その色コードを作業用メモリ10に格納して(ステップ25)、ステップ1に復帰する。この操作により、当該ファイルに設定されていたパターンがすべてクリアされるので、この操作は当該ファイルのパターンを再設定する場合等に行われる。
【0055】
ステップ1〜8において、保存ボタン18がクリックされると(ステップ6)、制御部6は図11に示すステップ26に移行して、図形作成画面13のファイル名入力領域15に表示されているファイル名を読込み、次いで図形名入力領域16に表示されている図形名を読込んで1つのファイルとして作業用メモリ10に格納する(ステップ27)。
【0056】
次いで、当該ファイルの全小図形Pのアドレス及び色コードを読み出し(ステップ28)、前記ファイル名及び図形名とともに新たなファイルとして作業用メモリ10に格納する(ステップ29)。
【0057】
ステップ1〜8において、プログラムボタン24がクリックされると(ステップ7)、制御部6は図12に示すステップ30に移行して、表示装置12に表示されている図形作成画面13を消去し、次いで表示装置12にプログラム作成画面を表示して(ステップ31)、ステップ1に復帰する。
【0058】
ステップ1〜8において、終了ボタン25がクリックされると(ステップ8)、制御部6はパターン入力動作を終了する。
次に、上記のような入力作業によりメインコントローラ1に設定されたパターンと、前記プログラムメモリ7に格納されているイルミネーション制御プログラムとに基づいてイルミネーション制御を行う場合の動作を図13〜図15に従って説明する。
【0059】
図13に示すように、キーボード9の操作によりイルミネーション制御が開始されると、制御部6は全電動ブラインドの現行のグループ番号を作業用メモリ10に一時格納する(ステップ41)。このグループ番号は、昼間において、所定範囲の電動ブラインドを1グループとして一括制御する場合に、当該グループ内の各電動ブラインドのデータ設定領域に格納されているグループ番号である。
【0060】
次いで、制御部6はキーボード9上のイルミネーション制御終了ボタンが押されたか否かを常時監視し(ステップ42,43)、イルミネーション制御終了ボタンが押された場合には、作業用メモリ10に一時格納していたグループ番号を各電動ブラインドに再格納して(ステップ44)、イルミネーション制御動作を終了する。
【0061】
ステップ43において、イルミネーション制御終了ボタンが押されていないと、図14に示すように、制御部6はイルミネーション制御のための制御プログラムをプログラムメモリ7から読み出す(ステップ45)。すなわち、図16に示すようなプログラム例において、まず第1行目に記載された動作命令を読み出す。
【0062】
次いで、制御部6は読み出された動作命令に時刻記述があるか否かを判別し(ステップ46)、時刻記述がある場合には指定時刻まで待機する(ステップ47)。
【0063】
例えば図16に示すプログラム例では、プログラムの1行目に月日及び時刻の指定があるため、制御部6は当該時刻まで待機する。
次いで、制御部6は指定時刻になると、プログラムに記載されたパターン番号と時間間隔を読み出し(ステップ48)、当該パターンに該当するファイルを作業用メモリ10から読み出す(ステップ49)。
【0064】
次いで、制御部6は読み出したパターンに基づいて、開状態とする電動ブラインドに共通のグループ番号を設定して発信し(ステップ50)、閉状態とする電動ブラインドに共通のグループ番号を設定して発信する(ステップ51)。
【0065】
次いで、制御部6は開状態とするグループの電動ブラインドにはブラインドを全開とする動作命令を発信し、閉状態とするグループにはブラインドを全閉とする動作命令を発信する(ステップ52)。
【0066】
このような動作により、各電動ブラインドではブラインド全開動作あるいはブラインド全閉動作が一斉に行われ、当該パターンのイルミネーションがビル壁面上に短時間で表示される。
【0067】
次いで、制御部6は図15に示すように、当該パターンを表示した状態で、制御プログラムに設定された時間間隔に基づいて待機する(ステップ53)。図16に示すプログラム例では「Pattern01」の時間間隔は5分に設定されているので、制御部6は5分間の待機動作を行う。
【0068】
次いで、制御部6は時間間隔が経過したか否か及び動作命令に記述された次の指定時刻に至ったか否かを判別し(ステップ54,55)、指定時刻に至ることなく設定された時間間隔が経過すると、ステップ42に復帰し、上記動作を繰り返す。このとき、ステップ45では次の行の動作命令を順次読み出して実行する。
【0069】
ステップ46において、読み出した動作命令に時刻記述がないと、制御部6は動作命令がLoop命令であるか否かを判別する(ステップ56)。図16において、4行目までの動作命令はLoop命令ではないので、制御部6はステップ48に移行する。
【0070】
ステップ56において、Loop命令であると、制御部6はステップ57に移行する。すなわち、図16に示すように、5行目の動作命令がLoop命令であり、行番号「02」が指定されていると、制御部6は指定された行番号に移行し、ステップ42に復帰する。従って、この後の動作は2行目から5行目までの動作命令を繰り返す状態となる。
【0071】
ステップ55において、指定時刻に至ると、制御部6は当該指定時刻が記述された行番号に移行し(ステップ58)、ステップ42に復帰する。すなわち、図16に示すように、Loop命令により2行目から5行目までの動作命令を繰り返す状態において、6行目の動作命令に記述された指定時刻「02:00」に至ると、制御部6は6行目の動作命令に移行して、当該動作命令を実行する。
【0072】
このようにして、ステップ42〜58を繰り返し、ステップ43においてイルミネーション制御終了ボタンが押されていると、ステップ44を実行して、イルミネーション制御動作を終了する。
【0073】
上記のように構成された電動ブラインドの制御装置における、イルミネーション制御のパターン入力動作及びイルミネーション制御動作では、次に示す作用効果を得ることができる。
【0074】
(1)表示装置12に表示される図形作成画面13において、小図形Pをクリックしてその小図形Pの色彩を選択することにより、当該小図形Pに対応する窓に設置される電動ブラインドを開状態とするか閉状態とするかを容易に設定することができる。
【0075】
(2)ビル壁面に表示されるイルミネーションパターンを図形作成画面13上で確認しながら、各電動ブラインドの開閉状態を設定することができるので、イルミネーションパターンの入力作業を容易に行うことができる。
【0076】
(3)小図形表示領域14に表示されるパターンの範囲をスクロールバー22a,22bでスクロールすることができるので、小図形表示領域14内に表示される小図形Pの数を適宜に設定して、各小図形Pをクリック操作しやすい大きさとし、適宜スクロールしながらイルミネーションパターンの入力作業を容易に行うことができる。
【0077】
(4)全景ボタン20の操作により、ビル壁面全体に表示されるイルミネーションパターンを全景画面21として表示することができるので、イルミネーション全景を容易に把握することができる。
【0078】
(5)イルミネーションパターンを、ファイル名とともに図形名を付して作業用メモリ10に格納することができる。従って、多数のファイルに格納された多数の図形パターンを、ファイル名あるいは図形名に基づいて検索して図形作成画面13に呼出すことができる。
【0079】
(6)ファイルに格納されている図形パターンを図形作成画面13に呼出すとき、それまで図形作成画面13に表示されていたパターンは、自動的に作業用メモリ10に一時格納される。従って、作成中のパターンを図形作成画面13から消去しても、一時格納領域から再度容易に呼出すことができる。
【0080】
(7)イルミネーション制御時には、開状態とするブラインドと閉状態とするブラインドとをグループ分けし、各グループにそれぞれブラインドを開状態とする動作命令、あるいはブラインドを閉状態とする動作命令をそれぞれ一括して発信することができる。従って、一斉動作開始命令を必要とすることなく、設定されたパターンに基づいて、各電動ブラインドを一斉に動作させて、イルミネーション制御を行うことができる。
【0081】
(8)イルミネーション制御が終了すると、昼間におけるブラインドの開閉制御で使用するグループ番号を各ブラインドに再格納することができる。
(9)所定時間毎にイルミネーション表示するパターンを自動的に変更することができる。
【0082】
(10)あらかじめ選択された複数のパターンを、所定時間ずつ繰り返し表示することができる。
(11)指定時刻に至ると、あらかじめ設定したパターンを表示することができる。
【0083】
上記実施の形態は、次に示すように変更することもできる。
・小図形Pにおいて、ブラインドの開閉状態を示すには、黄色及び灰色以外の任意の色としてもよい。
・小図形Pにおいて、ブラインドの開閉状態を示すには、色彩の変化以外に異なる模様を付すようにしてもよい。
・呼出しボタン17をクリックしたとき、メインコントローラ1に装填されたフロッピーディスク等の記録媒体から選択されたファイルを読み出して作業用メモリ10に格納し、その作業用メモリ10から当該ファイルを読み出して、小図形表示領域14に表示するようにしてもよい。
・イルミネーション制御動作時において、メインコントローラ1に装填されたフロッピーディスク等の記録媒体から選択されたファイルを読み出して作業用メモリ10に格納し、その作業用メモリ10から当該ファイルを読み出して、イルミネーション制御を行うようにしてもよい。
・ステップ43におけるイルミネーション制御の終了は、キーボードの操作以外に、表示装置12の画面上において、所定のボタンをクリックして行うようにしてもよい。
・ステップ43におけるイルミネーション制御の終了は、キーボードの操作以外に、イルミネーション制御プログラムに記述された終了命令で行うようにしてもよい。
・前記電動ブラインドは、電動横型ブラインド、電動縦型ブラインドあるいは電動ロールブラインドとしてもよい。
(第二の実施の形態)
図17〜図19は、第二の実施の形態を示す。この実施の形態は、前記メインコントローラ1に汎用の描画用プログラムを備え、その描画用プログラムに基づいて作成した原画に基づいてイルミネーションパターンの制御データを作成する構成としたものである。
【0084】
すなわち、前記メインコントローラ1のプログラムメモリ7には、イルミネーションパターンの原画を例えばビットマップデータとして作成するための描画プログラムと、そのビットマップデータをイルミネーションパターンの制御データに変換する変換プログラムとが格納されている。
【0085】
描画プログラムで生成されるビットマップデータは、1ピクセルが一台の電動ブラインドに対応するように設定され、横方向のピクセル数はビルの各フロアの窓の数、すなわち電動ブラインドの数に一致し、縦方向のピクセル数はビルのフロア数に一致するように設定される。
【0086】
また、ビットマップデータにおいて、各ピクセルの色情報は描画プログラムに設定されたカラーパレットに基づいて3バイトのデータとして格納され、例えばその色情報データが「255,255,0」であれば、当該ピクセルは黄色であり、「128,128,128」であれば灰色である。
【0087】
変換プログラムでは、ビットマップデータの縦方向及び横方向のピクセル数がイルミネーション制御を行う電動ブラインドの縦方向及び横方向の数と一致するか否かを判別するとともに、各ピクセルの色情報に基づいて、当該ピクセルに対応する電動ブラインドのスラットを開状態とするかあるいは閉状態とするかを設定する。
【0088】
例えば、当該ピクセルが黄色であれば、対応する位置の電動ブラインドを開状態とする「1」のデータを設定し、当該ピクセルが灰色であれば、対応する位置の電動ブラインドを閉状態とする「0」のデータを設定する。
【0089】
図17は、前記変換プログラムに基づいてビットマップデータをイルミネーションパターンの制御データに変換する処理動作時に、前記表示装置12に表示されるイルミネーションパターン作成画面31を示す。
【0090】
その作成画面31の右端部には、ファイル選択部32が設けられ、作業用メモリ10に格納されているビットマップデータの多数のファイルの中から任意のファイルを選択する場合に使用される。
【0091】
ファイル選択部32の上方には、選択されたファイルのビットマップデータが表示される表示枠33が設けられる。
ファイル選択部32の下方には、ビットマップデータの各ピクセルの色情報をブラインドの開閉信号に変換する基準を緩和するための基準緩和ボタン34が設けられている。
【0092】
この基準緩和ボタン34をマウスでクリックすると、例えば黄色の判別動作時に3バイトの色情報の判別条件が「200以上,200以上,150以下」というように緩和される。従って、原画を作成する場合の色情報の設定が容易となる。
【0093】
前記基準緩和ボタン34の下方には、変換ボタン35が設けられている。この変換ボタン35をクリックすることにより、ビットマップデータがイルミネーションパターンの制御データに変換される。
【0094】
前記変換ボタン35の下方には、終了ボタン36が設けられ、制御データの変換作業を終了する場合に使用される。
前記表示枠33の側方には、開放ブラインド表示枠37が設けられ、変換された制御データに基づいて開状態となるブラインドの番号が一覧表示される。
【0095】
前記開放ブラインド表示枠37の下方には、閉鎖ブラインド表示枠38が設けられ、変換された制御データに基づいて閉状態となるブラインドの番号が一覧表示される。
【0096】
前記開放ブラインド表示枠37及び閉鎖ブラインド表示枠38の側方には、データ表示部39が設けられ、変換された制御データに基づくイルミネーションパターンが表示される。このイルミネーションパターンは、電動ブラインドが配設される窓面のレイアウトに対応して表示可能であり、実際に表示されるイルミネーションパターンの確認が可能となる。
【0097】
次に、このように構成されたイルミネーションパターン入力装置によるパターン生成動作及び入力動作を説明する。
まず、描画プログラムで原画を作成する場合には、操作者はマウス8あるいはキーボード9の操作により表示装置12上で絵あるいは文字等の原画を作成する。そして、原画を構成する各ピクセルの色は、ブラインドを開状態とするピクセルの色を、例えば黄色若しくは黄色系とし、ブラインドを閉状態とするピクセルの色を灰色若しくは灰色系とする。そして、図18に示すように、制御部6は作成された原画を表示装置12上に表示する(ステップ61)。
【0098】
次いで、制御部6は作成された原画の縦方向及び横方向のピクセル数を、イルミネーション制御を行うブラインドの縦方向及び横方向の数に一致させてビットマップデータを生成する(ステップ62)。そして、そのビットマップデータを1ファイルとして作業用メモリ10に格納し(ステップ63)、このような動作を繰り返して、複数のイルミネーションパターンの制御データを生成する。
【0099】
次に、イルミネーションパターン制御データの生成動作を図19に従って説明する。
制御データの生成動作の開始にともなって、制御部6は表示装置12にイルミネーションパターン作成画面31を表示する。そして、ファイル選択部32で選択されたファイルのビットマップデータを表示枠33に表示するとともに(ステップ64)、そのビットマップデータを作業用メモリ10内のビットマップレジスタに一時格納する(ステップ65)。
【0100】
次いで、制御部6は変換ボタン35のクリックを待つ状態となり(ステップ66)、変換ボタン35がクリックされると、制御部6はビットマップデータの各ピクセルの色情報をブラインドの開閉データに順次変換して制御データを生成する(ステップ67)。
【0101】
すなわち、各ピクセルのうち、黄色系の色情報を持つピクセルはブラインド開状態に設定し、灰色系の色情報を持つピクセルはブラインド閉状態に設定してイルミネーションパターンデータを生成する。
【0102】
次いで、制御部6は1つのビットマップデータから生成した制御データを1ファイルとして作業用メモリ10に格納する(ステップ68)。
そして、このような動作により生成されたイルミネーションパターンデータを使用して、前記第一の実施の形態と同様に、イルミネーション制御プログラムに基づいてイルミネーション制御が可能となる。
【0103】
上記のように構成されたイルミネーションパターンデータの入力装置では、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)汎用の描画用プログラムで作成したビットマップデータに基づいて、制御データを容易にかつ迅速に生成することができる。
【0104】
(2)ビットマップデータを構成する各ピクセルの色情報に基づいて、当該ピクセルに対応するブラインドを開状態とするか閉状態とするかを自動的に設定することができる。
【0105】
(3)汎用の描画プログラムを使用するので、描画手順等を新たに習得する必要がない。
(4)イルミネーションパターン作成画面31内のデータ表示部39で、作成したイルミネーションパターンを表示することができるので、実際にイルミネーション制御を行う前に、イルミネーションパターンを容易に確認することができる。
【0106】
上記実施の形態は、次に示すように変更することもできる。
・ピクセルの色情報において、黄色をブラインド開状態、灰色をブラインド閉状態としたが、その他の色でもよい。
・原画は、ビットマップ形式以外の他の形式で作成してもよい。
・原画は、他の外部装置で作成してメインコントローラ1に入力するようにしてもよい。
・データ表示部39に表示されたイルミネーションパターンに基づいて、前記第一の実施の形態と同様に、画面上の小図形(ピクセル)をクリックして、ブラインドの開閉状態の設定を変更可能としてもよい。
・イルミネーション制御時には、開状態とするブラインドと閉状態とするブラインドとをグループ分けし、各グループにそれぞれブラインドを開状態とする動作命令、あるいはブラインドを閉状態とする動作命令をそれぞれ一括して発信して、一斉動作開始命令を必要とすることなく、設定されたパターンに基づいて、各電動ブラインドを一斉に動作させるようにしてもよい。
【0107】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明はイルミネーション制御を容易にかつ迅速に行い得る電動ブラインドの制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動ブラインドの制御装置を示す概略図である。
【図2】メインコントローラの電気的構成を示すブロック図である。
【図3】図形作成画面を示す説明図である。
【図4】全景画面を示す説明図である。
【図5】イルミネーションパターンの入力動作を示すフローチャート図である。
【図6】イルミネーションパターンの入力動作を示すフローチャート図である。
【図7】イルミネーションパターンの入力動作を示すフローチャート図である。
【図8】イルミネーションパターンの入力動作を示すフローチャート図である。
【図9】イルミネーションパターンの入力動作を示すフローチャート図である。
【図10】イルミネーションパターンの入力動作を示すフローチャート図である。
【図11】イルミネーションパターンの入力動作を示すフローチャート図である。
【図12】イルミネーションパターンの入力動作を示すフローチャート図である。
【図13】イルミネーション制御動作を示すフローチャート図である。
【図14】イルミネーション制御動作を示すフローチャート図である。
【図15】イルミネーション制御動作を示すフローチャート図である。
【図16】イルミネーション制御プログラムを示す説明図である。
【図17】第二の実施の形態の制御データ作成画面を示す説明図である。
【図18】第二の実施の形態のイルミネーションパターンの入力動作を示すフローチャート図である。
【図19】第二の実施の形態のイルミネーションパターンの入力動作を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
6 制御部
8,9 操作装置(マウス、キーボード)
10 記憶装置(作業用メモリ)
12 表示装置
P 小図形

Claims (10)

  1. 複数の窓にそれぞれ設置されるブラインドの開閉状態によって文字若しくは図形をイルミネーションパターンとして表現するイルミネーション制御装置に対し、前記ブラインドの開閉状態を制御する制御データを入力する入力装置において、
    前記ブラインドを複数の小図形として、該ブラインドに対応した配列で表示する表示装置と、
    前記ブラインドの開閉状態を選択するために、前記各小図形の表示を選択操作する操作装置と、
    前記操作装置の選択操作に基づいて、前記各小図形の表示を変化させるとともに、該小図形の位置情報及び表示情報を、対応するブラインドの開閉状態を制御するための制御データとし、該制御データをファイルする制御部と、
    前記ファイルを格納する記憶装置と
    を備えたことを特徴とするイルミネーション制御用データの入力装置。
  2. 前記制御部は、ブラインドの開閉状態を前記小図形の色彩で表示させることを特徴とする請求項1記載のイルミネーション制御用データの入力装置。
  3. 前記制御部は、前記小図形を表示する表示装置の画面を上下左右方向にスクロール可能としたことを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載のイルミネーション制御用データの入力装置。
  4. 前記制御部は、前記ファイルにファイル名と該ファイル内に制御データの集合に基づいて表示される図形の図形名を付与可能としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のイルミネーション制御用データの入力装置。
  5. 前記制御部は、多数の小図形を一覧表示する全景画面と、前記全景画面のうちの一部の範囲を選択して表示する図形作成画面とのいずれか若しくは両方を選択して前記表示装置に表示可能としたことを特徴とする請求項3記載のイルミネーション制御用データの入力装置。
  6. 前記イルミネーション制御装置は、複数の窓にそれぞれ設置されるブラインドの開閉状態を、前記制御データに基づいて制御する制御部を備え、該制御部で前記ブラインドの開閉状態を制御することにより、文字若しくは図形をイルミネーションパターンとして表現するものであり、
    前記イルミネーション制御装置の制御部は、前記制御データに基づいて開状態とするブラインドと閉状態とするブラインドとにそれぞれグループ番号を設定し、当該グループ番号に基づいて、開状態とするブラインドの開放動作と、閉状態とするブラインドの閉鎖動作とを並行して一括制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のイルミネーション制御用データの入力装置。
  7. 前記イルミネーション制御装置の制御部は、あらかじめ設定された複数のイルミネーションパターンを、設定された時間間隔毎と指定時刻毎の少なくともいずれかで順次表示することを特徴とする請求項6記載のイルミネーション制御用データの入力装置。
  8. 複数の窓にそれぞれ設置されるブラインドの開閉状態によって文字若しくは図形をイルミネーションパターンとして表現するイルミネーション制御装置に対し、前記ブラインドの開閉状態を制御する制御データを入力する入力装置において、
    あらかじめ作成されたイルミネーションパターンの原画を、変換プログラムに基づいてイルミネーションパターンの制御データに変換してファイルする制御部と、
    前記ファイルを格納する記憶装置と
    前記制御部で変換された制御データに基づくイルミネーションパターンを表示するデータ表示部とを備えたことを特徴とするイルミネーション制御用データの入力装置。
  9. 前記制御部は、それぞれブラインドに対応する多数のピクセルで構成された原画の各ピクセルの色情報に基づいて、各ピクセルに対応するブラインドを開状態とするか、閉状態とするかを設定可能としたことを特徴とする請求項8記載のイルミネーション制御用データの入力装置。
  10. 前記原画は、ビットマップデータで構成したことを特徴とする請求項8乃至9のいずれかに記載のイルミネーション制御用データの入力装置。
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