JPH11242523A - 監視カメラ装置 - Google Patents

監視カメラ装置

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JPH11242523A
JPH11242523A JP10042273A JP4227398A JPH11242523A JP H11242523 A JPH11242523 A JP H11242523A JP 10042273 A JP10042273 A JP 10042273A JP 4227398 A JP4227398 A JP 4227398A JP H11242523 A JPH11242523 A JP H11242523A
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JP
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preset
camera
image
imaging
monitor
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JP10042273A
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Inventor
Takeshi Ikegaya
武史 池ヶ谷
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Star Micronics Co Ltd
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Star Micronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視カメラのプリセット方向を明瞭に識別で
き、監視者の誤操作や負担を格段に軽減できる監視カメ
ラ装置を提供する。 【解決手段】 プリセットポイントを設定する場合、コ
ントロールウインドウWDのボタンD1〜D8、E1、
E2をクリックして、カメラコントローラ30の各モー
タ12、21、23を駆動し、撮像カメラ10の撮像方
向を決定する。その後、プリセットウインドウWCのプ
リセット設定ボタンB1をクリックすると、モニタウイ
ンドウWBに表示しているライブ画像の縮小画像、識別
コードおよび名称をハードディスク装置47に保存する
とともに、プリセットウインドウWCにアイコン表示す
る。次にプリセット移動操作を行う場合、プリセットポ
イントアイコンC1〜C6をクリック選択すると、アイ
コンに対応する識別コードをカメラコントローラ30に
送信して、識別コードに対応するプリセットデータに基
づいて各モータ12、21、23を駆動し、撮像カメラ
10を移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像カメラの撮像
方向を遠隔的に制御して監視を行う監視カメラ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図6は、監視カメラ装置の使用態様の一
例を示す斜視図である。監視カメラ1は、天井等の高所
に取り付けられ、監視カメラ1の撮像方向が遠隔的に制
御可能な支持機構が設けられている。監視カメラ1が設
置された部屋とは別に用意された監視ルーム2には中央
制御装置3が設置され、中央制御装置3には監視カメラ
1が撮像した画像を表示するビデオモニタや監視カメラ
1の姿勢を制御する操作レバー等が組み込まれている。
監視者は、ジョイステック等の操作レバーを操作しなが
ら所望の撮像方向に監視カメラ1を向けて、部屋の様子
を監視する。
【0003】こうした監視カメラ1の撮像方向は、水平
面と平行な回転方向を制御するパン操作と、鉛直方向の
傾斜を制御するチルト操作との組み合わせによって制御
され、必要に応じて画角の拡大縮小を行うズーム操作が
追加される。
【0004】簡易な監視カメラ装置では、監視者が操作
レバーを定期的または不定期に操作する必要があるた
め、長時間の監視が続くと疲労が多大になり、しかも監
視領域に漏れが生じやすい。
【0005】そこで、監視カメラ1の撮像方向を予め設
定するためのボタンをいくつか用意しておいて、プリセ
ットボタンの選択によって所定の撮像方向を選択するよ
うにしたプリセット機構が設けられる。図6では、たと
えば長椅子付近や正面入口付近、開きドア付近などを撮
像する方向がプリセットされており、監視者はボタン操
作によって監視を行うことが可能になる。また、ボタン
操作の代わりにプログラム可能なコントローラで操作す
ることによって、撮像方向を決まった順番で制御するこ
とも可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
監視カメラ装置では、プリセット方向を番号や名称で識
別していたため、プリセット方向が多くなったり、中央
制御装置3が管理する監視カメラの数が増えてくると、
監視場所との対応付けが混乱するようになる。たとえ
ば、図6において第1ポイントが長椅子付近、第2ポイ
ントが正面入口付近、第3ポイントが開きドア付近、第
Nポイントが後ろ入口付近に対応付けているが、番号だ
けでは監視場所を即座に思い浮かべることができず、名
称にしても3つの入口付近同士で混乱する可能性が高
い。
【0007】本発明の目的は、監視カメラのプリセット
方向を明瞭に識別でき、監視者の誤操作や負担を格段に
軽減できる監視カメラ装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、被写体の撮像
信号を出力する撮像カメラと、撮像カメラの撮像方向を
制御するためのカメラ姿勢制御機構と、カメラ姿勢制御
機構に撮像方向を指示するための中央制御装置とを備え
た監視カメラ装置において、中央制御装置は、撮像カメ
ラからの撮像信号を画像データとして取り込むためのビ
デオ入力回路と、ビデオ入力回路で取り込んだ画像デー
タを格納するためのビデオ回路と、ビデオ回路に格納さ
れた画像データを表示するためのディスプレイ装置と、
ディスプレイ装置の画面上の位置を指示するためのポイ
ンティング装置と、ポインティング装置からの指示位置
に応答し、所定のプログラムに従ってデータ処理を行う
データ処理装置と、所定の撮像方向で撮像したプリセッ
ト画像を記憶するためのデータ記憶装置とを備え、ディ
スプレイ装置の画面上に、撮像カメラが現在撮像してい
るライブ画像を表示するモニタ画像領域とデータ記憶装
置に記憶された複数のプリセット画像を表示するプリセ
ット画像領域とを形成した状態で、ポインティング装置
を用いてプリセット画像を選択することによって、選択
されたプリセット画像に対応する撮像方向に撮像カメラ
の姿勢を制御することを特徴とする監視カメラ装置であ
る。
【0009】本発明に従えば、所定の撮像方向で撮像し
たプリセット画像を予め記憶しておいて、ディスプレイ
装置の画面上に複数のプリセット画像を表示し、ポイン
ティング装置を用いてプリセット画像を選択することに
よって、プリセット方向の選択を視覚的に行えるため、
監視者の誤操作や負担を格段に軽減できる。
【0010】また、こうしたプリセット画像は、撮像カ
メラで撮像した画像データをそのまま表示してもよい
が、多数のプリセット画像を同時に表示するためにデー
タの間引きによる縮小画像として表示することが好まし
い。
【0011】また、プリセット画像に対応したプリセッ
トデータは、カメラ姿勢制御機構のメモリや中央制御装
置のデータ記憶装置等に記憶することができ、プリセッ
ト画像の選択によって、使用すべきプリセットデータを
選択的に取り出すことができる。
【0012】また、プリセット画像とライブ画像が同時
に表示されるため、選択されたプリセット画像とライブ
画像を比較することによりプリセット時の状態と現在の
状態の差が一目でわかり監視者が簡単に異常を察知でき
る。
【0013】また本発明は、ディスプレイ装置の画面上
に、撮像カメラの操作方向を複数表示する操作画像領域
を形成し、ポインティング装置を用いて操作画像領域の
中の操作方向を選択することによって、撮像カメラの撮
像方向を制御することを特徴とする。
【0014】本発明に従えば、従来の操作レバーと同等
な機能を画面上の操作画像領域およびポインティング装
置で実現できるため、操作レバーの省略による部品点数
の低減化、低コスト化が図られる。しかも、主画像領域
およびプリセット画像領域と同じ画面上で操作できるよ
うになるため、監視者の視点の動きを軽減でき、監視漏
れが生じ難くなる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
ハードウエア構成を示すブロック図である。撮像カメラ
10は、被写体からの光を結像するレンズ系11と、像
を電気信号に変換する固体撮像素子(たとえばCCDセ
ンサ等)13と、固体撮像素子13を駆動して被写体の
撮像信号VDを出力する素子駆動回路14となどで構成
される。レンズ系11には、ピント調整を行うオートフ
ォーカス機能や結像倍率を調整するズーム機能等が搭載
され、図1ではズーム機能用のズームモータ12を例示
している。
【0016】撮像カメラ10は、撮像方向を制御するた
めのカメラステージ20に搭載される。カメラステージ
20は、水平面と平行な回転角を制御するパンモータ2
1と、パン操作の基準位置を検出するホームポジション
センサ22と、鉛直方向に沿った傾斜角を制御するチル
トモータ23と、チルト操作の上限角および下限角を検
出するリミットセンサ24などで構成される。
【0017】カメラコントローラ30は、所定のプログ
ラムに従って全体の動作を制御するCPU(中央処理装
置)31と、プログラムやデータを記憶するROM(リ
ードオンリメモリ)35およびRAM(ランダムアクセ
スメモリ)36と、カメラステージ20からのセンサ出
力を取り込むための入出力回路(I/O)32と、ズー
ムモータ12、パンモータ21およびチルトモータ23
を駆動するためのモータ駆動回路33と、中央制御装置
40との間でデータ通信を行うインタフェイス回路(I
/F)37と、各回路同士を接続するバス34などで構
成される。撮像カメラ10からの撮像信号VDは、カメ
ラコントローラ30を経由して、そのまま中央制御装置
40へ伝送される。
【0018】中央制御装置40は、たとえばGUI(グ
ラフィカルユーザインタフェイス)機能を搭載したパー
ソナルコンピュータ等で構成可能であり、撮像信号VD
をデジタル値に変換して画像データとして取り込むため
のビデオキャプチャ回路41と、カメラコントローラ3
0との間でデータ通信を行うインタフェイス回路42
と、所定のプログラムに従って全体の動作を制御するC
PU43と、プログラムやデータを記憶するRAM44
と、プログラムやデータを大量に記憶するためのハード
ディスク装置47と、表示データを格納してディスプレ
イ装置53にビデオ信号を出力するビデオ回路52と、
マウス50やキーボード51からの指示信号を取り込む
ためのインタフェイス回路48、49などで構成され
る。
【0019】マウス50は、ボールの回転量によってデ
ィスプレイ装置53の画面に表示されたカーソルの位置
を制御したり、ボタンクリックによって画面上の2次元
位置を指示するためポインティング装置として機能す
る。キーボード51は、文字、記号、数字等のデータを
入力するためのデータ入力装置として機能するが、画面
上のウインドウ状態を制御したり、画面上の2次元位置
を指示するためポインティング装置としても機能させる
ことが可能である。また、マウス50やキーボード51
の他に、トラックボールやジョイスティック、タッチス
クリーン等もポインティング装置として使用できる。
【0020】ディスプレイ装置53は、CRT(陰極線
管)や液晶表示パネル、プラズマ表示パネルなどで構成
される。
【0021】ハードディスク装置47は、所定の撮像方
向で撮像したプリセット画像を予め記憶しており、CP
U43はカメラ制御プログラムに従って、プリセット画
像の取出し、追加、修正、削除等を実行する。プリセッ
トポイントに対応した各モータ12、21、23の回転
角を規定するプリセットデータは、カメラコントローラ
30のROM35やRAM36に記憶させてもよく、あ
るいは中央制御装置40のハードディスク装置47、R
AM44等に記憶させてもよい。CPU43はプリセッ
ト画像が選択されると、プリセットポイントの識別コー
ドまたはプリセットデータ自体をカメラコントローラ3
0に送信することによって、最終的に、撮像カメラ10
の撮像方向が制御される。
【0022】以下の説明では、カメラコントローラ30
にプリセットデータを格納しておいて、中央制御装置4
0がプリセットポイントの識別コードで指示を出す構成
例を示す。
【0023】図2は、ディスプレイ装置53の画面表示
の一例を示す説明図である。こうしたマルチウインドウ
表示は、GUI機能を持つOS(オペレーションシステ
ム)によって実現可能であり、ここでは親ウインドウW
Aの中に3つの子ウインドウWB、WC、WDが表示さ
れた例を示している。
【0024】親ウインドウWAは、中央制御装置40に
搭載されたカメラ制御プログラムの起動によって形成さ
れ、メニューバーの中をクリックすることによってプル
ダウンメニーが表示され、各種コマンドを指示すること
ができる。
【0025】ウインドウWBは、ビデオキャプチャ回路
41から入力された画像データを表示するためのモニタ
ウインドウであり、撮像カメラ10が現在撮影したライ
ブ画像をそのまま表示して、この画像が監視対象とな
る。
【0026】ウインドウWCは、プリセットデータやプ
リセット画像の選択や編集を行うためのプリセットウイ
ンドウであり、プリセットを開始するプリセット設定ボ
タンB1や所定のプリセットポイントに対応した複数の
プリセットポイントアイコンC1〜C6が表示されてい
る。
【0027】ウインドウWDは、従来のジョイスティッ
クと同等な機能を持つコントロールウインドウであり、
ボタンD1〜D8をクリックすることによって所望の撮
像方向へ撮像カメラ10を向けることができる。また、
ボタンE1、E2をクリックすることによって、撮像カ
メラ10のズーム比を調整できる。
【0028】マウスカーソルFは、マウス50等のポイ
ンティング装置によって画面上を移動することができ、
各ウインドウWA〜WDの中の所望位置でクリックする
ことによって、クリック位置に対応したコマンドを中央
制御装置40に指示することができる。
【0029】図3および図4は、プリセットポイントを
設定する動作を示すフローチャートである。ここでは、
コントロールウインドウWDの左上隅を座標原点(0,0)
、右下隅を座標(Xm,Ym) 、マウスカーソルFの座標(X,
Y) としている。
【0030】まずステップa1において、監視者がコン
トロールウインドウWDの上にマウスカーソルFを移動
し、ステップa2でマウスボタンをクリック(押下)す
ると、ステップa3でカメラ制御プログラムがマウスカ
ーソルFの座標(X,Y) を取得する。
【0031】次にステップa4において、ボタンD8が
クリックされたか否かをマウスカーソルFの座標(X,Y)
が座標(0,0)と座標(Xm/3,Ym/3) との間の矩形領域にあ
るか否かによって判定し、この矩形領域でクリックされ
ていればステップa5において、中央制御装置40は、
撮像カメラ10の撮像方向が現在方向から左上斜め方向
となるように、パンレフトコマンドとチルトアップコマ
ンドとをカメラコントローラ30に送信する。
【0032】以下同様に、ステップa6、a7でボタン
D1のクリックを検出すると、チルトアップコマンドを
送信する。ステップa8、a9でボタンD2のクリック
を検出すると、パンライトコマンドとチルトアップコマ
ンドを送信する。ステップa10、a11でボタンD7
のクリックを検出すると、パンレフトコマンドを送信す
る。ステップa12、a13でボタンD3のクリックを
検出すると、パンライトコマンドを送信する。ステップ
a14、a15でボタンD6のクリックを検出すると、
パンレフトコマンドとチルトダウンコマンドを送信す
る。ステップa16、a17でボタンD5のクリックを
検出すると、チルトダウンコマンドを送信する。ステッ
プa18、a19でボタンD4のクリックを検出する
と、パンライトコマンドとチルトダウンコマンドを送信
する。また、ボタンE1、E2についても、クリックの
有無を判定することによって、ズームインコマンドやズ
ームアウトコマンドを送信できる。こうしてマウスのク
リック位置と画面上のボタンD1〜D8、E1、E2と
の対応を判定している。
【0033】次に図4のステップb1において、カメラ
コントローラ30は中央制御装置40から送信されたコ
マンドに合致するように、ズームモータ12、パンモー
タ21およびチルトモータ23を駆動する。ステップb
2では監視者がマウスボタンを離したことを検出し、ス
テップb3で全てのモータ12、21、23を停止する
停止コマンドをカメラコントローラ30に送信する。
【0034】次にステップb4では撮像カメラ10が現
在撮影している映像をモニタウインドウWBに表示し、
ステップb5ではこの表示画像を確認しながらコントロ
ールウインドウWDでのクリック操作を繰り返して、プ
リセットポイントとして記憶すべき位置に撮像カメラ1
0の移動を終了する。
【0035】次にステップb6で、プリセットウインド
ウWCのプリセット設定ボタンB1がクリックされる
と、カメラコントローラ30に設定されているプリセッ
トポイント数を調査して、ROM35やRAM36の容
量制限によって、プリセット可能な最大ポイント数に達
していれば、ステップb16へ移行して、「プリセット
不可」を示すエラーメッセージを画面に表示して、ステ
ップb17でプリセットポイント設定を中断して強制終
了する。なお、別のルーチンによってカメラコントロー
ラ30に設定されたプリセットデータの削除、修正等が
可能である。
【0036】一方、カメラコントローラ30のプリセッ
トポイント数に余裕があれば、ステップb8で新規プリ
セットポイントの識別(ID)コードを他のポイントと
重複しないように決定し、ステップb9で新規プリセッ
トポイントの名称を入力し、プリセットポイントの識別
コードおよび名称などを関連付けてハードディスク装置
47に保存する。次のステップb10でカメラコントロ
ーラ30に識別コードを含むプリセットポイント設定コ
マンドを送信する。カメラコントローラ30では、現在
の撮像方向に対応したズームモータ12、パンモータ2
1およびチルトモータ23の制御位置と識別コードとを
関連付けてRAM36に格納する。こうしたプリセット
動作が正常終了すれば、カメラコントローラ30は中央
制御装置40に設定完了コマンドを送信する。
【0037】ステップb11では、中央制御装置40が
設定完了コマンドを受信したか否かを判定し、一定時間
経過後も受信しなければカメラコントローラ30にエラ
ー発生と判断して、ステップb16、b17へ移行して
強制終了する。カメラコントローラ30での設定が正常
終了すると、ステップb12へ移行して、モニタウイン
ドウWBに表示しているライブ画像をたとえばビットマ
ップデータ形式でハードディスク装置47に一旦保存
し、さらにステップb13でビットマップデータをデー
タ間引き等の手法を用いて、たとえば64×48ドット
の画像に縮小し、ステップb14では縮小画像データを
識別コードおよび名称などと関連付けてハードディスク
装置47に保存する。ステップb15でハードディスク
装置47に保存した縮小画像データをプリセットウイン
ドウWCに追加表示し、ステップb9で入力したプリセ
ットポイントの名称も縮小画像に近接して表示する。
【0038】こうして監視者は、モニタウインドウWB
のライブ画像を監視しながら、コントロールウインドウ
WDで撮像カメラ10の姿勢を操作し、所望の撮像方向
に定まるとプリセットウインドウWCでプリセット操作
を行う。
【0039】図5は、プリセットポイント操作の動作を
示すフローチャートである。まずステップs1におい
て、プリセットウインドウWC上にマウスカーソルFを
移動して、ステップs2でマウスボタンがクリックされ
ると、ステップs3でクリックされた時のマウスカーソ
ルFの座標(X,Y) を取得する。
【0040】ステップs4でマウスカーソルFの座標
(X,Y) がプリセットポイントアイコンC1〜C6のどれ
に対応しているかを判定し、該当するアイコンがなけれ
ばステップs1に戻る。該当するアイコンC1〜C6が
存在すれば、ステップs5でクリックによって選択され
たプリセットポイントアイコン、たとえばフロアーAの
アイコンC1に対応する識別コードをハードディスク装
置47から取得し、ステップs6でカメラコントローラ
30に識別コードを含むプリセットポイント移動コマン
ドを送信する。カメラコントローラ30では、プリセッ
トポイント移動コマンドからプリセットポイントの識別
コードを取得して、識別コードに対応した各モータ1
2、21、23の制御位置をRAM36から取り出し
て、各モータ12、21、23を駆動する。こうしたプ
リセットによる移動が正常終了すれば、カメラコントロ
ーラ30は中央制御装置40に移動完了コマンドを送信
する。
【0041】ステップs7では、中央制御装置40が移
動完了コマンドを受信したか否かを判定し、一定時間経
過後も受信しなければカメラコントローラ30にエラー
発生と判断して、ステップs11、s12へ移行して
「プリセット移動不可」を示すエラーメッセージを画面
に表示して、強制終了する。
【0042】一方、カメラコントローラ30からの移動
完了コマンドを受信すると、ステップs8で撮像カメラ
10が選択されたプリセットポイント、たとえばフロア
ーAの撮像方向に移動が完了したことになり、次にステ
ップs9でモニタウインドウWBにフロアーAのライブ
画像を表示する。
【0043】その後、監視者はモニタウインドウWBに
表示すべきライブ画像をプリセットウインドウWCでの
クリック操作によって切替えながら、監視を続行し、必
要に応じてコントロールウインドウWDで撮像カメラ1
0の姿勢を調整する操作も行うことになる。
【0044】このとき、モニタウインドウWBにはアイ
コンC1〜C6のプリセット画像とライブ画像が同時に
表示されているため、たとえばアイコンC1を選択した
場合、アイコンC1のプリセット画像とライブ画像を比
較することによりプリセット時の状態と現在の状態の差
が一目でわかり監視者が簡単に異常を察知できる。ま
た、プログラムにより自動的に切換え動作を行った場合
にも、自動選択されたプリセットポイントのアイコン等
に選択中である目印(たとえば、アイコンの枠を太くす
るなど)を付けておけば、監視するプリセットポイント
が順次変化してもプリセット画像とライブ画像を比較す
ることによりプリセット時の状態と現在の状態の差が一
目でわかり、監視者が簡単に異常を察知できる。
【0045】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、所
定の撮像方向で撮像したプリセット画像を予め記憶して
おいて、ディスプレイ装置の画面上に複数のプリセット
画像を表示し、ポインティング装置を用いてプリセット
画像を選択することによって、プリセット方向の選択を
視覚的に行えるため、監視者の誤操作や負担を格段に軽
減できる。
【0046】また、従来の操作レバーと同等な機能を画
面上の操作画像領域およびポインティング装置で実現で
きるため、操作レバーの省略による部品点数の低減化、
低コスト化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のハードウエア構成を示
すブロック図である。
【図2】ディスプレイ装置53の画面表示の一例を示す
説明図である。
【図3】プリセットポイントを設定する動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】プリセットポイントを設定する動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】プリセットポイント操作の動作を示すフローチ
ャートである。
【図6】監視カメラ装置の使用態様の一例を示す斜視図
である。
【符号の説明】 10 撮像カメラ 11 レンズ系 12 ズームモータ 13 固体撮像素子 20 カメラステージ 21 パンモータ 23 チルトモータ 30 カメラコントローラ 33 モータ駆動回路 40 中央制御装置 41 ビデオキャプチャ回路 50 マウス 51 キーボード 52 ビデオ回路 53 ディスプレイ装置 WA 親ウインドウ WB モニタウインドウ WC プリセットウインドウ WD コントロールウインドウ B1 プリセット設定ボタン C1〜C6 プリセットポイントアイコン D1〜D8、E1、E2 ボタン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の撮像信号を出力する撮像カメラ
    と、 撮像カメラの撮像方向を制御するためのカメラ姿勢制御
    機構と、 カメラ姿勢制御機構に撮像方向を指示するための中央制
    御装置とを備えた監視カメラ装置において、 中央制御装置は、撮像カメラからの撮像信号を画像デー
    タとして取り込むためのビデオ入力回路と、 ビデオ入力回路で取り込んだ画像データを格納するため
    のビデオ回路と、 ビデオ回路に格納された画像データを表示するためのデ
    ィスプレイ装置と、 ディスプレイ装置の画面上の位置を指示するためのポイ
    ンティング装置と、 ポインティング装置からの指示位置に応答し、所定のプ
    ログラムに従ってデータ処理を行うデータ処理装置と、 所定の撮像方向で撮像したプリセット画像を記憶するた
    めのデータ記憶装置とを備え、 ディスプレイ装置の画面上に、撮像カメラが現在撮像し
    ているライブ画像を表示するモニタ画像領域とデータ記
    憶装置に記憶された複数のプリセット画像を表示するプ
    リセット画像領域とを形成した状態で、ポインティング
    装置を用いてプリセット画像を選択することによって、
    選択されたプリセット画像に対応する撮像方向に撮像カ
    メラの姿勢を制御することを特徴とする監視カメラ装
    置。
  2. 【請求項2】 ディスプレイ装置の画面上に、撮像カメ
    ラの操作方向を複数表示する操作画像領域を形成し、ポ
    インティング装置を用いて操作画像領域の中の操作方向
    を選択することによって、撮像カメラの姿勢を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の監視カメラ装置。
JP10042273A 1998-02-24 1998-02-24 監視カメラ装置 Pending JPH11242523A (ja)

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