JP2000251193A - 映像処理装置及び方法並びに記憶媒体 - Google Patents

映像処理装置及び方法並びに記憶媒体

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JP2000251193A
JP2000251193A JP11053995A JP5399599A JP2000251193A JP 2000251193 A JP2000251193 A JP 2000251193A JP 11053995 A JP11053995 A JP 11053995A JP 5399599 A JP5399599 A JP 5399599A JP 2000251193 A JP2000251193 A JP 2000251193A
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Yoshihiro Ishida
良弘 石田
Yuichi Sakauchi
祐一 坂内
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車場の利用数/空きを効率的に計数する。 【解決手段】 ビデオカメラ10の撮像範囲内に車両の
有無を個別に判定する認識領域を設定し、各認識領域の
撮像方向と、各認識領域をアップで撮影するズーム値を
RAM34に記憶する。未使用状態での、撮影範囲の画
像を参照画像としてRAM34に格納し、同様の認識領
域の画像もRAM34に記憶する。CPU30は、撮影
範囲の参照画像との比較からカメラ画像に変化が検出さ
れると、対応する認識領域をアップで撮影させて、認識
領域の参照画像と比較して車両の有無を判別する。判別
結果は、表として及び/又はその使用/空きの計数結と
して表示装置52に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ等の
撮像装置で撮像された映像から予め定める場所での物体
の有無を観測する映像処理装置及び方法、並びに、その
方法を実行するプログラムソフトウエアを記憶する記憶
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラ等の撮像装置で撮像
された映像を用いて、駐車場での駐車中の台数把握及び
講義を聴講中の人数把握などの、観測領域内の存在物体
の数の計数を人手によらずに自動的に行なうシステムが
提案されている。計数するためには一般に、観測対象領
域内に物体が存在していない状態の画像(「背景画像」
又は「参照画像」という。)を予め用意しておく必要が
ある。物体の存在数を計数すべき画像(「処理対象画
像」という。)中のある領域(「認識領域」という。)
と背景画像の対応する領域との間に有意な違いがあるか
どうかを検出することで、その認識領域での物体の有無
を判定する。
【0003】一般に、観測対象領域内に予め設定される
複数の認識領域のそれぞれに対して上述の方法により物
体の有無を判定し、各認識領域での物体の有無の判定結
果に基づき、観測対象領域内に存在する物体の個数又は
員数等を計数する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、複数の認識領
域を含む観測対象領域に対する画像では、認識領域の数
を増やしていくと、画像サイズに占める各認識領域のサ
イズが小さくなり、ノイズの混入等による影響が相対的
に大きくなる。その結果、各認識領域での物体の有無の
判定に誤りが増えていく。
【0005】計数の信頼性を高めるには、可能な限り、
観測対象領域サイズに占める各認識領域のサイズの割合
を大きくした方がよい。しかし、そうすると、観測対象
領域内に設定できる認識領域の数が減ってしまい、一度
に計数可能な物体数が減ってしまう。
【0006】本発明は、観測対象領域内に多くの認識領
域を設定しても、高い信頼度で物体の有無を判定でき、
物体数を計数できる映像処理装置及び方法並びに記憶媒
体を提示することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本出願に係る映像処理装
置は、撮像手段と、当該撮像手段の撮影倍率及び撮影方
向の少なくとも一方を制御する制御する撮像制御手段
と、当該撮像手段の撮像範囲内で状況を認識すべき1以
上の認識領域を設定する認識領域設定手段と、当該撮像
手段により得られる画像から画像変化を検出する変化検
出手段と、当該撮像手段により得られる画像から当該認
識領域における状況を認識する状況認識手段と、当該変
化検出手段により当該認識領域に変化が検出されると、
当該撮像制御手段に当該撮像手段の撮像状態を変更させ
る制御手段とを具備し、撮像状態の変更後の当該認識手
段の認識結果を当該各認識領域の状況に関する情報とす
ることを特徴とする。
【0008】本発明に係る映像処理方法は、撮影倍率及
び撮像方向の少なくとも一方を制御自在な撮像手段によ
り得られる画像から所望の認識領域における状況を認識
する映像処理方法であって、当該撮像手段の撮像範囲内
で状況を認識すべき1以上の認識領域を設定する認識領
域設定ステップと、当該撮像手段により得られる画像か
ら画像変化を検出する変化検出ステップと、当該撮像手
段により得られる画像から当該認識領域における状況を
認識する状況認識ステップと、当該変化検出ステップに
より当該認識領域に変化が検出されると、当該撮像制御
ステップを起動して当該撮像手段の撮像状態を変更させ
る制御ステップとを具備し、撮像状態の変更後の当該認
識ステップの認識結果を当該各認識領域の状況に関する
情報とすることを特徴とする。
【0009】本発明に係る記憶媒体には、上述の映像処
理方法を実行するプログラムソフトウエアが格納され
る。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。ビデオカメラ10は、撮像部12と雲台
部14からなる。撮像部12は、撮影レンズ16、撮影
レンズ16による光学像を電気信号に変換する撮像素子
18、撮像素子18の出力にγ補正などを施して所定形
式の映像信号を形成する映像信号処理回路20、撮影レ
ンズ16の倍率(ズーム)を制御するズーム制御回路2
2からなる。雲台部14は、パンモータ24、チルトモ
ータ26及び雲台制御回路28からなる。
【0012】ビデオカメラ10の制御系は以下の構成か
らなる。30はCPU、32はROM、34はRAM、
36はハードディスク等の外部記憶装置、38はキーボ
ード及びマウスなどのポインティングデバイスからなる
入力装置、40は通信インターフェース、42はビデオ
メモリである。これらは、バス44に接続している。
【0013】46は、ビデオカメラ10(の映像信号処
理回路20)からの映像信号をビデオメモリ42に書き
込み、ビデオメモリ42の画像データを読み込んで映像
モニタ48に供給するビデオインターフェースである。
50はビデオカメラ10のズーム制御回路22及び雲台
制御回路28をバス44に接続する入出力回路(I/
O)、52は計数結果などを表示する表示装置、54は
表示装置52をバス44に接続する入出力回路(I/
O)である。
【0014】CPU30は、I/O50を介してズーム
制御回路22にズーム制御コマンドを、雲台制御回路2
8に撮影方向制御信号を供給し、ズーム制御回路22は
ズーム制御コマンドに従って撮影レンズ16の倍率を制
御し、雲台制御回路28は撮影方向制御信号に従いパン
モータ24及びチルトモータ26を制御してビデオカメ
ラ10の撮影方向を制御する。
【0015】撮像素子18は撮影レンズ16による光学
像を電気信号に変換し、映像信号処理回路20は、撮像
素子18の出力に周知の処理(ゲイン補正、γ補正及び
色バランス調整など)を施し、所定形式ビデオ信号を生
成してビデオインターフェース46に出力する。ビデオ
インターフェース46は、映像信号処理回路20から出
力されるビデオ信号をディジタル化してビデオメモリ4
2に書き込み、またビデオメモリ42に書き込まれてい
る画像データを読み出して所定形式ビデオ信号として映
像モニタ48に出力する。映像モニタ48は、ビデオイ
ンターフェース46からのビデオ信号を画像表示する。
【0016】図2は、観測対象領域内に3つの認識対象
領域が設定されている際の画角の関係の一例を示す。横
の目盛りは、撮像方向の中心(撮像中心という。)Oか
ら水平方向(パン方向)への角度を示し、縦の目盛り
は、撮像中心から垂直方向(チルト方向)の画角を示
す。図2では、観測対象領域は、撮像中心からパン方向
に左右にそれぞれ35゜、合計70゜の画角を有し、チ
ルト方向には上下にそれぞれ27.7゜づつ、合計5
5.4゜の画角を有している。
【0017】図2では、パン方向に撮像中心Oを0゜と
して−35゜から+35゜の範囲の70度、チルト方向
に−27.7゜から27.7゜の55.4度の画角を有
する撮像領域をa0として図示した。以下では、a0の
画角(パン70.0゜、チルト55.4゜)をズーム倍
率1.0とする。a1,a2,a3はそれぞれ、撮像領
域a0内の部分領域の例であり、a1は、撮像領域a0
の撮像中心Oからパン方向に30゜、チルト方向に2
3.5゜にある方向を撮像方向としてズーム倍率8.0
の画角(パン10.0゜、チルト7.5゜)を有する部
分領域である。a2は、パン方向+15.0゜、チルト
方向−15.0゜の撮像方向にズーム倍率6.0(パン
13.3゜、チルト10.0゜)の画角を有する部分領
域である。a3は、パン方向−25.0゜、チルト方向
10.0゜の撮像方向にズーム倍率4.0(パン方向1
9.9゜、チルト15.0゜)の画角を有する部分領域
である。
【0018】図3は、撮像領域a0内における部分領域
a1,a2,a3の撮像方向(パン方向のずれ角をp
(deg)、チルト方向のずれ角をt(deg))とズ
ーム倍率zとの対応表を示す。図4は、ズーム倍率zr
と、画角(パン方向の画角pw(deg)、チルト方向
の画角tw(deg))との対応表を示す。
【0019】図5は、撮像領域a0における部分領域a
1,a2,a3のパン方向での撮像方向と画角の関係を
示し、図6は、撮像領域a0における部分領域a1,a
2,a3のチルト方向での撮像方向と画角の関係を示
す。図5では、撮像領域a0の撮像方向(光軸方向)を
基準方向として部分領域a1,a2,a3の撮像方向を
図示している。撮像領域a0の撮像方向は、パン方向に
おける雲台制御の基準方向でもあり、この方向に雲台の
回転中心がセットされ、その回転中心から基準方向を見
て右回り(時計回り)を正方向としている。図6でも、
図5と同様に、撮像領域a0の撮像方向を基準方向とし
て、部分領域a1,a2,a3のチルト方向への撮像方
向を表現している。撮像領域a0の撮像方向を雲台のチ
ルト方向への制御の基準方向としており、雲台の回転中
心から基準方向を見て上側へ回る方向を正方向としてい
る。
【0020】本実施例は、例えば、駐車場に駐車中の車
両を計数するのに使用できる。その場合、ビデオカメラ
10を例えば、駐車場の観測対象となる各駐車スペース
を一望できるように、観測対象とする駐車場の近隣の高
所に設置される。図7は、そのような場合の、ビデオカ
メラ10の撮影画像の一例の模式図を示す。
【0021】CPU30はROM32内に格納されるプ
ログラムを読み出して実行し、駐車場に駐車中の車両を
計数する。ビデオカメラ10は、観測対象領域を包含す
る撮像が可能な位置に設置されているものとする。図8
乃至図11は、CPU10で実行されるプログラムのフ
ローチャートを示す。
【0022】CPU30は先ず、入力装置38、通信I
/F40及びI/O50等を初期化すると共に、I/O
50を介してビデオカメラ10の撮像部12及び雲台部
14を初期化し、後に計数処理時に用いるカウンタやフ
ラグ等を内部メモリに設定する(S1)。
【0023】監視対象領域を包含する撮像領域を得るの
に最適になるようにビデオカメラ10の姿勢を制御し、
その撮像領域内に1台も車両が存在しないタイミングで
ビデオカメラ10の出力映像を取り込み、参照画像とし
てRAM34に記憶する(S2)。
【0024】図9は、S2の詳細なフローチャートを示
す。ビデオカメラ10から出力される映像信号をビデオ
I/F46を介して映像モニタ48に印加され、画像表
示されているので、操作者は、モニタ48の画面上の画
像を見ながら入力装置38を操作し、ビデオカメラ10
の向きと画角の制御データを入力する。
【0025】カメラ10を操作するためのGUI(グラ
フィカル・ユーザ・インターフェース)例を図12に示
す。図12で、60は映像モニタ48の画面、62はビ
デオカメラ10の映像を表示するカメラ画像表示域、5
4はマウス・カーソルである。56は撮像方向操作パネ
ルであり、チルトアップボタン56U、チルトダウンボ
タン56D、パンライトボタン56R及びパンレフトボ
タン56Lを具備する。68はズーム操作パネルであ
り、ズームアウトボタン68A及びズームインボタン6
8Bを具備する。70は決定ボタンである。
【0026】操作者は、撮像方向操作パネル66及びズ
ーム操作パネル68を使用してCPU30にビデオカメ
ラ10の撮像方向及び倍率を指示でき、CPU30は、
この指示に応じて、I/O50を介してビデオカメラ1
0の雲台制御回路28にパン角及びチルト角の制御信号
を供給し、ズーム制御回路22にズーム倍率(画角)の
制御信号を供給する。操作者が、ビデオカメラ10から
の映像が最適な方向及び倍率であとをカメラ画像表示域
62の表示画像で確認すると、決定ボタン60を操作す
る。この操作に応じて、CPU30は、その時点でのビ
デオカメラ10の撮像方向をパン角0゜及びチルト角0
゜の基準方向としてRAM34の所定エリアに記憶す
る。
【0027】次に、ステップS21で設定した撮像領域
中で観測対象領域とする部分を、カメラ画像表示域62
の画像(ビデオカメラ10により撮像されている範囲の
画像)を見ながら入力装置38により対話的に指定する
(S22)。例えば、モニタ画面60のカメラ画像表示
域62に表示される画像に対し入力装置38のポインテ
ィングデバイス(例えば、マウス)のカーソル64を操
作して、図13に示すように4点A,B,C,Dを指定
する。これら4点A,B,C,Dで指定される4辺形の
内部領域Eが観測対象領域として指定される。操作者に
より観測対象領域が指定されると、CPU30は、その
情報をRAM34の所定エリアに記憶する。
【0028】CPU30は次に、この時点でのビデオカ
メラ10による映像をビデオメモリ42に静止画像とし
て取り込み、RAM34の所定エリアに転送する(S2
3)。これにより、ビデオカメラ10の観測対象領域を
設定する一連の処理(S2)が終了する。
【0029】観測対象領域が設定されると(S2)、認
識領域が設定される(S3)。図10は、ステップS3
の処理内容の詳細なフローチャートを示す。先ず、ステ
ップS22における観測対象領域の設定と同様に、ビデ
オI/F46を経由してモニタ48の画面上にその時点
でのビデオカメラ10の出力映像が表示され、操作者は
その表示画像を見ながら、入力装置38により対話的
に、S2で設定した観測対象領域中の一つの部分領域と
しての認識領域を指定する。例えば、ステップS22と
同様に、モニタ画面60のカメラ画像表示域62に表示
される画像に対し入力装置38のポインティングデバイ
ス(例えば、マウス)のカーソル64を操作して、図1
4に示すように4点F,G,H,Iを指定する。これら
4点F,G,H,Iで指定される4辺形の内部領域Jが
認識領域として指定される。
【0030】ステップS31で指定した認識領域に注目
した撮像状態を設定する(S32)。すなわち、操作者
は、ビデオカメラ10により撮像されているモニタ画面
60のカメラ画像表示域62に表示される画像で確認し
ながら、入力装置38を操作して、撮像方向操作パネル
66の各ボタン66U,66D,66R,66Lにより
カメラ10の向きと画角(ズーム値)を指定する。図1
4の領域Jに注目した撮像状態による映像の模式図を図
15に示す。図14の画角をズーム倍率1.0とする
と、図15では、ズーム倍率が8.0となっている。参
考までに、図14に示す領域Xに注目した撮像状態によ
る映像の例を図16に示す。図16の場合のズーム倍率
は12.0となっている。操作者が、ステップS31で
指定した認識領域に注目した撮像状態の設定が完了した
旨を決定ボタン60により入力すると、その時点での雲
台部14のパン角及びチルト角並びにズーム制御回路2
2のズーム倍率の値が、その認識領域に注目した撮像状
態として、図3に示す形式でRAM34に格納される。
【0031】次に、ステップS32で設定した撮像領域
中でステップS31で指定した認識領域に対応する領域
を、当該認識領域に注目した映像上での認識領域として
指定・登録する(S33)。すなわち、ステップS22
及びステップS31と同様に、操作者は、モニタ画面6
0のカメラ画像表示域62に表示される画像を見なが
ら、入力装置38により対話的に認識領域を指定する。
図15に示す例では、図17に示すように4点F’,
G’,H’,I’を入力することで領域J’を指定す
る。図16に示す例に対しては、同様に、図18に示す
ように4点K’,L’,M’,N’を指定することによ
って領域X’を指定する。このように指定された認識領
域に注目した映像中での認識対象領域をRAM34所定
領域に記憶する。
【0032】その認識領域に注目した映像中での認識対
象領域に有無判定対象となる物体(車両)が存在しない
タイミングで、操作者は、決定ボタン60を操作する。
これに応じて、ビデオカメラ10の出力画像が取り込ま
れ、注目認識領域の参照画像としてRAM34に格納さ
れる(S34)。
【0033】CPU30は、I/O34を介してズーム
制御回路22及び雲台制御回路28を制御し、ビデオカ
メラ10を、ステップS21で登録した撮像領域でのパ
ン角(0゜)、チルト角(0゜)及びズーム倍率に設定
し直す(S35)。これにより、1つの認識領域の設定
(S3)が終了する。
【0034】図8に戻る。想定する全ての認識領域の設
定を終了するまでS3を繰り返す(S4)。全ての認識
領域の設定が終了すると(S4)、CPU30は、入力
装置38により操作者が観測スタートを指示するのを待
つ(S5)。観測スタートの指示があると(S5)、ス
テップS2で設定した観測対象領域全体を含む撮像状態
(カメラ10の撮像方向とズーム倍率)におけるこの時
点での画像を静止画として取り込む(S6)。S6で取
り込んだ画像とステップS2で取り込んだ参照画像とを
対応する領域で比較する。対応する領域とは、ステップ
S31で入力された一連の4点の組で指定される各領域
である。これら各領域のそれぞれに対して、2画像間の
対応する領域に含まれる画像の評価値を算出する。例え
ば、下記式に示すように、対応する領域に含まれる画像
の各画素の画素値差分の絶対値の平均を計算する。すな
わち、 Vk=Σ|Vc(j) - Vr(j)|/ΣI (1) ここで、Vは、ステップS31で入力された一連の領
域のうちのK番目の領域の評価値を示す。Σは対応する
領域内のn個の画素の積算(j=1〜n)を示し、n
は、その領域に含まれる画素数を示す。Vc(j)は、
ステップ6で取り込まれた画像での、対応する領域に含
まれるj番目の画素の画素値を示し、Vr(j)は、ス
テップS2で取り込まれた参照画像での、対応する領域
に含まれるj番目の画素の画素値を示す。
【0035】式(1)は、単色画像(モノクロ画像)と
した場合の式であるが、カラー画像の場合は、その3色
の成分R,G,Bを用いて、各色成分毎の画素値差分を
用いて評価値を求めても良い。すなわち、 Vk=Σ(|Rc(j)-Rr(j)|+|Gc(j)-Gr(j)|+|Bc(j)-Br(j)|)/ΣI (2) を代わりに使用すればよい。
【0036】この様にして求めた各認識領域の評価値
を、例えば、図19に示すようなテーブル形式でRAM
34の所定エリアに記憶する。図19でMは、ステップ
S31で指定された一連の認識領域の総数を示す。指定
順番に従って評価値V(k=1〜M)が配列される。
このテーブルが生成されると、直前のステップS6で取
り込んだ画像を、新たな観測領域全体を含む参照画像と
して更新する(S7)。
【0037】各部分領域順に格納された評価値Vが所
定の閾値T以上か否かを順番に判断する(S8)。全て
の部分領域に関して評価値が閾値T未満の場合(S
8)、観測終了の指示があるかどうかを確認し(S
9)、終了の指示がある場合には、観測を終了し、終了
の指示が無ければ、S6に戻って観測を継続する。何れ
かの部分領域で評価値が閾値T以上になると(S8)、
即座に、その部分領域に注目する撮像状態にビデオカメ
ラ10の姿勢(パン、チルト及びズーム)をセットし、
ズームした状態で物体の有無を判定する(S10)。
【0038】ステップS10の処理の詳細を図11に示
す。CPU30は、S3で登録した認識領域リストにア
クセスして、参照画像と比較して変化があると判定され
た認識領域に注目するための撮像パラメータ(パン角、
チルト角及びズーム倍率)を読み出し、ビデオカメラ1
0のズーム制御回路22及び雲台制御回路28を制御し
て、ビデオカメラ10をその認識領域の撮像方向と画角
にセットする(S51)。
【0039】ビデオカメラ10から出力される映像を、
ビデオI/F46及びビデオメモリ42を介して取り込
み、得られた静止画像をRAM34に一時記憶する。
【0040】ステップS52で得られた静止画像と、ス
テップS3中のステップS34で得られていた当該認識
領域の撮像方向と画角における有無判定対象となる物体
が存在しないときの映像とから、認識対象領域の全面に
わたっての相違評価値V(例えば、先に述べた両画像
中の同位置にある画素間の画素値差分の絶対値の平均値
等に基づく評価値)として求める(S53)。得られた
値をRAM34の所定領域に一時的に記憶する。
【0041】ステップS53で求めた認識領域の相違評
価値Vが、予め定めた閾値Tw以上であるか否かを判
定し(S54)、T以上の場合には、変化の有無を示
すフラグとして値1をRAM34に一時的に記憶し(S
55)、そうでない場合には、変化の有無を示すフラグ
として値0をRAM34に一時的に記憶する(S5
6)。
【0042】閾値T以上の変化のある認識領域での差異
量を検出すると(S10)、CPU30は、ステップS
10でRAM34に一時的に記憶した値が、図20に示
すように保持される認識領域確認結果テーブルの該当領
域に保持される値に等しいか否かを判定する(S1
1)。認識領域確認結果テーブルは、ステップS1にお
ける初期化時に、後にステップS3で設定される認識領
域の数に対して十分なサイズで予め確保され、テーブル
中の全ての欄が0に初期化されている。この認識領域確
認結果テーブルは、ステップS3で設定された認識領域
の順番に従って、テーブル領域の先頭から各認識領域に
対する物体有無判定結果の直前値が保持する。
【0043】認識領域確認結果テーブル内の対応する欄
の保持値と、ステップS10で一時的に保持する値が異
なる場合、認識領域確認結果テーブル内の対応する欄の
保持値を、ステップS10で一時的に保持する値で更新
すると共に、予めRAM34の所定領域に確保されてい
る計数値(最初はステップS1により0に初期化されて
いる。)を更新する。この場合、直前のステップS10
で一時的に保持されていた値が1の場合は、計数値を1
増やし、0の場合には1減らす。そして、更新後の係数
値をI/O54を介して表示装置52に供給して表示さ
せる。
【0044】変化無しの場合(S11)、又は計数値の
更新(S12)の後、直前のステップS6で観測領域全
体を含む撮像領域の映像から得た画像上で検出した差異
量から、変化を検出した部分領域があるかどうかを検討
する(S13)。すなわち、先のステップS8の説明の
例に続く場合は、k+1番目のVk+1以降について、
認識領域に対する差異量のチェックをステップS8と同
様に進め、新たに閾値T以上の差異量を持つ部分領域が
存在する場合には、ステップS10に戻り、S10以降
を繰り返す。その様な部分領域がもはや存在しない場合
(S13)、観測終了の指示があるかどうかを確認し
(S14)、終了の指示がある場合には、観測を終了
し、終了の指示が無ければ(S14)、撮像方向(パン
及びチルト)と画角(ズーム)を観測領域全体を含む撮
像領域(ステップS2で設定)に設定し直して(S1
5)、ステップS6に戻る。
【0045】一般的には、ステップS8で用いた閾値T
は、ステップS10で用いた閾値Twに比して低めの値
に設定すると、良い結果が得られることが多い。
【0046】なお、図21は、表示装置52の表示例を
示す。CPU30からI/O54を介して計数値が表示
装置52に入力すると、表示装置52は、予めセットさ
れている数(全ての駐車スペースの数)から、その時点
の計数値(利用スペース数)を減算して得られる値を表
示パネルに表示する。勿論、この計算は、CPU30が
行なっても良い。
【0047】ステップS8で用いた閾値Tは、必ずしも
全ての認識領域に対して同じ値である必要はなく、一般
的に各部分領域毎に異なる閾値を使用するようにしても
よい。ステップS10で用いる閾値Twも同様であり、
一般的に各認識領域毎に異なる値を用いてもよい。各認
識領域毎に異なる閾値を用いる場合には、各認識領域で
の変化又は差異の検出に最適な閾値を設定でき、より誤
判定の少ない計数処理を実現できる。
【0048】ステップS3で説明した認識領域の設定法
は一例であり、本発明はこの方法に限定されない。例え
ば、入力装置38のキーボードから直接、パン角、チル
ト角及びズーム比を数値入力してもよいし、予め外部で
作成したデータリストを通信I/F40を介して取り込
んでも、図示しないリムーバブル記憶媒体から入力して
もよい。
【0049】駐車場に駐車中の車両を計数する用途で本
実施例を説明したが、本発明がこのような用途に限定さ
れないことは明らかである。図22は、講義室を背後の
上方から撮像して得られる映像の模式図を示す。机の並
びに注目し、机と、机に付属する固定式の椅子とを模式
的に図示している。この様な講義室を観測対象の背景と
して想定した場合でも、図23に×印を付した領域(×
を四辺形で囲んだ領域)のように各机上面に認識領域を
設定し、各認識領域に注目した各撮像状態において無人
の(机上面には何も置かれていない)状態で参照画像を
登録するようにすれば、駐車場の場合と同様に、空席の
数、従って出席者数又は欠席者数を計数できる。
【0050】以上の説明では、計数結果又はそれから得
られる数値を計数値を表示装置52に表示させたが、本
発明は、これに限定されない。例えば、先の説明では、
図20に示す認識領域確認結果テーブルの内容を、ステ
ップS12で更新すると共に、表示装置52には、この
更新された認識領域確認結果テーブルの内容に関するデ
ータを送る。また、表示装置52は、図24に示すよう
に、各認識領域の有無判別結果を各駐車スペースの配置
に対応させて表示する。図24では、○は空きを意味
し、×は駐車中を意味する。このためには、撮像範囲内
での各認識領域の設定に応じて、各駐車スペースの配置
を示す表形式データを形成しておく。このようにすれ
ば、計数値を単に表示するだけでなく、各認識領域に対
応する場所での物体の存否を分かりやすく表示できる。
駐車場のみならず、講義室での出席者の検出にも適用で
き、出席と欠席の配置状況を表示できる。
【0051】本実施例では、個々の物体の有無の判定
を、各認識領域に注目した撮像状態で個別に行なうこと
により、従来に比べて、より確実に物体の有無を判定で
きる。その結果、観測対象領域内に設定する認識領域の
数を増やしても、即ち、相対的に認識領域を狭く設定し
ても、従来に比べて同等又はそれ以上の信頼性で物体の
個数を計数できる。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、観測対象領域における認識領域の
変化をクローズアップして、その認識領域の状況を確認
できるので、従来よりも正確に状況を確認できる。従っ
て、観測対象領域内により多くの計数対象を有する場合
でも、信頼性の高い物体計数システムを構築できる。更
には、より多くの状況確認領域を有する場合にも、信頼
性の高い存否把握システムを構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。
【図2】 観測対象領域内に3つの認識対象領域が設定
されている際の画角の関係の一例である。
【図3】 撮像領域a0内における部分領域a1,a
2,a3の撮像方向とズーム倍率zとの対応表である。
【図4】 ズーム倍率zと画角との対応表である。
【図5】 撮像領域a0における部分領域a1,a2,
a3のパン方向での撮像方向と画角の関係を示す。
【図6】 撮像領域a0における部分領域a1,a2,
a3のチルト方向での撮像方向と画角の関係を示す。
【図7】 駐車場の近隣の高所に設置されたビデオカメ
ラの撮影画像例である。
【図8】 本実施例の動作フローチャートである。
【図9】 図8のS2の詳細なフローチャートである。
【図10】 ステップS3の詳細なフローチャートであ
る。
【図11】 ステップS10の詳細なフローチャートで
ある。
【図12】 カメラ10を操作するためのGUI(グラ
フィカル・ユーザ・インターフェース)例である。
【図13】 撮像領域中での観測対象領域の指定例であ
る。
【図14】 観測対象領域中での認識領域の指定例であ
る。
【図15】 図14の領域Jに注目した撮像状態による
映像の模式図である。
【図16】 図14に示す領域Xに注目した撮像状態に
よる映像の模式図である。
【図17】 認識領域Jに対する評価範囲例である。
【図18】 領域Xに対する評価範囲例である。
【図19】 各認識領域の評価値を格納するテーブルで
ある。
【図20】 認識領域確認結果テーブルである。
【図21】 表示装置52の表示例である。
【図22】 講義室を背後の上方から撮像して得られる
映像の模式図である。
【図23】 図22に示す画像における認識領域(×を
四辺形で囲んだ領域)の設定例である。
【図24】 各認識領域の有無判別結果を各駐車スペー
スの配置に対応させて表示した例である。
【符号の説明】
10:ビデオカメラ 12:撮像部 14:雲台部 16:撮影レンズ 18:撮像素子 20:映像信号処理回路 22:ズーム制御回路 24:パンモータ 26:チルトモータ 28:雲台制御回路 30:CPU 32:ROM 34:RAM 36:外部記憶装置 38:入力装置 40:通信インターフェース 40:ビデオメモリ 44:バス 46:ビデオインターフェース 48:映像モニタ 50:入出力回路(I/O) 52:表示装置 54:入出力回路(I/O) 60:映像モニタ48の画面 62:カメラ画像表示域 64:マウス・カーソル 66:撮像方向操作パネル 66U:チルトアップボタン 66D:チルトダウンボタン 66R:パンライトボタン 66L:パンレフトボタン 68:ズーム操作パネル 68A:ズームアウトボタン 68B:ズームインボタン 70:決定ボタン
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/14 G06F 15/70 405 Fターム(参考) 5B057 AA16 AA19 BA15 BA24 CH11 DA02 DB02 DC32 5H180 AA01 CC04 CC07 KK01 KK07 5L096 BA02 BA04 CA03 CA24 FA32 FA52 GA08 HA07 LA05 9A001 HH23

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段と、 当該撮像手段の撮影倍率及び撮影方向の少なくとも一方
    を制御する制御する撮像制御手段と、 当該撮像手段の撮像範囲内で状況を認識すべき1以上の
    認識領域を設定する認識領域設定手段と、 当該撮像手段により得られる画像から画像変化を検出す
    る変化検出手段と、 当該撮像手段により得られる画像から当該認識領域にお
    ける状況を認識する状況認識手段と、 当該変化検出手段により当該認識領域に変化が検出され
    ると、当該撮像制御手段に当該撮像手段の撮像状態を変
    更させる制御手段とを具備し、撮像状態の変更後の当該
    認識手段の認識結果を当該各認識領域の状況に関する情
    報とすることを特徴とする映像処理装置。
  2. 【請求項2】 更に、当該撮像手段の出力から静止画像
    を取り込む静止画像取り込み手段を具備し、当該変化検
    出手段は、予め用意された参照画像と、変化検出実行時
    に当該静止画像取り込み手段により得られる静止画像と
    を比較することにより変化を検出する請求項1に記載の
    映像処理装置。
  3. 【請求項3】 更に、当該参照画像を更新する参照画像
    更新手段を具備する請求項2に記載の映像処理装置。
  4. 【請求項4】 当該状況認識手段は、当該認識領域にお
    ける物体の存否を認識する請求項1に記載の映像処理装
    置。
  5. 【請求項5】 当該状況認識手段は、各認識領域毎に予
    め用意される参照画像を保持するメモリ手段を具備し、
    当該参照画像と認識実行時に当該撮像手段により得られ
    る画像とを比較することにより物体の存否を認識する請
    求項4に記載の映像処理装置。
  6. 【請求項6】 更に、各認識領域の状況に関する情報を
    表示する表示装置を具備する請求項1に記載の映像処理
    装置。
  7. 【請求項7】 各認識領域の状況に関する情報は、各認
    識領域に存在する物体の数に関する情報である請求項6
    に記載の映像処理装置。
  8. 【請求項8】 各認識領域の状況に関する情報は、各認
    識領域別の物体の存否に関する情報である請求項6に記
    載の映像処理装置。
  9. 【請求項9】 撮影倍率及び撮像方向の少なくとも一方
    を制御自在な撮像手段により得られる画像から所望の認
    識領域における状況を認識する映像処理方法であって、 当該撮像手段の撮像範囲内で状況を認識すべき1以上の
    認識領域を設定する認識領域設定ステップと、 当該撮像手段により得られる画像から画像変化を検出す
    る変化検出ステップと、 当該撮像手段により得られる画像から当該認識領域にお
    ける状況を認識する状況認識ステップと、 当該変化検出ステップにより当該認識領域に変化が検出
    されると、当該撮像制御ステップを起動して当該撮像手
    段の撮像状態を変更させる制御ステップとを具備し、撮
    像状態の変更後の当該認識ステップの認識結果を当該各
    認識領域の状況に関する情報とすることを特徴とする映
    像処理方法。
  10. 【請求項10】 更に、当該撮像手段の出力から静止画
    像を取り込む静止画像取り込みステップを具備し、当該
    変化検出ステップは、予め用意された参照画像と、変化
    検出実行時に当該静止画像取り込みステップにより得ら
    れる静止画像とを比較することにより変化を検出する請
    求項10に記載の映像処理方法。
  11. 【請求項11】 更に、当該参照画像を更新する参照画
    像更新ステップを具備する請求項10に記載の映像処理
    装置。
  12. 【請求項12】 当該状況認識ステップは、当該認識領
    域における物体の存否を認識する請求項9に記載の映像
    処理方法。
  13. 【請求項13】 当該状況認識ステップは、各認識領域
    毎に予め用意される参照画像をメモリ手段に保持するメ
    モリ格納ステップを具備し、当該参照画像と認識実行時
    に当該撮像手段により得られる画像とを比較することに
    より物体の存否を認識する請求項12に記載の映像処理
    方法。
  14. 【請求項14】 更に、各認識領域の状況に関する情報
    を表示する表示ステップを具備する請求項9に記載の映
    像処理方法。
  15. 【請求項15】 各認識領域の状況に関する情報は、各
    認識領域に存在する物体の数に関する情報である請求項
    14に記載の映像処理方法。
  16. 【請求項16】 各認識領域の状況に関する情報は、各
    認識領域別の物体の存否に関する情報である請求項14
    に記載の映像処理方法。
  17. 【請求項17】 請求項9乃至16の何れか1項に記載
    の映像処理方法を実行するプログラムソフトウエアを記
    憶することを特徴とする記憶媒体。
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