JP3545325B2 - インクジェット方式の画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、カラーインクジェット方式のプリンタなどの、インクジェット方式の画像形成装置、および画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット方式の画像形成装置、例えば、インクジェット方式のプリンタは、その構成が簡単であるため、小型化することが可能であり、かつ、安価に製造することができる。また、インクジェット方式の画像形成装置は、ノズルから液体のインク滴を吐出して、画像を形成する。このとき、インク滴を直接、紙、フィルム、布等の記録材に付着吸収させるため、それ以上の処理を行う必要がなく、カラーインクを用いれば容易にカラー画像を形成することができる。
【0003】
ところが、インクジェット方式の画像形成装置で画像を形成するためには、インクの記録材への浸透性、および記録材上における乾燥性が重要となってくる。上記のようなインクジェット方式の画像形成装置に使用されるインクには、主に顔料インクと染料インクとがある。顔料インクは染料インクに比べ、乾燥性、浸透性が劣ることが知られている。しかしながら、顔料インクには、染料インクに比べ発色と濃度に優れる利点がある。
【0004】
インクジェット方式の画像形成装置で画像を形成する際に、例えば、インクジェットプリンタ専用の記録紙を使用すれば、浸透性、乾燥性に劣る黒色の顔料インクを使用して印字しても、混色、にじみなどを生じることなく画像を形成することができる。これは、インクジェットプリンタ専用の記録紙には、付着したインクの吸収、定着を向上させるための処理がなされているからであるが、その分、記録材にかかるコストが増加することになる。記録材にかかるコストを抑えるために、通常にあるようなコピー用紙などを記録材として使用した場合、乾燥性、浸透性に劣るインクを使用して印字すると、隣接して付着したインク滴が互いにつながり、混色、にじみが起こってしまう。特に、カラーのドット領域と黒のドット領域とが隣接する領域では、上記混色、にじみのため、黒のライン、文字等が不鮮明になってしまう問題がある。
【0005】
このような問題を解決するために、特開平7−149036号公報および特開平8−197831号公報では、乾燥性、浸透性に劣る顔料の黒インクを、浸透性に優れるカラーインクに重ねて印字することにより、および、画像領域における黒のドットの密度を下げ、その際に生じる黒インクのドットの隙間の位置にカラーインクでドットを印字することにより、黒インクの乾燥性、浸透性を向上させて、黒インクとカラーインクとの混色、にじみ、こすれ、汚れなどを防止する技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のインクヘッドの配置(例えば、図11に示す黒のインクヘッド(K)、シアンのインクヘッド(C)、マゼンタのインクヘッド(M)、イエローのインクヘッド(Y)または図12に示すシアンのインクヘッド(C)、マゼンタのインクヘッド(M)、イエローのインクヘッド(Y)、黒のインクヘッド(K)等の、黒のインクヘッドが端にある配置)を有するインクヘッド部を用いて、黒インクとカラーインクとを重ねて印字すると、インクヘッド部の走査方向によって、記録材に印字される黒インクとカラーインクとの順番が異なる。黒インクがカラーインクの上に重なって印字されるか、または、カラーインクが黒インクの上に重なって印字されるかによって、形成される画像の見た目の黒の「黒さ」(発色)に差が生じてしまう。従って、上記従来のインクヘッドの配置を有するインクヘッド部を用いた場合、インクヘッド部の走査方向を双方向にして印字すると、印字される黒の画像は、異なる走査方向において、「黒さ」に差が生じてしまい、画像の品質の低下を生じるという問題が生じてしまう。
【0007】
一方、上記従来のインクヘッドの配置を有するインクヘッド部を用いても、黒の画像領域における黒のドットの密度を下げ、生じた黒インクのドットの隙間の位置にカラーインクでドットを印字する場合、つまり、黒インクとカラーインクとを隣接して印字する場合においては、上記のような問題はないように思われる。しかしながら、実際には、黒インクおよびカラーインクの両方とも、記録材に浸透して広がるため、インクを重ねて印字する場合と同様に黒インクを先に印字するか後に印字するかによって形成される黒の画像の「黒さ」に差が生じてしまう。従って、この黒のドットの密度を下げ、生じた黒インクのドットの隙間の位置にカラーインクでドットを印字する場合においても、従来のインクヘッドの配置を有するインクヘッド部を用いた場合、インクヘッド部の走査方向を双方向にして印字すると、画像の品質の低下を生じるという問題を生じてしまう。
【0008】
従って、黒の印字の「黒さ」の差をなくすためには、各走査毎に印字される黒インクとカラーインクとの順番を固定する必要がある。しかし、上記のような従来のインクヘッドの配置のインクヘッド部では、インクの順番を固定するには、走査方向を片方向のみに限定して印字しなければならず、双方向にして印字することができない。そのため、印字する時間を短縮することができない。
【0009】
また、画像の品質を保ちながら、印字時間を短縮することができる例として、特開平7−195715号公報および特開平11−216882号公報が挙げられる。上記2つの公報には、インクジェット方式の画像形成装置において、ある特定のインクヘッドの構成(図17の配置など)を取ることによって、走査方向を双方向にして印字しても、印字されるインクの順番を固定することができ、各走査毎に「黒さ」の差などの色の差を生じることなく画像を形成することができることが開示されている。
【0010】
ところが、上記2つの公報の技術を単純に組み合わせた場合、インクヘッドの数が4つから、6ないし7つとなり、倍程度まで増加してしまうので、その増加分のコストがかかることになる。このため、インクジェット方式の安価な画像形成装置に応用することは難しい。
【0011】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、コストの増加を招くことなく、走査方向を双方向にして印字して印字時間を短縮することができ、かつ、黒の画像における「黒さ」の差を生じることない高品質の画像を形成することができるインクジェット方式の画像形成装置および画像形成方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明のインクジェット方式の画像形成装置は、印字するために走査されるキャリッジが、複数個のインクヘッドで構成されるインクヘッド部を有するインクジェット方式の画像形成装置であって、
上記インクヘッド部は黒のインクヘッドとカラーのインクヘッドとを備え、走査方向における両端部に黒のインクヘッドが配置されており、さらに、上記両端部の黒のインクヘッドはカラーのインクヘッドに対して、走査方向に対する垂直方向に、互いに逆方向にずれた位置に配置されていることを特徴としている。
【0013】
上記の構成によれば、キャリッジの走査方向を双方向にして印字しても、印字するインクの順番を黒インク、カラーインク、黒インクと一定にすることができる。その結果、走査毎の黒インクが記録材表面において露出している面積、および黒インクとカラーインクとが重なって印字される部分の面積が走査方向に関係なく同じとなり、印字の「黒さ」の差をなくすことができる。また、インクヘッドの数は、片方向にしか走査して印字できない従来の画像形成装置と比べて、上記の構成では、高々1つ増加するだけである。そのため、コスト増は小さく、広い範囲の画像形成装置に応用することができる。つまり、コストをかけることなく、双方向に印字して印字時間を短縮することができ、高品質の画像を形成することができる画像形成装置を提供することができる。
【0014】
また、各走査において、記録材に、黒インクを、カラーインクに対して、走査方向に対する垂直方向に、互いにずらして印字することができる。そのため、記録材に形成された黒の画像における解像度を向上することができる。従って、高品質でより高解像度の画像を形成することができる画像形成装置を提供することができる。
【0015】
本発明のインクジェット方式の画像形成装置は、上記構成に加えて、上記両端部の黒のインクヘッドが、互いにノズルのピッチの1/2分だけずれた位置に配置されていることを特徴としている。
【0016】
上記の構成によれば、各走査において、記録材に、黒インクを、カラーインクに対して、走査方向に対する垂直方向に、いわゆるノズルピッチの2倍の黒インクを印字することができる。そのため、いわゆるノズルピッチの2倍の解像度の黒の画像を記録材に形成することができる画像形成装置を提供することができる。
【0017】
本発明のインクジェット方式の画像形成方法は、上記の課題を解決するために、複数個のインクヘッドで構成されるインクヘッド部を有するキャリッジを走査して印字するインクジェット方式の画像形成方法であって、上記インクヘッド部に黒のインクヘッドとカラーのインクヘッドとを備えると共に、走査方向における両端部に黒のインクヘッドを配置し、該インクヘッド部を用いて、黒インク、カラーインク、黒インクの順番で、且つ、上記2つの黒インクをカラーインクに対して、走査方向に対する垂直方向に、互いに逆方向にずらした位置に印字することを特徴としている。
【0018】
上記の構成によれば、キャリッジの走査方向を双方向に印字しても、上記インクの順番で印字するため、記録材に形成された画像において、走査毎の黒インクが記録材表面において露出している面積、および黒インクとカラーインクとが重なって印字される部分の面積が同じになり、印字の「黒さ」の差をなくすことができる。従って、双方向に印字して印字時間を短縮することができ、かつ、高品質の画像を形成することができる。
【0019】
また、各走査において、記録材に、黒インクをカラーインクに対して、走査方向に対する垂直方向に、互いにずらして印字することができる。そのため、記録材に形成された黒の画像における解像度を向上することができる。
【0020】
本発明のインクジェット方式の画像形成方法は、上記構成に加えて、上記2つの黒インクを、互いにノズルのピッチの1/2分だけずらした位置に印字することを特徴としている。
【0021】
上記の構成によれば、各走査において、記録材に、黒インクを、カラーインクに対して、走査方向に対する垂直方向に、いわゆるノズルピッチの2倍の黒インクを印字することができる。そのため、いわゆるノズルピッチの2倍の解像度の黒の画像を記録材に形成することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図1ないし図16に基づいて以下に説明する。
【0023】
図1に示すように、実施の一形態にかかるインクジェット方式の画像形成装置としてのインクジェットプリンタの走査部は、キャリッジ1を備えている。キャリッジ1は、シャフト2およびガイドレール3によって、走査方向がシャフト2の軸方向である走査方向に沿ってスライド自在に支持されている。また、上記キャリッジ1には、各色毎に独立しているインクヘッドである、黒のインクヘッド(K)、シアンのインクヘッド(C)、マゼンタのインクヘッド(M)、イエローのインクヘッド(Y)、黒のインクヘッド(K)が、キャリッジ1の走査方向と平行にこの順で配置されてインクヘッド部4を構成している。ここで、C、M、Yの順序は限定されない。このインクヘッド部4において、黒のインクヘッド(K)は走査方向における両端部に、他のカラーのインクヘッド(C、M、Y)を挟むように2つ配置されていることになる。図示していないが、各インクヘッド(K、C、M、Y)は、キャリッジ1の走査方向に対して直交する方向に1列または数列に配置された複数のノズルを有している。また、各インクヘッド(K、C、M、Y)は、インクの色、その色に合わせたノズルの特性以外は同一の構成を有するものである。
【0024】
また、キャリッジ1には位置検出手段(図示しない)が設けられている。位置検出手段は、キャリッジ1の移動とともに記録材に対する印字位置あるいは走査範囲を検出し、位置信号をコンピュータ等の画像データを出力する装置に対して発するようになっている。この信号により、上記コンピュータ等が、印字位置、走査範囲、あるいは走査方向を規定することができる。そして、コンピュータ等からの画像データの出力に応じて選択されたノズルからインク滴が吐出されて印字され、記録材に画像が形成される。
【0025】
上記キャリッジ1は、2つのプーリ5・5間に張られているベルト6に接続されている。片方のプーリ5は駆動モータ7と接続され、回転駆動されるようになっており、ベルト6を介してキャリッジ1を走査方向に移動させるようになっている。駆動モータ7は、キャリッジ1の走査方向を制御する上記信号に基づいて正逆の両方向に回転される。これによってキャリッジ1は走査方向を双方向に往復するようにスライド自在に移動される。
【0026】
また、上記インクジェットプリンタには、インクヘッド部4を有するキャリッジ1に対して、一定の間隔を隔てて各インクヘッド(K、C、M、Y、K)に配置されているノズルと対面するようにプラテン8が設置されている。上記プラテン8には、用紙カートリッジ9から供給される紙、フィルム等の記録材が、搬送ローラ10によって搬送されて、載置されるようになっている。また、載置された記録材は、各インクヘッドに配置されているノズルと対面するようになっており、印字されるタイミングに従って、搬送ローラ10によって搬送され、キャリッジ1とプラテン8の間を通過する(記録材を送り出す)ようになっている。そして、キャリッジ1のインクヘッド部4に配置されている各インクヘッドのノズルからインク滴が吐出され、プラテン8を通過する記録材に印字するようになっている。
【0027】
ここで、キャリッジ1において、図2に示すように黒のインクヘッド(K)、マゼンタのインクヘッド(M)、シアンのインクヘッド(C)、イエローのインクヘッド(Y)、黒のインクヘッド(K)の配置を有するインクヘッド部4を用いて、記録材に印字して黒の画像を形成する場合の一例について説明する。ここで、印字の際には、乾燥性、浸透性に劣る黒インクと、乾燥性、浸透性に優れるカラーインクとを重ねて印字することによって、黒インクの乾燥性、浸透性を向上させている。
【0028】
上記キャリッジ1を、黒のインクヘッド(K)、イエローのインクヘッド(Y)の順で配置している側を先頭にした方向(以下方向▲1▼と記す)に走査して印字するときには、黒インクを印字した後、イエローインク、マゼンタインク、シアンインクの混色を印字し、そして再び黒インクを印字して、黒の画像を形成することになる。また、逆に黒のインクヘッド(K)、シアンのインクヘッド(C)を配置している側を先頭にした方向(以下方向▲2▼と記す)に走査して印字するときには、黒インクを印字した後、シアンインク、マゼンタインク、イエローインクの混色を印字し、そして再び黒のインクを印字して、黒の画像を形成することになる。
【0029】
ここで、キャリッジ1を、方向▲1▼に走査して印字したときのインクが記録材へ浸透した状態を図3に示す。また、方向▲2▼に走査して印字したときのインクが記録材へ浸透した状態を図4に示す。これら図から明らかなように、キャリッジ1の走査方向によってインクの重なり方には違いがあるものの、実質的な記録材の表面における黒インク(図面では斜線を施してある)とカラーインクの混色(CMY混色)との重なり度合い(割合)は、走査方向に関係なく、同じである。
【0030】
図3に示したインクが浸透した状態における、記録材の表面の状態を上から見た図を図5に示す。また、図4に示したインクが浸透した状態における、記録材の表面の状態を上から見た図を図6に示す。これらの図を比較してわかるように、走査する方向により黒インクの上にカラーインクの混色が重なって印字される部分の位置は異なるが、これらの重なった部分はそれぞれ同じ面積である。また、黒インクの記録材の表面において露出している面積も同じである。よって、全体としての、黒インクとカラーインクとが重なって印字される部分における「黒さ」の差をなくすことができる。
【0031】
従って、上記のように、本実施の形態のインクヘッド部4の配置を用いた場合、キャリッジ1を双方向に走査して印字することができるため、印字時間を短縮することができ、かつ、形成された画像において「黒さ」の差を生じることなく、高品質の黒の画像を形成することができる。
【0032】
また、図7に示すように、インクヘッド部4において、黒のインクヘッド(K)を、キャリッジ1の走査方向に対して垂直方向(記録材を送り出す方向)に、カラーのインクヘッド(C、M、Y)に対してノズルのピッチの1/4分ずつ互いに逆方向にずらして配置してもよい。上記配置のインクヘッド部4を用いて、黒の画像を形成すると、図8および図9に示すように、ノズルをずらしていない場合と比べて、黒インクがカラーインクの上に重なる部分およびカラーインクが黒インクの上に重なる部分は異なる。しかしながら、黒インクが記録材の表面において露出している面積、および黒インクの上にカラーインクが重なって印字される部分の面積は、キャリッジ1の走査方向に関係なく同じになる。従って、黒のインクヘッド(K)をずらしていないときと同様に、「黒さ」の差を生じることなく、高品質の黒の画像を形成することができる。しかも、2つの黒のインクヘッド(K)は、ノズルのピッチの1/2分だけキャリッジ1の走査方向に対して垂直方向に、互いにずらされて配置されていることになるので、各走査において、走査方向に対して垂直方向(記録材を送り出す方向)に関して、いわゆるノズルピッチの2倍の解像度の黒の画像を形成することができる。
【0033】
一例として図10に示すように、形成された画像において、黒インクのドットがカラーインクに対してノズルのピッチの1/2分だけずらされて印字されるので、記録材を送り出す方向に関して、ずらされていないカラーインクと比べて、2倍の解像度を有していることがわかる。つまり、1つのインクヘッドのノズルピッチが600dpiであれば、1200dpiの解像度の黒の画像を得ることができる。
【0034】
上記のインクジェットプリンタの構成によれば、キャリッジ1の走査方向を双方向にして印字しても、印字するインクの順番を黒インク、カラーインク、黒インクと一定にすることができる。その結果、走査毎の黒インクが記録材表面において露出している面積、および黒インクとカラーインクとが重なって印字される部分の面積が走査方向に関係なく同じとなり、印字の「黒さ」の差をなくすことができる。また、インクヘッドの数は、片方向にしか走査して印字できない従来のインクジェットプリンタと比べて、上記の構成では、高々1つ増加するだけである。そのため、コスト増は小さく、広い範囲のインクジェットプリンタに応用することができる。つまり、コストをかけることなく、双方向に印字して印字時間を短縮することができ、高品質の画像を形成することができる。
【0035】
また、上記のインクジェットプリンタの構成によれば、各走査において、記録材に、黒インクを、カラーインクに対して、走査方向に対する垂直方向に、互いにずらして印字することができる。そのため、記録材に形成された黒の画像における解像度を向上することができる。従って、高品質でより高解像度の画像を形成することができる。また、上記のインクジェットプリンタの構成によれば、各走査において、記録材に、黒インクを、カラーインクに対して、走査方向に対する垂直方向に、いわゆるノズルピッチの2倍の黒インクを印字することができる。そのため、いわゆるノズルピッチの2倍の解像度の黒の画像を記録材に形成することができる。
【0036】
ここで、比較のために、図11に示すような従来の、黒のインクヘッド(K)、シアンのインクヘッド(C)、マゼンタのインクヘッド(M)、イエローのインクヘッド(Y)の配置を有する、走査方向に対する一方の端部のみが黒のインクヘッド(K)であるインクヘッド部の配置を用いて、記録材に印字して黒の画像を形成する場合の一例について説明する。ここで、印字の際には、乾燥性、浸透性に劣る黒インクと、乾燥性、浸透性に優れるカラーインクとを重ねて印字することによって、記録材に対する黒インクの乾燥性、浸透性を向上させている。
【0037】
キャリッジを、上記従来のインクヘッド部の配置において、イエローのインクヘッド(Y)を先頭にした方向に走査して印字するときには、イエローインク、マゼンタインク、シアンインクの混色を印字した後、黒インクを印字することになる。また、キャリッジを黒のインクヘッド(K)を先頭にした方向に走査したときには、黒インクを印字した後、シアンインク、マゼンタインク、イエローインクの混色を印字することになる。
【0038】
キャリッジを、インクヘッド部において、イエローのインクヘッド(Y)を先頭にした方向に走査して印字したときのインクが記録材へ浸透した状態を図13に示す。このとき、カラーインクの混色(CMY混色)を印字した後に黒インク(図面では斜線を施してある)を印字するため、黒インクがカラーインクの混色の上に重なっていることがわかる。また、キャリッジを黒インクのインクヘッド(K)を先頭にした方向に走査して印字したときのインクが記録材へ浸透した状態を図14に示す。このとき、図13に示したイエローのインクヘッド(Y)を先頭にした方向に走査して印字したときとは逆に、黒インクを印字した後にカラーインクの混色を印字するため、カラーインクの混色が黒インクの上に重なっていることがわかる。
【0039】
図13に示したインクが浸透した状態における、記録材の表面の状態を上から見た図を図15に示す。また、図14に示したインクが浸透した状態における、記録材の表面の状態を上から見た図を図16に示す。図15に示すように、キャリッジをイエローのインクヘッド(Y)を先頭にした方向に走査して印字したときでは、カラーインクの混色を印字した後に黒インクを印字するため、記録材の表面において露出している黒インクの面積が大きく、黒インクの上にカラーインクが重なる部分はない。それに対して、図16に示すように、キャリッジを黒のインクヘッド(K)を先頭にした方向に走査して印字したときでは、黒インクを印字した後にカラーインクの混色を印字するため、黒インクの上にカラーインクの混色が重なることになり、記録材の表面において黒インクが露出している面積が小さくなってしまうことがわかる。
【0040】
上記のように、黒の画像を形成する際、従来のインクヘッド部の配置を用いると、キャリッジを走査する方向によって、黒インクの記録材の表面において露出している面積に大きな差が出てしまう。また、黒インクの上にカラーインクが重なる部分の面積にも大きな差がでてしまう。このため、キャリッジの走査方向を双方向に印字して形成された画像は、見た目の黒の発色「黒さ」に差が生じてしまい、品質の悪いものとなってしまう。
【0041】
【発明の効果】
以上のように、本発明のインクジェット方式の画像形成装置は、インクヘッド部は黒のインクヘッドとカラーのインクヘッドとを備え、走査方向における両端部に黒のインクヘッドがが配置されており、さらに、上記両端部の黒のインクヘッドはカラーのインクヘッドに対して、走査方向に対する垂直方向に、互いに逆方向にずれた位置に配置されている構成である。
【0042】
上記の構成によれば、コストをかけることなく、双方向に印字して印字時間を短縮することができ、高品質の画像を形成することができる画像形成装置を提供することができるという効果を奏する。
【0043】
また、高品位でより高解像度の画像を形成することができる画像形成装置を提供することができるという効果を奏する。
【0044】
本発明のインクジェット方式の画像形成装置は、上記構成に加えて、両端部の黒のインクヘッドが、互いにノズルのピッチの1/2分だけずれた位置に配置されている構成である。
【0045】
上記の構成によれば、いわゆるノズルピッチの2倍の解像度の黒の画像を記録材に形成することができる画像形成装置を提供することができるという効果を奏する。
【0046】
本発明のインクジェット方式の画像形成方法は、以上のように、インクヘッド部に黒のインクヘッドとカラーのインクヘッドとを備えると共に、走査方向における両端部に黒のインクヘッドを配置し、該インクヘッド部を用いて、黒インク、カラーインク、黒インクの順番で、且つ、上記2つの黒インクをカラーインクに対して、走査方向に対する垂直方向に、互いに逆方向にずらした位置に印字する構成である。
【0047】
上記の構成によれば、双方向に印字して印字時間を短縮することができ、かつ、高品質の画像を形成することができるという効果を奏する。
【0048】
また、記録材に形成された黒の画像における解像度を向上することができるという効果を奏する。
【0049】
本発明のインクジェット方式の画像形成方法は、上記構成に加えて、上記2つの黒インクを、互いにノズルのピッチの1/2分だけずらした位置に印字する構成である。
【0050】
上記の構成によれば、いわゆるノズルピッチの2倍の解像度の黒の画像を記録材に形成することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるインクジェット方式の画像形成装置の一実施の形態としてのインクジェットプリンタを示す斜視図である。
【図2】上記インクジェットプリンタのインクヘッド部におけるインクヘッドの配置を示す概略平面図である。
【図3】図2に示すインクヘッドの配置のインクヘッド部を有するキャリッジを、黒のインクヘッド、イエローのインクヘッドを配置している側を先頭にした方向に走査して印字した場合の、記録材へのインクの浸透状態を示す記録材の断面図である。
【図4】図2に示すインクヘッドの配置のインクヘッド部を有するキャリッジを、黒のインクヘッド、シアンのインクヘッドを配置している側を先頭にした方向に走査して印字した場合の、記録材へのインクの浸透状態を示す記録材の断面図である。
【図5】図2に示すインクヘッドの配置のインクヘッド部を有するキャリッジを、黒のインクヘッド、イエローのインクヘッドを配置している側を先頭にした方向に走査して印字した場合の、記録材表面におけるインクの状態を示す平面図である。
【図6】図2に示すインクヘッドの配置のインクヘッド部を有するキャリッジを、黒のインクヘッド、シアンのインクヘッドを配置している側を先頭にした方向に走査して印字した場合の、記録材表面におけるインクの状態を示す平面図である。
【図7】本発明の他の実施の形態のインクヘッド部におけるインクヘッドの配置を示す概略平面図である。
【図8】図7に示すインクヘッドの配置のインクヘッド部を有するキャリッジを、黒のインクヘッド、イエローのインクヘッドを配置している側を先頭にした方向に走査して印字した場合の、記録材表面におけるインクの状態を示す平面図である。
【図9】図7に示すインクヘッドの配置のインクヘッド部を有するキャリッジを、黒のインクヘッド、シアンのインクヘッドを配置している側を先頭にした方向に走査して印字した場合の、記録材表面におけるインクの状態を示す平面図である。
【図10】図7に示すインクヘッドの配置のインクヘッド部を有するキャリッジを用いて黒印字した画像の平面図である。
【図11】キャリッジにおける従来のインクヘッドの配置のインクヘッド部を示す概略平面図である。
【図12】キャリッジにおける従来のインクヘッドの他の配置のインクヘッド部を示す概略平面図である。
【図13】図11に示すインクヘッドの配置のインクヘッド部を有するキャリッジを、イエローのインクヘッドを先頭にした方向に走査して印字した場合の、記録材へのインクの浸透状態を示す記録材の断面図である。
【図14】図11に示すインクヘッドの配置のインクヘッド部を有するキャリッジを、黒のインクヘッドを先頭にした方向に走査して印字した場合の、記録材へのインクの浸透状態を示す記録材の断面図である。
【図15】図11に示すインクヘッドの配置のインクヘッド部を有するキャリッジを、イエローのインクヘッドを先頭にした方向に走査して印字した場合の、記録材表面におけるインクの状態を示す平面図である。
【図16】図11に示すインクヘッドの配置のインクヘッド部を有するキャリッジを、黒のインクヘッドを先頭にした方向に走査して印字した場合の、記録材表面におけるインクの状態を示す平面図である。
【図17】キャリッジにおける従来のインクヘッドのさらに他の配置のインクヘッド部を示す概略平面図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ
2 シャフト
3 ガイドレール
4 インクヘッド部
5 プーリ
6 ベルト
7 駆動モータ
8 プラテン
9 用紙カートリッジ
10 搬送ローラ
Claims (4)
- 印字するために走査されるキャリッジが、複数個のインクヘッドで構成されるインクヘッド部を有するインクジェット方式の画像形成装置であって、
上記インクヘッド部は黒のインクヘッドとカラーのインクヘッドとを備え、走査方向における両端部に黒のインクヘッドが配置されており、
さらに、上記両端部の黒のインクヘッドはカラーのインクヘッドに対して、走査方向に対する垂直方向に、互いに逆方向にずれた位置に配置されていることを特徴とする画像形成装置。 - 上記両端部の黒のインクヘッドが、互いにノズルのピッチの1/2分だけずれた位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 複数個のインクヘッドで構成されるインクヘッド部を有するキャリッジを走査して印字するインクジェット方式の画像形成方法であって、
上記インクヘッド部に黒のインクヘッドとカラーのインクヘッドとを備えると共に、走査方向における両端部に黒のインクヘッドを配置し、該インクヘッド部を用いて、黒インク、カラーインク、黒インクの順番で、且つ、
上記2つの黒インクをカラーインクに対して、走査方向に対する垂直方向に、互いに逆方向にずらした位置に印字することを特徴とする画像形成方法。 - 上記2つの黒インクを、互いにノズルピッチの1/2分だけずらした位置に印字することを特徴とする請求項3に記載の画像形成方法。
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