JP2002086703A - インクジェット方式の画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

インクジェット方式の画像形成装置および画像形成方法

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JP2002086703A JP2000277188A JP2000277188A JP2002086703A JP 2002086703 A JP2002086703 A JP 2002086703A JP 2000277188 A JP2000277188 A JP 2000277188A JP 2000277188 A JP2000277188 A JP 2000277188A JP 2002086703 A JP2002086703 A JP 2002086703A
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/21Ink jet for multi-colour printing
    • B41J2/2103Features not dealing with the colouring process per se, e.g. construction of printers or heads, driving circuit adaptations

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストの増加を招くことなく、走査方向を双
方向にして印字して印字時間を短縮することができ、か
つ、黒の画像における「黒さ」の差を生じることのな
い、高品質の画像を形成することができるインクジェッ
ト方式の画像形成装置および画像形成方法を提供する。 【解決手段】 印字するために走査されるキャリッジ1
が、複数個のインクヘッド(K、C、M、Y)で構成さ
れるインクヘッド部4を有するインクジェット方式の画
像形成装置であって、上記インクヘッド部4は黒のイン
クヘッド(K)とカラーのインクヘッド(C、M、Y)
とを備え、走査方向における両端部に黒のインクヘッド
(K)が配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、カラーイ
ンクジェット方式のプリンタなどの、インクジェット方
式の画像形成装置、および画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット方式の画像形成装置、例
えば、インクジェット方式のプリンタは、その構成が簡
単であるため、小型化することが可能であり、かつ、安
価に製造することができる。また、インクジェット方式
の画像形成装置は、ノズルから液体のインク滴を吐出し
て、画像を形成する。このとき、インク滴を直接、紙、
フィルム、布等の記録材に付着吸収させるため、それ以
上の処理を行う必要がなく、カラーインクを用いれば容
易にカラー画像を形成することができる。
【0003】ところが、インクジェット方式の画像形成
装置で画像を形成するためには、インクの記録材への浸
透性、および記録材上における乾燥性が重要となってく
る。上記のようなインクジェット方式の画像形成装置に
使用されるインクには、主に顔料インクと染料インクと
がある。顔料インクは染料インクに比べ、乾燥性、浸透
性が劣ることが知られている。しかしながら、顔料イン
クには、染料インクに比べ発色と濃度に優れる利点があ
る。
【0004】インクジェット方式の画像形成装置で画像
を形成する際に、例えば、インクジェットプリンタ専用
の記録紙を使用すれば、浸透性、乾燥性に劣る黒色の顔
料インクを使用して印字しても、混色、にじみなどを生
じることなく画像を形成することができる。これは、イ
ンクジェットプリンタ専用の記録紙には、付着したイン
クの吸収、定着を向上させるための処理がなされている
からであるが、その分、記録材にかかるコストが増加す
ることになる。記録材にかかるコストを抑えるために、
通常にあるようなコピー用紙などを記録材として使用し
た場合、乾燥性、浸透性に劣るインクを使用して印字す
ると、隣接して付着したインク滴が互いにつながり、混
色、にじみが起こってしまう。特に、カラーのドット領
域と黒のドット領域とが隣接する領域では、上記混色、
にじみのため、黒のライン、文字等が不鮮明になってし
まう問題がある。
【0005】このような問題を解決するために、特開平
7−149036号公報および特開平8−197831
号公報では、乾燥性、浸透性に劣る顔料の黒インクを、
浸透性に優れるカラーインク重ねて印字することによ
り、および、画像領域における黒のドットの密度を下
げ、その際に生じる黒インクのドットの隙間の位置にカ
ラーインクでドットを印字することにより、黒インクの
乾燥性、浸透性を向上させて、黒インクとカラーインク
との混色、にじみ、こすれ、汚れなどを防止する技術が
開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インクヘッドの配置(例えば、図11に示す黒のインク
ヘッド(K)、シアンのインクヘッド(C)、マゼンタ
のインクヘッド(M)、イエローのインクヘッド(Y)
または図12に示すシアンのインクヘッド(C)、マゼ
ンタのインクヘッド(M)、イエローのインクヘッド
(Y)、黒のインクヘッド(K)等の、黒のインクヘッ
ドが端にある配置)を有するインクヘッド部を用いて、
黒インクとカラーインクとを重ねて印字すると、インク
ヘッド部の走査方向によって、記録材に印字される黒イ
ンクとカラーインクとの順番が異なる。黒インクがカラ
ーインクの上に重なって印字されるか、または、カラー
インクが黒インクの上に重なって印字されるかによっ
て、形成される画像の見た目の黒の「黒さ」(発色)に
差が生じてしまう。従って、上記従来のインクヘッドの
配置を有するインクヘッド部を用いた場合、インクヘッ
ド部の走査方向を双方向にして印字すると、印字される
黒の画像は、異なる走査方向において、「黒さ」に差が
生じてしまい、画像の品質の低下を生じるという問題が
生じてしまう。
【0007】一方、上記従来のインクヘッドの配置を有
するインクヘッド部を用いても、黒の画像領域における
黒のドットの密度を下げ、生じた黒インクのドットの隙
間の位置にカラーインクでドットを印字する場合、つま
り、黒インクとカラーインクとを隣接して印字する場合
においては、上記のような問題はないように思われる。
しかしながら、実際には、黒インクおよびカラーインク
の両方とも、記録材に浸透して広がるため、インクを重
ねて印字する場合と同様に黒インクを先に印字するか後
に印字するかによって形成される黒の画像の「黒さ」に
差が生じてしまう。従って、この黒のドットの密度を下
げ、生じた黒インクのドットの隙間の位置にカラーイン
クでドットを印字する場合においても、従来のインクヘ
ッドの配置を有するインクヘッド部を用いた場合、イン
クヘッド部の走査方向を双方向にして印字すると、画像
の品質の低下を生じるという問題を生じてしまう。
【0008】従って、黒の印字の「黒さ」の差をなくす
ためには、各走査毎に印字される黒インクとカラーイン
クとの順番を固定する必要がある。しかし、上記のよう
な従来のインクヘッドの配置のインクヘッド部では、イ
ンクの順番を固定するには、走査方向を片方向のみに限
定して印字しなければならず、双方向にして印字するこ
とができない。そのため、印字する時間を短縮すること
ができない。
【0009】また、画像の品質を保ちながら、印字時間
を短縮することができる例として、特開平7−1957
15号公報および特開平11−216882号公報が挙
げられる。上記2つの公報には、インクジェット方式の
画像形成装置において、ある特定のインクヘッドの構成
(図17の配置など)を取ることによって、走査方向を
双方向にして印字しても、印字されるインクの順番を固
定することができ、各走査毎に「黒さ」の差などの色の
差を生じることなく画像を形成することができることが
開示されている。
【0010】ところが、上記2つの公報の技術を単純に
組み合わせた場合、インクヘッドの数が4つから、6な
いし7つとなり、倍程度まで増加してしまうので、その
増加分のコストがかかることになる。このため、インク
ジェット方式の安価な画像形成装置に応用することは難
しい。
【0011】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであり、その目的は、コストの増加を招くことな
く、走査方向を双方向にして印字して印字時間を短縮す
ることができ、かつ、黒の画像における「黒さ」の差を
生じることない高品質の画像を形成することができるイ
ンクジェット方式の画像形成装置および画像形成方法を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のインクジェット方式の画像形成装置は、
印字するために走査されるキャリッジが、複数個のイン
クヘッドで構成されるインクヘッド部を有するインクジ
ェット方式の画像形成装置であって、上記インクヘッド
部は黒のインクヘッドとカラーのインクヘッドとを備
え、走査方向における両端部に黒のインクヘッドが配置
されていることを特徴としている。
【0013】上記の構成によれば、キャリッジの走査方
向を双方向にして印字しても、印字するインクの順番を
黒インク、カラーインク、黒インクと一定にすることが
できる。その結果、走査毎の黒インクが記録材表面にお
いて露出している面積、および黒インクとカラーインク
とが重なって印字される部分の面積が走査方向に関係な
く同じとなり、印字の「黒さ」の差をなくすことができ
る。また、インクヘッドの数は、片方向にしか走査して
印字できない従来の画像形成装置と比べて、上記の構成
では、高々1つ増加するだけである。そのため、コスト
増は小さく、広い範囲の画像形成装置に応用することが
できる。つまり、コストをかけることなく、双方向に印
字して印字時間を短縮することができ、高品質の画像を
形成することができる画像形成装置を提供することがで
きる。
【0014】本発明のインクジェット方式の画像形成装
置は、上記の構成に加えて、上記両端部の黒のインクヘ
ッドがカラーのインクヘッドに対して、走査方向に対す
る垂直方向に、互いに逆方向にずれた位置に配置されて
いることを特徴としている。
【0015】上記の構成によれば、各走査において、記
録材に、黒インクを、カラーインクに対して、走査方向
に対する垂直方向に、互いにずらして印字することがで
きる。そのため、記録材に形成された黒の画像における
解像度を向上することができる。従って、高品質でより
高解像度の画像を形成することができる画像形成装置を
提供することができる。
【0016】本発明のインクジェット方式の画像形成装
置は、上記構成に加えて、上記両端部の黒のインクヘッ
ドが、互いにノズルのピッチの1/2分だけずれた位置
に配置されていることを特徴としている。
【0017】上記の構成によれば、各走査において、記
録材に、黒インクを、カラーインクに対して、走査方向
に対する垂直方向に、いわゆるノズルピッチの2倍の黒
インクを印字することができる。そのため、いわゆるノ
ズルピッチの2倍の解像度の黒の画像を記録材に形成す
ることができる画像形成装置を提供することができる。
【0018】本発明のインクジェット方式の画像形成方
法は、上記の課題を解決するために、複数個のインクヘ
ッドで構成されるインクヘッド部を有するキャリッジを
走査して印字するインクジェット方式の画像形成方法で
あって、上記インクヘッド部に黒のインクヘッドとカラ
ーのインクヘッドとを備えると共に、走査方向における
両端部に黒のインクヘッドを配置し、該インクヘッド部
を用いて、黒インク、カラーインク、黒インクの順番で
印字することを特徴としている。
【0019】上記の構成によれば、キャリッジの走査方
向を双方向に印字しても、上記インクの順番で印字する
ため、記録材に形成された画像において、走査毎の黒イ
ンクが記録材表面において露出している面積、および黒
インクとカラーインクとが重なって印字される部分の面
積が同じになり、印字の「黒さ」の差をなくすことがで
きる。従って、双方向に印字して印字時間を短縮するこ
とができ、かつ、高品質の画像を形成することができ
る。
【0020】本発明のインクジェット方式の画像形成方
法は、上記構成に加えて、上記2つの黒インクをカラー
インクに対して、走査方向に対する垂直方向に、互いに
逆方向にずらした位置に印字することを特徴としてい
る。
【0021】上記の構成によれば、各走査において、記
録材に、黒インクをカラーインクに対して、走査方向に
対する垂直方向に、互いにずらして印字することができ
る。そのため、記録材に形成された黒の画像における解
像度を向上することができる。
【0022】本発明のインクジェット方式の画像形成方
法は、上記構成に加えて、上記2つの黒インクを、互い
にノズルのピッチの1/2分だけずらした位置に印字す
ることを特徴としている。
【0023】上記の構成によれば、各走査において、記
録材に、黒インクを、カラーインクに対して、走査方向
に対する垂直方向に、いわゆるノズルピッチの2倍の黒
インクを印字することができる。そのため、いわゆるノ
ズルピッチの2倍の解像度の黒の画像を記録材に形成す
ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1ない
し図16に基づいて以下に説明する。
【0025】図1に示すように、実施の一形態にかかる
インクジェット方式の画像形成装置としてのインクジェ
ットプリンタの走査部は、キャリッジ1を備えている。
キャリッジ1は、シャフト2およびガイドレール3によ
って、走査方向がシャフト2の軸方向である走査方向に
沿ってスライド自在に支持されている。また、上記キャ
リッジ1には、各色毎に独立しているインクヘッドであ
る、黒のインクヘッド(K)、シアンのインクヘッド
(C)、マゼンタのインクヘッド(M)、イエローのイ
ンクヘッド(Y)、黒のインクヘッド(K)が、キャリ
ッジ1の走査方向と平行にこの順で配置されてインクヘ
ッド部4を構成している。ここで、C、M、Yの順序は
限定されない。このインクヘッド部4において、黒のイ
ンクヘッド(K)は走査方向における両端部に、他のカ
ラーのインクヘッド(C、M、Y)を挟むように2つ配
置されていることになる。図示していないが、各インク
ヘッド(K、C、M、Y)は、キャリッジ1の走査方向
に対して直交する方向に1列または数列に配置された複
数のノズルを有している。また、各インクヘッド(K、
C、M、Y)は、インクの色、その色に合わせたノズル
の特性以外は同一の構成を有するものである。
【0026】また、キャリッジ1には位置検出手段(図
示しない)が設けられている。位置検出手段は、キャリ
ッジ1の移動とともに記録材に対する印字位置あるいは
走査範囲を検出し、位置信号をコンピュータ等の画像デ
ータを出力する装置に対して発するようになっている。
この信号により、上記コンピュータ等が、印字位置、走
査範囲、あるいは走査方向を規定することができる。そ
して、コンピュータ等からの画像データの出力に応じて
選択されたノズルからインク滴が吐出されて印字され、
記録材に画像が形成される。
【0027】上記キャリッジ1は、2つのプーリ5・5
間に張られているベルト6に接続されている。片方のプ
ーリ5は駆動モータ7と接続され、回転駆動されるよう
になっており、ベルト6を介してキャリッジ1を走査方
向に移動させるようになっている。駆動モータ7は、キ
ャリッジ1の走査方向を制御する上記信号に基づいて正
逆の両方向に回転される。これによってキャリッジ1は
走査方向を双方向に往復するようにスライド自在に移動
される。
【0028】また、上記インクジェットプリンタには、
インクヘッド部4を有するキャリッジ1に対して、一定
の間隔を隔てて各インクヘッド(K、C、M、Y、K)
に配置されているノズルと対面するようにプラテン8が
設置されている。上記プラテン8には、用紙カートリッ
ジ9から供給される紙、フィルム等の記録材が、搬送ロ
ーラ10によって搬送されて、載置されるようになって
いる。また、載置された記録材は、各インクヘッドに配
置されているノズルと対面するようになっており、印字
されるタイミングに従って、搬送ローラ10によって搬
送され、キャリッジ1とプラテン8の間を通過する(記
録材を送り出す)ようになっている。そして、キャリッ
ジ1のインクヘッド部4に配置されている各インクヘッ
ドのノズルからインク滴が吐出され、プラテン8を通過
する記録材に印字するようになっている。
【0029】ここで、キャリッジ1において、図2に示
すように黒のインクヘッド(K)、マゼンタのインクヘ
ッド(M)、シアンのインクヘッド(C)、イエローの
インクヘッド(Y)、黒のインクヘッド(K)の配置を
有するインクヘッド部4を用いて、記録材に印字して黒
の画像を形成する場合の一例について説明する。ここ
で、印字の際には、乾燥性、浸透性に劣る黒インクと、
乾燥性、浸透性に優れるカラーインクとを重ねて印字す
ることによって、黒インクの乾燥性、浸透性を向上させ
ている。
【0030】上記キャリッジ1を、黒のインクヘッド
(K)、イエローのインクヘッド(Y)の順で配置して
いる側を先頭にした方向(以下方向と記す)に走査し
て印字するときには、黒インクを印字した後、イエロー
インク、マゼンタインク、シアンインクの混色を印字
し、そして再び黒インクを印字して、黒の画像を形成す
ることになる。また、逆に黒のインクヘッド(K)、シ
アンのインクヘッド(C)を配置している側を先頭にし
た方向(以下方向と記す)に走査して印字するときに
は、黒インクを印字した後、シアンインク、マゼンタイ
ンク、イエローインクの混色を印字し、そして再び黒の
インクを印字して、黒の画像を形成することになる。
【0031】ここで、キャリッジ1を、方向に走査し
て印字したときのインクが記録材へ浸透した状態を図3
に示す。また、方向に走査して印字したときのインク
が記録材へ浸透した状態を図4に示す。これら図から明
らかなように、キャリッジ1の走査方向によってインク
の重なり方には違いがあるものの、実質的な記録材の表
面における黒インク(図面では斜線を施してある)とカ
ラーインクの混色(CMY混色)との重なり度合い(割
合)は、走査方向に関係なく、同じである。
【0032】図3に示したインクが浸透した状態におけ
る、記録材の表面の状態を上から見た図を図5に示す。
また、図4に示したインクが浸透した状態における、記
録材の表面の状態を上から見た図を図6に示す。これら
の図を比較してわかるように、走査する方向により黒イ
ンクの上にカラーインクの混色が重なって印字される部
分の位置は異なるが、これらの重なった部分はそれぞれ
同じ面積である。また、黒インクの記録材の表面におい
て露出している面積も同じである。よって、全体として
の、黒インクとカラーインクとが重なって印字される部
分における「黒さ」の差をなくすことができる。
【0033】従って、上記のように、本実施の形態のイ
ンクヘッド部4の配置を用いた場合、キャリッジ1を双
方向に走査して印字することができるため、印字時間を
短縮することができ、かつ、形成された画像において
「黒さ」の差を生じることなく、高品質の黒の画像を形
成することができる。
【0034】また、図7に示すように、インクヘッド部
4において、黒のインクヘッド(K)を、キャリッジ1
の走査方向に対して垂直方向(記録材を送り出す方向)
に、カラーのインクヘッド(C、M、Y)に対してノズ
ルのピッチの1/4分ずつ互いに逆方向にずらして配置
してもよい。上記配置のインクヘッド部4を用いて、黒
の画像を形成すると、図8および図9に示すように、ノ
ズルをずらしていない場合と比べて、黒インクがカラー
インクの上に重なる部分およびカラーインクが黒インク
の上に重なる部分は異なる。しかしながら、黒インクが
記録材の表面において露出している面積、および黒イン
クの上にカラーインクが重なって印字される部分の面積
は、キャリッジ1の走査方向に関係なく同じになる。従
って、黒のインクヘッド(K)をずらしていないときと
同様に、「黒さ」の差を生じることなく、高品質の黒の
画像を形成することができる。しかも、2つの黒のイン
クヘッド(K)は、ノズルのピッチの1/2分だけキャ
リッジ1の走査方向に対して垂直方向に、互いにずらさ
れて配置されていることになるので、各走査において、
走査方向に対して垂直方向(記録材を送り出す方向)に
関して、いわゆるノズルピッチの2倍の解像度の黒の画
像を形成することができる。
【0035】一例として図10に示すように、形成され
た画像において、黒インクのドットがカラーインクに対
してノズルのピッチの1/2分だけずらされて印字され
るので、記録材を送り出す方向に関して、ずらされてい
ないカラーインクと比べて、2倍の解像度を有している
ことがわかる。つまり、1つのインクヘッドのノズルピ
ッチが600dpiであれば、1200dpiの解像度
の黒の画像を得ることができる。
【0036】上記のインクジェットプリンタの構成によ
れば、キャリッジ1の走査方向を双方向にして印字して
も、印字するインクの順番を黒インク、カラーインク、
黒インクと一定にすることができる。その結果、走査毎
の黒インクが記録材表面において露出している面積、お
よび黒インクとカラーインクとが重なって印字される部
分の面積が走査方向に関係なく同じとなり、印字の「黒
さ」の差をなくすことができる。また、インクヘッドの
数は、片方向にしか走査して印字できない従来のインク
ジェットプリンタと比べて、上記の構成では、高々1つ
増加するだけである。そのため、コスト増は小さく、広
い範囲のインクジェットプリンタに応用することができ
る。つまり、コストをかけることなく、双方向に印字し
て印字時間を短縮することができ、高品質の画像を形成
することができる。
【0037】また、上記のインクジェットプリンタの構
成によれば、各走査において、記録材に、黒インクを、
カラーインクに対して、走査方向に対する垂直方向に、
互いにずらして印字することができる。そのため、記録
材に形成された黒の画像における解像度を向上すること
ができる。従って、高品質でより高解像度の画像を形成
することができる。また、上記のインクジェットプリン
タの構成によれば、各走査において、記録材に、黒イン
クを、カラーインクに対して、走査方向に対する垂直方
向に、いわゆるノズルピッチの2倍の黒インクを印字す
ることができる。そのため、いわゆるノズルピッチの2
倍の解像度の黒の画像を記録材に形成することができ
る。
【0038】ここで、比較のために、図11に示すよう
な従来の、黒のインクヘッド(K)、シアンのインクヘ
ッド(C)、マゼンタのインクヘッド(M)、イエロー
のインクヘッド(Y)の配置を有する、走査方向に対す
る一方の端部のみが黒のインクヘッド(K)であるイン
クヘッド部の配置を用いて、記録材に印字して黒の画像
を形成する場合の一例について説明する。ここで、印字
の際には、乾燥性、浸透性に劣る黒インクと、乾燥性、
浸透性に優れるカラーインクとを重ねて印字することに
よって、記録材に対する黒インクの乾燥性、浸透性を向
上させている。
【0039】キャリッジを、上記従来のインクヘッド部
の配置において、イエローのインクヘッド(Y)を先頭
にした方向に走査して印字するときには、イエローイン
ク、マゼンタインク、シアンインクの混色を印字した
後、黒インクを印字することになる。また、キャリッジ
を黒のインクヘッド(K)を先頭にした方向に走査した
ときには、黒インクを印字した後、シアンインク、マゼ
ンタインク、イエローインクの混色を印字することにな
る。
【0040】キャリッジを、インクヘッド部において、
イエローのインクヘッド(Y)を先頭にした方向に走査
して印字したときのインクが記録材へ浸透した状態を図
13に示す。このとき、カラーインクの混色(CMY混
色)を印字した後に黒インク(図面では斜線を施してあ
る)を印字するため、黒インクがカラーインクの混色の
上に重なっていることがわかる。また、キャリッジを黒
インクのインクヘッド(K)を先頭にした方向に走査し
て印字したときのインクが記録材へ浸透した状態を図1
4に示す。このとき、図13に示したイエローのインク
ヘッド(Y)を先頭にした方向に走査して印字したとき
とは逆に、黒インクを印字した後にカラーインクの混色
を印字するため、カラーインクの混色が黒インクの上に
重なっていることがわかる。
【0041】図13に示したインクが浸透した状態にお
ける、記録材の表面の状態を上から見た図を図15に示
す。また、図14に示したインクが浸透した状態におけ
る、記録材の表面の状態を上から見た図を図16に示
す。図15に示すように、キャリッジをイエローのイン
クヘッド(Y)を先頭にした方向に走査して印字したと
きでは、カラーインクの混色を印字した後に黒インクを
印字するため、記録材の表面において露出している黒イ
ンクの面積が大きく、黒インクの上にカラーインクが重
なる部分はない。それに対して、図16に示すように、
キャリッジを黒のインクヘッド(K)を先頭にした方向
に走査して印字したときでは、黒インクを印字した後に
カラーインクの混色を印字するため、黒インクの上にカ
ラーインクの混色が重なることになり、記録材の表面に
おいて黒インクが露出している面積が小さくなってしま
うことがわかる。
【0042】上記のように、黒の画像を形成する際、従
来のインクヘッド部の配置を用いると、キャリッジを走
査する方向によって、黒インクの記録材の表面において
露出している面積に大きな差が出てしまう。また、黒イ
ンクの上にカラーインクが重なる部分の面積にも大きな
差がでてしまう。このため、キャリッジの走査方向を双
方向に印字して形成された画像は、見た目の黒の発色
「黒さ」に差が生じてしまい、品質の悪いものとなって
しまう。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明のインクジェット
方式の画像形成装置は、インクヘッド部は黒のインクヘ
ッドとカラーのインクヘッドとを備え、走査方向におけ
る両端部に黒のインクヘッドが配置されている構成であ
る。
【0044】上記の構成によれば、コストをかけること
なく、双方向に印字して印字時間を短縮することがで
き、高品質の画像を形成することができる画像形成装置
を提供することができるという効果を奏する。
【0045】本発明のインクジェット方式の画像形成装
置は、上記の構成に加えて、両端部の黒のインクヘッド
がカラーのインクヘッドに対して、走査方向に対する垂
直方向に、互いに逆方向にずれた位置に配置されている
構成である。
【0046】上記の構成によれば、高品位でより高解像
度の画像を形成することができる画像形成装置を提供す
ることができるという効果を奏する。
【0047】本発明のインクジェット方式の画像形成装
置は、上記構成に加えて、両端部の黒のインクヘッド
が、互いにノズルのピッチの1/2分だけずれた位置に
配置されている構成である。
【0048】上記の構成によれば、いわゆるノズルピッ
チの2倍の解像度の黒の画像を記録材に形成することが
できる画像形成装置を提供することができるという効果
を奏する。
【0049】本発明のインクジェット方式の画像形成方
法は、以上のように、インクヘッド部に黒のインクヘッ
ドとカラーのインクヘッドとを備えると共に、走査方向
における両端部に黒のインクヘッドを配置し、該インク
ヘッド部を用いて、黒インク、カラーインク、黒インク
の順番で印字する構成である。
【0050】上記の構成によれば、双方向に印字して印
字時間を短縮することができ、かつ、高品質の画像を形
成することができるという効果を奏する。
【0051】本発明のインクジェット方式の画像形成方
法は、上記構成に加えて、2つの黒インクを互いに逆方
向にずらした位置に印字する構成である。
【0052】上記の構成によれば、記録材に形成された
黒の画像における解像度を向上することができるという
効果を奏する。
【0053】本発明のインクジェット方式の画像形成方
法は、上記構成に加えて、上記2つの黒インクを、互い
にノズルのピッチの1/2分だけずらした位置に印字す
る構成である。
【0054】上記の構成によれば、いわゆるノズルピッ
チの2倍の解像度の黒の画像を記録材に形成することが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるインクジェット方式の画像形成
装置の一実施の形態としてのインクジェットプリンタを
示す斜視図である。
【図2】上記インクジェットプリンタのインクヘッド部
におけるインクヘッドの配置を示す概略平面図である。
【図3】図2に示すインクヘッドの配置のインクヘッド
部を有するキャリッジを、黒のインクヘッド、イエロー
のインクヘッドを配置している側を先頭にした方向に走
査して印字した場合の、記録材へのインクの浸透状態を
示す記録材の断面図である。
【図4】図2に示すインクヘッドの配置のインクヘッド
部を有するキャリッジを、黒のインクヘッド、シアンの
インクヘッドを配置している側を先頭にした方向に走査
して印字した場合の、記録材へのインクの浸透状態を示
す記録材の断面図である。
【図5】図2に示すインクヘッドの配置のインクヘッド
部を有するキャリッジを、黒のインクヘッド、イエロー
のインクヘッドを配置している側を先頭にした方向に走
査して印字した場合の、記録材表面におけるインクの状
態を示す平面図である。
【図6】図2に示すインクヘッドの配置のインクヘッド
部を有するキャリッジを、黒のインクヘッド、シアンの
インクヘッドを配置している側を先頭にした方向に走査
して印字した場合の、記録材表面におけるインクの状態
を示す平面図である。
【図7】本発明の他の実施の形態のインクヘッド部にお
けるインクヘッドの配置を示す概略平面図である。
【図8】図7に示すインクヘッドの配置のインクヘッド
部を有するキャリッジを、黒のインクヘッド、イエロー
のインクヘッドを配置している側を先頭にした方向に走
査して印字した場合の、記録材表面におけるインクの状
態を示す平面図である。
【図9】図7に示すインクヘッドの配置のインクヘッド
部を有するキャリッジを、黒のインクヘッド、シアンの
インクヘッドを配置している側を先頭にした方向に走査
して印字した場合の、記録材表面におけるインクの状態
を示す平面図である。
【図10】図7に示すインクヘッドの配置のインクヘッ
ド部を有するキャリッジを用いて黒印字した画像の平面
図である。
【図11】キャリッジにおける従来のインクヘッドの配
置のインクヘッド部を示す概略平面図である。
【図12】キャリッジにおける従来のインクヘッドの他
の配置のインクヘッド部を示す概略平面図である。
【図13】図11に示すインクヘッドの配置のインクヘ
ッド部を有するキャリッジを、イエローのインクヘッド
を先頭にした方向に走査して印字した場合の、記録材へ
のインクの浸透状態を示す記録材の断面図である。
【図14】図11に示すインクヘッドの配置のインクヘ
ッド部を有するキャリッジを、黒のインクヘッドを先頭
にした方向に走査して印字した場合の、記録材へのイン
クの浸透状態を示す記録材の断面図である。
【図15】図11に示すインクヘッドの配置のインクヘ
ッド部を有するキャリッジを、イエローのインクヘッド
を先頭にした方向に走査して印字した場合の、記録材表
面におけるインクの状態を示す平面図である。
【図16】図11に示すインクヘッドの配置のインクヘ
ッド部を有するキャリッジを、黒のインクヘッドを先頭
にした方向に走査して印字した場合の、記録材表面にお
けるインクの状態を示す平面図である。
【図17】キャリッジにおける従来のインクヘッドのさ
らに他の配置のインクヘッド部を示す概略平面図であ
る。
【符号の説明】
1 キャリッジ 2 シャフト 3 ガイドレール 4 インクヘッド部 5 プーリ 6 ベルト 7 駆動モータ 8 プラテン 9 用紙カートリッジ 10 搬送ローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字するために走査されるキャリッジが、
    複数個のインクヘッドで構成されるインクヘッド部を有
    するインクジェット方式の画像形成装置であって、 上記インクヘッド部は黒のインクヘッドとカラーのイン
    クヘッドとを備え、走査方向における両端部に黒のイン
    クヘッドが配置されていることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】上記両端部の黒のインクヘッドがカラーの
    インクヘッドに対して、走査方向に対する垂直方向に、
    互いに逆方向にずれた位置に配置されていることを特徴
    とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】上記両端部の黒のインクヘッドが、互いに
    ノズルのピッチの1/2分だけずれた位置に配置されて
    いることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】複数個のインクヘッドで構成されるインク
    ヘッド部を有するキャリッジを走査して印字するインク
    ジェット方式の画像形成方法であって、 上記インクヘッド部に黒のインクヘッドとカラーのイン
    クヘッドとを備えると共に、走査方向における両端部に
    黒のインクヘッドを配置し、該インクヘッド部を用い
    て、黒インク、カラーインク、黒インクの順番で印字す
    ることを特徴とする画像形成方法。
  5. 【請求項5】上記2つの黒インクをカラーインクに対し
    て、走査方向に対する垂直方向に、互いに逆方向にずら
    した位置に印字することを特徴とする請求項4に記載の
    画像形成方法。
  6. 【請求項6】上記2つの黒インクを、互いにノズルピッ
    チの1/2分だけずらした位置に印字することを特徴と
    する請求項5に記載の画像形成方法。
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