JP3545101B2 - 組立式建物 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、コンパクトに折り畳むことができるようにした組立式建物に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば建設現場の事務所や選挙事務所等のように、所定の期間のみ所定の場所に設置する仮設建物が従来から提供されている。この従来の仮設建物は、組立と撤去を容易に行える組立式のものが一般的である。
【0003】
従来の組立式建物は、床板部や屋根部や側壁部等の各部材が個々に分かれており、それらの各部材をボルト等で固定するものである。各部材が個々に分かれているものでは、撤去作業や運搬作業の間に部材が紛失するおそれがあった。
また、組み立ての際に、各部材ごとに内面側か外面側かを確認しながら作業を行わなけれなならず、手間がかかるという欠点があった。
【0004】
この従来の欠点を解消するものとして、例えば、特開平6−288011号が提供されている。この先行技術では、床板部と屋根部と4箇所の側壁部との合計6枚の部材から成り、それらの連結箇所を屈曲自在な外れない箇所とするか、係脱自在な外れる箇所とのいずれかとする。この先行技術では、係脱自在な箇所を外した後、屈曲自在な外れない箇所を中心にして、重ねるようにして折り曲げる。これによって、撤去作業や運搬作業の間に部材が紛失するおそれを無くすことができる。更に、組み立ての際に、各部材ごとに内面側か外面側かを確認しながら作業を行う必要が無くなり、組み立て作業を容易に行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、組立式建物の各部材の中では、床板部の面積が一番広く、前記先行技術でも、各部材を折り曲げた際に、床板部より小さく折り畳むことはできなかった。
更に、従来の組立式建物では、屋根が床と平行な立方体であるのが一般的であり、屋根が低く、しかも建物としての見栄えが良くないものであった。
その上、夏季は、太陽熱の屋根への放射熱で、建物の内部が熱くなるという欠点があった。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、主な構成部材を連結しておくことによって、組立と撤去を容易に行うと共に構成部材の紛失を防止することができ、しかも床部材の面積よりコンパクトに折り畳むことができ、傾斜した屋根を形成して建物の内部を高くすることを可能にした組立式建物を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、床部材と、その床部材に連結部材を介して折曲げ自在に取り付けられる中央正面壁部材とその中央正面壁部材の両側に連結部材を介して折曲げ自在に取り付けられる左側正面壁部材並びに右側正面壁部材とから成る正面壁部材と、前記床部材に連結部材を介して折曲げ自在に取り付けられる中央裏面壁部材とその中央裏面壁部材の両側に連結部材を介して折曲げ自在に取り付けられる左側裏面壁部材並びに右側裏面壁部材とから成る裏面壁部材と、組立時に前記床部材と同一平面に位置する第一床面部とそれに直角な第一垂直側面部とから成る第一側壁部材と、その第一側壁部材の第一床面部と前記床部材とを折曲げ自在に取り付ける連結部材と、組立時に前記床部材と同一平面に位置する第二床面部とそれに直角な第二垂直側面部とから成る第二側壁部材と、その第二側壁部材の第二床面部と前記床部材とを折曲げ自在に取り付ける連結部材と、前記第一側壁部材の第一垂直側面部に連結部材を介して折曲げ自在かつその折曲げ中心に対して移動可能に取り付けられる第一屋根部と、前記第二側壁部材の第二垂直側面部に連結部材を介して折曲げ自在かつその折曲げ中心に対して移動可能に取り付けられる第二屋根部とを有するものであって、折畳みの際には、前記正面壁部材においてその中央正面壁部材に左側正面壁部材並びに右側正面壁部材が平行となるように折曲げ、その折曲げた正面壁部材を前記床部材と平行となるように折畳み、前記裏面壁部材においてその中央裏面壁部材に左側裏面壁部材並びに右側裏面壁部材が平行となるように折曲げ、その折曲げた裏面壁部材を前記床部材と平行となるように折畳み、前記第一側壁部材の第一垂直側面部に対して平行な状態となるよう第一屋根部を折畳み、その平行にした状態で第一垂直側面部が前記正面壁部材や前記裏面壁部材の上位になるように第一側壁部材を折畳み、前記第二側壁部材の第二垂直側面部に対して第二屋根部を平行となるよう折畳み、その平行にした状態で第二垂直側面部が前記第一垂直側面部の上位になるように第二側壁部材を折畳むようにしたものである。

【0008】
【作用】
建物の床部材に対して垂直な4箇所の側壁部のうち、2箇所の側壁部を床部材の上にそのまま折り重ね、残り2箇所の側壁部を床部材と同一平面となる床面を形成する。この2箇所の床面の長さを違う長さにすれば、床部材に対して異なる高さに側壁部を折畳むことができる。これによって、床部材を狭することができ、建物全体をコンパクトに折畳むことが可能となる。
また、床部材に対して垂直な2箇所の側壁部の上部に傾斜屋根を設け、その傾斜屋根を側壁部に対して折曲げ自在かつその折曲げ中心に対して移動可能に取り付ける。これによって、傾斜した屋根も折畳むことが出来る。
【0009】
【実施例】
次に、本発明を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る組立式建物の一実施例を示す縦断面図、図2は図1のA矢印方向の側面図である。本発明に係る組立式建物は、主として、床部材10と、その床部材10にヒンジ等の折曲げ自在な連結部材12(以下”連結部材”は折曲げ自在なものとする)で取り付けられる正面壁部材14と、その正面壁部材14の反対側に位置し前記床部材10に連結部材16で取り付けられる裏面壁部材18と、前記床部材10に連結部材20で取り付けられる第一側壁部材22と、その第一側壁部材22の反対側に位置し前記床部材10に連結部材24で取り付けられる第二側壁部材26と、第一側壁部材22の上部に連結部材28で取り付けられる第一屋根部30と、第二側壁部材26の上部に連結部材32で取り付けられる第二屋根部34とから成る。
【0010】
ここで、正面壁部材14について説明する。正面壁部材14は、図3に示すように、鉛直方向の3分割した部材、即ち中央正面壁部材36と、その左側に位置する左側正面壁部材37と、その右側に位置する右側正面壁部材38とから成る。中央正面壁部材36と左側正面壁部材37との間には連結部材39が取り付けられ、中央正面壁部材36と右側正面壁部材38との間には連結部材40が取り付けられている。床部材10と正面壁部材14とを連絡する連結部材12は、正面壁部材14の3個に分割された部材のうち、中央正面壁部材36に取り付けられる。
本発明に係る組立式建物を撤去する際に、この正面壁部材14は、図3の矢印に示すように、左側正面壁部材37と右側正面壁部材38とを連結部材39,40を中心にして折り曲げて、それらを中央正面壁部材36に接合する。
その後、左側正面壁部材37と右側正面壁部材38とを接合した中央正面壁部材36を、連結部材12を中心に折り曲げて床部材10に重ね合わせる(図4)。
【0011】
図5に示すように、裏面壁部材18についても正面壁部材14と同様に、鉛直方向に3分割した部材、即ち中央裏面壁部材41と、その左側に位置する左側裏面壁部材42と、その右側に位置する右側裏面壁部材43とから成る。中央裏面壁部材41と左側正面壁部材42との間には連結部材44が取り付けられ、中央正面壁部材41と右側正面壁部材43との間には連結部材45が取り付けられている。床部材10と裏面壁部材18とを連絡する連結部材16は、裏面壁部材18の3個に分割された部材のうち、中央裏面壁部材41に取り付けられる。
本発明に係る組立式建物を撤去する際に、この裏面壁部材18は、図5の矢印に示すように、左側裏面壁部材42と右側裏面壁部材43とを連結部材44,45を中心にして折り曲げ、それらを中央裏面壁部材41に対して接合する。
その後、左側裏面壁部材42と右側裏面壁部材43とを接合した中央裏面壁部材41を、連結部材16を中心に折り曲げて床部材10に重ね合わせる(図4)。図2に示すように、正面壁部材14も裏面壁部材18も、同一高さで床部材10に重ね合わせることが望ましい。
【0012】
次に、図1に示した第一側壁部材22と第二側壁部材26について説明する。第一側壁部材22はL字形状をしており、組立時に床部材10と同一平面で床面として機能する第一床面部46と、その第一床面部46と直角に配置され、その先端に第一屋根部30と対面する第一垂直側面部48とから成る。第二側壁部材26もL字形状をしており、組立時に床部材10と同一平面で床面として機能する第二床面部50と、その第二床面部50と直角に配置され、その先端に第二屋根部34と対面する第二垂直側面部52とから成る。
後述するが、折り畳み時に、第一側壁部材22の上に第二側壁部材26を位置させるために、第一床面部46の横幅aを第二床面部50の横幅bより短くする(図1)。
【0013】
次に、第一側壁部材22とそれに連結部材28で取り付けられる第一屋根部30とについて説明する(図6及び図7)。連結部材28においては、第一屋根部30に対面する側のプレート54の長手方向に長穴56を形成する。
そのプレート54の長穴56にボルト58を挿通し、第一屋根部30に埋設したナット(図示せず)と螺合する。ボルト58を締めることによって、第一屋根部30と連結部材28とが固定され、ボルト58を緩めることによって、第一屋根部30と連結部材28との固定が外れ、第一屋根部30が連結部材28に対して自由に移動することができる。
【0014】
図6や図7の第一屋根部30の位置は、本発明に係る組立式建物の組み立て状態を示す。この状態からボルト58を緩めることによって、第一屋根部30が連結部材28に対して移動可能となる。緩めたボルト58をナット(図示せず)から外さない状態として、第一屋根部30を図6や図7の矢印の方向に押すと、ボルト58がプレート54の長穴56を移動して、第一屋根部30を矢印方向に移動させることができる。図8に示すように、連結部材28を中心に第一屋根部30を折り曲げると、第一屋根部30を第一側壁部材22に接合させることができる。
図6,図7及び図8では、第一屋根部30と第一側壁部材22との関係について説明したが、第二屋根部34と第二側壁部材26との関係も同様であり、第二屋根部34を第二側壁部材26に接合させることができる。
【0015】
ここで、組み立てられた状態(図1や図2)の組立式建物の折り畳み工程を説明する。
先ず、正面壁部材14について、左側正面壁部材37と右側正面壁部材38とを中央正面壁部材36に接合させ、その中央正面壁部材36を床部材10の上に重ね合わせる(図2及び図4)。裏面壁部材18も正面壁部材14と同様に床部材10の上に重ね合わせる(図2及び図4)。
次に、第一屋根部30と連結部材28とを固定しているボルト58を緩め、図6や図7の状態から、連結部材28を中心にして、第一屋根部30を第一側壁部材22に接合するよう折り曲げる(図8)。第一屋根部30と第一側壁部材22の関係と同様に、第二屋根部34も第二側壁部材26に接合させる。
その後、連結部材20を中心にして、第一側壁部材22の第一垂直側面部48を正面壁部材14や裏面壁部材18の上に重ね合わせ、更に、連結部材24を中心に第二側壁部材26の第二垂直側面部52を第一側壁部材22の上に重ね合わせる(図9)。
【0016】
以上までが折り畳みの工程であるが、その逆の工程を行うことによって、建物を組み立てることができる。連結部材で連結されていない各部材ごとの連結は、従来既知の連結手段で連結する。
第一屋根部30と第二屋根部34との接合箇所は、図10や図11に示すように、屋根部同士の接合箇所にパッキン60を介在させ、パッキン60を挟んだ状態で第一屋根部30と第二屋根部34とを固定手段であるボルト62で固定する。その第一屋根部30と第二屋根部34との接合箇所の上に、漏水防止用の覆い64を配置しても良い。なお、第一屋根部30と第二屋根部34において、ボルト62取付用の空間66は、図10に示すように下面に設けても、図11に示すように上面に設けても良い。
【0017】
本発明では、この図9の状態とすることによって、組立式建物の主な構成部材を外れることなく折り畳むことができる。
また、本発明に係る建物の実際に組み立てた床面積は、床部材10の面積と、第一側壁部材22の第一床面部46の面積と、第二側壁部材26の第二床面部50の面積との合計からなる。従来の床部材は折り畳む前と折り畳んだ後の大きさが同じであるが、本発明では、床部材10の面積は使用時の床面積より小さくなるので、よりコンパクトに折り畳むことができる。
本発明では、第一屋根部30や第二屋根部34を、第一側壁部材22や第二側壁部材26に対して傾斜させて設置することができ、屋根を傾斜させて内部空間の高さを高くすることができる。更に、第一屋根部30と第二屋根部34を第一側壁部材22やと第二側壁部材26に対して平行に接合させることを可能としたので、屋根を傾斜させたものであっても、折り畳むことが可能になった。
【0018】
本発明では、第一屋根部30と第二屋根部34の下側に、図12や図13に示すような天井を設けるようにしても良い。第一屋根部30の下側には、第一側壁部材22に取り付けた連結部材68を介して、第一天井部70が取り付けられる。この連結部材68は、第一屋根部30と第一側壁部材22とを連結する前記連結部材28と同一軸位置に取り付けられる。この連結部材68は、第一屋根部30か第一側壁部材22のいずれかに取り付けるようにしても良い。
この第一天井部70には、連結部材28のプレート54と接触しないための切欠72が形成されており、第一天井部70が自由に揺動することができる。第一天井部70と第一屋根部30との間には、吊り金具74が取り付けられており、第一天井部70を所定の高さに吊り下げる。第二屋根部34の下側に、第一天井部70と同様の第二天井部76が連結部材(図示せず)を介して揺動自在に取り付けられている。この第二天井部76が吊り金具78によって第二屋根部34に吊り下げられた際に、第一天井部70と第二天井部76の先端が接合するように設定されている。
正面壁部材14(裏面壁部材18)においては、第一屋根部30並びに第二屋根部34の位置の下側で、第一天井部70並びに第二天井部76の位置の上側に、風通し穴80を設ける。
この結果、屋根の下側と天井部の上側の空間が、風通し穴80を経由して外部と連絡することになり、夏期の建物の内部の加熱を防止することができる。
【0019】
【発明の効果】
以上のように本発明による組立式建物によれば、主な構成部材を外れることなく連結部材で連結しているので、組立や折畳み作業が簡単で、しかも構成部材の紛失を防止することが出来る。
また、本発明では、床部材の面積が建物の実際の使用時の床面積より狭くすることができるので、折り畳み時にコンパクトにすることができ、折り畳んだ状態での移動や収納に便利である。
更に、本発明では、傾斜した屋根を作ることができるので、外見も良く、しかも建物の内部の高さを高くすることが出来る。
その上、傾斜した屋根を作ったことにより、屋根の下側に天井を設け、屋根と天井の間を風通しの空間とすることができ、夏期の室内の高温化を防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る組立式建物の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のA矢印方向側面図である。
【図3】本発明に係る組立式建物の正面図である。
【図4】正面壁部材を折畳んだ状態を示す正面図である。
【図5】本発明に係る組立式建物の背面図である。
【図6】第一側壁部材と第一屋根部との組立て状態の連結箇所を示す正面図である。
【図7】第一側壁部材と第一屋根部との連結箇所を示す拡大斜視図である。
【図8】第一側壁部材と第一屋根部とを折曲げた状態を示す正面図である。
【図9】本発明に係る組立式建物を折畳んだ状態を示す縦断面図である。
【図10】第一屋根部と第二屋根部との連結箇所の断面図である。
【図11】第一屋根部と第二屋根部との連結箇所の断面図である。
【図12】天井を備えた本発明に係る組立式建物の一実施例を示す要部断面図である。
【図13】図12に示した天井の斜視図である。
【符号の説明】
10 床部材
12 連結部材
14 正面壁部材
16 連結部材
18 裏面壁部材
20 連結部材
22 第一側壁部材
24 連結部材
26 第二側壁部材
28 連結部材
30 第一屋根部
32 連結部材
34 第二屋根部
36 中央正面壁部材
37 左側正面壁部材
38 右側正面壁部材
36 中央裏面壁部材
37 左側裏面壁部材
38 右側裏面壁部材
39 連結部材
40 連結部材
41 中央裏面壁部材
42 左側裏面壁部材
43 右側裏面壁部材
44 連結部材
45 連結部材
46 第一床面部
48 第一垂直側面部
50 第二床面部
52 第二垂直側面部
54 プレート
56 長穴
58 ボルト
70 第一天井部
76 第二天井部
80 風通し用穴

Claims (3)

  1. 床部材と、その床部材に連結部材を介して折曲げ自在に取り付けられる中央正面壁部材とその中央正面壁部材の両側に連結部材を介して折曲げ自在に取り付けられる左側正面壁部材並びに右側正面壁部材とから成る正面壁部材と、前記床部材に連結部材を介して折曲げ自在に取り付けられる中央裏面壁部材とその中央裏面壁部材の両側に連結部材を介して折曲げ自在に取り付けられる左側裏面壁部材並びに右側裏面壁部材とから成る裏面壁部材と、組立時に前記床部材と同一平面に位置する第一床面部とそれに直角な第一垂直側面部とから成る第一側壁部材と、その第一側壁部材の第一床面部と前記床部材とを折曲げ自在に取り付ける連結部材と、組立時に前記床部材と同一平面に位置する第二床面部とそれに直角な第二垂直側面部とから成る第二側壁部材と、その第二側壁部材の第二床面部と前記床部材とを折曲げ自在に取り付ける連結部材と、前記第一側壁部材の第一垂直側面部に連結部材を介して折曲げ自在かつその折曲げ中心に対して移動可能に取り付けられる第一屋根部と、前記第二側壁部材の第二垂直側面部に連結部材を介して折曲げ自在かつその折曲げ中心に対して移動可能に取り付けられる第二屋根部とを有するものであって、折畳みの際には、前記正面壁部材においてその中央正面壁部材に左側正面壁部材並びに右側正面壁部材が平行となるように折曲げ、その折曲げた正面壁部材を前記床部材と平行となるように折畳み、前記裏面壁部材においてその中央裏面壁部材に左側裏面壁部材並びに右側裏面壁部材が平行となるように折曲げ、その折曲げた裏面壁部材を前記床部材と平行となるように折畳み、前記第一側壁部材の第一垂直側面部に対して平行な状態となるよう第一屋根部を折畳み、その平行にした状態で第一垂直側面部が前記正面壁部材や前記裏面壁部材の上位になるように第一側壁部材を折畳み、前記第二側壁部材の第二垂直側面部に対して第二屋根部を平行となるよう折畳み、その平行にした状態で第二垂直側面部が前記第一垂直側面部の上位になるように第二側壁部材を折畳むようにしたことを特徴とする組立式建物。
  2. 前記側壁部材の垂直側面部に屋根部を折曲げ自在かつその折曲げ中心に対して移動可能に取り付ける連結部材が、前記屋根部に取り付けたプレートと、そのプレートに形成される長穴と、その長穴に挿入され前記プレートと前記屋根部とを固定並びに固定解除をする固定手段とから成り、固定解除の際に固定手段を介してプレートと屋根部とが離れないように連結したことを特徴とする請求項1記載の組立式建物。
  3. 組立時において前記第一屋根部の下位に位置する第一天井部を備えると共に前記第二屋根部の下位に位置する第二天井部を備え、前記正面壁部材と裏面壁部材の少なくとも一方の屋根部より下位で天井部より上位の位置に風通し用の穴を設けたことを特徴とする請求項1記載の組立式建物。
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