JP3543995B2 - 処理装置 - Google Patents

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば半導体ウエハ等の被処理体に所定の処理を施す処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、半導体の製造工程においては、被処理体である半導体ウエハ(以下にウエハという)への酸化膜の形成や熱CVD法による薄膜形成や熱拡散法による不純物濃度領域の形成等を行う各種の処理装置が使用されている。
【0003】
これら各種処理装置に適用されるものとして、従来の横型のものから、最近では縦型の熱処理装置が多く採用されている。従来のこの種の縦型熱処理装置としては、多数枚のウエハを収容した保持体であるウエハボートをほぼ円筒形の縦型処理室(プロセスチューブ)内に挿入し、プロセスチューブ内を所定の処理ガス下で加熱することにより、ウエハの各種処理を行うものが知られている。
【0004】
従来のこの種の熱処理装置は、図11に示すように、例えば石英製のプロセスチューブ1の下側にマニホールド2を設置し、このマニホールド2に設けられた排気管3及びガス導入管4によって、プロセスチューブ1内のガスの排気及び導入が行われるようになっている。また、このプロセスチューブ1の外側には、プロセスチューブ1を囲んでヒータ5が設けられており、プロセスチューブ1内を所望の温度に加熱制御し得るようになっている。
【0005】
多数枚のウエハWを収納したウエハボート6は、移送機構を構成するボートエレベータ7によってローディング室8からプロセスチューブ1に挿入される。この際、ウエハボート6のフランジ6Aがマニホールド2に当接してプロセスチューブ1内が密閉されるように構成されている。
【0006】
また、ローディング室8に隣接して設置される移載室9内に、図示しないキャリア搬送手段によって搬送されたウエハキャリアCに収納されたウエハWをウエハボート6に搬送または搬出するための搬出入手段10が設置されている。
【0007】
上記のように構成される熱処理装置を用いてウエハWに処理を施す場合は、まず、ウエハをウエハボート6に収納し、このウエハボート6をボートエレベータ7によって上昇させてプロセスチューブ1内に挿入する。その後、排気管3を用いてプロセスチューブ1内のN ガスを排出し、プロセスチューブ1内が所定の真空度に達すると、ガス導入管4により処理ガスを導入して所望の処理を行う。また、このローディング室内は略大気圧の清浄空気雰囲気に常時維持されているのが一般的である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種の構造の縦型熱処理装置においては、一般的は、ウエハキャリアCを収容する移載室9内へのウエハキャリアCの搬出入は、これに設けたドア11を開閉して行われ、このウエハキャリアはAGV(自動搬送車)や人間により内部のウエハをクリーンエアに晒した状態で搬送されて真空室内に設置されたり、或いは処理済みのウエハもクリーンエアに晒された状態で搬出される。
【0009】
従って、移載室9のドア11の外側すなわちオペレータ等が作業を行うクリーンルーム内全体は、ウエハへのパーティクルの付着を防止するために移載室9やローディング室8内と同等の或いはそれに近い高いクリーン度、例えばクラス1に維持しなければならない。
【0010】
クリーンルームを建設する場合にはそのクリーン度が高ければ高くなる程、単位面積当たりの建設コストが高くなり、従って上述のようにウエハキャリアCを運んだり、オペレータが作業したりする空間全体を高いクリーン度を目標として建設すると大幅なコスト高になるという問題があった。
更には、容積の大きなクリーンルーム全体を高い清浄度に維持しなければならないことから、ランニングコストも上昇するという問題点があった。
【0011】
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明の目的は、例えばSMIF(Standard Mechanical InterFace)ポットのようなカセット収容容器を設置可能とすることにより作業空間用クリーンルームのクリーン度を従来程高くなくて済む処理装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題点を解決するために、被処理体に所定の処理を施す処理室と、この処理室に対して前記被処理体を収容した保持体を挿脱する移送機構を有するローディング室と、上方側の外部から導入された清浄気体のフローが内部に形成されて、前記ローディング室に対して、カセット内に収容されている被処理体を搬出入する搬出入室とを具備する処理装置において、前記搬出入室は、前記外部から前記搬出入室内へ導入された清浄気体を通過させるフィルタと、外部との間で前記カセットを搬出入するために、内部が清浄空気或いは不活性ガス雰囲気になされて密閉可能になされた搬送可能なカセット収容容器を設置するためのカセット収容容器用ポートと、前記カセット収容容器用ポートのカセット挿通孔を開閉可能にすると共に前記カセットを取り込むカセット取り込み機構と、前記取り込まれたカセット内に収容された被処理体に平行な清浄気体の流れを与える清浄気体供給手段とを備え、前記清浄気体供給手段は、前記搬出入室内へ導入されて前記フィルタを通過した清浄気体の一部を用いて前記被処理体に平行な清浄気体を形成するようにしたものである。
【0013】
【作用】
本発明は、以上のように構成したので、搬出入室に対して被処理体を搬出入する時には、内部が外部雰囲気と密閉隔離されたカセット収容容器を搬出入室のカセット収容容器用ポートに設定する。このポートに設定されたカセット収容容器と搬出入室との間では外部の作業領域の雰囲気から区画された状態でカセット取り込み機構によってカセット毎に被処理体の受け渡しが行われる。そして、搬出入室内にカセットが取り込まれると側部に設けた清浄気体供給手段からはカセット内の被処理体に対してこれと平行に清浄気体の横流が施され、付着していたパーティクルやポート下方に滞留していた雰囲気が排除されることになる。従って、カセットを装置間同士で搬送したり、オペレータが作業する作業空間のクリーン度をそれ程高く設定する必要もなく、クリーンルームの建設コストを削減することができる。
【0014】
【実施例】
以下に本発明の一実施例を図面に基いて詳細に説明する。
ここでは、本発明の処理装置を半導体ウエハの熱処理装置に適用した場合について説明する。尚、従来の熱処理装置と同じ部分には同一符号を付して説明する。
【0015】
図1はこの発明の処理装置の概略断面図、図2は図1の概略平面図、図3は保持体収容室の断面図、図4はこの装置の前面側を示す斜視図、図5はカセット収容容器用ポートを示す断面図、図6はカセット水平移動機構を示す斜視図、図7はキャリアトランスファに設けた枚数カウンタを示す図、図8は搬出入室内の清浄空気の流れを示す図、図9は清浄気体供給手段と取り込まれたカセットとの関係を示す側断面図、図10は図9に示す部分の平面図である。
【0016】
本発明の処理装置は、被処理体であるウエハWに所定の処理を施す処理室であるプロセスチューブ1と、このプロセスチューブ1に対して多数枚例えば100枚のウエハWを収納した保持体としてのウエハボート6を挿脱する移送機構12を備えたローディング室8と、このローディング室8に対してウエハWを搬出入する搬出入室13と、この搬出入室13に形成されたカセット収容容器用ポート14と、ローディング室8と搬出入室13との間に配置される保持体としてのウエハボート6を収容する保持体収容室16とで構成されている。また、上記搬出入室13内にはカセットCを取り込むカセット取り込み機構17と、取り込まれたカセット内の被処理体に、これと平行に清浄気体の横流を与える清浄気体供給手段18が形成されて、本発明の主要部が構成されている。
【0017】
上記ローディング室8内と保持体収容室16内とは連通されて一体化されており、そして、これら両室8、16を仕切る一側壁にはそれぞれフィルタ19、19を介設した清浄空気導入口20、20が設けられると共に、これらと対向する他側壁には、同じくフィルタ21、21を介設した清浄空気排出口22、22が設けられ、両室8、16内全体に渡って略常圧に維持されて清浄度の高い、例えばクラス1程度の清浄空気の横流を形成するようになっている。尚、清浄空気排出口22、22から排出された清浄空気の一部は清浄空気導入口20、20側に戻され、室内に循環させるようになっている。
【0018】
また、上記保持体収容室16の下部には、図3に示すように、例えばベローズシール23を介して載置台24が上下動可能に配置され、この載置台24の室外側にウエハボート6の有無を確認するための検出手段25が設けられている。この検出手段25は、載置台24に連結された可動検出体25Aと、この可動検出体25Aの上下移動部に関して対峙される発光部25Bと受光部25Cとからなる光センサー25Dとで構成されている。従って、保持体収容室16内にウエハボート6が収容されて載置台24上にウエハボート6が載置されると、その重量によって載置台24が下降すると共に、可動検出体25Aも下降して、発光部25Bから受光部25Cへの光を遮断することにより、ウエハボート6の有無を判断することができる。尚、ウエハボート6の有無の検出は必ずしもこのような検出手段25で行う必要はなく、例えば保持体収容室16の天井や床部或いは壁部にシール機構を介して埋設されるセンサーによってウエハボート6の有無を判断するなど任意の検出手段を用いることができる。
【0019】
この保持体収容室16の搬出入室13側には、ウエハトランスファ50が移載用エレベータ51によって昇降可能に支持されて設置されている。このウエハトランスファ50は、昇降しながら搬出入室13内の後述するトランスファステージ48上のキャリアC内のウエハWを1枚ずつ取り出して、保持体収容室16内に収容されたウエハボート6に収納保持させたり、その逆にウエハボート6から処理済みのウエハWをトランスファステージ48上のキャリアC内に戻す働きをなすように構成されている。
【0020】
上記処理室を構成するプロセスチューブ1は、断面逆U字状の縦型略円筒状の石英製容器にて形成されており、このプロセスチューブ1の外周にはヒータ5が囲繞され、更にその周囲には冷却パイプや断熱材等を組み込んだ保護カバー26が被覆されている。また、プロセスチューブ1の開口下端にはマニホールド2が接続して設けられている。このマニホールド2は上下フランジ付き円筒状のもので、図1に示すように、このマニホールド2の周壁部に、プロセスチューブ1内に所定の処理用ガスを導入するガス導入管4と、処理後のガスを排気する排気管3がそれぞれ接続されている。この場合、ガス導入管4は図示しないガス切換弁を介して所定の処理ガス供給源と清浄空気供給源に接続されて、交互に処理ガスと清浄空気をプロセスチューブ1内に導入できるようになっている。
【0021】
上記ローディング室8は、例えばステンレス鋼製パネルを全周溶接するか、或いはOリングシールにてシールした密閉構造となっており、その上部及び下部の適宜位置には図示しない例えば清浄空気供給源に接続する清浄空気導入管27が接続されている。このローディング室8内に配置される移送機構12は、ウエハボート6を載置保持するボートエレベータ7と、このボートエレベータ7を昇降移動するボールねじ装置7Aとで構成されている。この場合、ローディング室8内は真空状態にする必要がないため、ローディング室8を構成するパネルに高い剛性をもたせる必要がない。従って、移送機構12のボールねじ装置7Aを自立式とせずにローディング室8の壁に固定する構造であってもよい。また、ローディング室8内の保持体収容室側には、移送機構12のボートエレベータ7と保持体収容室16の間でウエハボート6を搬送する搬送機構28が配置されている。この搬送機構28は、ローディング室8の外部に設置される水平回転(旋回)及び昇降用の駆動部28Aと、ローディング室8内に位置する駆動部28Aの伝達軸に連結され、ウエハボート6を保持する多関節アーム28Bとで構成されている。尚、ローディング室8の上部に設けられた炉口部には、ローディング室8とプロセスチューブ1との開口部を開閉するオートシャッタ29が設けられている。
【0022】
一方、上記搬出入室13は清浄度の高い例えばクラス1の清浄空気により大気雰囲気下に設置されている。この搬出入室13内には、複数枚例えば25枚のウエハWを収納するウエハキャリアCが内部に納められたカセット収容容器30を設置する本発明の特長とする前記カセット収容容器用ポート4と、カセット収容容器30内のカセットCを内部に取り込むカセット取り込み機構17と、取り込まれたカセットCに対して清浄気体の横流を与える清浄気体供給手段18が設けられる。図示例にあっては、カセット収容容器用ポート14が左右2台配設されている。
【0023】
ここで、カセット収容容器30について説明すると、図5にも示すようにこの容器30は特開平1−222429号公報や米国特許第4534389号公報等に開示されているように1つのカセットCを収容し得る程度の大きさになされて下部が開口された容器本体31とこの開口部を密閉可能に閉塞する容器底部32とにより主に構成され、内部にカセットCを収容した状態で大気圧に対して陽圧になされた高いクリーン度の清浄空気或いは不活性ガスが充填されている。このため、この容器底部2には清浄空気や不活性ガスを内部に導入するバルブ付きのガス導入路(図示せず)が形成されている。
【0024】
容器底部32は容器本体31の下部のフランジ部31AにOリング等のシール部材33を介して気密に密閉可能に取り付けられる。この容器底部32の周縁部の適宜箇所には外側へ出没可能になされたロックピン34が設けられており、このロックピン34を容器底部32の中央部に設けた回転リンク機構35に連結してこれを回転することにより容器本体31との接合離脱を行い得るようになっている。このカセット収容容器30としては、例えばSMIF−POD(商標)を用いることができる。
【0025】
一方、上記カセット収容容器用ポート14は、搬出入室13の前面壁をこの内部へ凹部状にへこませるようにして成形されており、容器本体31を実際に載置するポート載置台36には、容器本体31のフランジ部31Aの内径よりも大きく且つその外径よりも小さくなされてカセットCを挿通できるカセット挿通孔37が形成され、この挿通孔37には、周縁部をその外方へ下向き傾斜させてテーパ状に形成することによりポート載置台36より下方向に開閉可能とした容器底部載置台38が設けられる。この容器底部載置台38は、上記カセット取り込み機構17の一部を構成するものであり、この載置台38の中央部には、上記容器底部32の回転リンク機構35に係合する回転ピン39が設けられており、これを回転することにより上記回転リンク機構35を作動させてロックピン34を出没し得るようになっている。
【0026】
また、この容器底部載置台38は、図1にも示すようにボールネジ40によって垂直方向(上下方向)へ移動可能になされた垂直移動アーム41の先端に取り付けられており、容器本体31を上方に残して容器底部32とこの上面に載置されているカセットCのみを沈み込ませて搬出入室13内に取り込むようになっている。このようにして、カセット取り込み機構17全体が構成されている。
【0027】
また、上記ボールネジ40には、上記容器底部載置台38の下方に位置させて水平方向へ起倒して屈曲可能になされた多関節アームよりなる水平移動アーム42が設けられており、その先端には常に水平状態になるように遊嵌状態で首振り可能になされたアーム補助部材42Aが設けられ、その両端には開閉可能になされた爪部43が設けられている。水平移動アーム42を屈曲させた状態でこの爪部43を開閉作動することにより沈み込んだ上記カセットCの上部側壁を把持し得るようになっている。
【0028】
また、上記カセット収容容器の容器本体31の上部には把手部44が設けられており、例えばオペレータがこの把手部44を把持することによりこのカセット収容容器全体を容易に持ち運べるようになっている。
更に、カセット挿通孔37の周辺部のポート載置台36には起倒可能になされたカギ状の容器ホルダ45が複数箇所設けられており、これを自動的に起倒させることにより容器のフランジ部31Aのロック・アンロックを行い得るようになっている。
【0029】
また、搬出入室13内には、カセット収容容器用ポート14の直ぐ後側位置にキャリアトランスファ46がエレベータ47を介して昇降可能に設置されている。このキャリアトランスファ46の後側にトランスファステージ48が設置されると共に、このトランスファステージ48の上部側方に棚状になされたキャリアストックステージ49が設けられている。このキャリアストックステージ49は、前記カセット収容容器用ポート14からキャリアトランスファ46により搬送されてくるウエハキャリアCをそれぞれ横向きのまま2列4段に保管できる複数の棚にて形成されている。尚、このステージ49にはウエハが取り出されて空になったキャリアCも保管できる。
【0030】
また、図7(A)及び図7(B)に示すように各キャリアトランスファ46の先端には、略同一水平面上に配列された発光素子52Aと受光素子52Bよりなる枚数カウンタとして例えば反射形のレーザビームセンサ53が設けられており、キャリアトランスファ46の上昇或いは降下時にウエハの縁部からの反射ビームを検出することにより、そのカセット内のウエハの枚数情報と位置情報とを検出し、これをウエハトランスファ46における移載時のデータとして反映させるようになっている。尚、図7(B)は図7(A)中のB−B線矢視図である。
【0031】
このように形成された搬出入室13とローディング室8、保持体収容室16及びプロセスチューブ1側とはトランスファステージ48の部分を除き、区画壁54により区画されている。そして、この区画壁54と前記キャリアストックステージ49との間には、空気導入側HEPAフィルタ55が配置されており、この上部に設けた空気導入口56から清浄度の高い、例えばクラス1の清浄空気を搬出入室13内へ導入するようになっている。ここでフィルタ55内へ導入された清浄空気は、フィルタ側面より水平方向へ排出するように構成されている(図8参照)。
【0032】
上記空気導入側HEPAフィルタ55の水平方向対向面であって、上記カセット収容容器用ポート14の上方にはその吹出口57Aが下方に向けられた内部HEPAフィルタ57が配置されており、上記空気導入側のフィルタ55からの清浄空気を下方向に向けての循環流乃至ダウンフローを形成するようになっている。この吹出口57Aは、上記キャリアトランスファ46と干渉しない範囲でできるだけ水平方向に幅広で大きく形成するのが好ましい。
【0033】
更に、図8に示すように搬出入室13内の底部側壁には、循環乃至ダウンフローさせた清浄空気を取り込む空気排出口58が設置されており、この排出口58の内部には空気を排出する送風ファン59が設けられている。また、この空気排出口58には搬出入室13の角部に、その高さ方向に沿って形成された排気ダクト60が連結されており、搬出入室13内の雰囲気を系外へ排出するようになっている。尚、ここで排出した清浄空気は、上述のようにワンスルーで系外へ排出するようにしてもよいし、一部の清浄空気を再度搬出入室13内へ戻して循環させるようにしてもよい。
【0034】
また、段部状に形成されたカセット収容容器用ポート14の下方を区画する側壁61には、図1、図9及び図10にも示すように清浄気体供給手段18の一部を構成する横流噴出ヘッダ62が設けられており、この噴出口63は、上記ポート14の下方、すなわちカセットCがポートより沈み込んで内部に取り込まれた時に位置する部分に臨ませて開口されている。そして、この噴出口63は取り込まれたカセットCに向けて水平方向に方向付けされた多数のブレード64が設けられており、上記ポート14の下方、すなわち取り込まれたカセットCに対して清浄空気の横流(サイドフロー)65を与えるようになっている。尚、このブレード64は搬出入室内部に向けて水平方向やや下方に傾斜させて設けても良い。
【0035】
また、この横流噴出ヘッダ62の大きさはポート14の下方を区画する側壁61の略全面に亘っており、ポート下方の雰囲気の滞留を阻止するようになっている。
ここで、供給する清浄空気の供給手段として、上記横流噴出ヘッダ62の上部と上記内部HEPAフィルタ57の吹出口57Aとを連結して清浄空気用通路66が設けられており、この通路66の吹出口57A側端部には、必要量の清浄空気を取り込むためにロート状に導入口が拡大されたロート状空気導入部67が取り付けられている。
上記横流噴出ヘッダ62内の上部には、清浄空気用通路66から供給された清浄空気をヘッダ幅方向へできるだけ均等に分配するための分散路68が設けられている。
【0036】
尚、この分散路68としては、多数の通気孔を形成したパイプ部材を設けるようにしてもよい。また、清浄度を高く維持するために、この横流噴出ヘッダ62内にHEPAフィルタを収容するようにしてもよい。
【0037】
次に、以上のように構成された処理装置の動作態様について説明する。
最初に、既に搬出入室13内へ収容されたウエハをローディング室8を介してプロセスチューブ1との間で搬送する場合について説明する。
まず、保持体収容室16にウエハボート6を収容した状態で、ウエハトランスファ50によってトランスファステージ48上のウエハキャリアC内のウエハWを保持体収容室16内のウエハボート6に収納して、所定枚数のウエハWをウエハボート6に収納する。
【0038】
次に、搬送機構28を駆動して保持体収容室16内のウエハWを収納したウエハボート6をボートエレベータ7上に移載保持させる。
【0039】
次に、ボートエレベータ7が上昇して、ウエハボート6はプロセスチューブ1内に挿入され、ウエハボート6のフランジ6Aがマニホールド2のフランジ2Aに当接してプロセスチューブ1内が密閉される。そして、排気管3を用いてプロセスチューブ1内の雰囲気ガスを排出し、プロセスチューブ1内が真空度に達した時点で、ガス導入管4により処理ガスを導入して所望の処理を行う。
【0040】
処理が終了した後に排気管3を用いてプロセスチューブ1内の処理ガスを排出し、プロセスチューブ1内が所定の真空度に達した時点で、ガス導入管4により清浄気体を導入する。その後、清浄気体の圧力がローディング室8の清浄空気の圧力、すなわち略大気圧と同じになると、ウエハボート6を下降させ、上記搬入手順と逆の手順にて処理済みのウエハWを取り出す。
【0041】
ここで、ローディング室8内及び保持体収容室16内には、フィルタ19、19を介して常時、清浄度の高い、例えばクラス1程度の清浄空気が導入されて、清浄空気のサイドフロー或いは一部が循環されてサーキュレーションが施されて略大気圧に維持されている。この場合、ローディング室8及び保持体収容室16の各室内の圧力を、搬出入室13内の圧力よりも僅かに高くして陽圧状態とし、ローディング室8内や保持体収容室16内の雰囲気がトランスファステージ48を介して搬出入室13内側へ流れるようにしてパーティクルを排除するようにするのが好ましい(図2参照)。
【0042】
次に、カセット収容容器30内と搬出入室13との間でウエハWの受け渡しを行う場合について説明する。
まず、前工程で処理されたウエハ或いは未処理のウエハが例えば25枚収容することができるカセットCに収容された状態で、カセット収容容器30内に収納されて、この状態でAGV或いはオペレータによりカセット収容容器用ポート14のポート載置台36の所定の位置、すなわち容器底部載置台38上にカセット収容容器30を載置する。この時、ポート載置台36の容器ホルダ45を起こすことにより容器本体のフランジ部31Aを強固に固定する。
【0043】
この時点では、カセット取り込み機構17の垂直移動アーム41の先端に設けた容器底部載置台38は、ポート載置台36に形成されているカセット挿通孔37を完全に密閉して閉塞しており、クリーン度の低い作業領域側の雰囲気が搬出入室13内へ侵入しないようになっている。このカセット収容容器30内は予め例えばクラス1程度のかなり高いクリーン度の清浄空気や或いは酸素レスとするためにN ガス等の不活性ガスが陽圧状態で充填されて周囲の雰囲気から隔離されており、例えばクラス1000程度の低いクリーン度の作業領域を搬送してきても、この雰囲気にウエハWが晒されないようになっている。尚、本実施例においては、カセット収容容器30内はクリーン度の高い清浄空気により充填されている。
【0044】
容器本体31がポート載置台36側に固定されたならば、容器底部載置台38の回転ピン39を回転することによって容器底部32とそのフランジ部31Aとを連結するロックピンを解除する。
【0045】
次に、垂直移動アーム41を降下させることにより容器本体31を残したまま容器底部32とこの上に載置されているカセットCとを沈み込ませてこれらを搬出入室13内に取り込む。ここで、カセットCの取り込みのために容器底部載置台38が下降してポート載置台36のカセット挿通孔37が開放されても、この上方はカセット収容容器30の容器本体31が気密に被っているので、外側の作業領域Sから遮断された状態が保持され、清浄度の低い空気が搬出入室13内に流入することはない。
【0046】
カセットCの取り込みが完了したならば、次に水平移動アーム42を屈曲させることにより先端の爪部43を取り込んだカセットCの上方に位置させると共にこの爪部43を閉じることによりカセットCの上部側面を把持する。そして、カセットを把持した状態でこの水平移動アーム42を伸長させることによりカセットCを水平方向へ移動させて、これをエレベータ47により昇降移動するキャリアトランスファ46上に移載する。尚、キャリアトランスファ46からウエハを装置外へ搬送する場合には上記した手順と逆の操作を行えばよい。
【0047】
ここで、水平移動アーム42によってキャリアCをキャリアトランスファ46に移載する直前には、このキャリアCの側方を上昇或いは降下するキャリアトランスファ46の先端に設けた枚数カウンタとしてのレーザビームセンサ53(図7参照)の発光素子52Aからはレーザが発射されており、ウエハ端面からのレーザ反射光を受光素子52Bが検知することによりこのキャリア内のウエハの枚数情報及び位置情報が得られ、ここで得られた情報は後段のウエハトランスファ46によりウエハをウエハボート6に移載する時に参照されて反映されることになる。
また、枚数情報と位置情報がとられたカセットは、次に上昇或いは降下してくるキャリアトランスファ46に移載されることになる。
【0048】
キャリアトランスファ46に移載されたキャリアCは、ウエハの処理待ちの場合には、キャリアストックステージ46内に一旦収容されて待機させるか、或いはトランスファステージ48が空いている場合には、キャリアCをこのトランスファステージ48上に載置しておく。このキャリアステージ48上のキャリアCからは前述したようにウエハトランスファ50によりウエハWが、1枚ずつ或いは複数枚ずつ取り出されてウエハボート6に移載されることになる。
ここでウエハWの移載が完了して空になったカセットCは、再度ウエハトランスファ50により保持されて、ウエハWの処理が完了するまでキャリアストックステージ49内に収納されることになる。
【0049】
このように、カセット収容容器用ポート14を設けてここに内部雰囲気が高いクリーン度に維持されて外部雰囲気と隔離されたカセット収容容器30を載置してウエハWの搬入・搬出を行うようにしたので、この装置の外側であってオペレータ等が作業する作業領域Sのクリーン度を、ウエハを剥出し状態で搬送していた従来の装置の場合と比較してそれ程高くしなくて済む。例えば、従来装置にあっては作業領域Sのクリーン度を1にしてウエハ搬送時のパーティクルの付着を防止しなければならなかったが、本実施例によればカセット収容容器30内及びローディング室8内、保持体収容室16内の雰囲気のみをクリーン度1にすれば良く、作業領域Sの雰囲気はこれよりも低いクリーン度、例えばクリーン度1000程度に設定すれば良い。従って、作業領域Sの雰囲気のクリーン度を低く設定することができるので、その分、クリーンルームの製造コスト及び運転コストを削減させることができ、大幅なコストダウンを図ることができる。
また、この場合、カセット収容容器30内は大気圧(搬出入室内の圧力)に対して陽圧になされているので容器内にクリーン度の低い雰囲気が侵入することもない。
【0050】
また、この搬出入室13には、図8にも示すように導入空気HEPAフィルタ55を介してその上方より取り込んだ清浄空気を内部で循環させてサーキュレーションを施したり或いはダウンフローを形成している。
すなわち、上記フィルタ55から取り込まれた清浄空気はこの吹出口より水平方向に排出され、この清浄空気を取り込んだ内部HEPAフィルタ57はその吹出口57Aから下方向に向けて清浄空気を排出し、ダウンフロー69を形成している。
【0051】
そして、搬出入室13の底部に流下した清浄空気はここに設けた空気排口58に取り込まれ、排気ダクト60を介して系外へ排出される。尚、排気された清浄空気の一部を再度、搬出入室13内に戻して再循環させるようにしてもよい。
ここで、内部HEPAフィルタ57により取り込まれた清浄空気の一部は、清浄空気用通路66を介して清浄気体供給手段18の横流噴出ヘッダ62に供給され、ここから水平方向に向けて放出され、カセット収容容器用ポート14の下方にて清浄空気の横流65が形成される。
【0052】
従って、図9及び図10に示すようにカセットC内の多数のウエハWは水平方向に配置されて、上下に所定のピッチで多段に収容されていることから、搬出入室13内にカセットCが沈み込んで収容された時にこの清浄空気の横流65に晒され、ウエハ表面に付着しているパーティクルが吹き飛ばされて除去されることになる。
【0053】
また、このカセット収容容器用ポート14は段部状に形成されていることから、この下方の空間は、ダウンフロー69に晒されなくなってしまい、空気の滞留が生じ易くなる傾向にあるが、上述のように横流噴出ヘッダ62から放出される清浄空気の横流65により空気の滞留が生じることがなくなり、例えばボールネジ40や垂直移動アーム41よりなるカセット取り込み機構17等の可動機構より発生するパーティクル等を横流65に乗せて効率的に排出することができ、歩留まりが低下することを阻止することができる。
そして、このようにパーティクル等を伴って排出された横流65はダウンフロー69によって下方向へ運ばれて、系外へ排出されることになる。
【0054】
一方、カセットCが取り出されて空になったカセット収容容器30は、この装置の前方の作業領域Sに載置棚(図示せず)等を設けるようにしてここにオペレータが一時的に収容するようにしてもよい。この場合には、カセット取り込み機構17の容器底部載置台38を上昇させてカセット挿通孔37を気密に閉塞しておくのは勿論である。
【0055】
尚、上記実施例におけるカセット収容容器の構造はこれに限定されず、カセットを収容し得る密閉構造の容器であればどのようなものでも良い。また、カセット収容容器からキャリアCを搬出入させるカセット取り込み機構17の垂直移動アーム41及び水平移動アーム42の構造もカセットを搬出入し得るならばどのような構造を採用しても良い。
【0056】
また更には、本実施例にあっては、不活性ガスの消費量の削減や操作時間の短縮を目的とした保持体収容室16を設けた装置を例にとって説明したが、これを設けない装置、例えば図11に示す従来型装置に本発明を適用してもよいし、トランスファステージ48とボートエレベータ7を隣接させて設け、トランスファステージ48上のカセットC内のウエハWを移載用エレベータ51により、ボートエレベータ7上のウエハボート6に直接移載するような構成としてもよい。
【0057】
また、上記実施例では、搬出入室13の後段の保持体収容室16及びローディング室8の構造は、内部雰囲気が清浄空気により常時略大気圧に維持されている通常のローディング室構造の場合を例にとって説明したが、これに限定されず、例えばこのローディング室8を搬出入室13に対して完全に密閉可能になされたいわゆるロードロック室構造とすると共にN 等の不活性ガス或いは清浄空気の給・排真空引き可能となるような構造としてもよい。
【0058】
更には、カセット収容容器用ポート14内にN 等の不活性ガスを充填した場合には、搬出入室内及びローディング室内の雰囲気ガスも不活性ガスとし、ウエハ表面への自然酸化膜の形成を抑制するように構成するのが好ましい。
また、本発明は、縦型CVD装置、酸化拡散装置のみならず、半導体ウエハ以外のもの、例えばガラス基板、LCD基板等の処理装置にも適用することができる。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の処理装置によれば、次のように優れた作用効果を発揮することができる。
被処理体の収容されたカセットを納めたカセット収容容器を設置するためのカセット収容容器用ポートを搬出入室に設けて作業領域の雰囲気に晒すことなく被処理体を搬出入させるようにしたので、処理装置の外側の作業領域の雰囲気のクリーン度を搬出入室内の雰囲気のクリーン度程高くする必要がない。
従って、被処理体が剥き出しになる搬出入室やローディング室内の雰囲気のみのクリーン度を高く設定すれば良く、クリーンルーム内の作業領域のクリーン度を低くした状態でクリーンルームを形成できるので、クリーンルームの製造コスト及びランニングコストを大幅に削減することができる。
また、カセット収容容器用ポートの下方に清浄気体供給手段を設けてこれより清浄気体の横流を形成するようにしたので、内部に取り込まれた被処理体表面からパーティクルを飛ばしたり、或いはポート下方の雰囲気を循環させてこの部分に滞留が生ずることを防止でき、その分、製品の歩留まりを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の処理装置の概略断面図である。
【図2】処理装置の概略平面図である。
【図3】本発明における保持体収容室の断面図である。
【図4】本発明の装置の前面側を示す斜視図である。
【図5】カセット収容容器用ポートを示す断面図である。
【図6】カセット水平移動機構を示す斜視図である。
【図7】キャリアトランスファに設けた枚数カウンタを示す図である。
【図8】搬出入室内の清浄空気の流れを示す図である。
【図9】清浄気体供給手段と取り込まれたカセットとの関係を示す側断面図である。
【図10】図9に示す部分の平面図である。
【図11】従来の処理装置の断面図である。
【符号の説明】
1 プロセスチューブ(処理室)
6 ウエハボート(保持体)
7 ボートエレベータ
8 ローディング室
12 移載機構
13 搬出入室
14 カセット収容容器用ポート
16 保持体収容室
17 カセット取り込み機構
18 清浄気体供給手段
28 搬送機構
30 カセット収容容器
31 容器本体
32 容器底部
36 ポート載置台
38 容器底部載置台
41 垂直移動アーム
46 キャリアトランスファ
48 トランスファステージ
49 キャリアストックステージ
55 空気導入側HEPAフィルタ
57 内部HEPAフィルタ
62 横流噴出ヘッダ
64 ブレード
65 横流
66 清浄空気用通路
68 分散路
69 ダウンフロー
C カセット
W 半導体ウエハ(被処理体)

Claims (4)

  1. 被処理体に所定の処理を施す処理室と、この処理室に対して前記被処理体を収容した保持体を挿脱する移送機構を有するローディング室と、上方側の外部から導入された清浄気体のフローが内部に形成されて、前記ローディング室に対して、カセット内に収容されている被処理体を搬出入する搬出入室とを具備する処理装置において、前記搬出入室は、前記外部から前記搬出入室内へ導入された清浄気体を通過させるフィルタと、外部との間で前記カセットを搬出入するために、内部が清浄空気或いは不活性ガス雰囲気になされて密閉可能になされた搬送可能なカセット収容容器を設置するためのカセット収容容器用ポートと、前記カセット収容容器用ポートのカセット挿通孔を開閉可能にすると共に前記カセットを取り込むカセット取り込み機構と、前記取り込まれたカセット内に収容された被処理体に平行な清浄気体の流れを与える清浄気体供給手段とを備え、前記清浄気体供給手段は、前記搬出入室内へ導入されて前記フィルタを通過した清浄気体の一部を用いて前記被処理体に平行な清浄気体を形成することを特徴とする処理装置。
  2. 前記清浄気体供給手段は、前記搬出入室内へ導入された清浄気体の一部を前記フィルタを介して取り込むためのロート状気体導入部と、該気体導入部に連結されて取り込まれた清浄気体を案内して流す清浄気体用通路と、該清浄気体用通路の他端に接続されて横流を噴出するための横流噴出ヘッダとよりなることを特徴とする請求項1記載の処理装置。
  3. 前記カセット取り込み機構と前記清浄気体供給手段は、共に前記カセット収容容器用ポートの下方にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項1または2記載の処理装置。
  4. 前記搬出入室内は、清浄気体のダウンフロー或いはサーキュレーションが形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の処理装置。
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