JP3543926B2 - コーナーサッシの固定構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅のサッシ窓の配置における出窓や出隅部分において、両側から直交状態でサッシ枠が突き合わされ、該突き合わせ部に配置された独立柱に、該サッシ枠の固定用突出縁を挟持する場合の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、住宅において、出窓や出隅の部分の如く、直交するようにサッシ枠が出て来て突き合わせられる部分は存在したのである。
しかし、従来は、この部分に立設される独立柱15が、肉厚の薄い、例えば3.2ミリの角パイプ等で構成されていたので、サッシ枠の固定用突出縁を挟持するサッシ側固定金具は、サッシ枠の肉圧部分に直接にタッピングボルトにより螺装固定されていたのである。
故に、従来の技術では、本発明の柱側固定金具に該当するような別部材が設けられていなかったのである。
従来は、以上の如く、独立柱を構成する角パイプの厚みが3.2ミリで可能であったので、該独立柱を構成する角パイプの厚みの部分にタッピングボルトを螺装することが出来たのである。
【0003】
しかし、近年、北陸や東北地方等の多雪地帯において、出来るだけ出隅の幅を広く取って、出窓の幅を広く構成し、雪が積もった場合にも、自然光を多く取り入れようとする要望が多くなり、出窓のサッシ枠の幅を広く取ると、これを支持する為の独立柱の強度を増す必要があり、角パイプの径を大きくすることは、他の部品との共通性をなくすので、独立柱を構成する角パイプの厚みを厚くする所作が行われるようになったのである。
このような目的で、角パイプの厚みを3.2ミリから6ミリに厚くした場合には、従来の如くサッシ側固定金具を固定する為のタッピングボルトが、6ミリの角パイプには螺装しにくくなって来たのである。
特に、角パイプの厚みが6ミリとなると、パイプの角部の円弧が大きくなり、該部分にタッピングボルトの為の螺装孔を開けにくく、また、パイプが厚すぎる為に、タッピングボルトの為の螺装孔をドリルで穿設する作業が適当ではなくなったのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明においては、このように独立柱を構成する角パイプの厚みが厚くなった場合に、サッシ側固定金具を固定する為に、独立柱とは別に、独立柱の側面に柱側固定金具を溶接固定し、該柱側固定金具に雌螺子突起部を設けて、この部分に挟持ボルトを螺装したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明が解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、出隅コーナーにおいて、直交する両方向から突出されるサッシ枠6・7同士を、独立柱5に固定する構造において、該独立柱5に柱側固定金具1を溶接固定し、該柱側固定金具1にサッシ側固定金具2・3を螺装する雌螺子突起部1c・1dを直交して突設し、該雌螺子突起部1c・1dに挟持ボルト12・13によりサッシ側固定金具2・3を螺装し、該サッシ側固定金具2・3と独立柱5の直交する側面との間に、サッシ枠6・7の固定用突出縁6a・7aを挟持するものである。
【0006】
請求項2においては、請求項1記載のコーナーサッシの柱への固定構造において、雌螺子突起部1c・1dとサッシ側固定金具2・3との間には、挟持ボルト12・13の外周に付勢バネ22・23を介装したものである。
【0007】
請求項3においては、請求項2記載のコーナーサッシの柱への固定構造において、挟持ボルト12・13は、頭部に六角レンチの嵌合可能な、六角孔を穿設し、六角レンチにより挟持ボルト12・13を回転可能としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明を実施する出窓部分の正面図と側面図、図2は同じく図1の出窓部分の平面断面図、図3は独立柱5に対して柱側固定金具1を溶接固定し、サッシ側固定金具2・3によりサッシ枠6・7を固定する状態を示す斜視図、図4は六角レンチ17により挟持ボルト12・13を螺装する状態を示す斜視図、図5は独立柱5と柱側固定金具1とサッシ側固定金具2・3の部分を示す拡大斜視図、図6は柱側固定金具1とサッシ側固定金具2・3と挟持ボルト12・13とサッシ枠6・7の部分の拡大平面断面図、図7は従来の技術を示す独立柱15とサッシ側固定金具32・33を示す拡大平面断面図である。
【0009】
図1においては、サッシ枠6・7が配置されている。該サッシ枠6・7に窓枠サッシが窓ガラスを嵌装した状態で摺動可能に嵌装されるのである。
そして、独立柱5の部分で、左右から直交して交差すべく突出されたサッシ枠6・7が固定されて、該固定部分の外側には外側化粧サッシ10が、内側には内側化粧サッシ14が嵌合される。
該外側化粧サッシ10を嵌合させる取付金具は、サッシ枠6・7より突出された外側化粧サッシ10を固定する為の化粧サッシ固定縁部6b・7bに、タッピング螺子で螺装固定されている。
同様に、内側化粧サッシ14を嵌合させる取付金具も、サッシ枠6・7から突出される化粧サッシ固定縁部6c・7cにタッピング螺子で螺装固定されいる。
【0010】
図7に示す従来の独立柱15と、図6に示す本発明の独立柱5とは、外径の大きさは同じであるが、角パイプの厚さが、図7の場合には3.2ミリであり、図6の場合が6ミリである。この厚さの相違により、サッシ枠6の幅を大きく取れる強度を独立柱5に与えることが出来るのである。
図7に示す如く、厚みが3.2ミリの場合には、独立柱15の角パイプの外周の平面部分が広くなるので、タッピングボルト34・35の為の平面を確保する余裕が発生する。
しかし、図6の如く、独立柱5を構成する角パイプの厚みが6ミリとなると、サッシ側固定金具2・3を当てる為の独立柱5の平面部分が狭くなり、挟持ボルト12・13を螺装する為の平面も独立柱5の外周面には取れなくなるのである。
【0011】
更に、独立柱5の厚さが厚すぎる為に、細い挟持ボルト12・13を螺装する為のタッピング螺子孔を開ける為のドリルも立ち難くなるのである。
本発明は、このような不具合を解消する為に、独立柱5の周囲に別体として、柱側固定金具1を溶接固定したものである。
該柱側固定金具1の構造は、図5において図示されている如く、独立柱5の直交する平面に溶接固定する為の直交曲折部1f・1gと、挟持ボルト12・13を螺装する螺子孔1a・1bをタッピンク開口する部分である雌螺子突起部1c・1dとを突設している。該直交曲折部1f・1gの部分を独立柱5の直交する平面に溶接固定することにより、柱側固定金具1は固定している。
【0012】
前記独立柱5の表面の所定の位置に固定した状態の柱側固定金具1に、サッシ側固定金具2・3を挟持ボルト12・13により固定するのであるが、該独立柱5とサッシ側固定金具2・3との間で、挟持ボルト12・13の外周に付勢バネ22・23を嵌装している。
該付勢バネ22・23を嵌装することにより、サッシ枠6・7の固定用突出縁6a・7aを固定する場合において、付勢バネ22・23による付勢状態で挟持することができるので、完全な挟持状態を回避することができ、住宅の振動等を該付勢バネ22・23の部分で吸収することが可能となったのである。
【0013】
そして、本発明においては、独立柱5に対して、サッシ側固定金具2・3によりサッシ枠6・7を固定する挟持ボルト12・13は、頭部に六角レンチ17が嵌入する為の嵌入六角孔を設けたボルトとしている。
これにより、挟持ボルト12・13の頭部の六角外周にスパナを嵌合する必要がなく、六角レンチ17により直線的に螺子締めすることが出来るのである。
【0014】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するものである。
請求項1の如く、出隅コーナーにおいて、直交する両方向から突出されるサッシ枠6・7同士を、独立柱5に固定する構造において、該独立柱5に柱側固定金具1を溶接固定し、該柱側固定金具1にサッシ側固定金具2・3を螺装する雌螺子突起部1c・1dを直交して突設し、該雌螺子突起部1c・1dに挟持ボルト12・13によりサッシ側固定金具2・3を螺装し、該サッシ側固定金具2・3と独立柱5の直交する側面との間に、サッシ枠6・7の固定用突出縁6a・7aを挟持すべく構成したので、肉厚の大きな独立柱5に対して、挟持ボルト12・13を螺装する為の小径のタッピング孔を開口する必要がなくなったのである。即ち、独立柱5を厚みを厚くした場合にも、柱側固定金具1を独立柱5の外周に溶接固定することにより、簡単にサッシ枠6・7を固定する構造を作り上げることが出来たのである。
また、独立柱5を厚みの大きなかつ強度の高いものとすることが可能となり、出隅コーナーや出窓のサッシの開口幅を広くしても、独立柱5により十分に支持させる構造とすることが可能となったものである。
【0015】
請求項2の如く、コーナーサッシの柱への固定構造において、雌螺子突起部1c・1dとサッシ側固定金具2・3との間には、挟持ボルト12・13の外周に付勢バネ22・23を介装したので、サッシ枠6・7の固定用突出縁6a・7aの部分を挟持する部分において、付勢バネ22・23により、余裕を持った状態で押圧挟持することが可能となり、地震や揺れに対して、この揺れを誤差を吸収可能な、余裕を持ったコーナーサッシの固定構造とすることが出来たのである。
【0016】
請求項3の如く、コーナーサッシの柱への固定構造において、挟持ボルト12・13は、頭部に六角レンチの嵌合可能な、六角孔を穿設し、六角レンチにより挟持ボルト12・13を回転可能としたので、挟持ボルト12・13を螺装操作する場合において、六角レンチ17を真っ直ぐに挿入した状態で操作することが出来るので、組立作業が容易に出来るようになったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する出窓部分の正面図と側面図。
【図2】同じく図1の出窓部分の平面断面図。
【図3】独立柱5に対して柱側固定金具1を溶接固定し、サッシ側固定金具2・3によりサッシ枠6・7を固定する状態を示す斜視図。
【図4】六角レンチ17により挟持ボルト12・13を螺装する状態を示す斜視図。
【図5】独立柱5と柱側固定金具1とサッシ側固定金具2・3の部分を示す拡大斜視図。
【図6】柱側固定金具1とサッシ側固定金具2・3と挟持ボルト12・13とサッシ枠6・7の部分の拡大平面断面図。
【図7】従来の技術を示す独立柱15とサッシ側固定金具32・33を示す拡大平面断面図。
【符号の説明】
1 柱側固定金具
1a・1b 螺子孔
1c・1d 雌螺子突起部
1f・1g 直交曲折部
2・3 サッシ側固定金具
5・15 独立柱
6・7 サッシ枠
10 外側化粧サッシ
14 内側化粧サッシ
12・13 挟持ボルト
17 六角レンチ

Claims (3)

  1. 出隅コーナーにおいて、直交する両方向から突出されるサッシ枠6・7同士を、独立柱5に固定する構造において、該独立柱5に柱側固定金具1を溶接固定し、該柱側固定金具1にサッシ側固定金具2・3を螺装する雌螺子突起部1c・1dを直交して突設し、該雌螺子突起部1c・1dに挟持ボルト12・13によりサッシ側固定金具2・3を螺装し、該サッシ側固定金具2・3と独立柱5の直交する側面との間に、サッシ枠6・7の固定用突出縁6a・7aを挟持することを特徴とするコーナーサッシの固定構造。
  2. 請求項1記載のコーナーサッシの固定構造において、雌螺子突起部1c・1dとサッシ側固定金具2・3との間には、挟持ボルト12・13の外周に付勢バネ22・23を介装したことを特徴とするコーナーサッシの固定構造。
  3. 請求項2記載のコーナーサッシの固定構造において、挟持ボルト12・13は、頭部に六角レンチの嵌合可能な、六角孔を穿設し、六角レンチにより挟持ボルト12・13を回転可能としたことを特徴とするコーナーサッシの固定構造。
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