JP3543343B2 - 操作用対話装置 - Google Patents

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、X線診断装置、X線CT装置、MRI装置、PACS、および画像処理表示装置などに用いられる操作部に係り、特に階層構造を有する機能を画面表示し表示画面と対話をしながら選択して実行の指示または実行中の機能の終了の指示をする操作用対話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
医用画像診断装置や画像処理表示装置などは、オペレータが装置の有する機能を実行する手段として操作部に各種機能のON/OFFキーを設け、このキーを押すことにより機能の実行または実行中の機能の終了を指示している。このように操作部にキーを設ける場合、配置できるキーの数は操作部の物理的大きさにより制限される。そこで、最近ではTVモニタまたは液晶表示器のような情報表示部と抵抗膜を利用したタッチパネルのような位置入力器を組み合わせた操作部が利用されている。この情報表示部の画面に装置の有する機能のキーを表示する。そして、オペレータが機能を選択してキーを押すと、その位置を検出して入力することにより選択された機能を認識し、その機能を実行または終了させることができる。このようにして、表示画面のキーデザイン(機能)を変更することにより数多くの機能キーを切り替えて設けることができるようになる。
【0003】
このような機能の中に複数の子機能を有する場合は、キーを押すことによって実行または終了のみの指示では不十分である。この場合は装置とオペレータの間で対話が必要となる。このため、対話情報を情報表示部に表示し、オペレータが複数の子機能の中から一つを選択し、それを指示する仕組みが必要になる。さらに、一つの子機能に複数の孫機能が存在する場合は、子機能の選択後に孫機能の対話画面を表示し選択させる必要がある。このように機能が階層構造をしていて複雑になると、オペレータは現在選択しようとしている機能が子機能か孫機能か分からなくなってしまう。そこで、従来、これを回避するため、図34に示すように、階層的に機能を選択していく際に対話画面の表示位置を少しずつずらして表示するものがある。これにより、現在選択しようとしている機能の階層位置を目視で判断することができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこの種の医用画像診断装置や画像処理表示装置などにおける操作用対話装置では、階層構造をもつ機能では一つの孫機能を実行するために、各階層を順に選択してゆく必要があり瞬時に実行することができないという不具合があった。また、複数の機能を同時に実行させることができる装置では、複数の機能を実行させると対話画面が重なり合い、画面が複雑になるため実行中の機能を認識することが難しくなるという欠点があった。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、機能の階層構造を同一画面に表示して子機能や孫機能を瞬時に選択でき、かつ対話画面の重なり情報を管理することにより実行中の機能を容易に認識することができる操作用対話装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、医用画像診断装置を操作するための操作用対話装置において、親機能領域と子機能領域を同一画面上に備え、実行可能な階層構造の機能を選択するための複数のキーデザインを含む画面をする情報表示手段と、前記情報表示手段に取り付けられ、押された位置を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて、選択された機能を判定する判定手段と、前記選択された機能の実行順序の情報を記憶する対話画面管理テーブルと、前記選択された機能が親機能である場合、その親機能に対応する子機能のキーデザインを前記画面の子機能領域に表示させ、前記親機能の実行終了又は子機能領域の画面の消去が指示された時に、その指示に対応する子機能領域の画面を消去すると共に、前記対話画面管理テーブルの実行順序の情報に基づいて、他の実行中の親機能に対応する子機能のキーデザインを、その消去された画面の子機能領域部分に表示させる手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
【作用】
本発明によれば、親、子機能とその階層構造が認識可能に表示されるため、次の機能選択の誤りを防止でき、医用診断装置の操作を行う際のオペレータの負担を軽減することができる。さらに、実行中の親機能を実行した終了した場合、その子機能領域の対話画面を消去すると共に、その消去された子機能領域部分に対話画面管理テーブルの情報に基づいて他の子機能の対話画面が表示される。
【0008】
【実施例】
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の操作用対話装置の基本構成を示すブロック図である。図1において、符号1はCPUであり、このCPU1は全体の制御を行う。CPU1の制御下でグラフィックメモリ2に機能を示すキーデザインや各種デザインなどの情報を描画する。このグラフィックメモリ2は表示制御部3から記録している情報を順次読み出すためのアドレス信号をもらって情報をD/A変換器4に出力する。また表示制御部3はD/A変換器4に一画面を識別する同期信号を出力する。グラフィックメモリ2より読み出されたデータはD/A変換器4により順次D/A変換される。D/A変換された画面情報は情報表示器7に表示される。これにより、CPU1がグラフィックメモリ2に描画した機能を示すキーデザインや各種デザインなどの情報は情報表示器7に表示される。この情報表示器7には位置検出器8が取り付けられている。この位置検出器8がオペレータにより押されると、その押された位置座標を検出し、その座標に応じたX位置信号とY位置信号が出力される。このX位置信号はX位置用A/D変換器6aに、またY位置信号はY位置用A/D変換器6bに入力される。ディジタル信号化されたX、Yの位置情報は位置入力部5を経由してCPU1が読み取る。CPU1にて機能を示すキーデザインを描画した位置と押された位置情報を照合することにより、キーが押されたかどうか、またどのキーが押されたかを判定することができる。なお、符号9は磁気ディスクなどの不揮発性記録媒体であり、装置が有する機能を管理するための機能管理テーブル、各機能のキーデザイン描画管理テーブル、および優先子機能や優先孫機能などを登録し記憶しておくためのものである。また、符号10はCPUメモリなどの揮発性記録媒体であり、実行中の機能の管理および子機能や孫機能の領域の描画制御を行うための対話画面管理テーブルを記憶しておくためのものである。これら管理テーブルに基づいてCPU1がグラフィックメモリ2に描画することにより各種の機能を示すキーが情報表示器7に表示される。
【0009】
以下に情報表示器7に表示される機能を示すキーデザインや各種のデザインの実施例を示す。
図2は、本発明の操作用対話装置の画面の実施例を示す図である。上記のように、CPU1は磁気ディスク9に記録してある機能管理テーブルやキーデザイン描画管理テーブルに基づいてグラフィックメモリ2の描画領域11を仮想的に親機能領域12、子機能領域13、および孫機能領域14の3つに分割する。図2に示すように、親機能領域12内に子機能領域13を、子機能領域13内に孫機能領域14をそれぞれ設けている。CPU1は親機能、子機能、および孫機能の対話画面をそれぞれ独立に管理する。まず、親機能領域に親機能の対話画面を描画する。図2においては、機能Aから機能Fまでのキーが表示されている。
オペレータは親機能の対話画面から実行したい親機能(機能Aから機能Fの中のいずれか)を選択し、そのキーデザインを押す。これにより、CPU1は上記のようにして、その位置情報から選択された親機能を認識する。そして、CPU1は選択された親機能の子機能に関する対話画面を子機能領域13に描画する。
【0010】
オペレータは表示された子機能の対話画面から実行したい子機能(図2においては具体例は表示されてない)を選択し、そのキーデザインを押す。これにより、CPU1はその位置情報から選択された子機能を認識する。CPU1は選択された子機能を実行する。
また、子機能に孫機能がある場合は、同様にしてCPU1は選択された子機能の孫機能に関する対話画面を孫機能領域14に描画する。オペレータは表示された孫機能の対話画面から実行したい孫機能(図2においては具体例は表示されてない)を選択し、そのキーデザインを押して実行させる。
【0011】
図3は、本発明の操作用対話装置の画面の一例を示す図である。図3(a)には親機能領域12、子機能領域13、および孫機能領域14の境界にそれぞれ予め同一方向からの陰影(12a、13aおよび14a)をデザインとして付加的に描画した例が示されている。このように対話画面を表示することによりオペレータは親、子および孫の階層構造を目視で認識することができる。図3(b)は親機能領域12、子機能領域13、および孫機能領域14を立体的に表示して示したもので親、子および孫の各対話画面をそれぞれ独立に管理できることを示している。
【0012】
図4は、本発明の操作用対話装置の画面の他の例を示す図である。図4においては、親機能領域12、子機能領域13、および孫機能領域14の境界の近傍に予め階層の展開を示すデザイン15および16を付加的に描画しておく。この対話画面を表示することによりオペレータは親、子および孫の階層構造を目視で認識することができる。
【0013】
図5は、本発明の操作用対話装置の画面の他の実施例を示す図である。オペレータが図2に示す親機能領域12の対話画面の中から機能を選択し、該当するキーデザインを押す。CPU1は位置検出器8からの位置情報により押された位置を認識し、選択された親機能を認識する。選択された親機能が実行状態でない場合は、CPU1は選択された親機能を実行状態としその子機能の対話画面を子機能領域13に表示する。そして、CPU1は選択された親機能のキーデザインを実行状態の表示に書き替える。図5の例では機能Aが選択され実行状態の表示に書き替えられている。また、選択された親機能が実行状態である場合は、CPU1はその親機能の実行を中断し終了させてその子機能の対話画面を子機能領域13から消去するとともにその親機能のキーデザインを実行状態の表示から基本デザインに戻す。なお、子機能が孫機能を有する場合は同様の動作を展開する。
【0014】
図6は、本発明の操作用対話装置の画面の別の実施例を示す図である。オペレータが図5に示すように既に実行中の親機能がある状態で親機能領域12の対話画面の中から次に実行する新たな機能を選択し、該当するキーデザインを押す。CPU1は位置検出器8からの位置情報により押された位置を認識し、新たに選択された親機能を認識する。CPU1は新たに選択された親機能を実行状態としその子機能の対話画面を子機能領域13に表示する。これにより、前に実行していた子機能の対話画面は消える。また、CPU1は新たに選択された親機能のキーデザインを実行状態の表示に書き替える。図6の例では機能Eが新たに選択され実行状態の表示に書き替えられている。なお、新たに表示された子機能が孫機能を有する場合は同様の動作を展開する。そして、CPU1は複数の親機能が実行状態にあることを認識し、その実行順をCPUメモリ10に記憶し管理するとともにそれらの子機能および孫機能の対話画面の情報も記憶し管理する。
【0015】
図7は、本発明の操作用対話装置の画面のさらに他の実施例を示す図である。この例は各子機能の対話画面に予め子機能領域13の対話画面の切り替え要求キーデザイン17を付加している。これにより、オペレータが消えた子機能の対話画面を再び利用したいと思ったとき、この切り替え要求キーデザイン17を押す。するとCPU1は位置検出器8からの位置情報により押された位置を認識し、切り替え要求キー17が押されたことを認識し、CPUメモリ10に記憶していた親機能の実行順に従い前の子機能の対話画面を読み出し改めて表示する。これにより、それまで表示していた子機能の対話画面は消える。図7の例では、図6の例で示す状態で切り替え要求キー17が押され、子機能の対話画面が親機能Eの子機能の対話画面からその前の親機能Aの子機能の対話画面に切り替わり表示されている。
【0016】
図8は、本発明の操作用対話装置の画面のさらに他の実施例を示す図である。この例は各子機能の対話画面に予め子機能領域13の対話画面の消去要求キーデザイン18を付加している。これにより、オペレータが表示中の子機能の対話画面を誤って操作することを回避したい場合、対話画面の消去要求キーデザイン18を押す。するとCPU1は位置検出器8からの位置情報により押された位置を認識し、消去要求キー18が押されたことを認識する。そして、対話画面を初期の子機能領域13のデザインに戻す。もし、複数の親機能が実行状態にある場合は、記憶し管理している親機能の実行順に従い前の子機能の対話画面を読み出し改めて表示する。これにより、それまで表示していた子機能の対話画面は消える。
【0017】
なお、上記の切り替え要求キー17および消去要求キー18については、主に親機能の対話画面に対する子機能の対話画面の切り替え・消去要求に関して説明したが、子機能の対話画面に対する孫機能の対話画面でも同様の作用を行うようにすることもできる。
【0018】
また、各親機能ごとに実行要求を受けたときに優先的に実行する子機能および孫機能を予め磁気ディスク9に記録されている機能管理テーブルに優先子機能テーブルや優先孫機能テーブルなどを設けて登録し記憶しておくこともできる。こうしておくと、オペレータが親機能領域の対話画面の中から実行する親機能を選択し、該当するキーデザインを押す。するとCPU1は位置検出器8からの位置情報により押された位置を認識し、選択された親機能を認識する。CPU1はこの選択された親機能を実行状態とし、同時に記憶している優先度に従って子機能および孫機能を自動的に順次実行してゆく。これにより、オペレータからの親機能の実行要求だけで、子機能および孫機能を選択することなく優先度の高いものを実行状態とする。そして、記憶している優先度を固定することなく、入れ替え登録可能にしておき、親機能の実行状態を中断するときの子機能および孫機能を優先度の高いものとして記憶することもできる。このようにすることにより、次に選択したとき前の状態を継続して実行状態とすることができる。
【0019】
次に、図9〜図27を用いて具体的実施例を説明する。この実施例の装置は親機能に画像処理や画像ファイルなどに関する機能が設定される。ここでは、画像拡大、画像間演算、文字入力、および画像記録の各機能キーを有するものとする。画像拡大機能は表示する画像の任意の領域を固定倍率で拡大表示する。画像間演算機能は2画像間の加算や減算を行う。文字入力機能は固定倍率で任意の文字を画像の上に描画する。また、画像記録機能は表示画像を記録媒体に記録したり記録媒体から読み出し再生する。
各親機能は子機能を持っている。画像拡大機能では画像拡大率として1倍、2倍、4倍、および8倍の各機能キーを有する。画像間演算機能では画像間加算および画像間減算の各機能キーを有する。文字入力機能では文字倍率として1倍、2倍、4倍、および8倍の各機能キーを有する。また、画像記録機能では画像記録および画像再生の各機能キーを有する。
さらに、子機能の一部には孫機能を持つものがある。画像拡大機能では画像を拡大する領域を上下左右に移動させる機能キーを有する。また、文字入力機能では文字の描画位置を移動させる機能キーを有する。
【0020】
これらの機能は図9に示す機能管理テーブルに登録されており、この機能管理テーブルは磁気ディスク9などの不揮発性記録媒体に記録しておく。図9に示すように機能管理テーブルは親機能テーブル、子機能テーブルおよび最優先子機能テーブルを有する。親機能テーブルおよび子機能テーブルには上記各機能が登録される。また、最優先子機能テーブルの画像拡大機能の欄には2倍が、そして文字入力機能の欄には4倍が登録されている。各テーブルには装置の実使用前にそれぞれの機能が登録される。最優先子機能テーブルについては各親機能の実行終了時に選択されていた子機能を随時登録するものとする。
また、これらの機能は図10に示すキー描画管理テーブルに基づいてCPU1によりグラフィックメモリ2に描画される。このキー描画管理テーブルも磁気ディスク9などの不揮発性記録媒体に記録されている。図10に示すようにキー描画管理テーブルは親機能、子機能、および孫機能などの各キーデザインを描画するための描画座標や描画サイズを個別に管理する。各テーブルには装置の実使用前にそれぞれのデータが登録される。なお、この描画管理テーブルには示されていないが切替や消去などの機能も描画座標や描画サイズが付与されていて管理されている。また、図9および図10に示す管理テーブルの各機能やデータは固定的なものではなく必要に応じて登録し直して差し替えることができる。
【0021】
以下に、この具体的実施例の作用・動作を説明する。この場合、実行している機能の管理や描画制御を行うために図11に示すような対話画面管理テーブルを有する。この対話画面管理テーブルはCPUメモリ10などの揮発性記録媒体に記録される。この対話画面管理テーブルには親機能の実行順に親機能名を実行親機能テーブルを登録する。親機能が実行された時、子機能描画テーブルには「描画中」を登録する。また、子機能の中で、実行している子機能名を実行子機能テーブルに登録する。さらに、その子機能の孫機能が実行中の場合は孫機能管理テーブルに「有り」を登録する。
【0022】
(1) 装置が起動されると、図12に示すように親機能領域12に上記4種類の親機能を示すキーが描画される。また、子機能領域13には切替要求キー17および消去要求キー18が描画される。
【0023】
(2) オペレータにより画像拡大を示すキーが選択されて押されると図13に示すようにそのキーを実行状態の表示にするとともに子機能領域13に画像拡大率を選択するための1倍、2倍、4倍および8倍の各機能キーが描画される。
【0024】
(3) この時、子機能の中に優先度の高い機能がある場合にはその子機能を優先的に実行状態とする。この実施例では画像拡大率2倍が最優先機能として登録されているので、自動的に画像を2倍に拡大してモニタなどに表示する。そして、図14に示すように子機能領域13の2倍のキーを実行状態の表示にするとともに孫機能領域14に拡大領域を上下左右に移動させる機能キーと確定キー19とが描画される。この時の対話画面管理テーブルを図15に示す。
【0025】
(4) オペレータにより孫機能の拡大領域を上に移動させる↑キーが押されると、画像の拡大領域を上に移動させてモニタなどに表示する。移動が所望の状態になるとオペレータにより確定キー19が押され、拡大領域の移動を終了するとともに図16に示すように孫機能領域14の描画を消す。これにより画像拡大機能の動作を終える。この時の対話画面管理テーブルを図17に示す。図17では、孫機能の動作を終了して孫機能領域14の描画を消しているので、孫機能管理テーブルは「なし」が登録されている。
【0026】
(5) このように、画像拡大の機能が実行状態のときにオペレータにより親機能の画像間演算キーが押されると、図18に示すようにそのキーを実行状態の表示にするとともに子機能領域13に画像間演算の実行機能を選択するための画像間加算および画像間減算のキーが描画される。このとき、前に描画していた画像拡大の子機能領域の各キーは消される。また、この画像間演算機能には孫機能がないため孫機能領域は持たない。この時の対話画面管理テーブルを図19に示す。図19から先ず画像拡大が実行され、続いて画像間演算が実行されたことが分かる。画像拡大および画像間演算ともに子機能描画があり、現在は画像間演算の子機能が描画されており、画像拡大では子機能の「2倍」が選択され、その孫機能の拡大領域の移動は終了していることが分かる。
【0027】
(6) オペレータにより子機能領域13の画像間減算のキーが押されると図20に示すようにそのキーを実行状態の表示にする。そして、対象となる画像間の減算を行いモニタなどに表示する。この時の対話画面管理テーブルを図21に示す。画像間演算にて画像間減算が選択されたので、実行子機能テーブルに画像間減算が登録されている。この画像間減算には孫機能がないため孫機能管理テーブルには「なし」が登録されている。
【0028】
(7) ここで、オペレータにより対話画面の切替キー17が押されると、図22に示すように、現在実行状態にある画像間演算機能の前に実行していた画像拡大機能の子機能領域13が改めて描画される。子機能の2倍キーが実行状態の表示で描画される。この時の対話画面管理テーブルを図23に示す。対話画面切り替え要求が押されたので、実行中の親機能の前に実行していた親機能に実行権が移動する。このため、画像拡大の子機能描画テーブルが「描画中」となり、一方、画像間演算の子機能描画テーブルは「有り」となる。
【0029】
(8) そして、画像拡大の機能を終了するために親機能領域12の画像拡大キーがオペレータにより押されると画像拡大の実行を終了するとともに図24に示すように画像拡大キーの実行状態表示を消す。また、この場合画像拡大を実行する直前に画像間演算を実行しているため、子機能領域13に改めて画像間演算の子機能領域が描画される。画像間加算および画像間減算のキーが描画され、画像間減算のキーが実行状態の表示で描画される。この時の対話画面管理テーブルを図25に示す。親機能の実行が終了すると、この管理テーブルから削除される。画像拡大の機能を終了させたので、実行番号1に画像間演算が移動し、画像拡大に関するものは消える。
【0030】
(9) この状態で子機能の誤操作を防ぐためにオペレータにより対話画面の消去キー18が押されると、対話画面管理テーブルを参照して画像間演算より前に実行している親機能があるかどうかを判定する。この場合は、他に実行している親機能がないため図26に示すように子機能領域の対話画面の描画が消される。但し、画像間演算は継続する。この時の対話画面管理テーブルを図27に示す。子機能描画の消去要求が押されたので、子機能描画テーブルに「なし」が登録され描画が消される。仮に、画像間演算より前に実行している親機能がある場合にはその親機能の子機能領域の対話画面が切り替わって描画される。
【0031】
最後に、この具体的実施例における作用・動作のフローをフローチァートを用いて説明する。図28はメインフローを示す図である。図28において、装置が起動される(はじめ)と、親機能領域にキー描画管理テーブルにて親機能を示すキーおよび子機能領域に切替要求キーや消去要求キーが描画される(20)。そして、上記のように親機能が選択され、その選択された親機能の子機能の対話画面が描画される。描画された子機能の対話画面から子機能が選択され、その選択された子機能の孫機能の対話画面が描画される。同様に、描画された孫機能の対話画面から孫機能が選択されてそれぞれの機能が実行される。また、必要に応じて切替や消去の要求がなされて実行される。それぞれの選択は対話画面上のキーデザインを押すことによって行われる。押されたキーの位置座標を位置検出器で検出し位置入力部から入力する(21)。入力された位置情報からCPUはキー描画管理テーブルや対話画面管理テーブルを参照して押されたキーを判定する(22)。判定の結果、押されたキーが親機能キーであればその親機能処理(100)を、子機能キーであればその子機能処理(200)を、孫機能キーであればその孫機能処理(300)を実行し、また、切替要求キーであれば対話画面の切り替え(400)を、消去要求キーであれば対話画面の消去(500)を行う。そして、次にどの機能キーが押されるかを待ち、機能キーが押されるとステップ21に戻る。
【0032】
図29は親機能処理のフローチァートを示す図である。親機能キーが押されるとはじめ(100)となり、まず、その親機能が実行中であるかどうかを判定(101)する。判定の結果、YESの場合はその機能の実行を終了し、対話画面管理テーブルから実行状態を削除する(102)。同時にそのキーの実行状態表示を終了(103)し、対話画面管理テーブルから前に実行していた親機能の子機能領域を描画(104)し対話画面を表示する。また、判定の結果がNOの場合は対話画面管理テーブルに実行状態を登録(105)し、そのキーを実行状態表示(106)としてキー描画管理テーブルに基づいて子機能領域を描画(107)し対話画面を表示する。そして、機能管理テーブルから最優先子機能があるかどうかを判定(108)する。判定の結果、YESの場合はその登録されている最優先の子機能処理(200)を行う。また、判定の結果がNOの場合は表示された子機能対話画面から子機能を選択してキーを押してその子機能処理(200)を行う。
【0033】
図30は子機能処理のフローチァートを示す図である。最優先子機能が登録されているか、または子機能キーが押されるとはじめ(200)となり、まず、その子機能が実行中であるかどうかを判定(201)する。判定の結果、YESの場合はその機能の実行を終了し、対話画面管理テーブルから実行状態を削除する(202)。同時にそのキーの実行状態表示を終了(203)し、その子機能を終了(204)する。また、判定の結果がNOの場合は対話画面管理テーブルに実行状態を登録(205)し、そのキーを実行状態表示(206)として子機能を実行する(207)。そして、機能管理テーブルから孫機能があるかどうかを判定(208)する。判定の結果、YESの場合は孫機能領域を描画(209)して孫機能対話画面を表示する。また、判定の結果がNOの場合は子機能処理をおわる。
【0034】
図31は孫機能処理のフローチァートを示す図である。表示された孫機能の対話画面から実行する孫機能を選択してその孫機能を実行させるとはじめ(300)となり、実行させた孫機能が確定であるかどうかを判定(301)する。判定の結果、確定キーが押されてYESの場合は対話画面管理テーブルから実行状態を削除する(302)。同時に孫機能領域の描画を消して(303)、孫機能処理をおわる。判定の結果がNOの場合はその孫機能を実行(304)する。
【0035】
図32は切り替え処理のフローチァートを示す図である。切替要求キーが押されるとはじめ(400)となり、対話画面管理テーブル中の子機能描画の欄において、前に実行していた親機能の子機能描画管理を「描画中」とする(401)。そして、前に実行していた親機能の子機能領域を描画させるが、つぎに描画なしかどうかを判定(402)する。判定の結果、YESの場合はステップ401に戻り、NOの場合は子機能領域を描画(403)して対話画面を表示して切り替え処理をおわる。
【0036】
図33は消去処理のフローチァートを示す図である。消去要求キーが押されるとはじめ(500)となり、対話画面管理テーブルにて実行中の親機能の子機能描画を「なし」とし(501)、子機能領域の描画を消して子機能の対話画面を消去する。そして、その際対話画面の重なり情報が管理されている場合は重なり情報に従い前の対話画面に切り替えるため切り替え処理(400)を行う。
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば、親、子機能とその階層構造が認識可能に表示されるため、次の機能選択の誤りを防止でき、医用診断装置の操作を行う際のオペレータの負担を軽減することができる。さらに、実行中の親機能を実行した終了した場合、その子機能領域の対話画面を消去すると共に、その消去された子機能領域部分に他の子機能の対話画面が表示されるので、オペレータの負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の操作用対話装置の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の操作用対話装置の画面の実施例を示す図である。
【図3】本発明の操作用対話装置の画面の一例を示す図である。
【図4】本発明の操作用対話装置の画面の他の例を示す図である。
【図5】本発明の操作用対話装置の画面の他の実施例を示す図である。
【図6】本発明の操作用対話装置の画面の別の実施例を示す図である。
【図7】本発明の操作用対話装置の画面のさらに他の実施例を示す図である。
【図8】本発明の操作用対話装置の画面のさらに他の実施例を示す図である。
【図9】機能管理テーブルを示す図である。
【図10】キー描画管理テーブルを示す図である。
【図11】対話画面管理テーブルを示す図である。
【図12】本発明の操作用対話装置の画面の実施例を示す図である。
【図13】本発明の操作用対話装置の画面の実施例を示す図である。
【図14】本発明の操作用対話装置の画面の実施例を示す図である。
【図15】対話画面管理テーブルの例を示す図である。
【図16】本発明の操作用対話装置の画面の実施例を示す図である。
【図17】対話画面管理テーブルの例を示す図である。
【図18】本発明の操作用対話装置の画面の実施例を示す図である。
【図19】対話画面管理テーブルの例を示す図である。
【図20】本発明の操作用対話装置の画面の実施例を示す図である。
【図21】対話画面管理テーブルの例を示す図である。
【図22】本発明の操作用対話装置の画面の実施例を示す図である。
【図23】対話画面管理テーブルの例を示す図である。
【図24】本発明の操作用対話装置の画面の実施例を示す図である。
【図25】対話画面管理テーブルの例を示す図である。
【図26】本発明の操作用対話装置の画面の実施例を示す図である。
【図27】対話画面管理テーブルの例を示す図である。
【図28】本発明の操作用対話装置による動作のメインフローを示す図である。
【図29】親機能処理のフローチァートを示す図である。
【図30】子機能処理のフローチァートを示す図である。
【図31】孫機能処理のフローチァートを示す図である。
【図32】切り替え処理のフローチァートを示す図である。
【図33】消去処理のフローチァートを示す図である。
【図34】従来技術を説明するための図である。
【符号の説明】
1 CPU
2 グラフィックメモリ
3 表示制御部
4 D/A変換器
5 位置入力部
6 座標位置用A/D変換器
7 情報表示器
8 位置検出器
9 磁気ディスクなどの不揮発性記録媒体
10 CPUメモリなどの揮発性記録媒体
11 描画領域
12 親機能領域
13 子機能領域
14 孫機能領域
15 階層の展開を示すデザイン
16 階層の展開を示すデザイン
17 切り替え要求キーデザイン
18 消去要求キーデザイン
19 確定キー

Claims (5)

  1. 医用画像診断装置を操作するための操作用対話装置において、
    親機能領域と子機能領域を同一画面上に備え、実行可能な階層構造の機能を選択するための複数のキーデザインを含む画面をする情報表示手段と、
    前記情報表示手段に取り付けられ、押された位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて、選択された機能を判定する判定手段と、
    前記選択された機能の実行順序の情報を記憶する対話画面管理テーブルと、
    前記選択された機能が親機能である場合、その親機能に対応する子機能のキーデザインを前記画面の子機能領域に表示させ、前記親機能の実行終了又は子機能領域の画面の消去が指示された時に、その指示に対応する子機能領域の画面を消去すると共に、前記対話画面管理テーブルの実行順序の情報に基づいて、他の実行中の親機能に対応する子機能のキーデザインを、その消去された画面の子機能領域部分に表示させる手段とを備えることを特徴とする操作用対話装置。
  2. 前記親機能領域、前記子機能領域の境界またはその近傍に階層構造を表示する手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の医用診断装置の操作用対話装置。
  3. 前記キーデザインは、その機能が実行状態である場合と、実行状態でない場合で表示が切り替わるものであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の医用診断装置の操作用対話装置。
  4. 前記子機能の中で優先度の高い機能を予め登録する手段を有し、親機能の実行の指示を受けると自動的に優先度の高い子機能を選択し実行することを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれか1項記載の医用診断装置の操作用対話装置。
  5. 優先度の高い子機能として、実行中の親機能を終了する直前の子機能を登録することを特徴とする請求項4記載の医用診断装置の操作用対話装置。
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