JP3540664B2 - 電気手術装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は電気手術装置、更に詳しくは高周波電流の出力制御部分に特徴のある電気手術装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電気メス等の電気手術装置は、外科手術あるいは内科手術で生体組織の切開や凝固、止血等の処置を行う際に用いられる。
【0003】
このような電気手術装置には、高周波焼灼電源と、この高周波焼灼電源に接続される処置具が設けられており、処置具を患部に接触させ高周波焼灼電源から高周波電流を供給することで上記処置を行う。
【0004】
上述した電気手術装置は従来より種々提案されており、例えば特開平8−98845号公報では、凝固する組織の炭化を防止し、組織の電極への付着を防止するため、凝固の終了を組織インピーダンスより判定し、高周波出力を停止する技術が示されている。
【0005】
また、特開平10−225462号公報には、特開平8−98845号公報と同様の目的を達成するため高周波出力を低下させる技術が示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開平8−98845号公報の電気手術装置では、凝固が終了した時点で出力を停止してしまうため、電極を移動させ一回の出力で数カ所の組織を一度に凝固することができないといった問題がある。
【0007】
同様に、上記特開平10−225462号公報においても、電極を移動させ一回の出力で数カ所の組織を一度に凝固する場合、2箇所目以降の組織を凝固すると出力が低下したままであるため組織の凝固が十分に行えないという問題がある。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、凝固する組織の炭化を防止し、組織の電極への付着を防止しつつ、電極を移動させ一回の出力で数カ所の組織を一度に凝固することのできる電気手術装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明による電気手術装置は、高周波電流を発生する発生手段と、前記高周波電流の電流及び/又は電圧を測定する測定手段と、前記高周波電流を調整可能な調整手段と、前記測定手段からの情報に基づき、前記高周波電流の出力を可変させるように前記調整手段を制御する制御回路とを有し、手術具に前記高周波電流を供給する電気手術装置において、前記制御回路は、初期出力となる第1の高周波電流にて測定された前記測定手段の第1の情報に基づき、前記第1の高周波電流より低い第2の高周波電流を出力可能に前記調整手段を制御する第1の制御機能と、前記第1の制御機能によって出力される前記第2の高周波電流にて測定された前記測定手段の第2の情報に基づき、前記第2の高周波電流より高い第3の高周波電流を出力可能に前記調整手段を制御する第2の制御機能とを実行する。
【0010】
本発明の電気手術装置では、前記制御回路が前記高周波電流を減少させた後に、前記測定手段からの情報により出力を増加させるように前記調整手段を制御することで、凝固する組織の炭化を防止し、組織の電極への付着を防止しつつ、電極を移動させ一回の出力で数カ所の組織を一度に凝固することを可能とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について述べる。
【0012】
図1ないし図6は本発明の第1の実施の形態に係わり、図1は電気手術装置の構成を示す構成図、図2は図1の高周波焼灼電源の構成を示す構成図、図3は図2の高周波焼灼電源の作用を説明する第1の説明図、図4は図2の高周波焼灼電源の作用を説明する第2の説明図、図5は図2の制御回路の制御の流れを示すフローチャート、図6は図2の高周波焼灼電源の前面パネルの一例を示す図である。
【0013】
(構成)
図1に示すように、本実施の形態の電気手術装置1は、高周波焼灼電源2を備え、高周波焼灼電源2は電極3を介して患者4に接続されている。また、高周波焼灼電源2には切開ペダル5と凝固ペダル6とを備えたフットスイッチ7が接続されている。なお、電極3としては単極、多極いずれの電極を用いても良い。
【0014】
図2に示すように、高周波焼灼電源2は、直流電流を供給する直流電源回路11と、直流電源回路11からの直流電流を高周波電流に変換する高周波発生回路12と、高周波発生回路12に対して高周波電流の波形を制御する波形生成回路13と、高周波発生回路12からの高周波電流を電極3に出力する出力トランス14と、出力トランス14より出力される出力電流を検出する電流センサ15と、電流センサ15により検出された電流値をA/D変換するA/D変換器16と、A/D変換器16からのデジタル化された電流データに基づいて直流電源回路11及び波形生成回路13を制御する制御回路17とを備えて構成される。
【0015】
(作用)
このように構成された本実施の形態の作用について説明する。
【0016】
図3に示すように、直流電源回路11の電源電圧Vを初期電圧V0として高周波焼灼電源2より出力を開始すると、図4に示すように、患者4の組織変化により高周波電流は順次上昇し時刻T1で最大電流値Imaxを迎える。その後組織の凝固により高周波電流は減少する。
【0017】
本実施の形態では、高周波電流を監視して直流電源回路11の電圧を、図5に示すフローチャートに従って制御回路17が制御する。
【0018】
すなわち、フットスイッチ7の凝固ペダル6が踏まれた場合、制御回路17は直流電源回路11へ制御信号を送り、ステップS1で直流電源回路7の電圧Vを初期値V0に制御し、ステップS2で最大電流値Imaxに「0」を設定する。これにより、直流電源回路11から高周波発生回路12に供給された直流電流は高周波発生回路12において波形生成回路13の信号に従った高周波電流に変換され、出力トランス14、電極3を介し、患者4に供給される。
【0019】
次に、ステップS3で高周波電流は電流センサ15で検出され、A/D変換器16でデジタルデータに変換され、制御回路17で測定電流値Iとして測定される。制御回路13では、ステップS4でこの測定電流値Iと最大電流値Imaxを比較する。
【0020】
ステップS4でI≧I maxの場合は、ステップS5でI maxにIを代入し、ステップS3に戻り電流値Iの測定を繰り返す。この繰り返し処理により図4の時刻T1における最大電流値Imaxに到達する。
【0021】
ステップS4でI<I maxの場合、ステップS6でI max>1.5A かどうか判断し、I max>1.5A であればステップS7で定数aに「0.8」を代入しステップS9に進む。
【0022】
ステップS6でI max≦1.5AであればステップS8で定数aに「0.7」を代入しステップS9に進む。
【0023】
ここで、ステップS6におけるI max>1.5Aという条件を、複数種の電極で適切な制御を行うために、例えばI max<(直流電源回路11の出力電圧)×m+n(m,nは定数)のように出力に関するパラメータ関数しても良く、さらにI max>1.5Aという条件と併用しても良い。
【0024】
次に、ステップS9でIとI max×aとを比較し、I≧I max×aが成立していればステップS3に戻り再度電流値Iを測定し、前述の判断を繰り返す。この繰り返し処理により図4の時刻T2におけるImax×aに到達する。
【0025】
ステップS9でI<I max×aが成立した判断した場合は、ステップS10でVにV0×0.5が設定され、図3の時刻T2に示すように、VがV0×0.5になるように制御回路17から直流電源回路7に制御信号が送られる。なお、このステップS10では最小電流値Iminに∞が設定される。
【0026】
ここで、VにV0×0.5を代入するまでに所望の遅延時間を持っても良い。また、I<I max×aはI maxの代わりに出力開始直後の電流値を用いても良い。さらに、定数aは出力開始直後の電流値を基に可変しても良い。
【0027】
VにV0×0.5を代入する条件として、上記のように電流値で判断するのではなく、次の方法を使用しても良い。電流の変化率を求めるために、測定された高周波電流Iから一回前の高周波電流の測定値を引き、その値が予め定められた定数を下回った時点から(0を含む)予め定められた時間が経過した後にVにV0×0.5を代入する。この定数は出力開始からの電流の最大値、または出力開始直後の電流値によって可変しても良い。
【0028】
ステップS10でVにV0×0.5を代入した後も、ステップS11で電流値Iの測定が繰り返され、ステップS12でIとIminが比較され、I≦Iminの場合、ステップS13でIminにIが代入され、ステップS11に戻り電流値の測定を繰り返す。この繰り返し処理により図4の時刻T3における最小電流値Iminに到達する。
【0029】
ステップS12でI>Iminの場合、ステップS14でIとImin×2とを比較し、I≦Imin×2が成立していればステップS11に戻り再度電流値Iを測定し、前述の判断を繰り返す。この繰り返し処理により図4の時刻T4におけるImin×2に到達する。
【0030】
ステップS14でI>Imin×2が成立した判断した場合は、Vに(I max−Imin)×2×V0/I maxを代入し、図3の時刻T4に示すように、ステップS15でVが(I max−Imin)×2×V0/I maxになるように制御回路17から直流電源回路7に制御信号が送られ、ステップS2の初期の制御に戻る。但し、(I max−Imin)×2×V0/I maxがV0より大きい場合、VにはV0が代入される。
【0031】
(効果)
このように本実施の形態では、制御回路17が高周波電流の電流値を測定し、電流値に基づき直流電源回路7の電源電圧を制御するので、凝固する組織の炭化を防止し、組織の電極への付着を防止しつつ、電極を移動させ一回の出力で数カ所の組織を一度に凝固することができる。
【0032】
なお、図6に示すように、高周波焼灼電源2では前面パネル21上のモード選択スイッチ22を押すことにより、電源電圧VをV0に保つか、前述の説明の様に交互にV0×0.5とV0に制御するか選択できる。また、電源電圧Vを前述の説明の様に制御する場合、出力設定表示計23の百位にAを表示する。
【0033】
図7ないし図9は本発明の第2の実施の形態に係わり、図7は高周波焼灼電源の構成を示す構成図、図8は図7の高周波焼灼電源の作用を説明する第1の説明図、図9は図7の高周波焼灼電源の作用を説明する第2の説明図である。
【0034】
第2の実施の形態は、第1の実施の形態とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0035】
(構成)
本実施の形態では、図7に示すように、出力トランス14の両端に電圧センサ31が取り付けられており、電圧センサ31の信号はA/D変換器16を介し制御回路17に接続されている。
【0036】
(作用)
出力を開始した後の組織抵抗の変化を示す図8及び直流電源回路11の電圧の変化を示す図9を参照して本実施の形態の作用について説明する。
【0037】
フットスイッチ7の凝固ペダル55踏まれた場合、制御回路17は直流電源回路11へ制御信号を送り、直流電源回路11の電圧Vを初期値V0に制御する。直流電源回路11から高周波発生回路12に供給され直流電流は高周波発生回路12において波形生成回路13の信号に従った高周波電流に変換され、出力トランス14、電極3を介し、患者4に供給される。
【0038】
この高周波電流は電流センサ15、電圧センサ31で測定され、A/D変換器16でデジタルデータに変換され、制御回路17へ送られる。制御回路17ではこの高周波電流の値と高周波電圧の値より組織抵抗値を計算する。組織抵抗値が減少から増加に転じた場合(図8の時刻T1:0を含む)、予め定められた時間が経過した後(図8の時刻T2)、図9に示すように電源電圧VをV0×0.5に減少させる。その後、制御回路17は第1の実施の形態と同様のフローに従い、組織抵抗値の最大値Z maxを求め、測定した組織抵抗値との比較を繰り返す。組織抵抗値がZ max×aを下回った場合、電源電圧VをV0に戻す。ここで、定数aは組織抵抗の最大値Z max の関数にしても良く、また、出力開始直後の組織抵抗値の関数にしても良い。更に、測定した組織抵抗値が出力開始直後の組織抵抗値に定数を乗じた値を下回った場合、電源電圧VをV0×0.5に減少させても良い。
【0039】
(効果)
このように組織抵抗値を用いても、第1の実施の形態と同様な効果を得ることができる。
【0040】
[付記]
(付記項1) 高周波電流を発生する発生手段と、
前記高周波電流の電流を測定する測定手段と、
前記高周波電流の出力を調整する調整手段と、
測定した電流値が、出力開始からの電流値の最大値に予め定められた定数を乗じた値を下回った時点から、(0を含む)予め定められた時間が経過した後に、前記高周波電流の出力を減少させるように前記調整手段を制御する制御回路を
を備えたことを特徴とする電気手術装置。
【0041】
(付記項2) 高周波電流を発生する発生手段と、
前記高周波電流の電流を測定する測定手段と、
前記高周波電流の出力を調整する調整手段と、
測定した電流値が、出力開始直後の電流値に予め定められた定数を乗じた値を下回った時点から、(0を含む)予め定められた時間が経過した後に、前記高周波電流の出力を減少させるように前記調整手段を制御する制御回路と
を備えたことを特徴とする電気手術装置。
【0042】
(付記項3) 前記定数を出力開始からの電流値の最大値によって可変する
ことを特徴とする付記項1または2に記載の電気手術装置。
【0043】
(付記項4) 前記定数を出力開始直後の電流値によって可変する
ことを特徴とする付記項1または2に記載の電気手術装置。
【0044】
(付記項5) 高周波電流を発生する発生手段と、
前記高周波電流の電流を測定する測定手段と、
前記高周波電流の出力を調整する調整手段と、
測定した電流値の変化率が、予め定められた定数を下回った時点から、(0を含む)予め定められた時間が経過した後に、前記高周波電流の出力を減少させる様に前記調整手段を制御する制御回路と
を備えたことを特徴とする電気手術装置。
【0045】
(付記項6) 前記定数を出力開始からの電流値の最大値によって可変する
ことを特徴とする付記項5に記載の電気手術装置。
【0046】
(付記項7) 前記定数を出力開始直後の電流値によって可変する
ことを特徴とする付記項5に記載の電気手術装置。
【0047】
(付記項8) 高周波電流を発生する発生手段と、
前記高周波電流の電流及び電圧の測定手段と、
前記高周波電流の出力を調整する調整手段と、
測定した電流及び電圧より求めた抵抗値が、減少から増加に転じた時点から、(0を含む)予め定められた時間が経過した後に、前記高周波電流の出力を減少させる様に前記調整手段を制御する制御回路と
を備えたことを特徴とする電気手術装置。
【0048】
(付記項9) 高周波電流を発生する発生手段と、
前記高周波電流の電流及び電圧の測定手段と、
前記高周波電流の出力を調整する調整手段と、
測定した電流及び電圧より求めた抵抗値が、出力直後の抵抗値に予め定められた定数を乗じた値を下回った時点から、(0を含む)予め定められた時間が経過した後に、前記高周波電流の出力を減少させる様に前記調整手段を制御する制御回路と
を備えたことを特徴とする電気手術装置。
【0049】
(付記項10) 前記定数を出力開始からの抵抗値の最大値によって可変する
ことを特徴とする付記項9に記載の電気手術装置。
【0050】
(付記項11) 前記定数を出力開始直後の抵抗値によって可変する
ことを特徴とする付記項9に記載の電気手術装置。
【0051】
(付記項12) 高周波電流を発生する発生手段と、
前記高周波電流の電流及び/または電圧を測定する測定手段と、
前記高周波電流の出力を調整する調整手段と、
前記測定手段からの情報により前記高周波電流の出力を減少させるように前記調整手段を制御する制御回路と
を有し、手術具に前記高周波電流を供給する電気手術装置において、
前記制御回路は、
前記高周波電流を減少させた後に、前記測定手段からの情報により出力を増加させるように前記調整手段を制御する
ことを特徴とする電気手術装置。
【0052】
(付記項13) 前記制御回路は、測定した電流値が、出力を減少させてからの電流値の最小値に予め定められた定数を乗じた値を上回った時点から、(0を含む)予め定められた時間が経過した後に、前記高周波電流の出力を増加させるように前記調整手段を制御する
ことを特徴とする付記項12に記載の電気手術装置。
【0053】
(付記項14) 前記制御回路は、測定した電流及び電圧より求めた抵抗値が、出力を減少させてからの抵抗値の最大値に予め定められた定数を乗じた値を下回った時点から、(0を含む)予め定められた時間が経過した後に、前記高周波電流の出力を増加させるように前記調整手段を制御する
ことを特徴とする付記項12に記載の電気手術装置。
【0054】
(付記項15) 高周波出力は、増加の結果、減少させる前の値に戻る
ことを特徴とする付記項13または14に記載の電気手術装置。
【0055】
(付記項16) 高周波出力の増加幅が、測定値の関数である
ことを特徴とする付記項13または14に記載の電気手術装置。
【0056】
(付記項17) 高周波電流の減少を付記項1乃至11のいずれかで行い、高周波電流の増加を請求項12乃至15のいずれかで行う
ことを特徴とする付記項12に記載の電気手術装置。
【0057】
【課題を解決するための手段】
本発明による電気手術装置は、高周波電流を発生する発生手段と、前記高周波電流の電流及び/又は電圧を測定する測定手段と、前記高周波電流を調整可能な調整手段と、前記測定手段からの情報に基づき、前記高周波電流の出力を可変させるように前記調整手段を制御する制御回路とを有し、手術具に前記高周波電流を供給する電気手術装置において、前記制御回路は、初期出力となる第1の高周波電流にて測定された前記測定手段の第1の情報に基づき、前記第1の高周波電流より低い第2の高周波電流を出力可能に前記調整手段を制御する第1の制御機能と、前記第1の制御機能によって出力される前記第2の高周波電流にて測定された前記測定手段の第2の情報に基づき、前記第2の高周波電流より高い第3の高周波電流を出力可能に前記調整手段を制御する第2の制御機能とを実行する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係つ電気手術装置の構成を示す構成図
【図2】図1の高周波焼灼電源の構成を示す構成図
【図3】図2の高周波焼灼電源の作用を説明する第1の説明図
【図4】図2の高周波焼灼電源の作用を説明する第2の説明図
【図5】図2の制御回路の制御の流れを示すフローチャート
【図6】図2の高周波焼灼電源の前面パネルの一例を示す図
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る高周波焼灼電源の構成を示す構成図
【図8】図7の高周波焼灼電源の作用を説明する第1の説明図
【図9】図7の高周波焼灼電源の作用を説明する第2の説明図
【符号の説明】
1…電気手術装置
2…高周波焼灼電源
3…電極
5…切開ペダル
6…凝固ペダル
7…フットスイッチ
11…直流電源回路
12…高周波発生回路
13…波形生成回路
14…出力トランス
15…電流センサ
16…A/D変換器
17…制御回路
Claims (1)
- 高周波電流を発生する発生手段と、
前記高周波電流の電流及び/又は電圧を測定する測定手段と、
前記高周波電流を調整可能な調整手段と、
前記測定手段からの情報に基づき、前記高周波電流の出力を可変させるように前記調整手段を制御する制御回路と、
を有し、手術具に前記高周波電流を供給する電気手術装置において、
前記制御回路は、
初期出力となる第1の高周波電流にて測定された前記測定手段の第1の情報に基づき、前記第1の高周波電流より低い第2の高周波電流を出力可能に前記調整手段を制御する第1の制御機能と、
前記第1の制御機能によって出力される前記第2の高周波電流にて測定された前記測定手段の第2の情報に基づき、前記第2の高周波電流より高い第3の高周波電流を出力可能に前記調整手段を制御する第2の制御機能と、
を実行することを特徴とする電気手術装置。
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