JP2001178739A - 電気手術装置 - Google Patents

電気手術装置

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JP2001178739A
JP2001178739A JP36818999A JP36818999A JP2001178739A JP 2001178739 A JP2001178739 A JP 2001178739A JP 36818999 A JP36818999 A JP 36818999A JP 36818999 A JP36818999 A JP 36818999A JP 2001178739 A JP2001178739 A JP 2001178739A
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Masahide Oyama
雅英 大山
Kazuya Hijii
一也 肘井
Kenji Harano
健二 原野
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接触面積が異なる場合にも、組織の炭化及び
組織の電極への付着を防止して確実に凝固等の治療処置
ができる電気手術装置を提供する。 【解決手段】 高周波焼灼電源装置2は直流電源から供
給により高周波発生回路12で発生した高周波電流が出
力トランス14を経て患者7の生体組織18側に電極3
を経て流れ、その際の電流を電流センサ15a、15b
で検出して、A/D変換回路16でデジタル化して制御
回路17に入力し、制御回路17はこの電流を時間的に
監視して、その電流が最大値に達した後、低下し始めて
0.5秒以後に最大値の70%の目標値に達したか否か
を判断し、この目標値以下になったら凝固終了と判断し
て設定出力を低減化することにより、面積が小さい場合
には短い時間設定出力で、面積が大きい場合にはより長
い時間設定出力で凝固処置を行うようにして結果的に面
積が異なる場合にもそれに依らず組織の炭化等を防止し
た凝固処置を可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気手術装置、更
に詳しくは高周波電流の出力制御部分に特徴のある電気
手術装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気メス等の電気手術装置は、
外科手術あるいは内科手術で生体組織の切開や凝固、止
血等の処置を行う際に用いられる。この様な電気手術装
置には、高周波焼灼電源装置と、この高周波焼灼電源装
置に接続される処置具が設けられており、処置具を患者
に接触させて高周波焼灼電源装置から高周波電流を供給
することで上記処置を行う。
【0003】上述した電気手術装置は従来より種々提案
されており、例えば特開平8−98845号公報では、
凝固する組織の炭化を防止し、組織の電極への付着を防
止するため、凝固の終了を組織インピーダンスより判定
し、高周波出力を停止する技術が示されている。また、
特開平10−225462号公報の電気手術装置では、
特開平8−98845号公報と同様の目的を達成するた
め高周波出力を低下させる技術が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】組織と電極の接触面積
が小さくなると、インピーダンス、電流値等は電極操作
等の影響を受けやすくなり、組織の凝固状態に関係しな
い要因で変動する。上記特開平8−98845号公報、
及び特開平10−225462号公報の電気手術装置で
は、組織と電極の接触面積が小さい場合、インピーダン
ス、電流値等の測定結果が不安定になり、凝固が終了し
ていないにもかかわらず、凝固終了の判定を行ってしま
う事があるという問題があった。
【0005】(発明の目的)本発明は上記事情に鑑みて
なされたものであり、接触面積が異なる場合にも、組織
の炭化及び組織の電極への付着を防止して確実に凝固等
の治療処置ができる電気手術装置及びその出力制御方法
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電気手術装置
は、治療用の高周波電流を発生する高周波電流発生手段
と、前記高周波電流発生手段から発生される高周波電流
を調節する調節手段と、を有する電気手術装置におい
て、前記高周波電流発生手段の動作状態に基づき、前記
高周波電流による治療状態を検出する治療状態検出手段
と、前記高周波電流発生手段の出力を時間的に監視する
監視手段と、前記治療状態検出手段の出力信号と前記監
視手段の出力信号とに基づき、前記調節手段を制御する
制御手段と、を具備したことにより、監視手段により高
周波電流発生手段の出力を時間的に監視して、治療状態
検出手段により凝固等の治療終了状態か否かを検出し
て、この治療終了状態に達した場合には調節手段を制御
して高周波電流発生手段の出力を低減化する等の調節を
行うことが組織の炭化等を発生することなく、できるよ
うにしている。
【0007】また、治療用の高周波電流を発生する高周
波電流発生手段と、前記高周波電流発生手段から発生さ
れる高周波電流を調節する調節手段と、を有する電気手
術装置の出力制御方法において、前記高周波電流発生手
段の動作状態に基づき、前記高周波電流による治療状態
を検出する治療状態検出工程と、前記高周波電流発生手
段の出力を時間的に監視する監視工程と、前記治療状態
検出工程で検出された検出出力と前記監視工程で監視さ
れた監視出力とに基づき、前記調節手段を制御する制御
工程と、を具備したことにより、監視工程により高周波
電流発生手段の出力を時間的に監視して、治療状態検出
工程により凝固等の治療終了状態か否かを検出して、こ
の治療終了状態に達した場合には調節手段を制御して高
周波電流発生手段の出力を低減化する等の調節を行うこ
とが組織の炭化等を発生することなく、できるようにし
ている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図5は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の高周波焼
灼装置の構成を示す構成図、図2は高周波焼灼電源装置
の構成を示すブロック図、図3は図2の制御回路の制御
の流れを示すフローチャート、図4は高周波焼灼電源装
置の高周波電流を時間的に監視して電力制御する作用の
説明図、図5は高周波焼灼電源装置の高周波電流を時間
的に監視して電流制御する作用の説明図である。
【0009】図1に示すように、本発明の電気手術装置
としての第1の実施の形態の高周波焼灼装置1は、高周
波焼灼電力を供給する高周波焼灼電源装置2を備え、こ
の高周波焼灼電源装置2は先端に電極3を設けた接続ケ
ーブル4とコネクタ部5で接続され、電極3を介してベ
ッド6に載置される患者7に治療のための高周波焼灼電
力を供給して治療処置(手術処置)を行えるようにして
いる。また、高周波焼灼電源装置2には、高周波焼灼電
力のON/OFFの制御操作を行う例えばフットスイッ
チ8が接続されている。なお、電極3としては、単極、
多極いずれの電極を用いても良い。
【0010】図2に示すように、高周波焼灼電源装置2
は、図示しない商用電源と接続され、直流電源に変換し
てこの直流電源を供給する直流電源回路11と、直流電
源回路11からの直流電源により駆動し、高周波で発振
して高周波電力(高周波電流)を発生する高周波発生回
路12と、高周波発生回路12に対して出力される高周
波電流の波形を制御する波形生成回路13と、高周波発
生回路12からの高周波電流を電極3に出力する出力ト
ランス14と、出力トランス14より出力される出力電
流を検出する電流センサ15a,15bと、電流センサ
15a,15bにより検出された電流値をA/D変換す
るA/D変換回路16と、A/D変換機16からのデジ
タル化された電流データに基づいて直流電源回路11及
び波形生成回路13を制御する制御回路17とを備えて
構成される。
【0011】そして、接続ケーブル4をコネクタ部5に
接続し、電極3で患者7の患部組織18等に対して高周
波焼灼処置を行えるようにしている。なお、2つの電流
センサ15a,15bは例えば電流センサ15aが一方
の電極3から患者7(生体組織18)側に流れる電流を
検出し、他方の電流センサ15bが他方の電極3から出
力トランス14側に回収される電流を検出する。
【0012】制御回路17はA/D変換回路16からの
デジタル化された電流データを時間的に監視して治療状
態を検出する。例えば電流データを時間的に内部のメモ
リ等に記憶し、電流データの時間的な変化からその電流
データが最大値となる値及び最大値に達した後にその値
が低下(降下)する様子から高周波出力を監視すると共
に、その監視のプロセス等から治療のプロセスも監視
し、最大値に達した後から設定された割合以下まで低下
したか値を治療終了の目標値としてその値以下に達した
かを判断し、判断結果に応じて直流電源回路11から高
周波発生回路12側に供給される電力を低減する等の制
御を行う。
【0013】また、制御回路17は切開、凝固等の処置
するモードに応じて、波形生成回路13で生成される波
形を制御できるようにしている。また、制御回路17に
はフットスイッチ8が接続され、フットスイッチ8のO
Nスイッチが踏まれた場合には、以下で説明するように
制御回路17は高周波電流が出力されるように制御す
る。またOFFスイッチが踏まれた場合には、高周波電
流の出力を停止する。
【0014】本実施の形態では以下に説明するように制
御回路17は患者7の患部組織18に対して高周波電流
により例えば凝固処置を行う場合、フットスイッチ8を
ONして高周波電流を流した場合に、患部組織18に流
れる電流を時間的に監視して、高周波出力を監視すると
共に、治療状態の検出(判断)も行い、治療終了の目標
値に適した場合には電力を低減化するようにして、電極
で把持した生体組織18の面積等に依らず、適切な凝固
治療を行うようにしている(このため、制御回路17は
時間的な電流監視部及び治療状態判断部と、電流監視部
の出力結果により直流電源回路11を制御して高周波電
力を調節する制御を行う電力調節制御部とを備えてい
る)。
【0015】例えば電極3で把持した生体組織18の面
積(換言すると電極3と組織との接触面積)が小さい場
合には、流れる電流は時間的に速く最大値に達し、その
後に速く低下する傾向を示し、これに対し面積がより大
きい場合には、流れる電流は時間的に遅く最大値に達
し、その後により遅く低下する傾向を示すので、(本実
施の形態ではこれを考慮して)流れる電流を時間的に監
視し、例えば(電流を流し始めてから)かなり短い所定
の時間T1後に最大値の所定の割合の閾値C1以下に達
したか否かを判断して、この閾値C1以下に達した場合
には凝固終了と判断して直ちに電力を低減するように設
定し、この閾値C1以上の場合にはさらに監視を継続し
て時間T1より大きい時間T2まで閾値C1以下に達し
たか否かを判断して、この閾値C1以下の場合には凝固
終了として直ちに電力を低減するように設定することに
より、把持する面積が異なるような場合にも、その面積
が異なる場合に対応して設定電力での高周波電流を流す
時間を調整して、把持する面積が異なるような場合にも
それに依らず、適切な処置を行うようにしている。
【0016】また、本実施の形態では以下に説明するよ
うに血液中での凝固処置にも対応して上記時間T2以
後、電流の値が最大値の所定の割合の閾値C2(ここ
で、C1<C2)以下に達したか否かを判断して、この
閾値C2以下の場合には凝固終了と判断して電力を低減
するように設定するようにしている。
【0017】換言すると、高周波電流を監視する制御回
路17は時間的に測定された電流を監視し、その監視し
た電流値が一定の条件を満たす場合に、凝固処置の終了
に対応する状態であると判断して、高周波電流を低減し
て凝固終了させるようにすることにより、面積に依存し
ないで炭化等を発生させることなく、確実な凝固処置を
行えるようにしている。
【0018】この様に構成された本実施の形態の作用に
ついて図3に示すフローチャートを参照して説明する。
【0019】フットスイッチ8が踏まれると、制御回路
17はステップS1で最大電流値Imaxに0を設定す
る。次のステップS2で、制御回路17は出力電力が設
定された値になる様に、直流電源回路11、波形生成回
路13を制御する。次のステップS3で電流値I(電流
Iとも記す)の測定を行い、さらに次のステップS4で
出力時間が0.5秒経過するまで待つ。
【0020】そして、この0.5秒経過したら、ステッ
プS5〜ステップS7のステップを繰り返す。つまり、
ステップS5で電流値Iの測定を行い、次のステップS
6で最大電流値Imaxの70%未満かを判断し、この
最大電流値Imaxの70%を下回った場合には凝固終
了と判断してステップS10に進んで電力を設定出力の
50%に低減する。
【0021】一方、ステップS6で最大電流値Imax
の70%以上の場合には、次のステップS7で出力時間
が10秒より大きいかを確認し、10秒間に満たない場
合にはステップS5に戻って繰り返し、10秒経過して
も電流値Iが最大電流値Imaxの70%以下にならな
い場合、ステップS8の電流値Iの測定の処理に進む。
【0022】図4に凝固処置を行う際の高周波電力と高
周波電流の変化の一例を示す。図中で把持した(面積
小)とした場合は、出力開始後0.5秒以内に電流値I
が最大電流値Imaxの70%以下になっている。この
為、出力開始後0.5秒経過した時点で、凝固終了と判
断して直ちに電力を設定の50%に低減している。
【0023】また、(通常)面積とした場合は、面積小
の場合よりは面積が大きく、この場合には通常0.秒か
ら10秒以内で、最大電流値Imaxの70%(の閾
値)以下になる傾向を示すので、これに応じて電流値I
が最大電流値Imaxの70%になるのを監視し、最大
電流値Imaxの70%に達した時点で、凝固終了と判
断して電力を設定の50%に低減している。
【0024】出力開始後10秒経過したら、図3のステ
ップS8の電流値Iの測定、ステップS9の電流値Iが
最大電流値Imaxの90%(の閾値)より小さいかの
判断を行い、これに該当しない場合にはステップS8に
戻って繰り返し、電流値Iが量大電流値Imaxの90
%になった時点で、ステップS10の電力を設定出力の
50%に低減する。
【0025】図4で(血液中)とした場合は、電流値I
が最大電流値Imaxの90%になった時点で、凝固終
了と判断して電力を設定の50%に低減している。血液
中での凝固処置のように電流が血液で散逸するような場
合には、より大きなレベルの閾値に設定してこの閾値に
達した時点で電力を低減するようにしている。
【0026】また、最大電流値Imaxと電力を低減す
る凝固終了の目標値に採用される電流値の関係を図5に
示す。この図5から分かるように0.5秒未満では目標
値は無く、0.5秒から10秒未満までは最大電流値I
maxの70%を目標値とし、10秒以上では最大電流
値Imaxの90%を目標値としてこれらの値に達した
時点で設定出力の50%に低減するようにしている。
【0027】本実施の形態は以下の効果を有する。この
様に本実施の形態では、高周波電流の出力を可変する条
件が、測定値と出力時間により決定される為、電極3と
組織の接触面積によらず、確実に凝固の終了の判定を行
い、組織の炭化及び組織の電極3への付着を防止でき
る。
【0028】また、従来は血液が電極3に触れていると
電流値の変化が少なくなり、組織の炭化を招く問題点が
あった。本実施の形態では高周波電流の出力を可変する
条件が、測定値と出力時間により決定される為、電流値
の変化が少なくなっても、確実に凝固の終了の判定が出
来る。本実施の形態では測定値として電流を使用した
が、インピーダンス等の他の測定値と組み合わせても同
様の効果が得られる。
【0029】(第2の実施の形態)図6〜図10に本発
明による第2の実施の形態を示す。図6は高周波焼灼電
源装置の構成を示すブロック図、図7は図6の制御回路
の制御の流れを示すフローチャート、図8は生体組織に
高周波電流を流した場合における代表的な場合における
インピーダンスの時間的変化の様子を示す作用説明図、
図9は出力時間と電力低減を行うインピーダンスの値の
説明図、図10はインピーダンス最小値から閾値の係数
を決定するための説明図である。第2の実施の形態は、
第1の実施の形態の形態と殆ど同じ構成であるので、異
なる点のみ説明し、同一の構成には同じ符号を付け、そ
の説明は省略する。
【0030】本実施の形態における図6に示す高周波焼
灼電源装置2′は、出力トランス14の両端にその電圧
を検出する電圧センサ21が取付けられており、電圧セ
ンサ21の信号は電流センサ15aの信号と共にA/D
変換回路16を介して、制御回路17に入力される。
【0031】つまり、図6に示す高周波焼灼電源装置
2′は、図2の高周波焼灼電源装置2において、一方の
電流センサ15bを設けないで、代わりに電圧を検出す
るセンサ21を設けた構成にしている。
【0032】そして、(第1の実施の形態では時間的に
電流を測定して、最大電流値Imaxに対する所定の割
合の値の目標値以下に達したか否かで凝固終了かを判断
すると共に、高周波出力を監視していたが、その代わり
に)本実施の形態では、電圧を電流で除したインピーダ
ンスを測定して、その値がインピーダンス最小値(ある
いは最小インピーダンス値)Zminが所定の値以下
(あるいは以上)かを監視するようにしている。そして
測定したインピーダンスZが所定の値(範囲)などにな
った場合に、その値に応じて閾値(目標値)を設定し
て、測定したインピーダンスZが凝固終了の判断を行う
閾値より大きくなったかを時間的に監視し、閾値より大
きくなった時点で凝固終了と判断して電力を低減する制
御を行うようにしている。その他は第1の実施の形態と
同様の構成である。
【0033】この様に構成された本実施の形態の作用に
ついて説明する。制御回路17は図7に示すフローチャ
ートに従って制御を行う。ステップS11からステップ
S14は第1の実施の形態とほぼ同様である。但し、本
実施の形態では、電圧値を電流値で割る事によりインピ
ーダンスZを測定し、この値で電力制御と治療状態検出
の制御に使用する。具体的にはステップS11でインピ
ーダンス最小値Zminに0を代入し、次のステップS
12で電力を設定出力値に設定した後、次のステップS
12でインピーダンスZの測定を行い、さらに次のステ
ップS14で出力時間が0.5秒以上になったかを確認
し、0.5秒未満の場合にはステップS13に戻り、逆
に0.5秒以上になったら次のステップS15でインピ
ーダンスZを測定する。
【0034】このステップS15でインピーダンスZを
測定し、次のステップS16でインピーダンス最小値Z
minが300Ω以下であるかを判断し、これに該当す
る場合には次のステップS17でインピーダンス最小値
Zminが60Ω以下であるかを判断する。
【0035】そして、インピーダンス最小値Zminが
300Ω以下でない場合にはステップS18で閾値をZ
min×280%に設定し、またステップS17の判断
で、インピーダンス最小値Zminが60Ω以下に該当
しない場合にはステップS19で閾値をZmin×20
0%に設定し、逆に60Ω以下に該当する場合にはステ
ップS20で閾値をZmin×140%に設定する。
【0036】このように測定したインピーダンス最小値
Zminの値の範囲に応じて、凝固終了を判断する閾値
(目標値)を設定した後、ステップS21でインピーダ
ンスZがこの閾値を超えるか否かを判断し、越える場合
は、凝固終了と判断してステップS25に進み電力を設
定の50%に低減させる。
【0037】逆に閾値を越えない場合には次のステップ
S22で出力時間が10秒以上か否かを判断し、10秒
を越えない場合にはステップS15に戻り、同じ処理を
10秒を越えるまで繰り返し、10秒経過してもインピ
ーダンスZが閾値を超えない場合、ステップS23のイ
ンピーダンスZの測定に進む。
【0038】図8はそれぞれインピーダンス最小値Zm
inが60Ω以下、60〜300Ω、300Ω以上の場
合のインピーダンスZの変化とそれぞれの場合の閾値を
示す。
【0039】面積小の場合には、短い時間でインピーダ
ンス最小値Zminになり、その後乾燥するにつれイン
ピーダンスZが大きくなり、例えばインピーダンス最小
値Zminの280%に達したら凝固終了と判断するよ
うに閾値を設定している。また、通常(面積)の場合は
より遅い(長い)時間でより小さい値のインピーダンス
最小値Zminになり、その後乾燥するにつれインピー
ダンスZが大きくなり、例えばインピーダンス最小値Z
minの200%に達したら凝固終了と判断するように
閾値を設定している。
【0040】また、血液中では高周波電流が散逸し易
く、(通常面積の場合より)さらに長い時間後により小
さい値のインピーダンス最小値Zminになり、その後
乾燥するにつれインピーダンスZが大きくなり、例えば
インピーダンス最小値Zminの140%に達したら凝
固終了と判断するように閾値を設定している。
【0041】また、図9に出力時間と電力低減を開始す
るインピーダンスZの目標値の関係を示す。つまり、
0.5秒未満では目標値はなく、0.5秒から10秒ま
では測定されたインピーダンス最小値Zminの値に応
じて、その140〜280%の範囲の値が目標値として
設定され、さらに10秒以上経過後ではインピーダンス
最小値Zminの120%の値が目標値として設定され
る。
【0042】また、図10に出力時間が0.5秒から1
0秒の間でのインピーダンス最小値Zminと閾値(目
標値)の係数の値の関係を示す。上述したように0.5
秒から10秒の間で測定したインピーダンス最小値Zm
inが60Ω以下、60〜300Ω、300Ω以上の場
合に応じて、血液中、通常(面積)、面積小と判断し
て、それぞれインピーダンス最小値Zminの140
%、200%、280%の係数の値を閾値(目標値)に
設定していることを示している。
【0043】ステップS23ではインピーダンスZを測
定し、次のステップS24でインピーダンスZの値がZ
min×120%を超えた否かを判断し、越えない場合
にはステップS23に戻り、越えた場合にはステップS
25に進み電力を設定の50%に低減させる。
【0044】本実施の形態は以下の効果を有する。第1
の実施の形態の効果に加え、本実施の形態ではインピー
ダンス最小値から目標値(=閾値)を計算する為の係数
を可変する為、より確実に凝固の終了の判定を行い、組
織の炭化及び組織の電極への付着を防止できる。本実施
の形態ではインピーダンスを使用したが、電流値等他の
測定値を使用しても同様の効果が得られる。
【0045】なお、上述した実施の形態を変形させたも
のも本発明に属する。例えば、図7のステップS16な
いしS20において、さらに細かく設定等したものでも
良い。また、上述した実施の形態等を部分的等で組み合
わせても良い。また、本実施の形態では、凝固の場合の
治療処置で説明したが、他の切開等の治療処置に適用し
ても良い。
【0046】[付記] 1.治療用の高周波電流を発生する高周波電流発生手段
と、前記高周波電流発生手段から発生される高周波電流
を調節する調節手段と、を有する電気手術装置におい
て、前記高周波電流発生手段の動作状態に基づき、前記
高周波電流による治療状態を検出する治療状態検出手段
と、前記高周波電流発生手段の出力を時間的に監視する
監視手段と、前記治療状態検出手段の出力信号と前記監
視手段の出力信号とに基づき、前記調節手段を制御する
制御手段と、を具備したことを特徴とする電気手術装
置。
【0047】2.治療用の高周波電流を発生する高周波
電流発生手段と、前記高周波電流発生手段から発生され
る高周波電流を調節する調節手段と、を有する電気手術
装置の出力制御方法において、前記高周波電流発生手段
の動作状態に基づき、前記高周波電流による治療状態を
検出する治療状態検出工程と、前記高周波電流発生手段
の出力を時間的に監視する監視工程と、前記治療状態検
出工程で検出された検出出力と前記監視工程で監視され
た監視出力とに基づき、前記調節手段を制御する制御工
程と、を具備したことを特徴とする電気手術装置の出力
制御方法。
【0048】3.治療用の高周波電流を発生する高周波
電流発生手段と、前記高周波電流発生手段から発生され
る高周波電流を調節する調節手段と、を有する電気手術
装置において、前記高周波電流発生手段の出力する高周
波電流に基づき、前記高周波電流による治療状態を検出
する治療状態検出手段と、前記高周波電流発生手段の出
力を時間的に監視する監視手段と、前記治療状態検出手
段の出力信号と前記監視手段の出力信号とに基づき、前
記調節手段を制御する制御手段と、を具備したことを特
徴とする電気手術装置。
【0049】4.治療用の高周波電流を発生する高周波
電流発生手段と、前記高周波電流発生手段から発生され
る高周波電流を調節する調節手段と、を有する電気手術
装置の出力制御方法において、前記高周波電流発生手段
の出力する高周波電流に基づき、前記高周波電流による
治療状態を検出する治療状態検出工程と、前記高周波電
流発生手段の出力を時間的に監視する監視工程と、前記
治療状態検出工程で検出された検出出力と、前記監視工
程で得られた監視出力とに基づき、前記調節手段を制御
する制御工程と、を具備したことを特徴とする電気手術
装置の出力制御方法。
【0050】5.治療用の高周波電流を発生する高周波
電流発生手段と、前記高周波電流発生手段から発生され
る高周波電流を調節する調節手段と、を有する電気手術
装置において、前記高周波電流発生手段の動作状態に基
づき、前記高周波電流で治療される被検体のインピーダ
ンス情報を検出する治療状態検出手段と、前記高周波電
流発生手段の出力を時間的に監視する監視手段と、前記
治療状態検出手段の出力信号と前記監視手段の出力信号
とに基づき、前記調節手段を制御する制御手段と、を具
備したことを特徴とする電気手術装置。
【0051】6.治療用の高周波電流を発生する高周波
電流発生手段と、前記高周波電流発生手段から発生され
る高周波電流を調節する調節手段と、を有する電気手術
装置の出力制御方法において、前記高周波電流発生手段
の動作状態に基づき、前記高周波電流で治療される被検
体のインピーダンス情報を検出する治療状態検出工程
と、前記高周波電流発生手段の出力を時間的に監視する
監視工程と、前記治療状態検出工程で検出された検出出
力と前記監視工程で得られた監視出力とに基づき、前記
調節手段を制御する制御工程と、を具備したことを特徴
とする電気手術装置の出力制御方法。
【0052】7.高周波電流を発生する発生手段と、前
記高周波電流に関連した物理量(電流、電圧、インピー
ダンス、電力、位相差)を測定する測定手段と、前記高
周波電流の出力を調整する調整手段と、前記測定手段か
らの測定値が一定の条件を満たす場合、前記高周波電流
の出力を可変させるように前記調整手段を制御する制御
回路と、を有し、手術具に前記高周波電流を供給する電
気手術装置において、前記条件は、測定値と出力時間の
関数であることを特徴とする電気手術装置。 8.条件が、測定値と出力時間に加え、出力の設定値で
ある事を特徴とする付記7の電気手術装置。 9.出力開始から一定の時間は、前記高周波電流の出力
を可変しない、付記7乃至8の電気手術装置。 10.一定の時間が、出力設定によって可変する付記9
の電気手術装置。
【0053】11.高周波電流を発生する発生手段と、
前記高周波電流に関連した物理量(電流、電圧、インピ
ーダンス、電力、位相差)を測定する測定手段と、前記
高周波電流の出力を調整する調整手段と、前記測定手段
からの任意の測定値に係数を乗じて目標値を計算する手
段と、測定値と目標値の比較の結果に基づいて、前記高
周波電流の出力を可変させるように前記調整手段を制御
する制御回路と、を有し、手術具に前記高周波電流を供
給する電気手術装置において、前記係数は、任意の測定
値から予め定められた関数によって導かれる事を特徴と
する電気手術装置。 12.任意の測定値は、出力開始からの最大値、または
最小値である事を特徴とする付記11の電気手術装置。 13.前記高周波電流に関連した物理量は、電流である
事を特徴とする付記6乃至12の電気手術装置。
【0054】14.高周波電流を発生する発生手段と、
前記高周波電流に関連した物理量(電流、電圧、インピ
ーダンス、電力、位相差)を測定する測定手段と、前記
高周波電流の出力を調整する調整手段と、前記測定手段
からの測定値が一定の条件を満たす場合、前記高周波電
流の出力を可変させるように前記調整手段を制御する制
御回路と、を有し、手術具に前記高周波電流を供給する
電気手術装置において、前記条件は、測定値の変動幅を
含むことを特徴とする電気手術装置。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、治
療用の高周波電流を発生する高周波電流発生手段と、前
記高周波電流発生手段から発生される高周波電流を調節
する調節手段と、を有する電気手術装置において、前記
高周波電流発生手段の動作状態に基づき、前記高周波電
流による治療状態を検出する治療状態検出手段と、前記
高周波電流発生手段の出力を時間的に監視する監視手段
と、前記治療状態検出手段の出力信号と前記監視手段の
出力信号とに基づき、前記調節手段を制御する制御手段
と、を具備したことにより、監視手段により高周波電流
発生手段の出力を時間的に監視して、治療状態検出手段
により凝固等の治療終了状態か否かを検出して、この治
療終了状態に達した場合には調節手段を制御して高周波
電流発生手段の出力を低減化する等の調節を行うことが
組織の炭化等を発生することなくできる。
【0056】また、治療用の高周波電流を発生する高周
波電流発生手段と、前記高周波電流発生手段から発生さ
れる高周波電流を調節する調節手段と、を有する電気手
術装置の出力制御方法において、前記高周波電流発生手
段の動作状態に基づき、前記高周波電流による治療状態
を検出する治療状態検出工程と、前記高周波電流発生手
段の出力を時間的に監視する監視工程と、前記治療状態
検出工程で検出された検出出力と前記監視工程で監視さ
れた監視出力とに基づき、前記調節手段を制御する制御
工程と、を具備したことにより、監視工程により高周波
電流発生手段の出力を時間的に監視して、治療状態検出
工程により凝固等の治療終了状態か否かを検出して、こ
の治療終了状態に達した場合には調節手段を制御して高
周波電流発生手段の出力を低減化する等の調節を行うこ
とが組織の炭化等を発生することなくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の高周波焼灼装置の
全体構成図。
【図2】高周波焼灼電源装置の構成を示すブロック図。
【図3】制御回路の制御工程を示すフローチャート図。
【図4】高周波焼灼電源装置の高周波電流を時間的に監
視して電力制御する作用の説明図。
【図5】高周波焼灼電源装置の高周波電流を時間的に監
視して電流制御する作用の説明図。
【図6】本発明の第2の実施の形態における高周波焼灼
電源装置の構成を示すブロック図。
【図7】制御回路の制御工程を示すフローチャート図。
【図8】生体組織に高周波電流を流した場合における代
表的な場合におけるインピーダンスの時間的変化の様子
を示す作用説明図。
【図9】出力時間と電力低減を行うインピーダンスの閾
値(目標値)の説明図。
【図10】インピーダンス最小値から閾値(目標値)の
係数を決定するための説明図。
【符号の説明】
1…高周波焼灼装置 2…高周波焼灼電源装置 3…電極 4…接続ケーブル 5…コネクタ部 8…フットスイッチ 11…直流電源回路 12…高周波発生回路 13…波形生成回路 14…出力トランス 15a,25b…電流センサ 16…A/D変換回路 17…制御回路 21…電圧センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原野 健二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C060 KK03 KK04 KK22 KK23 KK25

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 治療用の高周波電流を発生する高周波電
    流発生手段と、前記高周波電流発生手段から発生される
    高周波電流を調節する調節手段と、を有する電気手術装
    置において、 前記高周波電流発生手段の動作状態に基づき、前記高周
    波電流による治療状態を検出する治療状態検出手段と、 前記高周波電流発生手段の出力を時間的に監視する監視
    手段と、 前記治療状態検出手段の出力信号と前記監視手段の出力
    信号とに基づき、前記調節手段を制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする電気手術装置。
  2. 【請求項2】 治療用の高周波電流を発生する高周波電
    流発生手段と、前記高周波電流発生手段から発生される
    高周波電流を調節する調節手段と、を有する電気手術装
    置の出力制御方法において、 前記高周波電流発生手段の動作状態に基づき、前記高周
    波電流による治療状態を検出する治療状態検出工程と、 前記高周波電流発生手段の出力を時間的に監視する監視
    工程と、 前記治療状態検出工程で検出された検出出力と前記監視
    工程で監視された監視出力とに基づき、前記調節手段を
    制御する制御工程と、 を具備したことを特徴とする電気手術装置の出力制御方
    法。
JP36818999A 1999-12-02 1999-12-24 電気手術装置 Pending JP2001178739A (ja)

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