JP3539563B2 - 発光素子用積層板およびそれを使用した表示体 - Google Patents

発光素子用積層板およびそれを使用した表示体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、LED等の発光体を実装する発光素子用積層板およびそれを使用した表示体に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種の発光素子用積層板においては、銅張積層板の銅箔が形成された側の表面に非貫通穴(凹設穴)が陥没して形成され、この非貫通穴内に貴金属めっき膜が形成されている。非貫通穴内にはLEDが収容され、LEDから発光された光が非貫通穴内で吸収されず貴金属めっき膜で反射するように、凹設穴の内壁の貴金属めっき膜を反射板として機能させている。
【0003】
図6は従来の発光素子用積層板の製造方法を説明するための断面図である。図7は従来の発光素子用積層板にLEDを実装した状態を説明するための要部の断面図である。図8はこの種の発光素子用積層板を使用した大型表示体の正面図である。これらの図に基づいて従来技術を説明する。
図8において、全体を符号40で示す大型表示体には、m列×n段のマトリックス状にLED55を配列するため非貫通穴48が形成された後述する発光素子用積層板54が備えられている。これら多数個の非貫通穴48内にはLED55が収容されており、これら多数個の非貫通穴48内のLED55を選択的に発光させることにより、この表示体40は文字や図形等が表示されるように構成されている。
【0004】
次に、図6を用いて従来の発光素子用積層板の製造方法を説明する。
同図(a)において、44は銅張積層板であって、絶縁樹脂材45の上面に銅箔46が形成されている。
【0005】
同図(b)に示すように、片面の銅張積層板44の銅箔46側から先端部の刃47aが円錐台状に形成されたφ0.7〜φ1.0mm、刃先角度80〜100°のドリル47によって、所定の位置の所定の深さまで穿孔する。同図(c)に示すように、絶縁樹脂材45の部位には、ドリル47の刃47aと同形状である円錐台状の非貫通穴48が形成される。次いで、この非貫通穴48および銅箔46上の全面に銅めっきを施す。
【0006】
同図(d)に示すように、エッチング処理し所定のパターンを形成する。次に、ニッケルめっきを行うことにより、ランド部46a上および非貫通穴48の内壁にニッケルめっき膜50を形成するとともに、ワイヤーボンディング用の導体部46b上と、配線パターン46c上にもニッケルめっき膜50を形成する。
【0007】
同図(e)に示すように、これらニッケルめっき膜50上に金属めっきの一種である金めっき処理を行うことにより、非貫通穴48の内壁は金めっき膜で被覆された反射板51が形成される。同時に、ワイヤーボンディング用の導体部46b上に金めっき膜によって覆われたワイヤーボンディング端子部52が形成されるとともに、パターン配線46c上にも金めっき膜によって覆われた部品搭載部53が形成され、発光素子用積層板54が形成される。
【0008】
図7に示すように、通常このように形成された発光素子用積層板54の非貫通穴48(凹設穴)の底部を覆う反射板51上にLED55を面付け実装し、このLED55の複数の上面端子部とボンディングワイヤー56,56をワイヤーボンディング端子部52,52に電気的に接続する。次いで、透明な合成樹脂58によって、LED55とボンディングワイヤー56を樹脂封止することにより、表示体40が形成される。
【0009】
このように形成された表示体40において、LED55から発光された光のうち、ほぼ上方に直進する光は透明な合成樹脂58内を透過し、そのまま非貫通穴48の開口部から放射される。一方、LED55から発光された光のうち、LED55の周囲方向に拡散しようとする光は、透明な合成樹脂58内を透過した後、非貫通穴48の内壁に形成された金めっき膜の反射板51で反射し、吸収や拡散が抑制されて非貫通穴48の開口部から図中で示す上部方向に放射される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の発光素子用積層板の製造方法においては、凹設穴の開口部の直径0.7〜1.0mmの小さな円錐台状の非貫通穴48を形成する必要があるために、小径のドリル47の刃47aも円錐台状に形成した高精度、高品質の特殊なドリルを使用しなければならかった。また、この特殊なドリルを使用したとしても非貫通穴48の底部を平坦状に形成するのは難しく、平坦化するための2次加工が必要になっていた。さらに、深さ方向のばらつきを少なくするために、非貫通穴48の深さ方向の制御を行いながらの穿孔作業になるので、多数の非貫通穴48を1個ずつ高精度、高品質に穿孔しなければならなかった。しかも、穿孔する穴が貫通穴ではなく非貫通穴48であるために、発光素子用積層板を複数枚重ねて、一度に穿孔するというようなことができなかった。このため、生産性が著しく低下するばかりか、製造コストが増大していた。さらに、ドリルで切削された非貫通穴48の内壁の加工面に微細な凹凸が残るため、非貫通穴48の底面の平坦度が悪く、また、この内壁に析出するめっき膜の密着性が悪く、品質も低下するという問題もあった。
【0011】
さらに、ボンディング端子部52と部品搭載部53には、ワイヤーボンディングの接続信頼性と面付け部品の半田接続性の信頼性の向上を図るため、貴金属めっきの中でも金めっき膜で覆うことが一般的である。したがって、LED55を収納搭載する凹部形状の非貫通穴48内も金めっき膜が形成されることになる。しかし、金めっき膜の反射板では、白色や青色の光を発光するLED55の発光周波数帯の波長が金めっき膜に吸収され反射効率が大幅に低下するという問題があった。
【0012】
本発明は上記した従来の問題に鑑みなされたものであり、第1の目的は生産性を向上させることにある。また、第2の目的は精度、品質の向上と安定性を図ることにある。また、第3の目的は高精度、高品質であり、かつ安価な製品を提供することにある。
【0013】
第4の目的は白色や青色の光を発光するLEDを搭載する場合において、陥没穴の底面や壁面に反射効率のよい白色系の金属めっき膜を部分的に形成するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1に係る発明は、繊維入り樹脂のコア材と、このコア材上に半硬化状態のプリプレグや接着フィルムなどのボンディングシートを介して積層圧着した圧延銅箔とからなり、ボンディングシートに凹設する銅箔で覆われた凹設穴を設けたものである。
したがって、凹設穴の表面にめっき膜を形成する必要がない。
【0015】
また、請求項2に係る発明は、プレス成形によって破損し品質低下した凹設穴の部位の銅箔を除去した後、再度電解めっきをしてボンディングシートに凹設する凹設穴を電解銅箔で覆われた凹設穴とするものである。
したがって、電解銅箔は銅張積層板の基材に投錨効果によって接合される。
【0016】
また、請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、前記凹設穴をテーパーとし、前記銅箔上を貴金属めっきまたは白色系金属めっき等によって覆ったものである。
したがって、貴金属めっきまたは白色系金属めっき膜が反射板として凹設穴の底面や壁面に形成され、反射効率のよい白色系の金属めっき膜が反射板の機能をするものである。
【0017】
また、請求項4に係る発明は、請求項1ないし3に係る発明において、前記凹設穴の底部にLEDを面付け実装し、このLEDと前記圧延銅箔または電解銅箔上に形成した端子部とをボンディングワイヤーで電気的に接続する。
したがって、大型表示体が形成できる。
【0018】
また、請求項5に係る発明は、請求項1ないし3に係る発明において、前記凹設穴の底部にLEDを導電性ペーストやバンプで面付け実装し、このLEDと前記凹設穴の底部に形成した端子部とを電気的に接続する。
したがって、ボンディングワイヤーによる電気的接続が不要になる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発明に係る発光素子用積層板の製造方法の実施例1の前半の工程を説明するための断面図、図2は同じく実施例1の製造方法の後半の工程を説明するための断面図である。
図1(a)において、1はガラス繊維入りのエポキシ樹脂によって形成されたコア材、2は半硬化状態のガラス繊維を含まないエポキシ樹脂によって形成されたボンディングシート、3は圧延銅箔である。
【0020】
同図(b)に示すように、プレス成型機の定盤5上にコア材1を載置し、このコア材1上にボンディングシート2を載置し、このボンディングシート2上に圧延銅箔3を載置し、加圧と加熱によってこれらを積層する。6はプレス成型機の上金型であって、円錐台状に形成されたポンチ7が設けられており、このポンチ7を圧延銅箔3側からボンディングシート2内に加圧する。
【0021】
ボンディングシート2は半硬化状態になって柔軟性、弾力性があることにより、プレス成型機の上金型6のポンチ7はボンディングシート2内に圧入する。このとき、通常の銅張積層板に使用される電気めっき法で作られる電解銅箔では、耐折性、展性、延性が小さいため、銅板からロール圧延法で作られる圧延銅箔3を使用する。圧延銅箔3もポンチ7によって加圧されるが、圧延銅箔3が展性に優れていることにより、圧延銅箔3は亀裂が入ったり破損することなく、また厚みが不均一になることもなく、同図(c)に示すように、ポンチ7の外形に沿って塑性変形する。
【0022】
このプレス成型機によって加圧するときに、ボンディングシート2を加熱する。さらに、加圧したまま高温加熱を約10〜30分すると、ボンディングシート2は固化するので、冷却しながらプレス成型機を上昇させ、ボンディングシート2に対するポンチ7の加圧を解除すると、図2(a)に示すように、ボンディングシート2にポンチ7の外形と同形状の凹設穴10がボンディングシートに銅箔で覆われた凹設穴10として形成される。
【0023】
ボンディングシート2は、プレス成型機の加圧・加温によって、定盤5とプレス成型機の上金型6とによって挟まれ、コア材1と圧延銅箔3とがボンディングシート2を介して圧着されていることによって、ボンディングシート2が加熱によって固化するときに、コア材1と圧延銅箔3とがボンディングシート2に固着する。したがって、凹設穴10の内壁全体にも圧延銅箔3が固着されている。この場合、圧延銅箔3は展性、延性が良好であるという属性を有していることにより、ボンディングシート2に密着して固着され、ボンディングシート2から剥離するようなことが防止される。
【0024】
同図(b)に示すように、圧延銅箔3にエッチングを施し、凹設穴10の内壁全体に設けた反射板用導体部3aと、この反射板用導体部3aを挟むようにして設けられたワイヤーボンディング用の導体部3bと、配線パターン3cとを形成する。
【0025】
同図(c)に示すように、電気めっき法によりニッケルめっき処理を行うことにより、反射板用導体部3aと、ワイヤーボンディング用の導体部3bと、配線パターン3c上にニッケルめっき膜11を形成する。これらニッケルめっき膜11上に金めっき処理を行うことにより、凹設穴10の内壁には金めっき膜で被覆された反射板15が形成される。同時に、ワイヤーボンディング用の導体部3b上に金めっき膜によって覆われたワイヤーボンディング端子部16が形成されるとともに、パターン配線3c上に金めっき膜によって覆われた部品搭載部18が形成され、発光素子用積層板19が形成される。
【0026】
このように、半硬化状態のボンディングシート2にプレス成型機の上金型6のポンチ7を加圧することによって凹設穴10を形成したので、プレス成型機の上金型6に多数のポンチ7を設けることにより、一度に多数の凹設穴10を形成することができ、このため生産性が向上する。また、プレス成型機は特殊な成型機が要求されないから高価なプレス成型機を必要としないだけでなく、多くの加工時間を必要としないで容易に凹設穴10を形成することができるから高精度、高品質で安価な製品を供給することができる。また、凹設穴10の内壁には展性、延性が良好な圧延銅箔が設けられていることにより、凹設穴10の内壁にめっき膜を形成する必要がないから、めっき膜の剥離等がなくなるので品質が向上する。また、一度に多数の凹設穴10を形成することができることにより、これら多数の凹設穴10内にLEDを収納することにより、大型の表示体を形成することができる。
【0027】
図3は白色や青色の光を発光するLEDを搭載する場合において、発光素子用積層板19の凹設穴10の内壁を白色や青色の光に対して反射効率のよいめっき膜を部分的に形成する方法を説明するための断面図である。
すなわち、上述した図2(c)において形成した発光素子用積層板19に、図3(a)に示すように、凹設穴10を除く部位にめっきマスク21を形成する。このような状態としてから同図(b)に示すように、ニッケルめっき処理を行い、凹設穴10の金めっき膜上にニッケルめっき膜を形成し、反射板22を形成する。同図(c)に示すように、めっきマスク21を剥離することにより、ワイヤーボンディング端子部16と部品搭載部18とが金めっき膜によって覆われ、LEDを搭載する部位のみに部分的にニッケルめっき膜によって覆われた反射板22が形成される。このように、凹設穴10に部分的にニッケルめっきを形成するのに、ニッケルめっき膜を形成する部位以外にめっきマスク21を形成するようにしたことにより、ニッケルめっき膜を形成する部位を必要最小限の範囲とすることができるから、高密度配線が可能になる。
【0028】
図4は本発明に係る発光素子用積層板の製造方法の実施例2の工程を説明するための断面図である。
同図(a)において、30は銅張積層板であって、ガラス繊維入りのエポキシ樹脂によって形成されたコア材33上に可撓性を有するフィルムシート31が積層され、このフィルムシート31の表面には銅箔32が形成されている。同図(b)に示すように、プレス成型機の定盤5上にコア材33と銅箔32付きのフィルムシート31を重ねて載置し、プレス成型機の上金型6のポンチ7を銅箔32側から半硬化状態になって柔軟性、弾力性があるフィルムシート31内に加圧する。同図(c)に示すように、プレス成型機の加圧によって剥離したり、クラックの入った破損した銅箔32をエッチングにより除去する。
次に同図(d)に示すように、このフィルムシート31の表面31a上に無電解銅めっきによって電解銅箔34を形成する。フィルムシート31の表面31aにはフィルムシート31と電解銅箔34とが強く密着するように微細な凹凸が形成されている。従ってこのフィルムシート31の表面31a上に無電解銅めっきによって密着力の強い電解銅箔34を形成することができる。
【0029】
このとき、上述したように、電解銅箔34はフィルムシート31の微細な凹凸が形成された表面31a上に設けられているから、電解銅箔34は投錨効果によってフィルムシート31の表面31aに接合されているので、電解銅箔34が表面31aから剥離するようなことがない。また、フィルムシート31は可撓性を有するから、プレス成型機の上金型6を下型5から離型することにより、同図(d)に示すように、電解銅箔34が内壁に設けられた凹設穴35が形成される。このように、上述した第1の実施の形態と同様に、プレス成型機の上金型6に多数のポンチ7を設けることにより、一度に多数の凹設穴35を形成することができ、このため生産性が向上する。
【0030】
図5は本発明に係る表示体におけるLEDの実装構造の変形例を示す断面図である。
この図5におけるLEDの実装構造が、上述した図2(c)に示すものと異なる点は、LED55の実装に際して、ボンディングワイヤーを必要とすることなく、バンプ39,39を介してバンプ端子部37,38に面付け実装した点にある。すなわち、凹設穴10の底部に、反射板15から連設された一対のバンプ端子部37,38を設け、これら一対のバンプ端子部37,38を凹設穴10の底部の中心を横切る溝36によって互いに電気的に絶縁状態としたものである。溝36は凹設穴10の内側面に設けた反射板15にも延設され、この反射板15に延設された部位は、反射板15の反射効率を考慮した場合、上下方向に向かってジグザグ状に形成することが望ましい。このように、LED55を電気的に接続するのに、ボンディングワイヤーを必要としないから断線することがなく歩留まりが向上する。なお、バンプ39,39を介して面付け実装したが、導電性ペーストを介して直接面付け実装してもよい。
【0031】
【実施例】
ボンディングシート2は、厚さ約70μmのフィルムを4〜10枚重ね、全体の厚さを約0.3〜0.7mmとした。また、半硬化状態で柔軟性なボンディングシート2を保持し、補強するためコア材1の厚みは、0.5mm以上とした。凹設穴10の開口部の直径を0.7〜1.0mmで深さ0.5mm、テーパ角度θを45°とした。1枚の発光素子用積層板19に約100個の凹設穴10を一度の加圧によって形成した。
【0032】
なお、本実施の形態では、コア材1およびボンディングシート2をガラス繊維入りのエポキシ樹脂としたが、ガラス繊維入りのポリイミド樹脂としてもよく、またガラス以外の繊維でもよい。また、白色や青色の光に対して反射効率のよい白色系金属めっき膜としてニッケルめっき膜を形成したが、錫または銀等の他の貴金属めっき膜によって形成してもよい。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明によれば、凹設穴の内壁にめっき膜を形成する必要がないから、めっき膜の剥離等がなくなるので品質が向上する。
【0034】
また、請求項1および2に係る発明によれば、一度に多数の凹設穴を形成することができるので生産性が向上する。
【0035】
また、請求項3に係る発明によれば、凹設穴の内壁を白色や青色の光に対して反射効率のよいめっき膜を形成することができる。
【0036】
また、請求項4および5に係る発明によれば、一度に多数の凹設穴を形成することができるので大型の表示体を形成することができる。
【0037】
また、請求項5に係る発明によれば、ボンディングワイヤーを必要としないから断線することがなく歩留まりが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発光素子用積層板の製造方法の実施例1の前半の工程を説明するための断面図である。
【図2】本発明に係る発光素子用積層板の製造方法の実施例1の後半の工程を説明するための断面図である。
【図3】本発明に係る発光素子用積層板において、白色や青色の光を発光するLEDを搭載する場合における白色や青色の光に対して反射効率のよいめっき膜を部分的に形成する方法を説明するための断面図である。
【図4】本発明に係る発光素子用積層板の製造方法の実施例2の工程を説明するための断面図である。
【図5】本発明に係る表示体におけるLEDの実装構造の変形例を示す断面図である。
【図6】従来の発光素子用積層板の製造方法を説明するための断面図である。
【図7】発光素子用積層板にLEDを実装した状態を説明する要部の断面図である。
【図8】発光素子用積層板を使用した大型表示体の正面図である。
【符号の説明】
1…コア材、2…ボンディングシート、3…圧延銅箔、6…上金型、7…ポンチ、10,35…凹設穴、15,22…反射板、16…ワイヤーボンディング端子部、19…発光素子用積層板、21…めっきマスク、31…フィルムシート、34…電解銅箔、36…溝、37,38…バンプ端子部、39…バンプ。

Claims (5)

  1. 繊維入り樹脂のコア材と、このコア材上に半硬化状態のボンディングシートを介して積層圧着した銅箔とからなり、前記ボンディングシートに凹設する銅箔で覆われた凹設穴を設けたことを特徴とする発光素子用積層板。
  2. 繊維入り樹脂のコア材と、このコア材上に半硬化状態のボンディングシートを介して積層圧着した銅箔とからなる発光素子用積層板において、プレス成形による凹設穴の部位の銅箔を除去した後、電解銅箔で覆われた凹設穴を設けたことを特徴とする発光素子用積層板。
  3. 請求項1または2記載の発光素子用積層板において、前記凹設穴をテーパー形状とし、前記銅箔上を貴金属めっきまたは白色系金属めっき等によって覆ったことを特徴とする発光素子用積層板。
  4. 請求項1ないし3記載の発光素子用積層板において、前記凹設穴の底部にLEDを面付け実装し、このLEDと前記銅箔表面上に形成した端子部とをボンディングワイヤーで電気的に接続することを特徴とする表示体。
  5. 請求項1ないし3記載の発光素子用積層板において、前記凹設穴の底部にLEDを導電性ペーストやバンプで面付け実装し、このLEDと前記凹設穴の底部に形成した端子部とを電気的に接続することを特徴とする表示体。
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