JP3538698B2 - 端子供給装置 - Google Patents

端子供給装置

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JP3538698B2
JP3538698B2 JP00103499A JP103499A JP3538698B2 JP 3538698 B2 JP3538698 B2 JP 3538698B2 JP 00103499 A JP00103499 A JP 00103499A JP 103499 A JP103499 A JP 103499A JP 3538698 B2 JP3538698 B2 JP 3538698B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧着端子を1個ず
つ次工程に供給する端子供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧着端子を圧着装置(圧着工程)に1個
ずつ供給するのは、効率および安全性の面から手作業で
行うよりも端子供給装置を用いて行うのが好ましい。そ
のような従来の端子供給装置としては、パーツフィーダ
ーと呼ばれるものと、インテリジェントフィーダーと呼
ばれるものとがある。パーツフィーダは、複数の圧着端
子が収容された端子収容部を振動させて圧着端子の重な
り合いおよび絡み合いを解除して圧着端子を1個ずつ圧
着工程に供給するものであり、インテリジェントフィー
ダーは、端子収容部に収容された圧着端子の形状、位置
および向きを画像認識により認識し、圧着端子をロボッ
トハンドで1個ずつ把持して圧着工程に供給するもので
ある。なお、インテリジェントフィーダーのロボットハ
ンドには、端子収容部に様々な位置および向きで置かれ
た圧着端子を把持できるようするため、自由度の高いも
のを使用する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
パーツフィーダーでは、形状の異なる圧着端子の種類ご
とに個別の構成とする必要があり、汎用性がないととも
に、端子収容部を振動させるための機械的構成が必要で
あるため、装置構成が大型であり、大きな設置スペース
を要するという問題がある。
【0004】また、上述のインテリジェントフィーダー
では、画像認識により圧着端子の形状、位置および向き
を認識するので、圧着端子の種類変更に比較的容易に対
応でき、汎用性はあるのであるが、その分装置価格が高
価であり、また、自由度の高いロボットハンドを使用す
るため装置構成が大型であるという問題がある。
【0005】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、小型
低価格で、汎用性に優れた端子供給装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の技術的手段は、一端側に圧着部が設けられ、他端部に
接続部が設けられた圧着端子を1個ずつ次工程に供給す
る端子供給装置であって、前記圧着端子の送り側に向け
て前記圧着端子が滑り落ちるように斜め下方に傾斜した
底面をそれぞれ有し、前記送り側に向けて多段に連なる
複数のケース体と、前記各ケース体の前記送り側端部の
端壁に摺接して昇降変位可能なように下方から前記底面
を通して前記各ケース体内にそれぞれ挿入され、その上
面が前記送り側に向けて斜め下方に傾斜するとともに前
記圧着端子が1個だけ乗る幅および長さを有している複
数の送出し部材と、前記各送出し部材ごとに設けられ、
前記各送出し部材を、前記送出し部材の前記上面が前記
各ケース体の前記底面に連なる下降位置と、前記上面上
に滑り落ちてきた前記圧着端子が前記端壁を乗り越えて
次の前記ケース体内または前記次工程に送り出される上
昇位置との間でそれぞれ昇降駆動する複数の駆動手段
と、前記複数のケース体のうちの最上流側の前記ケース
体以外の前記各ケース体における前記送り側端部の前記
圧着端子の有無をそれぞれ検知する少なくとも一つの第
1の光検知手段と、最上流側の前記ケース体以外の前記
各ケース体の前記送り側端部における前記圧着端子の有
無を前記第1の各光検知手段を通じて逐次検知し、前記
複数のケース体のうちの最下流側の前記ケース体の前記
送り側端部に前記圧着端子がある場合には、最下流側の
前記ケース体に設けられた前記送出し部材を、前記下降
位置から前記上昇位置に順次上昇駆動する一方、前記最
上流側の前記ケース体以外のいずれかの前記ケース体の
前記送出し側端部に前記圧着端子がない場合には、その
ケース体の上流側の前記ケース体に設けられる前記送出
し部材を、対応する前記駆動手段を通じて前記下降位置
から前記上昇位置に上昇駆動することにより、最上流側
の前記ケース体内に収容された複数の前記圧着端子を1
個ずつ前記次工程に送り出す制御手段と、を備えること
を特徴とする。
【0007】好ましくは、前記端子供給装置は、前記圧
着端子の受け渡しを行う端子受渡部と、最下流側の前記
ケース体から送り出された前記圧着端子が嵌まり込むこ
とにより、前記圧着端子の前記端子受渡部での整列方向
を決定する整列溝とを有する受渡ステーションと、前記
端子受渡部に位置する前記圧着端子の前記圧着部と前記
接続部との前記所定方向に対する前後関係を検知する第
2の光検知手段と、前記圧着端子を把持する把持部と、
前記把持部を前記受渡ステーションの前記端子受渡部と
前記次工程の所定の端子載置部との間で往復駆動すると
ともに、前記把持部を所定の軸回りに回転させて前記把
持部が把持している前記圧着端子の前記圧着部と前記接
続部との前後関係を入れ替えるチャック搬送機構とを有
する端子搬送機構と、をさらに備え、前記制御手段は、
前記受渡ステーションの前記端子受渡部に位置する前記
圧着端子の前記前後関係を前記第2の光検知手段を通じ
て検知し、前記端子搬送機構の前記把持部および前記チ
ャック搬送機構を駆動制御し、前記端子受渡部に位置す
る前記圧着端子を前記次工程の前記端子載置部に前記圧
着部の向きを揃えて順次搬送する機能をさらに備えるの
がよい。
【0008】また、好ましくは、前記ケース体は3個以
上設けられ、コの字型に連なって配置されているのがよ
い。
【0009】さらに、好ましくは、前記次工程は、前記
圧着端子を所定の電線に圧着する圧着工程であるのがよ
い。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態に係る
端子供給装置の平面図であり、図2はその端子供給装置
のブロック図であり、図3はその端子供給装置に備えら
れる最上流側のケース体の構成を示す断面図であり、図
4および図5はその端子供給装置に備えられる最下流側
のケース体および端子受渡機構の部分的構成を示す断面
図であり、図6はその端子供給装置に備えられる端子受
渡機構の部分的構成を示す平面図であり、図7はその端
子供給装置に備えられる端子搬送機構の正面図であり、
図8はその端子供給装置が圧着端子を供給する圧着装置
の構成を概略的に示す図であり、図9はその圧着装置に
備えられるセット台の構成を示す平面図である。
【0011】まず、本実施形態に係る端子供給装置の適
用対象となる圧着端子1は、図4ないし図7に示すよう
に、一端側に圧着部1aが設けられ、他端側に接続部1
bが設けられたものである。ここでは、本端子供給装置
を圧着部1aと接続部1bとが直線状に連なる直線形の
圧着端子1に適用する場合について説明するが、圧着部
1aと接続部1bとの間で所定角度(例えば45°以下
の角度)で「く」の字形に屈曲した屈曲形の圧着端子
や、接続部1bの外周部にねじ止めの際の回り止めが突
設されたタイプの圧着端子にも適用可能である。また、
ここでは、圧着端子1は、バッテリケーブル端子であ
る。
【0012】この端子供給装置は、圧着端子1を1個ず
つ圧着工程(次工程)に供給するものであり、図1ない
し図7に示すように、圧着端子1を1個ずつ送り出す端
子送出し機構3と、端子送出し機構3が送り出した圧着
端子1を1個ずつ向きを揃えて圧着装置5の所定の端子
載置部111a(図9参照)に搬送する端子搬送機構7
と、端子送出し機構3と端子搬送機構7との間で圧着端
子1の受け渡しを行う端子受渡機構(受渡ステーショ
ン)9と、装置各部に設けられた光センサ(光検知手
段)51,53,55,57,75,77の検知結果に
基づき、装置各部の駆動部(7,41,43,45,4
7,49,63,65,73,81a)を駆動制御する
制御部(制御手段)11とを備えて構成されている。
【0013】端子送出し機構3は、大略的に、多段に連
なる複数(ここでは4つ)のケース体21,23,2
5,27と、各ケース体21,23,25,27ごとに
設けられる送出し部材31,33,35,37,39
と、その各送出し部材31,33,35,37,39を
昇降駆動するエアシリンダ41,43,45,47,4
9と、各ケース体21,23,25,27に設けられた
光センサ51,53,55,57とを備えて構成されて
いる。
【0014】各ケース体21,23,25,27は、図
1に矢印A1ないしA4で示す圧着端子1の送り側に向
けて圧着端子1が滑り落ちるように斜め下方に傾斜した
底面21a,23a,25a,27aをそれぞれ有し、
送り側に向けて多段に連なっており、このうちの最上流
側のケース体21が、図3に2点鎖線で示すように複数
の圧着端子1が積層された状態で収容される端子収容部
となっている。
【0015】また、各ケース体21,23,25,27
は、ケース体21とケース体23との間、およびケース
体23とケース体25との間で、圧着端子3の送り方向
が左方に90度変換されるようにコの字型に配置されて
いる。
【0016】各送出し部材31,33,35,37,3
9は、図3にケース体21について代表して示すよう
に、各ケース体21,23,25,27の送り側端部に
おいて、各ケース体21,23,25,27の送り側端
部の端壁に摺接して昇降変位可能なように下方から各ケ
ース体21,23,25,27内に挿入されている。
【0017】各送り第部材31,33,35,37,3
9は、底面21a,23a,25a,27aに設けられ
た透孔21b,23b,25b,27bを介してケース
体21,23,25,27内に挿入されており、その上
面31a,33a,35a,37a,39aは、底面2
1a,23a,25a,27aと滑らかに連なるように
送り側に向けて斜め下方に傾斜している。
【0018】このような各送出し部材31,33,3
5,37,39は、制御部11の制御によって駆動する
エアシリンダ41,43,45,47,49により、そ
の上面31a,33a,35a,37a,39aが底面
21a,23a,25a,27aに連なる下降位置(代
表して図3に実線で示す位置)と、その上面31a,3
3a,35a,37a,39a上に滑り落ちてきた圧着
端子1が送り側端部の端壁を乗り越えて次のケース体2
3,25,27内または次の端子受渡機構9に送り出さ
れる上昇位置(代表して図3に破線で示す位置)との間
で昇降駆動されるようになっている。
【0019】ここで、各送出し部材31,33,35,
37,39の上面31a,33a,35a,37a,3
9aは、圧着端子1が1個だけ乗る幅および長さを有し
ており、図3に示すように、送出し部材31,33,3
5,37,39が下降位置から上昇位置まで上昇駆動さ
れると、上面31a,33a,35a,37a,39a
上に乗っている圧着端子1が基本的に1個だけ上方に押
し上げられて、その上面31a,33a,35a,37
a,39a上から滑りちるようにして、次のケース体2
3,25,27内または次の端子受渡機構9に送り出さ
れる。
【0020】最上流側のケース体(端子収容部)21に
は、2つの送出し部材31,33が左右に並べられて設
置されており、他のケース体23,25,27には、送
出し部材35,37,39が1つずつ設置されている。
端子収容部21に設けられる2つの送出し部材31,3
3は、交互に上昇駆動されて交互に圧着端子1を送り出
すようになっている。
【0021】また、最上流側のケース体21には、その
底面21から出没変位可能に突出する複数の出没部材6
1が、底面21aの傾斜方向に対して垂直方向に沿って
列をなして多段に複数列(ここでは2列)設けられてい
る。各出没部材61は、底面21aに設けられた透孔2
1cを介して下方からケース体21内に挿入されてい
る。
【0022】この各列の出没部材61は、制御部11に
よって駆動制御されるエアシリンダ63,65により、
その上端部の上面が底面21aと滑らかに連なる下降位
置と、その上端部が底面21aから所定高さだけ突出す
る上昇位置との間で昇降駆動されるようになっている。
【0023】この出没部材61は、圧着端子1のケース
体21内における送り側端部への供給量を調節するため
のものであり、動作内容については後述する。
【0024】各光センサ51,53,55,57は、各
ケース体21,23,25,27ごとに設けられてお
り、図1で1点鎖線で示すように所定の光(赤外線等)
を投受することにより各ケース体21,23,25,2
7の送り側端部(下降位置にある送出し部材31,3
3,35,37,39上)における圧着端子1の有無を
検知する。
【0025】端子受渡機構9は、図1、図4ないし図7
に示すように、大略的に、最下流側のケース体27の送
出し部材39によって送り出された圧着端子1を受け取
る受取部材71と、受取部材71を昇降駆動するエアシ
リンダ73(図2参照)と、受取部材71上の圧着端子
1の有無を検知する光センサ75と、受取部材71上の
圧着端子1の向きを検知する光センサ(第2の光検知手
段)77と、圧着端子1を後述する端子搬送機構7に受
け渡す端子受渡部79と、圧着端子1を受取部材71上
から端子受渡部79に移動させる端子移動機構81とを
備えて構成されている。なお、図1においては便宜上光
センサ77が省略されている。
【0026】受取部材71は、最下流側のケース体27
の送り側端部の端壁に摺接するように前記透孔27bを
介して下方から昇降変位可能にケース体27内に挿入さ
れている。このため、この最下流側のケース体27で
は、送出し部材39は、受取部材71の送り方向上流側
に受取部材71に摺接して設けられている。
【0027】受取部材71の上面71aは、基本的に水
平面となっているが、その上面71aの送り方向上流側
端部は、斜め下方に傾斜するテーパ面71bとなってい
る。その上面71aの水平面となっている部分は、圧着
端子1が1個だけ乗る幅および長さを有している。
【0028】受取部材71は、制御部11の制御によっ
て駆動制御されるエアシリンダ73により、その上面7
1aが端子受渡部79と連なる上昇位置(図4で破線で
示される位置)と、その上昇位置から所定高さだけ下方
に下がり、かつ上面71aがケース体27の底面27a
よりも所定高さだけ上方に位置する下降位置(図4で実
線で示される位置)との間で昇降駆動されるようになっ
ている。
【0029】これに対応して、送出し部材39は、その
上面39aがケース体27の底面27aと連なる下降位
置(図4で実線で示される位置)と、その上面39a
が、下降位置にある受取部材71の上面71aよりも所
定高さだけ上方に位置する上昇位置(図4で破線で示さ
れる位置)との間で昇降駆動されるようになっている。
【0030】このため、受取部材71が下降位置にある
状態で送出し部材39が上昇位置に上昇駆動されると、
受取部材71の上面71aと、その両側で上方に延びる
送出し部材39およびケース体27の送り側端部の端壁
の対向面とによって、圧着端子1を送り方向と垂直方向
(所定方向)に整列させるための整列溝83が形成され
るようになっている。
【0031】これにより、送出し部材39によって上方
に押し上げられた圧着端子1は、図1に矢印A4で示す
送り方向と垂直方向に延びる整列溝83内に滑り落ち、
所定方向に沿って整列される。
【0032】圧着端子1が整列溝83内に落下される
と、これに伴って、送出し部材39が上昇位置から下降
位置に下降され、これに伴って整列溝83が解消され
る。
【0033】この整列溝83の解消の際、受取部材71
の上面71aの水平部は、圧着端子1が1個乗るだけの
幅しかなく、その送り方向上流側にはテーパ面71bが
設けられているので、圧着端子1が上向きで水平部上に
しっかりと乗っておらず、下向きで乗っていたり、テー
パ面71b側にずれて乗っていたりする場合には、テー
パ面71bによってケース体27内に滑り落ちるように
なっている。また、2個の圧着端子1が重なり合った状
態で整列溝83内に送り込まれた場合にも、重なり合っ
た状態では重心が安定しないため、整列溝83の解消に
伴ってケース体27内に滑り落ちるようになっている。
【0034】これによって、1個の圧着端子1が受取部
材71の上面71aの水平部上に上向きでしっかりと乗
っている場合にのみ、圧着端子1が上面71aに乗った
状態で、受取部材71が下降位置から上昇位置に上昇さ
れる。
【0035】光センサ75は、図1および図5で1点鎖
線で示すように所定の光を投受して、下降位置にある受
取部材71上における圧着端子1の有無を検知するため
のものであり、上記のように整列溝83が解消された際
に、この光センサ75を通じて受取部材71上に圧着端
子1があることが検知された場合にのみ、受取部材71
が下降位置から上昇位置に上昇されるようになってい
る。
【0036】光センサ77は、上昇位置に上昇された受
取部材71上に所定方向に整列された状態で載置されて
いる圧着端子1の向き(すなわち、所定方向に対する圧
着部1aと接続部1bとの前後関係)を検知するための
ものであり、受取部材71の斜め上方に設置されてい
る。
【0037】光センサ77は、上昇位置にある受取部材
71の上方の所定位置に向けて所定の光(赤外線等)を
投光し、その所定位置からの光の反射の有無を検知し、
その所定位置に圧着端子1の上方に突出する圧着部1a
があるか無いかを検知することにより、圧着端子1の向
きを検知するようになっている。
【0038】すなわち、前記所定位置に圧着部1aがあ
る場合には、圧着端子1は圧着部1aが光センサ77に
対して手前側に向いて整列しており、前記所定位置に圧
着部1aがない場合には、圧着端子1は光センサ77に
対して接続部1bが手前側に向いて整列していることと
なる。
【0039】端子受渡部79は、圧着端子1を後述する
端子搬送機構7に受け渡すためのものであり、受取部材
71側に開口する位置決め凹部79aを有し、その位置
決め凹部79aの底面79bが、上昇位置にある受取部
材71の上面71aと連なるようにして配設されてい
る。位置決め凹部79aの幅は、圧着端子1の幅よりも
やや大きめに設定され、位置決め凹部79a内に送り込
まれた圧着端子1が前後左右方向に位置決めされるよう
になっている。
【0040】端子移動機構81は、受取部材71を挟ん
で端子受渡部79と反対側に設置されたエアシリンダ8
1aのシリンダロッド81bの先端部に、圧着端子1と
当接し、圧着端子1を受取部材71上から端子受渡部7
9の位置決め凹部79a内に押圧移動させる当接部81
cを設けて構成されている。エアシリンダ81aは、制
御部11によって駆動制御されるようになっている。
【0041】当接部81cは、エアシリンダ81により
図1において矢印A4で示す送り方向に対して垂直方向
に沿って前後に往復駆動されるようになっている。当接
部81cが、図1および図5に示す後退位置から前進駆
動されると、当接部81cによって圧着端子1の圧着部
1aが押圧され、これにより、圧着端子1が受取部材7
1上から端子受渡部79の位置決め凹部79a内におけ
るその終端部に当接する位置まで押圧移動されるように
なっている。
【0042】端子搬送機構7は、図7に示すように、圧
着端子1を把持するチャック機構91と、チャック機構
91を水平方向に往復駆動する水平方向駆動機構93と
を備えている。チャック機構91は、水平方向駆動機構
93により水平方向に往復駆動される基台95と、その
基台95に、上下方向に移動可能に備えられる移動台9
7と、基台95に固定され、移動台97を上下方向駆動
する上下方向駆動機構99と、移動台97に備えられ、
圧着端子1を把持する把持部101と、移動台97に備
えられ、把持部101を水平面内で回転駆動する回転駆
動機構103とを備えて構成されており、各駆動部は、
制御部11によって駆動制御される。ここで、本発明に
係るチャック搬送機構には、水平方向駆動機構93、基
台95、移動台97、上下方向駆動機構99、および回
転駆動機構103が対応している。
【0043】把持部101は、中央の固定された固定把
持部材101aと、その両側に設けられ、所定の駆動機
構により固定把持部材101aに対して近接離反するよ
うに駆動される可動把持部材101b,101cとを備
えている。
【0044】圧着端子1を把持する際は、水平方向駆動
機構91を駆動して把持部101を端子受渡部79の上
方に位置させた状態で、上下方向駆動機構99により移
動台97が、図7に示す上昇位置から、把持部101の
固定把持部材101aが圧着端子1の圧着部1aにおけ
る左右のバレル部の間に挿入される下降位置まで下降さ
れ、続いて左右の可動把持部材101b,101cが内
方に駆動されて、これによって、両バレル部が固定把持
部材101aと両可動把持部材101b,101cとの
間で把持されてるようになっている。
【0045】このように圧着端子1が把持されると、移
動台97が上下方向駆動機構99により下降位置から上
昇位置に上昇され、続いて、水平方向駆動機構91によ
り把持部101が、端子受渡部79上から端子セット台
111の端子載置部111a上に移動されるとともに、
この水平移動の間に、回転駆動機構103によって把持
部101が水平面内で回転されて圧着端子1の向きが端
子載置部111aの向きに対応するように調節される。
【0046】続いて、上下方向駆動機構99により移動
台101が上昇位置から下降位置に下降され、圧着端子
1が端子載置部111a上に載置されると、把持部10
1の可動把持部材101b,101cが外方に駆動され
て把持解除される。
【0047】ここで、端子載置部111a上には、圧着
部1aの向きを揃えて圧着端子1を載置する必要がある
一方、端子受渡部79上に位置する圧着端子1の向き
は、圧着部1aの向きにより2通りの自由度があるめ、
端子受渡部79上に位置する圧着端子1の向きにより、
搬送過程で行う圧着端子1の回転の向き、および回転角
度を調節する必要がある。
【0048】例えば、ここでは、端子受渡部79上にお
ける圧着端子1の向きの相違により、圧着端子1を右回
りに90°回転させるか、左回りに90°回転させるか
を変更することにより、圧着端子1の向きの違いに対応
している。
【0049】圧着装置5は、図1、図7ないし図9に示
すように、端子圧着機112と、その端子圧着機112
に圧着端子1および電線113を送り込む送り機構11
5とを備えて構成されている。
【0050】送り機構115は、図8および図9に示す
ように、互いに平行にループ状に連結された複数のセッ
ト台111と、セット台111を端子圧着機112に向
けて端子圧着機112の圧着動作に連動した所定の送り
タイミングで、所定の送りピッチだけ順次搬送する図示
しない駆動機構とを備えて構成されている。
【0051】各セット台111には、圧着端子1が載置
される端子載置部111aと、所定長さに切断された電
線113が載置される電線載置部111bとが設けられ
ている。
【0052】端子供給装置の端子搬送機構7は、セット
台111の送りタイミングに連動して、各セット台11
1の端子載置部111aに圧着端子1を向きを揃えて順
次載置するようになっている。圧着端子1が載置された
セット台111には、続いて手作業、または所定の機械
により自動的に電線113が順次載置されるようになっ
ている。
【0053】端子圧着機112には、圧着を行う図示し
ないアプリケータと、セット台111によって搬送され
てきた圧着端子1および電線113を、各セット台11
1から取り出し、アプリケータにセットするとともに、
圧着が完了した圧着端子1および電線113をアプリケ
ータから排出する図示しない搬送アームとが備えられて
いる。
【0054】次に、制御部11の制御動作を説明しつ
つ、この端子供給装置の動作説明を行う。
【0055】制御部11は、各光センサ51,53,5
5,57,75,77の検知結果に基づき、各エアシリ
ンダ41,43,45,47,63,65,73,81
aおよび端子搬送機構7を駆動制御することにより、圧
着装置5のセット台111の送りタイミングに従って、
最上流側のケース体21内に収容されている圧着端子1
を1個ずつ向きを揃えて圧着装置5に供給するようにな
っている。
【0056】受渡部79から圧着装置5への圧着端子1
の搬送は、端子搬送機構7によって行われ、制御部11
は、前述のように、光センサ77を通じて端子受渡部7
9上の圧着端子1の向きを認識して、端子搬送機構7を
駆動制御し、前記送りタイミングに従って、端子受渡部
79に送り込んだ圧着端子1を圧着装置5の各セット台
111に向きを揃えて順次載置するようになっている。
【0057】また、制御部11は、光センサ75を通じ
て受取部材71上における圧着端子1の有無を逐次検知
しており、受取部材71上に圧着端子1がある場合に
は、エアシリンダ73を通じて、受取部材71を下降位
置から上昇位置に上昇させて待機させ、端子搬送機構7
によって圧着端子1を端子受渡部79から排出するのに
伴って、前述のように端子移動機構81のエアシリンダ
81aを駆動制御して、端子移動機構81により受取部
材71の圧着端子1を端子受渡部79に送り込むように
なっている。圧着端子1の端子受渡部79への送り込み
動作が完了すると、受取部材71は、下降位置に下降さ
れて待機する。
【0058】一方、受取部材71上に圧着端子1がない
場合には、制御部11は、エアシリンダ49を通じて下
降位置に待機している送出し部材39を上昇位置に上昇
させて再び下降位置に下降させることにより、送出し部
材39上に滑り落ちてきている圧着端子1を、前述のよ
うに端子受渡機構9に1個送り込む。
【0059】さらに、制御部11は、光センサ53,5
5,57を通じて各ケース体23,25,27の送り側
端部における圧着端子1の有無を逐次検知しており、い
ずれかのケース体23,25,27の送り側端部に圧着
端子1がない場合には、エアシリンダ41,43,4
5,47を通じて、そのケース体23,25,27の上
流側のケース体21,23,25の下降位置に待機して
いる送出し部材31,33,35,37を上昇位置に上
昇させて再び下降位置に下降させることにより、送出し
部材31,33,35,37上に滑り落ちてきている圧
着端子1を、前述のように下流側のケース体23,2
5,27内に1個送り出す。なお、最上流側のケース体
21から圧着端子1を送り出す際には、送出し部材3
1,33が同時にではなく、交互に交代で駆動されるよ
うになっている。
【0060】すなわち、各ケース体21,23,25,
27からは、一つ下流側のケース体23,25,27内
または端子受渡機構9の受取部材71上から圧着端子1
が全て送り出されるのに伴って、圧着端子1が1個ずつ
送り出されるようになっている。
【0061】各送出し部材31,33,35,37,3
9に圧着端子1がしっかりと乗っていない等の理由によ
り、各ケース体21,23,25,27からの圧着端子
1の送り出しに失敗した場合には、送り出しが成功する
まで送り出し動作が繰り返し行われる。
【0062】また、送出し部材31,33上に複数の圧
着端子1が重なり合って乗っている場合などには、最上
流側のケース体21から2個の圧着端子1が同時に送り
出されてしまう場合があるのであるが、次のケース体2
3が歯止めとなって下流側のケース体25に複数の圧着
端子1が同時に送り出されるのが防止され、次のケース
体23内の圧着端子1が1個ずつ全て送り出された後
に、ケース体21から次の圧着端子1が1個送り出され
るようになっている。
【0063】さらに、送出し部材31,33上に複数の
圧着端子1が絡み合って乗っている場合などには、最上
流側のケース体21から複数の圧着端子1が絡み合った
状態で送り出されてしまう場合があるのであるが、本実
施形態では、ケース体21,23,25,27を4段に
連ねた構成としてあるので、圧着端子1がケース体21
からケース体27、および端子受渡機構9の受取部材7
1上に送られる過程で、絡み合いが確実に解除されて、
圧着端子1が1個ずつ分離されて端子受渡機構9に送ら
れるようになっている。
【0064】次に、最上流側のケース体21に設けられ
る出没部材61の動作説明を行う。制御部11は、光セ
ンサ51,53を通じてケース体21,23の送り側端
部における圧着端子1の有無を逐次検知しており、少な
くともいずれか一方のケース体21,23の送り側端部
に圧着端子1がある場合には、ケース体21内に十分な
数の圧着端子21が収容されているものと判断し、2列
のうちのいずれか一方の列(ここでは、送り方向上流側
の列)の出没部材61を上昇位置に突出させ、他方の列
の出没部材61を下降位置に収容させておくようになっ
ている。これによって、ケース体21内の圧着端子1が
突出された出没部材61に適度に係止され、ケース体2
1の送り側端部に滑り落ちる圧着端子21の数が規制さ
れるようになっている。
【0065】一方、両方のケース体21,23の送り側
端部に圧着端子1がなくなった場合には、制御部11
は、ケース体21内の圧着端子1の数が減ってきたと判
断し、各列の出没部材61を各列間で所定回数だけ交互
に昇降駆動し、ケース体21内に残っている圧着端子1
を送り側端部に送り出すようになっている。
【0066】以上のように、本実施形態によれば、底面
21a,23a,25a,27aが送り側に向けて斜め
下方に傾斜した複数のケース体21,23,25,27
を多段に連ね、各ケース体21,23,25,27の送
り側端部に滑り落ちてきた圧着端子1を送出し部材3
1,33,35,37,39によって下流側のケース体
23,25,27または端子受渡機構9に1個ずつ順次
送り出す構成であり、仮に、最上流側のケース体21か
ら複数の圧着端子1が絡み合った状態で次のケース体2
3に送り出されても、下流側の各ケース体23,25,
27において搬送されてゆく過程で絡み合いおよび重な
り合いが解除され、最終的に1個ずつ独立して端子受渡
機構9に送り出されるようになっているので、簡単な構
成で端子供給装置を構成することができるとともに、装
置構成を変更することなく、供給対象の圧着端子1の形
状およびサイズの変更に対応することができ、これによ
って、端子供給装置の小型低価化および汎用性の向上が
図れる。
【0067】また、圧着端子1の向きを揃えて次工程の
圧着装置5に供給するので、次工程において圧着端子1
の向きの調整を行う必要がないという利点がある。
【0068】さらに、端子受渡機構9の端子受渡部79
に所定方向に沿って配置された圧着端子1を端子搬送機
構7の把持部101で把持するようになっているので、
自由度の小さい比較的簡易な端子搬送機構9により圧着
端子1を圧着装置5に搬送することができ、装置のさら
なる小型化低価格化を図ることができる。
【0069】また、4つのケース体21,23,25,
27がコの字型に連なって配置されているので、複数の
ケース体21,23,25,27をコンパクトに配置す
ることができ、装置構成の小型化が図れる。
【0070】さらに、端子収容部である最上流側のケー
ス体21には、2列の出没部材61が設けられており、
ケース体21内に圧着端子21が十分な数だけ収容され
ている際には、前述のようにいずれかの列の出没部材6
1を突出させることにより、ケース体21内の圧着端子
1が一度に送り側に滑り落ちて送り側端部に過度に集中
するのを防止することができ、その結果、ケース体21
から圧着端子1を安定して1個ずつ送り出すことができ
る。
【0071】また、ケース体21内にある圧着端子1の
数が少なくなってきたときには、前述のように各列の出
没部材61を各列間で交互に昇降させて、ケース体21
内に残っている圧着端子1を送り側に滑り落とさせるこ
とにより、ケース体21内に収容されている圧着端子1
を残すことなく送り出すことができる。
【0072】
【発明の効果】請求項1ないし4に記載の発明によれ
ば、底面が送り側に向けて斜め下方に傾斜した複数のケ
ース体を多段に連ね、各ケース体の送り側端部に滑り落
ちてきた圧着端子を送出し部材によって下流側のケース
体または次工程に1個ずつ順次送り出す構成であり、仮
に、最上流側のケース体から複数の圧着端子が絡み合っ
た状態で次のケース体に送り出されても、下流側の各ケ
ース体において搬送されてゆく過程で絡み合いおよび重
なり合いが解除され、最終的に1個ずつ独立して次工程
に送り出されるようになっているので、簡単な構成で端
子供給装置を構成することができるとともに、装置構成
を変更することなく、供給対象の圧着端子の形状および
サイズの変更に対応することができ、これによって、端
子供給装置の小型低価化および汎用性の向上が図れる。
【0073】請求項2に記載の発明によれば、圧着端子
の向きを揃えて次工程に供給するので、次工程において
圧着端子の向きの調整を行う必要がないという利点があ
る。
【0074】また、受渡ステーションの端子受渡部に所
定方向に沿って配置された圧着端子を端子搬送機構の把
持部で把持するようになっているので、自由度の小さい
比較的簡易な端子搬送機構により圧着端子を次工程に搬
送することができ、装置のさらなる小型化低価格化を図
ることができる。
【0075】請求項3に記載の発明によれば、複数のケ
ース体がコの字型に連なって配置されているので、複数
のケース体をコンパクトに配置することができ、装置構
成の小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る端子供給装置の平面
図である。
【図2】図1の端子供給装置のブロック図である。
【図3】図1の端子供給装置に備えられる最上流側のケ
ース体の構成を示す断面図である。
【図4】図1の端子供給装置に備えられる最下流側のケ
ース体および端子受渡機構の部分的構成を示す断面図で
ある。
【図5】図1の端子供給装置に備えられる最下流側のケ
ース体および端子受渡機構の部分的構成を示す断面図で
ある。
【図6】図1の端子供給装置に備えられる端子受渡機構
の部分的構成を示す平面図である。
【図7】図1の端子供給装置に備えられる端子搬送機構
の正面図である。
【図8】図1の端子供給装置が圧着端子を供給する圧着
装置の構成を概略的に示す図である。
【図9】図8の圧着装置に備えられるセット台の構成を
示す平面図である。
【符号の説明】
1 圧着端子 3 端子送出し機構 5 圧着装置 7 端子搬送機構 9 端子受渡機構 11 制御部 21,23,25,27 ケース体 31,33,35,37,39 送出し部材 41,43,45,47,49,63,65,73,8
1a エアシリンダ 51,53,55,57,75,77 光センサ 71 受取部材 79 端子受渡部 81 端子移動機構 91 チャック機構 93 水平方向駆動機構 95 基台 97 移動台 99 上下方向駆動機構 101 把持部 111 セット台 111a 端子載置部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 43/055 B65G 47/78

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側に圧着部が設けられ、他端部に接
    続部が設けられた圧着端子を1個ずつ次工程に供給する
    端子供給装置であって、 前記圧着端子の送り側に向けて前記圧着端子が滑り落ち
    るように斜め下方に傾斜した底面をそれぞれ有し、前記
    送り側に向けて多段に連なる複数のケース体と、 前記各ケース体の前記送り側端部の端壁に摺接して昇降
    変位可能なように下方から前記底面を通して前記各ケー
    ス体内にそれぞれ挿入され、その上面が前記送り側に向
    けて斜め下方に傾斜するとともに前記圧着端子が1個だ
    け乗る幅および長さを有している複数の送出し部材と、 前記各送出し部材ごとに設けられ、前記各送出し部材
    を、前記送出し部材の前記上面が前記各ケース体の前記
    底面に連なる下降位置と、前記上面上に滑り落ちてきた
    前記圧着端子が前記端壁を乗り越えて次の前記ケース体
    内または前記次工程に送り出される上昇位置との間でそ
    れぞれ昇降駆動する複数の駆動手段と、 前記複数のケース体のうちの最上流側の前記ケース体以
    外の前記各ケース体における前記送り側端部の前記圧着
    端子の有無をそれぞれ検知する少なくとも一つの第1の
    光検知手段と、 最上流側の前記ケース体以外の前記各ケース体の前記送
    り側端部における前記圧着端子の有無を前記第1の各光
    検知手段を通じて逐次検知し、前記複数のケース体のう
    ちの最下流側の前記ケース体の前記送り側端部に前記圧
    着端子がある場合には、最下流側の前記ケース体に設け
    られた前記送出し部材を、前記下降位置から前記上昇位
    置に順次上昇駆動する一方、前記最上流側の前記ケース
    体以外のいずれかの前記ケース体の前記送出し側端部に
    前記圧着端子がない場合には、そのケース体の上流側の
    前記ケース体に設けられる前記送出し部材を、対応する
    前記駆動手段を通じて前記下降位置から前記上昇位置に
    上昇駆動することにより、最上流側の前記ケース体内に
    収容された複数の前記圧着端子を1個ずつ前記次工程に
    送り出す制御手段と、を備えることを特徴とする端子供
    給装置。
  2. 【請求項2】 前記端子供給装置は、 前記圧着端子の受け渡しを行う端子受渡部と、最下流側
    の前記ケース体から送り出された前記圧着端子が嵌まり
    込むことにより、前記圧着端子の前記端子受渡部での整
    列方向を決定する整列溝とを有する受渡ステーション
    と、 前記端子受渡部に位置する前記圧着端子の前記圧着部と
    前記接続部との前記所定方向に対する前後関係を検知す
    る第2の光検知手段と、 前記圧着端子を把持する把持部と、前記把持部を前記受
    渡ステーションの前記端子受渡部と前記次工程の所定の
    端子載置部との間で往復駆動するとともに、前記把持部
    を所定の軸回りに回転させて前記把持部が把持している
    前記圧着端子の前記圧着部と前記接続部との前後関係を
    入れ替えるチャック搬送機構とを有する端子搬送機構
    と、をさらに備え、 前記制御手段は、前記受渡ステーションの前記端子受渡
    部に位置する前記圧着端子の前記前後関係を前記第2の
    光検知手段を通じて検知し、前記端子搬送機構の前記把
    持部および前記チャック搬送機構を駆動制御し、前記端
    子受渡部に位置する前記圧着端子を前記次工程の前記端
    子載置部に前記圧着部の向きを揃えて順次搬送する機能
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の端子
    供給装置。
  3. 【請求項3】 前記ケース体は3個以上設けられ、コの
    字型に連なって配置されていることを特徴とする請求項
    1または2に記載の端子供給装置。
  4. 【請求項4】 前記次工程は、前記圧着端子を所定の電
    線に圧着する圧着工程であることを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれかに記載の端子供給装置。
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