JP3537975B2 - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP3537975B2
JP3537975B2 JP32790596A JP32790596A JP3537975B2 JP 3537975 B2 JP3537975 B2 JP 3537975B2 JP 32790596 A JP32790596 A JP 32790596A JP 32790596 A JP32790596 A JP 32790596A JP 3537975 B2 JP3537975 B2 JP 3537975B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウエハや
液晶表示パネル用ガラス基板あるいは半導体製造装置用
マスク基板等の基板に処理液を供給することにより、当
該基板に対して洗浄等の処理を施す基板処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】このような基板処理装置の一種として、
純水中に薬液を混合させることにより生成した処理液を
処理槽に供給し、この処理液中に基板を浸漬することに
より当該基板を処理するものが知られている。例えば、
特開平7−22369号公報に記載された基板処理装置
は、純水の供給源から処理槽に純水を供給するための純
水供給路と、耐圧密閉構造を有し薬液を貯留する薬液タ
ンクと、この薬液タンク内に圧力を制御された窒素ガス
を供給する窒素ガス供給手段と、薬液タンクから純水供
給路に向けて薬液を導くための薬液の供給経路と、純水
供給路中の純水に薬液を混合させるための薬液導入弁と
を備える。そして、薬液タンク内に窒素ガスを供給する
ことにより薬液タンク内の薬液を加圧した後、薬液導入
弁を開放することにより、純水中に薬液を圧送し、これ
により純水と薬液とを混合している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような基板処理装
置においては、薬液導入弁の流量特性が変化することに
より、純水中に混合される薬液の量が変化し、その結果
処理液の濃度が変化してしまうという問題がある。すな
わち、薬液の圧力や熱膨張の影響を受けて薬液導入弁が
変形した場合等においては、薬液の供給経路において薬
液が受ける圧力損失が変化し、窒素ガスにより加圧され
た薬液の圧力が一定値となるように制御した場合におい
ても、純水中への薬液の供給量は正確には一定とはなら
ない。このため、処理槽に供給される処理液の濃度が不
均一となる。
【0004】このため、処理槽に供給される処理液の濃
度等を検出し、この検出値の偏差に比例して薬液タンク
に供給する窒素ガスの圧力を増減させることにより、処
理槽に供給される処理液の濃度が目標値となるように制
御することが考えられる。
【0005】しかしながら、このような制御を行った場
合においては、処理液濃度の目標値に対するオーバシュ
ートが生じ、ハンチング現象により処理液の濃度が安定
するまでに長時間を要するという問題が生ずる。
【0006】処理液の濃度が不均一となった場合におい
ては、その処理液により処理された基板の品質が低下
し、当該基板により製造される製品の歩留まりを低下さ
せるという問題が生ずる。
【0007】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたものであり、処理液の濃度を速やかに目標濃度に一
致させることにより、基板を精度よく処理することので
きる基板処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、純水中に薬液を混合することにより生成した処理液
により基板を処理する基板処理部と、前記基板処理部と
純水の供給源とを接続する供給路と、前記供給路中に配
設され、前記供給路を通過する純水中に薬液を混合して
処理液を生成するための薬液導入弁と、前記供給路にお
ける前記基板処理部と前記薬液導入弁との間に配設さ
れ、前記薬液導入弁で生成され、かつ、そこを通過する
処理液の濃度を検出する濃度検出手段と、前記薬液を貯
留する耐圧密閉構造の薬液タンクと、前記薬液タンク内
に不活性ガスを供給して前記薬液タンク内の薬液を加圧
することにより、薬液を前記薬液タンクから前記薬液導
入弁に圧送する不活性ガス供給手段と、前記不活性ガス
供給手段により前記薬液タンクに供給される不活性ガス
の供給圧力を制御する不活性ガス制御手段と、前記薬液
タンクから前記薬液導入部へ供給される薬液の圧力を検
出する圧力トランスデューサと、前記濃度検出手段に
る検出値の偏差を圧力補正値へ変換し、この圧力補正値
を圧力補正信号にさらに変換し、予め設定された圧力設
定値に前記圧力補正信号を加算した後前記圧力トランス
デューサにより検出された薬液の圧力値を減算して得た
圧力制御偏差に基づいて前記不活性ガス制御手段を制御
する制御部とを備え、前記制御部は、前記圧力補正値を
圧力補正信号に変換するときの制御則として、前記圧力
補正値に比例して前記不活性ガス制御手段の操作量を決
定する比例動作と、前記圧力補正値の積分に比例して前
記不活性ガス制御手段の操作量を決定する積分動作とを
含むことを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、純水中に薬液を
混合することにより生成した処理液により基板を処理す
る基板処理部と、前記基板処理部と純水の供給源とを接
続する供給路と、前記供給路中に配設され、前記供給路
を通過する純水中に薬液を混合して処理液を生成するた
めの薬液導入弁と、前記供給路における前記基板処理部
と前記薬液導入弁との間に配設され、前記薬液導入弁で
生成され、かつ、そこを通過する処理液の濃度を検出す
る濃度検出手段と、前記薬液を貯留する耐圧密閉構造の
薬液タンクと、前記薬液タンク内に不活性ガスを供給し
て前記薬液タンク内の薬液を加圧することにより、薬液
を前記薬液タンクから前記薬液導入弁に圧送する不活性
ガス供給手段と、前記不活性ガス供給手段により前記薬
液タンクに供給される不活性ガスの供給圧力を制御する
不活性ガス制御手段と、前記薬液タンクから前記薬液導
入部へ供給される薬液の圧力を検出する圧力トランスデ
ューサと、前記濃度検出手段による検出値の偏差を圧力
補正値へ変換し、この圧力補正値を圧力補正信号にさら
に変換し、予め設定された圧力設定値に前記圧力補正信
号を加算した後前記圧力トランスデューサにより検出さ
れた薬液の圧力値を減算して得た圧力制御偏差に基づい
て前記不活性ガス制御手段を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記圧力補正値を圧力補正信号に変換す
るとき制御則として、前記圧力補正値に比例して前記不
活性ガス制御手段の操作量を決定する比例動作と、前記
圧力補正値の積分に比例して前記不活性ガス制御手段の
操作量を決定する積分動作と、前記圧力補正値の二重積
分に比例して前記不活性ガス制御手段の操作量を決定す
る二重積分動作とを含むことを特徴とする。請求項3に
記載の発明は、請求項1に記載の基板処理装置におい
て、前記制御部は、前記圧力制御偏差に対して制御則と
しての比例動作および積分動作を行うことにより前記不
活性ガス制御手段の操作量を決定し、この操作量により
前記不活性ガス制御手段を制御する。請求項4に記載の
発明は、請求項2に記載の基板処理装置において、前記
制御部は、前記圧力制御偏差に対して制御則としての比
例動作および積分動作を行うことにより前記不活性ガス
制御手段の操作量を決定し、この操作量により前記不活
性ガス制御手段を制御する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は、この発明に係る基板処
理装置の概要図である。
【0011】この基板処理装置は、基板Wを処理するた
めの基板処理部としての処理槽1と、薬液を貯留する薬
液タンク2と、複数の薬液導入弁9a、9b、9c、9
dおよび純水供給弁10を有する薬液混合部3と、薬液
混合部3に純水を供給するための純水供給部4と、処理
槽1と薬液混合部3とを接続する供給路16a中に配設
された濃度センサ5と、濃度フィードバックコントロー
ラ6および圧力フィードバックコントローラ7とから成
る制御部8とを備える。
【0012】処理槽1は、例えばその材質が石英により
構成され、そこに貯留した処理液中に基板Wを浸漬して
処理するものである。この処理槽1の底部には処理槽1
内に処理液を噴出するための多数の噴出孔を穿設した一
対の噴出ノズル15が配設されており、この一対の噴出
ノズル15は供給路16bと接続されている。また、処
理槽1の周囲には処理槽1の上端からオーバフローする
処理液を回収するための回収部17が配設されており、
この回収部17はドレイン18と接続されている。
【0013】薬液タンク2は耐圧密閉構造を有し、窒素
ガス供給源21と耐食レギュレータ22を介して接続さ
れている。また、この耐食レギュレータ22のパイロッ
トポートは電空レギュレータ23を介して圧縮空気供給
源24と接続されている。
【0014】上記耐食レギュレータ22は、そのパイロ
ットポートに供給される空気の圧力に対応させてそこを
通過する窒素ガスの圧力を制御するものである。また、
上記電空レギュレータ23は、圧力フィードバックコン
トローラ7から印加される電圧に対応させてそこを通過
する圧縮空気の圧力を制御するものである。これらの耐
食レギュレータ22および電空レギュレータ23の作用
により、圧力フィードバックコントローラ7から電空レ
ギュレータ23に印加する電圧を制御することで、薬液
タンク2に供給される窒素ガスの圧力を制御することが
可能となる。
【0015】なお、上記のようにレギュレータを2段階
に配置した構成をとるかわりに、窒素ガス供給源21と
薬液タンク2との間に圧力フィードバックコントローラ
7からの信号を受ける単一の電空レギュレータを配設し
て窒素ガスの圧力を制御することも可能である。但し、
フッ酸等のその蒸気が腐食性を有する薬液を使用する場
合においては、上記のような構成をとることが好まし
い。
【0016】純水供給部4は、薬液混合部3の純水供給
弁10と純水供給源19とを接続する供給路16aと、
供給路16a中に配設された純水レギュレータ20とを
備える。純水供給源19より供給された純水は、純水レ
ギュレータ20により一定の圧力に調整され、供給路1
6aを介して薬液混合部3の純水供給弁10に供給され
る。
【0017】濃度センサ5は、供給路16bを通過する
処理液の濃度を検出するためのものである。すなわち、
供給路16bを通過する処理液は純水中に薬液を混合す
ることにより生成されたものであるが、濃度センサ5
は、そこを通過する処理液における純水に対する薬液の
割合(重量パーセント)を検出するものである。この濃
度センサ5としては、例えば、処理液の導電率から処理
液の濃度を検出するものや処理液の光の透過率から処理
液の濃度を検出するものを使用することができる。
【0018】薬液混合部3は、図2に示すように、本体
44の内部に直線状の流体通路45を有する。そして、
この流体通路45は、純水供給源19から薬液混合部3
に至る供給路16aと、薬液混合部3から処理槽1に至
る供給路16bとに接続されている。供給路16aから
供給される純水は、純水供給ポート47を通って流体通
路45内に進入する。また、純水供給ポート47の下流
側には、排液管49に接続する排液ポート48が配設さ
れている。これらの純水供給ポート47および排液ポー
ト48は、各々純水供給弁10および排液弁50により
開閉制御される。なお、図1においては、排液管49お
よび排液弁50は、図示を省略している。
【0019】流体通路45の内壁には、4個の薬液導入
弁9a、9b、9c、9dの二次側流路が開口してい
る。また、本体44の側面には薬液導入口46a、46
b、46c、46d(図3においては46dのみ図示し
ている)が形成されている。これらの薬液導入口46
a、46b、46c、46dのうち、薬液導入口46a
は、前述した薬液タンク2と接続されており、薬液タン
ク2内の薬液は薬液導入口46aを介して流体通路45
中の純水に混合される。また、他の薬液導入口46b、
46c、46dは、各々、図示を省略した他の薬液タン
ク等より成る薬液供給部と接続されており、薬液タンク
2内の薬液とは異なる薬液の供給を受け、その薬液を流
体通路45中の純水に混合する。
【0020】なお、この実施の形態においては、薬液導
入口46aと接続する薬液タンク2にはフッ化水素が貯
留されている。また、各薬液導入口46b、46c、4
6dと接続する薬液タンクには、各々、アンモニア、塩
酸、過酸化水素が貯留されている。そして、基板Wに対
しフッ酸によるエッチングを行う場合においては、純水
供給弁10とを開放して薬液混合部3の流体通路45内
に純水を供給すると共に、薬液導入弁9aを開放して窒
素ガスにより加圧され圧送された薬液タンク2内のフッ
化水素を流体通路45内に導入する。同様に、基板Wに
対し通常SC1と呼称される洗浄処理を行う場合におい
ては、純水供給弁10とを開放して流体通路45内に純
水を供給すると共に、薬液導入弁9bおよび9dを開放
してアンモニアと過酸化水素を流体通路45内に導入す
る。さらに、基板Wに対し通常SC2と呼称される洗浄
処理を行う場合においては、純水供給弁10とを開放し
て流体通路45内に温純水を供給すると共に、薬液導入
弁9cおよび9dを開放して塩酸と過酸化水素を流体通
路45内に導入する。
【0021】制御部8は、濃度フィードバックコントロ
ーラ6と圧力フィードバックコントローラ7とから構成
される。
【0022】濃度フィードバックコントローラ6は、濃
度センサ5の検出信号を受け、圧力フィードバックコン
トローラ7を制御する制御信号としての圧力補正信号を
出力するためのものである。また、圧力フィードバック
コントローラ7は、薬液タンク2から薬液混合部3に供
給される薬液の圧力を検出する圧力トランスデューサ2
5からの検出信号と濃度フィードバックコントローラ6
からの圧力補正信号とを受け、純水中に混合される薬液
の量を制御するためのものである。すなわち、圧力フィ
ードバックコントローラ7は、電空レギュレータ23に
印加する電圧を制御することにより、電空レギュレータ
23および耐食レギュレータ22を介して薬液タンク2
に供給される窒素ガスの圧力を制御し、これにより薬液
混合部3において純水中に混合される薬液の量を制御す
る。
【0023】これらの濃度フィードバックコントローラ
6および圧力フィードバックコントローラ7は、目標値
から観測量(検出値)を減算した偏差に基づいて制御対
象の操作量を決定するための制御方式として、PID制
御を採用する。このPID制御とは、比例動作(P動
作)、積分動作(I動作)、微分動作(D動作)を含む
制御則であり、3項制御とも呼称される。このPID制
御は、制御対象の制御量(すなわち制御後の観測量)を
速やかに目標値に近づけることができるという特徴を有
する。
【0024】すなわち、偏差が小さければ操作量も小さ
く偏差が大きくなればそれに応じて操作量も大きくする
のが妥当であることから、制御則には偏差に比例する項
を含める。これを比例動作(P動作)という。また、自
己平衡性をもつ制御対象に比例制御のみを行うと、目標
値や外乱のステップ状変化に対して最終的に、定常偏差
(オフセット)と呼称される一定の偏差が残ってしま
う。この定常偏差は、偏差の積分に比例する項を制御則
に含めることで除去することができる。これを積分動作
(I動作)という。さらに、本実施の形態では偏差の微
分に比例する項も制御則に含める。これを微分動作(D
動作)という(株式会社朝倉書店発行/PID制御第3
頁参照)。これは一種の予見動作であり、この動作を含
めることによって、偏差の増減の動向を操作量の決定に
反映して制御特性の改善を図ることができる。
【0025】従って、このPID制御を利用し、濃度セ
ンサ5による検出値の偏差に比例して電空レギュレータ
23に印加する電圧を決定する比例動作と、濃度センサ
5による検出値の偏差の積分に比例して電空レギュレー
タ23に印加する電圧を決定する積分動作と、さらに濃
度センサ5による検出値の偏差の微分に比例して電空レ
ギュレータ23に印加する電圧を決定する微分動作とを
含む制御則により処理液の濃度を制御することで、薬液
導入弁9aの流量特性が変化した場合等においても、処
理液の濃度を速やかに目標濃度に一致させることが可能
となる。
【0026】以下、濃度フィードバックコントローラ6
および圧力フィードバックコントローラ7からなる制御
部8により、処理液の濃度を制御する動作について説明
する。図3は、上述した濃度フィードバックコントロー
ラ6および圧力フィードバックコントローラ7の機能を
模式的に示すブロック図である。
【0027】この図に示すように、濃度フィードバック
コントローラ6は、濃度/流量変換部31と、流量/圧
力変換部32と、PIDコントローラ33とを備える。
【0028】予め設定された濃度設定値C1から濃度セ
ンサ5による実際の処理液の濃度のフィードバック値C
2を減算することにより得られた濃度制御偏差Chfe
は、濃度/流量変換部31に入力され、濃度/流量変換
部31において流量制御偏差Qhfeに変換される。こ
の変換時には、薬液混合部3に供給される純水の流量が
参照される。そして、この流量制御偏差Qhfeは、流
量/圧力変換部32に入力され、流量/圧力変換部32
において圧力補正値Pcに変換される。この圧力補正値
Pcは、PIDコントローラ33に入力される。
【0029】PIDコントローラ33においては、比例
動作(P動作)、積分動作(I動作)、微分動作(D動
作)を行うことにより、この圧力補正値Pcに基づいて
圧力補正信号を作成する。
【0030】すなわち、比例動作(P動作)において
は、圧力補正値Pcに比例ゲインKpcを乗算し、この
乗算結果を作業用変数wk0として記憶する。また、積
分動作(I動作)においては、圧力補正値Pcにサンプ
リング時間Tsを乗算したものを圧力補正値の積分値P
citに加算して新たな圧力補正値の積分値Pcitと
し、この圧力補正値の積分値Pcitに積分ゲインKi
cを乗算したものを先の作業用変数wk0に加算して新
たな作業用変数wk0とする。さらに、微分動作(D動
作)においては、圧力補正値Pcと1サンプリング前の
圧力補正値Pcoとの差をサンプリング時間Tsで除算
したものに微分ゲインKdcを乗算し、これを先の作業
用変数wk0に加算して新たな作業用変数wk0とす
る。また、圧力補正値Pcを圧力補正値Pcoに変更す
る。ここで作成された作業用変数wk0は、圧力補正信
号として使用される。
【0031】圧力フィードバックコントローラ7は、濃
度フィードバックコントローラ6により作成された圧力
補正信号としての作業用変数wk0を利用して電空レギ
ュレータ23を制御する制御電圧を作成するためのもの
であり、PIDコントローラ34とフィードフォワード
制御部35とを備える。
【0032】予め設定された圧力設定値P1に圧力補正
信号としての作業用変数wk0を加算して、補正済圧力
設定値P4を得る。さらにP4から圧力トランスデュー
サ25で検出した薬液タンク2から薬液混合部3に供給
される薬液の圧力値P2を減算し、圧力制御偏差Peを
得る。そして、この圧力制御偏差PeはPIDコントロ
ーラ34に入力される。
【0033】PIDコントローラ34においては、比例
動作(P動作)、積分動作(I動作)、微分動作(D動
作)を行うことにより、圧力制御偏差Peに基づいて電
空レギュレータ23を制御する制御電圧の作成に利用さ
れる作業用変数wk1を作成する。
【0034】すなわち、比例動作(P動作)において
は、圧力制御偏差Peに比例ゲインKpを乗算し、この
乗算結果を作業用変数wk1として記憶する。また、積
分動作(I動作)においては、圧力制御偏差Peにサン
プリング時間Tsを乗算したものを圧力制御偏差の積分
値Pitに加算して新たな圧力制御偏差の積分値Pit
とし、この圧力制御偏差の積分値Pitに積分ゲインK
iを乗算したものを先の作業用変数wk1に加算して新
たな作業用変数wk1とする。さらに、微分動作(D動
作)においては、圧力制御偏差Peと1サンプリング前
の圧力制御偏差Peoとの差をサンプリング時間Tsで
除算したものに微分ゲインKdを乗算し、これを先の作
業用変数wk1に加算して新たな作業用変数wk1とす
る。また、圧力制御偏差Pcを圧力制御偏差Pcoに変
更する。
【0035】一方、フィードフォワード制御部35にお
いては、補正済圧力設定値P4を電空レギュレータ23
を制御する制御電圧の作成に利用される出力値P3に変
換する。そして、PIDコントローラ34において作成
された作業用変数wk1と出力値P3とを加算すること
により、電空レギュレータ23を制御する制御電圧が作
成される。
【0036】なお、図3におけるSW1はPIDコント
ローラ33を動作させるか否かを選択するスイッチであ
り、SW2はPIDコントローラ34を動作させるか否
かを選択するスイッチである。スイッチSW1は、処理
液が濃度センサ5を通過していないにもかかわらず濃度
センサ5による濃度のフィードバック値C2に基づいて
PIDコントローラ33が制御動作を行うことを防止す
るため、基板Wの処理を開始して処理液が濃度センサ5
を通過しているときのみ閉じられる。また、スイッチS
W2は、基板処理装置の立ち上げ時に、薬液タンク2内
の窒素ガスの圧力を設定圧力値P1付近まで上昇させた
後に閉じられる。このことにより、タンク圧上昇時に発
生し易いオーバシュートを防止し、設定圧力値P1への
到達を速めることができる。
【0037】上述した基板処理装置により基板Wを処理
する場合においては、圧力設定値P1に対応する出力値
P3を電空レギュレータ23に印加することにより、耐
食レギュレータ22を介して窒素ガス供給源21から薬
液タンク2に供給される窒素ガスの圧力を制御し、薬液
タンク2内の薬液を設定圧力まで加圧する。そして、薬
液混合部3の純水供給弁10を開放すると共に薬液導入
弁9aを開放することにより純水中に薬液を混合し、こ
れにより生成された処理液を供給路16bを介して処理
槽1中に供給する。
【0038】続いて、濃度フィードバックコントローラ
6と圧力フィードバックコントローラ7とから構成され
た制御部8により、濃度センサ5で検出した処理液の濃
度に基づいて電空レギュレータ23を制御して処理槽1
に供給される処理液の濃度を目標濃度に一致させる。こ
のとき、濃度センサ5による検出値の偏差に比例して電
空レギュレータ23に印加する電圧を決定する比例動作
と、濃度センサ5による検出値の偏差の積分に比例して
電空レギュレータ23に印加する電圧を決定する積分動
作と、濃度センサ5による検出値の偏差の微分に比例し
て電空レギュレータ23に印加する電圧を決定する微分
動作とを含む制御則により処理液の濃度を制御している
ことから、処理液の濃度を速やかに目標濃度に一致させ
ることが可能となる。
【0039】そして、図示しない基板搬送装置により、
複数の基板Wを処理槽1に貯留された処理液中に浸漬し
て基板Wの処理を行う。
【0040】次に、この発明の第2の実施形態について
説明する。図4は、第2実施形態に係る濃度フィードバ
ックコントローラ26および圧力フィードバックコント
ローラ7の機能を模式的に示すブロック図である。な
お、図3に示す実施形態と同一の部材については、同一
の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0041】この第2実施形態に係る基板処理装置は、
図1および図3に示すPIDコントローラ33を有する
濃度フィードバックコントローラ6にかえてPII2
コントローラ53を有する濃度フィードバックコントロ
ーラ26を採用した点のみが図1〜3に示す第1実施形
態と異なる。
【0042】すなわち、第1実施形態に係るPIDコン
トローラ33においては、比例動作(P動作)、積分動
作(I動作)、微分動作(D動作)を含むPID制御を
利用しているが、このPII2 Dコントローラ53にお
いては、さらに二重積分動作(I2 動作)を追加してい
る。より具体的には、濃度センサ5による検出値の偏差
に比例して電空レギュレータ23に印加する電圧を決定
する比例動作と、濃度センサ5による検出値の偏差の積
分に比例して電空レギュレータ23に印加する電圧を決
定する積分動作と、濃度センサ5による検出値の偏差の
二重積分に比例して電空レギュレータ23に印加する電
圧を決定する二重積分動作と、濃度センサ5による検出
値の偏差の微分に比例して電空レギュレータ23に印加
する電圧を決定する微分動作とを含む制御則により処理
液の濃度を制御するものである。
【0043】PII2 Dコントローラ53においては、
図3に示すPIDコントローラ33と同様、圧力補正値
Pcに基づいて圧力補正信号を作成する。
【0044】すなわち、比例動作(P動作)において
は、圧力補正値Pcに比例ゲインKpcを乗算し、この
乗算結果を作業用変数wk0として記憶する。また、積
分動作(I動作)においては、圧力補正値Pcにサンプ
リング時間Tsを乗算したものを圧力補正値の積分値P
citに加算して新たな圧力補正値の積分値Pcitと
し、この圧力補正値の積分値Pcitに積分ゲインKi
cを乗算したものを先の作業用変数wk0に加算して新
たな作業用変数wk0とする。また、二重積分動作(I
2 動作)においては、圧力補正値の積分値Pcitにサ
ンプリング時間Tsを乗算したものを圧力補正値の二重
積分値Pcittに加算して新たな圧力補正値の二重積
分値Pcittとし、この圧力補正値の二重積分値Pc
ittに二重積分ゲインKiicを乗算したものを先の
作業用変数wk0に加算して新たな作業用変数wk0と
する。さらに、微分動作(D動作)においては、圧力補
正値Pcと1サンプリング前の圧力補正値Pcoとの差
をサンプリング時間Tsで除算したものに微分ゲインK
dcを乗算し、これを先の作業用変数wk0に加算して
新たな作業用変数wk0とする。また、圧力補正値Pc
を圧力補正値Pcoに変更する。ここで作成された作業
用変数wk0は、圧力補正信号として使用される。
【0045】このPII2 Dコントローラ53を有する
濃度フィードバックコントローラ26を使用した場合に
おいては、処理槽1に処理液の供給を開始した直後の過
渡的状態に発生する偏差を、偏差の二重積分に比例する
項を制御則に含めることで除去することができる。従っ
て、このPII2 Dコントローラ53を有する濃度フィ
ードバックコントローラ26を使用した場合において
は、PIDコントローラ33を有する濃度フィードバッ
クコントローラ6を使用した場合の効果に加え、処理槽
1に処理液の供給を開始した直後の過渡的状態をも含め
て、処理液供給時間全域に亘る処理液濃度の平均値を目
標濃度と一致させることができる。
【0046】上述した実施の形態においては、純水供給
部19から薬液混合部3に供給する純水を供給路16a
中に配設した純水レギュレータ20によって一定の圧力
に制御する場合について説明したが、この純水の圧力を
フィードバック制御によって一定値に維持するようにし
てもよい。但し、この実施の形態においては、処理槽1
に供給される処理液の濃度を濃度センサ5で確認する構
成をとることから、薬液混合部3に供給される純水の圧
力が多少変化した場合であっても、処理液の濃度を一定
に維持することができる。
【0047】また、上述した実施の形態においては、制
御部8を構成する濃度フィードバックコントローラ6、
26と圧力フィードバックコントローラ7とを個別に設
け、これらをカスケード接続する場合について説明した
が、これらを一体化した複数入出力構成の制御部を使用
してもよい。また、濃度フィードバックコントローラ
6、26や圧力フィードバックコントローラ7にかえ
て、同様の機能を実現するファジイ制御やニューラルネ
ットワーク等を利用してもよい。なお、上述した実施の
形態においては、圧力フィードバックコントローラ7も
PID制御を利用しているが、圧力フィードバックコン
トローラ7については他の制御方式を採用してもよい。
【0048】さらに、上述した実施の形態においては、
基板Wとして略円形の半導体ウエハを使用し、この基板
Wを処理槽1に貯留された処理液中に浸漬してその処理
を行う基板処理装置にこの発明を適用した場合について
説明したが、処理液を基板Wに塗布または噴出して処理
する方式の基板処理装置にこの発明を適用してもよく、
また、液晶表示パネル用ガラス基板あるいは半導体製造
装置用マスク基板等の基板を処理する基板処理装置にこ
の発明を適用してもよい。
【0049】
【発明の効果】請求項1および請求項3に記載の発明に
よれば、濃度検出手段による検出値の偏差に比例して不
活性ガス制御手段の操作量を決定する比例動作と、濃度
検出手段による検出値の偏差の積分に比例して不活性ガ
ス制御手段の操作量を決定する積分動作とを含む制御則
により薬液を圧送する圧力を制御することから、薬液導
入弁の流量特性が変化した場合等においても、処理液の
濃度を速やかに目標濃度に一致させることが可能とな
り、基板を精度よく処理することができる。
【0050】請求項2および請求項に記載の発明によ
れば、濃度検出手段による検出値の偏差に比例して不活
性ガス制御手段の操作量を決定する比例動作と、濃度検
出手段による検出値の偏差の積分に比例して不活性ガス
制御手段の操作量を決定する積分動作と、濃度検出手段
による検出値の偏差の二重積分に比例して不活性ガス制
御手段の操作量を決定する二重積分動作とを含む制御則
により薬液を圧送する圧力を制御することから、薬液導
入弁の流量特性が変化した場合等においても、処理液の
濃度を速やかに目標濃度に一致させることが可能とな
り、さらには、基板処理部に処理液の供給を開始した直
後の過渡的状態をも含めて、処理液供給時間全域に亘る
処理液濃度の平均値を目標濃度と一致させることができ
る。このため、基板をより精度よく処理することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る基板処理装置の概要図である。
【図2】薬液混合部3の断面図である。
【図3】第1実施形態に係る制御部8の機能を模式的に
示すブロック図である。
【図4】第2実施形態に係る制御部8の機能を模式的に
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 処理槽 2 薬液タンク 3 薬液混合部 4 純水供給部 5 濃度センサ 6 濃度フィードバックコントローラ 7 圧力フィードバックコントローラ 8 制御部 9a 薬液導入弁 10 純水導入弁 16a 供給路 16b 供給路 19 純水供給源 20 純水レギュレータ 21 窒素ガス供給源 22 耐食レギュレータ 23 電空レギュレータ 24 圧縮空気供給源 25 圧力トランスデューサ 26 濃度フィードバックコントローラ 33 PIDコントローラ 34 PIDコントローラ 53 PII2 Dコントローラ W 基板
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−33118(JP,A) 特開 平9−70446(JP,A) 特開 平8−263144(JP,A) 特開 平7−278847(JP,A) 特開 平7−225061(JP,A) 特開 平7−153671(JP,A) 特開 平7−22369(JP,A) 特開 平5−317764(JP,A) 実開 平4−99269(JP,U) 実開 平3−88333(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/304 B08B 3/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 純水中に薬液を混合することにより生成
    した処理液により基板を処理する基板処理部と、 前記基板処理部と純水の供給源とを接続する供給路と、 前記供給路中に配設され、前記供給路を通過する純水中
    に薬液を混合して処理液を生成するための薬液導入弁
    と、 前記供給路における前記基板処理部と前記薬液導入弁と
    の間に配設され、前記薬液導入弁で生成され、かつ、そ
    こを通過する処理液の濃度を検出する濃度検出手段と、 前記薬液を貯留する耐圧密閉構造の薬液タンクと、 前記薬液タンク内に不活性ガスを供給して前記薬液タン
    ク内の薬液を加圧することにより、薬液を前記薬液タン
    クから前記薬液導入弁に圧送する不活性ガス供給手段
    と、 前記不活性ガス供給手段により前記薬液タンクに供給さ
    れる不活性ガスの供給圧力を制御する不活性ガス制御手
    段と、 前記薬液タンクから前記薬液導入部へ供給される薬液の
    圧力を検出する圧力トランスデューサと、 前記濃度検出手段による検出値の偏差を圧力補正値へ変
    換し、この圧力補正値を圧力補正信号にさらに変換し、
    予め設定された圧力設定値に前記圧力補正信号を加算し
    た後前記圧力トランスデューサにより検出された薬液の
    圧力値を減算して得た圧力制御偏差に基づいて前記不活
    性ガス制御手段を制御する制御部とを備え、 前記制御部は、前記圧力補正値を圧力補正信号に変換す
    るときの制御則として、前記圧力補正値に比例して前記
    不活性ガス制御手段の操作量を決定する比例動作と、前
    記圧力補正値の積分に比例して前記不活性ガス制御手段
    の操作量を決定する積分動作とを含むことを特徴とする
    基板処理装置。
  2. 【請求項2】 純水中に薬液を混合することにより生成
    した処理液により基板を処理する基板処理部と、 前記基板処理部と純水の供給源とを接続する供給路と、 前記供給路中に配設され、前記供給路を通過する純水中
    に薬液を混合して処理液を生成するための薬液導入弁
    と、 前記供給路における前記基板処理部と前記薬液導入弁と
    の間に配設され、前記薬液導入弁で生成され、かつ、そ
    こを通過する処理液の濃度を検出する濃度検出手段と、 前記薬液を貯留する耐圧密閉構造の薬液タンクと、 前記薬液タンク内に不活性ガスを供給して前記薬液タン
    ク内の薬液を加圧することにより、薬液を前記薬液タン
    クから前記薬液導入弁に圧送する不活性ガス供給手段
    と、 前記不活性ガス供給手段により前記薬液タンクに供給さ
    れる不活性ガスの供給圧力を制御する不活性ガス制御手
    段と、 前記薬液タンクから前記薬液導入部へ供給される薬液の
    圧力を検出する圧力トランスデューサと、 前記濃度検出手段による検出値の偏差を圧力補正値へ変
    換し、この圧力補正値を圧力補正信号にさらに変換し、
    予め設定された圧力設定値に前記圧力補正信号を加算し
    た後前記圧力トランスデューサにより検出された薬液の
    圧力値を減算して得た圧力制御偏差に基づいて前記不活
    性ガス制御手段を制御する制御部とを備え、 前記制御部は、前記圧力補正値を圧力補正信号に変換す
    るとき制御則として、前記圧力補正値に比例して前記不
    活性ガス制御手段の操作量を決定する比例動作と、前記
    圧力補正値の積分に比例して前記不活性ガス制御手段の
    操作量を決定する積分動作と、前記圧力補正値の二重積
    分に比例して前記不活性ガス制御手段の操作量を決定す
    る二重積分動作とを含むことを特徴とする基板処理装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の基板処理装置におい
    て、 前記制御部は、前記圧力制御偏差に対して制御則として
    の比例動作および積分動作を行うことにより前記不活性
    ガス制御手段の操作量を決定し、この操作量により前記
    不活性ガス制御手段を制御する基板処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の基板処理装置におい
    て、 前記制御部は、前記圧力制御偏差に対して制御則として
    の比例動作および積分動作を行うことにより前記不活性
    ガス制御手段の操作量を決定し、この操作量により前記
    不活性ガス制御手段を制御する基板処理装置。
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