JP5011195B2 - 流体分流供給ユニット - Google Patents
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Description
基板処理装置100は、耐圧筐体101と処理室102の間の図示しないシャッタが開かれ、複数のウエハ103を収容するボート104を、ボート104の下端部に配置したシールキャップ105でシャッタ開口部を塞ぐように、耐圧筐体101から処理室102内へ移動させるようになっている。処理室102には、長さが異なる第1ノズル106aと第2ノズル106bが配置されている。第1及び第2ノズル106a,106bは、処理室102内に位置する先端部にガスを吐出する吐出口が設けられている。
(1)流体供給源に接続する主流路と、前記主流路から分岐した第1及び第2副流路とを有し、前記第1副流路に配置された第1開閉弁と前記第2副流路に配置された第2開閉弁を代わる代わる開閉して流体を分流供給する流体分流供給ユニットにおいて、前記第1及び前記第2開閉弁は、一次側圧力と動作周期とが一定である場合に、出力流量が動作周期に対して弁開するパルスON時間に比例する流量特性をそれぞれ有し、前記第1及び前記第2開閉弁の一次側圧力を一定に調整する圧力調整手段と、前記主流路に配置されて当該ユニットを流れる前記流体のユニット総流量を測定するマスフローメータと、前記第1及び前記第2開閉弁が出力する流量として設定された第1及び第2設定流量を、前記第1及び前記第2開閉弁の前記流量特性にそれぞれ照合して、前記第1及び前記第2開閉弁の前記パルスON時間を決定し、その決定したパルスON時間に従って前記第1及び前記第2開閉弁を開閉して流量制御を行う流量制御手段と、前記マスフローメータが測定した前記ユニット総流量と、前記第1及び前記第2設定流量を合計した指令総流量との偏差をゼロにするように前記パルスON時間を補正する補正手段と、を有する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る流体分流供給ユニット1の回路図である。
流体分流供給ユニット1は、従来技術と同様、図22に示す基板処理装置100に使用される。流体分流供給ユニット1は、主流路16から第1及び第2副流路19A,19Bが分岐している。
図2は、図1に示すガス供給集積ユニット20を具現化したものの上面図である。図3は、図2に示すガス供給集積ユニット20のAA断面図であって、図中一点鎖線はガス流路を示す。
ガス供給集積ユニット20は、入力配管26、手動弁2、逆止弁3、フィルタ4、レギュレータ5、圧力計6、共通流路ブロック27、マスフローメータ8、出力側エアオペレイトバルブ9、一次側タンク10が、V字流路25aを形成された流路ブロック25にボルト30で各々固定され、直列一体に連結されている。
一方、第1及び第2開閉弁11A,11Bの二次側に配置される第1及び第2二次側タンク13A,13Bは、第1及び第2開閉弁11A,11Bの開閉に伴う脈動を緩衝させることが可能な容積を有する。
ここで、流量調整を行う第1及び第2開閉弁11A,11Bの構成をより詳細に説明する。図4は、図2に示す開閉弁11A(11B)の断面図である。
第1及び第2開閉弁11A,11Bは、同じ構造をなす。よって、ここでは、第1開閉弁11Aの構成を例に挙げて説明し、第2開閉弁11Bの構成の説明を省略する。
次に、流量補正で使用されるマスフローメータ8の構成と流量測定精度について具体的に説明する。
マスフローメータ8は、周知の質量流量計であって、流量制御を行わない点がマスフローコントローラと相違している。マスフローメータ8は、プロセスガスをバイパスするバイパス流路と、プロセスガスの流量を測定するためのセンサ流路とを並列に設けている。センサ流路は、金属製の細いパイプで構成され、そのパイプの周りに2つの熱式質量流量センサ素子(例えば自己抵抗体)が巻回されている。2つの熱式質量流量センサ素子は、センサ流路を流れる流体の質量流量に比例した温度変化を捉える。2つの熱式質量流量センサ素子に接続するブリッジ回路は、温度変化を電気信号に変換する。マスフローメータ8は、その変換された電気信号に増幅や補正等の処理を行い、流量出力信号として分流コントローラ21へ出力する。
ところが発明者らは、流体分流供給ユニット1を利用して実験装置を作り、マスフローメータ8の流量精度を調べる実験を行ったところ、従来の常識を覆して、マスフローメータ8の流量精度が良いことを発見した。
これらの実験結果を図11に示す。
第1及び第2開閉弁11A,11Bは、動作周期tが10ms以上500ms以下の高頻度で動作しても、応答性が良く、Duty制御に対するCV値が十分に確保されている。そのため、マスフローメータ8は、第1及び第2開閉弁11A,11Bの開閉に伴う脈動の影響を受けて誤差を生じても、その誤差が微小であり、マスフローメータ8が測定するユニット総流量Qを平均したユニット平均総流量Qmが実際の平均総流量(総流量)に落ち着くと考えられる。
次に、分流コントローラ21の電気ブロック構成について図5を参照して説明する。
分流コントローラ21は、周知のマイクロコンピュータであって、データの加工演算を行うCPU51に、読み出し専用の不揮発性メモリであるROM52と、読み書き可能な揮発性メモリであるRAM53と、読み書き可能な不揮発性メモリであるNVRAM54と、CPU51と外部装置との間の信号入出力を制御する入出力インターフェース(以下「I/O」と略記する。)55とが接続されている。
検定指示入力手段64は、流体分流供給ユニット1の故障検定を開始する指示を入力するものである。
パルスON時間記憶手段73は、プロセスガスを分流供給する際に、第1及び第2開閉弁11A,11Bを動作周期t内に弁開させる時間(パルスON時間)a’,b’を記憶するものである。
圧力特性記憶手段77は、開閉弁の一次側圧力がパルスON時間に比例する圧力特性を、第1及び第2開閉弁11A,11B毎に記憶するものである。
分流制御プログラム75は、プロセスガスの分流供給を制御するものである。
故障検定プログラム76は、第1及び第2開閉弁11A,11Bやマスフローメータ8の故障を検出するものである。
次に、上記流体分流供給ユニット1の動作について説明する。
流体分流供給ユニット1は、基板処理装置100(図22)に組み付けられると、先ず第1及び第2開閉弁11A,11Bの流量特性を取得する。その後、流体分流供給ユニット1は、第1及び第2設定流量Qa,Qbに基づいて第1及び第2開閉弁11A,11BのパルスON時間a’,b’を算出する。そして、流体分流供給ユニット1は、基板処理装置200が処理室102にウエハ103を搬送して処理を行う際に、第1及び第2開閉弁11A,11BをパルスON時間a’,b’に従って代わる代わる間欠的に開閉させ、プロセスガスを処理室102へ分流供給する。
分流コントローラ21は、流量特性取得指示を流量特性取得指示入力手段61に入力すると、図6に示す流量特性計測プログラム74をNVRAM54から読み出してRAM53にコピーし、実行する。
流体分流供給ユニット1は、基板処理装置100が動作を開始し、分流制御開始指示を分流制御開始・終了指示入力手段63に入力すると、分流コントローラ21が図7に示す分流制御プログラム75をNVRAM54から読み出してRAM53にコピーし、実行する。
流体分流供給ユニット1は、上記分流供給を繰り返し行うと、マスフローメータ8に異物が析出したり、熱式質量流量センサ素子が破損したり、第1及び第2開閉弁11A,11Bに異物がかみ込むなどの故障を生じることがある。基板処理装置100を停止させて故障点検を行うと、機器や配管の組立や点検終了後のパージなどに時間を要し、生産性が低下する。そのため、流体分流供給ユニット1は、基板処理装置100に組み付けたまま故障点検できるようにしている。
一方、現在の圧力値P1が作成した圧力特性上にない場合には(S47:No)、第1開閉弁11Aに故障がある可能性が高いので、音声出力部58からアラームを鳴らす等して、作業者に異常を報知する(S48)。その後、S49へ進む。
一方、第1及び第2開閉弁11A,11Bの全部について故障を検出した場合には(S51:Yes)、マスフローメータ8が故障したと判断する。第1及び第2開閉弁11A,11Bが同時に故障するのは稀だからである。
発明者らは、流体分流供給ユニット1の流量制御の精度を確認する実験を行った。
実験では、第1及び第2開閉弁11A,11Bの二次側に流量計を設置し、一次側タンク10と第1及び第2二次側タンク13A,13Bにタンク容積60ccのタンクを使用した。実験は、手動弁2にテストガスを供給し、第1及び第2二次側タンク13A,13Bを真空ポンプに接続して第1及び第2開閉弁11A,11Bの二次側を真空にした。そして、第1及び第2開閉弁11A,11Bの一次側圧力P1をレギュレータ5で0.1MPaに調整し、動作周期tを100msに固定して第1及び第2開閉弁11A,11BをパルスON時間a’,b’で開閉させて、第1及び第2開閉弁11A,11Bの出力流量を流量計で計測した。この第1及び第2開閉弁11A,11Bの出力流量を第1及び第2設定流量Qa,Qbと比較して誤差を求め、第1及び第2開閉弁11A,11Bの誤差を積算してユニット全体の流量誤差を調べた。
図12に示すように、流体分流供給ユニット1は、流量誤差が最大約±1%生じる。
発明者らは、一次側タンク10の機能について調べる実験を行った。
実験では、一次側タンク10のタンク容積を0cc、60cc、120ccとする実験装置を製作した。そして、テストガスを手動弁2に供給し、第1及び第2二次側タンク13A,13Bを真空ポンプに接続して第1及び第2開閉弁11A,11Bの二次側を真空にした。そして、第1及び第2開閉弁11A,11Bの動作周期tを200msに固定し、第1及び第2開閉弁11A,11BのパルスON時間a’,b’を20msにした場合のマスフローメータ8の出力流量を測定した。また、パルスON時間a’,b’を40ms、60ms、80ms、90ms、100msとした場合についても、同様にマスフローメータ8の出力流量を測定した。
図16に示すように、一次側タンク10がタンク容積0ccである場合には、マスフローメータ8の出力流量が脈動する。特に、脈動は、パルスON時間a’,b’を40ms又は60msにした場合に大きくなる。この理由は次のように考えられる。例えばパルスON時間a’,b’を90msにした場合には、第1及び第2開閉弁11A,11Bが共に閉じる時間が瞬間的であるため、弁開時に流れるガスが、第1及び第2開閉弁11A,11Bが閉じている間に管路内で流量と圧力が均されると考えられる。逆に、例えばパルスON時間a’,b’を20msにした場合には、第1及び第2開閉弁11A,11Bが共に開く時間が瞬間的であるため、弁開時に流れるガスが第1及び第2開閉弁11A,11Bが閉じている間に管路内で流量と圧力が均されると考えられる。これに対して、例えばパルスON時間a’,b’を40ms又は60msにして、弁開時間と弁閉時間とをほぼ均等にした場合には、弁開時に流れたガスが管路内で流量と圧力が均される前に次のガスが供給され、脈動が解消されないためと考えられる。
更に、図18に示すように、一次側タンク10がタンク容積120ccである場合には、パルスON時間a’,b’によらず、マスフローメータ8の出力流量が殆ど脈動しない。
図19に示すように、動作周期tを300msに固定すると、パルスON時間a’,b’が20msと短くても、マスフローメータ8の出力流量に脈動が生じる。特にこの場合、脈動の周期が長くなる。
これに対して、図20に示すように、動作周期tを100msに固定すると、パルスON時間a’,b’が第1及び第2開閉弁11A,11Bの弁開時間と弁閉時間をほぼ均等にする15ms、20msecであっても、マスフローメータ8の出力流量に生じる脈動が小さい。
以上説明したように、本実施形態の流体分流供給ユニット1は、マスフローメータ8が測定したユニット総流量Qに基づいて第1及び第2開閉弁11A,11Bが出力する流量を監視し、ユニット総流量Qを平均したユニット平均総流量Qmと、第1及び第2設定流量Qa,Qbを合計した指令総流量Qnとの偏差QPを求め、偏差QPがゼロになるようにパルスON時間a’,b’を補正して第1及び第2開閉弁11A,11Bが出力する流量を第1及び第2設定流量Qa,Qbにフィードバック制御するので、流量制御の精度が向上する。尚、上記実施形態では、マスフローメータ8の出力流量に脈動が生じることもあるため、ユニット平均総流量Qmを算出してそれを指令総流量Qnと比較して偏差QPを求めたが、ユニット平均総流量Qmは、実際の平均総流量とほぼ一致するため(図11参照)、ユニット平均総流量Qmをユニット総流量Qに置き換えても同様のことが言える。そのため、特許請求の範囲のユニット総流量にはユニット平均総流量も含まれる。
(1)例えば、上記実施形態では、主流路16から分岐する副流路19を2連にしたが、図21に示すように3連以上としても良い。この場合、開閉弁11の数が増えるが、上記実施形態と同様に各開閉弁11のパルスON時間を決定して開閉弁11を開閉させ、流量制御を行う。このとき、マスフローメータ8の流量によって開閉弁11の出力流量を監視し、パルスON時間を適宜補正して開閉弁11の流量をフィードバック制御する。よって、副流路19を3連以上設けても、流量制御を精度良く行える。また、このように副流路19を3連以上設けた場合、各副流路の開閉弁11を動作させる順序は任意で良い。
(2)上記実施形態では、図10に示すガス供給シーケンスにおいて、第1及び第2開閉弁11A,11Bの弁開可能時間t’a,t’bを動作周期tの2分の1(t/2)とした。しかし、弁開可能時間t’a,t’bは、バルブ数に応じて均等に割り振る必要はなく、パルスON時間が確保でき、且つ、動作周期が変化しなければ、任意の時間でもかまわない。例えば、動作周期tに対して、第1開閉弁11Aの弁開可能時間t’aをパルスON時間a’より長い2t/3に設定し、第2開閉弁11Bの弁開可能時間t’bをパルスON時間b’より長いt/3としても良い。
(3)例えば、上記実施形態では、流体分流供給ユニット1を基板処理装置100に適用した。これに対して、流体を分流供給するものであれば、流体分流供給ユニット1は他の装置にも適用できる。また、流体は半導体製造用のプロセスガスに限定されず、各種ガスや液体とすることが可能である。
(4)例えば、上記実施形態では、手動式のレギュレータ5を圧力調整手段の一例とした。これに対して、電気式のレギュレータを圧力調整手段の一例とし、第1及び第2開閉弁11A,11Bの一次側圧力P1を自動調整しても良い。
(5)例えば、第1及び第2開閉弁11A,11Bの動作周期tが短く、第1及び第2開閉弁11A,11Bを開閉する際の脈動が小さい場合には、一次側タンク10又は二次側タンク13A,13Bを省略して、ユニット1のコンパクト化を図っても良い。
(6)例えば、一次側タンク10には、中空部を備えるタンクだけでなく、マスフローメータ8から第1及び第2開閉弁11A,11Bまでの流路配管容積によって構成しても良い。また、一次側タンク10は、主流路16におけるマスフローメータ8の二次側に単独で配置するものだけでなく、例えば、第1及び第2副流路19A,19Bにおける第1及び第2開閉弁11A,11Bの一次側に配置したタンク群によって構成されるものや、主流路16におけるマスフローメータ8の二次側に複数設置されるタンク群であっても良い。
(7)例えば、二次側タンク13A,13Bには、中空部を備えるタンクだけでなく、第1及び第2開閉弁から処理室などの流体供給先までの流路配管容積によって構成しても良い。また、二次側タンク13A,13Bは、複数のタンク群で構成しても良い。
(8)例えば、開閉弁11A,11Bは、高頻度で開閉可能なものであれば、エアオペレイトバルブなど種類を限定しない。
(9)上記実施形態では、故障検定時に異常をアラームで報知したが、表示部57に故障を告知するメッセージを表示したり、警告灯を点灯させるなどして、作業者に異常を報知するようにしても良い。
(10)上記実施形態では、脈動の影響を排除するために、ユニット平均総流量Qmを算出して指令総流量Qnとの偏差QPを求めたが、第1及び第2開閉弁11A,11Bの動作周期が短く脈動が小さい場合には、ユニット総流量Qをそのまま指令総流量Qnと比較して偏差QPを求めても良い。
5 レギュレータ(圧力調整手段)
6 圧力計
8 マスフローメータ
11A,11B 第1,際2開閉弁
10 一次側タンク
13A,13B 二次側タンク
16 主流路
19A,19B 副流路
21 分流コントローラ(流量制御手段、補正手段、検定手段)
Q ユニット総流量
Qm ユニット平均総流量
Qa,Qb 設定流量
Qa+Qb 指令総流量
P1 一次側圧力
Claims (7)
- 流体供給源に接続する主流路と、前記主流路から分岐した第1及び第2副流路とを有し、前記第1副流路に配置された第1開閉弁と前記第2副流路に配置された第2開閉弁を代わる代わる開閉して流体を分流供給する流体分流供給ユニットにおいて、
前記第1及び前記第2開閉弁は、一次側圧力と動作周期とが一定である場合に、出力流量が動作周期に対して弁開するパルスON時間に比例する流量特性をそれぞれ有し、
前記第1及び前記第2開閉弁の一次側圧力を一定に調整する圧力調整手段と、
前記主流路に配置されて当該ユニットを流れる前記流体のユニット総流量を測定するマスフローメータと、
前記第1及び前記第2開閉弁が出力する流量として設定された第1及び第2設定流量を、前記第1及び前記第2開閉弁の前記流量特性にそれぞれ照合して、前記第1及び前記第2開閉弁の前記パルスON時間を決定し、その決定したパルスON時間に従って前記第1及び前記第2開閉弁を開閉して流量制御を行う流量制御手段と、
前記マスフローメータが測定した前記ユニット総流量と、前記第1及び前記第2設定流量を合計した指令総流量との偏差をゼロにするように前記パルスON時間を補正する補正手段と、
を有することを特徴とする流体分流供給ユニット。 - 請求項1に記載する流体分流供給ユニットにおいて、
前記主流路に前記流体を供給して、前記第1及び前記第2開閉弁の前記流量特性を取得する流量特性取得手段を有することを特徴とする流体分流供給ユニット。 - 請求項2に記載する流体分流供給ユニットにおいて、
前記流量特性取得手段は、前記圧力調整手段によって前記一次側圧力を変更し、前記第1及び前記第2開閉弁の各々について前記流量特性を2以上取得することを特徴とする流体分流供給ユニット。 - 請求項3に記載する流体分流供給ユニットにおいて、
前記第1及び前記第2設定流量を設定変更する流量設定変更手段と、
前記第1及び第2開閉弁の一次側圧力を測定する圧力測定手段と、を有し、
前記流量制御手段は、前記流量設定変更手段により前記第1及び前記第2設定流量が設定変更された場合に、前記設定変更された前記第1及び前記第2設定流量を前記第1及び前記第2開閉弁の前記2以上の流量特性に照合させて、圧力がパルスON時間に比例する圧力特性を前記第1及び前記第2開閉弁毎に導き出し、前記圧力特性に前記圧力測定手段が測定した圧力を当てはめて、前記第1及び前記第2開閉弁の前記パルスON時間を決定するものであることを特徴とする流体分流供給ユニット。 - 請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載する流体分流供給ユニットにおいて、
前記マスフローメータと前記第1及び前記第2開閉弁との間に、前記第1及び前記第2開閉弁の開閉に伴う脈動を緩衝させることが可能な容積を有する一次側タンクを配置していることを特徴とする流体分流供給ユニット。 - 請求項1乃至請求項5の何れか1つに記載する流体分流供給ユニットにおいて、
前記第1及び前記第2開閉弁の二次側に、前記第1及び前記第2開閉弁の開閉に伴う脈動を緩衝させることが可能な容積を有する二次側タンクを配置していることを特徴とする流体分流供給ユニット。 - 請求項4乃至請求項6の何れか1つに記載する流体分流供給ユニットにおいて、
前記圧力測定手段が測定した圧力と、前記第1又は前記第2開閉弁のパルスON時間とが、前記第1又は前記第2開閉弁の前記圧力特性上にあるか否かを判断し、前記圧力特性上にないと判断した場合に故障を検出する故障検定手段を有することを特徴とする流体分流供給ユニット。
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