JP3537808B2 - エアバッグモジュール - Google Patents

エアバッグモジュール

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JP3537808B2
JP3537808B2 JP2002072042A JP2002072042A JP3537808B2 JP 3537808 B2 JP3537808 B2 JP 3537808B2 JP 2002072042 A JP2002072042 A JP 2002072042A JP 2002072042 A JP2002072042 A JP 2002072042A JP 3537808 B2 JP3537808 B2 JP 3537808B2
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    • B60R21/203Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in steering wheels or steering columns
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    • B60R21/217Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して、環状また
はドーナツ状のエアバッグを有するエアバッグモジュー
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】通常の、ドライバー側のエアバッグモジ
ュールは、ステアリングホイールに取り付けられたハウ
ジング、インフレータ、エアバッグ、およびカバーを有
している。インフレータとエアバッグは、エアバッグを
保護するハウジングとカバーの内側に配置されている。
様々な情報関連装置をカバーの中心またはその近傍に配
置するのが、この領域は見るのが容易であり、乗員の手
が容易に届くので有利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、カバーはモジ
ュールの犠牲となる部分であるので、常設の、そして高
価なボタン、ディスプレイ、スイッチなどをカバー上に
配置するのは非実用的である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、エアバッグを
有し、エアバッグは、第1の開口部を有するフェイスパ
ネルと、フェイスパネルと実質的に同じサイズであり、
中央の開口部を有するリアパネルと、開いた端部および
反対側の閉じた端部を有し、開いた端部は第1の開口部
に沿ってフェイスパネルに固定されている管状部であっ
て、管状部の内部には第1の開口部を通って手を届かせ
ることができる管状部とを含むエアバッグモジュールを
提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】図1〜7は、ドライバー側のエア
バッグモジュール20を示している。このエアバッグモ
ジュール20は、ステアリングホイール22に、特にス
テアリングホイールのハブ、仮枠、または中央機構24
に固定されている。エアバッグモジュール20は、受け
入れられるどのような方法でステアリングホイール22
に固定し、すなわち取り付けられていてもよい。例え
ば、エアバッグモジュール20は、適所にスナップ式に
留めるか、または適所に直接保持するか、またはねじ付
きの留め具を用いて間接的に保持することができる。エ
アバッグモジュール20は、具体的な構成に応じて、折
り畳まれたエアバッグを収容する、中央の開口部32を
有する底部31と側部34を有する、多くの場合カップ
状である独立したハウジング30を有していてもよい。
あるいは、ハウジング30を無くしてもよく、エアバッ
グモジュール20は、図2に示されているように、ステ
アリングホイール22のハブの領域の中空の窪みを、折
り畳まれたエアバッグ20を保護するハウジング30と
して用いることができる。ハウジング30の形状は、必
要に応じて円形、三角形、台形と、様々であってよい。
図2において、ハウジング30は、中央の開口部32
と、図1に示されているようにスタッド52が入る複数
の開口部34a,34b,34c,34dを有する、符
号30によっても示されている、リング、またはほぼ平
坦なプレートによって形成されている。エアバッグモジ
ュール20は、図1に示されているようにコントロール
モジュール40も含んでいる。図示されているように、
コントロールモジュール40は円形であるが、例えば図
24に示されているように様々な形状およびサイズであ
ってよい。
【0006】コントロールモジュール40は信号処理電
子機器をそのハウジング部内に収容することができる。
コントロールモジュール40の、平坦でも、または輪郭
を形成していてもよい上面は、警笛スイッチ42、ラジ
オのボタン44、ナビゲーションシステム46とそれに
付属するディスプレイ48などのようなディスプレイま
たは機構などの1つまたは2つ以上の情報機器を保持す
ることができる。電線41によって、コントロールモジ
ュール40への、またコントロールモジュール40から
の信号を伝達することができる。エアバッグモジュール
20はカバー140と、図1に部分的にのみ示されてい
るエアバッグ80を膨らませるインフレータ62をさら
に含んでいる。ハウジング30、コントロールモジュー
ル40、およびカバー140の具体的な形状は各用途に
応じて変わる。一般に、ハウジング30の側部34とカ
バー140はコントロールモジュール40と協働して、
コントロールモジュール40の周囲に延び、折り畳まれ
た、すなわち圧縮されたエアバッグ80が内部に配置さ
れた、カバーの付いた溝状の空間130を生じさせる。
この溝状の空間130は、性能および様式に応じて、ま
たハウジング30、カバー140、およびコントロール
モジュール40の形に応じて、円形、三角形、楕円形な
どであってよい。
【0007】コントロールモジュール40は、その底部
50から延びている取付け用のねじ付きの複数のスタッ
ド52を含んでいる。これらのスタッド52は、インフ
レータ62のフランジ60の開口部58a,58b,5
8c,58dを通り、またエアバッグ80の連結部67
の様々な開口部84a,84b,84c,84dを通
り、またエアバッグ80の管状部100を通って延びて
いる。インフレータ62は、インフレーションガスがエ
アバッグ80に注入される複数の出口穴74を有してい
る。取付け用のスタッド52は、図19に最もよく示さ
れているように、エアバッグモジュール20をステアリ
ングホイールに固定する手段の1つとしてステアリング
ホイール22のハブの開口部をさらに通って延び、ナッ
ト53などの留め具によって適所に固定することができ
る。
【0008】図17は、コントロールモジュール40
の、留め具であるスタッド52が、エアバッグモジュー
ル20の様々な部品をまとめて保持するナットとしても
働く、スナップ式に嵌めるコネクタ53aに固定されて
いる、代替の構成を示している。留め具である、スナッ
プ式に嵌めるコネクタ53aのテーパ付きの先端のため
に、協働する、公知の構成の、スナップ式に嵌める留め
部または受入れ部を用いた場合、エアバッグモジュール
20をステアリングホイール22内に容易に挿入でき、
すなわちスナップ式に留めることができる。図17は、
平板状のハウジング30を用いているのも示している。
この構成では、カバー140は、ハウジング30の下側
を覆い、インフレータ62のフランジ60とハウジング
30の、隣接する部分との間に挟まれた、反対側の両側
部タブ240を含んでいる。エアバッグ80の連結部6
7は、フランジ60とハウジング30の間に挟まれてい
る。
【0009】図19は、壁付きの円形のハウジング30
を備えた、図1に示されているエアバッグモジュール2
0の断面図である。エアバッグ80の連結部67は、同
様に、ハウジング30の底部31とインフレータ62の
フランジ60の間に固定されている。これらのスタッド
52は、エアバッグ80の一部である、布地の管状部1
00の底部、すなわち閉じた端部104の他の開口部1
22a,122b,122c,122dも通って延びて
いる。この底部、すなわち閉じた端部104は、コント
ロールモジュール40の底部50と、インフレータ6
2、リング、ハウジング30などのようなモジュール
の、協働する部分の間に固定されている。
【0010】図3、4、5、および6は、エアバッグ8
0の主要な部品を示している。エアバッグ80は、図示
された実施形態では円形であるフェイスパネル82と、
同様な形状のリアパネル84を有している。フェイスパ
ネル82とリアパネル84は縁の継ぎ目86に沿って縫
い合わされている。楕円形や矩形を含む他の形のパネル
も本発明の範囲内である。このようなパネルは、通常、
織られたナイロンから作られる。リアパネル84は、取
付け用の開口部84a,84b,84c,84dの内
側、かつ連結部67内に位置する、中央の開口部88を
連結部67に有している。
【0011】図3と図4で、連結部67の領域は、楕円
形や円形や矩形を含むどのような好都合な形であっても
よい幾つかの小さいパネル87a,87bによって任意
に補強することができる。これらのパネル87a,87
bの一方または両方は、インフレータ62によって供給
される加熱されたガスからリアパネル84を遮蔽する熱
シールドとしても働く。各パネル87a,87bは、中
央の開口部88と、同様に符号84a,84b,84
c,84dによって示されている、留め具であるスタッ
ド52用の開口部も含んでいる。リアパネル84とパネ
ル87a,87bは、図4に示されているように、それ
ぞれの中央の開口部88および留め具であるスタッド5
2用のそれぞれの開口部84a,84b,84c,84
dを揃えて継ぎ目86aのところで縫い合わされてい
る。エアバッグ80が組み立てられた後、インフレータ
62は、出口穴74がエアバッグ80の内側に位置する
ように、揃えられた各開口部88の組合せを含む開口
部、または複数の開口部88を通って部分的または完全
にエアバッグ80内に配置される。
【0012】フェイスパネル82は、フェイスパネル8
2を互いに向かい合う側部92a,92b、すなわち構
成部分に分けるスリット92を含んでいる。スリット9
2の端部は、必要ならば、図6にも示されているよう
に、小さい円形の切欠き94のような、応力を低減させ
る構成を含んでいてよい。側部92a,92bは、フェ
イスパネル82にスリット92を形成するのに用いられ
る器具の厚さ分のみ隔てるのが好ましい。図6では、ス
リット92は、狭いが明確な幅を有しており、図7で
は、スリット92は楕円形であり、側部92a,92b
はより大きな距離を隔てられている。図6において、ス
リット92の側部92a,92b間の間隔は約1mmで
あり、スリット92の代表的な長さは120mmから1
80mmの範囲である。以下で分かるように、可撓性の
フェイスプレート82のスリット92は、コントロール
モジュール40をエアバッグ80の中央の管状部100
内に挿入できるように引き離される。スリット92、す
なわち開口部の長さは、スリット92の側部92a,9
2bを離したときに得られる有効な開口が、コントロー
ルモジュール40をその開口に挿入するのに十分な大き
さになるように十分なサイズにする必要がある。
【0013】上述のように、管状部100はスリット9
2の周りに固定されている。図3に示されているように
概ね管状の管状部100は、図3、9、および11に示
されているように開いた端部102および閉じた端部1
04を備えており、円筒状の本体を有している。管状部
100は、1つまたは2つ以上の材料片または材料パネ
ルから作ることができ、または一体化された底部と側部
と開いた口状部、すなわち頂上部とを有する、一続き
の、靴下状に織られた構成として形成することができ
る。図3は、フェイスパネル82から離して配置され
た、このような中心の管状部100の1つを示してい
る。図8〜10には、中心の管状部100の構成がより
詳しく示されている。管状部100の、代替の実施形態
が図10に示されている。
【0014】図8において、中心の管状部100は、中
心線112に関して対称であり、側部114a,114
bと、2つのアーチ状部116a,116bを有する頂
上部116と、直線状の底部118とを含む、可撓性の
織物のコアパネル110によって形成されている。中心
の管状部100の側部114a,114bはこの実施形
態では互いに平行であるが、図10に示されているよう
に角度を付けてもよい。図8のコアパネル110の下に
配置されているのは、織物の可撓性の材料で形成するこ
とができる端部パネル120であり、この実施形態では
コアパネル110は丸くなっている。図9において、コ
アパネル110は中心線112で折り返して折り畳ま
れ、または丸められており、側部114a、114bは
縫い合わせ用の継ぎ目114cに沿って縫い合わされ
る。その後、図3に示されているように、端部パネル1
20はコアパネル110の底部118、すなわち端部に
縫い合わされて、この端部が閉じられ、中心の管状部1
00が形成される。端部パネル120は複数の開口部1
22a,122b,122c,122dも含んでいる。
管状部100を形成する各パネルは、前述のように織っ
て作ることができ、パネルの通気性を調節する必要に応
じて、また熱遮蔽効果を調節する必要に応じて被覆して
もしなくてもよい可撓性の布地で形成されている。この
可撓性の材料のために、中心の管状部100を引っ張
り、曲げ、捻って、必要な形にある意味で成形すること
ができる。中心の管状部100の底部の端部パネル12
0、すなわち閉じた端部104は、組み立てられた状態
でインフレータ60に隣接して位置している。厚いおよ
び/または被覆された可撓性の布地のパネルによって形
成された1つまたは2つ以上の熱シールド126,12
6aを任意に端部パネル120と縫い合せるか、または
端部パネル120として一体に形成してもよい。このよ
うにすれば、加熱されたインフレーションガスが底部の
端部パネル120に直接悪影響を与えることはない。熱
シールド126を使用する場合、熱シールド126は、
端部パネル120、すなわち底部の1群の開口部122
a,122b,122c,122dに揃えられた他の1
群の開口部124a,124b,124c,124dを
含んでいる。
【0015】形成された中心の管状部100は、次に、
フェイスパネル82に連結される。より具体的には、頂
上部116のアーチ状部116a,116bは、アーチ
状部116aをスリット92の側部92aと縫い合わ
せ、頂上部116の他方のアーチ状部116bをスリッ
ト92の側部92bと縫い合わせてスリット92の周囲
に縫い合わされる。スリット92の長さは、図9に示さ
れているように、湾曲したアーチ状部116aまたは1
16bに沿って測定した点Aから点Bまでの距離と同じ
である。
【0016】図11は、スリット92の一方の側部92
aがアーチ状部116a,116bの1つ、例えばアー
チ状部116aと縫い合わされており、その継ぎ目が符
号86bによって示されている、フェイスパネル82の
断面図である。
【0017】管状部100の底部、すなわち閉じた端部
104は、インフレータ62によって適所に固定され
る。図11は、エアバッグ80が膨らまされた時の、中
心の管状部100とフェイスパネル82の相対的な位置
を示している。中心の管状部100の、フェイスパネル
82の点AおよびBの近くの部分は、中心の管状部10
0の底部、すなわち閉じた端部104の、したがってイ
ンフレータ62の近くに保持され、この構成は、フェイ
スパネル82が乗物の乗員の方へ移動するのを制限する
ので、この部分は拘束部としても働く。中心の管状部1
00の最も短い寸法は、縫い合わされた継ぎ目114c
に沿った寸法と、継ぎ目114cのほぼ反対側に位置す
る領域114dに沿った寸法である。この構成における
継ぎ目114cは拘束部に位置しているので、この縫い
合わされた継ぎ目114cには、膨らんでいる間、張力
がかかる。以下の実施形態のいくつかでは、縫い合わさ
れた継ぎ目114cの位置が、継ぎ目114cがコアパ
ネル110の最も短い部分には位置せず、したがって大
きな張力を受けないように再配置されている。
【0018】図12〜14には、中心の管状部100a
の他の実施形態が示されている。コアパネル110a
は、アーチ状部116a,116bの概ね凸状の形状と
は対照的に、凹状の形状のアーチ状部116c,116
dを含んでいる。側部114a,114bが互いに縫い
合わされた後、この中心の管状部100aの、拘束部材
として働く最も短い部分は、縫い合わされた継ぎ目11
4cから離れている。エアバッグ80が膨らまされ、管
状部100aに応力がかかった時、最大応力はもはや縫
い合わされた継ぎ目114cに沿っては加わらない。図
14は、継ぎ目86bに沿ってフェイスパネル82と縫
い合わされた、代替の中央の管状部100aを示してい
る。
【0019】図15と図16は、中心の管状部100c
の他の実施形態を示している。中心の管状部100c
は、2枚のパネルとは対照的に1枚の布地で作られてい
る。組み立てられた一続きのコアパネル110cは、管
状部100cの底部と側部を形成している。コアパネル
110cは、前の例では底部パネル120に見られた開
口部122a,122b,122c,122dも有して
いる。コアパネル110cは中心線112で折り返して
折り畳まれ、側部114aは側部115aと縫い合わさ
れ、側部114bは側部115bと縫い合わされる。コ
アパネル110cは、コアパネル110c同士を縫い合
せるのを容易にする追加の開口部、すなわちスリット1
17を各側部114a,114b,115a,115b
と中心線112の交差点付近に有している。コアパネル
110cの端部116a,116bは図3の実施形態と
同様にアーチ状であり、スリット92の互いに向かい合
う側部92a,92bと縫い合わされる。この構成の利
点は、熱シールドを使用する場合、熱シールドをコアパ
ネル110cがまだ平坦である間にコアパネル110c
上に配置して、熱シールドを非常に容易に仮縫いできる
ことである。コアパネル110cと熱シールドは共に、
不ぞろいな形状の開口部115を有していてよい。対応
する開口部115同士を揃えると、熱シールドは縫い合
せの前に直線方向にも斜め方向にも正確に配置される。
その後、取付け用の開口部122a,122b,122
c,122d、すなわち穴を、これらの穴が揃えられる
のが保証されるように1回の動作でコアパネル110c
に打ち抜き、コアパネル110cの側部114a,11
4b,115a,115bを、管状部110cをその形
状にするように極めて容易に縫い合わせることができ
る。図示していないが、管状部材、管状の構成部分、す
なわち管状部100は、一体的な底部と側部と開いた頂
上部を備えた、一続きの織物の靴下状部として形成する
ことができる。留め具であるスタッド52用の穴、すな
わち開口部122a,122b,122c,122dは
織って作っている間に形成するか、またはその後切り抜
くかまたは焼き切ることができる。
【0020】図4と同様の図20において、中心の管状
部100は、縫い合わされたフェイスパネル82とリア
パネル84の間に位置している。エアバッグ80の構成
は、他の管状部100aまたは100cを備えていたと
しても同様である。その後、スリット92の側部92
a,92bは引っ張って開かれ、コントロールモジュー
ル40は底部、すなわち閉じた端部104、すなわち端
部パネル120に向かって移動させられ、留め具である
各スタッド52は、底部、すなわち閉じた端部104、
および熱シールドを使用する場合には熱シールドの、留
め具であるスタッド52用の開口部122a,122
b,122c,122dのうちの1つに通される。その
後、同様に図20に示されているように、インフレータ
62はリアパネル84の開口部88を通ってエアバッグ
80内に配置される。留め具であるスタッド52は、さ
らに、インフレータ62のフランジ60の開口部58
a,58b,58c,58dのうちの1つを通って延び
ている。インフレータ62の頂上部は、管状部100の
底部、すなわち閉じた端部104をコントロールモジュ
ール40の底部50との間に挟んでいる。
【0021】その後、各スタッド52は、リアパネル8
4の連結部67の周りの開口部84a,84b,84
c,84dのうちの1つに入れられる。リアパネル84
の連結部67は、インフレータ62の底部に隣接してそ
の下方に位置している。最後に、ハウジング30は、カ
ップ状であるにしても平坦であるにしても、リアパネル
84の連結部67をインフレータ62のフランジ60と
の間に挟んでスタッド52に嵌めて配置される。エアバ
ッグモジュール20の様々な部品はねじ付きの各ナット
53、または留め具である、スナップ式に嵌めるコネク
タ53aによって、図17または19に示されている構
成になるように適所に固定できる。同一のまたは異なる
ナットまたは留め具を、図1に示されているようにハウ
ジング30、インフレータ62、およびコントロールモ
ジュール40をステアリングホイール22に固定するの
に用いることができる。
【0022】エアバッグ80を折り畳む前に、フェイス
パネル82は、スリット92がコントロールモジュール
40の側部の周りに位置するように下方に押される。そ
の後、エアバッグ80は、折り畳む前に、図21に示さ
れているようにハウジング30の側部34を越えて外側
へ延びるように配置することができる。次に、エアバッ
グ80は、ハウジング30の内側の面とインフレータ6
2およびコントロールモジュール40の間の環状の空間
130内に位置するように折り畳まれ、カバー140は
コントロールモジュール40の周り、およびハウジング
30に固定される。あるいは、カバー140を最初にコ
ントロールモジュール40に取付け、エアバッグ80を
コントロールモジュール40とカバー140の間の空間
内に折り畳んでもよい。その後、ハウジング30は、折
り畳まれたエアバッグ80の周りの適所に固定され、留
め具であるスタッド53またはスナップ式に嵌めるコネ
クタ53aによって適所に保持される。
【0023】図1と図19において、コントロールモジ
ュール40は、カバー140の中央の開口部146を固
定するのに用いられる縁溝55を有している。例えば、
エアバッグ80は、折り畳まれた後、カバー140によ
って覆われる。カバー140の、上方から見た図が図2
2に示されている。一実施形態において、カバー140
は環状に形成され、中央の開口部146を有する平坦な
環状の頂上部144を備えた円筒状の外壁142を有し
ている。開口部146の直径は、開口部146の周りの
縁147を縁溝55内へと滑り込ませ、それによって固
定できるように、縁溝55の直径よりも小さくなってい
る。カバー140は、ほぼ半径方向の複数の引裂き継ぎ
目148をさらに有している。あるいは、例えば、カバ
ー140aは、図25に示されているように、中央の開
口部146の周りの約90度および270度の点または
0度および180度の点から延びる、半径方向に向けら
れた第1および第2の引裂き継ぎ目148を備える中央
の開口部146を含んでいてもよい。半径方向に向けら
れた引裂き継ぎ目148の互いに反対側の端部は、直線
状の、または少し湾曲した引裂き継ぎ目148aにそれ
ぞれつながっている。これらの引裂き継ぎ目148aの
各々は、ほぼ水平方向、または垂直方向を向いていてよ
い。エアバッグ80が膨らまされた時、縁147は縁溝
55から引き出され、カバー140は各引裂き継ぎ目1
48に沿って破れ、それによってカバー140の各扇状
部、すなわち断片144aが外側に移動でき、すなわち
ペダルを踏むように動くことができるようになり、エア
バッグ80は、今や開かれたカバー140とコントロー
ルモジュール40の間の開かれた環状の空間130の周
りから出て行くことができるようになる。
【0024】図23は、膨らんだエアバッグ80を示し
ている。フェイスパネル82とリアパネル84は、コン
トロールモジュール40を中心とする環状体を形成して
いる。エアバッグ80が膨らむと、エアバッグ80の内
部の圧力が管状の構成部分、すなわち管状部100,1
00a,100cの壁にかかり、スリット92、すなわ
ち開口部の側部92a,92bを閉じさせる。膨らんだ
エアバッグ80は図18にも示されている。図23と図
18のエアバッグ80は同じであるが、ハウジング30
およびカバー140が異なっている。図18の視点は図
23から90度ずれている。
【0025】図17に示されている実施形態では、コン
トロールモジュール40は、縁溝55の代わりにフラン
ジ55aを含んでいる。さらに、カバー140は、フラ
ンジ55aの下に嵌め込まれた、奥に配置されたフラン
ジ55bを含んでいる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ステアリングホイールと、本発明によるエアバ
ッグモジュールの組立図である。
【図2】板状の代替のハウジングを示す図である。
【図3】本発明のエアバッグの組立図である。
【図4】エアバッグの中心に管状部を備えたエアバッグ
の断面図である。
【図5】膨らんだエアバッグの平面図である。
【図6】エアバッグのフェイスパネル上に設けられるス
リット、すなわち開口部の代替の構成を示す図である。
【図7】エアバッグのフェイスパネル上に設けられるス
リット、すなわち開口部の代替の他の構成を示す図であ
る。
【図8】エアバッグの中心の管状部を示す図である。
【図9】エアバッグの中心の管状部を示す図である。
【図10】図8および図9に示されている中心の管状部
の代替の実施形態を示す図である。
【図11】エアバッグのフェイスパネルの部分に縫い合
わされた、図9の中心の管状部の部分断面図である。
【図12】エアバッグの代替の構成を示す図である。
【図13】エアバッグの代替の構成を示す図である。
【図14】エアバッグの代替の構成を示す図である。
【図15】本発明の他の実施形態を示す図である。
【図16】本発明の他の実施形態を示す図である。
【図17】平坦なハウジングを備えたエアバッグモジュ
ールの断面図である。
【図18】図17のハウジングを備えた膨らんだエアバ
ッグを示す、図5の12a−12a線に沿って切断した
図である。
【図19】カップ状のハウジングを用いたエアバッグモ
ジュールの断面図である。
【図20】図4と同様の図であり、管状の構成部分、す
なわち管状部内に配置されたコントロールモジュールを
含んだ図である。
【図21】エアバッグが折り畳まれていない、半径方向
に外側へ延びている状態のエアバッグモジュールの断面
図である。
【図22】一例のカバーの平面図である。
【図23】膨らんだエアバッグを示す断面図である。
【図24】ステアリングホイール内に設置された、ドラ
イバー側のエアバッグモジュールの平面図である。
【図25】代替のカバーを示す図である。
【符号の説明】
20 エアバッグモジュール 22 ステアリングホイール 24 中央機構 30 ハウジング 31 底部 32,34a,34b,34c,34d,58a,58
b,58c,58d,84a,84b,84c,84
d,88,122a,122b,122c,122d,
124a,124b,124c,124d,146
開口部 34,92a,92b,114a,114b,115
a,115b 側部 40 コントロールモジュール 41 電線 42 警笛スイッチ 44 ボタン 46 ナビゲーションシステム 48 ディスプレイ 50,118 底部 52 スタッド 53 ナット 53a コネクタ 55 縁溝 60,55a,55b フランジ 62 インフレータ 67 連結部 74 出口穴 80 エアバッグ 82 フェイスパネル 84 リアパネル 86,86a,86b,114c 継ぎ目 87a,87b パネル 92,117 スリット 100,100a,100c 管状部 102 開いた端部 104 閉じた端部 110,110a,110c コアパネル 112 中心線 114d 領域 116,144 頂上部 116a,116b アーチ状部 120 端部パネル 126,126a 熱シールド 130 空間 140,140a カバー 142 外壁 144a 断片 147 縁 148,148a 引裂き継ぎ目 240 側部タブ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−41265(JP,A) 国際公開98/014353(WO,A1) 国際公開97/034783(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/20

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバッグ(80)を有し、該エアバッ
    グは、 第1の開口部(92)を有し、コントロールモジュール
    (40)が該開口部(92)内に位置するフェイスパネ
    ル(82)と、 前記フェイスパネルと実質的に同じサイズであり、中央
    の開口部(88)を有するリアパネル(84)と、 開いた端部(102)および底部である閉じた端部(1
    04)を有する管状部(100)を含み、前記開いた端
    部は、前記第1の開口部に沿って前記フェイスパネルに
    固定され、前記管状部の内部には前記第1の開口部を通
    って手を届かせることができ、前記管状部の前記底部は
    前記コントロールモジュール(40)とインフレータ
    (62)の間に挟まれているエアバッグモジュール。
  2. 【請求項2】 前記第1の開口部(92)は狭いスリッ
    トである、請求項1に記載のエアバッグモジュール。
  3. 【請求項3】 前記第1の開口部(92)は楕円形であ
    る、請求項1に記載のエアバッグモジュール。
  4. 【請求項4】 前記第1の開口部(92)は矩形であ
    る、請求項1に記載のエアバッグモジュール。
  5. 【請求項5】 前記エアバッグは、折り畳まれた状態
    で、前記コントロールモジュール(40)の側部の周り
    に位置しており、カバー(140)によって覆われてい
    る、請求項に記載のエアバッグモジュール。
  6. 【請求項6】 前記インフレータ(62)は、前記エア
    バッグ(80)から突き出ていない、請求項に記載の
    エアバッグモジュール。
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