JP3537016B2 - 画像形成装置のトナー回収装置 - Google Patents

画像形成装置のトナー回収装置

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JP3537016B2 JP22555196A JP22555196A JP3537016B2 JP 3537016 B2 JP3537016 B2 JP 3537016B2 JP 22555196 A JP22555196 A JP 22555196A JP 22555196 A JP22555196 A JP 22555196A JP 3537016 B2 JP3537016 B2 JP 3537016B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等の画像形成装置において像担持体を清掃するために使
用されるクリーニング装置に関し、特に、像担持体から
除去された不要トナーを回収するためのトナー回収装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真方式を採用した画像形
成装置においては、帯電装置により感光体ドラム等の像
担持体の表面が一様に帯電された後に、露光装置により
出力すべき画像に対応する光で露光することにより、像
担持体の表面上に静電潜像が形成される。この静電潜像
は、現像装置においてトナーにより現像され、像担持体
の表面上にトナー像が形成される。このトナー像は、転
写装置により用紙上に転写された後に定着装置により定
着される。また、転写後に、像担持体の表面上に残った
トナーは、クリーニング装置により除去される。クリー
ニング装置により除去されたトナーは、トナー回収装置
により回収される。
【0003】このトナー回収装置は、たとえば、特開平
3−249784号公報、実開平4−77176号公
報、実開平5−24614号公報等に記載されているよ
うに、一般に、回転駆動されるスパイラル状のオーガー
と、このオーガーの下方部分を覆う樋状のハウジングを
備えており、クリーニング装置に隣接して配置されてい
る。クリーニング装置により、像担持体の表面から除去
されたトナーは、トナー回収装置に落下し、ハウジング
内でオーガーが回転することにより、トナーはオーガー
により搬送される。
【0004】トナー回収装置におけるトナーの搬送効率
を高めるためには、オーガーの外周面とハウジングの内
周面との間隔を狭くする必要がある。しかしながら、こ
の間隔を余り狭くすると、部品の寸法誤差や取付誤差の
ために、オーガーの外周面とハウジングの内周面が接触
して摺動音が発生して騒音となるという問題がある。な
お、一般に、オーガーやハウジングは、ABS,HIP
S等のエンジニアリングプラスチックにより製造されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、このトナー回
収装置において低騒音化を図るために、スパイラル状の
オーガーの刃先を0.5mm幅以下に構成することが、
上記実開平5−24614号公報に記載されている。し
かしながら、同公報に記載の構成を実験してみたが、オ
ーガーの刃先が細くなると、ハウジングがオーガーの刃
先により削り取られてしまい、目的とは逆に騒音が増加
するという不都合が生じた。
【0006】また、上記特開平3−249784号公報
や実開平4−77176号公報に記載されているよう
に、オーガーまたはこのオーガーに対して摺接する搬送
通路の少なくとも一方に、非金属材料からなる植毛等の
干渉材、または、シリコン系或いはフッ素系樹脂材料か
ら構成された低表面エネルギ一層を施した場合には、或
る程度の低騒音化の効果を期待できる。しかしながら、
この場合には、オーガーや搬送通路が、それぞれ材質の
異なる材料の組合せから構成されることになるので、製
造に手間及び時間がかかるとともに、装置使用後のリサ
イクル時の材質別の分離が困難であるという問題があっ
た。
【0007】そこで、本発明は、トナー回収装置におけ
る摺動音を低減するとともに、リサイクル時の材質別の
分離を容易に行なえるようにすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、像担持体上か
ら除去されたトナーを搬送するスパイラル状のオーガー
と、このオーガーの外周面に近接して設けられたハウジ
ングとを備えており、前記像担持体上から除去されたト
ナーを回収するための画像形成装置のトナー回収装置に
おいて、前記オーガーと前記ハウジングとの間に低騒音
化部材を設け、この低騒音化部材に回収トナー貯蔵穴を
形成したことを特徴とする。
【0009】また本発明は、前記低騒音化部材が、合成
樹脂であることを特徴とする。
【0010】また本発明は、前記低騒音化部材が、前記
ハウジングに対して着脱可能に設けられていることを特
徴とする。
【0011】
【0012】本発明のトナー回収装置によれば、オーガ
ーが回転してトナーを搬送する際に、オーガーの刃先は
低騒音化部材に接触するだけで、ハウジングには直接接
触しない。低騒音化部材は、たとえば、合成樹脂から構
成されているので、オーガーの刃先が低騒音化部材に接
触しても、両者の摩擦が少ないので摺動音が減少する。
また、低騒音化部材に回収トナー貯蔵穴が形成されてい
るので、回収トナーの貯蔵可能量が増加する。また、低
騒音化部材が、ハウジングに対して着脱可能に設けられ
ているので、低騒音化部材をハウジングから容易に取り
外すことができ、装置使用後のリサイクル時の材質別の
分離が容易となる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のトナー回収装置
が適用される画像形成装置の原理的な構成を示す模式図
である。
【0014】感光体ドラムからなる像担持体1の表面が
帯電装置2により一様に帯電された後に、露光装置3に
より出力すべき画像に対応する光で露光することによ
り、像担持体1の表面上に静電潜像が形成される。この
静電潜像は、現像装置4においてトナーにより現像さ
れ、像担持体1の表面上にトナー像が形成される。この
トナー像は、転写装置5により、給紙トレイ6から供給
された用紙P上に転写される。トナー像が転写された用
紙Pは、剥離装置7により像担持体1の表面から剥離さ
れた後に、定着装置8により定着される。また、転写後
に、像担持体1の表面上に残ったトナーは、クリーナユ
ニット9のクリーニングブラシ10により除去される。
クリーニングブラシ10により除去されたトナーは、ト
ナー回収装置に設けられたスパイラル状のオーガー11
により回収される。
【0015】上記した画像形成装置において、像担持体
1、帯電装置2、転写装置5、剥離装置7、クリーナユ
ニット9は、一体的に取り付けられてプロセスカートリ
ッジを構成しており、このプロセスカートリッジは画像
形成装置に対して着脱可能となっている。
【0016】図2は、図1に示される画像形成装置のプ
ロセスカートリッジ部分を示す断面図である。クリーナ
ユニット9のハウジング12の内部には、クリーニング
ブラシ10とオーガー11が回転自在に配置され、ま
た、クリーニングブラシ10の像担持体1の回転方向に
関して下流側にはクリーニングブレード14が取り付け
られている。なお、ハウジング12は、たとえば、エン
ジニアリングプラスチックの一つであるHIPSから製
造されている。
【0017】ここで、本実施例においては、上記オーガ
ー11とハウジング12の内面との間に低騒音化部材1
3を介在させている。低騒音化部材13、たとえば、ポ
リエチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等の
軟質の合成樹脂から製造される。図3は、低騒音化部材
13を単品で示す斜視図である。低騒音化部材13は、
オーガー11の軸方向に伸延する半円筒部材13aと、
この半円筒部材13aと一体に成型され、内部に複数の
回収トナー貯蔵穴13bが形成された、トナー貯蔵部材
13cとから構成されている。
【0018】上記トナー貯蔵部材13cの形状は、トナ
ー貯蔵部材13cがハウジング12の底部12aの内周
面に弾性的にはまり合う形状となっている。したがっ
て、低騒音化部材13のトナー貯蔵部材13cをハウジ
ング12の底部12aに圧入することにより、ハウジン
グ12に対して低騒音化部材13を取り付けることがで
きる。また、必要に応じて、低騒音化部材13とハウジ
ング12の双方に互いにはまり合うスナップ機構を設け
てもよい。
【0019】次に、上述したトナー回収装置の動作につ
いて説明する。先に説明したように、転写後に、像担持
体1の表面上に残ったトナーは、クリーナユニット9の
クリーニングブラシ10により除去される。クリーニン
グブラシ10により像担持体1の表面から掻き落とされ
たトナーは、トナー回収装置に設けられた回転駆動され
るスパイラル状のオーガー11により、オーガー11の
軸方向に沿って搬送され、軸方向の端部近傍に設けられ
たトナー回収容器(図示せず)に回収される。このと
き、オーガー11の刃先と低騒音化部材13の内周面は
接触しており、両者間には隙間がないので、回収された
トナーを効率よく搬送することができる。またこのと
き、オーガー11の刃先は低騒音化部材13の内周面に
接触した状態で回転するが、低騒音化部材13は、軟質
の合成樹脂により形成されているので、摩擦が小さく、
摺動音が減少する。また、低騒音化部材13の内周面に
は、複数の回収トナー貯蔵穴13bが形成されているの
で、摺動面積が減少し、摺動音が減少するとともに、摩
擦を更に減らすことができる。また更に、トナーがオー
ガー11により搬送されている途中で、回収トナー貯蔵
穴13bに落ち込んで、この回収トナー貯蔵穴13bの
内部に蓄えられる。これにより、オーガー11の端部に
設けられたトナー回収容器(図示せず)に加えて、回収
トナー貯蔵穴13bにもトナーを貯蔵することができる
ので、プロセスカートリッジにおいて貯蔵できる回収ト
ナーの量を増やすことができ、プロセスカートリッジの
交換間隔を長くすることができる。
【0020】また、使用が終わったプロセスカートリッ
ジを、再使用或いはリサイクルする場合には、クリーナ
ユニット9から低騒音化部材13を取り外して次の工程
に送る。このとき、低騒音化部材13は、低騒音化部材
13の弾性力によりハウジング12の底部12aに嵌合
しているだけなので、低騒音化部材13を引っ張るだけ
でクリーナユニット9から分離することができる。した
がって、これ以降の再使用或いはリサイクルのための材
質別の処理が容易となる。
【0021】
【発明の効果】本発明においては、オーガーとハウジン
グとの間に低騒音化部材を設けたので摺動音を減少させ
ることができる。また、低騒音化部材を、ハウジングに
対して着脱可能に設けたので、容易にリサイクルでき
る。また、低騒音化部材に回収トナー貯蔵穴が形成され
ているので、回収トナーの貯蔵量を増やすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のトナー回収装置が適用される画像形
成装置の原理的な構成を示す模式図である。
【図2】 図1に示される画像形成装置のプロセスカー
トリッジ部分を示す断面図である。
【図3】 低騒音化部材を単品で示す斜視図である。
【符号の説明】
1…像担持体、2…帯電装置、3…露光装置、4…現像
装置、5…転写装置、6…給紙トレイ、7…剥離装置、
8…定着装置、9…クリーナユニット、10…クリーニ
ングブラシ、11…オーガー、12…ハウジング、13
…低騒音化部材、13a…半円筒部材、13b…回収ト
ナー貯蔵穴、13c…トナー貯蔵部材、14…クリーニ
ングブレード、P…用紙

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上から除去されたトナーを搬送
    するスパイラル状のオーガーと、このオーガーの外周面
    に近接して設けられたハウジングとを備えており、前記
    像担持体上から除去されたトナーを回収するための画像
    形成装置のトナー回収装置において、 前記オーガーと前記ハウジングとの間に低騒音化部材を
    設け、この低騒音化部材に回収トナー貯蔵穴を形成した
    ことを特徴とする画像形成装置のトナー回収装置。
  2. 【請求項2】 前記低騒音化部材が、合成樹脂であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置のトナー回
    収装置。
  3. 【請求項3】 前記低騒音化部材が、前記ハウジングに
    対して着脱可能に設けられていることを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置のトナー回収装置。
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