JP3245510B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP3245510B2 JP3245510B2 JP28268694A JP28268694A JP3245510B2 JP 3245510 B2 JP3245510 B2 JP 3245510B2 JP 28268694 A JP28268694 A JP 28268694A JP 28268694 A JP28268694 A JP 28268694A JP 3245510 B2 JP3245510 B2 JP 3245510B2
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- Cleaning In Electrography (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機などの画像形成装
置に関する。
置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリなどの画像形成装
置では、形成される画像の品質が、トナーの飛散によっ
て低下することを防止するために、ハウジングに収容さ
れた構成ユニットの端部とハウジング間にシール部材が
接着配設されている。図5は従来の画像形成装置のクリ
ーニング器の入口部分のシール構成を示す説明図、図6
は従来の画像形成装置のクリーニングブレード部分のシ
ール構成を示す斜視図である。
置では、形成される画像の品質が、トナーの飛散によっ
て低下することを防止するために、ハウジングに収容さ
れた構成ユニットの端部とハウジング間にシール部材が
接着配設されている。図5は従来の画像形成装置のクリ
ーニング器の入口部分のシール構成を示す説明図、図6
は従来の画像形成装置のクリーニングブレード部分のシ
ール構成を示す斜視図である。
【0003】図5に示すように、感光体ドラム8の周面
に対してクリーニング器6が配設されているが、このク
リーニング器6には、回転体ドラム8の周面に残存した
トナーを掻き取るクリーニングブレード6aと掻き取ら
れたトナーを排出するトナー排出スクリュー7とが設け
られている。
に対してクリーニング器6が配設されているが、このク
リーニング器6には、回転体ドラム8の周面に残存した
トナーを掻き取るクリーニングブレード6aと掻き取ら
れたトナーを排出するトナー排出スクリュー7とが設け
られている。
【0004】この場合、クリーニングブレードにより掻
き取られて落下するトナーが、外部に飛散することを防
止するために、感光体ドラム8の回転方向に対するクリ
ーニング器6の入口部に、ブラケット16に固定された
ポリウレタンゴムやPET(ポリエチレンテレフタレー
ト)などのフィルム状の入口シール5が粘着テープ15
によって、直接クリーニング器6の樹脂製のハウジング
6Aに接着配設されている。
き取られて落下するトナーが、外部に飛散することを防
止するために、感光体ドラム8の回転方向に対するクリ
ーニング器6の入口部に、ブラケット16に固定された
ポリウレタンゴムやPET(ポリエチレンテレフタレー
ト)などのフィルム状の入口シール5が粘着テープ15
によって、直接クリーニング器6の樹脂製のハウジング
6Aに接着配設されている。
【0005】また、図6に示すように、クリーニング器
6のクリーニングブレード6aの両端部分にも、クリー
ニングブレード6aを保持する樹脂製のハウシング6B
に対して、シール部材S1、S2が粘着ープによって接
着配設されている。
6のクリーニングブレード6aの両端部分にも、クリー
ニングブレード6aを保持する樹脂製のハウシング6B
に対して、シール部材S1、S2が粘着ープによって接
着配設されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近は資源
の再利用の思想が各種の製品の生産過程にも取り入れら
れており、動作寿命に達した製品の材質の再利用が計ら
れている。この種の画像形成装置においても、例えばハ
ウジング6A、6Bを分解して再利用し、或いは材料と
してリサイクルすることが行なわれている。
の再利用の思想が各種の製品の生産過程にも取り入れら
れており、動作寿命に達した製品の材質の再利用が計ら
れている。この種の画像形成装置においても、例えばハ
ウジング6A、6Bを分解して再利用し、或いは材料と
してリサイクルすることが行なわれている。
【0007】このようなハウジングの再利用、或いは材
料としてリサイクルに際しては、従来の画像形成装置で
は、入口シール5が取り付けられたブラケット16やシ
ール部材S1、S2を、ハウジング6A或いはハウジン
グ6Bから剥がす際に、粘着テープがきれいに取れず、
粘着テープの細片がハウジングにこびり付いて残存する
ことが多く、ハウジングの分解再利用、或いは材料とし
てリサイクルに際しては、ハウジングの洗浄が複雑にな
り、処理コストが増大するという問題があった。
料としてリサイクルに際しては、従来の画像形成装置で
は、入口シール5が取り付けられたブラケット16やシ
ール部材S1、S2を、ハウジング6A或いはハウジン
グ6Bから剥がす際に、粘着テープがきれいに取れず、
粘着テープの細片がハウジングにこびり付いて残存する
ことが多く、ハウジングの分解再利用、或いは材料とし
てリサイクルに際しては、ハウジングの洗浄が複雑にな
り、処理コストが増大するという問題があった。
【0008】本発明は、前述したような画像形成装置の
材質の分解再利用、或いは材料としてリサイクルの現状
に鑑みてなされたものであり、その目的は、処理コスト
を削減してハウジングの分解再利用、或いは材料として
リサイクルが可能な画像形成装置を提供することにあ
る。
材質の分解再利用、或いは材料としてリサイクルの現状
に鑑みてなされたものであり、その目的は、処理コスト
を削減してハウジングの分解再利用、或いは材料として
リサイクルが可能な画像形成装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、感光体ドラムをクリーニングするための
クリーニング器を備えた画像形成装置において、前記ク
リーニング器は、感光体ドラムに圧接されるクリーニン
グブレード及び感光体ドラム回転方向のクリーニング器
入り口部分に設けられた入り口シールを有し、前記クリ
ーニングブレード及び入り口シールの長手方向の両端部
に、クリーニング器のハウジングに着脱可能に装着され
たシールホルダに接着されたシール部材をそれぞれ設け
るとともに、該シール部材が、前記シールホルダよりも
大きく形成され、シールホルダとハウジングとの係合部
分を覆っていることを特徴とするものである。
に、本発明は、感光体ドラムをクリーニングするための
クリーニング器を備えた画像形成装置において、前記ク
リーニング器は、感光体ドラムに圧接されるクリーニン
グブレード及び感光体ドラム回転方向のクリーニング器
入り口部分に設けられた入り口シールを有し、前記クリ
ーニングブレード及び入り口シールの長手方向の両端部
に、クリーニング器のハウジングに着脱可能に装着され
たシールホルダに接着されたシール部材をそれぞれ設け
るとともに、該シール部材が、前記シールホルダよりも
大きく形成され、シールホルダとハウジングとの係合部
分を覆っていることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明では、クリーニング器のハウジングを分
解して再利用し、或いは材料としてリサイクルする場合
には、シール部材が接着されたシールホルダをハウジン
グから取り外すことにより、粘着テープなどの異物を含
まず、そのまま再利用或いは材料リサイクルが可能なハ
ウジングが得られる。そして、シール部材がシールホル
ダよりも大きく形成され、シールホルダとハウジングと
の係合部分を覆っているために、シールホルダとハウジ
ングとの係合部分へトナーが入り込まず、シール部材が
接着されたシールホルダのハウジングへの着脱が、トナ
ーで手を汚さずに行なわれる。
解して再利用し、或いは材料としてリサイクルする場合
には、シール部材が接着されたシールホルダをハウジン
グから取り外すことにより、粘着テープなどの異物を含
まず、そのまま再利用或いは材料リサイクルが可能なハ
ウジングが得られる。そして、シール部材がシールホル
ダよりも大きく形成され、シールホルダとハウジングと
の係合部分を覆っているために、シールホルダとハウジ
ングとの係合部分へトナーが入り込まず、シール部材が
接着されたシールホルダのハウジングへの着脱が、トナ
ーで手を汚さずに行なわれる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図4を
参照して説明する。図1は本実施例のクリーニングブレ
ード部分のシール構成を示す分解斜視図、図2は本実施
例のクリーニングブレード部分のシール構成を示す斜視
図、図3は本実施例のクリーニング器の入口部分のシー
ル構成を示す分解斜視図、図4は本実施例の要部の構成
を示す説明図である。
参照して説明する。図1は本実施例のクリーニングブレ
ード部分のシール構成を示す分解斜視図、図2は本実施
例のクリーニングブレード部分のシール構成を示す斜視
図、図3は本実施例のクリーニング器の入口部分のシー
ル構成を示す分解斜視図、図4は本実施例の要部の構成
を示す説明図である。
【0012】本実施例においては、図4に示すように、
原稿画像の潜像が形成される感光体ドラム8が設けら
れ、この感光体ドラム8の周面に対して、感光体ドラム
8を一様に帯電する帯電器1、クリーニングブレード6
aとトナー搬出スクリュー7を備え、感光体ドラム8を
クリーニングするクリーニング器6、感光体ドラム8に
形成されたトナー像を転写紙に転写する転写器4、感光
体ドラム8に形成された潜像を現像しトナー像を形成す
る現像器3、及び感光体ドラム8を感光して原稿画像に
対応する潜像を形成する露光器2が、この順に反時計回
りに配設されている。
原稿画像の潜像が形成される感光体ドラム8が設けら
れ、この感光体ドラム8の周面に対して、感光体ドラム
8を一様に帯電する帯電器1、クリーニングブレード6
aとトナー搬出スクリュー7を備え、感光体ドラム8を
クリーニングするクリーニング器6、感光体ドラム8に
形成されたトナー像を転写紙に転写する転写器4、感光
体ドラム8に形成された潜像を現像しトナー像を形成す
る現像器3、及び感光体ドラム8を感光して原稿画像に
対応する潜像を形成する露光器2が、この順に反時計回
りに配設されている。
【0013】また、現像器3はケーシングC1に収容さ
れ、露光器2と帯電器1はケーシングC2に取り付けら
れている。クリーニング器6はハウジングHに収容さ
れ、このクリーニング器6では、クリーニングブレード
6aがブラケットBを介してハウジングHに取り付けら
れている。そして、ケーシングC1とケーシングC2、
ケーシングC2とブラケットB、ブラケットBとハウジ
ングHは、隣接部分で互いに接続されている。
れ、露光器2と帯電器1はケーシングC2に取り付けら
れている。クリーニング器6はハウジングHに収容さ
れ、このクリーニング器6では、クリーニングブレード
6aがブラケットBを介してハウジングHに取り付けら
れている。そして、ケーシングC1とケーシングC2、
ケーシングC2とブラケットB、ブラケットBとハウジ
ングHは、隣接部分で互いに接続されている。
【0014】本実施例では、図2に示すように、ブラケ
ットBに取り付けられたクリーニングブレード6aが、
ブラケットBを介してハウジングHに固定されている
が、このクリーニングブレード6aの長手方向の両端位
置において、ブレード端部シール9が、ハウジングHに
対して分離自在に取り付けられている。この場合、図1
に示すように、スナップ13aを備えたシールホルダ1
3が設けられ、このシールホルダ13に、発泡ポリウレ
タンなどのスポンジ状のブレード端部シール9が、両面
粘着テープにより接着されている。このブレード端部シ
ール9は、クリーニング動作時には、感光体ドラム8に
対接して配設されるようになっている。
ットBに取り付けられたクリーニングブレード6aが、
ブラケットBを介してハウジングHに固定されている
が、このクリーニングブレード6aの長手方向の両端位
置において、ブレード端部シール9が、ハウジングHに
対して分離自在に取り付けられている。この場合、図1
に示すように、スナップ13aを備えたシールホルダ1
3が設けられ、このシールホルダ13に、発泡ポリウレ
タンなどのスポンジ状のブレード端部シール9が、両面
粘着テープにより接着されている。このブレード端部シ
ール9は、クリーニング動作時には、感光体ドラム8に
対接して配設されるようになっている。
【0015】ハウジングHには、ブレード端部シール9
が接着されたシールホルダ13が嵌合される嵌合凹部2
0が形成され、嵌合凹部20の底面にはスナップ受け1
3bが形成されている。そして、ブレード端部シール9
は、シールホルダ13よりも大きく形成され、スナップ
13aをスナップ受け13bに係合して、シールホルダ
13を嵌合凹部20に嵌合した際に、係合部分にトナー
が入り込まないようにしてある。
が接着されたシールホルダ13が嵌合される嵌合凹部2
0が形成され、嵌合凹部20の底面にはスナップ受け1
3bが形成されている。そして、ブレード端部シール9
は、シールホルダ13よりも大きく形成され、スナップ
13aをスナップ受け13bに係合して、シールホルダ
13を嵌合凹部20に嵌合した際に、係合部分にトナー
が入り込まないようにしてある。
【0016】また、本実施例では、図2に示すように、
クリーニングブレード6aにより掻き取られて落下する
トナーの飛散を防止するために、ポリウレタンゴムやP
ETで、フィルム状に形成された入口シール5がブラケ
ット16に取り付けられ、このブラケット16がハウジ
ングHに固定されている。この場合、図3に示すよう
に、ブラケット16に入口シール5が両面粘着テープで
接着され、ブラケット16の長手方向の両端部に、係合
孔16aが形成されていて、この係合孔16aを、ハウ
ジングHに形成した係合片17aに係合することによ
り、入口シール5が接着されたブラケット16が、ハウ
ジングHに対して、簡単に着脱することができるように
してある。
クリーニングブレード6aにより掻き取られて落下する
トナーの飛散を防止するために、ポリウレタンゴムやP
ETで、フィルム状に形成された入口シール5がブラケ
ット16に取り付けられ、このブラケット16がハウジ
ングHに固定されている。この場合、図3に示すよう
に、ブラケット16に入口シール5が両面粘着テープで
接着され、ブラケット16の長手方向の両端部に、係合
孔16aが形成されていて、この係合孔16aを、ハウ
ジングHに形成した係合片17aに係合することによ
り、入口シール5が接着されたブラケット16が、ハウ
ジングHに対して、簡単に着脱することができるように
してある。
【0017】さらに、図2に示すように、入口シール5
の長手方向の両端部において、入口シール5とハウジン
グH間に、入口シール端部シール10が取り付けられて
いる。この場合、図1に示すように、スナップ14aを
備えたシールホルダ14が設けられ、このシールホルダ
14に、発泡ポリウレタンなどのスポンジ状の入口シー
ル端部シール10が、両面粘着テープにより接着されて
いる。
の長手方向の両端部において、入口シール5とハウジン
グH間に、入口シール端部シール10が取り付けられて
いる。この場合、図1に示すように、スナップ14aを
備えたシールホルダ14が設けられ、このシールホルダ
14に、発泡ポリウレタンなどのスポンジ状の入口シー
ル端部シール10が、両面粘着テープにより接着されて
いる。
【0018】ハウジングHには、入口シール端部シール
10が接着されたシールホルダ14が嵌合される嵌合凹
部21が形成され、嵌合凹部21の底面にはスナップ受
け14bが形成されている。そして、入口シール端部シ
ール10は、シールホルダ14よりも大きく形成され、
スナップ14aをスナップ受け14bに係合して、シー
ルホルダ14を嵌合凹部21に嵌合した際に、係合部分
にトナーが入り込まないようにしてある。
10が接着されたシールホルダ14が嵌合される嵌合凹
部21が形成され、嵌合凹部21の底面にはスナップ受
け14bが形成されている。そして、入口シール端部シ
ール10は、シールホルダ14よりも大きく形成され、
スナップ14aをスナップ受け14bに係合して、シー
ルホルダ14を嵌合凹部21に嵌合した際に、係合部分
にトナーが入り込まないようにしてある。
【0019】このような構成の本実施例の動作を説明す
る。時計回り方向に回転する感光体ドラム8に対して、
帯電器1によって均一に帯電が行なわれ、露光器2によ
って、原稿画像の露光が行なわれ、感光体ドラム8に
は、原稿画像に対応する静電潜像が形成される。感光体
ドラムに形成された静電潜像部分が、現像器3位置に達
すると、現像器3から感光体ドラム8にトナーが供給さ
れ、感光体ドラム8に形成されていた潜像がトナー像に
顕像化される。
る。時計回り方向に回転する感光体ドラム8に対して、
帯電器1によって均一に帯電が行なわれ、露光器2によ
って、原稿画像の露光が行なわれ、感光体ドラム8に
は、原稿画像に対応する静電潜像が形成される。感光体
ドラムに形成された静電潜像部分が、現像器3位置に達
すると、現像器3から感光体ドラム8にトナーが供給さ
れ、感光体ドラム8に形成されていた潜像がトナー像に
顕像化される。
【0020】フルカラー複写機の場合には、イエロー、
マゼンタ、シアンの各色のトナーによって、複数回の現
像が行なわれて、感光体ドラム8に原稿画像に対応する
トナー像が形成される。そして、該トナー像が転写器4
位置に達すると、転写器4によって、図示せぬ転写紙に
感光体ドラム8のトナー像が転写される。
マゼンタ、シアンの各色のトナーによって、複数回の現
像が行なわれて、感光体ドラム8に原稿画像に対応する
トナー像が形成される。そして、該トナー像が転写器4
位置に達すると、転写器4によって、図示せぬ転写紙に
感光体ドラム8のトナー像が転写される。
【0021】次いで、感光体ドラム8に残存するトナー
が、クリーニング器6のクリーニングブレード6aによ
って掻き取られ、掻き取られたトナーが、トナー搬出ス
クリュー7によって排出されるクリーニング動作が行な
われる。このクリーニング動作によって、クリーニング
ブレード6aにより掻き取られて落下するトナーは、入
口シール5によって受け止められ外部に飛散することは
ない。また、入口シール5の長手方向の端部において
は、入口シール端部シール10によって、トナーが、入
口シール5の長手方向の端部から側方に飛散することが
防止される。 さらに、クリーニングブレード6aによ
り掻き取られたトナーの内、ブレードエッジに堆積し
て、クリーニングブレード6aに沿って端部方向に移動
し、端部位置で落下するものがあるが、このようなトナ
ーは端部方向に移動した所で、ブレード端部シール9に
よって、クリーニングブレード6aの端部からの落下が
防止される。
が、クリーニング器6のクリーニングブレード6aによ
って掻き取られ、掻き取られたトナーが、トナー搬出ス
クリュー7によって排出されるクリーニング動作が行な
われる。このクリーニング動作によって、クリーニング
ブレード6aにより掻き取られて落下するトナーは、入
口シール5によって受け止められ外部に飛散することは
ない。また、入口シール5の長手方向の端部において
は、入口シール端部シール10によって、トナーが、入
口シール5の長手方向の端部から側方に飛散することが
防止される。 さらに、クリーニングブレード6aによ
り掻き取られたトナーの内、ブレードエッジに堆積し
て、クリーニングブレード6aに沿って端部方向に移動
し、端部位置で落下するものがあるが、このようなトナ
ーは端部方向に移動した所で、ブレード端部シール9に
よって、クリーニングブレード6aの端部からの落下が
防止される。
【0022】ところで、本実施例において、装置が動作
寿命に達し、クリーニング器6が分解されてハウジング
Hが再利用され、或いは材料としてリサイクルされる場
合には、入口シール5が接着されたブラケット16は、
ハウジングHの係合片17aから外すだけで、簡単にハ
ウジングHから着脱することができる。
寿命に達し、クリーニング器6が分解されてハウジング
Hが再利用され、或いは材料としてリサイクルされる場
合には、入口シール5が接着されたブラケット16は、
ハウジングHの係合片17aから外すだけで、簡単にハ
ウジングHから着脱することができる。
【0023】また、ブレード端部シール9が接着された
シールホルダ13は、スナップ13aをスナップ受け1
3bから外すことにより、簡単にハウジングHから着脱
することができ、入口シール端部シール10が接着され
たシールホルダ14は、スナップ14aをスナップ受け
14bから外すことにより、簡単にハウジングHから着
脱することができる。
シールホルダ13は、スナップ13aをスナップ受け1
3bから外すことにより、簡単にハウジングHから着脱
することができ、入口シール端部シール10が接着され
たシールホルダ14は、スナップ14aをスナップ受け
14bから外すことにより、簡単にハウジングHから着
脱することができる。
【0024】従って本実施例では、このようにして、粘
着テープなどの異物が付着していないハウジングHを簡
単な操作で得ることができ、これらを再利用し、或いは
材料としてリサイクルすることが可能になる。
着テープなどの異物が付着していないハウジングHを簡
単な操作で得ることができ、これらを再利用し、或いは
材料としてリサイクルすることが可能になる。
【0025】このように、本実施例によると、入口シー
ル5が粘着されたブラケット16を係合孔16aを係合
片17aに係合して、ハウジングHに簡単に装着し、ブ
レード端部シール9が粘着されたシールホルダ13を、
スナップ13aをスナップ受け13bに係合して、ハウ
ジングHに簡単に装着し、入口シール端部シール10が
粘着されたシールホルダ14を、スナップ14aをスナ
ップ受け14bに係合して、ハウジングHに簡単に装着
し、また、装着されているシールホルダ13、14、及
びブラケット16を、ハウジングHから、簡単に分離す
ることができる。
ル5が粘着されたブラケット16を係合孔16aを係合
片17aに係合して、ハウジングHに簡単に装着し、ブ
レード端部シール9が粘着されたシールホルダ13を、
スナップ13aをスナップ受け13bに係合して、ハウ
ジングHに簡単に装着し、入口シール端部シール10が
粘着されたシールホルダ14を、スナップ14aをスナ
ップ受け14bに係合して、ハウジングHに簡単に装着
し、また、装着されているシールホルダ13、14、及
びブラケット16を、ハウジングHから、簡単に分離す
ることができる。
【0026】そして、シールホルダ13、14、及びブ
ラケット16のハウジングHへの装着によって、入口シ
ール5の長手方向の端部及びクリーニングブレード6a
の長手方向の端部からのトナーの飛散を防止することが
でき、外部へのトナーの飛散を防止して、高品質の画像
形成が可能な画像形成装置が提供される。
ラケット16のハウジングHへの装着によって、入口シ
ール5の長手方向の端部及びクリーニングブレード6a
の長手方向の端部からのトナーの飛散を防止することが
でき、外部へのトナーの飛散を防止して、高品質の画像
形成が可能な画像形成装置が提供される。
【0027】また、シールホルダ13、14、及びブラ
ケット16のハウジングHからの分離によって、粘着テ
ープなどの異物が残存付着していないハウジングHが得
られ、このハウジングHを、再利用し、或いは材料とし
てリサイクルすることを、処理コストを削減した状態で
行なうことが可能になる。この場合に、ブレード端部シ
ール9は、シールホルダ13と嵌合凹部20の係合部を
覆い、入口シール端部シール10は、シールホルダ14
と嵌合凹部21との係合部を覆っているので、嵌合凹部
20、21内にトナーが侵入せず、シールホルダ13、
14の分離時に、オペレータが手を汚すことも防止され
る。
ケット16のハウジングHからの分離によって、粘着テ
ープなどの異物が残存付着していないハウジングHが得
られ、このハウジングHを、再利用し、或いは材料とし
てリサイクルすることを、処理コストを削減した状態で
行なうことが可能になる。この場合に、ブレード端部シ
ール9は、シールホルダ13と嵌合凹部20の係合部を
覆い、入口シール端部シール10は、シールホルダ14
と嵌合凹部21との係合部を覆っているので、嵌合凹部
20、21内にトナーが侵入せず、シールホルダ13、
14の分離時に、オペレータが手を汚すことも防止され
る。
【0028】
【発明の効果】本発明によると、クリーニング器のハウ
ジングを分解して再利用し、或いは材料としてリサイク
ルする場合には、シール部材が接着されたシールホルダ
をハウジングから取り外すことにより、粘着テープなど
の異物を含まず、そのまま再利用或いは材料リサイクル
が可能なハウジングが得られる。そして、シール部材が
シールホルダよりも大きく形成され、シールホルダとハ
ウジングとの係合部分を覆っているために、シールホル
ダとハウジングとの係合部分へトナーが入り込まず、シ
ール部材が接着されたシールホルダのハウジングへの着
脱が、トナーで手を汚さずに行なわれる。
ジングを分解して再利用し、或いは材料としてリサイク
ルする場合には、シール部材が接着されたシールホルダ
をハウジングから取り外すことにより、粘着テープなど
の異物を含まず、そのまま再利用或いは材料リサイクル
が可能なハウジングが得られる。そして、シール部材が
シールホルダよりも大きく形成され、シールホルダとハ
ウジングとの係合部分を覆っているために、シールホル
ダとハウジングとの係合部分へトナーが入り込まず、シ
ール部材が接着されたシールホルダのハウジングへの着
脱が、トナーで手を汚さずに行なわれる。
【図1】本発明の一実施例のクリーニングブレード部分
のシール構成を示す分解斜視図である。
のシール構成を示す分解斜視図である。
【図2】同実施例のクリーニングブレード部分のシール
構成を示す斜視図である。
構成を示す斜視図である。
【図3】同実施例のクリーニング器の入口部分のシール
構成を示す分解斜視図である。
構成を示す分解斜視図である。
【図4】同実施例の要部の構成を示す説明図である。
【図5】従来の画像形成装置のクリーニング器の入口部
分のシール構成を示す説明図である。
分のシール構成を示す説明図である。
【図6】従来の画像形成装置のクリーニングブレード部
分のシール構成を示す斜視図である。
分のシール構成を示す斜視図である。
3 現像器 4 転写器 5 入口シール 6 クリーニング器 6a クリーニングブレード 8 感光体ドラム 9 ブレード端部シール 10 入口シール端部シール 13、14 シールホルダ 13a、14a スナップ 13b、14b スナップ受け 20、21 嵌合凹部 H ハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/10 - 21/12 G03G 21/16 - 21/18 G03G 15/00 550 G03G 15/08 - 15/08 507
Claims (1)
- 【請求項1】 感光体ドラムをクリーニングするための
クリーニング器を備えた画像形成装置において、 前記クリーニング器は、感光体ドラムに圧接されるクリ
ーニングブレード及び感光体ドラム回転方向のクリーニ
ング器入り口部分に設けられた入り口シールを有し、 前記クリーニングブレード及び入り口シールの長手方向
の両端部に、クリーニング器のハウジングに着脱可能に
装着されたシールホルダに接着されたシール部材をそれ
ぞれ設けるとともに、 該シール部材が、前記シールホルダよりも大きく形成さ
れ、シールホルダとハウジングとの係合部分を覆ってい
ることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28268694A JP3245510B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28268694A JP3245510B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08123285A JPH08123285A (ja) | 1996-05-17 |
JP3245510B2 true JP3245510B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=17655744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28268694A Expired - Fee Related JP3245510B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3245510B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7873302B2 (en) | 2006-12-20 | 2011-01-18 | Ricoh Company, Limited | Cleaning device and image forming apparatus |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5151774B2 (ja) | 2008-07-29 | 2013-02-27 | 株式会社リコー | クリーニング装置、プロセスユニット及び画像形成装置 |
JP5348638B2 (ja) * | 2010-12-15 | 2013-11-20 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | クリーニング装置及びこのクリーニング装置を備えた画像形成装置 |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP28268694A patent/JP3245510B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7873302B2 (en) | 2006-12-20 | 2011-01-18 | Ricoh Company, Limited | Cleaning device and image forming apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08123285A (ja) | 1996-05-17 |
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