JP3536693B2 - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法

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    • Y10S257/903FET configuration adapted for use as static memory cell
    • Y10S257/904FET configuration adapted for use as static memory cell with passive components,, e.g. polysilicon resistors

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ツインウェルを用
いた半導体記憶装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】半導体記
憶装置の一例であるSRAMには、いろいろなタイプが
あり、その中には、CMOSを用いたタイプがある。C
MOSは、低消費電力等優れた特徴を有し、近年、CM
OSを用いたSRAMの研究開発が盛んに進められてい
る。しかし、CMOSにはラッチアップという大きな欠
点がある。
【0003】本発明は、かかる従来の課題を解決するた
めになされたものである。本発明の目的は、ラッチアッ
プが発生しにくい構造をした半導体記憶装置及びその製
造方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】(1)本発明は、半導体
基板の主表面に周辺回路領域及びメモリセル領域を有す
る半導体記憶装置であって、前記周辺回路領域に形成さ
れた第1のウェルと、前記メモリセル領域に形成された
第1の導電型の第2のウェルと、前記メモリセル領域に
形成され、前記第2のウェルと深さが同じである第2の
導電型の第3のウェルと、前記メモリセル領域に形成さ
れ、前記第2のウェルに形成される素子と前記第3のウ
ェルに形成される素子とを分離する素子分離構造と、を
備え、前記第2及び前記第3のウェルは、前記素子分離
構造より下の位置まで形成されており、さらに、前記第
2及び前記第3のウェルは、前記第1のウェルより深さ
が小さい第1の層と、前記第1のウェルと同一の深さで
ある第2の層と、を備え、前記第2のウェルの前記第1
の層と前記第3のウェルの前記第1の層とは、前記素子
分離構造の下で重なり、前記第2のウェルの前記第2の
層と前記第3のウェルの前記第2の層とは、互いに離れ
て形成されており、前記第1、第2及び第3のウェル
は、リトログレーディドウェルであり、前記第1、第2
及び第3のウェルは、上から順に、第1の濃度の層、第
2の濃度の層、第3の濃度の層、第4の濃度の層を備
え、前記第2のウェルの前記第1の層及び前記第3のウ
ェルの前記第1の層は、前記第1の濃度の層、前記第2
の濃度の層、前記第3の濃度の層で構成され、前記第2
のウェルの前記第2の層及び前記第3のウェルの前記第
2の層は、前記第4の濃度の層で構成される
【0005】本発明において、メモリセル領域に形成さ
れた第2及び第3のウェルの第1の層の深さは、周辺回
路領域に形成された第1のウェルの深さより、小さい。
したがって、素子分離構造の下で、第2のウェルの第1
の層と第3のウェルの第1の層との境界部における第1
の層どうしの重なりを小さくすることができる。理由
は、実施の形態の[効果の説明]で説明する。よって、
本発明によれば、素子分離構造の長さを大きくすること
なく、ウェルとこのウェルの隣に形成されたウェルのソ
ース/ドレインとの距離を短くしないようにすることが
できる。この結果、半導体記憶装置の微細化を図りつ
つ、ラッチアップのトリガーとなる寄生MOSのリーク
電流の増加を防ぐことが可能となる。
【0006】また、本発明において、第2及び第3のウ
ェルは、第2の層を有している。これらの第2の層によ
り、第2及び第3のウェルの抵抗(基板抵抗)を下げる
ことができる。よって、本発明によれば、この点から
も、ラッチアップを防止することが可能となる。
【0007】なお、本発明において、第2のウェルの第
2の層と第3のウェルの第2の層とが互いに離れて形成
されている。これは、接触するように形成すると、第2
のウェルと第3のウェルとの境界部における第2のウェ
ルと第3のウェルとの重なりを小さくすることができな
いからである。この理由も、実施の形態の[効果の説
明]で説明する。
【0008】なお、素子分離構造の例としては、LOC
OS酸化膜、セミリセスLOCOS酸化膜、又はシャロ
ートレンチ(深さ0.4〜0.8μm)がある。以下に説
明する素子分離構造も、この意味である。また、ソース
/ドレインとは、ソース及びドレインの少なくとも一方
という意味である。以下に説明するソース/ドレイン
も、この意味である。
【0009】また、本発明によれば、第2のウェルの深
さと、第3のウェルの深さとが同じである。よって、メ
モリセル領域において、ウェルの深さが異なることが原
因となるトランジスタどうしの性能のアンバランスが生
じることはない。なお、同じ深さという意味は、深さに
違いがあってもトランジスタどうしの性能のアンバラン
スが生じることがないのなら、その深さの違いも含まれ
る、という意味である。
【0010】また、本発明によれば、第2のウェルの深
さと、第3のウェルの深さとが同じであるので、第2の
ウェルのソース/ドレインの深さと第3のウェルのソー
ス/ドレインの深さとを同じにすることができる。よっ
て、メモリセル領域において、ソース/ドレインの深さ
が異なることが原因となるトランジスタどうしの性能の
アンバランスが生じることはない。
【0011】また、本発明によれば、第2及び第3のウ
ェルに形成されるソース/ドレインが第1のウェルに形
成されるソース/ドレインと比べて浅くなりすぎること
を回避できる。
【0012】また、ウェル電位を固定するためのウェル
コンタクト領域は、ソース/ドレインと分離して形成さ
れる。本発明によれば、第2及び第3のウェルは、素子
分離構造より下の位置まで形成されている。このためウ
ェルをウェルコンタクト領域にまで延ばすことがでる。
よって、第2及び第3のウェルとウェルコンタクト領域
とを容易に接続することができる。
【0013】本発明において、第1のウェルに形成され
たトランジスタのソース/ドレインの深さと、第2のウ
ェルに形成されたトランジスタのソース/ドレインの深
さと、第3のウェルに形成されたトランジスタのソース
/ドレインの深さとは、同じであるのが好ましい。これ
により、同じ導電型のソース/ドレインについては、同
時に形成することができる。
【0014】本発明において、第1、第2及び第3のウ
ェルはリトログレーデッド(ret−rograde
d)ウェルであるのが好ましい。リトログレーデッドウ
ェルとは、熱拡散を用いずに、高エネルギーイオン注入
で形成されたウェルのことである。
【0015】リトログレーデッドウェルである第1、第
2及び第3のウェルは、上から順に、第1の濃度の層、
第2の濃度の層、第3の濃度の層、第4の濃度の層を備
え、第2のウェルの第1の層及び第3のウェルの第1の
層は、第1の濃度の層、第2の濃度の層、第3の濃度の
層で構成され、第2のウェルの第2の層及び第3のウェ
ルの第2の層は、第4の濃度の層で構成される構成があ
る。第1の濃度の層として、例えば、トランジスタのV
thを調整するためのチャネルドープ層があり、第2の濃
度の層として、例えば、トランジスタの短チャネル効果
を抑えるためのパンチスルーストッパ層があり、第3の
濃度の層として、例えば、素子分離構造の領域におい
て、寄生トランジスタの動作を防ぐためのチャネルカッ
ト層があり、第4の濃度の層として、例えば、ウェル抵
抗を下げるための低抵抗層がある。
【0016】本発明において、メモリセル領域には、C
MOS形セルのSRAMが形成されている。CMOS形
セルのSRAMとは、セルがCMOSで構成されている
SRAMのことである。
【0017】本発明において、メモリセル領域のウェル
を分離する素子分離構造の長さは、0.2μm〜1.6μ
mであるのが好ましい。第2のウェルと第3のウェルと
の境界が素子分離構造下に位置するようにする必要があ
る。レジストをパターニングするとき、位置合わせずれ
が生じる可能性がある。よって、素子分離構造には、最
低限度の長さが必要となる。この最低限度の長さが0.
2μmである。また、素子分離構造の長さが1.6μm
より大きいと、メモリセルサイズが大きくなりすぎると
いう問題が生じる。
【0018】本発明において、第2及び第3のウェルの
第1の層の深さは、0.5μm〜1.2μmであるのが好
ましい。第2及び第3のウェルの第1の層の深さが0.
5μmより小さいと、素子分離構造の深さがウェルの第
1の層の深さより大きくなる。このためウェル電位を固
定するためのウェルコンタクト領域を如何にして形成す
るのかというという問題が生じる。第2及び第3のウェ
ルの第1の層の深さが1.2μmより大きいと、素子分
離構造の下で第2のウェルの第1の層と第3のウェルの
第1の層との境界部における重なりが大きくなるという
問題が生じるからである。
【0019】本発明において、第1のウェルは、第1の
導電型のウェルと第2の導電型のウェルとを備える、す
なわちツインウェルであるのが好ましい。
【0020】このような構成であると、第1のウェルの
第1の導電型のウェルと第2のウェルとの製造を同時に
でき、また、第1のウェルの第2の導電型のウェルと第
3のウェルとの製造を同時にできるからである。
【0021】(2)本発明は、主表面に周辺回路領域及
びメモリセル領域を有する半導体基板と、前記周辺回路
領域に形成された第1のウェルと、前記メモリセル領域
に形成された第1の導電型の第2のウェルと、前記メモ
リセル領域に形成された第2の導電型の第3のウェル
と、を備え、前記第2及び前記第3のウェルは、第1の
層と、前記第1の層より下の位置まで延びている第2の
層と、を有し、前記第2のウェルの深さと、前記第3の
ウェルの深さとは、同じであり、前記第1、第2及び第
3のウェルは、上から順に、第1の濃度の層、第2の濃
度の層、第3の濃度の層、第4の濃度の層を備える半導
体記憶装置の製造方法であって、 (a)前記主表面に、素子分離構造を形成する工程と、 (b)前記第2のウェルの前記第2の層が前記第3のウ
ェルと接触しないように、開口部が前記第2のウェルの
形成領域に位置するレジストパターンを、前記主表面に
形成する工程と、 (c)前記第2のウェルの形成領域に不純物をイオン注
入して、前記素子分離構造より下の位置に前記第2のウ
ェルの前記第2の層を形成する工程と、 (d)前記第3のウェルの前記第2の層が前記第2のウ
ェルと接触しないように、開口部が前記第3のウェルの
形成領域に位置するレジストパターンを、前記主表面に
形成する工程と、 (e)前記第3のウェルの形成領域に不純物をイオン注
入して、前記素子分離構造より下の位置に前記第3のウ
ェルの前記第2の層を形成する工程と、 (f)開口部が前記第2のウェルの形成領域に位置する
レジストパターンを、前記主表面に形成する工程と、 (g)前記第2のウェルの形成領域に不純物をイオン注
入して、前記素子分離構造より下の位置に前記第2のウ
ェルの前記第1の層を形成する工程と、 (h)開口部が前記第3のウェルの形成領域に位置する
レジストパターンを、前記主表面に形成する工程と、 (i)前記第3のウェルの形成領域に不純物をイオン注
入して、前記素子分離構造より下の位置に前記第3のウ
ェルの前記第1の層を形成する工程と、を備え、前記第
1のウェルは、前記第2又は第3のウェルを形成する工
程と同じ工程で形成され、前記第2のウェルの前記第1
の層及び前記第3のウェルの前記第1の層は、前記第1
の濃度の層、前記第2の濃度の層、前記第3の濃度の層
で形成され、前記第2のウェルの前記第2の層及び前記
第3のウェルの前記第2の層は、前記第4の濃度の層で
形成される
【0022】本発明によれば、素子分離構造の長さを大
きくすることなく、ウェルとこのウェルの隣に形成され
たウェルのソース/ドレインとの距離を短くしないよう
にすることができ、かつ第2及び第3のウェルの抵抗を
下げることができる半導体記憶装置を製造することがで
きる。
【0023】本発明において、工程(b)及び工程
(d)は、厚さ3.0μm〜8.0μmのレジストパター
ンをマスクとし、工程(f)及び工程(h)は、厚さ
1.2μm〜2.5μmのレジストパターンをマスクとす
るのが好ましい。
【0024】工程(b)及び工程(d)において、レジ
ストパターンの厚さが3.0μmより小さいと、リトロ
グレーデッドウェル形成のためのイオン注入の際に、不
純物がレジストパターンを突き抜けるという問題が生じ
るからである。レジストパターンの厚さが8.0μmよ
り大きいと、レジストパターンの端部の形状の制御が困
難となる。この結果、素子分離構造の長さを大きくしな
ければならないという問題が生じるからである。
【0025】工程(f)及び工程(h)において、レジ
ストパターンの厚さが1.2μmより小さいと、リトロ
グレーデッドウェル形成のためのイオン注入の際に、不
純物がレジストパターンを突き抜けるという問題が生じ
るからである。レジストパターンの厚さが2.5μmよ
り大きいと、レジストの寸法精度が低下し、素子分離構
造の下で第2のウェルと第3のウェルとの重なりが大き
くなるという問題が生じるからである。
【0026】なお、工程(b)及び工程(d)のレジス
トパターンは、ポジレジスト、ネガレジストのいずれも
用いることができる。また、工程(f)及び工程(h)
のレジストパターンは、ポジレジスト、ネガレジストの
いずれも用いることができるが、ポジレジストが好まし
い。レジストパターンの端部の垂直制御性及び寸法制御
性に優れているからである。
【0027】本発明において、工程(b)及び工程
(d)のレジストパターンの開口部の側面の形成位置
が、素子分離構造の中央部より0.3μm〜0.8μmの
範囲で活性領域側にあるのが好ましい。
【0028】レジストパターンは、光の近接効果、ロー
ディング効果及びアライメントエラーの影響を受ける。
よって、0.3μmより小さいと、ウェルの第2層と、
対向するウェルの第1の層との重なりが生じる。
【0029】0.8μmより大きいと、レジストパター
ンの開口寸法が小さくなりすぎることになる。このた
め、レジストパターンの加工精度が大きく低下する。
【0030】
【発明の実施の形態】[構造の説明]図1は、本発明に
係る半導体記憶装置の一実施の形態の断面図である。こ
の半導体記憶装置は、SRAMである。図1に示すよう
に、半導体基板の一例であるp型のシリコン基板10の
主表面は、メモリセル領域12と周辺回路領域14とに
分けられている。
【0031】メモリセル領域12には、nウェル16及
びその隣にpウェル18が形成されている。nウェル1
6及びpウェル18は、リトログレーデッドウェルであ
る。nウェル16は、第1の層13と第2の層15とか
ら構成される。第1の層13と第2の層15とは、部分
的に重なっている。第2の層15は、第1の層13より
深さが大きい。
【0032】pウェル18は、第1の層19と第2の層
21とから構成される。第1の層19と第2の層21と
は、部分的に重なっている。第2の層21は、第1の層
19より深さが大きい。
【0033】第1の層13と第1の層19との境界にお
いて、これらのウェルは重なり合っている。しかし、第
2の層15と第2の層21とは、互いに分離されてい
る。第2の層15と第1の層19とは、互いに接触して
いない。第2の層21と第1の層13とは、互いに接触
していない。第1の層13と第1の層19との境界上に
は、セミリセスLOCOS酸化膜20が形成されてい
る。
【0034】nウェル16には、pチャネルトランジス
タ22が形成されている。pチャネルトランジスタ22
は、ゲート電極24、ソース26及びドレイン28を備
えている。pウェル18には、nチャネルトランジスタ
30が形成されている。nチャネルトランジスタ30
は、ゲート電極32、ソース34及びドレイン36を備
えている。また、pウェル18には、ウェルコンタクト
領域38が形成されている。ウェルコンタクト領域38
には、pウェル18の電位を固定するための配線が接続
される。この実施の形態では、ウェルコンタクト領域3
8は、接地線と接続されている。ウェルコンタクト領域
38は、セミリセスLOCOS酸化膜40によって、ド
レイン36と分離されている。図示されていないが、n
ウェル16、42、pウェル44にもウェルコンタクト
領域が形成されている。
【0035】周辺回路領域14には、nウェル42及び
その隣にpウェル44が形成されている。nウェル42
及びpウェル44の深さは、第1の層13、19の深さ
より大きい。また、nウェル42及びpウェル44の深
さは、第2の層15、21の深さと同じである。
【0036】nウェル42及びpウェル44は、リトロ
グレーデッドウェルである。nウェル42とpウェル4
4との境界において、これらのウェルは重なり合ってい
る。この境界上には、セミリセスLOCOS酸化膜46
が形成されている。
【0037】nウェル42には、pチャネルトランジス
タ48が形成されている。pチャネルトランジスタ48
は、ゲート電極50及びソース/ドレイン52、54を
備えている。pウェル44には、nチャネルトランジス
タ56が形成されている。nチャネルトランジスタ56
は、ゲート電極58及びソース/ドレイン60、62を
備えている。なお、64は、メモリセル領域12と周辺
回路領域14とを分離するセミリセスLOCOS酸化膜
である。
【0038】メモリセル領域12及び周辺回路領域14
を覆うように、シリコン基板10の主表面には、層間絶
縁膜66が形成されている。層間絶縁膜66には、ドレ
イン28、ソース34をそれぞれ露出させるコンタクト
ホールが設けられている。コンタクトホールには、それ
ぞれ、導電材料68、70が充填されている。層間絶縁
膜66上には、配線膜72が形成されている。配線膜7
2及び導電材料68、70によって、ドレイン28とソ
ース34とは接続されている。
【0039】層間絶縁膜66の上には、層間絶縁膜74
が形成されている。層間絶縁膜74の上には、複数の配
線膜が形成されている。これらの配線膜を覆うように、
層間絶縁膜74の上には、層間絶縁膜76が形成されて
いる。層間絶縁膜76の上には、ビット線80が形成さ
れている。層間絶縁膜66、74、76には、それぞれ
コンタクトホールが形成されている。これらのコンタク
トホールには、それぞれ、導電材料82、84、86が
充填されている。ビット線80は、導電材料86、パッ
ド層88、導電材料84、パッド層90及び導電材料8
2を介して、ドレイン36と接続されている。
【0040】[製造方法の説明]本発明に係る半導体記
憶装置の一実施の形態の製造方法の一例を説明する。ま
ず、シリコンナイトライド等の耐酸化防止膜が形成され
たシリコン基板10の主表面に、複数のトレンチを形成
する。そして、これらのトレンチにLOCOS法によっ
て酸化膜を形成する。これにより、図2に示すような、
厚さ0.2μm〜0.7μmのセミリセスLOCOS酸化
膜20、40、46、64を完成する。
【0041】次に、図3に示すように、メモリセル領域
12及び周辺回路領域14のnウェル形成領域が開口す
るように、厚さ3.0μm〜8.0μmのレジストパター
ン92を形成する。メモリセル領域12において、レジ
ストパターン92の開口部の側面91の形成位置が、符
号Aで示すように、セミリセスLOCOS酸化膜20の
中央部95より0.3μm〜0.8μmの範囲で活性領域
89側にある。
【0042】ここで、セミリセスLOCOS酸化膜の上
のレジストパターン92には、加工パターンの粗密によ
る近接効果やローディング効果により、レジストパター
ンの寸法誤差(設計値からのずれ)やレジストくずれが
発生する。
【0043】レジストパターン92をマスクとして、シ
リコン基板10にリンを注入し、低抵抗層93、94を
形成する。打ち込みエネルギーは500KeV〜3Me
Vであり、ドーズ量は5E12〜5E13である。低抵
抗層93が第2の層15である。
【0044】図4に示すように、メモリセル領域12及
び周辺回路領域14のpウェル形成領域が開口するよう
に、厚さ3.0μm〜8.0μmのレジストパターン96
を形成する。メモリセル領域12において、レジストパ
ターン96の開口部の側面87の形成位置が、符号Bで
示すように、セミリセスLOCOS酸化膜20の中央部
95より0.3μm〜0.8μmの範囲で活性領域85側
にある。
【0045】ここで、セミリセスLOCOS酸化膜の上
のレジストパターン96には、加工パターンの粗密によ
る近接効果やローディング効果により、レジストパター
ンの寸法誤差(設計値からのずれ)やレジストくずれが
発生する。
【0046】レジストパターン96をマスクとして、シ
リコン基板10にボロンを注入し、低抵抗層97、98
を形成する。打ち込みエネルギーは300KeV〜2M
eVであり、ドーズ量は5E12〜5E13である。低
抵抗層97が第2の層21である。
【0047】図5に示すように、メモリセル領域12及
び周辺回路領域14のnウェル形成領域が開口するよう
に、厚さ1.2μm〜2.5μmのレジストパターン10
0を形成する。レジストパターン100をマスクとし
て、シリコン基板10にリンを注入し、まずチャネルカ
ット層102、104を形成する。打ち込みエネルギー
は200KeV〜500KeVであり、ドーズ量は3E
12〜2E13である。
【0048】次に、レジストパターン100をマスクと
して、シリコン基板10にリンを注入し、パンチスルー
ストッパ層106、108を形成する。打ち込みエネル
ギーは100KeV〜200KeVであり、ドーズ量は
2E12〜1E13である。なお、パンチスルーストッ
パ層106、108は、ヒ素を用いても形成することが
できる。その際の打ち込みエネルギーは150KeV〜
300KeVであり、ドーズ量は2E12〜1E13で
ある。
【0049】次に、レジストパターン100をマスクと
して、シリコン基板10にイオンを注入し、チャネルド
ープ層110、112を形成する。チャネルドープ層1
10、112は、以下の(a)、(b)、(c)を単独
又は組み合わせることにより、形成される。
【0050】(a)リン、20KeV〜100KeV、
1E12〜1E13。
【0051】(b)二フッ化ボロン、30KeV〜10
0KeV、1E12〜1E13。
【0052】(c)ボロン、10KeV〜50KeV、
1E12〜1E13。
【0053】以上の工程により、メモリセル領域12で
は、チャネルカット層102、パンチスルーストッパ層
106及びチャネルドープ層110を含み、かつこれら
より内側に形成された低抵抗層93を含むnウェル16
が完成する。なお、チャネルカット層102、パンチス
ルーストッパ層106及びチャネルドープ層110が第
1の層13となる。周辺回路領域14では、低抵抗層9
4、チャネルカット層104、パンチスルーストッパ層
108及びチャネルドープ層112を含むnウェル42
が完成する。
【0054】図6に示すように、メモリセル領域12及
び周辺回路領域14のpウェル形成領域が開口するよう
に、厚さ1.2μm〜2.5μmのレジストパターン11
4を形成する。レジストパターン114をマスクとし
て、シリコン基板10にボロンを注入し、チャネルカッ
ト層116、118を形成する。打ち込みエネルギーは
100KeV〜300KeVであり、ドーズ量は3E1
2〜2E13である。
【0055】次に、レジストパターン114をマスクと
して、シリコン基板10にボロンを注入し、パンチスル
ーストッパ層120、122を形成する。打ち込みエネ
ルギーは50KeV〜200KeVであり、ドーズ量は
2E12〜1E13である。なお、パンチスルーストッ
パ層120、122は、打ち込みエネルギーによって
は、チャネルカット層116、118と重なることにな
る。この場合は、一回のイオン注入により、両方の層を
兼ねる層を形成することができる。
【0056】次に、レジストパターン114をマスクと
して、シリコン基板10にイオンを注入し、チャネルド
ープ層124、126を形成する。チャネルドープ層1
24、126は、以下の(a)、(b)、(c)を単独
又は組み合わせることにより、形成される。
【0057】(a)リン、20KeV〜100KeV、
1E12〜1E13。
【0058】(b)二フッ化ボロン、30KeV〜15
0KeV、1E12〜1E13。
【0059】(c)ボロン、10KeV〜50KeV、
1E12〜1E13。
【0060】以上の工程により、メモリセル領域12で
は、チャネルカット層116、パンチスルーストッパ層
120及びチャネルドープ層124を含み、かつこれら
より内側に形成された低抵抗層97を含むpウェル18
が完成する。なお、チャネルカット層116、パンチス
ルーストッパ層120及びチャネルドープ層124が第
1の層19となる。周辺回路領域14では、低抵抗層9
8、チャネルカット層118、パンチスルーストッパ層
122及びチャネルドープ層126を含むpウェル44
が完成する。
【0061】そして、通常のプロセス技術を用いること
により、図1に示す構造を完成する。なお、pウェル1
8には、pチャネルトランジスタのソース、ドレイン形
成の際に使われたイオン注入により、ウェルコンタクト
領域38が形成される。また、図1において、チャネル
カット層102、104、116、118、パンチスル
ーストッパー層106、108、120、122、チャ
ネルドープ層110、112、124、126を表す線
の図示は省略されている。また、第1の層13は、チャ
ネルカット層102、パンチスルーストッパー層10
6、チャネルドープ層110から構成されている。第2
の層15は、低抵抗層93から構成されている。第1の
層19は、チャネルカット層116、パンチスルースト
ッパー層120、チャネルドープ層124から構成され
ている。第2の層21は、低抵抗層97から構成されて
いる。
【0062】[効果の説明] {1}図1に示すように、この実施の形態は、メモリセ
ル領域12のnウェル16、pウェル18を第1の層1
3、19と第2の層15、21とに分けている。特に、
第1の層13、19の深さを、周辺回路領域14のnウ
ェル42、pウェル44の深さに比べて小さくし、ウェ
ル同士は第1の層のみで重なるようにしている。これに
より、ラッチアップのトリガーとなる寄生MOSのリー
ク電流の増加を抑えている。さらに、第2の層15、2
1により、nウェル16及びpウェル18の抵抗(基板
抵抗)を下げることができる。よって、この実施の形態
によれば、この点からも、ラッチアップを防止すること
が可能となる。
【0063】{2}まず、寄生MOSのリーク電流の増
加を抑えることにより、ラッチアップの発生の可能性を
低くできる理由を説明する。
【0064】(1)ラッチアップは、寄生MOSのリー
ク電流もしくは基板電流と、基板抵抗との積が一定値以
上になると発生する。基板抵抗を下げるためには、深い
ウェルを形成する必要がある。レジストパターンの厚さ
とウェルの深さとは、比例している。よって、深いウェ
ルを形成するためには、レジストパターンの厚さを大き
くしなければならない。
【0065】しかし、厚いレジストパターンで深いウェ
ルを形成すると、図1に示すように、周辺回路領域14
において、例えば、セミリセスLOCOS酸化膜46下
で、nウェル42とpウェル44とが大きく重なり合う
ことになる。この理由を図7を用いて説明する。
【0066】(2)図7は、素子分離構造130の上
に、厚いレジストパターン132が形成された状態を示
している。136は、レジスト端部、すなわち、レジス
トパターン132の端部を示している。134は、設計
上のレジストパターンを示している。138は、レジス
ト端部、すなわち、設計上のレジストパターン134の
端部を示している。
【0067】符号aは、近接効果やローディング効果に
よるレジスト端部の位置の後退距離を示している。符号
bは、レジストパターンをベークした際におけるレジス
トの上端部の収縮距離を示している。レジスト端部13
6の上部は、レジスト端部138の上部に比べ、a+b
だけ形成位置が後退していることが分かる。
【0068】140は、設計上のレジストパターン13
4をマスクとしてウェルを形成した場合におけるウェル
端部を示している。142は、レジストパターン132
をマスクとしてウェルを形成した場合におけるウェル端
部を示している。ウェル端部142の上部は、ウェル端
部140の上部に比べ、レジスト端部136の上部の形
成位置が後退した影響を受け、符号cで示す距離だけ前
進している。よって、隣のウェルへの入り込みが大きく
なり、重なりが大きくなる。これにより生じる影響を、
図8を用いて説明する。
【0069】図8に示すように、pウェル150とnウ
ェル152との重なりが大きいと、p型ソース/ドレイ
ン154とpウェル150との距離d及びn型ソース/
ドレイン156とnウェル152との距離eは、ウェル
形成の際のイオンの打ち込みドーズ量により、一方又は
共に短くなる。これらの距離が短くなることにより、例
えば、距離eが短くなった場合、n型ソース/ドレイン
156からpウェル150を通り、nウェル152に到
達する寄生MOSのリーク電流が流れやすくなる。これ
は寄生MOSの実効チャネル長が短くなることに起因す
る。この寄生MOSのリーク電流がラッチアップのトリ
ガー電流となることがある。
【0070】一方、厚さの小さい、例えば、2μm以下
のレジストパターンで、ウェルを形成すると、この重な
りを比較的小さくできる。なぜなら、レジストパターン
の端部に、レジスト端部の位置の後退距離aの発生やレ
ジストの上端部の収縮距離bの発生が生じないからであ
る。
【0071】なお、素子分離構造158の長さfを大き
くすれば、距離d、eを短くしないですむ。寸法に余裕
がある周辺回路領域では、素子分離構造158の長さf
を大きくすることができる。しかし、寸法に余裕がない
メモリセル領域では、素子分離構造158の長さfを大
きくすれば、メモリセルの微細化という要請に反するこ
とになる。
【0072】(3)ところで、周辺回路領域では、チャ
ネル幅が大きく駆動能力の高いトランジスタを配置する
ため基板電流の値が大きい。したがって、ラッチアップ
防止のためには、基板抵抗を下げる必要がある。よっ
て、周辺回路領域では、ウェルの深さを大ききしなけれ
ばならない。一方、メモリセル領域では、メモリセルを
構成するトランジスタのサイズが小さいため、基板電流
の値が小さい。したがって、基板抵抗をそれほど下げな
くても、ラッチアップを防止できる。よって、メモリセ
ル領域では、ウェルの深さを小さくすることができる。
【0073】以上より、メモリセル領域では、深さが小
さい第1の層13、19を形成している。これにより、
pウェル18とnウェル16との重なりを小さくし、ラ
ッチアップの発生の可能性を低くしている。
【0074】{3}上記したように、メモリセル領域で
は、基板抵抗をそれほど下げなくても、ラッチアップを
防ぐことが可能である。この実施の形態では、第1の層
13、19の下に第2の層15、21を設けることによ
り、基板抵抗をさらに下げている。この点からもラッチ
アップの発生の可能性を低くしている。
【0075】SRAMにおいて、ウェルコンタクト領域
はメモリセル毎に形成する必要はなく、例えば32ビッ
ト毎に形成する。メモリセルのうち、ウェルコンタクト
領域から遠い位置にあるメモリセルは、基板抵抗が高く
なる。上記のように、この実施の形態では、第2の層1
5、21を設けることにより、基板抵抗をさらに下げて
いる。このためメモリセルのウェルコンタクト領域を配
置するピッチを広くしながらも(例えば、64ビット
毎)、ラッチアップ発生の可能性をより低くしている。
よって、この実施の形態によれば、メモリセル領域にお
けるウェルコンタクト領域の総面積を小さくすることが
可能である。
【0076】そして、この実施の形態において、図3及
び図4の工程で説明したような方法で第2の層15、2
1(低抵抗層93、97)を形成したのは以下の理由か
らである。例えば、符号A、Bの値が0であると、第2
の層15、21(低抵抗層93、97)は厚いレジスト
パターンで形成されるので、nウェル16とpウェル1
8とが大きく重なることになるからである。
【0077】図3及び図4の工程で説明したような方法
で第2の層15、21(低抵抗層93、97)を形成す
ると、nウェル16とpウェル18とが大きく重なるの
を防ぎつつ、nウェル16、pウェル18に第2の層1
5、21(低抵抗層93、97)を形成することができ
る。この結果として、第2の層15、21(低抵抗層9
3、97)は互いに離れて形成される。
【0078】[その他の効果の説明] (1)図1に示すように、この実施の形態によれば、n
ウェル16の深さと、pウェル18の深さとが同じであ
る。よって、メモリセル領域12において、ウェルの深
さが異なることが原因となるトランジスタどうしの性能
のアンバランスが生じることはない。
【0079】(2)図1に示すように、この実施の形態
によれば、pウェル18は、セミリセスLOCOS酸化
膜40より下の位置まで形成されている。したがって、
pウェル18をウェルコンタクト領域38にまで延ばす
ことがでる。よって、pウェル18とウェルコンタクト
領域38とを容易に接続することができる。従って、メ
モリセル領域のウェルコンタクトをメモリセル毎でな
く、例えば、32ビットおきに配置することが可能とな
る。よって、メモリセル領域において、ウェルコンタク
トの総面積を縮小できる。なお、図示はされていない
が、nウェル16についても同じことが言える。
【0080】(3)図1に示すように、この実施の形態
によれば、nウェル16及びpウェル18がセミリセス
LOCOS酸化膜20、40より下の位置まで形成され
ている。よって、ソース26、36及びドレイン28、
34が浅くなりすぎることを回避できる。
【0081】(4)図1に示すように、この実施の形態
によれば、nウェル16に形成されたソース26及びド
レイン28の深さと、pウェル18に形成されたドレイ
ン36及びソース34の深さとは、同じである。これに
より、メモリセル領域12において、ソース、ドレイン
の深さが異なることが原因となるトランジスタどうしの
性能のアンバランスが生じることはない。
【0082】(5)図1に示すように、この実施の形態
によれば、メモリセル領域12、周辺回路領域14は、
ともにツインウェル構造である。そして、nウェル16
とnウェル42とを同時に形成し、pウェル18とpウ
ェル44とを同時に形成し、工程の短縮を図っている。
なお、nウェル16の形成工程とnウェル42の形成工
程とを別に行い、かつpウェル18の形成工程とpウェ
ル44の形成工程とを別に行うこともできる。
【0083】(6)図1に示すように、この実施の形態
によれば、nウェル16に形成されたソース26及びド
レイン28の深さと、pウェル18に形成されたソース
34及びドレイン36の深さと、nウェル42に形成さ
れたソース/ドレイン52、54の深さと、pウェル4
4に形成されたソース/ドレイン60、62の深さと、
は、同じである。よって、ソース26、ドレイン28と
ソース/ドレイン52、54とを同時に形成できる。ま
た、ソース34、ドレイン36とソース/ドレイン6
0、62とを同時に形成できる。これにより、工程の簡
略化を図れる。
【0084】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体記憶装置の一実施の形態の
断面図である。
【図2】本発明に係る半導体記憶装置の一実施の形態の
第1の製造工程を説明するための断面図である。
【図3】本発明に係る半導体記憶装置の一実施の形態の
第2の製造工程を説明するための断面図である。
【図4】本発明に係る半導体記憶装置の一実施の形態の
第3の製造工程を説明するための断面図である。
【図5】本発明に係る半導体記憶装置の一実施の形態の
第4の製造工程を説明するための断面図である。
【図6】本発明に係る半導体記憶装置の一実施の形態の
第5の製造工程を説明するための断面図である。
【図7】レジストパターンの形状変化を説明する断面図
である。
【図8】ラッチアップを説明する断面図である。
【符号の説明】
10 シリコン基板 12 メモリセル領域 13 第1の層 14 周辺回路領域 15 第2の層 16 nウェル 18 pウェル 19 第1の層 21 第2の層 20 セミリセスLOCOS酸化膜 22 pチャネルトランジスタ 26 ソース 28 ドレイン 30 nチャネルトランジスタ 34 ドレイン 36 ソース 38 コンタクト領域 48 pチャネルトランジスタ 52 ソース/ドレイン 54 ソース/ドレイン 56 nチャネルトランジスタ 60 ソース/ドレイン 62 ソース/ドレイン 85 活性領域 87 側面 89 活性領域 91 側面 92 レジストパターン 93、94 低抵抗層 95 中央部 96 レジストパターン 97、98 低抵抗層 100 レジストパターン 102、104 チャネルカット層 106、108 パンチスルーストッパー層 110、112 チャネルドープ層 114 レジストパターン 116、118 チャネルカット層 120、122 パンチスルーストッパー層 124、126 チャネルドープ層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 27/092 27/11 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/088 H01L 21/8234 H01L 27/10 H01L 21/8239

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の主表面に周辺回路領域及び
    メモリセル領域を有する半導体記憶装置であって、 前記周辺回路領域に形成され、第1の導電型のウェルと
    第2の導電型のウェルとを備えるツインウェル構造を有
    する第1のウェルと、 前記メモリセル領域に形成された第1の導電型の第2の
    ウェルと、 前記メモリセル領域に形成され、前記第2のウェルと深
    さが同じである第2の導電型の第3のウェルと、 前記メモリセル領域に形成され、前記第2のウェルに形
    成される素子と前記第3のウェルに形成される素子とを
    分離する素子分離構造と、 を備え、 前記第2及び前記第3のウェルは、前記素子分離構造よ
    り下の位置まで形成されており、 さらに、 前記第2及び前記第3のウェルは、前記第1のウェルよ
    り深さが小さい第1の層と、前記第1のウェルと同一の
    深さである第2の層と、を備え、 前記第2のウェルの前記第1の層と前記第3のウェルの
    前記第1の層とは、前記素子分離構造の下で重なり、 前記第2のウェルの前記第2の層と前記第3のウェルの
    前記第2の層とは、互いに離れて形成されており、 前記第1、第2及び第3のウェルは、リトログレーディ
    ドウェルであり、 前記第1、第2及び第3のウェルは、上から順に、第1
    の濃度の層、第2の濃度の層、第3の濃度の層、第4の
    濃度の層を備え、 前記第2のウェルの前記第1の層及び前記第3のウェル
    の前記第1の層は、前記第1の濃度の層、前記第2の濃
    度の層、前記第3の濃度の層で構成され、 前記第2のウェルの前記第2の層及び前記第3のウェル
    の前記第2の層は、前記第4の濃度の層で構成され 前記第1のウェルは、隣り合う該第1のウェルを構成す
    る第1ないし第4の濃度の層が、前記素子分離構造の下
    で重なる、 半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第2及び前記第3のウェルは、それぞれ、ウェル電
    位を固定するためのウェルコンタクト領域を有する、半
    導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 前記第2のウェルに形成されたトランジスタのソース/
    ドレインの深さと、前記第3のウェルに形成されたトラ
    ンジスタのソース/ドレインの深さとは、同じである、
    半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2において、 前記第1のウェルに形成されたトランジスタのソース/
    ドレインの深さと、前記第2のウェルに形成されたトラ
    ンジスタのソース/ドレインの深さと、前記第3のウェ
    ルに形成されたトランジスタのソース/ドレインの深さ
    とは、同じである、半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4において、 前記メモリセル領域には、CMOS形セルのSRAMが
    形成されている、半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4又は5において、 前記素子分離構造の長さは、0.2μm〜1.6μmであ
    る、半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5又は6におい
    て、 前記第2及び前記第3のウェルの前記第1の層の深さ
    は、0.5μm〜1.2μmである、半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6又は7に
    おいて、前記メモリセル領域に形成された前記素子分離構造は、
    前記周辺回路領域に形成された 素子分離構造より長さが
    短く形成された 、半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 主表面に周辺回路領域及びメモリセル領
    域を有する半導体基板と、 前記周辺回路領域に形成された第1のウェルと、 前記メモリセル領域に形成された第1の導電型の第2の
    ウェルと、 前記メモリセル領域に形成された第2の導電型の第3の
    ウェルと、 を備え、 前記第2及び前記第3のウェルは、第1の層と、前記第
    1の層より下の位置まで延びている第2の層と、を有
    し、 前記第2のウェルの深さと、前記第3のウェルの深さと
    は、同じであり、 前記第1、第2及び第3のウェルは、上から順に、第1
    の濃度の層、第2の濃度の層、第3の濃度の層、第4の
    濃度の層を備える半導体記憶装置の製造方法であって、 (a)前記主表面に、素子分離構造を形成する工程と、 (b)前記第2のウェルの前記第2の層が前記第3のウ
    ェルと接触しないように、開口部が前記第2のウェルの
    形成領域に位置する第1のレジストパターンを、前記主
    表面に形成する工程と、 (c)前記第2のウェルの形成領域に不純物をイオン注
    入して、前記素子分離構造より下の位置に前記第2のウ
    ェルの前記第2の層を形成する工程と、 (d)前記第3のウェルの前記第2の層が前記第2のウ
    ェルと接触しないように、開口部が前記第3のウェルの
    形成領域に位置する第2のレジストパターンを、前記主
    表面に形成する工程と、 (e)前記第3のウェルの形成領域に不純物をイオン注
    入して、前記素子分離構造より下の位置に前記第3のウ
    ェルの前記第2の層を形成する工程と、 (f)開口部が前記第2のウェルの形成領域に位置し、
    前記第1のレジストパターンより膜厚の小さい第3の
    ジストパターンを、前記主表面に形成する工程と、 (g)前記第2のウェルの形成領域に不純物をイオン注
    入して、前記素子分離構造より下の位置に前記第2のウ
    ェルの前記第1の層を形成する工程と、 (h)開口部が前記第3のウェルの形成領域に位置し、
    前記第2のレジストパターンより膜厚の小さい第4の
    ジストパターンを、前記主表面に形成する工程と、 (i)前記第3のウェルの形成領域に不純物をイオン注
    入して、前記素子分離構造より下の位置に前記第3のウ
    ェルの前記第1の層を形成する工程と、 を備え、前記第1のウェルは、前記第2又は第3のウェ
    ルを形成する工程と同じ工程で形成され、 前記第2のウェルの前記第1の層及び前記第3のウェル
    の前記第1の層は、前記第1の濃度の層、前記第2の濃
    度の層、前記第3の濃度の層で形成され、 前記第2のウェルの前記第2の層及び前記第3のウェル
    の前記第2の層は、前記第4の濃度の層で形成され 前記第1のウェルは、隣り合う該第1のウェルを構成す
    る第1ないし第4の濃度の層が、前記素子分離構造の下
    で重なるように形成される、 半導体記憶装置の製造方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記工程(b)及び前記工程(d)は、厚さ3.0μm
    〜8.0μmのレジストパターンをマスクとし、 前記工程(f)及び前記工程(h)は、厚さ1.2μm
    〜2.5μmのレジストパターンをマスクとする、半導
    体記憶装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10において、 前記工程(b)及び前記工程(d)の前記レジストパタ
    ーンの開口部の側面の形成位置が、前記素子分離構造の
    中央部より0.3μm〜0.8μmの範囲で活性領域側に
    ある、半導体記憶装置の製造方法。
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