JP3536156B2 - 移植機 - Google Patents

移植機

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JP3536156B2
JP3536156B2 JP03700495A JP3700495A JP3536156B2 JP 3536156 B2 JP3536156 B2 JP 3536156B2 JP 03700495 A JP03700495 A JP 03700495A JP 3700495 A JP3700495 A JP 3700495A JP 3536156 B2 JP3536156 B2 JP 3536156B2
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英夫 中島
忠司 近藤
忠之 新古
和雄 関
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、野菜などのポット苗を
圃場に移植する移植機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種移植機は、ほゞ垂直状に立
設された苗載台に、苗トレイを下方に向かって間歇的に
縦送り可能に支持すると共に、横向きから下向きとなる
ほゞ90度の範囲内で往復回動して前記苗トレイから1
株分のポット苗を取出す箸形の苗取爪と、この苗取爪に
連動して所定の植付軌跡を描きながら上下方向に往復動
し、その上方の苗受取位置で前記苗取爪から放出するポ
ット苗を受け取り、下方の苗植付位置で滑脱させて圃場
に植付ける2つ割とされた植付カップとを設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上の移植
機における苗取爪は、横方向に移動させて苗トレイのポ
ット苗に突き刺した状態で後退させながら下向きにほゞ
90度回動させて前記ポット苗を放出するように構成さ
れているし、又、この苗搬送時の周速も速くなっている
ため、ポット苗の土などの条件によってはポット苗が苗
取爪から抜け気味となり、場合によっては搬送途中で苗
取爪から不用意に脱落したり、或は植付カップの開口縁
に当って植付カップに入らないことがあり、圃場に欠株
が生じる不具合があった。
【0004】本発明は、ポット苗を植付カップに搬送す
る途中で該ポット苗が苗取爪から不用意に脱落しょうと
したり、或は脱落することがあっても、このポット苗を
植付カップ内に確実に受取ることができる移植機を提供
することをその主目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するため、請求項1記載の発明は、図1に示すよう
に、ほゞ垂直状に立設された苗載台31と、この苗載台
31からポット苗を取出す苗取爪32と、この苗取爪3
2から放出するポット苗を受け取って植付ける植付カッ
プ33とを備えた移植機において、苗載台31から苗受
取位置における植付カップ33に至る苗搬送経路に、ポ
ット苗の脱落を受止めて植付カップ33にポット苗を導
く苗ガイド6を設けた。
【0006】また、請求項2記載の発明は、苗取爪32
から放出するポット苗を植付カップ33に正確な姿勢で
受け取らせることができるようにするため、苗受取位置
における植付カップ33の上方部に中継カップ7を配置
し、苗ガイド6の出口側端部を中継カップ7の内方に臨
ませた。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明では、図1に示すように、
苗載台31から植付カップ33にポット苗を搬送する途
中で該ポット苗が苗取爪32から不用意に脱落しょうと
したり、或は脱落することがあっても、このポット苗は
苗ガイド6で受止められると共に、この苗ガイド6によ
り苗受取位置にある植付カップ33に導かれ、該植付カ
ップ33内に確実に受け取ることができるのであり、従
って、圃場に欠株を生じさせることなく確実に植え付け
ることができるのである。
【0008】また、請求項2記載の発明では、図1に示
すように、苗ガイド6によって導かれたポット苗の姿勢
を中継カップで直立姿勢に正して、植付カップ33内に
受け取ることができるから、ポット苗の良好な植え付け
を行うことができるのである。
【0009】
【実施例】図4〜6は、移植機として、走行機体1であ
るトラクタの後方側に、ユニット形とされた左右一対の
植付ユニット3,3を連結して成る2条植走行タイプの
ものを示している。前記トラクタは、既知のものであっ
て、機体1の前方上部にエンジンを搭載し、該エンジン
の後方側に、PTO軸10をもった走行ミッションケー
ス11を備え、この走行ミッションケース11の両側に
一対の左右駆動車輪12を設けると共に、走行ミッショ
ンケース11の上方に油圧型昇降シリンダ13と運転席
14とを設ける一方、機体1の後部に、前記昇降シリン
ダ13により上下に揺動される左右一対のリフトアーム
15と、上下動可能な左右一対のロワリンク16と、油
圧型リンクシリンダから成る一つのトップリンク17と
を設けている。
【0010】そして、各リフトアーム15に連結された
リフトリンク18の先端を各ロワリンク16の中間部に
枢着すると共に、各ロワリンク16の先端部間に、左右
方向に延びる四角筒形のツールバー20と、後方に延び
る略コ字形のヒッチフレーム(図示せず)とを取付け、
更に、上方に延びる一対のリンクフレーム21を枢着
し、このリンクフレーム21の上端部を、前記トップリ
ンク17の先端部に枢着すると共に、各リンクフレーム
21の上端間に、左右方向に延びるガイドレール22を
取付けている。
【0011】また、前記ヒッチフレームの端部に、自在
軸継手を介して前記PTO軸10に連動するギヤを内装
したT形ギヤケース23を取付け、このギヤケース23
に、左右方向に延びるPTO横軸24を回転自由に支持
すると共に、前記ツールバー20の左右両端部に一対の
軸受筒25,25をもった摺動体26,26をスライド
自由に支持し、これら摺動体26,26に前記各植付ユ
ニット3,3のユニットフレーム30,30を一対のヒ
ッチ板3a,3aを介して支持すると共に、各軸受筒2
5,25に前記PTO横軸24の両端部を回転自由に支
持している。
【0012】また、各植付ユニット3,3は、上下部位
にガイドレール30a,30bをもったユニットフレー
ム30,30と、前記ガイドレール30a,30b間に
前後往復動可能に支持され、ほゞ垂直状に立設された苗
載台31,31と、この苗載台31,31の上に支持さ
れ、多数のポット苗を収容した苗トレイ5から1株分の
ポット苗Pを取出す箸形の苗取爪32,32と、該苗取
爪32,32に連動して所定の植付軌跡を描きながら上
下往復動され、その上部の苗受取位置で前記苗取爪32
から放出するポット苗Pを受取り、下部の植付位置でポ
ット苗Pを圃場に植付ける2つ割とされた植付カップ3
3,33と、前記PTO横軸24からの回転動力を前記
苗取爪32,32及び植付カップ33,33に伝える一
対の植付駆動機構34,34と、各苗載台31,31を
ガイドレール30a,30bに沿って前後方向に往復動
させる往復動機構(図示せず)と、苗載台31,31が
往復動方向の終端位置に移動したとき、該苗載台31,
31に支持した苗トレイ5を下方に向かって1ピッチ縦
送りする縦送機構35,35とを設けている。
【0013】前記各植付駆動機構34,34は、各ユニ
ットフレーム30,30に固定された植付駆動ケース3
6,36を備え、この植付駆動ケース36,36におけ
る第1出力軸と前記苗取爪32,32との間に、該苗取
爪32,32を苗トレイ5からの苗取位置と植付カップ
33の真上側における放出位置との範囲で往復移動させ
る爪作動機構(図示せず)を設け、第2出力軸と植付カ
ップ33,33との間に、該植付カップ33,33をポ
ット苗Pの苗受取位置と圃場内に突入される植付位置と
の範囲で所定の植付軌跡を描きながら上下移動させるカ
ップ作動機構37,37を設けている。
【0014】更に、各植付ユニット3,3には、図1に
示したように、前記苗載台31,31の下端部から苗受
取位置における植付カップ33,33に至る苗搬送経路
に、搬送する途中で苗取爪32,32から不用意に脱落
したポット苗Pの脱落を受止めて植付カップ33,33
にポット苗Pを導く傾斜状の苗ガイド6,6を設けてい
る。
【0015】図1,図2に示した苗ガイド6,6は、植
付カップ33,33側から苗載台31,31に向かって
斜め上方に傾斜する短冊状の板から成り、その裏面側に
突設した取付片61,61を各ユニットフレーム30,
30にボルトなどの取付手段で着脱可能に取付けると共
に、苗ガイド6,6の出口側端部を、苗受取位置におけ
る植付カップ33,33の上方部に配置した中継カップ
7,7の内方に臨ませている。
【0016】この中継カップ7,7は、下方に向かって
小径となる円錐筒状に形成し、その上側開放部の一側
を、外方に向かって傾斜状に膨出させて、この膨出部7
1,71内方に苗ガイド6,6の出口側端部を臨ませて
いる。また、中継カップ7,7は、先端にブラケット7
2,72をもった取付杆73,73を介して各ユニット
フレーム30,30にボルトなどの取付手段で着脱可能
に取付けている。尚、苗ガイド6,6の上側ガイド面6
a,6aは、コーティングするとか或は苗ガイド自体を
合成樹脂材料で形成して滑動面とし、ポット苗Pを滑り
易くするのが好ましいのであり、また、苗ガイド6,6
の幅方向両側にガイド片を立設して、ポット苗Pが側方
に移動するのを規制するようにしてもよい。また、前記
中継カップ7,7をなくし、苗ガイド6,6の出口側端
部を、苗受取位置における植付カップ33,33内に臨
ませてもよい。
【0017】以上の構成において、苗取爪32,32を
横方向に移動させて苗トレイ5のポット苗Pに突き刺し
た状態で後退させながら下向きにほゞ90度回動させて
前記ポット苗Pを真下の植付カップ33,33に放出す
る場合、ポット苗Pの土などの条件によってポット苗P
が苗取爪32,32から抜けて脱落しょうとしたり、或
は脱落することがあっても、このポット苗Pを苗ガイド
6,6で確実に受け止めることができ、更に、この苗ガ
イド6,6から植付カップ33,33に導くことができ
るのである。従って、搬送途中でポット苗Pが不用意に
脱落したり、或は植付カップ33の開口縁に当って植付
カップ33に入らなくなるようなことをなくすることが
できるのである。
【0018】尚、前記苗ガイド6,6は、図1,2に示
すように前記取付片61,61に長孔状の取付孔62,
62を設けて、各ユニットフレーム30,30に対し位
置調節可能に取付けるようにしている。斯くすることに
より苗ガイド6,6の苗載台31,31と植付カップ3
3,33又は中継カップ7,7との相対位置を調節で
き、苗ガイド6,6を適正位置に配置し易いのである。
また、苗ガイド6,6は、その長さ方向中間から分割し
てこの分割側端部を位置調節可能に連結するようにして
もよい。
【0019】また、中継カップ7,7を用いる場合、前
記苗ガイド6,6は、図3に示すように成形などにより
中継カップ7,7と一体に形成してもよい。この場合、
例えば中継カップ7,7に取付片74,74を設けるの
であって、斯くすることにより中継カップ7,7をユニ
ットフレーム30,30に取付けることで、苗ガイド
6,6を所定の位置に配置できるのである。
【0020】また、図1に示した実施例の苗載台31,
31には、その前後方向中間部に、下端側から上方に向
かって延びる棒材から成る二つのトレイ押え38,38
を設けて、苗トレイ5が苗載台31,31に対し傾いて
脱落するのを防止するようにしている。このトレイ押え
38,38は、上端部を苗載台31,31と反対方向に
向かって略三角形状に湾曲させて、この湾曲部38a,
38a内に、塞板39,39を取付けて、苗トレイ5で
縦送りされるポット苗Pの葉が前記トレイ押え38,3
8の湾曲部38a,38aに引掛かるのを防止するよう
にしている。
【0021】更に、前記苗載台31,31の裏面側に
は、図1に示すようにポット苗Pが取出された後の空ト
レイを、上方に向かって搬出するトレイガイド40,4
0を設けると共に、このトレイガイド40,40と前記
縦送機構35,35における縦送チェン35a,35a
との間に、空トレイが自重で縦送チェン35a,35a
側に曲がるのを防止し、トレイガイド40,40に沿っ
て搬出させる板状のトレイ巻込防止体41,41を設け
ている。
【0022】また、図8に示した実施例では、苗載台3
1,31の前後方向両端部に、側方に向かって突出する
一対のステー42,42を上下に所定間隔を置いて設
け、これら上下及び前後のステー42,42間に、ポッ
ト苗Pが振動などで苗トレイ5から不用意に脱落するの
を防止する苗脱落防止板43,43を、苗載台31,3
1に対する高さを調整可能に設けている。尚、苗脱落防
止板43,43の高さ調整は、ポット苗Pの大きさに対
応して行うのであって、図8の実施例では各ステー4
2,42に、複数箇の長孔状の取付孔42a,42aを
設け、これら取付孔42a,42aの一つに挿通する取
付ねじ44,44により前記苗脱落防止板43,43の
取付位置を調整するようにしている。斯くすることによ
り任意の大きさのポット苗に対応できるのである。
【0023】また、図9に示した実施例では、苗載台3
1,31の前後方向両端部に、長孔状の取付孔45aを
もった一対のサイドステー45,45を上下に所定間隔
を置いて突設し、これら上下のサイドステー45,45
間に、板状のサイドリブ46,46を、苗載台31,3
1に対する高さを調整可能に取付け、苗トレイ5の高さ
に対応してサイドリブ46,46の高さを調整可能にし
ている。即ち、苗トレイ5の高さが大きいと、苗載台3
1,31を載せられなかったりする不具合があり、ま
た、逆に小さいと、苗トレイ5が不安定になる不具合が
あるが、前記サイドリブ46,46の高さを調節可能と
することで様々な高さの苗トレイ5を有効に支持できる
のである。
【0024】また、図10に示した実施例では、苗載台
31,31の前後方向中間部に、苗載台31,31に支
持された苗トレイ5における多数のコップ状セル51・
・間の連結部52に当接して苗トレイ5の撓みを防止す
る板状の中間リブ47,47を、前後方向に所定間隔を
置いて突設している。また、これら中間リブ47,47
は、前後両側の縦送チェン35a,35a間に設けられ
た連結ピン35bの移動軌跡に対応した部分から上下に
分割して、連結ピン35bとの干渉を防止している。
【0025】また一方、前記カップ作動機構37,37
の伝動ケース37a,37aは、植付駆動ケース36,
36における第2出力軸の周りに上下に揺動自由に支持
され、この伝動ケース37a,37aに、前後方向に延
びる支持フレーム8,8を取付け、この支持フレーム
8,8の前端側に、平行リンク80,80を介して均平
フレーム81,81を枢支し、該均平フレーム81,8
1に鎮圧輪82,82を転動自由に支持すると共に、支
持フレーム8,8の後端部に、枢支軸83,83を介し
て覆土アーム84,84を回転自由に支持し、該覆土ア
ーム84,84に左右に対向する一対の覆土輪85,8
5を転動自由に支持し、覆土アーム84,84の基端部
と、前記平行リンク80,80の一方とをロツド86,
86で連結して、鎮圧輪82,82と覆土輪85,85
とを連動して上下動させるようにする一方、支持フレー
ム8,8の後端部に、前記覆土アーム84,84から上
方に向かって延びるアーム87,87に係合する植深レ
バー88,88と伝動杆89,89とを枢支し、植深レ
バー88,88の操作により鎮圧輪82,82と覆土輪
85,85とを連動して同一方向に昇降させ植付カップ
33,33に対する支持高さを調節するようにしてい
る。
【0026】前記伝動杆89,89と各ユニットフレー
ム30,30との間には、苗植可能範囲内での植付カッ
プ33,33の植深変化を検出する植深さセンサー9,
9を設けている。この植深さセンサー9,9は、各ユニ
ットフレーム30,30の横杆に上下に揺動自由に支持
した作動体90,90と、この作動体90,90に対し
上下側に配置し、苗植可能範囲内での植付カップ33,
33の植深変化を検出する上げスイッチ91,91及び
下げスイッチ92,92と、上げスイッチ91,91の
上方側に配置され、植付カップ33,33の植深が苗植
えの限度であることを検出する上端スイッチ(図示せ
ず)とから成り、植深さセンサー9,9から出力する検
出信号によりリンクバルブ(図示せず)を介して前記ト
ップリンク17を伸縮動作させ、前記各植付ユニット
3,3を、PTO横軸24を中心に上下方向に揺動さ
せ、苗の植付深さを変更できるようにしている。
【0027】また、前記ツールバー20に摺動自由に支
持した各摺動体26,26間に、両端部に間隔調節シャ
フト28a,28aをもったスライドフレーム28,2
8を左右方向に位置調節可能に取付けると共に、前記ツ
ールバー20の中央部に、油圧型スライドシリンダ29
を取付け、該シリンダ29のピストンロッド29aを前
記スライドフレーム28に枢着する一方、各摺動体2
6,26に一対の規制バー100,100を枢支し、こ
れら規制バー100,100の上端部に設けたローラ1
01,101を、各リンクフレーム21,21の上端間
に設けた前記ガイドレール22に転動自由に係合させる
と共に、前記規制バー100,100と前記ヒッチ板3
a,3aから立上がる立上片とを連動リンク102,1
02によって相対回動自由に連結し、更に、前記支持フ
レーム8,8にアーム103,103を介して畝の一側
面に当接する畝センサー104,104とガイドローラ
105,105とを取付け、各畝センサー104,10
4から出力する検出信号により電磁型スライドバルブ
(図示せず)を介して前記スライドシリンダ29を伸縮
動作させ、各摺動体26,26を介して植付ユニット
3,3を同時に左右の同一方向にオフセット位置調節で
きるようにしている。
【0028】また、前記機体1には、前記リフトアーム
15の昇降動作を検出するリフトセンサー(図示せず)
を設け、このリフトセンサーから出力する検出信号によ
り前記リンクバルブ(図示せず)を介して前記トップリ
ンク17を短縮動作させ、前記各植付ユニット3,3
を、PTO横軸24を中心に上方向に揺動させるように
している。
【0029】図4において、105,105は各ユニッ
トフレーム30,30の前部上方位置と機体1との間に
張設したコイルバネ、106は各植付ユニット3,3の
高さを調節するゲージ輪、107,107は前記鎮圧輪
82の前方側に位置して、植付カップ33の苗植付部に
相当する位置の畝上面を切開するカッター、108,1
08はこのカツター107,107と前記鎮圧輪82,
82との間に位置して前記カッターで切開した土壌を均
平にする均平板である。
【0030】尚、図8〜10に示した実施例は、図1の
実施例に適用してもよい。
【0031】又、本発明の移植機は実施例で示したよう
に多条植形である他、一条植形であってもよいし、ま
た、トラクタに搭載する乗用タイプである他、歩行タイ
プであってもよい。
【0032】
【発明の効果】以上のごとく請求項1記載の発明によれ
ば、苗取爪32から不用意に脱落したポット苗を苗ガイ
ド6で受止めて植付カップ33に導くことができるか
ら、苗載台31から植付カップ33にポット苗を搬送す
る途中で該ポット苗が不用意に脱落しょうとしたり、或
は脱落することがあっても、このポット苗を植付カップ
33内に確実に受け取ることができるのである。従っ
て、欠株を生じさせることなく確実に植え付けることが
できるのである。
【0033】また、請求項2記載の発明によれば、苗ガ
イド6によって導かれたポット苗の姿勢を中継カップで
直立姿勢に正して、植付カップ33内に受け取ることが
できるから、ポット苗の良好な植え付けを行うことがで
きるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明移植機の苗取り部分のみを拡大した背面
図。
【図2】同植付カップ、苗ガイド及び中継カップの斜視
図。
【図3】同苗ガイドの別の実施例を示す斜視図。
【図4】同移植機の一部を省略した側面図。
【図5】同移植機の一部を省略した平面図。
【図6】同移植機の背面図。
【図7】同移植機の苗載台スライド機構部分のみの背面
図。
【図8】同移植機の苗取り部分のみの別の実施例を示す
背面図。
【図9】同移植機の苗取り部分のみの別の実施例を示す
背面図。
【図10】同移植機の苗取り部分のみの別の実施例を示
す背面図。
【符号の説明】
31……苗載台 32……苗取爪 33……植付カップ 6……苗ガイド 7……中継カップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 和雄 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤン マー農機株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−30816(JP,A) 実開 平7−11106(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 11/00 - 11/02 303

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほゞ垂直状に立設された苗載台(31)
    と、この苗載台(31)からポット苗を取出す苗取爪
    (32)と、この苗取爪(32)から放出するポット苗
    を受け取って植付ける植付カップ(33)とを備えた移
    植機において、苗載台(31)から苗受取位置における
    植付カップ(33)に至る苗搬送経路に、ポット苗の脱
    落を受止めて植付カップ(33)にポット苗を導く苗ガ
    イド(6)を設けたことを特徴とする移植機。
  2. 【請求項2】 苗受取位置における植付カップ(33)
    の上方部に中継カップ(7)を配置し、苗ガイド(6)
    の出口側端部を中継カップ(7)の内方に臨ませている
    請求項1記載の移植機。
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