JP3536146B2 - 感染性廃棄物の加熱滅菌装置 - Google Patents

感染性廃棄物の加熱滅菌装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院等の医療機関
から出る使用済みの注射器、脱脂綿、包帯等の感染性廃
棄物の加熱滅菌装置に関し、特に通気性に乏しい紙、布
等に包まれ且つ多量の水分を含むおむつ等でも短時間で
効率的に加熱滅菌処理が行えるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、感染性廃棄物の加熱滅菌装置としては以下に述べる
感染性廃棄物の処理装置に組み込まれたものが知られて
いる。
【0003】すなわち、図10に示すように、処理装置
(60)の上部に加熱滅菌部(65)が設けられ、加熱滅菌部(6
5)の一側にダクト(64)を介してヒータ(63)が取付けら
れ、ヒータ(63)の一側にダンパ(62)を有する空気取入部
(61)が設けられていた。
【0004】また、加熱滅菌部(65)の上部にはヒンジ(6
6)により開閉自在な頂部扉(67)が設けられ、加熱滅菌部
(65)の下部にはヒンジ(70)により開閉自在な底部扉(68)
が設けられ、底部扉(68)の下方にはホッパ(69)および破
砕器(71)が設けられていた。
【0005】そして、空気取入部(61)のダンパ(62)から
空気が取り入れられ、該空気が送風機(図示略)によっ
てヒータ(63)へ送られて160〜200℃に加熱され、
加熱空気がダクト(64)を介して加熱滅菌部(65)へ送られ
ていた。
【0006】加熱滅菌部(65)では頂部扉(67)を開けて投
入された感染性廃棄物が上記加熱空気によって滅菌処理
され、処理後の感染性廃棄物は加熱滅菌部(65)内に導入
された外気によって冷却され、冷却後の感染性廃棄物は
加熱滅菌部(65)の底部扉(68)から排出されて、ホッパ(6
9)により破砕器(71)へ投入されていた。
【0007】しかしながら、上述した処理装置における
加熱滅菌部(65)の場合、該滅菌部(65)に加熱された空気
を入れるため、加熱滅菌部(65)内にアルコールが染み込
んだ脱脂綿や包帯等の燃えやすい感染性廃棄物があると
きには、これら廃棄物が発火する危険があった。また、
加熱滅菌直後の高温状態の廃棄物に外気をあてて冷却す
る際にも高温状態の廃棄物に空気中の酸素が作用して廃
棄物が発火するおそれがあった。
【0008】また、このような廃棄物の発火を防止する
目的で、加熱滅菌部内に上記空気に代えて、180〜2
30℃程度に加熱された窒素ガス等の不燃性ガスを送り
込んで加熱滅菌処理を行うことも知られている。
【0009】しかしながら、種々の感染性廃棄物のう
ち、通気性に乏しい紙、布等に包まれ且つ多量の水分を
含むおむつ等の廃棄物では、その内部に加熱された不燃
性ガスが進入し難いことから、該廃棄物内部の温度が上
昇し難く、そのため十分な加熱滅菌処理を行うのに時間
がかかるという不都合があった。
【0010】本発明の目的は、加熱滅菌部における感染
性廃棄物の発火を確実に防止することができ、しかも通
気性に乏しい紙等に包まれ且つ多量の水分を含むおむつ
等の感染性廃棄物でも、簡単且つ十分な加熱滅菌処理が
行える装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1記載の発明は、吸気口および排
気口を有する加熱滅菌用ハウジングの内部に、前後壁お
よび両側壁よりなる枠状の廃棄物引き出し用部材が前方
へ引き出し自在に収容され、引き出し用部材の上側が廃
棄物受入れ用開口となされ、下側が廃棄物排出用開口と
なされ、廃棄物排出用開口はハウジングの底部に設けら
れた底部材で覆われており、ハウジングの頂部には感染
性廃棄物投入口が設けられ、前部には引き出し用部材が
引き出されて、廃棄物が取り出される廃棄物取出口が設
けられ、感染性廃棄物投入口はハウジングの頂部蓋によ
って開閉自在となされ、廃棄物取出口は引き出し用部材
の前側に設けられた前部蓋によって開閉自在となされて
おり、引き出し用部材の受入れ用開口は投入口の下方に
位置しており、引き出し用部材の前後壁および両側壁並
びに底部材にはそれぞれ複数のガス流入部が設けられて
り、感染性廃棄物が投入された引き出し用部材は、ハ
ウジング内での感染性廃棄物の滅菌処理後、ハウジング
の前方へ引き出されると共に引き出し部材の排出用開口
から処理済廃棄物が排出されるようになされている、感
染性廃棄物の加熱滅菌装置において、ハウジングの側部
と後部のうち少なくとも二箇所に、マイクロ波の導波管
の管状部材が設けられ、導波管の管状部材の第1および
第2照射口と第3および第4照射口とは交互に高さ違い
に設けられ、引き出し用部材の後壁および両側壁のうち
少なくとも二壁にはマイクロ波照射用窓が形成され、該
窓と、導波管の管状部材先端のマイクロ波照射口とが対
向せられており、上記窒素ガスの供給と並行して、制御
装置からの信号により、マイクロ波電源部を介してマイ
クロ波発振器が作動し、マイクロ波が、上記導波管の管
状部材先端の照射口により、全体として、引き出し部材
内に均一なマイクロ波照射が行われるようになされてい
ることを特徴としている。 上記感染性廃棄物の加熱滅菌
装置において、ハウジングの左側には分岐形導波管が前
後に設けられ、各導波管は第1〜第3管状部材よりな
り、第1管状部材は、単管形であって、下部にマイクロ
波の発振器が取り付けられ、第2管状部材は、分岐形で
あって、垂直部と垂直部の長さ中央部分から右方へ伸び
る水平部と水平部の先端部分から上方へ伸びる立ち上が
り部とよりなり、立ち上がり部の上端および上端寄り部
分にマイクロ波の第1および第2照射口が設けられ、上
記第2管状部材の水平部は、ハウジングの底壁と底部材
との間に通され、同立ち上がり部は、ハウジングの右側
壁と引き出し部材の右側壁との間に通されており、第3
管状部材は、分岐形であって、垂直部と垂直部から右方
へそれぞれ伸び、各先端部がマイクロ波の第3および第
4照射口となされた2本の水平部とよりなり、各水平部
の先端部はハウジングの左側壁と引き出し部材の左側壁
との間に位置している。 上記照射口と対向する引き出し
部材の両側壁には、耐熱性合成樹脂板で塞がれたマイク
ロ波照射用窓が形成されており、該窓では、耐熱性合成
樹脂板の存在により、感染性廃棄物のはみ出しがないよ
うにされる一方、マイクロ波の引き出し部材内への照射
が行われるようになされている。 また、加熱滅菌用ハウ
ジングの吸気口がハウジングの底壁に設けられ、排気口
が後壁に設けられており、これら吸気口および排気口内
には、窒素ガスは通すが、マイクロ波の漏出を防止する
フィルター状のマイクロ波遮断関が設けられているの
が、好ましい。 上記の不燃性ガスとしては、窒素ガス等
があげられる。不燃性ガスの加熱温度は、180℃未満
では十分な滅菌効果が得難く、また230℃を超えると
感染性廃棄物のうち、特に合成樹脂製品からの分解ガス
の発生が顕著となることから、180〜230℃の範囲
が好ましい。また、不燃性ガスの加熱時間は、30分〜
3時間程度である。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。なお、本明細書おいて、前後、左右
および上下は図5を基準とし、前とは図5の左側を、後
とは同図右側を指し、左とは図5の図面紙葉の裏側を、
右とは同図面紙葉の表側を指し、また上とは図5の上側
を、下とは同図下側を指すものとする。
【0013】図1は後述する感染性廃棄物の処理方法を
示すフローシートであり、図2は本実施形態に係る加熱
滅菌装置を含む感染性廃棄物の処理装置の全体構成を示
す斜視図、図3は加熱滅菌装置の斜視図であり、そし
て、図4は加熱滅菌装置におけるマイクロ波の照射構造
を示す斜視図、図5〜図8は加熱滅菌装置の内部構造を
示す垂直断面図であり、図9は加熱滅菌処理後の廃棄物
を破砕する破砕機の平面図である。
【0014】先ず、図2に示す装置の全体構造について
説明すると、(A) は加熱滅菌装置、(B) は破砕機、(C)
は最終的な処理済廃棄物を入れる容器であり、加熱滅菌
装置(A) で滅菌処理された廃棄物は第1ベルトコンベア
(D) によって破砕機(B) に搬入され、破砕機(B) で破砕
処理された廃棄物は第2ベルトコンベア(E) によって容
器(C) に搬入される。
【0015】図2〜図8に示すように、加熱滅菌装置
(A)における加熱滅菌用ハウジング(1) は、両側壁(1a)
(1b)、後壁(1c)および底壁(1d)並びに両側壁(1a)(1b)の
前側上部間に形成された前側上部壁(1e)を備えており、
各壁(1a)(1b)(1c)(1d)(1e)の内側には、ステンレススチ
ール製の薄板部材(21a)(21b)(21c)(21d)(21e)が取付け
られている。
【0016】次に、加熱滅菌装置(A) について説明する
と、図1〜図8において、吸気口(2) および排気口(3)
を有する加熱滅菌用ハウジング(1) の内部に、前後壁(4
a)(4b)および両側壁(4c)(4d)よりなる枠状のステンレス
スチール製の廃棄物引き出し用部材(4) が前方へ引き出
し自在に収容され、引き出し用部材(4) の上側が廃棄物
受入れ用開口(4e)となされ、下側が廃棄物排出用開口(4
f)となされており、廃棄物排出用開口(4f)はハウジング
(1) の底部に設けられた底部材(5) で覆われており、ハ
ウジング(1) の頂部には感染性廃棄物投入口(6) が設け
られ、前部には引き出し用部材(4) が引き出されて、廃
棄物が取り出される廃棄物取出口(7) が設けられ、感染
性廃棄物投入口(6) はハウジング(1) の頂部蓋(8) によ
って開閉自在となされ、廃棄物取出口(7) は引き出し用
部材(4) の前側に設けられた前部蓋(9) によって開閉自
在となされており、引き出し用部材(4) の受入れ用開口
(4e)は上記投入口(6) の下方に位置しており、引き出し
用部材(4) の前後壁(4a)(4b)および両側壁(4c)(4d)並び
に底部材(5) にはそれぞれ複数のガス流入部(11)(12)が
設けられており、感染性廃棄物が投入された引き出し用
部材(4) は、ハウジング(1) 内での感染性廃棄物の滅菌
処理後、ハウジング(1) の前方へ引き出されると共に引
き出し部材(4) の排出用開口(4f)から処理済廃棄物が排
出されるようになされている。
【0017】図4〜図7に示すように、ハウジング(1)
の左側には横断面方形の2本の分岐形導波管(50)が前後
に設けられ、各導波管(50)は、より詳細には第1〜第3
管状部材(47)(48)(49)よりなり、隣り合う管状部材同士
は、それらのフランジ部(47a)(48a)(48b)(49a)を介して
連結されている。
【0018】第1管状部材(47)は、単管形であって、下
部にマイクロ波の発振器(51)が取り付けられている。第
2管状部材(48)は、分岐形であって、垂直部(48c)と垂
直部(48c)の長さ中央部分から右方へ伸びる水平部(48
d)と水平部(48d)の先端部分から上方へ伸びる立ち上が
り部(48e)とよりなり、立ち上がり部(48e)の上端および
上端寄り部分にマイクロ波の第1および第2照射口(52
A)(52B)が設けられている。
【0019】すなわち、上記第2管状部材(48)の水平部
(48d)は、ハウジング(1)の底壁(1d)と底部材(5)との間
に通され、同立ち上がり部(48e)は、ハウジング(1)の右
側壁(1b)と引き出し部材(4)の右側壁(4d)との間に通さ
れている。
【0020】第3管状部材(49)は、分岐形であって、垂
直部(49b)と垂直部(49b)から右方へそれぞれ伸び、各先
端部がマイクロ波の第3および第4照射口(52C)(52D)と
なされた2本の水平部(49c)とよりなり、各水平部(49c)
の先端部はハウジング(1)の左側壁(1a)と引き出し部材
(4)の左側壁(4c)との間に位置している。
【0021】上記第1〜第4照射口(52A)〜(52D)と対向
する引き出し部材(4)の両側壁(4c)(4d)には、耐熱性合
成樹脂板(53)で塞がれたマイクロ波照射用窓(54)が形成
されている。該窓(54)では、耐熱性合成樹脂板(53)の存
在により、感染性廃棄物のはみ出しがないようにされる
一方、マイクロ波の引き出し部材(4)内への照射が行わ
れるようになされている。
【0022】図3〜図7に示すように、加熱滅菌用ハウ
ジング(1) の吸気口(2) はハウジング(1)の底壁(1d)の
後部に設けられ、排気口(3)は後壁(1c)の上端寄り部分
に設けられており、これら吸気口(2)および排気口(3)内
には、窒素ガスは通すが、マイクロ波の漏出を防止する
フィルター状のマイクロ波遮断関(55A)(55B)が設けられ
ている。
【0023】ハウジング(1) の頂部蓋(8) は、その後端
部に取付けられたヒンジ(13)を介してハウジング(1) の
後壁(1c)上部に取付けられている。頂部蓋(8) の内側に
はステンレススチール製の薄板部材(22)が取付けられ、
薄板部材(22)の周縁には倒凹形の溝(14)が形成され、溝
(14)内にパッキング(15)が嵌め込まれており、パッキン
グ(15)が両側壁(1a)(1b)、後壁(1c)および前側上部壁(1
e)から装置上方へ突出した各薄板部材(21a)(21b)(21c)
(21e)の上端に圧接することにより頂部蓋(8) による感
染性廃棄物投入口(6) の密閉性が確保される。
【0024】なお、引き出し用部材(4)や上述した薄板
部材等には、必要に応じて、パンチングメタルが用いら
れる。
【0025】図4および図6に示すように、前部蓋(9)
はアングル(16)を介して引き出し用部材(4) に連結さ
れ、前部蓋(9) の内側にも上記頂部蓋(8) と同様、周縁
に凹形の溝(14)を有する薄板部材(23)が取付けられ、溝
(14)内に嵌め込まれたパッキング(15)が両側壁(1a)(1
b)、底壁(1d)および前側上部壁(1e)から装置前方へ突出
した各薄板部材(21a)(21b)(21d)(21e)の前端に圧接する
ことにより前部蓋(9) による密閉性が確保される。そし
て、この前部蓋(9) および上述した頂部蓋(8) による密
閉によってハウジング(1) 内が加熱滅菌室となる。
【0026】図3〜図8に示すように、底部材(5) は、
複数の形材で構成され、全体として前面からみて略波形
となされ、底部材(5) の下側には左右方向に伸びる三本
のアングル部材(26)が間隔をあけて固定されており、こ
れらアングル部材(26)の両端部は底部材(5) の両側から
突出し、この突出したアングル部材(26)の両端部がハウ
ジング(1) の内面両側の薄板部材(21a)(21b)に固定され
たアングル片(27)によって支持されている(図6〜図8
参照)。
【0027】引き出し用部材(4) および底部材(5) に形
成されたガス流入部(11)(12)は、いずれもスリット状で
あり、引き出し用部材(4) のガス流入部(11)は、前後壁
(4a)(4b)および両側壁(4c)(4d)において、それぞれ3本
ずつ上下に間隔をあけて水平状に設けられている。ま
た、底部材(5) のガス流入部(12)は、波形の底部材(5)
の山部と谷部の中間において、前後方向に間隔をあけて
2本ずつ形成されている。従って、底部材(5) 上に専用
袋に入れられた廃棄物がのっても、ガス流入部(12)が塞
がれることがなく、ガスの流入が確保される。
【0028】図3および図5に示すように、引き出し用
部材(4) の前壁(4a)の下端(4g)は直線状であって、波形
の底部材(5) の山部上に位置しており、引き出し用部材
(4)の後壁(4b)の下端(4h)は図6および図8に示すよう
に、底部材(5) に対応する波形となされて、底部材(5)
の谷部まで入り込んだ形状となされている。
【0029】なお、図5および図6において、(20A)
は、引き出し用部材(4) の前壁(4a)の上下端部外面、後
壁(4b)の上端部外面および両側壁(4c)(4d)の上端部外面
にそれぞれ固定されたアングル部材であり、(20B) は、
引き出し用部材(4) の後壁(4b)および両側壁(4c)(4d)の
上端部外面におけるアングル部材(20A) の下側に突出す
るようにハウジング(1) の薄板部材(21a)(21b)(21c) 内
面上部に固定されたみぞ形部材を示す。
【0030】図3〜図6に示すように、引き出し用部材
(4) の両側壁(4c)(4d)の外面上部後側部分にはローラ(1
7)が取付けられ、ハウジング(1) の両側壁(1a)(1b)にお
ける薄板部材(21a)(21b)の内面上部寄り部分にはローラ
(17)が転動するレール(18)が取付けられている。引き出
し用部材(4) の前部蓋(9) の右側面には略筒状の連結部
材(24A)が設けられ、連結部材(24A)内にハウジング(1)
の右側面に取付けられたエアシリンダ(19)のシリンダ軸
(19a) 先端が嵌め込まれて固定され、また、ハウジング
(1) の右側面におけるエアシリンダ(19)の上方には、こ
れと平行にガイド軸(40)がブラケット(41)を介して前後
方向に移動自在に支持され、ガイド軸(40)先端が前部蓋
(9) の右側面に設けられた略筒状の連結部材(24B)内に
嵌め込まれて固定されている。
【0031】図1、図2および図9に示すように、破砕
機(B) は、いわゆる二軸式のものであって、モータ(28)
および減速機(29)で回転する2本の刃軸(31)によって加
熱滅菌処理後の廃棄物を適当な大きさに破砕する。
【0032】次に、上述した加熱滅菌装置(A) および破
砕機(B) を用い感染性廃棄物理について説明す
る。
【0033】先ず、加熱滅菌装置(A) のハウジング(1)
における頂部蓋(8) を開けて、専用袋に入れた感染性廃
棄物をハウジング(1) 内の引き出し用部材(4) に投入し
た後、頂部蓋(8) を閉める。そして、図1に示すよう
に、制御装置(56)を操作して、窒素発生器(32)で発生し
た窒素ガスを循環用ファン(33)を介して加熱滅菌装置
(A) のハウジング(1) における吸気口(2) へ連続して送
り込むが、この際、循環用ファン(33)と加熱滅菌装置
(A) の中間にあるヒータ(34)によって窒素ガスが所定温
度に加熱される。
【0034】次に、加熱された窒素ガスは、吸気口(2)
から流入して底部材(5) のガス流入部(11)および引き出
し用部材(4) の前後壁(4a)(4b)および両側壁(4c)(4d)に
おけるガス流入部(12)から引き出し用部材(4) 内へ入
り、引き出し用部材(4) 内が所定時間、高温の窒素ガス
雰囲気下に保たれる。
【0035】また、上記窒素ガスの供給と並行して、制
御装置(56)からの信号により、連続的または断続的にマ
イクロ波の照射が行われる。
【0036】具体的には、制御装置(56)からの信号によ
り、マイクロ波電源部(46)を介してマイクロ波発振器(5
1)が作動し、図4〜図7に示すように、マイクロ波が2
本の導波管(50)の第1〜第4照射口(52A)〜(52D)、すな
わち、合計8箇所の照射口から引き出し部材(4)内へ照
射される。この場合、上述したように、第1および第2
照射口(52A)(52B)と第3および第4照射口(52C)(52D)と
は交互に設けられているため、これら第1〜第4照射口
(52A)〜(52D)により、全体として、引き出し部材(4)内
に均一なマイクロ波照射が行われる。
【0037】そして、上述した、窒素ガスとマイクロ波
とにより、該引き出し用部材(4) 内の感染性廃棄物の加
熱滅菌処理が行われる。
【0038】引き出し用部材(4) 内に流入した上記窒素
ガスは、引き出し用部材(4) 上側の廃棄物受入れ用開口
(4e)から出てハウジング(1) の排気口(3)より流出する。
そして、流出した窒素ガスは、図1に示すように、ミス
トセパレータ(35)を通って循環用ファン(33)によりハウ
ジング(1) の吸気口(2) へ循環されるが、この際、窒素
ガスの一部を排気用ファン(36)によって循環系外へ排出
してハウジング(1) 内を負圧状態とし、これによってハ
ウジング(1) の頂部蓋(8) および前部蓋(9) の密閉性が
常に確保され、窒素ガスおよびこれに含まれる菌が加熱
滅菌装置(A) の外へ漏れることがない。
【0039】排気用ファン(36)によって循環系外へ排出
されたガスは、活性炭槽(37)の通過中に、廃棄物の加熱
滅菌の際に発生した塩素ガスや臭気成分の吸着が行わ
れ、更に、活性炭槽(37)から出たガスは予熱用ヒータ(3
8)および白金触媒燃焼室(39)へ送られて上記活性炭槽(3
7)で吸着除去されなかった臭気成分等の燃焼分解が行わ
れるが、この際、フィルタ(45)を通して吸気された燃焼
用空気が熱交換器(43)内を通って供給される。そして、
白金触媒燃焼室(39)から出た無害の処理済ガスが熱交換
器(43)を通過する際、処理済ガスと熱交換器(43)内を流
れる上記燃焼用空気とで熱交換が行われた後、処理済ガ
スが大気へ放出される。
【0040】そして、加熱滅菌装置(A) のハウジング
(1) 内における引き出し用部材(4) に収容されている感
染性廃棄物の加熱滅菌処理が終了した時点でヒータ(34)
が停止されると共に、ラジエータ(57)に冷却水が供給さ
れて、循環する窒素ガスの温度低下により、滅菌処理済
廃棄物の冷却を行う。そして、ハウジング(1) 内の温度
が所定の冷却温度まで下がった時点で窒素ガスの供給お
よび循環を停止し、次に、窒素発生器(32)に内蔵された
コンプレッサによりエアシリンダ(19)へ加圧空気を送
り、エアシリンダ(19)のシリンダ軸(19a)を前方へ突出
させて引き出し用部材(4) を前方へ引き出すことによ
り、引き出し用部材(4) 内の滅菌処理済廃棄物が専用袋
ごと第1ベルトコンベア(D) 上に落下して該コンベア
(D) により処理済廃棄物が破砕機(B) へ搬入され、破砕
機(B) で所定の粒径に破砕された滅菌処理済廃棄物は第
2ベルトコンベア(E) を介して容器(C) に投入されて廃
棄物の処理が完了する。
【0041】なお、引き出し用部材(4) 内の滅菌処理済
廃棄物を専用袋ごと第1ベルトコンベア(D) 上に落下さ
せるあたり、廃棄物が引き出し部材(4)内に詰まった状
態となって自然に落下しない場合には、プッシャ(58)の
シリンダ(59)が作動して、プッシャ(58)が下がり、詰ま
った感染性廃棄物を引き出し部材(4)の下方へ押し出
す。
【0042】本実施形態では、上述した通り、引き出し
用部材(4) の後壁(4b)の下端(4h)は図3に示すように、
底部材(5) に対応する波形となされて、底部材(5) の谷
部まで入り込んだ形状となされているため、底部材(5)
上に小さな廃棄物片等が落ちている場合でも、これが上
記引き出し用部材(4) の引き出しの際に、その後壁(4b)
によって前方へ押出されて除去され得る。
【0043】また、本発明の加熱滅菌装置によれば、そ
の頂部蓋をあけて感染性廃棄物をハウジング(1) 内の引
き出し用部材(4) に投入して加熱滅菌および冷却を行っ
た後、ハウジング(1) の前部蓋(9) を引っ張って引き出
し用部材(4) を引き出すだけで該部材(4) の廃棄物排出
用開口(4f)から滅菌処理済廃棄物が排出され得る。
お、上記引き出し用部材(4) を前方へ引き出した際に若
干の臭気がある場合でも、図1に示すように、加熱滅菌
装置(A) の前上方に設けた吸気用フード(30)に臭気が吸
い込まれると共に、これが活性炭槽(37)および白金触媒
槽(39)へ送られて脱臭処理される。
【0044】上述した感染性廃棄物の加熱滅菌工程およ
び冷却工程におけるハウジング(1)内の加熱の温度およ
び時間並びに冷却完了温度は、処理する感染性廃棄物に
よって適宜変更するが、例えば、採血管や人工透析セッ
ト等が混在した分別されていない廃棄物を処理する場合
には、大体、190℃で40分間の加熱を行った後、ハ
ウジング(1) 内が140℃程度に下がるまで冷却する。
また、分別された廃棄物の場合には、その種類により1
80〜230℃で30分〜3時間の範囲で適宜加熱滅菌
を行い、70〜140℃に下がるまで冷却する。
【0045】また、特に、通気性に乏しい紙、布等に包
まれ且つ多量の水分を含むおむつ等が多く入った廃棄物
の場合、上記マイクロ波による加熱時間をより長く設定
するものである。
【0046】
【発明の効果】本発明の感染性廃棄物の加熱滅菌装置に
よれば、不燃性ガスによる加熱と共に、マイクロ波によ
る加熱も行われるため、通気性に乏しい紙等に包まれ且
つ多量の水分を含むおむつ等の感染性廃棄物でも、その
内部まで十分に加熱されて、簡単且つ確実な加熱滅菌処
理が行える。
【0047】また、本発明の加熱滅菌装置によれば、加
熱滅菌室に加熱された不燃性ガスを送り込んで滅菌処理
を行うため、加熱滅菌室に入れられた廃棄物が、アルコ
ールが染み込んだ脱脂綿等の燃えやすいものでも、これ
らが発火するおそれがなく、また、加熱滅菌後の廃棄物
の冷却も不燃性ガスにより行うため、同じく発火の危険
がないことは勿論、本発明では滅菌室の排気口から出た
不燃性ガスを滅菌室に循環させるにあたり、不燃性ガス
の一部を循環系外へ排出して滅菌室を負圧状態とするた
め、滅菌室内の密閉性が常に確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加熱滅菌装置を用いた加熱滅菌方法を
説明するためのフローシートである。
【図2】廃棄物処理装置の全体構成を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の加熱滅菌装置の一実施形態を示す斜視
図である。
【図4】本発明の加熱滅菌装置におけるマイクロ波の照
射構造を示す斜視図である。
【図5】図3におけるV−V線に沿う断面図である。
【図6】図3におけるVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図3におけるVII−VII線に沿う断面図である。
【図8】ハウジングの下隅部における拡大断面図であ
る。
【図9】フードを外した状態の破砕機の平面図である。
【図10】従来例を示す加熱滅菌装置の正面断面図であ
る。
【符号の説明】
(1) : 加熱滅菌用ハウジング(1a): 左側壁 (1b): 右側壁 (1d): 底壁 (2) : 吸気口 (3) : 排気口 (4) : 引き出し用部材 (4a): 前壁 (4b): 後壁 (4c): 左側壁 (4d): 右側壁 (4e): 廃棄物受入れ用開口 (4f): 廃棄物排出用開口 (5) : 底部材 (6) : 感染性廃棄物投入口 (7) : 廃棄物取出口 (8) : 頂部蓋 (9) : 前部蓋 (11): 引き出し用部材のガス流入部 (12): 底部材のガス流入部(46): マイクロ波電源部 (47): 第1管状部材 (48): 管状部材 (48c): 垂直部 (48d): 水平部 (48e): 立ち上がり部 (49): 第3管状部材 (49b): 垂直部 (49c): 水平部 (50): 導波管(51): マイクロ波発振器 (52): マイクロ波照射口(52A): 照射口 (52B): 照射口 (52C): 照射口と照射口 (52D): 照射口 (53): 耐熱性合成樹脂板 (54): マイクロ波照射用窓(55A): フィルター状のマイクロ波遮断関 (55B): フィルター状のマイクロ波遮断関 (56): 制御装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−276534(JP,A) 特開 平4−12758(JP,A) 特開 平6−331268(JP,A) 特開 平11−113984(JP,A) 特開 平3−68487(JP,A) 特開 平3−126462(JP,A) 特開 平5−15866(JP,A) 特開 平5−23657(JP,A) 特表 平4−500765(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61L 2/12 A61L 11/00 A61G 12/00 B09B 3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気口(2) および排気口(3) を有する加
    熱滅菌用ハウジング(1) の内部に、前後壁(4a)(4b)およ
    び両側壁(4c)(4d)よりなる枠状の廃棄物引き出し用部材
    (4) が前方へ引き出し自在に収容され、引き出し用部材
    (4) の上側が廃棄物受入れ用開口(4e)となされ、下側が
    廃棄物排出用開口(4f)となされ、廃棄物排出用開口(4f)
    はハウジング(1) の底部に設けられた底部材(5) で覆わ
    れており、ハウジング(1) の頂部には感染性廃棄物投入
    口(6) が設けられ、前部には引き出し用部材(4) が引き
    出されて、廃棄物が取り出される廃棄物取出口(7) が設
    けられ、感染性廃棄物投入口(6) はハウジング(1) の頂
    部蓋(8) によって開閉自在となされ、廃棄物取出口(7)
    は引き出し用部材(4) の前側に設けられた前部蓋(9) に
    よって開閉自在となされており、引き出し用部材(4) の
    受入れ用開口(4e)は投入口(6) の下方に位置しており、
    引き出し用部材(4) の前後壁(4a)(4b)および両側壁(4c)
    (4d)並びに底部材(5) にはそれぞれ複数のガス流入部(1
    1)(12)が設けられており、感染性廃棄物が投入された引
    き出し用部材(4) は、ハウジング(1) 内での感染性廃棄
    物の滅菌処理後、ハウジング(1) の前方へ引き出される
    と共に引き出し部材(4) の排出用開口(4f)から処理済廃
    棄物が排出されるようになされている、感染性廃棄物の
    加熱滅菌装置において、ハウジング(1)の側部と後部の
    うち少なくとも二箇所に、マイクロ波の導波管(50)の管
    状部材(47)(48)(49)が設けられ、導波管(50)の管状部材
    (47)(48)(49)の第1および第2照射口(52A)(52B)と第3
    および第4照射口(52C)(52D)とは交互に高さ違いに設け
    られ、引き出し用部材(4)の後壁(4b)および両側壁(4c)
    (4d)のうち少なくとも二壁にはマイクロ波照射用窓(54)
    が形成され、該窓(54)と、導波管(50)の管状部材(47)(4
    8)(49)先端のマイクロ波照射口(52A)〜(52D)とが対向せ
    られており、上記窒素ガスの供給と並行して、制御装置
    (56)からの信号により、マイクロ波電源部(46)を介して
    マイクロ波発振器(51)が作動し、マイクロ波が、上記導
    波管(50)の管状部材(47)(48)(49)先端の照射口(52A)〜
    (52D)により、全体として、引き出し部材(4)内に均一な
    マイクロ波照射が行われるようになされていることを特
    徴とする、感染性廃 棄物の加熱滅菌装置。
  2. 【請求項2】 ハウジング(1) の左側には分岐形導波管
    (50)が前後に設けられ、各導波管(50)は第1〜第3管状
    部材(47)(48)(49)よりなり、第1管状部材(47)は、単管
    形であって、下部にマイクロ波の発振器(51)が取り付け
    られ、第2管状部材(48)は、分岐形であって、垂直部(4
    8c)と垂直部(48c)の長さ中央部分から右方へ伸びる水平
    部(48d)と水平部(48d)の先端部分から上方へ伸びる立ち
    上がり部(48e)とよりなり、立ち上がり部(48e)の上端お
    よび上端寄り部分にマイクロ波の第1および第2照射口
    (52A)(52B)が設けられ、上記第2管状部材(48)の水平部
    (48d)は、ハウジング(1)の底壁(1d)と底部材(5)との間
    に通され、同立ち上がり部(48e)は、ハウジング(1)の右
    側壁(1b)と引き出し部材(4)の右側壁(4d)との間に通さ
    れており、第3管状部材(49)は、分岐形であって、垂直
    部(49b)と垂直部(49b)から右方へそれぞれ伸び、各先端
    部がマイクロ波の第3および第4照射口(52C)(52D)とな
    された2本の水平部(49c)とよりなり、各水平部(49c)の
    先端部はハウジング(1)の左側壁(1a)と引き出し部材(4)
    の左側壁(4c)との間に位置している、請求項1記載の感
    染性廃棄物の加熱滅菌装置。
  3. 【請求項3】 上記照射口(52A)〜(52D)と対向する引き
    出し部材(4)の両側壁(4c)(4d)には、耐熱性合成樹脂板
    (53)で塞がれたマイクロ波照射用窓(54)が形成されてお
    り、該窓(54)では、耐熱性合成樹脂板(53)の存在によ
    り、感染性廃棄物のはみ出しがないようにされる一方、
    マイクロ波の引き出し部材(4)内への照射が行われるよ
    うになされている、請求項1記載の感染性廃棄物の加熱
    滅菌装置。
  4. 【請求項4】 加熱滅菌用ハウジング(1) の吸気口(2)
    がハウジング(1)の底壁(1d)に設けられ、排気口(3)が後
    壁(1c)に設けられており、これら吸気口(2)および排気
    口(3)内には、窒素ガスは通すが、マイクロ波の漏出を
    防止するフィルター状のマイクロ波遮断関(55A)(55B)が
    設けられている、請求項1記載の感染性廃棄物の加熱滅
    菌装置。
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