JPH11113984A - 感染性廃棄物の加熱滅菌方法およびこれに用いる加熱滅菌装置 - Google Patents

感染性廃棄物の加熱滅菌方法およびこれに用いる加熱滅菌装置

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JPH11113984A
JPH11113984A JP28191697A JP28191697A JPH11113984A JP H11113984 A JPH11113984 A JP H11113984A JP 28191697 A JP28191697 A JP 28191697A JP 28191697 A JP28191697 A JP 28191697A JP H11113984 A JPH11113984 A JP H11113984A
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waste
infectious waste
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heat sterilization
housing
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Masayuki Matsumoto
雅幸 松本
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Yamada Industry Co Ltd
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Yamada Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱滅菌部における感染性廃棄物の発火を確
実に防止することができ、また多量の水分が混在する廃
棄物でも短時間で滅菌処理できるようにする。 【解決手段】 加熱滅菌用ハウジング1の感染性廃棄物
投入口11から内部の廃棄物収納用引き出し23へ廃棄
物を投入した上、真空状態で廃棄物の加熱滅菌処理を行
ない、つぎに、引き出し23内に不燃性ガスを送入して
廃棄物を冷却した後、引き出し23を引き出し用ガイド
板26・27に沿って前方へ引き出すと共に引き出し2
3の底壁21が下方へ開いて滅菌処理済の廃棄物が排出
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院等の医療機関
から出る使用済みの注射器、脱脂綿、包帯等の感染性廃
棄物を加熱滅菌する方法およびこれに用いる加熱滅菌装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感染性廃棄物の加熱滅菌装置とし
ては以下に述べる感染性廃棄物の処理装置に装備された
ものが知られている。
【0003】すなわち、図6に示すように、処理装置(6
0)の上部に加熱滅菌部(65)が設けられ、加熱滅菌部(65)
の一側にダクト(64)を介してヒータ(63)が取付けられ、
ヒータ(63)の一側にダンパ(62)を有する空気取入部(61)
が設けられていた。
【0004】また、加熱滅菌部(65)の上部にはヒンジ(6
6)により開閉自在な頂部扉(67)が設けられ、加熱滅菌部
(65)の下部にはヒンジ(70)により開閉自在な底部扉(68)
が設けられ、底部扉(68)の下方にはホッパ(69)および破
砕器(71)が設けられていた。そして、空気取入部(61)の
ダンパ(62)から空気が取り入れられ、該空気が送風機
(図示略)によってヒータ(63)へ送られて160〜20
0℃に加熱され、加熱空気がダクト(64)を介して加熱滅
菌部(65)へ送られていた。
【0005】加熱滅菌部(65)では頂部扉(67)を開けて投
入された感染性廃棄物が上記加熱空気によって滅菌処理
され、処理後の感染性廃棄物は加熱滅菌部(65)内に導入
された外気によって冷却され、冷却後の感染性廃棄物は
加熱滅菌部(65)の底部扉(68)から排出されて、ホッパ(6
9)により破砕器(71)へ投入されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た処理装置における加熱滅菌部(65)の場合、該滅菌部(6
5)に加熱された空気を入れるため、加熱滅菌部(65)内に
アルコールが染み込んだ脱脂綿や包帯等の燃えやすい感
染性廃棄物があるときには、これら廃棄物が発火する危
険があった。また、加熱滅菌直後の高温状態の廃棄物に
外気をあてて冷却する際にも高温状態の廃棄物に空気中
の酸素が作用して廃棄物が発火するおそれがあった。
【0007】更に、感染性廃棄物に血液や体液等の水分
が多く混在する場合には、加熱滅菌部(65)内の温度上昇
に時間がかかることから、滅菌処理に要する時間が長く
なるという問題もあった。
【0008】本発明の目的は、加熱滅菌部における感染
性廃棄物の発火を確実に防止することができ、また多量
の水分が混在する感染性廃棄物でも短時間で滅菌処理で
きる感染性廃棄物の加熱滅菌方法およびこれに用いる加
熱滅菌装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る感染性廃棄
物の加熱滅菌方法は、加熱滅菌装置における滅菌室に感
染性廃棄物を入れた後、滅菌室内を真空状態として廃棄
物を加熱滅菌処理し、つぎに、滅菌室内に不燃性ガスを
送入して廃棄物を冷却することを特徴とするものであ
る。
【0010】加熱滅菌温度は、160℃より低い場合に
は十分な滅菌効果が得られず、また200℃を超えると
臭気や有毒ガスの発生が顕著となるので160〜200
℃の範囲が好ましい。
【0011】本発明に係る感染性廃棄物の加熱滅菌装置
は、内部に、感染性廃棄物収納用引き出しおよび引き出
し近傍に設けられた感染性廃棄物加熱用ヒータを有する
と共に真空ポンプにつながる空気吸引口および不燃性ガ
スボンベにつながる不燃性ガス送入口が設けられた加熱
滅菌用ハウジングと、ハウジングの頂部に感染性廃棄物
投入口が設けられ、前部には感染性廃棄物収納用引き出
しが引き出されて、感染性廃棄物が取り出される感染性
廃棄物取出口が設けられ、感染性廃棄物投入口は頂部蓋
によって開閉自在となされ、感染性廃棄物取出口は引き
出しの前側に設けられた前部蓋によって開閉自在となさ
れており、引き出しは、多孔金属板または金網製であっ
て、投入感染性廃棄物を受け入れる受口が感染性廃棄物
投入口の下方に位置しており、引き出しの底壁の後端と
後壁の下端とがヒンジにより連結されて、底壁が下方へ
開くようになされ、ハウジングの下側には底壁が下方へ
開き得る高さを有する支持部が設けられており、ハウジ
ングの両側部には両側部の前方へ伸びる引き出し用ガイ
ド板が設けられており、廃棄物が入れられた引き出し
は、ハウジング内での廃棄物の滅菌処理後、ハウジング
の前方へ引き出されると共に引き出しの底壁が開いて感
染性廃棄物が排出されるようになされているものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
従って説明する。図1〜図5において、加熱滅菌装置
は、内部に、感染性廃棄物収納用引き出し(23)および引
き出し(23)近傍に設けられた感染性廃棄物加熱用ヒータ
(10)を有すると共に真空ポンプ(31)につながる空気吸引
口(15)および窒素ガスボンベ(32)につながる窒素ガス送
入口(16)が設けられた加熱滅菌用ハウジング(1) を備え
ている。
【0013】ハウジング(1) は、前後壁(4)(5)、両側壁
(6)(7)、頂壁(8) および底壁(9) を有し、前壁(4) には
廃棄物取出口形成用開口(4a)が設けられ、頂壁(8) には
廃棄物投入口形成用開口(8a)が設けられている。前後壁
(4)(5)、両側壁(6)(7)、頂壁(8) および底壁(9) の内方
には箱形部材(13)が設けられ、箱形部材(13)の頂側には
上記廃棄物投入口形成用開口(8a)に対応する感染性廃棄
物投入口(11)が設けられ、箱形部材(13)の前側には上記
廃棄物取出口形成用開口(4a)に対応する感染性廃棄物取
出口(12)が設けられており、感染性廃棄物投入口(11)は
頂壁(8) の後端にヒンジ(20)を介して取り付けられた頂
部蓋(2) によって開閉自在となされ、感染性廃棄物取出
口(12)は、引き出し(23)の前側に一体に設けられた前部
蓋(3) によって開閉自在となされている。そして、箱形
部材(13)と頂部蓋(2) と前部蓋(3) とによって加熱滅菌
室(14)が形成されている。
【0014】また、上記感染性廃棄物加熱用ヒータ(10)
は、本実施形態では、箱形部材(13)の両側、後側および
底側に配置されている。
【0015】空気吸引口(15)は、ハウジング(1) の後壁
(5) の上部中央および箱形部材(13)の後壁(13a) の上部
中央を貫通して設けられた一本の上部パイプ(33)によっ
て構成されており、窒素ガス送入口(16)は、ハウジング
(1) の後壁(5) の下部両側寄り部分および箱形部材(13)
の後壁(13a) の下部両側寄り部分を貫通して設けられた
二本の下部パイプ(34)によって構成されている。
【0016】なお、図中(30)は、頂部蓋(2) の前縁に取
り付けられた把手を示す。
【0017】引き出し(23)は、多孔金属板製であって、
投入感染性廃棄物を受け入れる受口(22)が感染性廃棄物
投入口(11)の下方に位置しており、底壁(21)の後端と後
壁(18)の下端とがヒンジ(24)により連結されて、底壁(2
1)が下方へ開くようになされ、ハウジング(1) の下側に
は底壁(21)が下方へ開き得る高さを有する台状の支持部
(40)が設けられている。また、引き出し(23)の内面に
は、通常、加熱滅菌時における溶融した廃棄物の付着を
防止するためにシリコンまたはテフロン塗装が施されて
いる。
【0018】箱形部材(13)の底部にはローラコンベア(2
5)が配置されており、ハウジング(1) の両側壁(6)(7)に
は両側壁(6)(7)の前方へ伸びる引き出し用ガイド板(26)
(27)が設けられ、左側壁(6) にはエアシリンダ(28)が設
けられている。
【0019】ガイド板(26)(27)は、略横U字形であっ
て、その後部が両側壁(6)(7)の外面に固定されており、
エアシリンダ(28)はガイド板(26)(27)の上下部分間に配
され、エアシリンダ(28)の後部が左側壁(6) の後端部に
取り付けられたブロック状部材(35)に固定される一方、
エアシリンダ(28)の前部が左側壁(6) の前端部に取り付
けられたブロック状部材(36)に固定されている。そし
て、エアシリンダ(28)の作動軸(28a) の先端部は、L字
形のブラケット(37)に固定されている。L字形のブラケ
ット(37)は、前部蓋(3) の両側面に固定された可動板(3
8)(39)のうちの左側の可動板(39)に取り付けられてい
る。可動板(38)(39)は、引き出し用ガイド板(26)(27)と
対向するように配置され、可動板(38)(39)のガイド板(2
6)(27)側面における上下部分には、ガイド板(26)(27)の
上下部分に設けられたレール(41)にそれぞれ嵌め合わさ
れる横断面凹形部材(42)が二つずつ設けられている。
【0020】図5に示すように、加熱滅菌用ハウジング
(1) の空気吸引口(15)と真空ポンプ(31)とをつなぐ空気
通路(43)には排気用電磁弁(44)が設けられ、空気通路(4
3)における排気用電磁弁(44)下流側には、大気導入用電
磁弁(46)を有する大気導入通路(45)が設けられている。
また、加熱滅菌用ハウジング(1) の窒素ガス送入口(16)
と窒素ガスボンベ(32)とをつなぐ窒素ガス通路(47)には
窒素ガス制御用電磁弁(48)が設けられている。
【0021】真空ポンプ(31)の下流側は、空気通路(17)
を介して触媒燃焼装置(49)につながっている。触媒燃焼
装置(49)は、その上壁(49a) から垂下した仕切用垂下壁
(51)によってU字状の空気通路(52)が形成されており、
仕切用垂下壁(51)の下部両側にはハニカム状の白金触媒
(50)が充填され、また、仕切用垂下壁(51)の下方にはヒ
ータ(55)が列設されている。
【0022】なお、図中(53)は吸引空気の流入口を示
し、(54)は吸引空気の流出口を示す。次に、本実施形態
の加熱滅菌装置および触媒燃焼装置を用いて感染性廃棄
物の処理を行なう場合について述べる。
【0023】引き出し(23)が加熱滅菌用ハウジング(1)
の加熱滅菌室(14)内にある図1〜図3の状態において、
ハウジング(1) の頂部蓋(2) を開けて感染性廃棄物を投
入すると、該廃棄物はハウジング(1) 内の引き出し(23)
に受け入れられる。そして、頂部蓋(2) を閉めた後、真
空ポンプ(31)を作動させて加熱滅菌室(14)内を真空状態
にすると共にヒータ(10)によって加熱滅菌室(14)内を約
120℃まで温度上昇させる。この際、120℃程度の
温度では、アルコールが染み込んだ脱脂綿や包帯等の燃
えやすい感染性廃棄物でも発火するおそれはない。
【0024】その後、加熱滅菌室(14)内の温度を190
℃まで上昇させて約30分間、感染性廃棄物の加熱滅菌
処理を行なう。この際、加熱滅菌室(14)内は既に真空状
態となっているため、アルコールが染み込んだ脱脂綿等
の燃えやすい感染性廃棄物は、なおも発火することがな
い。
【0025】また、上記加熱滅菌処理において、感染性
廃棄物に血液や体液等の水分が多く混在する場合でも、
上記真空ポンプ(31)による吸引によって水分が急激に気
化して感染性廃棄物が乾燥状態となるため、加熱滅菌室
(14)内の温度が容易に上昇する結果、短時間で滅菌処理
が行なわれる。しかも、この際に脱脂綿や包帯等の感染
性廃棄物に染み込んだアルコールの大部分も上記真空ポ
ンプ(31)による吸引により気化して加熱滅菌室(14)外へ
排気されるため、加熱滅菌室(14)内での感染性廃棄物の
発火がより確実に防止される。
【0026】一方、真空ポンプ(31)によって吸引された
加熱滅菌室(14)内の空気は、図5に示すように、触媒燃
焼装置(49)の流入口(53)から該装置(49)内に入ってハニ
カム構造の白金触媒(50)を通過する際に燃焼して、該吸
引空気中の菌が死滅すると共に臭気成分も燃焼分解され
て脱臭される。また、このとき吸引空気中に含まれるア
ルコール分も同時に燃焼して処理される。
【0027】加熱滅菌室(14)内での感染性廃棄物の滅菌
処理が完了した後、加熱滅菌室(14)の窒素ガス送入口(1
6)から窒素ガスを送り込んで加熱滅菌室(14)内の温度を
約100℃まで低下させて、滅菌処理された感染性廃棄
物を冷却する。次に、加熱滅菌室(14)内に大気を導入し
て更に温度を低下させると共に加熱滅菌室(14)内の負圧
状態を解消する。
【0028】その後、図4に示すように、エアシリンダ
(28)を作動させて作動軸(28a) を前方へ突出させること
により、引き出し(23)が前部蓋(3) と共に引き出し用ガ
イド板(26)(27)に沿って加熱滅菌用ハウジング(1) の前
方へ引き出され、このとき引き出し(23)の底壁(21)が下
方へ開いて引き出し(23)内の滅菌処理済の感染性廃棄物
が排出される。
【0029】なお、排出された滅菌処理済の感染性廃棄
物は、その後に破砕機へ搬送されて破砕処理されること
となる。
【0030】滅菌処理済の感染性廃棄物の排出後、エア
シリンダ(28)を作動させて作動軸(28a) を後退させるこ
とにより、引き出し(23)が加熱滅菌用ハウジング(1) に
おける加熱滅菌室(14)内に戻されると共に引き出し(23)
の底壁(21)も閉じられた状態となる。そして、上記と同
様の要領で再び新たな感染性廃棄物の加熱滅菌処理が行
われる。
【0031】本実施形態では、引き出し(23)は、エアシ
リンダ(28)により引き出される構造としたが、オイルシ
リンダやラックおよびピニオン等の他の手段、或いは手
動で引き出されるようにしても良い。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る感染性廃棄物の加熱滅菌方
法は、加熱滅菌装置における滅菌室に感染性廃棄物を入
れた後、滅菌室内を真空状態として廃棄物を加熱滅菌処
理するものであるため、従来のように、加熱滅菌室内に
アルコールが染み込んだ脱脂綿や包帯等の燃えやすい感
染性廃棄物があるときでも、従来のように、これら廃棄
物が発火する危険がない。
【0033】また、感染性廃棄物に血液や体液等の水分
が多く混在する場合でも、これら水分は、滅菌室内を真
空状態とする際に、気化して吸引空気と共に滅菌室外へ
排気されるため、滅菌室内の温度上昇が短時間で行な
え、その結果、滅菌処理に要する時間が従来に比べて大
幅に短縮化される。
【0034】更に、本発明方法では、感染性廃棄物の加
熱滅菌処理後の高温状態の滅菌室内に不燃性ガスを送入
して廃棄物を冷却するため、この冷却時における感染性
廃棄物の発火も有効に防止される。
【0035】本発明に係る感染性廃棄物の加熱滅菌装置
によれば、簡単な構造で上記本発明に係る感染性廃棄物
の加熱滅菌処理を効率的に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す加熱滅菌装置の斜視
図である。
【図2】図1におけるII−II線部断面図である。
【図3】図2におけるIII −III 線部断面図である。
【図4】同装置における廃棄物の取出し状態を示す断面
図である。
【図5】本発明の加熱滅菌装置を用いた処理の一例を示
すフローシートである。
【図6】従来例を示す加熱滅菌装置の正面断面図であ
る。
【符号の説明】
(1) : 加熱滅菌用ハウジング (2) : 頂部蓋 (3) : 前部蓋 (6) : 左側壁 (7) : 右側壁 (10): ヒータ (11): 感染性廃棄物投入口 (12): 感染性廃棄物取出口 (15): 空気吸引口 (16): 不燃性ガス送入口 (18): 引き出しの後壁 (21): 引き出しの底壁 (22): 引き出しの受口 (23): 引き出し (24): ヒンジ (26)(27): 引き出し用ガイド板 (40): 支持部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱滅菌装置における滅菌室に感染性廃
    棄物を入れた後、滅菌室内を真空状態として廃棄物を加
    熱滅菌処理し、つぎに、滅菌室内に不燃性ガスを送入し
    て廃棄物を冷却することを特徴とする、感染性廃棄物の
    加熱滅菌方法。
  2. 【請求項2】 内部に、感染性廃棄物収納用引き出し(2
    3)および引き出し(23)近傍に設けられた感染性廃棄物加
    熱用ヒータ(10)を有すると共に真空ポンプにつながる空
    気吸引口(15)および不燃性ガスボンベにつながる不燃性
    ガス送入口(16)が設けられた加熱滅菌用ハウジング(1)
    を備えており、ハウジング(1) の頂部に感染性廃棄物投
    入口(11)が設けられ、前部には感染性廃棄物収納用引き
    出し(23)が引き出されて、感染性廃棄物が取り出される
    感染性廃棄物取出口(12)が設けられ、感染性廃棄物投入
    口(11)は頂部蓋(2) によって開閉自在となされ、感染性
    廃棄物取出口(12)は引き出し(23)の前側に設けられた前
    部蓋(3) によって開閉自在となされており、引き出し(2
    3)は、多孔金属板または金網製であって、投入感染性廃
    棄物を受け入れる受口(22)が感染性廃棄物投入口(11)の
    下方に位置しており、引き出し(23)の底壁(21)の後端と
    後壁(18)の下端とがヒンジ(24)により連結されて、底壁
    (21)が下方へ開くようになされ、ハウジング(1) の下側
    には底壁(21)が下方へ開き得る高さを有する支持部(40)
    が設けられており、ハウジング(1)の両側部(6)(7)には
    両側部(6)(7)の前方へ伸びる引き出し用ガイド板(26)(2
    7)が設けられており、廃棄物が入れられた引き出し(23)
    は、ハウジング(1) 内での廃棄物の滅菌処理後、ハウジ
    ング(1) の前方へ引き出されると共に引き出し(23)の底
    壁(21)が開いて感染性廃棄物が排出されるようになされ
    ている、感染性廃棄物の加熱滅菌装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018092812A1 (ja) * 2016-11-16 2018-05-24 大日本印刷株式会社 殺菌剤のガス化装置
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