JP2003190229A - 医療廃棄物の無害化処理装置 - Google Patents

医療廃棄物の無害化処理装置

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JP2003190229A
JP2003190229A JP2002241965A JP2002241965A JP2003190229A JP 2003190229 A JP2003190229 A JP 2003190229A JP 2002241965 A JP2002241965 A JP 2002241965A JP 2002241965 A JP2002241965 A JP 2002241965A JP 2003190229 A JP2003190229 A JP 2003190229A
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heating
waste
medical waste
hot air
bag
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English (en)
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Koichi Yamanobe
貢市 山野辺
Tatsuki Hosoi
建紀 細井
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Yamaki KK
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IBAC KK
Yamaki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧熱風を循環させて袋体内の廃棄物を加熱
滅菌すると同時に、廃棄物を溶融軟化させてから押圧し
て容積を減少させる。 【解決手段】 バケットコンベア部の上方、且つ、前記
加熱処理部に配して周面に小孔を具えた給気管と排気管
を固定して上下動させる可動板と、底面から前記給排気
管を出し入れして上下動する該可動板を上下動可能に設
けた押圧装置とからなる。この加熱処理部において、前
記バケットを側面から加熱する第1の加熱部と下方から
加熱する第2の加熱部と上方から加熱する第3の加熱部
をそれぞれ設け、前記押圧装置により前記袋体内の廃棄
物を圧縮し、前記可動板を押し下げて該袋体内に刺し込
んだ供給管から、熱風吹込装置で発生させた高圧熱風を
吹き込んで前記廃棄物を加熱滅菌させると共に、該押圧
装置の押圧により加熱溶融させて容積を縮小させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物の無害化処
理装置に関し、特に、医療廃棄物を熱風を循環させなが
ら加熱滅菌させて無害化する処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、医療機関などにおいて発生する医
療廃棄物を無害化する処理技術の一つである加熱溶融方
式は、廃棄物を加熱することによりプラスチック製品を
溶融させて注射針などの金属部材を滅菌させた後に安全
のために溶融させたプラスチックで包み込んで圧縮固形
化してケーキ(塊)として処理している。
【0003】ここで、滅菌処理を行う各種加熱方式に付
いて説明すると、マイクロ波照射による加熱の場合、医
療廃棄物に含まれる水分を加熱する。しかし、約3mm
の波長以下の水滴は加熱できないし、廃棄物に付着して
いる細菌も死滅しない。また、廃棄物中に注射針等の金
属が混入しているとスパーク現象が生じてプラスチック
製品が発火する可能性があり、その上、電磁波シールド
は困難である。
【0004】低周波誘電加熱は、医療廃棄物のもつ誘電
体損失を利用して加熱するものであるが、誘電体損失の
低い材料は加熱できないし、電磁波シールドも困難であ
る。また、遠赤外線ヒーター加熱は、遠赤外線効果を利
用して袋体内を加熱するものであるが、袋体の内部まで
遠赤外線は届かず、遠赤外線を遮るものだけを加熱す
る。スチーム吹込加熱は、高温スチームを袋体内に吹き
込んで加熱するが、大気圧になった瞬間に温度が100
℃以下に下がるので、加熱効果が低い。また後工程で1
20℃以上に加熱する場合、凝縮水がエネルギーロスと
なる。
【0005】病院などで発生したゴミ等を袋体内に収容
する医療廃棄物には、例えば、注射針、輸液セット、チ
ューブ、人工心肺などの一般廃棄物と、血液透析用のダ
イアライザーのような高温で軟化溶融する高温処理物
と、紙製オムツなどのように給排気管を当該廃棄物の入
った袋体に突き刺して熱風加熱することが困難な廃棄物
とに大別される。この場合、袋体内にオムツだけをまと
めて収容することもあり、袋体内に多くの空隙を有して
嵩張る欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記した一般廃棄物と
高温処理物は、熱風温度の調整により加熱滅菌を行って
容積を減少させることができる。他方、使用済み紙製オ
ムツは濡れていて多大な容積を有するため、熱風加熱の
みでは短時間に所定温度に上昇せず、外部加熱を加えて
オムツを短時間で温度上昇をはかることが必要となる。
【0007】そのため本発明にあっては、廃棄物を圧縮
させる押圧体とバケットコンベア部の両側に配した側面
板とバケットコンベア部の下面とに夫々加熱部を設け、
廃棄物を四方から加熱できるようにする。これにより、
オムツは加熱処理部での高圧熱風によって加熱すると共
に、四方に配した各加熱部による加熱手段により加熱
し、前記押圧体による所定圧力により圧縮処理部での圧
縮工程の前段階において予備的な圧縮を行い,圧縮処理
部における圧縮作業を短縮させ、医療廃棄物を短時間に
コンパクトなケーキ状物に形成することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、医療廃棄物を
収容する複数のバケットを所定方向に歩進回転しながら
移送するバケットコンベア部と、前記バケットに収容し
た前記医療廃棄物を加熱滅菌する加熱処理部と、前記加
熱処理部の後位置で、加熱滅菌された該医療廃棄物を圧
縮してケーキ状物にする圧縮処理部と、該圧縮処理部か
ら前記ケーキ状物を排出させる排出処理部とからなる処
理装置において、前記バケットコンベア部の走行路に沿
って両側に配した側面板の内部を歩進回転しながら移動
し、医療廃棄物を収容するバケットを走行方向に連続し
て設けてなるバケットコンベア部と、該バケットコンベ
ア部の上方、且つ、前記加熱処理部に配して周面に複数
の小孔をそれぞれ具えると共に、下端に先端球面部を夫
々設けた給気管と排気管とをそれぞれ下部に取り付けて
上下動可能に装着してなる可動板と、前記給排気管を底
面部から出し入れ可能に装着させて上下動可能に設けて
なる押圧装置と、前記加熱処理部において、前記バケッ
トを側面から加熱する第1の加熱部と、下方から加熱す
る第2の加熱部と、上方から加熱する第3の加熱部とを
それぞれ設けてなり、前記押圧装置を該バスケット内に
押し下げて前記袋体内に収容した廃棄物を圧縮すると共
に、前記可動板を押し下げて該押圧装置の底面部から下
方に突出させた前記給排気管を該袋体内の廃棄物中に突
き刺し、該給気管に連結した熱風吹込装置から高圧熱風
を吹き込んで循環させながら前記廃棄物を加熱滅菌させ
ると共に、該押圧装置の底面部による押圧により加熱溶
融させて容積を縮小させることを特徴とする。
【0009】また、本発明における複数の給排気管を設
けた可動板は、ロッドを介して上下動可能に第1の油圧
シリンダに取り付け、前記押圧装置の底面部から前記給
排気管を出入可能に装着した可動板を前記押圧装置の内
部に収容して該底面部に連結した案内杆と、該押圧装置
を上下動させる第2油圧シリンダとを連動させてなり、
前記可動板および押圧装置を同時または別個に上下動さ
せるようにしてなることを特徴とする。
【0010】さらに、本発明における前記加熱処理部に
おいて、バケットコンベア部の走行路の両側に位置した
両側面板にそれぞれ第1の加熱部を設けると共に、前記
バケットコンベア部の下側に位置した基台に第2の加熱
部を設け、さらに前記押圧装置の下部に第3の加熱部を
設けてなることを特徴とする。
【0011】また、本発明における前記熱風吹込装置
は、押圧送風機と空気加熱機とからなり、分岐弁を介し
て前記熱風吹装置に連結する給気パイプに接続した給気
管と該給気管と対をなす排気管に接続する排気パイプに
臭気防止用フィルタ及び細菌防止用フィルタからなる脱
臭除菌装置を接続して構成した閉回路内を循環する排気
ガスを利用して、前気熱風吹込装置からの高温熱風によ
り袋体内の廃棄物を加熱滅菌させることを特徴とする。
【0012】さらにまた、本発明における前記圧縮処理
部及び排出処理部は、それぞれパイプに連結した風量調
整ダンパーを介して脱臭送風機により吸引して防臭フィ
ルタを介して外部に排気するようにしてなることを特徴
とするものである。
【0013】そのため、オムツなどを加熱する場合,高
圧熱風のみでは短時間に所定温度まで上昇させるのに熱
量が不足する時は、外部の加熱手段により、廃棄物を収
容したバケットを四方から加熱して短時間に所定温度に
上昇させて加熱滅菌することができる。さらに、加熱滅
菌と同時に、廃棄物を溶融軟化させてから押圧して容積
を減少させ、次工程で行う圧縮工程の前工程において予
備的に圧縮し、それによって圧縮工程の作業時間を短縮
化することができる。その上、高温の排気空気は装置外
に排出せず、再び加熱処理部に循環させるので熱を有効
に利用できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る実施の形態を図面に
基づいて説明すると、図1に示した医療廃棄物Mの無害
化処理装置1は、廃棄物Mを内部に収容する薄い樹脂製
の袋体Pを収容する複数のバケット2をY方向に移送す
るバケットコンベア部3と、袋体内の廃棄物Mを加熱滅
菌させた後に圧縮させる第1の加熱処理部5および第2
の加熱処理部5aと、加熱滅菌した廃棄物Mを圧縮して
容積を減少させてケーキ状部Cに形成する圧縮処理部6
と、該圧縮処理部6の下方に設置して医療廃棄物から排
出される廃液を収集する廃液受部7と、前記圧縮処理部
で処理されたケーキ状部Cを油圧シリンダなどからなる
送出手段(図示せず)により外部に排出させる排出処理
部9とで構成してある。
【0015】バケットコンベア部3は、図2に示す如
く、無端帯状をしたコンベア3a上に複数のバケット
2、2を一定間隔ごとに設け、各バケット2は断面略コ
字形をして、進行方向のY方向と直交ないし垂直方向の
両側又は一側にそれぞれ開口部を設けてある。バケット
2の底板部分は、平面状をなすように第1の部材2aと
第2の部材2bとの端部を互いに突き合わせた部分を折
り曲げできる構造にしてある。該バケットコンベア部3
の走行方向の両端部分において、上方から下方また下方
から上方に回動しながらの移動を容易にするため、断面
L字形をした両部材2a、2bに分割して向かい合わせ
に配して設けてある。
【0016】図1、3において、無害化処理装置1のパ
ネル板(図示せず)を省略し、向かい合わせて平行で水
平に設置させた一対のフレーム11、11の略四隅部
に、それぞれ支柱12、12を取り付けて樹立させて門
型に形成してある。該フレーム11、11には、図1の
Y方向に支持板13、13を一定間隔ごとに取り付け、
前記フレームの内部に略水平に設けた基台14上を走行
するバケットコンベア部3に設けた前記バケット2内
に、内部に廃棄物Mを収容した袋体Pを収容する。この
コンベアは公知の駆動装置により歩進回転するもので、
バケットコンベア部3の歩進距離は、Y方向におけるバ
ケット2の長さと同じ距離ごとに前進する。
【0017】バケットコンベア部3の両側に位置させて
前記フレーム11,11上に、それぞれ側面板17、1
7を設け、各側面板17の間を歩進前進するバケット2
の両端に設けた開口部は、該側面板によって閉鎖された
状態となる。このバケットコンベア部3の走行方向の手
元側に位置する廃棄物Mを収容した袋体Pの投入個所
(図示せず)から、両側を前記側面板17,17で閉鎖
されていてバケット2内に該袋体を収容する。
【0018】歩進前進するバケット2が、図1に示すよ
うに、第1加熱処理部5に位置すると加熱滅菌を行う。
また、バケット2の両側に位置し、且つ、第1及び2の
加熱処理部の近辺に位置する側面板17、17にはヒー
タなどの第1の加熱部18、18を設けてあり、前記バ
ケットコンベア部3の下面に位置した基板14にヒータ
などの第2の加熱部15を設けてある。さらに、加熱処
理部内には上下動可能に取り付けた押圧体28の下部に
ヒータなどの第3の加熱部28aを設けてあり、廃棄物
を収容したバケット2を四方から加熱するようにしてあ
る。第3の加熱部28aによる外部加熱により、オムツ
などを短時間に所定温度に上昇させることができる。
【0019】加熱処理部5、5aは、バケットコンベア
部3の走行路上に位置して設けた圧縮処理部6の前位置
に配し、その位置において加熱滅菌を行うと共に、加熱
軟化させた廃棄物Mを圧縮して内部空隙を減少させて容
積を減少させる。
【0020】図3、4において、前記フレーム11、1
1と直交して樹立させた支持板13、13の上部に張り
渡して設けた上面板19上に、第1油圧シリンダ20を
設置する。油圧シリンダ20の下方に位置したロッド2
0aの下端に、平面が方形をした可動板21を取り付
け、該可動板21は前記バケットコンベア部3上に位置
するバケット2の上方に位置している。尚、図3、4に
おいて、給気管22と排気管23が重なって見難いの
で、給気管22の位置を中央部に図示してある。
【0021】可動板21には、中央下側に位置させて対
をなして給気管22の上部を取り付け、且つ、中央上側
に位置させてそれぞれ対をなして排気管23の上部を取
り付けてある(図5)。この給気管22及び排気管23
の下端は、それぞれ先細状に形成すると共に、鋭角でな
く小さな円弧状をした先端球面部22a,23aを形成
してある(図4)。そのため、給排気管の先端球面部が
固い廃棄物に当接すると、該廃棄物は球面部に沿って逃
げることができるので給排気管に突き刺さることがな
い。
【0022】万が一にも廃棄物Mが給気管22に刺さっ
た場合、該給気管22が一ケ所に静止して袋体P内に熱
風を吹込み続けると、廃棄物に局部過熱現象が生じてプ
ラスチック製品が発火する可能性がある。これを防止す
るため、第1油圧シリンダ20を上下に小さく揺動させ
て該廃棄物が給気管22から抜き出せるような装置ある
いはプログラムを備えることが好ましい。第2の加熱処
理部においても同様に構成してある。
【0023】さらに、給排気管を取り付けた可動板21
は、油圧シリンダ20のロッド20aを中心に水平方向
に回転させると、該給排気管と前記ダイアライザーのよ
うな硬い廃棄物が遭遇した場合、滑って前記廃棄物への
貫通を回避できる。また、油圧シリンダ20で給排気管
を押し下げて袋体P内に突き刺す工程において、所定の
時間内に袋体P内に突き刺す工程が完了しない場合は、
これらの動作を制御するプログラム上の判断回路により
突き刺し動作の異常を感知し、一旦、給排気管を引き上
げた後、バケットコンベア部を進行方向の前後に寸動さ
せて位置を変え、改めて給排気管を突き刺して前記ダイ
アライザーのような硬い廃棄物を回避させるようにして
ある。
【0024】給排気管22、23の壁面には、熱風又は
排気が連通する複数の小孔を任意間隔に設けてあるの
で、図4に示す如く、押圧装置25および可動板21を
押し下げて、給排気管22、23を袋体Pに突き刺して
から、図9に示すように、熱風吹込装置37に連結した
給気管22から吹き込まれた高圧熱風は、バケット2内
の廃棄物Mを収容した袋体P内に圧入して廃棄物Mを約
10分程度加熱して滅菌する。その後、袋体P内からの
排気は、図面に矢印で示すように排気ブロワーに連結し
た各排気管23から吸収される。
【0025】給排気管22、23の下部外周を密封する
シール装置46、47を押圧装置25の底面部28にそ
れぞれ取り付け(図3、4)、高圧熱風や袋体P内から
の排気が外部に漏出するのを防止している。このシール
装置46、47は、例えば、リング状のアダプターを介
して押圧装置の底面部28に取り付けてあり、可動板2
1と前記アダプターとの間にスプリングを装着して給排
気管22、23を限られた範囲で水平方向に動きやすく
している。そのため、先端球面部22a、23aが硬い
廃棄物に当たると左右に逃げることができる。
【0026】熱風吹込装置37は、高圧空気を発生させ
るための押込送風機37aは高温高圧送風機が好まし
く、また、高圧空気を加熱する空気加熱機37bは、例
えば高温ヒータが好ましいが、これに限るものではな
く、さらに、分岐弁38を介して給気管22から袋体P
内に高圧熱風を吹き込んで該廃棄物を加熱滅菌する。加
熱処理部5、5aにおける滅菌時間は夫々約10分間で
あり、また、熱風吹込装置37の熱源は、熱風や蒸気を
用いるが、その他の公知の熱源を用いてもよいことはも
ちろんである。
【0027】図3、4に示した第1の加熱処理部5にお
いて、加熱滅菌させた廃棄物Mを圧縮して袋体P内の空
隙を狭めて容積を減少させるための押圧装置25につい
て説明する。上面板19に設けた対をなす案内部26、
26内に上下動可能に挿通させた案内杆27,27は、
前記可動板21の両側部分に設けたガイド筒27a、2
7aに上下動可能に貫通している。案内杆27の下端
は、バケット2内に出入可能に配して上方を開口させた
立方体状に形成した押圧装置25の底面部28に取り付
けてある。
【0028】上面板19の両側部分に設置した軸承部2
9,29に回転軸30を水平方向に回転可能に軸承し、
一端に第1ピニオン31を軸着した回転軸30の中間部
分に夫々第2ピニオン32、32を軸着させてある。第
1ピニオン31は、前記支持板13に取り付けた第2油
圧シリンダ34のロッドに連結したシャフト35の側面
に設けたラックと噛合している。また、第2ピニオン3
2、32は、前記案内杆27、27の側面に設けたラッ
クと噛合し、該回転軸30の回転により押圧装置25を
上下動させる。
【0029】加熱処理部5、5aに隣接してバケットコ
ンベア部3の走行路に設けた圧縮処理部6は、バケット
2内に収容した袋体P内の廃棄物Mを圧縮するため、上
下動可能に設けた油圧ピストン6a及びその制御装置6
bなどで構成されている。医療廃棄物Mは、加熱処理部
5、5aにより加熱溶融されるため、プレスで押圧変形
させて袋体P内の空隙を狭めると共に、廃棄物の容積を
圧縮してケーキ状部Cを形成する。この圧縮処理部6内
に漂う悪臭は後記する脱臭装置により吸収除去する。
【0030】排出処理部9は、バケットコンベア部3の
移送方向であるY方向の端部に設けてあり、前記圧縮処
理部6で押圧して容積を縮小させた廃棄物Mを収容した
袋体Pをケーキ状部Cに押圧変形し、油圧シリンダ(図
示せず)などによって、ローラーコンベア10上を送り
出す排出処理部9により排出口8からケーキ状物Cを外
部に排出する。この排出処理部6内に漂う悪臭は後記す
る脱臭装置により吸収除去する。
【0031】図7は加熱処理を行うための配管状態を示
したフローチャートで、熱風吹込装置37は押込送風機
37aと空気加熱器37bとからなり、押込送風機37
aは高温高圧送風機が好ましいが、それ以外のものでも
よい。この送風機からの風を例えば電熱ヒータなどから
なる空気加熱機37bで高温に加熱し、給気パイプ36
と給気管22を介して袋体P内に給気する。この供給管
22と対をなす排気管23に連なる排気パイプ40は、
例えば、臭気除去用の活性炭フィルタ44aと細菌除去
用のフィルタ又はHEPAフィルタ44bとからなる脱
臭除菌装置44を介して前記熱風吹込装置37に連結し
て、該熱風吹込装置で発生させた高温熱風を循環させる
ようにしてある。この排気パイプ40に連結してフィル
タ44と熱風吹込装置37と給気管22とは連結してあ
る。この熱風吹込装置37からの高圧熱風は送風機1台
による風量であるから、吐出と吸入との空気量にかい離
は生じない。図中、分岐弁38はスタート直後、空のバ
ケット部の加熱処理のための作動を防止するためのもの
である。
【0032】袋体P内において滅菌処理した熱風は、前
記脱臭除菌装置44を介して再び熱風吹込装置37、給
気パイプ36を通って給気管22から袋体P内に吹き込
んで高温滅菌させるもので、このように高温ガスを循環
させながら加熱滅菌する。この場合、本装置の外部に排
気空気を排出すると、該装置が設置してある室内に悪臭
を漂わせて作業環境を劣化させ、また、熱エネルギーを
無駄に排出すると該室内温度を上昇させるという問題点
があるが、本装置は、熱風を循環させて有効に利用する
ものである。尚、給排気管22、23は上下動するの
で、それに対応するパイプ36、40は耐熱ホースとし
てある。
【0033】図8に示した脱臭装置50について説明す
ると、本装置の圧縮処理部6及び排出処理部9或は本装
置内の適宜個所が、夫々風量調節バンパー51を介して
脱臭送風機52に連結され、この脱臭送風機52による
排気を除臭するため活性炭からなる第2の脱臭フィルタ
53を介して大気に開放してある。
【0034】この悪臭除去回路は、上記した加熱循環回
路とは別回路であり、悪臭を含む空気は高温ではないの
で室内に排出しても室温を上昇させることがなく、悪臭
も生じないので快適に作業することができる。
【0035】前記した脱臭除菌装置44と給排気管2
2、23と熱風吸込装置37とをパイプで連結して閉回
路を形成してある。さらにまた、給気管22から吹き出
す温度は約150〜200℃であるが、廃棄物は室温、
例えば20度前後であり、循環する高温空気は冷えても
約80度を維持しているため、該80度程度の余熱を利
用できれば、室温20度から80度めで上昇させるエネ
ルギーが不要になるため、その分、節エネ効果を図るこ
とが出来る。このように、排気された熱の再利用により
省エネ効果は30%以上となり経済的に有効であり、ま
た、高温排気空気を装置外部に排出せずに循環させて悪
臭の飛散や菌及びウイルスの飛散を防止し、室内におけ
る作業環境を向上させることができる。
【0036】次に、本実施形態の作用について説明する
と、処理すべき医療廃棄物Mを所定の大きさないし容量
を有する合成樹脂製の袋体Pに収容し、バケットコンベ
ア部3に設けたバケット2内に投入する。この袋体Pを
収容したバケットを有するバケットコンベア部3の歩進
回転により、断続的にY方向に前進する。そして、第1
の加熱処理部5および第2の加熱処理部5aの位置で熱
風吹込装置37からの高圧熱風を加熱給気管22を介し
て袋体P内に吹込んで加熱滅菌を行う。
【0037】第1加熱処理部5において、押圧装置25
および可動板21を押し下げて、バケットコンベア部の
バケット2内に収容した袋体Pを押圧装置の底面部28
で圧縮させると共に、給排気管22、23を有した可動
板21を押し下げ、袋体P内に刺し込んだ給排気管から
高圧熱風を吹き込んで加熱滅菌する。さらに押圧装置の
底面部28で押圧して袋体Pを圧縮させて内部の空隙を
狭めて廃棄物の容積を減少させる(図4)。給排気管2
2、23を有した可動板21と、前記加熱部28aを底
面部28に有した押圧装置25の降下位置は、適宜セン
サー(図示せず)により所定位置まで降下すると停止す
る構成にしてある。
【0038】バケットコンベア部の走行路の側面で、且
つ、第1加熱処理部5に位置する側面板17、17に設
けた第1の加熱部18およびバケットコンベア部3の下
面に位置する第2の加熱部15、さらに、押圧装置25
の下面に位置する第3の加熱部28aとによって廃棄物
Mを四方から加熱して所定温度に上昇させた廃棄物P内
の空隙を狭めて容積を減少させる。この予備的な圧縮工
程により、その後に行う圧縮処理部6における圧縮工程
の作業時間を短縮できる。また、加熱処理部における予
備的な圧縮工程により,圧縮処理部における圧縮作業が
殆ど不要になる程、圧縮させるケーキ状物を形成するこ
とも可能である。
【0039】熱風吹込装置37で発生する高温熱風は、
100ないし200℃、好ましくは150ないし180
℃の熱風である。即ち、200℃以上で加熱するとプラ
スチック製品が発煙して発火する危険があり、100℃
以下では滅菌温度に不足するので、温度降下率を見込ん
で150℃ないし180℃なら、給気管22から出た熱
風が排気管23に到達するまでは滅菌温度、即ち少なく
とも100℃以上を維持することができる。
【0040】第1加熱処理部5において加熱滅菌された
廃棄物Mは、バケットコンベア3の歩進回転により前進
し、第2の加熱処理部5aにおいて、前記と同様に熱風
を給気管22から袋体P内の廃棄物Mに吹き込んで再度
加熱滅菌するが、第1の加熱処理部5で加熱されている
ため、第2の加熱処理部5aに給気管22から吹き出さ
れた熱風による袋体P内の廃棄物Mの温度上昇は早い。
そのため、第2の加熱処理部5aでの滅菌処理を短時間
で行うことができる。この場合、脱臭除菌装置44と袋
体P内とを連通させて高温の排気空気を外部に排出せず
に循環させて利用すると省エネ効果を高め、室温の上昇
を防ぐと共に、悪臭を防いで菌、ウイルスを室内に飛散
させることがなく、作業環境を綺麗に保つことが出来
る。
【0041】図9、10は他の実施の形態を示すもの
で、押圧装置を有した加熱処理部を4連して設けた場
合、前側から3連で連続的に加熱滅菌させ、ついで、4
連目で加熱処理した後に、廃棄物を圧縮させる方法が最
も加熱効率がよい。しかし、必ずしもこの方法に限ら
ず、4連の加熱処理部の前側から段階的に加熱しながら
圧縮して容積を減少させる方法でもよい。このように押
圧装置を有した加熱処理装置を4連有していると、その
バリエーションを自由に変更することができる。この場
合、本実施例では、加熱処理部を2ケ有しているが1ケ
でもよく、医療廃棄物の量などに応じて自由にその数を
増減させることができる。
【0042】排気パイプ40に連結した脱臭除菌装置4
4は、医療廃棄物Mから生じる悪臭と共に,無害化処理
装置1の内外および室内の悪臭や浮遊する雑菌を排気と
共に吸い込んで脱臭除菌できるため、室内を無菌でクリ
ーンに保つことができ、作業環境を良好に維持して、脱
臭除菌装置44と袋体P内に連通させて熱風を循環させ
て有効利用を図ることが出来る。
【0043】この構成例においては、例えば、制御プロ
グラムに基づいて所要の制御を行うコンピュータを用い
た制御部(図示せず)を設けてある。そして、この制御
部によって、バケットコンベア部3のモータ(図示せ
ず)への通電のタイミングおよび時間、加熱処理部5、
5aにおける熱風発生装置37による熱風の発生および
時間、圧縮処理部6おける油圧シリンダなどの動作タイ
ミング並びに排出処理部9における排出装置の動作タイ
ミングなどを適切に制御する構成とすればよい。
【0044】医療廃棄物の多くは、プラスチック、例え
ばポリエチレン、ポリプロピレン,塩化ビニールなどに
よって出来ている。そして、塩化ビニールを高炉還元材
料として使用する場合は,予め脱塩酸工程で塩化水素ガ
スを脱離させて炭化物という形で還元材料にすればよ
い。この脱塩酸工程でできる塩酸は、表面に酸化被膜の
ない鋼板を製造する場合の重要な原材料となる。さら
に、各種燃料に使用することができる利点がある。
【0045】
【発明の効果】本発明は、加熱処理部において内部に医
療廃棄物を収容した袋体内に給気管及び排気管を刺し込
んで熱風を吹き込んで直接加熱するため、医療廃棄物の
材質に関係なく短時間で加熱することができるので短い
時間で滅菌処理を行うことができる。その上、該加熱処
理部の両側面と下面と上面とにそれぞれ加熱部を設け
て、高圧熱風の他に外部から加熱できるようにして前記
廃棄物を確実に滅菌処理を行うと共に容積を減少させる
ことが出来て取り扱いが便利となる利点がある。また、
高温の排気空気を循環させて循環加熱に利用するように
したことにより、環境をクリーンに保ち、省エネ効果を
高めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態における医療廃棄物の
無害化処理装置を示した一部破断した正面図である。
【図2】無端帯状をしたバケットコンベア部の歩進回転
状態を示す説明図でる。
【図3】パネル板を除去した状態の図1のA−A線方向
の要部拡大縦断面図である。
【図4】給排気管を設けた保持板を押し下げて袋体に突
き刺して内部の医療廃棄物を加熱滅菌する状態を示す要
部拡大断面図である。
【図5】給気管および排気管を取り付けた可動板と案内
杆との配置状態を示した説明図である。
【図6】給気管と排気管との熱風の流れを示した説明図
である。
【図7】加熱処理部における加熱工程と排気工程を示す
フローチャートである。
【図8】脱臭工程を示すフローチャートである。
【図9】他の実施例を示すもので、加熱処理部を4ケ設
けた状態を示す要部の平面図である。
【図10】図9の左側面図である。
【符号の説明】
1 無害化処理装置 2 バケット 3 バケットコンベア部 5 加熱処理部 6 圧縮処理部 9 排出処理部 11 フレーム 13 支持板 14 基台 15 第2の加熱体 17 側面板 18 第1の加熱体 19 上面板 20 第1油圧シリンダ 21 可動板 22 給気管 23 排気管 25 押圧装置 28 底面部 28a 第3の加熱体 34 第2油圧シリンダ 36 給気パイプ 37 熱風吹込装置 40 排気パイプ 41 排気ブロワー 42 風量バランサー 43 冷却装置 44 脱臭除菌装置 48 循環パイプ 49 余熱供給管 M 医療廃棄物 C ケーキ状部 P 袋体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C058 AA27 BB04 CC04 CC10 EE23 EE26 4C341 LL13 LL14 LL16 LL23 LL24 4D004 AA48 AB10 CA03 CA22 CA29 CA46 CA48 CB15 CB31 CB36 CB44 CB45

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療廃棄物を収容する複数のバケットを
    所定方向に歩進回転しながら移送するバケットコンベア
    部と、前記バケットに収容した前記医療廃棄物を加熱滅
    菌する加熱処理部と、前記加熱処理部の後位置で、加熱
    滅菌された該医療廃棄物を圧縮してケーキ状物にする圧
    縮処理部と、該圧縮処理部から前記ケーキ状物を排出さ
    せる排出処理部とからなる処理装置において、 前記バケットコンベア部の走行路に沿って両側に配した
    側面板の内部を歩進回転しながら移動し、医療廃棄物を
    収容するバケットを走行方向に連続して設けてなるバケ
    ットコンベア部と、 該バケットコンベア部の上方、且つ、前記加熱処理部に
    配して周面に複数の小孔をそれぞれ具えると共に、下端
    に先端球面部を夫々設けた給気管と排気管とをそれぞれ
    下部に取り付けて上下動可能に装着してなる可動板と、 前記給排気管を底面部から出し入れ可能に装着させて上
    下動可能に設けてなる押圧装置と、 前記加熱処理部において、前記バケットを側面から加熱
    する第1の加熱部と、下方から加熱する第2の加熱部
    と、上方から加熱する第3の加熱部とをそれぞれ設けて
    なり、 前記押圧装置を該バスケット内に押し下げて前記袋体内
    に収容した廃棄物を圧縮させると共に、前記可動板を押
    し下げて前記押圧装置の底面部から下方に突出させた前
    記給排気管を該袋体内の廃棄物中に突き刺し、該給気管
    に連結した熱風吹込装置から高圧熱風を吹き込んで前記
    廃棄物を加熱滅菌させると共に、該押圧装置の底面部に
    より加熱溶融させた前記廃棄物の容積を圧縮して縮小さ
    せることを特徴とする医療廃棄物の無害化処理装置。
  2. 【請求項2】 複数の給排気管を設けた可動板は、ロッ
    ドを介して上下動可能に第1の油圧シリンダに取り付
    け、前記押圧装置の底面部から前記給排気管を出入可能
    に装着した可動板を前記押圧装置内に収容して、該底面
    部に連結した案内杆と、該押圧装置を上下動させる第2
    油圧シリンダとを連動させてなり、 前記可動板および押圧装置を同時または別個に上下動さ
    せるようにしてなることを特徴とする請求項1記載の医
    療廃棄物の無害化処理装置。
  3. 【請求項3】 前記加熱処理部において、バケットコン
    ベア部の走行路の両側に位置した両側面板にそれぞれ第
    1の加熱部を設けると共に、前記バケットコンベア部の
    下側に位置した基台に第2の加熱部を設け、さらに前記
    押圧装置の底面部の下部に第3の加熱部を設けてなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の医療廃棄物の無害化処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記熱風吹込装置は、押圧送風機と空気
    加熱機とからなり、分岐弁を介して前記熱風吹装置に連
    結する給気パイプに接続した給気管と該給気管と対をな
    す排気管に接続する排気パイプに臭気防止用フィルタ及
    び細菌防止用フィルタからなる脱臭除菌装置を接続して
    構成した閉回路内を循環する排気ガスを利用して、前気
    熱風吹込装置からの高温熱風により袋体内の廃棄物を加
    熱滅菌させることを特徴とする請求項1記載の医療廃棄
    物の無害化処理装置。
  5. 【請求項5】 前記圧縮処理部及び排出処理部は、それ
    ぞれパイプに連結した風量調整ダンパーを介して脱臭送
    風機により吸引して防臭フィルタを介して外部に排気す
    るようにしてなることを特徴とする請求項1記載の医療
    廃棄物の無害化処理装置。
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