JP3535607B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3535607B2
JP3535607B2 JP11648595A JP11648595A JP3535607B2 JP 3535607 B2 JP3535607 B2 JP 3535607B2 JP 11648595 A JP11648595 A JP 11648595A JP 11648595 A JP11648595 A JP 11648595A JP 3535607 B2 JP3535607 B2 JP 3535607B2
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は像担持体を備えた画像形
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来感光ドラムを精度良く回転させるた
めには、感光ドラムへの駆動ギアのモジュールを小さく
して、同時かみ合い率を大きくし、ギアの歯ピッチのム
ラを少なくすることや、感光ドラムへの駆動ギアの精度
を上げて回転ムラをおさえること、駆動用モータの回転
ムラをおさえる等が行なわれてきた。しかしながら感光
ドラムの微小なる回転ムラはレーザビームによる露光時
におこると画像のムラとなって現われる。そして最近で
は600dpi,1200dpi(ドットパーインチ)
なる高密度書きこみを行なうようになってきたためその
ムラはさらに低減する必要性がある。
【0003】特に高精度回転を必要とする場合、複写機
においてはカラー複写機やデジタル複写機においては感
光ドラムの駆動軸の後部端部にかなり大きなフライホイ
ルをとりつけることで感光ドラムの回転を安定化させる
ことを行なってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述従来技
術をさらに発展させたものである。
【0005】そこで、本発明は、ユーザーの保守性をお
とすことなく、回転ムラ対策をなされた画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【課題を解決するための手段】 本発明の第の発明は像
担持体が装置本体に着脱可能に構成されている画像形成
装置において、高慣性体が装置本体に開閉可能に取り付
けられた前ドアに回転自在に支持されたフライホイルで
あって該フライホイルの軸は、前ドアを装置本体に対し
て閉めることにより、像担持体の軸と連結され、開くこ
とによって像担持体の軸と離れることを特徴とする画像
形成装置である。
【0014】本発明の第の発明は像担持体が、像担持
体と帯電手段、現像手段、クリーニング手段の内の1つ
以上と一体のカートリッジとされ、装置本体に着脱可能
なプロセスカートリッジに備えられていることを特徴と
する第の発明に記載の画像形成装置である。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に従って説明す
る。
【0021】(第1の実施例)図1に画像形成装置とし
てカラーレーザービームプリンタの概略を示してある。
像担持体として設けた感光ドラム1の周囲に後述のクリ
ーニング器3、1次帯電ローラ2を配して1体のプロセ
スカートリッジPCが装置本体の手前側(図1の紙面に
直角で図面から離れる方向)から着脱可能に設けてあ
る。
【0022】感光ドラム1に転写ドラム103が離接可
能に設けられ、転写ドラム103には用紙102の先端
を把持するグリッパ103fが設けられ、転写ドラム1
03内には感光ドラム1の周面に対向して不図示の転写
帯電器が配設してある。尚、用紙102を転写ドラム1
03の周面に張設した誘電シートに吸着させるための帯
電器103a、転写ドラム103に吸着した用紙102
の吸着を解除するための分離用帯電器103b、転写ド
ラム103上の用紙102を剥離するための分離爪10
3c、転写ドラム103の清掃装置103dが設けてあ
る。
【0023】感光ドラム1に光像を結像するための光学
ユニット107はレーザダイオード107aから発射し
た画信号をスキニングするための不図示の回転多面鏡、
不図示の光路長を一定にするためのfθレンズを通じて
送られて来たレーザ光を感光ドラム1の表面へ向ける反
射ミラー107bを備える。
【0024】感光ドラム1にイエローy、シアンc、マ
ゼンタm、ブラックbのトナーを付与するための現像装
置108は軸108aを中心に90度に割り出し回転す
るように設けられ、イエロー現像器Dy、シアン現像器
Dc、マゼンタ現像器Dm、ブラック現像器Dbに備え
る夫々の現像ローラ108bは夫々感光ドラム1に対向
可能となっており、トナーカートリッジ108dから塗
布ローラ108cを通じて送られたトナーを感光ドラム
1に供給する。尚、現像ローラ108b、塗布ローラ1
08cにはブレードが当てられ、トナーの層厚を規制す
る。この現像装置108は不図示の選択機構部を備えて
おり、割り出し回転の際に各現像器Dy,Dc,Dm,
Dbはその姿勢を一定に維持されるようになっている。
【0025】給紙部101には給紙カセット101aが
設けてある。給紙カセット101aは図1の紙面に直交
する手前側へ着脱自在となっている。装置本体側には給
紙カセット101a内に収容された用紙102の最上位
の1枚を給紙させる不図示のピックアップ部材が設けら
れ、給紙ローラ101bへ導いて給紙ローラ101bで
用紙102を搬送ガイド101cに沿って転写ドラム1
03周囲近くへ搬送するようになっている。
【0026】分離爪103cに続いて用紙102を定着
ユニット104の定着ローラ104bと加圧ローラ10
4cのニップへ導く定着前ガイド104aが設けられて
いる。定着ローラ104bは内部にヒータを有し駆動力
を受けて回転する。加圧ローラ104cは定着ローラ1
04bに圧接し従動回転する。定着ローラ104b、加
圧ローラ104cのニップ出口側の搬送路には搬送ロー
ラ104d、排紙ローラ105が配設されており、排紙
ローラ105の出口側には排紙トレイ106を設けてあ
る。
【0027】上記において、転写時感光ドラム1に接近
した転写ドラム103は感光ドラム1に対して同周速で
回転する。感光ドラム1は不図示の駆動系及び歯車等の
動力伝達部材から駆動力を受けるようになっている。
【0028】上記構成の作用を説明する。図示矢印方向
に回転する感光ドラム1は帯電ローラ2により一様帯電
され、続いて光学ユニット107から送られたイエロー
色の像光によりイエロー色に対応する潜像が感光ドラム
1上に形成され、感光ドラム1上の潜像が感光ドラム1
の回転につれて現像器Dyの現像ローラ108bの位置
へ移動すると、イエロー色のトナーが供給され、イエロ
ー色の可視トナー像となる。この可視トナー像が転写ド
ラム103の対向部に来るタイミングに合せて、給紙部
101から給紙されその先端をグリッパ103fにより
挟持され、転写ドラム103の外周に帯電器103aに
より吸着して転写ドラム103の外周に保持された用紙
102に不図示の転写帯電器により、イエロー色のトナ
ーと逆極性の電荷を与えられ、感光ドラム1上の可視ト
ナー像が用紙102に転写される。転写後感光ドラム1
に残った残トナーはクリーニング器3により除去され
る。
【0029】転写後現像装置108は軸108aを中心
に割り出し回転が行われて90度回転し、シアン色の現
像器Dcの現像ローラ108bが感光ドラム1と対向す
る位置に来て停止する。
【0030】イエロー色の画像形成と同様にして感光ド
ラム1上にはシアン色の可視トナー像が形成され、転写
ドラム103が周回してくることにより、イエロー色の
可視トナー像を転写された用紙102上に重ねてシアン
色の可視トナー像が転写される。
【0031】同様にしてマゼンタ色の現像器Dm、ブラ
ック色の現像器Dbを感光ドラム1に対向して、マゼン
タ色の可視トナー像を形成して前記イエロー色、シアン
色の可視トナー像を支持した用紙102に重ねて転写
し、最後にブラック色の可視トナー像が転写され、用紙
102上にはフルカラーの未定着画像が支持される。
【0032】転写終了後、転写ドラム103は感光ドラ
ム1から離れて用紙102は感光ドラム1に接すること
なく通過し、分離帯電器103bで除電されて、転写中
転写ドラム103から先端が離れていた分離爪103c
の先端が転写ドラム103の周面に接し、用紙102は
転写ドラム103から剥離分離され、定着前ガイド10
4aをとおり、定着ローラ104b、加圧ローラ104
cにより熱と圧力で用紙102上のトナー像が定着さ
れ、搬送ローラ104dにより搬送され、排紙ローラ1
05により排紙トレイ106上へ排出される。
【0033】転写ドラム103は用紙102が去ると更
に回転して、清掃部材103dにより、清掃と除電が行
われる。
【0034】なお、前述プロセスカートリッジとは、帯
電手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感
光ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを画像形成装置(例えば、複写機、LBP等)本体
に対して着脱可能とするものである。及び帯電手段、現
像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと電子写真
感光ドラムとを一体的にカートリッジ化して画像形成装
置(例えば、複写機、LBP等)本体に着脱可能とする
ものである。更に、少なくとも現像手段と電子写真感光
ドラムとを一体的にカートリッジ化して装置本体(例え
ば、複写機、LBP等)に着脱可能とするものをいう。
本実施例の画像形成装置はフルカラー画像形成可能であ
るため、感光ドラムと、1次帯電ローラ及びクリーニン
グ手段を一体のプロセスカートリッジとして装置本体に
着脱可能としてある。白黒画像形成を行う画像形成装置
では感光ドラム、クリーニング手段、帯電手段、現像手
段を一体のカートリッジとしたプロセスカートリッジと
するのが適当である。
【0035】図2、図3はプロセスカートリッジPCを
示す。クリーニング器3のクリーニング容器3bは内部
を廃トナー溜りとなし、クリーニング容器の両側の側板
3eは感光ドラム1及び1次帯電ローラ2の軸方向の両
端側まで一体で延出されブラケット3cになっている。
図5に示すようにブラケット3cには両端のドラム軸部
405a,406aが軸受403,404を介してブラ
ケット3cに回転自在に支持されている。
【0036】図2において、感光ドラム1の中心と1次
帯電ローラ2の中心を結ぶ線にほぼ平行なブラケット3
cに設けた不図示の案内に加圧ホルダー2aが移動自在
に嵌合し、加圧ホルダー2aの前部には1次帯電ローラ
2の芯金2cが回転自在に支持され、加圧ホルダー2a
背部と両側のブラケット3cを結ぶ一体のばね座3d間
に圧縮コイルばねの加圧部材2bが縮設されている。
【0037】クリーニング容器3bの感光ドラム1に対
して開口している開口部の一縁には感光ドラム1の母線
に圧接するゴムブレード3fを支持板金3gに加硫接着
したクリーニングブレード3aが該支持板金3gをクリ
ーニング容器3bに締結されることにより固定されてい
る。クリーニングブレード3aを取り付けた開口縁に平
行な他の開口部の縁にはすくいシート3hが固定され、
その先端は感光ドラム1の母線に接している。側板3e
に回転駆動されるように支持された送り羽根3iは駆動
力を受けて回転し、感光ドラム1上から掻き取った残ト
ナーをクリーニング容器3bの奥側へ送り込む。クリー
ニング容器3bの奥側に設けた感光ドラム1に平行な搬
送スクリュー3jは廃トナーとして前記残トナーをクリ
ーニング容器3b外へ搬送する。
【0038】搬送スクリュー3jはクリーニング容器3
bの外部へ突出した処で図3に示すように吐出ケーシン
グ3kに囲まれている。吐出ケーシング3kは円筒形で
母線方向に下向きの吐出口を備え、該吐出口は廃トナー
容器4内へ向って開口している。廃トナー容器4は装置
本体の手前側に着脱可能に設けられている。従って、ク
リーニング容器3b内から搬送スクリュー3jで送られ
た廃トナーは吐出ケーシング3kから廃トナー容器4中
へ落ちる。廃トナー容器4中に廃トナーが一杯になると
装置本体から廃トナー容器4を外して廃トナーを捨て、
再び廃トナー容器4を装置本体に取り付ける。
【0039】図4、図5に示すように、感光ドラム1は
中空円筒形であり、アルミニウム合金の中空円筒の外周
に、感光体として光導電体例えば、アモルファスシリコ
ン、アモルファスセレン、酸化亜鉛、酸化チタンおよび
有機導電体(OPC)等の何れかが蒸着または塗工等に
より設けられている。
【0040】感光ドラム1の内周には円筒形の慣性体4
01の外周に弾性体402を挿入したものが、弾性体4
02を圧縮するように挿入されている。
【0041】慣性体401は例えば黄銅や不銹鋼や鉛の
ような比重の大きな材料でできている。弾性体402と
してはスポンジ、ゴム、エラストマー等が用いられる。
この弾性体402は振動を吸収する減衰能の大きな材質
であればよい。
【0042】尚、慣性体401を中空としたのは、振動
モーメントGD2 に寄与の少ない中心部を除くことによ
り、感光ドラム1全体をあまり重くすることなく慣性力
を得るためである。
【0043】感光ドラム1の両端にはフランジ405,
406が夫々嵌入固定され、前記のようにフランジ40
5,406に設けた軸部405a,406aがクリーニ
ング容器3bの側板3eに装架された軸受403,40
4に嵌入している。軸部406aの先端には軸継手部4
06bが設けられ、プロセスカートリッジPCを装置本
体に装着すると該軸継手部406bが装置本体側の駆動
用軸継手に係合するようになっいる。本例では軸継手は
一文字継手である。
【0044】(実施例2)図6は本発明の感光ドラム1
へ高慣性を付与する次なる実施例であり感光ドラム1の
表面に感光ドラム1の軸心と平行な軸502上で回転自
在とした高慣性体のフライホイル501を当接させフラ
イホイル501の外周面501aに高摩擦部材のゴム等
を設けて感光ドラム1より摩擦駆動されるものである。
摩擦駆動のためガタはなく感光ドラム1の回転ムラを押
さえることができる。この高慣性体のフライホイル50
1は感光ドラム1を備えたプロセスカートリッジPCを
ぬき差しする際には図示されない解除レバー等により軸
502を平行移動して退避させることでユーザーの操作
性を向上できる。
【0045】また軸502の平行移動はカム等によりフ
ライホイル501の感光ドラム1への当接のオン/オフ
をメカニカル駆動を利用し画像形成時には感光ドラム1
が回転をするとフライホイル501と当接し、ジャム
(紙づまり)処理時やプロセスカートリッジPC交換時
の感光ドラム1が非回転の状態では退避させるよう構成
しても良い。
【0046】(実施例3)図7は本発明の感光ドラム1
へ高慣性を付与する更なる実施例3で感光ドラム1を有
するプロセスカートリッジPCは感光ドラム軸1aが突
出しておりその軸1aに対して装置本体100の手前側
にヒンジ602で開閉自在とした前ドア603と前ドア
サポート604とに軸心で回転自在に支持されたフライ
ホイル601が前ドア603を閉めることで前述のドラ
ム軸1aとフライホイルカップリング601aとが係合
し駆動伝達する。
【0047】図8に示すように前ドア603は箱状でそ
の内側に前ドアサポート604が固定されている(固定
方法は図示されない)。前ドア603の垂直方向の前板
603aと平行な前ドアサポート604には、前ドア6
03を装置本体に対して閉めた際(図8は前ドア603
は部分開)、感光ドラム1の中心線の延長線を中心にし
て夫々軸受603b,604aが嵌合している。
【0048】フライホイル601は感光ドラム1に比べ
て直径が大きく、感光ドラム1よりもはるかに大きな振
動モーメントGD2 を有する。フライホイル601の中
心には片側に前ドア603に装架された軸受603bに
嵌入する軸部601bが突設され、他の片側には前ドア
サポート604に装架された軸受604aに嵌入するボ
ス601cが突設してある。ボス601cの中心には感
光ドラム1に固定された感光ドラム軸1aと連結するた
めのフライホイルカップリング601aを設ける。
【0049】このフライホイルカップリング601aは
できるだけガタのないことが望ましく、フライホイル6
01の効果が大なるため、ワンウェイクラッチを設ける
ことやスプリングクラッチによって着脱性が良好でガタ
の少ない方式を選択する。他の方法としてはスプライン
を設けることやゴムブッシュを設けて圧入ぎみに連結す
ることも可能である。このように前ドア603にフライ
ホイル601を設けたことで、前ドア603を開けると
プロセスカートリッジPCは着脱可能で前ドア603を
閉めると感光ドラム1とフライホイル601が連動し、
プロセスカートリッジPCの着脱性には何の影響もなく
感光ドラム1に慣性力を付与できるため、プロセスカー
トリッジに備える感光ドラムの回転ムラをなくすのに効
果大である。
【0050】なお、実施例としては感光ドラム、帯電ロ
ーラ、クリーニング器を含むプロセスカートリッジにつ
いて述べたが、感光ドラムと現像器を一体となったプロ
セスカートリッジにおいても同様である。更に感光ドラ
ムと、クリーニング器、帯電手段、現像手段、転写手段
の内の1以上とを一体にして装置本体に着脱可能とした
場合において有効である。
【0051】又、本発明は、プロセスカートリッジを備
えないで感光ドラムのみを装置本体に対して着脱可能な
画像形成装置に適用しても有効である。
【0052】本発明の実施例によれば像担持体が装置本
体に着脱可能に構成されている画像形成装置において、
中空円筒形の像担持体内部に中空円筒形で、かつ、像担
持体の長手方向ほぼ全域にわたり振動モーメントを増大
させる慣性体を嵌合したことにより、着脱式の像担持体
を有する画像形成装置の像担持体の回転ムラを極力押さ
えることができ、画像の品質向上に対して効果が大で高
精細な画像形成できる画像形成装置を得ることができ
る。
【0053】本発明の他の実施例によれば像担持体内の
慣性体と像担持体内面との間に振動を減衰する部材を有
することにより、像担持体の振動を防止し、又、像担持
体の駆動装置から伝わる振動を抑制でき、画像の品質向
上に寄与する。
【0054】本発明の他の実施例によれば像担持体が装
置本体から着脱可能に構成されている画像形成装置にお
いて、円筒形の像担持体の外周部に当接し摩擦駆動され
る高慣性体を有することにより、像担持体のユーザーの
着脱性には問題なく高慣性体駆動を像担持体が行なうこ
とで、像担持体の画像書き込み時の微小な回転ムラを押
さえることができ、画像の品質向上に対して効果が大
で、高精細な画像を形成できる画像形成装置を得ること
ができる
【0055】本発明の他の実施例によれば高慣性体は像
担持体に対して当接する位置と離間する位置とをとるよ
うに構成されていることにより、像担持体を画像形成装
置に着脱時、像担持体を高慣性体に接触することなく軸
方向に容易に移動できる。
【0056】本発明の他の実施例によれば像担持体が装
置本体から着脱可能に構成されている画像形成装置にお
いて、像担持体の軸端に係脱可能な高慣性体を装置本体
に回転自在に設けたことにより、高慣性体を大径とする
ことが容易であり、着脱式の像担持体を有する画像形成
装置の像担持体の回転ムラを極力押さえることができ、
画像の品質向上に対して効果が大で高精細な画像形成で
きる画像形成装置を得ることができる。
【0057】本発明の他の実施例によれば像担持体軸の
軸端と高慣性体とはガタの少ない結合手段にて係合する
ことにより、像担持体と高慣性体は一体的となり、好適
な結果を得ることができる
【0058】本発明の他の実施例によればガタの少ない
結合手段は、ワンウェイクラッチ、スプライン、ゴムブ
ッシュの何れか1つであることにより、像担持体と高慣
性体を容易にガタなく、係脱自在とできる。
【0059】本発明の他の実施例によれば像担持体が装
置本体に着脱可能に構成されている画像形成装置におい
て、高慣性体が前ドアに回転自在に支持されたフライホ
イルであって該フライホイルの軸は、前ドアを装置本体
に対して閉めることにより、像担持体の軸と連結され、
開くことによって像担持体の軸と離れることにより、着
脱式の像担持体を有する画像形成装置の像担持体の回転
ムラを極力押さえることができ、画像の品質向上に対し
て効果が大で、高精細な画像を形成できる画像形成装置
を得ることができる。又、前ドア部にフライホイルを設
けたため、画像形成装置本体の装置にほとんど手を加え
ることがない。
【0060】本発明の他の実施例によれば像担持体が、
像担持体と帯電手段、現像手段、クリーニング手段の内
の1つ以上と一体のカートリッジとされ、装置本体に着
脱可能なプロセスカートリッジに備えられていることに
より、高慣性体があっても、像担持体の保守がユーザー
によって行うことができる。
【0061】本発明の他の実施例によれば像担持体と、
帯電手段、現像手段、クリーニング手段の内の1つ以上
と、を一体のカートリッジとし、画像形成装置本体に着
脱可能なプロセスカートリッジにおいて中空円筒形の像
担持体内部に中空円筒形で、かつ、像担持体の長手方向
ほぼ全域にわたり振動モーメントを増大させる慣性体を
嵌合したことにより、像担持体の回転ムラを極力押さえ
ることができ、画像の品質向上に対して効果が大で、高
精細な画像を形成できる画像形成装置を得るのに寄与す
ることができる。
【0062】本発明の他の実施例によれば像担持体内の
慣性体と像担持体内面との間に振動を減衰する部材を有
することにより、像担持体の振動を防止し、又、像担持
体の駆動装置から伝わる振動を抑制でき、画像の品質向
上の防止に寄与する。
【0063】本発明の他の実施例によれば前記プロセス
カートリッジとは、帯電手段、現像手段またはクリーニ
ング手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化
し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱
可能とするものであることにより、好適実施できる。
【0064】本発明の他の実施例によれば前記プロセス
カートリッジとは、帯電手段、現像手段、クリーニング
手段の少なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカ
ートリッジ化して画像形成装置本体に対して着脱可能と
するものであることにより、好適実施できる。
【0065】本発明の他の実施例によれば前記プロセス
カートリッジとは、少なくとも現像手段と電子写真感光
体とを一体的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能
とするものであることにより、好適実施できる。
【発明の効果】本出願に係る第1の発明によれば、像担
持体が装置本体に着脱可能に構成されている画像形成装
置において、高慣性体が前ドアに回転自在に支持された
フライホイルであって該フライホイルの軸は、前ドアを
装置本体に対して閉めることにより、像担持体の軸と連
結され、開くことによって像担持体の軸と離れることに
より、着脱式の像担持体を有する画像形成装置の像担持
体の回転ムラを極力押さえることができ、画像の品質向
上に対して効果が大で、高精細な画像を形成できる画像
形成装置を得ることができる。又、前ドア部にフライホ
イルを設けたため、画像形成装置本体の装置にほとんど
手を加えることがない。本出願に係る第2の発明によれ
ば、第1の発明において、像担持体が、像担持体と帯電
手段、現像手段、クリーニング手段の内の1つ以上と一
体のカートリッジとされ、装置本体に着脱可能なプロセ
スカートリッジに備えられていることにより、高慣性体
があっても、像担持体の保守がユーザーによって行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の適用される画像形成装置の概
要を示す縦断面図である。
【図2】図1のプロセスカートリッジの拡大縦断面図で
ある。
【図3】図2の斜視図である。
【図4】本発明の実施例1の感光ドラムを説明する分解
斜視図である。
【図5】本発明の実施例1の感光ドラムの縦断面図であ
る。
【図6】本発明の実施例2の斜視図である。
【図7】本発明の実施例3の斜視図である。
【図8】図7における感光ドラムの軸心を含む縦断面図
である。
【符号の説明】 401 慣性体 402 弾性体 403,404 軸受 405 フランジ 405a ドラム軸部 406 フランジ 406a ドラム軸部 406b 軸継手部 501 フライホイル 501a 外周面 502 軸 601 フライホイル 601a フライホイルカップリング 601b 軸部 601c ボス 602 ヒンジ 603 前ドア 603a 前板 604 前ドアサポート 604a 軸受
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−35166(JP,A) 特開 平5−35167(JP,A) 特開 平5−35051(JP,A) 特開 平5−188840(JP,A) 特開 平5−297780(JP,A) 特開 平4−75065(JP,A) 特開 平6−161171(JP,A) 特開 平6−130872(JP,A) 特開 平2−165181(JP,A) 特開 平8−194426(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 G03G 15/00 550 G03G 15/045 G03G 21/00 345 - 352 G03G 21/06 - 21/08 G03G 21/16 - 21/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体が装置本体に着脱可能に構成さ
    れている画像形成装置において、高慣性体が装置本体に
    開閉可能に取り付けられた前ドアに回転自在に支持され
    たフライホイルであって該フライホイルの軸は、前ドア
    を装置本体に対して閉めることにより、 像担持体の軸と連結され、開くことによって像担持体の
    軸と離れることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 像担持体が、像担持体と帯電手段、現像
    手段、クリーニング手段の内の1つ以上と一体のカート
    リッジとされ、装置本体に着脱可能なプロセスカートリ
    ッジに備えられていることを特徴とする請求項1に記載
    の画像形成装置。
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