JP3533758B2 - スクロール制御装置および表示装置 - Google Patents

スクロール制御装置および表示装置

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JP3533758B2
JP3533758B2 JP14164095A JP14164095A JP3533758B2 JP 3533758 B2 JP3533758 B2 JP 3533758B2 JP 14164095 A JP14164095 A JP 14164095A JP 14164095 A JP14164095 A JP 14164095A JP 3533758 B2 JP3533758 B2 JP 3533758B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、論理画面の大きさが実
画面より大きい場合に所望の領域が速やかに表示できる
スクロール制御装置、および表示装置の改良に関する。 【0002】例えば、帳票画面を表示して所定項目に帳
票データを入力させる装置において、1画面に1枚の帳
票画面が表示しきれない場合、オペレータは帳票画面を
ウィンドウ内で上下左右に移動(スクロール)し、所定
の入力領域を表示させてデータを入力している。 【0003】このスクロールは、カーソルを入力領域の
端に移動し、さらにその方向へのカーソル移動操作を行
うと、入力領域とカーソル位置との相対位置関係が保た
れたままの状態で、画面がカーソル移動操作方向とは反
対方向に移動して新たな画面が現れるというものである
が、1回のスクロール量が1行1桁では、所望の入力領
域が表示されるまでのスクロール時間が長くなる。 【0004】このため、帳票データを入力する画面等で
は、1回のスクロール量を例えば1行4桁のごとく設定
し、上下方向は1行、左右方向は4桁ごとにスクロール
させてスクロール時間を短縮している。 【0005】しかし、例えば、多数の入力済み帳票のう
ちの特定の入力項目(または出力項目)に着目する場合
等、現画面からの移動量が大きくなる場合には、順にデ
ータを入力するに便な1行4桁のスクロール量では単位
のスクロール量としては不足であり、このような場合に
もスクロール時間が短縮できる簡易な手段が求められて
いる。 【0006】 【従来の技術】図9はスクロール方法(その1)を表す
図、図10はスクロール方法(その2)を表す図であ
る。 【0007】図9の(1) は横方向の基本単位スクロール
例を示したもので、論理画面kが実画面n0より大きい
場合で、しかも項目Aの入力領域(アンダーラインの部
分、以下同様)が実画面n0の右外側に続いている場合
を示したものである。 【0008】いま、項目Aにデータを入力し、カーソル
がaの位置に来た場合、さらに1文字入力すると4桁横
方向にスクロールし、論理画面kのうちの実画面n1で
示される領域が表示される。この際、カーソルの位置は
次の入力位置を示すから論理画面上1桁右(bの位置)
に移動し、実画面n1上では、見かけ上3桁左方向に移
動する。 【0009】このように、入力位置が入力領域の右端に
なり、さらにデータを1桁分入力すると横方向に4桁ス
クロールされるので、画面上隠れていた入力領域が画面
右端に4桁単位に現れることになるから、オペレータ
は、入力領域を確認しながら容易にデータを入力するこ
とができるようになる。 【0010】図9の(2) は、次に入力すべき項目Bの入
力領域が項目Aの右側に有り、項目Aの入力が終了した
場合の基本単位スクロール例を示したものである。この
場合、先ず右側に4桁スクロールするが、項目Bの入力
領域が現れないので、さらに右方向カーソルキーを押下
する。このように、4桁スクロールで不足する場合は、
2回スクロール操作を行うことになる。 【0011】なお、入力領域の境界にカーソルが位置し
ない場合にカーソルキーを押下したときは、カーソルが
移動するのみで、スクロールは行なわれない。つまり、
入力領域の上下左右のいずれかの境界、あるいは実画面
の上下左右端にカーソルが位置し、さらにそれらの境界
からカーソルがはみ出る方向にカーソルを移動させたと
き、またはデータ入力によってカーソルが移動したと
き、上記のようなスクロールが行なわれる。 【0012】図9の(3) は横方向画面単位スクロール
で、補正桁を4桁とした場合を示したものである。この
スクロール方法では、1画面分スクロールする際に4桁
分前の画面と重畳させるようにしたものである。 【0013】この画面単位スクロールを使用すると、項
目Bが1回のスクロール操作で表示される。図10の
(1) は、縦方向のスクロール例を示したもので、帳票等
では1行単位にデータを入力することが多いので、スク
ロール量は1行に設定される。この場合、項目Aの入力
領域のどの位置にカーソルがあっても、下(または上)
方向カーソルキーを押下することにより1行分スクロー
ルする。 【0014】図10は(2) は縦方向の画面単位スクロー
ル例を示したもので、補正行1桁として1画面分上方
(または下方)にスクロールする。この方法により、項
目Cのごとく、数行離れている場合でも、1回のスクロ
ール操作で項目Cの入力領域が表示されるようになる。 【0015】以上のごとく、1回のスクロール操作によ
るスクロール量として、基本単位スクロールと画面単位
スクロールとがあり、前者の場合は1行4桁、後者の場
合は補正量1行4桁のごとく設定されており、オペレー
タは、ある帳票処理を行う場合は、基本単位スクロール
有り、または画面単位スクロール有りのごとく指定す
る。これにより、予め設定されている1行4桁のスクロ
ール量が使用されてスクロールされることになる。 【0016】図10の(3) は、最小スクロールを示した
もので、すべての入力領域に順にデータを入力する場合
に使用され、基本単位スクロール/画面単位スクロール
の何方も指定しないときに実施されるものである。 【0017】この最小スクロールは、データを入力する
ごとにカーソルが1桁移動し、最終桁にデータを入力し
たとき、次の入力領域の先頭にカーソルが表示されるよ
うにスクロールされる(実画面n4)というもので、連
続してデータを入力する場合には、スクロール操作が不
要となる利点がある。 【0018】以上説明したように、スクロールには、基
本単位スクロールと、画面単位スクロールと、最小スク
ロールとがあり、オペレータがテキスト形式のファイル
を表示させて、基本単位スクロール,画面単位スクロー
ルの有り/無しを指定することにより、そのスクロール
方式が採用される。 【0019】なお、図9,図10で示した例では、スク
ロールにより、カーソル位置は、入力領域の移動に伴っ
て実画面上移動する。このため、スクロール量によって
はカーソルが実画面から消えることがある。この場合
は、着目する入力領域をマウス等で指示しクリックする
と、カーソルがその位置に表示されるので、その入力領
域へのデータ入力が可能となる。 【0020】 【発明が解決しようとする課題】前述した従来の基本単
位スクロール量は1行4桁、画面単位スクロール量は補
正量が1行4桁のごとく固定であり、利用者が任意に指
定することはできなかった。これは、任意に設定できる
ようにすると、処理対象の帳票種別が変わった場合、そ
の都度最適なスクロール量を指定しなければ、却ってス
クロール時間がかかる場合が生じるといった運用上の理
由による。 【0021】しかし、一方では、例えば、多数の帳票の
ある入力項目のみ訂正するとか、出力項目を参照するな
どの必要が生じた場合、その固定のスクロール量では、
1回のスクロール量が不足し、スクロール時間が長くな
るといった課題が生じる。 【0022】本発明は、上記課題に鑑み、固定のスクロ
ール量指定の利点を残したまま、任意のスクロール量が
簡易に指定でき、且つその場合でも、未入力領域への最
小スクロールを実現できるようにして、スクロール時間
を短縮するスクロール制御装置を提供することを目的と
する。 【0023】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のスクロール制御装置および表示装置は、図
1の本発明の原理図に示すように、 (1) 第1の発明 表示画面を指定のスクロール量単位にスクロールするス
クロール制御装置であって、設定部32と、第1のスクロ
ール法実行部33と、第2のスクロール法実行部34と、
3のスクロール法実行部 35 と、スクロール法決定部31と
を有し、設定部32は、単位のスクロール量を外部入力操
作により指定させるものであり、第1のスクロール法実
行部33は、予め定められたスクロール量のデフォルト値
に基づいてスクロール処理するものであり、第2のスク
ロール法実行部34は、設定部32で指定された指定スクロ
ール量に基づいてスクロール処理するものであり、第3
のスクロール法実行部 35 は、論理画面中に複数の入力領
域がある場合、現入力領域のスクロール開始カーソル位
置から次の入力領域に表示すべきカーソル位置までの最
小スクロール量を演算し、この最小スクロール量と前記
指定スクロール量とを比較していずれか小さい方のスク
ロール量を用いてスクロール処理するものであり、スク
ロール法決定部31は、設定部32によるスクロール量指
の有無を検索し、前記スクロール量指定がい場合は第
1のスクロール法実行部33を、また、前記スクロール量
指定が有り、且つ前記スクロール量指定の優先使用の
定がる場合は第2のスクロール法実行部34を、或いは
前記スクロール量指定が有り、且つ前記優先使用の指定
が無い場合には前記第3のスクロール法実行部を、それ
ぞれスクロール処理実行手段として決定するものである
ように構成する 【0024】 【作用】(1) 第1の発明 スクロール法決定部31は、設定部32によるスクロール量
指定の有無を検索し、前記スクロール量指定がい場合
は第1のスクロール法実行部33を、また、前記スクロー
ル量指定が有り、且つ前記スクロール量指定の優先使用
指定がる場合は第2のスクロール法実行部34を、
いは前記スクロール量指定が有り、且つ前記優先使用の
指定が無い場合には前記第3のスクロール法実行部を、
それぞれスクロール処理実行手段として決定する。 【0025】そして、第1のスクロール法実行部33に決
定された場合、第1のスクロール法実行部33は、予め定
められたスクロール量のデフォルト値に基づいてスクロ
ール処理し、第2のスクロール法実行部34に決定された
場合、第2のスクロール法実行部34は、設定部32で指定
された指定スクロール量に基づいてスクロール処理し、
第3のスクロール法実行部 35 に決定された場合、第3の
スクロール法実行部 35 は、論理画面中に複数の入力領域
がある場合、現入力領域のスクロール開始カーソル位置
から次の入力領域に表示すべきカーソル位置までの最小
スクロール量を演算し、この最小スクロール量と前記指
定スクロール量とを比較していずれか小さい方のスクロ
ール量を用いてスクロール処理する。 【0026】以上により、スクロール量指定がければ
デフォルト値により、スクロール量指定が有り且つその
スクロール量指定の優先使用の指定が有れば指定スクロ
ール量により、スクロール量指定が有り且つその優先使
用の指定が無ければ前記最小スクロール量と指定スクロ
ール量とを比較していずれか小さい方のスクロール量に
よりスクロールされるので、必要に応じてスクロール量
を指定することができる。そして、指定しなければ、予
め設定さているデフォルト値に戻るので、スクロール
量の設定をその都度行う必要がなく、利用者によるスク
ロール量指定を行なわせるようにしても、その都度指定
しなければならないといった運用上の問題は解消され
る。 【0027】なお、デフォルト値として、従来例に示し
たように、基本単位スクロール、画面単位スクロールの
有無を別途指定させるようにすれば、「指定無し」で最
小スクロール動作を行なわせることができる。また、
記第1の発明において、設定部32は、テキスト形式の記
憶手段とテキスト編集部を持つ。テキスト編集部は、外
部操作により、スクロール量を指定させ、スクロール量
をテキスト形式の記憶手段に格納する。これにより、ス
クロール量の更新が容易であり、これらのスクロール情
報が参照されてスクロール決定処理がなされる 【0028】 【実施例】図2は第1の実施例の構成図、図3はスクロ
ール法決定動作フローチャート図、図4はスクロール動
作フローチャート図、図5は第1の実施例の説明図であ
る。 〔第1の実施例〕本実施例では、第1のスクロール法実
行部、第2のスクロール法実行部、第3のスクロール法
実行部を合わせ持つ場合を示す。そのうちのどのスクロ
ール法を採用するかの決定は、例えば初期画面が表示さ
れる時点とする。 【0029】図2において、1はメモリで、画面定義体
13に基づく論理画面データ2が展開され、基本単位スク
ロール量1行4桁、画面単位スクロール量(補正行桁)
1行4桁のデフォルト値3が所定領域に設定されてい
る。 【0030】4は決定したスクロール法を通知する3組
の方法フラグであって、スクロール量の指定がない場合
は第1のスクロール法に対するフラグがオン、スクロー
ル量の指定があり、且つ優先指定有りの場合は第2のス
クロール法に対するフラグがオン、スクロール量の指定
があり、且つ優先指定が無い場合は、第3のスクロール
法に対するフラグがオンとなる。 【0031】6は基本/画面情報で、基本単位スクロー
ル,画面単位スクロールの別がセットされる。7は1回
のスクロール指示に対するスクロール量で、この領域に
はデフォルト値3、テキスト型ファイル23で指定された
指定の値がセットされる。 【0032】以上により、方法フラグ4で第1のスクロ
ール法が指定されている場合は、従来通り、基本/画面
情報6,スクロール量(デフォルト値がセットされてい
る)7を参照してスクロール処理を行う。 【0033】同様に、第2のスクロール法が指定されて
いる場合は、基本/画面情報6およびスクロール量(指
定のスクロール量がセットされている)7に従ってスク
ロール処理を行う。 【0034】また、第3のスクロール法が指定されてい
る場合は、画面定義体13とカーソル位置カウンタ17を参
照して、次の入力領域にカーソルが表示される最小のス
クロール量を演算し、その演算したスクロール量と指定
スクロール量であるスクロール量7とを比較して、どち
らか小さい方の値を用いてスクロールする。 【0035】8はスクロール法決定部で、テキスト型フ
ァイル23を検索し、スクロール量指定の有無と優先指定
の有無とを検出してスクロール法の種別を判定し、対応
する方法フラグ4をオンにセットするとともに、その方
法に対応して、指定スクロール量、またはデフォルト値
をスクロール量7として所定のメモリ領域にセットす
る。 【0036】9は入力処理部で、画面定義体13に基づ
き、論理画面データ2を作成展開するとともに、画面位
置カウンタ11をリセットし初期画面を表示制御部14に表
示させて(論理画面の原点を基準とした画面が表示され
る)入力領域へのデータ入力を制御する。 【0037】11は画面位置カウンタで、実画面の原点座
標が論理画面座標で表されている。そして、スクロール
するごとに、スクロール実行部10により更新される。12
はテキスト編集部で、テキスト型ファイル22, 23のスク
ロール情報を表示して更新させる。 【0038】13は画面定義体で、項目名等の固定リテラ
ル情報、入力領域の座標等が定義されており、これらの
値により、論理画面データ2が展開される。16は画面メ
モリで、1画面分の表示データが格納されている。17は
カーソル位置カウンタで、論理画面上のカーソル位置座
標が格納されている。18はカーソル制御部、19はキーボ
ード、20は上下左右の4方向のカーソルキーである。 【0039】21はマウスで、移動量情報により、例えば
矢印等を移動して、入力領域にカーソルを表示する等の
制御を行う。22はテキスト型ファイルで、基本単位スク
ロールの有無情報、画面単位スクロールの有無情報が利
用者により設定される。23はテキスト型ファイルで、利
用者が指定可能な基本単位スクロール量、画面単位スク
ロール量、および優先指定の有無情報が格納される。 【0040】以上の構成により、以下に示すスクロール
処理が行なわれる。 (スクロール法決定動作)図3参照 (1) テキスト型ファイル23からスクロール情報を読み込
む。 (2) スクロール情報からスクロール量指定有りか否かを
を検索し、 (3) 指定無しの場合は、基本/画面情報6の格納領域に
基本/画面別の情報を格納し、スクロール量7の格納領
域にデフォルト値をセットし、方法フラグ4の格納領域
に第1のスクロール法に対する方法フラグ4をオンにす
る。 (4) スクロール量指定有りの場合、優先指定有りか否か
を検索する。 (5) スクロール量指定有りで、且つ優先指定有りの場合
は、基本/画面の別と指定スクロール量をメモリ1中の
前述の所定領域にセットし、第2のスクロール法に対す
る方法フラグ4をオンにする。 (6) スクロール量指定有りで、優先指定無しの場合は、
基本/画面の別と指定スクロール量をメモリ1の所定領
域にセットし、第3のスクロール法に対する方法フラグ
4をオンにする。 【0041】以上により、画面がオープンされた時点で
スクロール法が決定され、以後そのスクロール法により
スクロール処理が行なわれる。 (スクロール処理動作)以下、カーソルキー押下による
スクロール処理を説明する。図4参照 (1) 入力処理部9は画面定義体13を参照して論理画面デ
ータ2を生成し、画面位置カウンタ11をリセットする。
続いて、論理画面データ2から画面位置カウンタ11を基
準に1実画面分のデータを抽出し、表示制御部14に指示
して表示する。 【0042】以後、カーソル位置カウンタ17を最初の入
力領域の先頭位置にセットしてイベント待ちとなる。 (2) 上下左右の4組のカーソルキー20のうちのいずれか
が押下された場合、カーソル移動方向を判別する。 (3) このときカーソル位置が入力領域内、且つ境界以外
ならば、カーソル位置カウンタ7 を更新してカーソルキ
ー20の指定方向にカーソル位置を移動した後、次のイベ
ント待ちとなる。 (4) カーソル位置が入力領域の境界に存在すれば、スク
ロール処理を行う。 【0043】先ず、方法フラグ4を参照し、スクロール
量指定なしの第1のスクロール法ならば、基本/画面情
報を参照し、基本単位スクロールならばカーソルキー20
が指示する方向に対して1行4桁のスクロール処理を行
い、画面単位スクロールならば補正量が1行4桁のスク
ロール処理を行う。この場合、スクロール量としてはデ
フォルト値3がセットされているスクロール量7の領域
の値を使用する。 (5) 基本/画面の指定がなければ、次の入力領域の先頭
にカーソルを表示する最小スクロールを行う。 (6) スクロール量指定で、優先指定の第2のスクロール
法の場合は、指定のスクロール量、ここではスクロール
量7を使用してスクロール処理を行う。この場合のスク
ロール処理は、上記(5) の処理と全く同一である。 (7) 優先指定の無い第3のスクロール法の場合は、現画
面のカーソル位置から次の入力領域の先頭までの距離
と、指定スクロール量との比較を行い、指定のスクロー
ル量の方が小ならば、そのスクロール量でスクロール処
理する。 (8) スクロール量の方が大きければ、次の入力領域への
カーソル表示、つまり最小スクロール処理を行う。 【0044】以上のごとく、テキスト型ファイル23にス
クロール量、優先指定の有無をテキスト編集部12により
指定させることにより、スクロール量を利用者が容易に
指定することができる。特に指定スクロール量が各入力
領域ごとに異なる場合、最大スクロール量を指定し、優
先指定無しとすれば、最小スクロールが行なわれて複数
の入力領域を順に表示させることが可能となる。 【0045】図5は、その模様を示したもので、(1) の
画面は優先指定有りの場合、画面は優先指定無しの
場合をそれぞれ示したもので、この例では、優先指定無
しとすれば、スクロール量が少なくて済むから、優先指
定有りの場合と比較して、スクロール時間が短縮され
る。 【0046】図5の(2) は、項目A→項目Y→項目Xと
順にスクロールする場合を示したもので、上下方向のス
クロール量をY2とすると、画面Aから画面BにY方向
に対して画面Bに移行するが、次のスクロールでは画面
Cとなって項目Xは現れない。この場合、スクロール量
Y1としておけば、画面Aから画面Bには最小スクロー
ルでスクロールされ、次のスクロールではY1でスクロ
ールされるので、画面D内に項目Xが表示されることに
なる。つまり、複数のスクロール量を指定する必要があ
る場合は、そのうちの最大スクロール量を指定しておけ
ばよい。横方向も同様である。 【0047】以上はカーソルキー20押下時について説明
したが、データ入力時にも同様のスクロールが行なわれ
る。 (第2の実施例)図6は第2の実施例の説明図、図7は
第2の実施例の構成図、図8は第2の実施例の処理フロ
ーチャート図である。なお、全図を通じて同一符号は同
一対象物を表す。 【0048】第2の実施例は、図6に示すように、論理
画面の全体または一部をウィンドウに縮小表示し、そ
の縮小表示画面上、マウス等で移動可能なウィンドウ枠
を表示するとともに、そのウィンドウ枠内の画面を他の
ウィンドウに表示する例を示す。なお、ウィンドウ
とウィンドウとが同一画面に表示される必要はなく、
操作によって、いずれか一方を表示してもよいことは勿
論である。 【0049】図7において、26は表示範囲指定部で、論
理画面の全画面およびウィンドウのウィンドウ枠の、
ウィンドウへの縮小表示をウィンドウ制御部28に依頼
するとともに、マウス21の移動量情報によりウィンドウ
枠の移動制御を行う。 【0050】27は画面位置カウンタで、ウィンドウ枠の
原点座標が論理画面座標として格納される。この値は、
初期状態では論理画面の原点座標であるが、マウス21か
らの移動量情報に基づいて表示範囲指定部26により更新
される。 【0051】28はウィンドウ制御部で、図6に示す入力
画面であるウィンドウ,縮小画面を表示するウィンド
ウの表示制御を行う。29は縮小展開部で、文字コード
等で与えられた表示データを所定大きさ(ここでは縮
小) のドットデータに展開する。このドットデータは画
面メモリ16に格納され、表示部15に表示される。 【0052】以上の構成により、以下に示す操作および
処理により、所望の項目を含む部分画面をウィンドウ
に表示させることができる。 (1) 先ず、ウィンドウに論理画面を縮小表示する。 (2) 画面位置カウンタ27をリセットして、ウィンドウ
に相当する大きさのウィンドウ枠を論理画面の原点を基
準にウィンドウに重畳表示する。 (3) ウィンドウ枠内の論理画面を実画面としてウィンド
ウに表示してイベント待ちとなる。 (4) ここで、マウス21によるウィンドウ枠移動操作が行
なわれると、マウス操作による移動量に基づき、画面位
置カウンタ27を更新する。この結果、ウィンドウのウ
ィンドウ枠が移動表示される。そして、マウス21に付属
する実行ボタンを押下すると、初期画面に代わってその
枠内の論理画面がウィンドウに表示される。 (5) イベントとしてカーソル表示操作がマウス21により
成されると、入力処理部2は、マウス21で指定されたそ
の入力領域にカーソルを表示し、データ入力があればデ
ータをメモリに識別可能に格納する。 【0053】なお、イベントとして、カーソルキー押下
があれば、カーソルを移動し、終了キー押下があれば、
その画面を閉じて終了する。以上のごとく、論理画面が
実画面より大きい場合、論理画面の全体を縮小表示する
とともに、その画面上にウィンドウ枠を縮小表示し、こ
のウィンドウ枠を移動させることにより、所望の項目を
表示させることができる。 【0054】このように論理画面全体が表示されるの
で、オペレータは所望の項目の論理画面上の位置を速や
かに把握し、指定することができるので、所望の項目を
含む画面の表示速度を速くすることが可能となる。 【0055】なお、第2の実施例で、ウィンドウに論
理画面全体を縮小表示すると判読できないような場合
は、特に全画面を表示する必要はない。この場合は、画
面単位スクロール等のスクロールと組み合わせとなる。 【0056】また、表示する時点で縮小処理するように
説明したが、予め縮小画面データを作成しておいて、表
示させてもよい。 【0057】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スクロール量を指定できるようにし、且つその指定スク
ロール量が優先か、次の入力領域にカーソルを表示する
最小のスクロールが優先かを指定できるようにしたの
で、スクロール時間短縮のためのスクロール量指定を任
意の画面に対処させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の原理図 【図2】 第1の実施例の構成図 【図3】 スクロール法決定動作フローチャート図 【図4】 スクロール動作フローチャート図 【図5】 第1の実施例の説明図 【図6】 第2の実施例の説明図 【図7】 第2の実施例の構成図 【図8】 第2の実施例の処理フローチャート図 【図9】 スクロール方法(その1)を表す図 【図10】 スクロール方法(その2)を表す図 【符号の説明】 1 メモリ 2 論理画面デ
ータ 3 デフォルト値 4 方法フラグ 6 基本/画面情報 7 スクロール
量 8 スクロール法決定部 9 入力処理部 10 スクロール
実行部 11 画面位置カウンタ 12 テキスト編
集部 13 画面定義体 14 表示制御部 15 表示部 16 画面メモリ 17 カーソル位置カウンタ 18 カーソル制
御部 19 キーボード 20 カーソルキ
ー 21 マウス 22 テキスト型
ファイル 23 テキスト型ファイル 24 中央処理ユ
ニットCPU 25 中央処理ユニットCPU 26 表示範囲指
定部 27 画面位置カウンタ 28 ウィンドウ
制御部 29 縮小展開部 31 スクロール
法決定部 32 設定部 33 第1のスク
ロール法実行部 34 第2のスクロール法実行部 35 第3のスク
ロール法実行部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/00 601 - 568 G06F 3/14 - 3/153 G09G 5/34 G09G 5/36

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】表示画面を指定のスクロール量単位にスク
    ロールするスクロール制御装置であって、 設定部と、第1のスクロール法実行部と、第2のスクロ
    ール法実行部と、第3のスクロール法実行部と、スクロ
    ール法決定部とを有し、 前記設定部は、単位のスクロール量を外部入力操作によ
    り指定させるものであり、 前記第1のスクロール法実行部は、予め定められたスク
    ロール量のデフォルト値に基づいてスクロール処理する
    ものであり、 前記第2のスクロール法実行部は、前記設定部で指定さ
    れた指定スクロール量に基づいてスクロール処理するも
    のであり、前記第3のスクロール法実行部は、論理画面中に複数の
    入力領域がある場合、現入力領域のスクロール開始カー
    ソル位置から次の入力領域に表示すべきカーソル位置ま
    での最小スクロール量を演算し、この最小スクロール量
    と前記指定スクロール量とを比較していずれか小さい方
    のスクロール量を用いてスクロール処理するものであ
    り、 前記スクロール法決定部は、前記設定部によるスクロー
    量指定の有無を検索し、前記スクロール量指定が
    場合は前記第1のスクロール法実行部を、また、前記ス
    クロール量指定が有り、且つ前記スクロール量指定の優
    先使用の指定がる場合は前記第2のスクロール法実行
    部を、或いは前記スクロール量指定が有り、且つ前記優
    先使用の指定が無い場合には前記第3のスクロール法実
    行部を、それぞれスクロール処理実行手段として決定す
    るものであることを特徴とするスクロール制御装置。
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