JP3533183B2 - ニコチン含量を減少させるためのタバコ葉の加工方法 - Google Patents

ニコチン含量を減少させるためのタバコ葉の加工方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[技術分野] 本発明は、タバコ葉中のニコチンを始めとする有毒成分
を減少させる方法に係るものである。より詳しくは、本
発明は、タバコ葉、即ち、煙草を漢方処理することで、
タバコ葉のニコチン、タール及びその他の有毒成分の含
量を既存のタバコ葉よりも画期的に低下させる方法に関
するものである。
【0002】[背景技術] コロンブスのアメリカ大陸の発見によってタバコがイン
ディアンからヨーロッパ社会に伝来された以来、タバコ
は全世界的に急速度に伝播された。タバコは、一時、精
神科治療療法にも使用され、香火のような儀典用として
も用いられたが、年月の流れにつれ、次第にタバコの習
慣性及び有毒性が知られるようになった。
【0003】タバコが身体及び精神健康に与える有害性
が如何に深刻であるかは今更のことではない。特に、最
近では女性喫煙者が増加し、喫煙者の年齢層が益々下向
化している傾向を鑑みると、個人だけではなく社会全般
に与えるタバコの害悪は絶対に座視することができな
い。
【0004】タバコには粒子性及び気体性の約7千種類
の物質が含有され、その中の約30種類は人体に致命的な
有毒性物質であって、特に代表的なものとしては、ガン
誘発因子として判明されたベンゾピレン及びタール、血
液中の酸素を枯渇させる一酸化炭素、気管支炎を誘発さ
せる物質及び、中毒性の強力なニコチンなどが挙げられ
る。その中でも、ニコチンは、自体毒性だけではなく、
その中毒性が麻薬のように強力な物質であって、数多く
の喫煙者が禁煙に苦しむ理由も正にニコチン中毒による
習慣的依存のせいである。過去では、ニコチンが身体的
依存性がないと誤認されてコカインとは区別されたが、
ニコチンも身体的依存性があることが判明されて、1996
年、米国の食品医薬庁(FDA)は公式的にタバコを中毒
性物質として規定し、世界保健機構(WHO)も最近タバ
コとの戦争を宣布した。
【0005】このようにタバコの中毒性を代表する無色
のアルカロイドのニコチンは、タバコを吸うとき、吐き
気、めまい及び頭痛を誘発する物質であって、タバコを
吸う過程で破壊されずに肺に吸入されて僅か7秒で脳に
到達する。ニコチンは中毒性だけではなく、それ自体が
非常に有毒であり、成人の致死量は体重1Kg当りニコチ
ン1mgである。従って、一般成人の平均体重を60Kgとす
ると、60mgのニコチンが一時に血液に吸収されると死亡
に至り、タバコ1本当りにニコチンの含量が10〜20mgで
あることを考慮すると、タバコ3〜6本を噛んで食べた場
合は死亡することもあり得るという結論に到達する。こ
のようなニコチンの有毒性は、青酸カリの致死量が体重
60Kgの成人の場合150mgであることに比べると、実に青
酸カリの毒性の2〜3倍に至る猛毒性であることが分か
る。
【0006】従って、低ニコチンタバコなどが開発さ
れ、引いては他の薬草をタバコの代わりに使用するケー
スもあったが、ニコチン含量の低下は満足でなかった。
また、後者の場合は、タバコ葉を使用しないことによっ
てニコチンも含有されないが、タバコ独特の香りも楽し
むことができないという短所があった。
【0007】[発明の要約] 従って、本発明の目的は、ニコチンを始めとするタバコ
の有毒成分を減少させる方法を提供しようとする。
【0008】本発明の他の側面によって、タバコ中の有
毒成分の含量は大幅に減少された一方、タバコ固有の香
りは相変わらず楽しめるタバコ葉の加工方法が提供され
る。
【0009】[発明の詳細な説明] 本発明者は、以上のような目的のために集中的に研究し
た結果、本発明の第1具体例として、水、酒、または、
水と酒との混合物にタバコ葉を浸漬させて置くか、若し
くは、タバコ葉の上に前記混合液を噴霧した後、タバコ
葉を蒸煮及び乾燥させることによってタバコ中のニコチ
ンなどの有毒成分の含量を大幅に低下し得ることを見出
した。前記処理は9回まで反復することが可能で、反復
回数が多いほど、ニコチンを始めとする有毒物質の含量
低下効果は大きい。
【0010】且つ、本発明の第2具体例として、黄土水
と甘草酢との混合物にタバコ葉を単に浸漬させて置くだ
けで、タバコ中のニコチンなどの有毒成分の含量を大幅
に低下し得ることを見出した。これに関するニコチン除
去メカニズムは正確に理解されていないが、甘草酢の独
特の硝酸発酵及び酒によるアルコール発酵がニコチンな
どの有毒成分の除去に上昇効果をもたらすものと推測さ
れる。
【0011】一方、前記各処理に加えて、浄化、解毒機
能及び遠赤外線発散効果に優れると知られている黄土、
各種毒素の解毒機能があると知られている甘草、黒豆、
その他の酢、塩を単独または混合して付加処理すること
で、追加的な解毒作用は勿論、タバコの味及び香りをそ
のまま維持することができた。前記甘草、黒豆、塩また
は酢は、ニコチンなどの有毒成分の低下よりは、タバコ
の味及び香りを維持させるために添加されるもので、極
めて微量を添加しても効果が充分である。
【0012】本発明で用いられる酒の種類及びアルコー
ルの度数は大して重要ではないが、例えば、焼酎、高粱
酒、濁り酒、日本酒、ビール、洋酒、ウオトカ及びワイ
ンなどの酒を単独、または、2種以上を混合して使用す
ることができる。価額及び効果の側面からは濁り酒が好
ましい。
【0013】処理液として酒と水との混合物を使用する
場合、1:1〜5の比率で使用することが好ましい。
【0014】第1具体例の場合、前記蒸煮処理の前に
水、酒、または、水と酒との混合物を任意に加熱して使
用することも可能で、この場合の加熱温度は30〜150℃
の範囲にする。加熱するとニコチン除去効果が一層向上
される。このとき、黄土、甘草、黒豆、塩または酢を添
加する場合、前記処理液の加熱前及び加熱後の何れでも
構わない。同じようにタバコ葉を前記処理液に入れたま
ま加熱してもよく、加熱された処理液でタバコ葉を処理
してもよい。
【0015】且つ、蒸煮のときは、弱火及び強火の何れ
にしても結構で、火力及び蒸煮されるタバコ葉の量によ
って蒸煮時間が変化されることは言うまでもない。
【0016】また、本発明の第2具体例で使用される甘
草酢は、甘草を水と混合して100〜150℃の温度で沸騰さ
せて甘草の汁物を得た後、得られた甘草の汁物に濁り酒
のような非蒸留水及び甘草酢を入れて三日以上発酵させ
ることによって得られる。
【0017】甘草酢の製造に使用される原料は、甘草10
0部当りに水500〜1000重量部、非蒸留水300〜500重量
部、甘草50〜100重量部を使用する。
【0018】以下、本発明のタバコ葉処理方法に対し、
具体例別に説明する。
【0019】第1具体例 (1) 水に黄土、甘草及びタバコ葉を溶解させた後30〜1
00℃に加熱して汁物を製造する。このとき、前記汁物に
含有される黄土、甘草及び黒豆の量は、水5リットルに
対し、それぞれ5〜300g、5〜300g、及び100〜200gを添
加する。このように製造された汁物に農家から収穫され
たタバコ葉を入れて6〜24時間の間浸漬させる。 (2) 前記浸漬処理したタバコ葉を日陰で一日間乾燥さ
せた後、焼酎、高粱酒、濁り酒、日本酒、ビール、洋
酒、ウオトカまたはワイン中から選択された酒を均等に
噴霧する。 (3) 前記酒に均等に噴霧されたタバコ葉を蒸し器に入
れ、酒と水とを1:1〜5の比率で混合させた混合液に塩
及び酢を若干量添加して得た酒と水との混合液を蒸し器
の下に入れて30分〜2時間の間蒸す。 (4) このように蒸し器で蒸したタバコ葉を再び一日間
乾燥させ、前記(3)番の作業を必要に応じて2〜9回反復
する。反復回数が多いほどニコチン減少効果が向上され
る。
【0020】以上の各段階は、順番を変えたり、併用し
たりしても構わない。例えば、前記(1)番段階と前記(2)
番段階とを統合して、即ち、酒と黄土、甘草、黒豆、
水、酢または塩とを混合した汁物にタバコ葉を浸漬させ
た後、加熱、乾燥させても結構で、前記汁物を予め加熱
した後、タバコ葉を浸漬させて乾燥させても構わない。
または、前記汁物にタバコ葉を浸漬させるか、前記汁物
をタバコ葉に噴霧した後蒸し器に入れて蒸して乾燥させ
ても構わない。
【0021】実施例1 水5リットルに黄土10g、甘草15g、黒豆50gをよく混合し
て6時間加熱して得た汁物にタバコ葉600gを12時間の間
浸漬させた。浸漬後、タバコ葉を掬い上げて日陰で一日
間自然乾燥させた後、濁り酒をタバコ葉に振り撒いてタ
バコ葉が均等に濡れるようにした。蒸し器の下に濁り酒
と水との1:3混合物に酢及び塩を少量入れ、蒸し器に前
記濁り酒に浸されたタバコ葉を入れて1時間ほど蒸し
た。それを更に一日間乾燥させた。
【0022】実施例2 水と濁り酒との1:3比率の混合物約5リットルにタバコ
葉約600gを12時間ほど浸漬させた後、前記混合物を利用
して蒸し器でタバコ葉を蒸煮し、乾燥させる段階を3回
反復した。実施例1とは異なって黄土、甘草、黒豆、酢
及び塩は添加しなかった。
【0023】第2具体例 水、酒及び甘草酢を体積比100:5〜15:0.1〜5の比率で
混合する。好ましくは、前記比率が100:10:1である。
例えば、先ず、酒と甘草酢を10:1の体積比率で混合し
て一日ほど熟成させた。ここに常温の水を10倍ほど混合
した後、タバコ葉を浸漬させた。浸漬工程は、発酵促進
及び雑菌などの流入を防止するために蓋をして行い、浸
漬時間は24〜72時間の範囲、温度は18〜30℃程度が好ま
しい。浸漬時間が24時間未満であると処理液による発酵
効果が充分でなく、72時間を越えると必要以上にタバコ
葉を長時間発酵させるだけである。
【0024】または、水、酒及び甘草酢を最初から10
0:10:1の体積比で一緒に混合し、ここにタバコ葉が充
分に浸るように浸漬させた後、蓋をして前記と同様に18
〜30℃の温度範囲内で24〜72時間の間発酵させる。
【0025】両方法とも処理結果には大した差がないこ
とが分かった。
【0026】黄土、甘草、黒豆、塩または酢などの香味
成分を添加する場合は、処理液にタバコ葉と一緒に入れ
ればよい。
【0027】実施例3 濁り酒10リットルに甘草酢1リットルを入れて一日間熟
成させた。前記熟成された濁り酒と甘草との混合物に常
温の水を10倍ほど添加し、更にタバコ葉600gを浸漬させ
て蓋をして発酵させた。浸漬発酵工程は、20℃で24時間
の間遂行した。発酵が完了した後、タバコ葉を掬い上げ
てよく乾燥させた。
【0028】実施例4 水100リットル、濁り酒10リットル及び甘草酢1リットル
を一緒に混合した容器にタバコ葉を浸漬させた後、蓋を
して25℃で48時間の間反応させた。
【0029】実施例5 タバコ葉と一緒に処理液に黄土、甘草及び黒豆を少量添
加したことを除いては前記実施例3と同一方法によりタ
バコ葉を処理した。
【0030】実施例1〜実施例3により加工されたタバコ
葉中のニコチン含量を測定するために韓国科学技術研究
院の特性分析センターに分析を依頼した。試験はガスク
ロマトグラフィーを利用して行い、その結果を次の表1
に示した。表1において、試料1は一般のタバコ葉、試料
2は本発明の実施例1、試料3は本発明の実施例2、試料4
は本発明の実施例3によりそれぞれ処理されたタバコ葉
である。
【0031】
【表1】
【0032】前記表1の結果から分かるように、本発明
の第1具体例により処理された試料2及び試料3のタバコ
葉のニコチン含量は、試料1の未処理タバコ葉に比べ、
ニコチン含量がそれぞれ5.4%及び7.2%と大幅に低下さ
れたことが分かる。一方、試料2のタバコ葉をパイプに
入れて吸ってみた結果、一般タバコ葉の味や香りとそれ
ほど変わりがなかった。然し、試料3のタバコ葉は試料2
のタバコ葉よりもタバコの味及び香りがやや減少してい
た。
【0033】一方、本発明の第2具体例により処理され
た実施例3のタバコ葉は、一般の未処理タバコ葉に比べ
てニコチン含量が半分以下に減少したことが分かる。更
に1回処理する場合、ニコチンの含量は一層低下される
が、3回以上反復処理するとタバコの味が非常に薄くな
るので、処理は1〜2回だけで充分である。それだけでは
なく、実施例3のタバコ葉は、味や香りの側面からも一
般のタバコや試料2のものとそれほど変わらなかった。
【0034】以上の結果は、本発明の第1具体例による
方法が、甘草酢を利用する第2具体例よりもニコチン除
去効率の面で優れることを示す。然し、第2具体例の場
合、ニコチンなどの有毒成分の除去効率面では第1具体
例よりも効率がやや低いが、処理方式が著しく簡便で、
既存のタバコ葉のニコチン含量を50%以下に減少させる
という側面から前記第1具体例に匹敵するとも言える。
【0035】一方、タールの含量は直接測定することが
できなかったが、試料1のタバコを吸うとき使用された
パイプの内部排気口の周辺が喫煙回数が重なるにつれ黒
く異物質が付いた一方、試料2〜試料4のタバコを吸うと
き使用されたパイプの内部は喫煙前と同様にきれいに維
持されたことを見ると、本発明の実施例1〜実施例3の方
法により処理された試料2〜試料4のタバコ葉の場合、ニ
コチンだけではなくタール成分もほぼ完璧に除去された
ものと推測される。このような結果から、その他の有毒
成分の含量も大幅に低下されたものと推測される。
【0036】[産業上の利用可能性] 本発明のタバコ葉の加工方法によって、ニコチンを始め
とするその他の有毒成分の含量を、大きくは既存のタバ
コ葉の50%以下まで、小さくは10%未満まで大幅に減少
させることができる。且つ、付加処理によって、タバコ
の香りにほぼ損傷を与えずに維持させることができるの
で、タバコの味及び香りを楽しめながらタバコから直接
起因する各種疾病を予防することが可能で、長年の喫煙
者の禁煙に役に立つことは勿論、特に、喫煙を始めたば
かりの喫煙者のニコチン中毒予防に大いに役に立つと期
待される。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−52798(JP,A) 特開 昭49−42900(JP,A) 特開 昭50−121498(JP,A) 特開2000−300237(JP,A) 特開 平9−238667(JP,A) 特開 平11−79982(JP,A) 特開 平11−243938(JP,A) 特開 昭62−253366(JP,A) 特開 平9−9947(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A24B 15/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水、濁り酒、または、水と濁り酒との混
    合物(処理液)にタバコ葉を浸漬させて置くか、また
    は、タバコ葉の上に前記処理液を噴霧した後、前記処理
    液と一緒にタバコ葉を蒸煮した後、乾燥させる段階を包
    含するニコチン含量を減少させるためのタバコ葉の加工
    方法。
  2. 【請求項2】 前記処理液として濁り酒と水との混合物
    を利用する場合、濁り酒と水との混合比を1:1〜5の比
    率(体積比)にすることを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 蒸煮及び乾燥段階を2〜9回反復すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 加熱させた処理液でタバコ葉を浸漬また
    は噴霧させるか、または、タバコ葉を処理液に浸漬させ
    たまま、または、処理液をタバコ葉に噴霧した後、処理
    液とタバコ葉を一緒に加熱することを特徴とする請求項
    1〜3中何れか1つに記載の方法。
  5. 【請求項5】 濁り酒、甘草酢及び水の混合物にタバコ
    葉を浸漬させて発酵させることを特徴とするニコチン含
    量を減少させるためのタバコ葉の加工方法。
  6. 【請求項6】 18〜30℃の温度で、24〜72時間の間発酵
    させることを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 水、濁り酒及び甘草酢の使用量が、体積
    比で、100:5〜15:0.1〜5であることを特徴とする請求
    項5または6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 濁り酒と甘草酢とを予め混合して熟成さ
    せることを特徴とする請求項5〜7中何れか1つに記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 前記処理液に黄土、甘草、黒豆、酢また
    は塩を添加することを特徴とする請求項1〜8中何れか1
    つに記載の方法。
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