JP3532498B2 - アイドル運転停止車両における無段変速機のプーリ側圧制御装置 - Google Patents

アイドル運転停止車両における無段変速機のプーリ側圧制御装置

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    • B60K6/00Arrangement or mounting of plural diverse prime-movers for mutual or common propulsion, e.g. hybrid propulsion systems comprising electric motors and internal combustion engines ; Control systems therefor, i.e. systems controlling two or more prime movers, or controlling one of these prime movers and any of the transmission, drive or drive units Informative references: mechanical gearings with secondary electric drive F16H3/72; arrangements for handling mechanical energy structurally associated with the dynamo-electric machine H02K7/00; machines comprising structurally interrelated motor and generator parts H02K51/00; dynamo-electric machines not otherwise provided for in H02K see H02K99/00
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    • B60K6/50Architecture of the driveline characterised by arrangement or kind of transmission units
    • B60K6/54Transmission for changing ratio
    • B60K6/543Transmission for changing ratio the transmission being a continuously variable transmission

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、停車時に所定条件
下でエンジンを自動的に停止するようにしたアイドル運
転停止車両の変速装置に設けるベルト式無段変速機構の
ドライブプーリとドリブンプーリとに付与するプーリ側
圧を制御するプーリ側圧制御装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、ベルト式無段変速機構のドライブ
プーリとドリブンプーリとに付与するプーリ側圧は、エ
ンジントルクに基づいてベルトスリップを生じないよう
な値に制御されている。そして、エンジントルクは、エ
ンジンの回転速度と吸気管内圧とから算出している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】アイドル運転停止車両
において、エンジン停止状態から発進する際は、吸気管
内圧が大気圧になっている状態からエンジンが始動され
るため、エンジン回転速度が或る程度上昇して吸気管内
圧が低下するまで、エンジン回転速度と吸気管内圧とか
ら算出するエンジントルクは実際値より大きくなってし
まう。その結果、プーリ側圧が過大になって、プーリ及
びベルトの耐久性に悪影響が及ぶと共に、プーリのベル
ト進入点及びベルト離脱点におけるプーリとベルト間の
フリクションロスが大きくなって燃費性にも悪影響が及
ぶ。 【0004】本発明は、以上の点に鑑み、エンジン停止
状態からの発進時にプーリ側圧が過大になることを防止
できるようにした制御装置を提供することを課題として
いる。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明は、停車時に所定条件下でエンジンを自動的に停
止するようにしたアイドル運転停止車両の変速装置に設
けるベルト式無段変速機構のドライブプーリとドリブン
プーリとに付与するプーリ側圧を制御する装置におい
て、エンジン停止状態からの発進時、エンジンの吸気管
内圧から推定されるエンジントルクと、エンジンのスロ
ットル開度から推定されるエンジントルクとのうち小さ
い方のエンジントルクに基づいてプーリ側圧を制御する
ようにしている。 【0006】エンジン始動後、エンジン回転速度が安定
すると、吸気管内圧はスロットル開度に応じた値に低下
して安定する。従って、スロットル開度からこのような
吸気管内圧に対応するエンジントルクを推定し、このエ
ンジントルクに基づいてプーリ側圧を制御すれば、プー
リ側圧が過大になることが防止される。但し、プーリ側
圧の不足でベルトスリップを生ずることを防止するに
は、スロットル開度から推定されるエンジントルクを安
全率を考慮して大きめに設定しておく必要があり、その
結果、実際のエンジントルクがスロットル開度から推定
されるエンジントルクを下回ってしまうことがある。そ
こで、本発明では、スロットル開度から推定されるエン
ジントルクよりも吸気管内圧から推定されるエンジント
ルクの方が小さいときは、後者のエンジントルクに基づ
いてプーリ側圧を制御するようにしている。 【0007】 【発明の実施の形態】図1は車両の変速装置を示してい
る。この変速装置は、エンジン1にカップリング機構2
を介して連結される入力軸3と出力軸4との間に配置し
たベルト式無段変速機構5と、無段変速機構5の入力側
に配置した前後進切換機構6と、無段変速機構5の出力
側に配置した油圧クラッチから成る発進クラッチ7とを
備えている。 【0008】無段変速機構5は、入力軸3上に軸支した
ドライブプーリ50と、出力軸4に回り止めして連結し
たドリブンプーリ51と、両プーリ50,51間に巻掛
けした金属Vベルト52とで構成される。各プーリ5
0,51は、固定シーブ50a,51aと、固定シーブ
50a,51aに対し軸方向に相対移動可能な可動シー
ブ50b,51bと、可動シーブ50b,51bを固定
シーブ50a,51a側に押圧するシリンダ50c,5
1cとで構成され、両プーリ50,51のシリンダ50
c,51cへの供給油圧を適宜制御することにより、ベ
ルト52の滑りを生じない適切なプーリ側圧を発生させ
ると共に両プーリ50,51のプーリ幅を変化させ、ベ
ルト52の巻掛け径を変化させて無段変速を行う。 【0009】前後進切換機構6は、入力軸3に結合した
サンギア60と、ドライブプーリ50に結合したリング
ギア61と、入力軸1に軸支したキャリア62と、キャ
リア62に軸支した、サンギア60とリングギア61と
に咬合する遊星ギア63と、入力軸1とリングギア61
とを連結可能な前進クラッチ64と、キャリア62を固
定可能な後進ブレーキ65とを備える、油圧作動式の遊
星ギア機構で構成されている。前進クラッチ64が係合
されると、リングギア61が入力軸3と一体に回転し、
ドライブプーリ60は入力軸3と同方向(前進方向)に
駆動される。また、後進ブレーキ65が係合されると、
リングギア61がサンギア60とは逆の方向に回転さ
れ、ドライブプーリ60は入力軸3とは逆方向(後進方
向)に駆動される。前進クラッチ64と後進ブレーキ6
5とが共に解放されると、前後進切換機構6を介しての
動力伝達が断たれる。 【0010】発進クラッチ7は出力軸4に連結されてお
り、該クラッチ7が係合すると、無段変速機構5で変速
されたエンジン出力が発進クラッチ7の出力側のギア列
8を介して差動機構9に伝達され、差動機構9から車両
の左右の駆動輪(図示せず)に駆動力が伝達される。発
進クラッチ7が解放されたときには動力伝達が行えず、
変速装置は中立状態になる。 【0011】また、エンジン1には電動モータ10が直
結されており、電動モータ10による加速時等のパワー
アシストと、減速時のエネルギー回収と、エンジン1の
始動とを行う。停車時は、所定条件、例えば、ブレーキ
がオン、エアコンスイッチがオフ、ブレーキブースタ負
圧が所定値以上という条件が成立したときエンジン1を
自動的に停止し、その後ブレーキがオフされたとき電動
モータ10によりエンジン1を始動して、エンジン停止
状態からの発進を行う。 【0012】無段変速機構5の各プーリ50,51のシ
リンダ50c,51c、前記クラッチ64、後進ブレー
キ65及び発進クラッチ7の油圧は油圧回路11によっ
て制御される。油圧回路11には、図2に示す如く、エ
ンジン1で駆動される油圧ポンプ12が設けられてお
り、油圧ポンプ12からの吐出圧をレギュレータ13で
所定のライン圧に調圧し、このライン圧を元圧として、
ドライブプーリ50とドリブンプーリ51の各シリンダ
50c,51cの油圧(プーリ側圧)を第1と第2の各
調圧弁141,142で調圧し得るようにしている。各調
圧弁141,142は、ばね141a,142aで左方の開き
側に押圧されると共に、左端の油室141b,142bに入
力するプーリ側圧で右方の閉じ側に押圧されている。更
に、第1調圧弁141用の第1リニアソレノイド弁151
と第2調圧弁142用の第2リニアソレノイド弁152
を設けて、各調圧弁141,142の右端の油室141c
142cに各リニアソレノイド弁151,152からの出力
圧を入力し、かくて、第1と第2の各リニアソレノイド
弁151,152によりドライブプーリ50とドリブンプ
ーリ51の各プーリ側圧を制御し得るようにしている。
また、第1と第2の両リニアソレノイド弁151,152
の出力圧のうち高圧側の出力圧を切換弁16を介してレ
ギュレータ13に入力し、この出力圧でライン圧を制御
して、ベルト52の滑りを生じない適切なプーリ側圧を
発生させるようにしている。尚、第1と第2の各リニア
ソレノイド弁151,152は、ばね151b,152bで左
方の開き側に押圧されると共に、自己の出力圧とソレノ
イド151a,152aの電磁力とで右方の閉じ側に押圧さ
れており、モジュレータ弁17からのモジュレート圧
(ライン圧より一定値低い圧)を元圧として、ソレノイ
ド151a,152aの通電電流値に反比例した油圧を出力
する。 【0013】発進クラッチ7にはモジュレート圧を供給
する油路が接続されており、この油路に第3リニアソレ
ノイド弁153が介設されている。第3リニアソレノイ
ド弁153は、ばね153bと発進クラッチ7の油圧とで
右方の閉じ側に押圧されると共に、ソレノイド153a
電磁力で左方の開き側に押圧されており、かくて、発進
クラッチ7の油圧は、モジュレート圧を元圧として、ソ
レノイド153aの通電電流値に比例して変化する。 【0014】前進クラッチ64と後進ブレーキ65とに
は、マニュアル弁18を介してモジュレート圧が供給さ
れるようになっている。マニュアル弁18は、図外のセ
レクトレバーに連動して、パーキング用の「P」と、後
進用の「R」と、ニュートラル用の「N」と、通常走行
用の「D」と、スポーティ走行用の「S」と、低速保持
用の「L」との計5位置に切換自在であり、「D」
「S」「L」の各位置でモジュレート圧を前進クラッチ
64に供給し、「R」位置でモジュレート圧を後進ブレ
ーキ65に供給し、「N」「P」の各位置で前進クラッ
チ64と後進ブレーキ65の両者へのモジュレート圧の
供給を停止するように構成されている。尚、マニュアル
弁18には絞り19を介してモジュレート圧が供給され
るようにしている。 【0015】前記第1乃至第3リニアソレノイド弁15
1,152,153は、車載コンピュータから成るコント
ローラ20(図1参照)で制御される。コントローラ2
0には、エンジン1の点火パルスと、エンジン1の吸気
管内圧PBやスロットル開度θを示す信号と、ブレーキ
ペダルの踏込みを検出するブレーキスイッチ21からの
信号と、セレクトレバーのセレクトポジションを検出す
るポジションセンサ22からの信号と、ドライブプーリ
50の回転速度を検出する速度センサ231からの信号
と、ドリブンプーリ51の回転速度を検出する速度セン
サ232からの信号と、発進クラッチ7の出力側の回転
速度、即ち車速を検出する速度センサ233からの信号
と、変速装置の油温を検出する油温センサ24からの信
号とが入力されており、コントローラ20はこれら信号
に基づいて第1乃至第3リニアソレノイド弁151,1
2,153を制御する。 【0016】以下、プーリ側圧の制御について図3を参
照して説明する。先ず、S1のステップでフラグF1が
1にセットされているか否かを判別する。F1は、エン
ジン停止状態からの発進に際し、エンジン1の始動中
「1」にセットされ、始動完了で「0」にリセットされ
る。発進当初は、F1=1と判別されるため、S2のス
テップに進んで減算式タイマの残り時間TMを所定時間
YTMにセットした後、S3のステップでフラグF2を
「0」にリセットし、次に、S4のステップに進んでプ
ーリ側圧の発進モードでの制御を行う。 【0017】エンジン1の始動完了でF1=0になる
と、S5のステップでフラグF2が「1」にセットされ
ているか否かを判別する。始動完了当初はF2=0にな
っているため、S6のステップに進み、エンジン1の点
火パルスの入力時間差から算出したエンジン回転速度N
Eが所定速度YNE以上になったか否かを判別する。N
E≧YNEであれば、S7のステップでエンジン回転速
度NEとドライブプーリ50の回転速度NDRとの偏差
の絶対値が所定値YNENDRになったか否かを判別す
る。ドライブプーリ50は、エンジン始動後の油圧回路
11の油圧の立上りで前進クラッチ64や後進ブレーキ
65に給油されて前後進切換機構6を介しての動力伝達
が開始されたところで回転され始める。|NE−NDR
|≦YNENDRになったときは、前後進切換機構6が
動力を伝達するインギア状態になったと判断し、S8の
ステップでフラグF2を「1」にセットした後、S9の
ステップに進む。次回からは、S5のステップから直接
S9のステップに進む。S9のステップでは、上記減算
式タイマの残り時間TMが零になったか否か、即ち、前
後進切換機構6のインギア判別時点からの経過時間がY
TMになったか否かを判別し、TM≠0であれば、S4
のステップに進んで発進モードでの制御を継続し、TM
=0になったとき、S10のステップに進んでプーリ側
圧の通常モードでの制御を行う。通常モードでは、エン
ジン回転速度NEと吸気管内圧PBとをパラメータとす
るエンジントルクのデータマップからその時点でのNE
とPBに対応するエンジントルクを検索し、このエンジ
ントルクに対応するベルト伝達トルクに基づいてベルト
スリップを生じないようにプーリ側圧を制御する。 【0018】発進モードでは、図4に示す如く、先ず、
S4−1のステップで吸気管内圧PBの推定値を検索す
る。吸気管内圧PBは、エンジン停止中に大気圧にな
り、エンジン始動後に徐々に低下して、エンジン回転速
度が安定したところでスロットル開度θに応じた値に安
定する。図5には、スロットル開度θが全閉のときの吸
気管内圧PBの実測値(以下、実PBと記す)と推定値
(以下、推定PBと記す)とが夫々a1とb1で示され
ており、スロットル開度θが1/8開度のときの実PB
と推定PBとが夫々a2とb2で示されている。推定P
Bは実PBの安定値に所定の安全率を乗算した値に設定
される。また、吸気管内圧PBはエンジン回転速度NE
によっても変化するため、図6に示す如く、スロットル
開度θとエンジン回転速度NEとをパラメータとして推
定PBを表すデータマップを作成し、S4−1のステッ
プにおいて、その時点でのスロットル開度θとエンジン
回転速度NEとに対応する推定PBを検索する。尚、上
記したタイマの設定時間YTMは実PBが安定するのに
要する時間に合わせて設定されている。 【0019】上記の如く推定PBを求めると、次に、S
4−2のステップで実PBと推定PBとを比較し、推定
PBが実PB以下であれば、S4−3のステップで推定
PBとエンジン回転速度NEとからエンジントルクTQ
ENGをマップ検索し、実PBが推定PBを下回ったと
きは、S4−4のステップで実PBとエンジン回転速度
とからエンジントルクTQENGをマップ検索する。
尚、S4−3とS4−4のステップで求めるエンジント
ルクTQENGは、結局、実PBから推定されるエンジ
ントルクと、推定PB、即ち、スロットル開度から推定
されるエンジントルクとのうち小さい方のエンジントル
クになる。このようにしてエンジントルクTQENGを
求めた後、S4−5のステップでTQENGに前後進切
換機構6の減速比GRを乗算してドライブプーリ50の
伝達トルクTQDRを算出する。 【0020】次に、S4−6のステップでドライブプー
リ50の回転速度NDRが所定速度YNDR以下か否か
を判別する。YNDRは、ドライブプーリ50が低回転
であると、ドライブプーリ50の回転速度NDRやドリ
ブンプーリ51の回転速度NDNの検出精度が悪くなっ
て、無段変速機構5の減速比GBR(=NDR/ND
N)を正確に算出できなくなることを考慮したものであ
り、減速比の算出精度を確保できるNDRの下限値に設
定されている。そして、NDR≦YNDRであれば、S
4−7のステップでドリブンプーリ51の伝達トルクT
QDNをTQDRに最大減速比YLOWを乗算した値に
設定し、NDR>YNDRであれば、S4−8のステッ
プでTQDNをTQDRにその時点で計測された減速比
GBRを乗算した値に設定する。 【0021】以上の如くしてTQDR、TQDNを設定
すると、S4−9のステップでTQDRに対応するドラ
イブプーリ50の側圧PDRと、TQDNに対応するド
リブンプーリ51の側圧PDNとを算出し、第1と第2
のリニアソレノイド弁151,152に対しPDR,PD
Nの油圧指令を出力する。 【0022】以上の制御によれば、エンジン停止状態か
らの発進当初、実PBが大気圧に近い大きな値になって
も、S4−2のステップで実PB≧推定PBと判定され
て、TQENGは推定PBに対応する比較的小さな値に
設定され、プーリ側圧が実際の伝達トルクに比し過大に
なることが防止される。また、実PBが安定する領域に
なって、実PB<推定PBと判定されれば、TQENG
は実PBに対応する値に設定され、そのため、推定PB
を安全率を掛けて大きめに設定しておいても、プーリ側
圧を適切に制御できる。 【0023】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、エンジン停止状態からの発進時にプーリ側圧
が過大になることを防止でき、プーリやベルトの耐久性
が向上すると共に、フリクションロスが低減して燃費性
も向上する。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明で制御する無段変速機構を具備する変
速装置の一例を示すスケルトン図 【図2】 図1の変速装置の油圧回路を示す図 【図3】 プーリ側圧の全体的な制御プログラムを示す
フローチャート 【図4】 プーリ側圧の発進モードでの制御プログラム
を示すフローチャート 【図5】 エンジン始動時の吸気管内圧PBの変化を示
すグラフ 【図6】 吸気管内圧の推定値(推定PB)のデータマ
ップを示すグラフ 【符号の説明】 1 エンジン 5 無段変速機構 50 ドライブプーリ 51 ドリブンプーリ 20 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // F16H 59:24 F16H 59:24 59:42 59:42 59:74 59:74 101:02 101:02 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48 F02D 29/00 - 29/06 F02D 41/00 - 45/00 F16H 9/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 停車時に所定条件下でエンジンを自動的
    に停止するようにしたアイドル運転停止車両の変速装置
    に設けるベルト式無段変速機構のドライブプーリとドリ
    ブンプーリとに付与するプーリ側圧を制御する装置にお
    いて、 エンジン停止状態からの発進時、エンジンの吸気管内圧
    から推定されるエンジントルクと、エンジンのスロット
    ル開度から推定されるエンジントルクとのうち小さい方
    のエンジントルクに基づいてプーリ側圧を制御する、 ことを特徴とするアイドル運転停止車両における無段変
    速機のプーリ側圧制御装置。
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