JP3532427B2 - 相変化光記録媒体 - Google Patents

相変化光記録媒体

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JP3532427B2 JP32337398A JP32337398A JP3532427B2 JP 3532427 B2 JP3532427 B2 JP 3532427B2 JP 32337398 A JP32337398 A JP 32337398A JP 32337398 A JP32337398 A JP 32337398A JP 3532427 B2 JP3532427 B2 JP 3532427B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光を照射することに
より情報の記録、再生、消去が可能な相変化光記録媒体
及び光記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】光記録媒体は、大容量性、高速アクセス
性、媒体可搬性を兼ね備えた大容量記憶媒体として昨今
のパーソナルコンピュータシステムに採用されている。
光記録媒体には光磁気記録媒体や相変化光記録媒体等が
あるが中でも相変化光記録媒体はシンプルな記録原理を
有するものであり、情報の記録、再生、消去が可能な書
き換え型光記録媒体である。この相変化光記録媒体は単
一ビームでのオーバーライトが可能であり、かつそれに
用いる光学系も単純化できることから近年実用化されて
いる。
【0003】従来の相変化型光記録媒体の部分断面図を
図7に示す。図7の相変化光記録媒体は、透明な基板1
上にカルコゲン化合物からなる記録層3と、記録層の直
上及び直下に設けられた透明な保護層2、2´と、記録
層の基板側とは反対側に設けた、金属からなる反射層4
とを備えた四層構造を有している。反射層は基板側から
照射されるレーザを反射させるとともに冷却層を兼ねた
ものである。透明基板1にはアドレス部とデータ部がプ
リフォーマットされている。(図示せず) その記録再生原理は、まず基板1側から半導体レーザを
記録層3に照射して記録部位を非晶質−結晶質と結晶状
態を変化させて情報を記録し、再生時は記録部位と非記
録部位との結晶状態の違いによる反射率の違いを記録情
報として読み取るものである。
【0004】さらに具体的に説明すると、記録時には記
録層に比較的高出力で短パルスのレーザビームを照射し
て記録部位を融点以上までに加熱した後、冷却して非晶
質化させる。また消去時には記録層に記録時よりも低出
力・体パルスのレーザビームを照射して結晶化温度以上
融点未満に保持させて結晶化する。
【0005】このような相変化型光記録媒体は現在一部
実用化されているが未だ解決すべき幾つかの課題があ
る。
【0006】まず、高転送速度を確保するためのディス
クの高線速化に対応する媒体とすることが課題の一つで
ある。例えばディスクの線速が6m/sである場合にお
いては細密パターンである3Tマークを記録するための
半導体レーザ照射時間は20ns〜30nsである。し
かし線速が12m/sの場合は半分の10〜15nsと
なる。このように照射時間が短くなっても媒体において
は記録部位と非記録部位との間で十分な結晶質−非晶質
の状態変化を生じる必要がある。
【0007】このような短い照射時間で記録層に非晶質
マークを形成するには、短時間で記録層を融点以上に昇
温させるため蓄熱構造が必要となる。そこで記録層から
冷却層である反射層までの間隔を広げたり、反射層自体
の熱伝導率を小さくするために膜厚を薄くするなどの試
みがなされている。しかしながら反射層は本来光学的な
反射を目的としており、膜厚を薄くすると反射が十分で
なくなり、かえって非晶質化しにくくなり結晶部と非晶
質部のコントラストが小さくなり、CNR (Carrier
to Noise Ratio)の低下につながる。
【0008】したがって、高CNRを有したままディス
クの高線速化に対応するためには、半導体の光に体して
高反射率を有し、かつ十分な蓄熱構造を有する反射膜を
有する相変化光記録媒体が必要となるが、このような相
変化光記録媒体は未だ得られていない。
【0009】一方、相変化光記録媒体に求められている
別の課題は記録密度のさらなる向上である。その実現方
法の一つとしてランド・グルーブ記録が試みられてい
る。
【0010】通常、媒体に半導体の光を所望のトラック
に沿って誤りなく走査させるためには基板にあらかじめ
凸部(ランド部)と凹部(グルーブ部)が設けられてお
り、半導体レーザの光がそのランド部とグルーブ部によ
る段差を横切ろうとする際に検出されるトラッキングエ
ラー信号を利用して適切なトラッキングを行い半導体の
光を正しく走査させている。
【0011】前述のランド・グルーブ記録とはこのラン
ド部とグルーブ部の両方に情報を記録し、記録密度を最
大限に高めるものである。
【0012】しかしながらランド部とグルーブ部の両方
に同一条件で記録マークの形成または消去を行うと、記
録あるいは消去時にランド部とグルーブ部に位置する記
録層が経験する温度履歴が異なってしまい、均一な記録
マークが形成できず、ひいては均一に消去できなくなる
という問題点があった。
【0013】図8はランド部とグルーブ部を記載した従
来の相変化光記録媒体の部分断面図である。図8の相変
化光記録媒体は基板11上に記録層13と、記録層の直
上及び直下に設けられた透明な保護層12、12´、記
録層の基板側とは反対側に設けた、金属からなる反射層
14を備えた四層構造を有している。
【0014】このような媒体に半導体光が照射された場
合、ランド部及びグルーブ部の中心付近は互いにほぼ近
い温度履歴を経る。
【0015】しかしながらランド部とグルーブ部の境目
(トラック端)に近づくほど温度履歴の違いが現れる。
すなわち誘電体からなる保護層12、12´と基板11
との熱伝導率が小さいのに対し金属からなる反射層14
の熱伝導率は高いので熱流は反射層14に向かって流れ
る。特にランド部の記録膜のトラック端近傍から反射層
までの最短距離tはグルーブ部上の記録膜のトラック
端近傍から反射層までの最短距離tより短い。そのた
めランド部の熱はグルーブ部の熱よりも逃げやすくな
る。
【0016】このようにランド部とグルーブ部では半導
体レーザを受けたときに経る熱履歴が異なるため、結果
としてランド部とグルーブ部ではマーク列の大きさの違
い、形状の違い、又は消去した場合の消去率の違いが現
れる。特にランド部に記録する条件でグルーブ部に記録
を行うと、熱の広がりが少ないためトラックの幅方向の
温度が不均一になり、消去時にはトラック全幅にわたる
消去ができにくくトラック端の消し残りが問題となる。
【0017】したがって、ランド・グルーブ記録を行い
記録密度を高めるためにはランド部とグルーブ部が共に
同一条件で記録・消去を行っても良好な記録・消去特性
を呈する相変化光記録媒体が求められていた。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みてなされたもので、本発明の第1の課題はディスク
を高線速化しても高CNRを保持し、高転送速度と高密
度記録が可能な相変化光記録媒体を提供することを目的
とする。
【0019】また、本発明の第2の課題は、記録及び消
去時においてランド部とグルーブ部の両方が経る熱履歴
をほぼ等しくして、ランド部とグルーブ部で同一条件に
て記録・消去を行っても良好な記録消去特性を呈する高
記録密度の光記録媒体を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、光照射の
強度に応じて結晶状態が可逆的に変化する記録層と;記
録層に積層された反射部とを備えた相変化記録媒体にお
いて;反射部は、記録層側に形成された金属層と、半導
体又は絶縁体層を備えた積層体であることを特徴とする
相変化光記録媒体である。
【0021】第2の発明は、光照射により惹起される状
態変化を利用してランド部及びグルーブ部にて情報の記
録及び消去を行う光記録媒体において;該光記録媒体
は、基板と;基板上に形成され、光照射の強度に応じて
状態が可逆的に変化する記録層と;基板と記録層の間に
設けられた第1の熱伝導性膜と;記録層の、基板とは反
対側に積層された第2の熱伝導性膜を備え;かつ下記式
(1)、式(2)、式(3)のうちの少なくとも1つを
満たすことを特徴とする光記録媒体である。 │d1−d2│/(d1+d2)<0.2 (1) │t1−t2│/(t1+t2)<0.2 (2) (t1/k1−t2/k2)/(t1/k1+t2/k2)<0.3 (3) (但しd1は第1の熱伝導性膜の膜厚、d2は第2の熱
伝導性膜の膜厚、t1は記録層のグルーブ部端部から第
1の熱伝導性膜までの最短距離、t2は記録層のランド
部端部から第2の熱伝導性膜までの最短距離、k1は記
録層のグルーブ部端部と第1の熱伝導性膜の間の材料の
熱伝導率、k2は記録層のランド部端部と第2の熱伝導
性膜の間の材料の熱伝導率) 第1の発明は、第1の課題に対してなされたもので、第
1の発明によれば記録層に積層された反射部は、記録層
側に形成された金属層と、半導体又は絶縁体層との少な
くとも2層の積層構造を有し、記録層側に形成された金
属層により半導体レーザ入射光の光学的反射を担い、半
導体又は絶縁体層によって短時間で記録層における結晶
質−非晶質間の状態変化に必要な温度以上に昇温させる
ための蓄熱を担うため、ディスクを高線速化して高い半
導体レーザの照射を短パルス化しても高いCNRを有す
る相変化光記録媒体を提供することができる。また、デ
ィスクを高線速化しても高い有効消去率を維持すること
も可能である。結果として高転送速度と高密度記録可能
な相変化光記録媒体を提供することができる。
【0022】第2の発明は、第2の課題に対してなされ
たもので、第2の発明によれば、熱伝導性膜を記録層の
上下に付け、その膜厚、ランド部及びグルーブ部の記録
層端部から熱伝導性膜までの距離及び熱伝導率をある関
係を満たす設計にすることによりランド部とグルーブ部
の熱履歴をほぼ同じくすることができ、ランド部及びグ
ルーブ部共に同一条件で記録・消去を行った場合であっ
ても良好な記録・消去特性を示し、結果として高密度光
記録媒体を提供できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、第1の発明をさらに詳細に
説明する。
【0024】図1は第1の発明の相変化光記録媒体の一
例を示す断面図である。
【0025】図1の相変化光記録媒体においては基板1
と、保護層2、2´と、記録層3と、反射部7を備えて
いる。反射部7は記録層3側に設けられた金属層5と、
半導体又は絶縁体層6とが積層されている。
【0026】記録層は、光照射により結晶状態と非晶質
状態との間の相変化が可逆的になされる材料により構成
される。その材料としてはカルコゲン系の金属化合物、
例えばGeSbTe系、AgInSbTe系、InSb
Te系化合物のいずれか又はこれらの混合物さらにそれ
らにCr、V、N等を適宜微量添加した記録層材料とし
て従来より公知の材料を用いることができる。特にGe
SbTe系化合物が好ましい。記録層の膜厚は5nm以
上30nm以下であることが望ましい。
【0027】基板は相変化光記録媒体の構成要素を物理
的に支持するためのものであり、材料としてはガラス、
ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂などの基板材料と
して従来より公知の材料を用いることができる。基板の
膜厚は500μm以上1300μm以下であることが望
ましい。
【0028】保護層は透明な誘電体材料からなり記録層
の直上又は直下またはその両方に設けられるものであ
り、原理上無くてもよいが設けた方が実用上望ましい。
【0029】保護層の材料としてはZnS、SiO
SiO、Ta、Al、AlN、ZrO
TiO、MgO、GeO、Si、ZnS、Z
nTe、BNのいずれかまたはこれらの混合物など、保
護層材料として従来より公知の材料を用いることができ
る。保護層2の膜厚は50nm以上300nm以下であ
ることが望ましい。
【0030】第1の発明の反射部は記録層3に対して
基板1とは反対側に積層される。反射部は記録層3側
に設けられている金属層5と、半導体又は絶縁体層6を
備えている。
【0031】反射部の金属層の熱伝導率は半導体又は絶
縁体層よりも大きい必要がある。金属層の熱伝導率は半
導体又は絶縁体層の10倍以上であることが好ましく、
より好ましくは100倍以上であると蓄熱特性が特に優
れ、高CNRを達成する上で望ましい。
【0032】金属層の材料はAl、Au、Ag、Cu等
あるいはこれらの元素を主成分とする合金など熱伝導性
が高く光学的反射率の高い材料が望ましい。具体的には
Al合金またはAuが光学的反射率が高くまた化学的安
定性が高く好ましい。
【0033】また半導体または絶縁体層は消衰係数kが
0.5以下の材料を用いると照射光が有効利用される点
で望ましい。具体的にはSi、Zn、Al、Ta、T
i、Co,Zr、Pb、Ag、Zn、Sn、Ca、C
e、V、Cu、Fe、Mgから選ばれる少なくとも1種
の元素の酸化物、窒化物、硫化物あるいは弗化物及びこ
れらの化合物の複合化合物が挙げられる。特に好ましく
はSiO、ZnS、ZnO、CeO、Siとこ
れらの複合物が挙げられる。それは低熱伝導率と高屈折
率を両立できるからである。
【0034】金属層の膜厚は10nm以上50nm以下
であると好ましい。それは記録層の蓄熱効果が得られる
からである。
【0035】また半導体又は絶縁体層の膜厚は金属層の
膜厚によって任意に決められ、光学計算により結晶−非
晶質の反射率差が最大となるように選ばれる。
【0036】反射部は金属層と半導体または絶縁体層を
少なくとも1層ずつ備えていれば良いが、金属層あるい
は半導体又は絶縁体層を複数層備え、交互に積層したも
のであってもよい。このとき複数層の金属層あるいは半
導体又は絶縁体層はそれぞれ同じ材料であっても異なる
材料であってもよい。また、最外層は金属層でも半導体
又は絶縁体層でも構わない。
【0037】図2に第1の発明の相変化光記録媒体の別
の例を示す部分断面図を示す。図2中の数字は図1と同
様である。図2示すごとく反射部7において半導体又は
絶縁体層6を介して金属層5がn層(nは整数)積層さ
れた場合、第1層からn−1層までの金属層の膜厚はそ
れぞれ50nm以下とし、第n層の金属層すなわち最外
層の金属層の膜厚は50nm以上100nm以下とする
ことが光を透過させないため好ましい。半導体又は絶縁
体層の膜厚は光学計算により任意に決められる。
【0038】第1の発明に係る反射部は他の層と同様に
一般的な物理蒸着法で形成することができる。RF/D
Cスパッタ法をはじめ、電子ビーム蒸着法、抵抗加熱蒸
着法、分子線エピタキシー(MBE)法等あらゆる成膜
法で形成できる。反射部の熱伝導率は成膜プロセスによ
ってもある程度制御することができる。例えばRFスパ
ッタ法で成膜した後、膜の表面をバイアススパッタして
表面モフォロジーを改質することによりある程度熱伝導
率を変化させることができる。
【0039】第1の発明においては上記した1〜4の各
層の他にも適宜必要な機能を有する層を有していて構わ
ない。
【0040】例えば、記録層と基板との間にAu、A
g、Si、Cu等の金属からなる光学干渉の機能を有す
る層を設けてもよい。それにより非晶質に対する結晶の
光吸収率比Ac/Aaを1.0以上にしてオーバーライ
トジッターを低減する効果が得られ望ましい。
【0041】また、同様の効果は記録層と反射層との間
にGeとSiから選ばれる少なくとも1種以上からなる
層を挿入しても得られる。
【0042】また、反射部の最も外側には接着層を介し
て対向基板を貼りあわせるかレーベルを貼り付けてもよ
い。
【0043】次に、第2の発明を説明する。
【0044】図3は第2の発明の光記録媒体の1例を示
す断面図である。
【0045】図3の光記録媒体においては基板11と、
保護層12、12´と、記録層13と、第1の熱伝導性
膜15と第2の熱伝導性膜16を備えている。
【0046】第2の発明は相変化光記録媒体のみなら
ず、ランド部とグルーブ部の両方に記録を行う光記録媒
体に適用することができる。例えば光磁気記録媒体等に
も適用できる。
【0047】光記録媒体が相変化光記録媒体である場合
には記録層は、光照射により結晶状態と非晶質状態との
間の相変化が可逆的になされる材料により構成される
が、その材料としてはカルコゲン系の金属化合物、例え
ばGeSbTe系、AgInSbTe系、InSbTe
系化合物のいずれか又はこれらの混合物さらにそれらに
Cr、V、N等を適宜微量添加した記録層材料として従
来より公知の材料を用いることができる。特にGeSb
Te系化合物が好ましい。
【0048】光記録媒体が光磁気記録媒体の場合には記
録層の材料としては希土類−遷移金属合金、例えばTb
FeCo系、GdTbFeCo系の材料を用いることが
できる。記録層の膜厚は5nm以上30nm以下である
ことが望ましい。
【0049】基板は第1の発明の説明に記載したものと
同様の材料及び構成が適用できる。
【0050】保護層は第1の発明の説明に記載したもの
と同様の材料及び構成が適用できる。
【0051】第1の熱伝導性膜は、記録層と基板との間
に積層される。第2の熱伝導性膜は記録層に対して基板
とは反対側に積層される。第2の熱伝導性膜は反射層と
しての作用を示すものである。
【0052】第1及び第2の熱伝導性膜の材料としては
Al、Au、Ag、Cu等の金属あるいはAl、Au、
Ag、Cu等の元素を主成分とする合金、Si、Ge、
SbあるいはSi、Ge、Sb等の元素を主成分とする
合金等の半導体などが誘電体に比較して熱伝導性が高く
望ましい。具体的にはAu、Ag、Cu、Si、Ge及
びそれらの少なくとも1種を主成分とする合金が光学定
数と熱定数のバランスの点で好ましい。
【0053】第2の発明においては式(1)、式
(2)、式(3)の少なくとも一つを満たすものであれ
ば良い。但しd1は第1の熱伝導性膜の膜厚、d2は第
2の熱伝導性膜の膜厚、t1は記録層のグルーブ部端部
から第1の熱伝導性膜までの最短距離、t2は記録層の
ランド部端部から第2の熱伝導性膜までの最短距離、k
1は記録層のグルーブ部端部と第1の熱伝導性膜の間の
材料の熱伝導率、k2は記録層のランド部端部と第2の
熱伝導性膜の間の材料の熱伝導率を示す。(なおt1、
t2については図3に図示。)式(1)において│d1
−d2│/(d1+d2)の値が0.2未満であると上
下方向の熱流のバランスが取れ、ランド部の記録時、グ
ルーブ部記録時ともに幅、長さのそろったマークが形成
でき、最適記録パワーをそろえることができる。
【0054】│d1−d2│/(d1+d2)の値はよ
り好ましくは0.15未満の範囲であることがあること
がより好ましい。この範囲であると上記に加えより幅の
揃ったマーク列となり、最適消去パワーをランド部とグ
ルーブ部でそろえることができ、とくにオーバーライト
ジッタの点で好ましい。
【0055】式(2)において│t1−t2│/(t1
+t2)の値が0.2未満であると記録層のグルーブ部
のトラック部の端部から第1の熱伝導性膜までの最短距
離t1が小さくなるため熱が広がりやすくグルーブ部に
記録した場合もトラック全体にわたる消去が行いやす
い。また記録層のランド部の端部から第2の熱伝導性膜
までの最短距離t2が小さくなるため熱が広がりやす
く、ランド部に記録した場合もトラック幅全体にわたる
消去が起こりやすくなる。
【0056】式(2)において│t1−t2│/(t1
+t2)の値はより好ましくは0.15未満の範囲であ
ることがより好ましい。この範囲であるとランド部記録
とグルーブ部記録の最適消去パワーをそろえることがで
きる。
【0057】式(3)において(t1/k1−t2/k
2)/(t1/k1+t2/k2)の値が0.3未満で
あると光学的な条件を満足するため上下の膜厚d1、d
2に差が大きい場合でも実質的にグルーブ部、ランド部
共にどちらの熱条件も等しくすることができる。
【0058】(t1/k1−t2/k2)/(t1/k
1+t2/k2)の値はより好ましくは0.2未満の範
囲であることがあることがより好ましい。この範囲であ
ると記録マークの長さ、幅をランド部とグルーブ部で揃
えることができ、最適記録パワー、最適消去パワーを一
致させることができる。
【0059】第2の発明に係る第1及び第2の熱伝導性
膜は他の層と同様に一般的な物理蒸着法で形成すること
ができる。RF/DCスパッタ法をはじめ、電子ビーム
蒸着法、抵抗加熱蒸着法、分子線エピタキシー(MB
E)法等あらゆる成膜法で形成できる。反射部の熱伝導
率は成膜プロセスによってもある程度制御することがで
きる。例えばRFスパッタ法で成膜した後、膜の表面を
バイアススパッタして表面モフォロジーを改質すること
によりある程度熱伝導率を変化させることができる。
【0060】第2の発明においては上記した1〜4の各
層の他にも第1の発明の説明にて記載したような適宜必
要な機能を有する層を有していて構わない。
【0061】
【実施例】(実施例1〜実施例2、比較例1)図1に実
施例1に係る相変化光記録媒体の部分断面図を示す。本
実施例の相変化光記録媒体は以下のようにして製造し
た。まず成膜装置内で5×10-4(Pa)まで排気した
条件で、ZnS−SiOターゲットにRF電力500
Wを印加することにより0.6mm厚のポリカーボネー
ト(PC)製の基板1上に保護層2として50nm膜厚
のZnS−SiO層を形成した。
【0062】次にGeSbTeターゲットにRF
電力500Wを印加して前記保護層2上に20nmの記
録層3を形成し、さらに前記記録層3上にZnS(8
0)−SiO(20)ターゲットにRF電力500W
を印加して30nmの保護層2´を形成した。
【0063】さらに反射部7として金属層5及び絶縁体
層6を形成した。AuターゲットにDC電力200Wを
印加して前記保護層2´上に金属層5として50nmの
Au層を形成した。さらにZnS−SiOターゲット
にRF電力500Wを印加することにより絶縁体層6と
して膜厚130nmのZnS−SiO層を形成した。
以上のようにして得られた相変化光記録媒体を実施例1
とする。
【0064】またさらに実施例1の相変化光記録媒体の
絶縁体層6上にAuターゲットにDC電力200Wを印
加して50nmのAu層を設けた相変化光記録媒体を実
施例2とする。
【0065】また、比較例1として実施例1の相変化光
記録媒体の金属層5及び絶縁体層6のかわりに20nm
膜厚のAu層を反射膜として形成した以外は実施例1と
同様にして相変化光記録媒体を得た。実施例1、実施例
2及び比較例1の各相変化光記録媒体の構成を表1に示
す。
【表1】 上記実施例1、2及び比較例1の相変化光記録媒体に0.
6mm厚のダミーPC基板を張り合わせて評価に供し
た。評価条件は表2に示す通りである。
【表2】 評価は、一定の線速度の際の初期化前(非晶質状態)、
初期化後(結晶化状態)の反射率を測定し、また細密マ
ークのCNRを測定した。各相変化光記録媒体の特性を
表3に示す。
【表3】 表3より明らかなように第1の発明に係る相変化光記録
媒体はディスクを高線速化しても結晶部と非晶質部にお
ける反射率比が高く高CNRを有していることが明らか
である。
【0066】(実施例3、比較例2)実施例1と各層の
構成を変えて実施例3及び比較例2相変化光記録媒体を
形成した。但しAlはRF1000Wにて、Zn
S−AlはRF500Wにて成膜した。実施例3
及び比較例2の相変化光記録媒体の構成を表4に示す。
【表4】 実施例3及び比較例2においては保護層と基板との間に
Au金属膜を設けた。これにより逆極性の相変化光記録
媒体となる。
【0067】上記実施例3及び比較例2の相変化光記録
媒体に0.6mm厚のダミーPC基板を張り合わせて評
価に供した。評価条件は実施例1と同様である。評価
は、線速度を変化させ、細密マークのCNRを測定し
た。各相変化光記録媒体の特性を図4に示す。
【0068】第1の発明に係る反射部を有する実施例3
の媒体は15m/sの高線速まで52dB以上の高いC
NRを維持しているのに対して、従来型の比較例2の媒
体は線速6m/s以上でCNRの低下が著しい。このよ
うに第1の発明を用いれば高線速下においても高いCN
Rを維持することができる。 (実施例4〜実施例5)実施例1と各層の構成を変えて
実施例4及び実施例5の相変化光記録媒体を作製した。
但しZnS−ZnOはRF1000Wにて成膜した。A
lMoはRF1000Wにて成膜した。実施例4及び実
施例5の相変化光記録媒体の構成を表4に示す。
【表5】 実施例3及び比較例2においては保護層と基板との間に
Si膜又はAu金属膜を設けた。これにより逆極性の相
変化光記録媒体となる。
【0069】上記実施例4及び実施例5の相変化光記録
媒体に0.6mm厚のダミーPC基板を張り合わせて評価に
供した。評価条件は実施例1と同様である。評価は、線
速度を変化させ、細密マークのCNR及びいったん書き
込んだマークを消去し、消去率を測定した。実施例4の
相変化光記録媒体の特性を図5に示す。実施例5の相変
化光記録媒体の特性を図6に示す。
【0070】第1の発明に係る反射部を有する実施例4
の媒体は8m/s以上でも52dB以上のCNRと30
dB前後の有効消去率が得られている。実施例5の媒体
は線速8m/s以上であっても53dB以上のCNRと
25dB以上の有効消去率が得られている。このように
第1の発明を用いれば高線速下においても高いCNR及
び有効消去率を維持することができる。 (実施例6〜実施例8、比較例3〜比較例5)図3に実
施例6に係る相変化光記録媒体の部分断面図を示す。本
実施例の相変化光記録媒体は以下のようにして製造し
た。まず、直径120mm、0.6mm厚のポリカーボ
ネート(PC)製の基板11を用意した。基板11には
ランド部及びグルーブ部が設けられておりトラック幅は
共に0.6μm、グルーブ部の深さは70nmであっ
た。この基板11にはまず第1の熱伝導性膜15として
膜厚30nmのSi半透明膜、次に保護層12として膜
厚10nmのZnS(80)−SiO(20)層、次
に記録層13として次に膜厚20nmGeSbTe
層、さらに前記記録層3上に保護層2´として膜厚90
nmのZnS(80)−SiO(20)層、最後に第
2の熱伝導性膜16として40nmのAl層を形成し
た。以上のようにして得られた相変化光記録媒体を実施
例6とする。
【0071】実施例6の相変化光記録媒体の光学的な設
計値はRc(結晶状態の反射率)=1%、Ra(非晶質
状態の反射率)=16%、Ac(結晶状態のときの記録
層による吸収率)/Aa(非晶質状態のときの記録層に
よる吸収率)=1.3の典型的な吸収率調整形Low
to High構造である。また結晶部と非晶質部の反
射光の位相差はゼロに調整された膜構造である。
【0072】各層の形成はマグネトロンスパッタリング
法を用い、スパッタガスは純Arガス、ガス圧力として
0.67Pa、ターゲットへの投入パワーは、 ZnS
(80)−SiO(20)層が500W、Au層が1
50Wとした。基板は無バイアスであった。実施例6の
相変化光記録媒体の構成を表6に示す。
【表6】 また、実施例6と層構成を変えて実施例7、実施例8及
び比較例3〜比較例5の相変化光記録媒体を作製した。
実施例7、実施例8及び比較例3〜比較例5の相変化光
記録媒体の構成を表6に併記する。
【0073】また、実施例6〜実施例8及び比較例3〜
比較例5の相変化光記録媒体の断面TEMをとり、記録
層のグルーブ部端部から第1の熱伝導性膜までの最短距
離t1、記録層のランド部端部から第2の熱伝導性膜ま
での最短距離t2を測定した。また、記録層のグルーブ
部端部と第1の熱伝導性膜の間の材料の熱伝導率k1、
記録層のランド部端部と第2の熱伝導性膜の間の材料の
熱伝導率k2を光交流法から求めた。第1の熱伝導性膜
の膜厚d1、第2の熱伝導性膜の膜厚d2、│d1−d
2│/(d1+d2)、及び│t1−t2│/(t1+
t2)、(t1/k1−t2/k2)/(t1/k1+
t2/k2)の値と併せて表7に示す。
【表7】 上記実施例6〜実施例8、比較例3〜比較例5の相変化
光記録媒体に0.6mm厚のダミーPC基板を張り合わせて
評価に供した。評価条件は表8に示す通りである。
【表8】 評価はまず、記録・消去のレーザ出力はランド部で最大
のCNR及びEER(Effective Erase Ratio(有効消
去比))が得られるよう設定した。ここでまずランド部
において細密マークである3Tの信号を印加した際のC
NRを測定した。また11Tの信号を10回オーバーラ
イトした後に、3T相当の信号レベルから11Tの消え
残りに相当する信号のレベルをさし引いてEERを測定
した。次にグルーブ部で同一条件で同様にCNR及びE
ERを測定した。実施例6〜実施例8、比較例3〜比較
例5の相変化光記録媒体の特性を表9に示す。
【表9】 表9より明らかなように第2の発明に係る相変化光記録
媒体はランド部及びグルーブ部共に同一条件で記録・消
去を行ってもCNR、EERのバランスが取れているこ
とが明らかである。
【0074】比較例3の相変化記録媒体はCNRのバラ
ンスか良いが、EERのバランスが取れていない。これ
は基板と反対側の熱伝導性膜の膜厚が基板側の熱伝導性
膜の膜厚に比較して厚すぎるため、記録膜が冷却される
際、基板から熱伝導性膜に向かう方向の、ディスク面と
垂直な熱流が優勢となり、ランド部及びグルーブ部共に
幅全体にわたる均一な冷却過程が実現できないことに起
因すると考えられる。
【0075】比較例4の相変化光記録媒体は記録層に関
して基板側に熱伝導性膜がない構成のため、記録層から
基板側方向に向かう放熱が期待できない。従って、グル
ーブ部端部からの熱拡散がランド部端部からに比較して
小さい。グルーブ部端部からもランド部と同様基板と反
対方向への放熱がありえるが、記録層から熱伝導性膜ま
での最短距離とランド部から熱伝導性膜までの最短距離
の比が大きく異なっている。また金属層でグルーブ部端
部から最近接の点はトラック端部の直上でありトラック
中心に近くビームの吸収で加熱される領域であるのに対
し、ランド部端部から最近接の点はトラック中心からよ
り離れており温度が低い。したがってより大きい温度差
があるため幅広い記録マークの消去には不利である。
【0076】比較例5の相変化光記録媒体はCNRのバ
ランスは良いが、EERのバランスが取れていない。こ
れは記録層のランド部が冷却される際、最近接の熱伝導
性膜迄の距離すなわちt1が長いため、ランドトラック
幅全体にわたる均一な加熱が行われていないことに起因
すると考えられる。
【0077】
【発明の効果】以上述べたごとく第1の発明によれば、
高線速動作にあっても高CNRを維持することができ、
結果として高転送速度と高密度記録可能な相変化光記録
媒体を提供することができる。
【0078】また、第2の発明によれば記録及び消去時
においてランド部とグルーブ部の両方が経る熱履歴をほ
ぼ等しくして、ランド部とグルーブ部で同一条件にて記
録・消去を行っても良好な記録・消去特性を呈する高記
録密度の光記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明に係る相変化光記録媒体の一例を示
す部分断面図。
【図2】第1の発明に係る相変化光記録媒体の一例を示
す部分断面図。
【図3】第2の発明に係る光記録媒体の一例を示す部分
断面図。
【図4】実施例3及び比較例2の相変化光記録媒体の特
性図。
【図5】実施例4の相変化光記録媒体の特性図。
【図6】実施例5の相変化光記録媒体の特性図。
【図7】従来の相変化光記録媒体を示す部分断面図。
【図8】従来の相変化光記録媒体を示す部分断面図。
【符号の説明】
1…基板 2…保護層 2´…保護層 3…記録層 4…反射層 5…金属層 6…半導体又は絶縁体層 7…反射部 11…基板 12…保護層 12´…保護層 13…記録層 14…反射層 15…第1の熱伝導性膜 16…第2の熱伝導性膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芦田 純生 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝 研究開発センター内 (56)参考文献 特開 平8−50739(JP,A) 特開 平5−101442(JP,A) 特開 平5−58046(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光照射の強度に応じて結晶状態が可逆的
    に変化する記録層と光を反射する反射部とを含む積層構
    を備えた相変化記録媒体において 前記 反射部は、前記記録層側に形成された金属層と、半
    導体又は絶縁体層との積層体であり、前記金属層あるい
    は前記半導体又は絶縁体層を複数層備え、交互に積層し
    たものであることを特徴とする相変化光記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記金属層の熱伝導率が前記半導体又は
    絶縁体層の熱伝導率の100倍以上である請求項1に記
    載の相変化光記録媒体。
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